特許第5832495号(P5832495)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許5832495広告特定装置、広告情報のデータ構造、広告特定方法、及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5832495
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】広告特定装置、広告情報のデータ構造、広告特定方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/02 20120101AFI20151126BHJP
   G09F 19/00 20060101ALI20151126BHJP
【FI】
   G06Q30/02 150
   G09F19/00 Z
【請求項の数】7
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2013-192520(P2013-192520)
(22)【出願日】2013年9月18日
(65)【公開番号】特開2015-60330(P2015-60330A)
(43)【公開日】2015年3月30日
【審査請求日】2014年3月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100115749
【弁理士】
【氏名又は名称】谷川 英和
(74)【代理人】
【識別番号】100121223
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 悟道
(72)【発明者】
【氏名】宇野 秀平
(72)【発明者】
【氏名】石川 貴大
(72)【発明者】
【氏名】石川 直樹
【審査官】 梅岡 信幸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2002−092023(JP,A)
【文献】 特開2009−075181(JP,A)
【文献】 特開2009−199601(JP,A)
【文献】 特開2013−089080(JP,A)
【文献】 特開2013−109534(JP,A)
【文献】 特開2004−038370(JP,A)
【文献】 波多野 仁 JINN HATANO,固定・携帯連携TV視聴を実現するメディア流通システム,NTT技術ジャーナル 第17巻 第6号,日本,社団法人電気通信協会,2005年 6月 1日,第10-13頁
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−50/34
G09F 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
広告を識別する広告識別子と、クエリに依存しない前記広告のスコアであるスタティックスコアと、当該スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上有している情報であり、前記スタティックスコアでソートされている情報である広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、
キーワードと、当該キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段と、
ロジック識別子を受け付けるロジック識別子受付手段と、
前記広告情報において、前記ロジック識別子受付手段が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する特定手段と、
1以上のキーワードを含むクエリを受け付けるクエリ受付手段と、
前記クエリ受付手段が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、当該転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、当該広告識別子で識別される広告の前記クエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、当該広告識別子を含む前記特定手段で特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、当該広告スコアの高い広告識別子を特定する広告特定手段と、
前記広告特定手段が特定した広告識別子を出力する出力手段と、を備えた広告特定装置。
【請求項2】
ロジック識別子を選択する選択手段をさらに備え、
前記ロジック識別子受付手段は、前記選択手段が選択したロジック識別子を受け付ける、請求項1記載の広告特定装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記クエリ受付手段が受け付けるクエリを入力したユーザの属性に応じて、ロジック識別子を選択する、請求項2記載の広告特定装置。
【請求項4】
前記選択手段は、広告の選択率の高いロジックに対応するロジック識別子を選択する、請求項2記載の広告特定装置。
【請求項5】
ロジック識別子受付手段と、特定手段と、クエリ受付手段と、広告特定手段と、出力手段とを備えた広告特定装置によって、広告スコアを算出するために用いられる広告情報のデータ構造であって、
当該広告情報のデータ構造は、
広告を識別する広告識別子と、当該広告のスコアであり、クエリに依存しないスコアであるスタティックスコアと、当該スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上備え、
当該2以上のレコードは前記スタティックスコアでソートされており、
前記ロジック識別子受付手段が、ロジック識別子を受け付け、
前記特定手段が、前記広告情報において、前記ロジック識別子受付手段が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定し、
前記クエリ受付手段が、1以上のキーワードを含むクエリを受け付け、
前記広告特定手段が、キーワードと、当該キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段で記憶されている2以上の転置インデックスのうち、前記クエリ受付手段が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、当該転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、当該広告識別子で識別される広告の前記クエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、当該広告識別子を含む前記特定手段で特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、当該広告スコアの高い広告識別子を特定し、
前記出力手段が、前記広告特定手段が特定した広告識別子を出力する、広告情報のデータ構造。
【請求項6】
広告を識別する広告識別子と、クエリに依存しない前記広告のスコアであるスタティックスコアと、当該スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上有している情報であり、前記スタティックスコアでソートされている情報である広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、キーワードと、当該キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段と、ロジック識別子受付手段と、特定手段と、クエリ受付手段と、広告特定手段と、出力手段とを用いて処理される広告特定方法であって、
前記ロジック識別子受付手段が、ロジック識別子を受け付けるロジック識別子受付ステップと、
