特許5832479IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

測定対象ガス(被測定ガス)中の特定ガス濃度等を検出するためのセンサ素子や、そのセンサ素子を加熱する発熱体を備えたガスセンサ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、上述の様に、貴金属粒の粒径を小さくすると、センサ素子の製造時に、材料の焼結が促進され、リードが隙間の無い(或いは隙間の少ない)焼結体となってしまう。 そのため、例えば基準電極のリードの隙間が少なくなると、通気性が悪いので、基準源となる酸素を流通させることができず(例えば基準電極に溜めた酸素のガス抜きができず)、その結果、基準電極として機能することができなくなってしまう。 また、例えば発熱体のリードの隙間が少なくなると、通気性が悪いので、温度上昇に伴って発熱体内部のガス圧が上昇した場合は、内部ガス(酸素)と貴金属との反応が加速され、その結果、リードが断線して、早期故障に繋がる恐れがある。 なお、これとは別に、リードの表面に多孔質のカーボンパターンを形成して、通気量を多くする技術(特許文献3参照)もあるが、その場合には、構造が複雑になり、製造工程も多くなってしまう。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、リードに使用する材料中の貴金属粒を小さくして導電性を高めた場合でも、簡易な構造によって、基準電極や発熱体のリードにおいて高い通気性を確保することができるガスセンサを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

(1)本発明では、第1態様として、板状の固体電解質体と、該固体電解質体を挟んで当該固体電解質体上に形成された一対の電極と、を有する検出素子を備えるとともに、前記一対の電極のうち、一方の電極は、被測定ガスに接する検知電極であり、他方の電極は、酸素基準部として機能する基準電極であるガスセンサにおいて、前記基準電極には、前記固体電解質体の表面に沿って延設された多孔質の基準電極リードが接続されており・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1実施形態の空燃比センサを軸方向に沿って破断して示す説明図である。

【図2】第1実施形態におけるセンサ素子を示す斜視図である。

【図3】第1実施形態におけるセンサ素子を分解して示す斜視図である。

【図4】(a)は第1実施形態における基準電極部を拡大して示す平面図、(b)は(a)におけるA−A断面を示す断面図である。

【図5】(a)は第1実施形態におけるヒータを拡大して示す平面図、(b)は(a)におけるB−B断面を示す断面図である。

【図6】第2実施形態の空燃比センサを軸方向に沿って破断して示す説明図である。

【図7】第2実施形態におけるセンサ素子を示す斜視図である。

【図8】第2実施形態におけるセンサ素子を分解して示す斜視図である。

【図9】(a)は第2実施形態における基準電極部を拡大して示す平面図、(b)は(a)におけるC−C断面を示す断面図である。

【図10】(a)は第2実施形態におけるヒータを拡大して示す平面図、(b)は(a)におけるD−D断面を示す断面図である。

【図11】実験例2における基準室形成電流の印加状態とセンサ出力との関係を示すグラフである。

【図12】発熱体と発熱体リードとの通気量比と、その通気量比における寿命劣化の状態を示す表である。

【図13】基準電極と基準電極リードとの通気量比を示す表である。

【図14】各リードの白金の焼結平均粒子径と、比抵抗の判定結果を示す表である。

【図15】各リードのアルミナの焼結平均粒子径と、密着性の判定結果を示す表である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1、201…空燃比センサ   7、207…センサ素子   71、271…検出素子   73、273…ヒータ部材   77、289、305…固体電解質体   87、331…検知電極   95、339…基準電極   97、341…基準電極リード   109、357…発熱体   111、113、359、361…発熱体リード

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