前記特定手段が、前記広告情報において、前記ロジック識別子受付ステップで受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する特定ステップと、
前記クエリ受付手段が、1以上のキーワードを含むクエリを受け付けるクエリ受付ステップと、
前記広告特定手段が、前記クエリ受付ステップで受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、当該転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、当該広告識別子で識別される広告の前記クエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、当該広告識別子を含む前記特定ステップで特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、当該広告スコアの高い広告識別子を特定する広告特定ステップと、
前記出力手段が、前記広告特定ステップで特定した広告識別子を出力する出力ステップと、を備えた広告特定方法。
【請求項7】
広告を識別する広告識別子と、クエリに依存しない前記広告のスコアであるスタティックスコアと、当該スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上有している情報であり、前記スタティックスコアでソートされている情報である広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、キーワードと、当該キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段とにアクセス可能なコンピュータを、
ロジック識別子を受け付けるロジック識別子受付手段、
前記広告情報において、前記ロジック識別子受付手段が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する特定手段、
1以上のキーワードを含むクエリを受け付けるクエリ受付手段、
前記クエリ受付手段が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、当該転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、当該広告識別子で識別される広告の前記クエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、当該広告識別子を含む前記特定手段で特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、当該広告スコアの高い広告識別子を特定する広告特定手段、
前記広告特定手段が特定した広告識別子を出力する出力手段として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、クエリに依存するスコアであるダイナミックスコアと、クエリに依存しないスコアであるスタティックスコアとを用いて広告を特定する広告特定装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、転置インデックス(Inverted Index)を用いた検索が行われている。また、その転置インデックスを用いた検索において、トップk個のドキュメントをランクセーフ(Rank Safe)に特定する手法が研究されている。そのような方法として、例えば、WANDや、BlockMaxWAND等が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】Shuai Ding、Torsten Suel、「Faster Top-k Document Retrieval Using Block-Max Indexes」、SIGIR '11 Proceedings of the 34th international ACM SIGIR conference on Research and development in Information Retrieval、p.993−1002、2011年
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
転置インデックスを用いた検索方法は、クエリに依存するスコアであるダイナミックスコアを算出することによって検索を行う方法であるが、広告の抽出(検索)においては、クエリに依存しないスコアであるスタティックスコアも用いて抽出を行うことがあった。そのスタティックスコアは、特に限定されないが、例えば、入札額に応じたスコアや、広告に含まれている単語の影響力の強さに応じたスコア等である。なお、そのようなスタティックスコアをWANDに導入すると、ダイナミックスコアのみでスキップを行うことができないため、著しく性能が劣化するという問題があった。そのような性能の劣化を回避するためにスタティックスコアをあらかじめソートすることが行われている。
【0005】
一方、スタティックスコアを各広告に付与するロジック(方法)としては、種々のものが存在する。したがって、その種々のロジックを用いて広告の抽出を行いたいという要望があったが、上述のように、スタティックスコアでソートする必要があるため、スタティックスコアの種類だけ、システムを用意する必要があった。すなわち、第1及び第2のスタティックスコアを用いた広告抽出を行う場合には、第1のスタティックスコアを用いたシステムと、第2のスタティックスコアを用いたシステムとを用意する必要があり、運用が煩雑になるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、2以上のロジックに応じたスタティックスコアを用いた場合でも、容易に広告の特定を行うことができる広告特定装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明による広告特定装置は、広告を識別する広告識別子と、クエリに依存しない広告のスコアであるスタティックスコアと、スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上有している情報であり、スタティックスコアでソートされている情報である広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、キーワードと、キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段と、ロジック識別子を受け付けるロジック識別子受付手段と、広告情報において、ロジック識別子受付手段が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する特定手段と、1以上のキーワードを含むクエリを受け付けるクエリ受付手段と、クエリ受付手段が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、広告識別子で識別される広告のクエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、広告識別子を含む特定手段で特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、広告スコアの高い広告識別子を特定する広告特定手段と、広告特定手段が特定した広告識別子を出力する出力手段と、を備えたものである。
【0008】
また、本発明による広告特定装置では、ロジック識別子を選択する選択手段をさらに備え、ロジック識別子受付手段は、選択手段が選択したロジック識別子を受け付けてもよい。
【0009】
また、本発明による広告特定装置では、選択手段は、クエリ受付手段が受け付けるクエリを入力したユーザの属性に応じて、ロジック識別子を選択してもよい。
【0010】
また、本発明による広告特定装置では、選択手段は、広告の選択率の高いロジックに対応するロジック識別子を選択してもよい。
【0011】
また、本発明による広告情報のデータ構造は、クエリに対応する広告の選択に用いられる広告スコアを算出するために用いられる広告情報のデータ構造であって、広告を識別する広告識別子と、広告のスコアであり、クエリに依存しないスコアであるスタティックスコアと、スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上備え、2以上のレコードはスタティックスコアでソートされているものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明による広告特定装置等によれば、1個のシステムにおいて、複数のロジックに応じたスタティックスコアを切り替えながら、広告の特定を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施の形態1による広告特定装置の構成を示すブロック図
図2】同実施の形態による広告特定装置の動作を示すフローチャート
図3】同実施の形態における広告識別子とスタティックスコアの一例を示す図
図4】同実施の形態における広告情報の一例を示す図
図5】同実施の形態における対応情報の一例を示す図
図6】同実施の形態における転置インデックスの一例を示す図
図7】同実施の形態による広告特定装置の構成を示すブロック図
図8】同実施の形態による広告特定装置の動作を示すフローチャート
図9】同実施の形態における属性とロジック識別子との対応の一例を示す図
図10】同実施の形態における属性とロジック識別子との対応の一例を示す図
図11】同実施の形態における選択率とロジック識別子との対応の一例を示す図
図12】同実施の形態におけるコンピュータシステムの外観一例を示す模式図
図13】同実施の形態におけるコンピュータシステムの構成の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明による広告特定装置について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素及びステップは同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。
【0015】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による広告特定装置について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態による広告特定装置は、1個のシステムにおける広告の特定において、複数のロジックに応じたスタティックスコアの容易な切り替えを実現するものである。なお、広告の特定とは、広告引当のための広告の特定である。
【0016】
図1は、本実施の形態による広告特定装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態による広告特定装置1は、広告情報記憶手段11と、転置インデックス記憶手段12と、ロジック識別子受付手段13と、特定手段14と、クエリ受付手段15と、広告特定手段16と、出力手段17とを備える。
【0017】
広告情報記憶手段11では、2以上のレコードを有する情報である広告情報が記憶される。そのレコードには、広告を識別する広告識別子と、その広告のスタティックスコアと、そのスタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とが含まれている。スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とは、そのスタティックスコアの付与に用いられたロジックを識別するロジック識別子である。また、その広告情報において、2以上のレコードは、スタティックスコアでソートされている。そのソートは、通常、降順である。また、スタティックスコアとは、クエリに依存しないスコアであり、例えば、広告の入札額や、広告の影響力の強さ等に応じたスコアである。具体的には、入札額の高い広告に対応するスタティックスコアは、高い値に設定されていてもよい。また、影響力の強い広告に対応するスタティックスコアは、高い値に設定されていてもよい。入札額の高い広告や影響力の強い広告がより特定されやすくするためである。ロジックは、スタティックスコアを付与する方法である。例えば、入札額を重視したロジックで付与されたスタティックスコアと、影響力を重視したロジックで付与されたスタティックスコアとは通常、異なったスコアとなる。なお、各広告には、通常、2以上のロジックに応じたスタティックスコアがそれぞれ付与されているものとする。したがって、ロジック数がN個であり、広告数がM個である場合には、通常、広告情報にN×M個のレコードが含まれていることになる。また、広告識別子は、広告を識別できるのであれば、どのような情報であってもよい。後述するように、広告特定手段16によってWAND等の高速なトップkの特定(抽出)を可能とするため、広告識別子は、昇順にソートされていることが好適である。特に、1番目のレコードから順番に、1,2,3,…というように、1ずつインクリメントされる値の付与されていることが好適である。なお、そのような広告識別子のことを「DocID」と呼ぶこともある。そのDocIDは、スタティックスコアでソートされた後に振り直されるため、DocIDである広告識別子と、オリジナルの広告識別子とを対応付ける情報が存在してもよい。DocIDである広告識別子は、テンポラリの識別子であって、変わりうるものであるが、オリジナルの広告識別子は、本来の識別子であって、通常、変わらないことが好適である。オリジナルの広告識別子は、例えば、広告のデータ等のハッシュ値等であってもよい。本実施の形態では、そのオリジナルの広告識別子を「アドID」と呼ぶこともある。したがって、アドIDとDocIDとを対応付ける情報である対応情報が図示しない記録媒体で記憶されていてもよい。なお、通常、1個の広告には、ロジック数「N」に応じたスタティックスコアが対応付けられているため、1個のアドIDに、N個のDocIDが対応することになる。ただし、そのDocIDによってアドIDを一意に特定することができるため、DocIDも広告を識別可能な情報となっている。
【0018】
転置インデックス記憶手段12には、2以上の転置インデックスが記憶される。その転置インデックスは、キーワードと、そのキーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である。その広告識別子は、例えば、DocIDであってもよく、アドIDであってもよい。本実施の形態では、転置インデックスに含まれる広告識別子が、DocIDである場合について主に説明する。したがって、広告情報においてスタティックスコアによるソートが行われた後に、DocIDが振り直されるのに応じて、転置インデックスのDocIDも振り直されることになる。なお、その際に対応情報のDocIDも振り直されることは言うまでもない。転置インデックスに含まれるキーワードは、クエリに含まれるキーワードである。そのキーワードは、例えば、単語であってもよく、形態素であってもよく、その他の単位の文字列であってもよい。また、キーワードに対応する広告は、通常、そのキーワードを含む広告であるが、そうでなくてもよい。後者の場合としては、例えば、その広告に対応する情報、例えば、広告の説明の情報にキーワードが含まれている広告であってもよく、広告主の意向やシステム設計者の考え等によって、キーワードと対応付けられている広告であってもよい。また、転置インデックスには、スコアが含まれていてもよく、またはそうでなくてもよい。そのスコアは、例えば、TF−IDFであってもよく、BM25であってもよく、人手で付与したスコアであってもよく、その他のスコアであってもよい。また、転置インデックスにスコアが含まれている場合に、転置インデックスには、スコアの最大値や、DocIDのブロックごとの最大値が含まれていてもよい。なお、このような転置インデックスについてはすでに公知であり、その詳細な説明を省略する。
【0019】
広告情報記憶手段11に広告情報が記憶される過程や、転置インデックス記憶手段12に2以上の転置インデックスが記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して広告情報等が広告情報記憶手段11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された広告情報等が広告情報記憶手段11等で記憶されるようになってもよい。広告情報記憶手段11や転置インデックス記憶手段12での記憶は、RAM等における一時的な記憶でもよく、あるいは、長期的な記憶でもよい。広告情報記憶手段11や転置インデックス記憶手段12は、所定の記録媒体(例えば、半導体メモリや磁気ディスク、光ディスクなど)によって実現されうる。また、広告情報の各レコードに含まれる情報や転置インデックスに含まれる情報は、その情報そのものであってもよく、その情報の格納されている位置を示すポインタやアドレスであってもよい。また、広告特定手段16や転置インデックス記憶手段12における広告情報や2以上の転置インデックスの記憶は、例えば、サーバ等から読み出された広告情報や2以上の転置インデックスの一時的な記憶であってもよい。
【0020】
ロジック識別子受付手段13は、ロジック識別子を受け付ける。ロジック識別子受付手段13は、例えば、ユーザからロジック識別子を受け付けてもよく、または、他の構成要素(例えば、後述する選択手段21等)からロジック識別子を受け付けてもよい。このロジック識別子受付手段13で受け付けられたロジック識別子を含むレコードが、広告の特定に用いられることになる。すなわち、その受け付けられたロジック識別子で識別されるロジックに対応するスタティックスコアを用いた広告の特定が行われることになる。
【0021】
なお、ロジック識別子受付手段13は、例えば、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力されたロジック識別子を受け付けてもよく、有線もしくは無線の通信回線を介して送信されたロジック識別子を受信してもよく、所定の記録媒体(例えば、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)から読み出されたロジック識別子を受け付けてもよく、他の構成要素からロジック識別子を受け付けてもよい。なお、ロジック識別子受付手段13は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、ロジック識別子受付手段13は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
【0022】
特定手段14は、広告情報記憶手段11において記憶されている広告情報において、ロジック識別子受付手段13が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する。この特定は、例えば、レコードを取得することであってもよく、そのレコードに特定されたことを示す情報、例えばフラグ等を付与することであってもよい。本実施の形態では、特定手段14が、受け付けられたロジック識別子を有するレコードを取得する場合について主に説明する。なお、特定手段14によって特定された複数のレコードにおいても、スタティックスコアのソート後の状態が保たれていることが好適である。その取得後に再度、スタティックスコアについてのソートを行わなくてもよいようにするためである。例えば、特定手段14が、受け付けられたロジック識別子を含むレコードを取得する場合に、そのレコードの順番が入れ違わないように取得することが好適である。すなわち、特定手段14による取得後の複数のレコードも、スタティックスコアに関するソート後の状態が保たれていることが好適である。
【0023】
クエリ受付手段15は、1または2以上のキーワードを含むクエリを受け付ける。2以上のキーワードを含むクエリは、通常、2以上のキーワードのAND検索のためのクエリであるが、そうでなくてもよい。そのクエリは、2以上のキーワードのOR検索のためのクエリであってもよい。また、クエリ受付手段15は、クエリと共に、他の情報も受け付けてもよい。クエリと共に受け付けられる情報は、例えば、クエリを入力したユーザの属性を取得するために用いられる情報であってもよい。その情報は、例えば、属性そのものであってもよく、ユーザIDであってもよく、Cookieであってもよく、その他の情報であってもよい。
【0024】
クエリ受付手段15は、例えば、入力デバイス(例えば、キーボードやマウス、タッチパネルなど)から入力されたクエリ等を受け付けてもよく、有線もしくは無線の通信回線を介して送信されたクエリ等を受信してもよい。本実施の形態では、クエリ受付手段15がクエリ等を受信する場合について主に説明する。なお、クエリ受付手段15は、受け付けを行うためのデバイス(例えば、モデムやネットワークカードなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、クエリ受付手段15は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは所定のデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
【0025】
広告特定手段16は、クエリ受付手段15が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、その転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について広告スコアを算出する。そして、広告スコアを算出した広告識別子のうち、広告スコアの高い広告識別子を特定する。広告スコアの高い広告識別子とは、通常、広告スコアのトップk(kは1以上の整数である)の広告識別子(すなわち、広告スコアの高い方からk個の広告識別子)であるが、そうでなくてもよい。後者の場合には、例えば、広告スコアが閾値よりも大きい広告識別子が特定されてもよい。その閾値は、例えば、あらかじめ決まっていてもよく、そうでなくてもよい。その広告スコアは、例えば、ダイナミックスコアとスタティックスコアとを加算したものである。ダイナミックスコアは、広告識別子で識別される広告のクエリに対応するスコアである。そのクエリに含まれる1以上のキーワードをそれぞれ含む1以上の転置インデックスを用いて、ダイナミックスコアは算出される。ある広告に対応するダイナミックスコアは、各キーワードのその広告に対応するスコアの和である。このダイナミックスコアは、転置インデックスを用いた検索結果の取得において用いられるスコアであり、その取得方法はすでに公知である。また、スタティックスコアは、広告識別子を含む特定手段14で特定されたレコードに含まれている。したがって、ある広告について広告スコアを算出する場合には、広告特定手段16は、その広告とクエリとの関係を示す転置インデックスを用いてダイナミックスコアを算出し、特定手段14によって特定されたレコードに含まれる、その広告に対応するスタティックスコアを取得し、両者を加算して広告スコアを算出する。なお、クエリにキーワードが1個しか含まれない場合などには、広告特定手段16は、そのキーワードを含む転置インデックスからスコアを読み出すことによって、ダイナミックスコアを取得してもよい。また、広告特定手段16は、特定手段14によって特定されたレコードを用いて広告識別子の特定を行う。すなわち、ロジック識別子受付手段13で受け付けられたロジック識別子で識別されるロジックに応じたスタティックスコアを用いて、広告の特定が行われることになる。なお、クエリに対応する広告(検索結果)を、転置インデックスと、スタティックスコアが降順になるようにソートされた広告識別子とを用いて特定(抽出)する方法は、WAND等においてすでに公知であるため、広告特定手段16は、そのような方法を用いて広告を特定することができる。また、この広告特定手段16による広告の特定の処理は、WAND等の検索の処理と同様であるが、本実施の形態では、広告の抽出(特定)のために行われる。したがって、上述のように、転置インデックスに含まれるDocIDは、ウェブ検索の結果のDocIDではなく、広告識別子のDocIDとなっている。
【0026】
ここで、その広告の特定の処理について簡単に説明する。まず、広告スコアの算出について説明する。この説明では、広告識別子(DocID)の特定(検索)は、WANDによって行われるものとする。クエリ受付手段15で受け付けられたクエリに、キーワードAAAと、キーワードBBBとが含まれていたとする。すると、広告特定手段16は、キーワードAAAを有する転置インデックスと、キーワードBBBを有する転置インデックスとを特定する。そして、それらの転置インデックスにおいて、DAAT(Document-At-A-Time)により、広告識別子ごとの両キーワードのスコアを加算することによってダイナミックスコアを算出する。具体的には、現在のポインタが広告識別子(DocID)「123」の位置にあり、両転置インデックスにその広告識別子「123」が含まれる場合には、広告特定手段16は、その広告識別子「123」に対応する両転置インデックスのスコアを加算することによってダイナミックスコアを算出する。また、広告特定手段16は、特定手段14によって特定されたレコードにおいて、その広告識別子「123」を含むレコードから、スタティックスコアを読み出す。そして、広告特定手段16は、ダイナミックスコアと、スタティックスコアとを加算することによって、広告スコアを算出する。なお、広告識別子は、DocIDの昇順に広告スコアを算出する。
【0027】
なお、トップkの広告スコアの広告識別子を特定する場合には、広告特定手段16は、ある時点のポインタに対応する広告識別子を含むレコードのスタティックスコアを、その時点のトップkの広告スコアの最低値から減算することによって、ダイナミックスコアの最低値を取得することができる。なお、スタティックスコアは降順にソートされているため、その時点のポインタ以降のスタティックスコアは、その時点のスタティックスコアよりも小さい値となる。したがって、トップkの広告スコアの最低値からその時点のスタティックスコアを減算した値が、トップkに入るために必要なダイナミックスコアの最低値となる。そのため、広告特定手段16は、転置インデックスに含まれるスコアの最大値等を用い、ピボット(pivot)を用いたポインタの移動(スキップ)を行うことによって、転置インデックスに含まれているDocID(広告識別子)をスキップすることができ、高速な検索が可能となる。このように、WAND等による広告スコアの算出においては、ピボットを用いること等によりDocIDがスキップされることがあるため、クエリに含まれるキーワードを有する転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について広告スコアが算出されることになり、すべての広告識別子について広告スコアが算出されるとは限らないことになる。
【0028】
上記説明では、広告スコア=ダイナミックスコア+スタティックスコアである場合について説明したが、そうでなくてもよい。広告スコア=F(ダイナミックスコア,スタティックスコア)であってもよい。なお、関数F(x,y)は、引数x,yのそれぞれについて増加関数であるとする。したがって、広告スコアは、ダイナミックスコアとスタティックスコアとを引数とする増加関数の値であってもよい。より厳密には、関数F(x,y)は、ダイナミックスコア及びスタティックスコアの取り得る範囲に応じた引数x,yの値の範囲において、広義または狭義の単調増加関数であることが好適である。なお、上述のように、トップkの広告スコアの最低値を用いてダイナミックスコアの最低値を算出するため、関数F(x,y)は、例えば、次のような関数であることが好適である。ただし、a,bは正の実数であり、cは実数である。
F(x,y)=a×x+b×y+c
本実施の形態では、上記関数F(x,y)において、a=b=1,c=0の場合、すなわち、広告スコア=ダイナミックスコア+スタティックスコアである場合について主に説明する。
【0029】
出力手段17は、広告特定手段16が特定した広告識別子を出力する。その広告識別子は、例えば、広告スコアがトップkである広告識別子であってもよい。ここで、この出力は、例えば、表示デバイス(例えば、液晶ディスプレイなど)への表示でもよく、所定の機器への通信回線を介した送信でもよく、プリンタによる印刷でもよく、記録媒体への蓄積でもよく、他の構成要素への引き渡しでもよい。なお、本実施の形態による広告特定装置1が、広告の絞り込みのために用いられる場合には、例えば、出力手段17は、さらに詳細なランキング等を行う装置や構成要素に、広告特定手段16による特定結果を渡してもよい。なお、出力手段17は、出力を行うデバイス(例えば、表示デバイスやプリンタなど)を含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、出力手段17は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは、それらのデバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。
【0030】
なお、広告情報記憶手段11と、転置インデックス記憶手段12とは、同一の記録媒体によって実現されてもよく、あるいは、別々の記録媒体によって実現されてもよい。前者の場合には、広告情報を記憶している領域が広告情報記憶手段11となり、2以上の転置インデックスを記憶している領域が転置インデックス記憶手段12となる。
【0031】
次に、広告特定装置1の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)ロジック識別子受付手段13は、ロジック識別子を受け付けたかどうか判断する。そして、ロジック識別子を受け付けた場合には、ステップS102に進み、そうでない場合には、ステップS103に進む。
【0032】
(ステップS102)特定手段14は、広告情報記憶手段11で記憶されている広告情報の全レコードから、ステップS101で受け付けられたロジック識別子を含むレコードを特定する。なお、それ以前にレコードの特定を行っている場合には、特定手段14は、その特定を解除した上で、新たにステップS101で受け付けられたロジック識別子を含むレコードの特定を行うものとする。そして、ステップS101に戻る。
【0033】
(ステップS103)クエリ受付手段15は、クエリを受け付けたかどうか判断する。そして、クエリを受け付けた場合には、ステップS104に進み、そうでない場合には、ステップS101に戻る。
【0034】
(ステップS104)広告特定手段16は、特定手段14によって特定されたレコードと、ステップS103で受け付けられたクエリに含まれる1以上のキーワードを含む転置インデックスとを用いて、ダイナミックスコア及びスタティックスコアを取得し、両スコアを用いて広告スコアを算出することによって、受け付けられたクエリに対して高い広告スコアを有する広告を識別する広告識別子を特定する。
【0035】
(ステップS105)出力手段17は、ステップS104において広告特定手段16によって特定された広告識別子を出力する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0036】
次に、本実施の形態による広告特定装置1の動作について、具体例を用いて説明する。
まず、広告情報の生成について説明する。図3(a)、図3(b)はそれぞれ、ロジック識別子「L001」、「L002」で識別される各ロジックに応じて付与されたスタティックスコアと、広告識別子(アドID)との関係を示す図である。図3(a)、図3(b)の両方において、各レコードは、スタティックスコアの降順になるようにソートされている。図3(a)、図3(b)の各テーブルは、従来の1種類のスタティックスコアを用いた広告特定(広告抽出)において用いられている情報である。その各テーブルのレコードにロジック識別子のフィールドを追加して両者をマージし、そのマージ後にスタティックスコアの降順となるようにレコードをソートすることによって、図4で示される広告情報を得ることができる。なお、図4の広告情報では、広告識別子(アドID)を、1番目のレコードから順番に、1,2,3,…となる広告識別子(DocID)に置き換えている。また、その置き換えに応じて、図5で示される広告識別子(アドID)と、広告識別子(DocID)とを対応付ける対応情報を別途、作成しているものとする。また、その広告識別子(DocID)の付与に応じて、転置インデックス記憶手段12で記憶されている転置インデックスのDocIDが更新されてもよい。そして、図4で示される広告情報と、図5で示される対応情報とが広告情報記憶手段11で記憶されているものとする。
【0037】
また、図6は、転置インデックス記憶手段12で記憶されている転置インデックスの一例を示す図である。図6の1番目のレコードでは、キーワード「AAA」と、それに対応する(DocID;スコア)=(1,8;0.2)、(3,90;0.2)…との対応が示されている。(1,8;0.2)は、キーワード「AAA」が、DocID「1」、「8」で識別される広告に対応しており、そのスコアが「0.2」であることを示している。DocIDが2個あるのは、ロジックごとにDocIDが重複して付与されているからであり、両DocID「1」、「8」で識別される広告は、図5の1番目のレコードで示されるように、アドID「AD001」で識別される同じ広告である。
【0038】
この具体例において、広告特定装置1の操作者が、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックを試してみたいと考え、そのロジック識別子「L001」を広告特定装置1に入力したとする。すると、そのロジック識別子がロジック識別子受付手段13で受け付けられ、特定手段14に渡される(ステップS101)。ロジック識別子「L001」を受け取ると、特定手段14は、広告情報記憶手段11で記憶されている図4の広告情報から、そのロジック識別子「L001」を含む複数のレコードをフィルタリングして取り出し、広告特定手段16に渡す(ステップS102)。広告特定手段16は、受け取った複数のレコードを、図示しない記録媒体に一時的に記憶する。
【0039】
その後、検索エンジンを使用しているユーザが、キーワード「AAA」、「BBB」を含むクエリを入力し、検索ボタンをクリックしたとする。すると、それらのキーワード「AAA」、「BBB」を含むクエリが検索サーバに送信される。また、その検索サーバから、そのクエリが広告特定装置1に送信されたとする。すると、クエリ受付手段15は、そのクエリを受け付け、そのクエリに含まれるキーワード「AAA」、「BBB」を広告特定手段16に渡す(ステップS103)。
【0040】
キーワード「AAA」、「BBB」を受け取ると、広告特定手段16は、特定手段14から受け取ったロジック識別子「L001」に対応する複数のレコードと、キーワード「AAA」、「BBB」をそれぞれ含む転置インデックスとを用いて、ダイナミックスコアとスタティックスコアとを取得し、両スコアを加算した広告スコアを算出する。そして、上述のスキップ等の処理を行いながら、広告特定手段16は、広告スコアがトップkに含まれる広告識別子を特定し、そのk個の広告識別子を出力手段17に渡す(ステップS104)。すると、出力手段17は、受け取ったk個の広告識別子を、あらかじめ決められている装置に送信する(ステップS105)。その装置では、そのトップkの広告識別子についてさらに細かいランキングの算出を行い、そのランキングの上位の広告識別子が広告配信サーバに送信され、その広告配信サーバから広告が配信される。その結果、検索を行ったユーザの情報処理端末のディスプレイには、キーワード「AAA」、「BBB」に関する検索結果と共に、それらのキーワードに対応する広告が表示されることになる。
【0041】
なお、広告特定装置1の操作者は、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアによって配信された広告のクリック率(選択率)等を確認することによって、そのスタティックスコアの付与ロジックが効果的であるのかどうかなどを確認することができる。また、他のロジックを試したい場合には、広告特定装置1の操作者は、ロジック識別子「L002」を入力することによって、そのロジックが効果的であるのかどうかなどを確認することもできる。
【0042】
また、この具体例では、広告情報の各レコードに広告識別子(DocID)のみが含まれる場合について説明したが、そうでなくてもよい。広告情報の各レコードに、広告識別子(DocID)と、広告識別子(アドID)との両方が含まれるようにしてもよい。その場合には、対応情報を別途持つ必要がない。
【0043】
以上のように、本実施の形態による広告特定装置1によれば、ユーザが複数のスタティックスコアの付与ロジックを試したい場合に、容易にそれらを試すことができ、はじめからシステムを組み直す必要がなく、また、2以上のシステムを別途用意する必要もないというメリットがある。また、広告情報において、複数のロジックによって付与されたスタティックスコアが含まれていても、それらがソートされているため、ロジックに応じたレコードを特定した後にソートする処理が必要ないというメリットもある。また、2以上のシステムを管理するよりは、1個のシステムを管理する方が運用上、煩雑でないため、このように広告情報に2以上のロジックで付与されたスタティックスコアを含めることによって、システム運用上のメリットもある。また、2個に分けられた情報をそれぞれ処理するよりも、1個にまとめられた情報について処理を行う方が処理に必要な時間が短いことがある。例えば、1000レコードのソートと別の1000レコードのソートとを実行するよりも、2000レコードのソートを1回実行する方が、処理時間が短いことがある。したがって、2以上のロジックで付与されたスタティックスコアを一括して管理し、必要な部分のみを抽出して用いることによって、処理時間の観点からもメリットのあることがある。
【0044】
なお、本実施の形態では、広告特定手段16が、WANDによってダイナミックスコアとスタティックスコアとを用いた広告の特定を行う場合について説明したが、広告特定手段16が広告を特定する方法は問わない。ただし、広告特定手段16は、DAATにより広告の特定を行い、WANDのピボットを用いるのと同様のスキップを行うことによって、アーリーターミネーション(Early Termination)を実現できるようにすることが好適である。また、そのようなスキップを行ったとしても、スキップを行わなかった場合と同じ結果となるランクセーフな方法によって広告の特定が行われることが好適である。
【0045】
また、本実施の形態では、広告情報に含まれるロジック識別子の数が2個である場合について主に説明したが、そうでなくてもよい。3個以上のロジック識別子が広告情報に含まれていてもよい。その場合には、スタティックスコアを付与する3個以上のロジックを試すことができるようになる。
【0046】
また、本実施の形態では、ユーザがロジック識別子を入力する場合について主に説明したが、そうでなくてもよい。ロジック識別子が自動的に選択されてもよい。図7は、そのようなロジック識別子を選択する記憶を含む広告特定装置1の構成を示すブロック図である。図7において、広告特定装置1は、図1で示される各構成要素に加えて、選択手段21をさらに備えている。選択手段21は、ロジック識別子を選択する。そして、その選択手段21によって選択されたロジック識別子が、ロジック識別子受付手段13によって受け付けられることになる。なお、選択手段21がロジック識別子を選択し、ロジック識別子受付手段13が選択手段21によって選択されたロジック識別子を受け付ける以外は、図7の広告特定装置1の構成及び動作は、上述の説明と同様である。
【0047】
選択手段21がロジック識別子を選択する方法は問わない。例えば、選択手段21は、クエリ受付手段15が受け付けるクエリを入力したユーザの属性に応じて、ロジック識別子を選択してもよい。その場合には、例えば、ユーザの属性と、ロジック識別子とを対応付ける情報が図示しない記録媒体で記憶されており、選択手段21は、クエリ受付手段15で受け付けられたクエリに対応するユーザの属性を用いて、そのユーザの属性に対応するロジック識別子を選択してもよい。選択手段21が、そのユーザの属性を取得する方法は問わない。例えば、選択手段21は、クエリと一緒に受け付けられたユーザの属性を取得してもよく、クエリと一緒に受け付けられたユーザIDに対応するユーザの属性を取得してもよく、クエリと一緒に受け付けられたCookieを用いてユーザの属性を取得してもよい。なお、ユーザIDを用いてユーザの属性を取得する場合には、選択手段21は、例えば、ユーザIDと、ユーザの属性とを対応付ける情報を用いて、ユーザの属性を取得してもよい。また、Cookieを用いてユーザの属性を取得する場合には、選択手段21は、例えば、いわゆるオーディエンス拡張によって、そのCookieに対応するユーザの属性を取得してもよい。また、例えば、選択手段21は、広告の選択率(例えば、クリック率(CTR)等)の高いロジックに対応するロジック識別子を選択してもよい。その場合には、例えば、広告の選択率と、ロジック識別子とを対応付ける情報が図示しない記録媒体で記憶されており、選択手段21は、その情報を用いて、高い選択率に対応するロジック識別子を選択してもよい。高い選択率とは、最も高い選択率であってもよい。なお、その広告の選択率と、ロジック識別子とを対応付ける情報を作成するため、広告特定装置1は、例えば、あらかじめ決められた個数のクエリについては、各ロジックを用いて広告の特定を行い、その特定された結果を用いた広告配信に応じた選択率を他のサーバ等から受け取り、その選択率と、ロジック識別子とを対応付けて蓄積するようにしてもよい。
【0048】
なお、ロジック識別子の選択のタイミングは問わないが、例えば、選択手段21は、クエリが受け付けられたタイミングで、クエリ受付手段15が受け付けるクエリを入力したユーザの属性に応じたロジック識別子を選択してもよく、広告の選択率の高いロジックに対応するロジック識別子を選択してもよく、あらかじめ決められた期間ごと(例えば、1日ごと)に、広告の選択率の高いロジックに対応するロジック識別子を選択してもよい。
【0049】
図8は、選択手段21を備えた広告特定装置1の動作を示すフローチャートである。図8において、ステップS103〜S105の処理は、図2のフローチャートと同様であり、その説明を省略する。
(ステップS201)選択手段21は、ロジック識別子を選択する。この選択は、例えば、ユーザの属性に応じた選択であってもよく、選択率に応じた選択であってもよい。
【0050】
(ステップS202)ロジック識別子受付手段13は、選択手段21によって選択されたロジック識別子を受け付ける。
【0051】
(ステップS203)特定手段14は、広告情報記憶手段11で記憶されている広告情報の全レコードから、ステップS202で受け付けられたロジック識別子を含むレコードを特定する。
なお、図8のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
【0052】
次に、選択手段21を備える広告特定装置1の動作について、具体例を用いて説明する。例えば、図示しない記録媒体において、図9で示されるユーザの属性(性別)と、ロジック識別子とを対応付ける情報が記憶されていたとする。例えば、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いて広告を特定した場合に、男性による広告選択率が高く、ロジック識別子「L002」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いて広告を特定した場合に、女性による広告選択率が高い場合に、図9で示されるように設定されることになる。この場合には、クエリ受付手段15が受け付けたクエリを入力したユーザの属性が「男性」であると、選択手段21は、図9のテーブルを参照し、属性「男性」に対応するロジック識別子「L001」を選択し、ロジック識別子受付手段13に渡す(ステップS103,S201)。その結果、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いた広告の抽出処理が行われることになる(ステップS202,S203,S104,S105)。
【0053】
なお、ユーザの属性と、ロジック識別子との対応関係は、例えば、図10で示されるように、年齢とロジック識別子との対応関係であってもよく、その他の属性と、ロジック識別子との対応関係であってもよい。その他の属性は、例えば、ユーザの居住地域であってもよく、ユーザの家族構成であってもよく、ユーザの職業であってもよく、ユーザの所得であってもよく、ユーザの学歴であってもよく、その他のユーザの属性であってもよい。
【0054】
また、図示しない記録媒体において、例えば、図11で示される広告の選択率と、ロジック識別子とを対応付ける情報が記憶されていたとする。例えば、過去の広告配信において、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いた場合の広告の選択率が5%であり、ロジック識別子「L002」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いた場合の広告の選択率が3%であった場合には、図11で示される情報が蓄積されることになる。そのような状況において、クエリ受付手段15がクエリを受け付けると、選択手段21は、その時点のロジック識別子と選択率との対応を示す図11のテーブルを参照し、最も高い選択率に対応するロジック識別子「L001」を選択し、ロジック識別子受付手段13に渡す(ステップS103,S201)。その結果、ロジック識別子「L001」で識別されるロジックで付与されたスタティックスコアを用いた広告の抽出処理が行われることになる(ステップS202,S203,S104,S105)。
【0055】
このようにして、ユーザの属性や、広告の選択率等に応じた適切なロジックが自動的に選択され、その選択されたロジックに応じた広告の抽出が行われることによって、ユーザの属性や、広告の選択率の観点から、より適切な広告引当を実現することができるようになる。その結果、広告特定装置1によって特定された広告の選択率を向上させることができうる。
【0056】
また、上記実施の形態では、広告特定装置1がサーバ・クライアントシステムにおけるサーバ装置である場合について主に説明したが、広告特定装置1は、スタンドアロンの装置であってもよい。その場合には、広告特定装置1は、例えば、ユーザの端末装置に組み込まれており、ユーザからのクエリの入力に応じて、受け付けられたロジック識別子に応じた広告の抽出を行ってもよい。そのような場合には、例えば、広告特定装置1がユーザから、ユーザの属性について受け付け、その受け付けたユーザの属性に応じたロジック識別子を選択手段21が選択してもよい。そのようにすることで、その端末装置を複数のユーザが使用するような場合であっても、ユーザの属性に応じた適切な広告の引当を実現できることになる。
【0057】
また、上記実施の形態において、各処理または各機能は、単一の装置または単一のシステムによって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置または複数のシステムによって分散処理されることによって実現されてもよい。
【0058】
また、上記実施の形態において、各構成要素間で行われる情報の受け渡しは、例えば、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に異なるものである場合には、一方の構成要素による情報の出力と、他方の構成要素による情報の受け付けとによって行われてもよく、あるいは、その情報の受け渡しを行う2個の構成要素が物理的に同じものである場合には、一方の構成要素に対応する処理のフェーズから、他方の構成要素に対応する処理のフェーズに移ることによって行われてもよい。
【0059】
また、上記実施の形態において、各構成要素が実行する処理に関係する情報、例えば、各構成要素が受け付けたり、取得したり、選択したり、生成したり、送信したり、受信したりした情報や、各構成要素が処理で用いるしきい値や数式、アドレス等の情報等は、上記説明で明記していなくても、図示しない記録媒体において、一時的に、あるいは長期にわたって保持されていてもよい。また、その図示しない記録媒体への情報の蓄積を、各構成要素、あるいは、図示しない蓄積部が行ってもよい。また、その図示しない記録媒体からの情報の読み出しを、各構成要素、あるいは、図示しない読み出し部が行ってもよい。
【0060】
また、上記実施の形態において、各構成要素等で用いられる情報、例えば、各構成要素が処理で用いるしきい値やアドレス、各種の設定値等の情報がユーザによって変更されてもよい場合には、上記説明で明記していなくても、ユーザが適宜、それらの情報を変更できるようにしてもよく、あるいは、そうでなくてもよい。それらの情報をユーザが変更可能な場合には、その変更は、例えば、ユーザからの変更指示を受け付ける図示しない受付部と、その変更指示に応じて情報を変更する図示しない変更部とによって実現されてもよい。その図示しない受付部による変更指示の受け付けは、例えば、入力デバイスからの受け付けでもよく、通信回線を介して送信された情報の受信でもよく、所定の記録媒体から読み出された情報の受け付けでもよい。
【0061】
また、上記実施の形態において、広告特定装置1に含まれる2以上の構成要素が通信デバイスや入力デバイス等を有する場合に、2以上の構成要素が物理的に単一のデバイスを有してもよく、あるいは、別々のデバイスを有してもよい。
【0062】
また、上記実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、記憶部や記録媒体にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。なお、上記実施の形態における広告特定装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、広告を識別する広告識別子と、クエリに依存しない広告のスコアであるスタティックスコアと、スタティックスコアに対応するロジックを識別するロジック識別子とを有するレコードを2以上有している情報であり、スタティックスコアでソートされている情報である広告情報が記憶される広告情報記憶手段と、キーワードと、キーワードに対応する広告を識別する1以上の広告識別子とを少なくとも有する情報である転置インデックスが2以上記憶される転置インデックス記憶手段とにアクセス可能なコンピュータを、ロジック識別子を受け付けるロジック識別子受付手段、広告情報において、ロジック識別子受付手段が受け付けたロジック識別子を有するレコードを特定する特定手段、1以上のキーワードを含むクエリを受け付けるクエリ受付手段、クエリ受付手段が受け付けたクエリに含まれる1以上のキーワードを有する転置インデックスを用いて、転置インデックスに含まれる少なくとも一部の広告識別子について、広告識別子で識別される広告のクエリに対応するスコアであるダイナミックスコアと、広告識別子を含む特定手段で特定されたレコードに含まれるスタティックスコアとを引数とする増加関数の値である広告スコアを算出し、広告スコアの高い広告識別子を特定する広告特定手段、広告特定手段が特定した広告識別子を出力する出力手段として機能させるためのプログラムである。
【0063】
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を受け付ける受付手段や、情報を出力する出力手段などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には少なくとも含まれない。
【0064】
また、このプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。また、このプログラムは、プログラムプロダクトを構成するプログラムとして用いられてもよい。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
【0065】
図12は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による広告特定装置1を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
【0066】
図12において、コンピュータシステム900は、CD−ROMドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
【0067】
図13は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図13において、コンピュータ901は、CD−ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915とを備える。なお、コンピュータ901は、LANやWAN等への接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
【0068】
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による広告特定装置1の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM921に記憶されて、CD−ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD−ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。また、CD−ROM921に代えて他の記録媒体(例えば、DVD等)を介して、プログラムがコンピュータシステム900に読み込まれてもよい。
【0069】
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による広告特定装置1の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能やモジュールを呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
【0070】
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。また、本発明における各手段の「手段」は、「部」や「回路」等と読み替えてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0071】
以上より、本発明による広告特定装置等によれば、複数のロジックに応じたスタティックスコアを切り替えながら、広告の特定を行うことができるという効果が得られ、クエリに応じた広告を特定する装置等として有用である。
【符号の説明】
【0072】
1 広告特定装置
11 広告情報記憶手段
12 転置インデックス記憶手段
13 ロジック識別子受付手段
14 特定手段
15 クエリ受付手段
16 広告特定手段
17 出力手段
21 選択手段
図1
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