特許第5833464号(P5833464)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許5833464表示装置、プログラム、表示方法、およびサーバ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5833464
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】表示装置、プログラム、表示方法、およびサーバ
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/048 20130101AFI20151126BHJP
【FI】
   G06F3/048 656A
【請求項の数】8
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2012-24564(P2012-24564)
(22)【出願日】2012年2月7日
(65)【公開番号】特開2013-161379(P2013-161379A)
(43)【公開日】2013年8月19日
【審査請求日】2012年6月12日
【審判番号】不服-16254(P-16254/J1)
【審判請求日】2014年8月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(74)【代理人】
【識別番号】100125612
【弁理士】
【氏名又は名称】中嶋 裕昭
(72)【発明者】
【氏名】平松 欣也
(72)【発明者】
【氏名】伊東 宣之
(72)【発明者】
【氏名】藤田 満里子
(72)【発明者】
【氏名】藤木 裕介
【合議体】
【審判長】 小曳 満昭
【審判官】 桜井 茂行
【審判官】 山澤 宏
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−107079(JP,A)
【文献】 特開2011−90633(JP,A)
【文献】 特開2005−50019(JP,A)
【文献】 特開平7−225829(JP,A)
【文献】 特開平5−165595(JP,A)
【文献】 特開平8−286882(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
G06F 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タブと記事群が関連付けられており、指定のタブの記事群を表示する表示装置において、
同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作入力受付部と、
現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する判定部と、
判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示する表示切替部と、
を有し、
前記記事群に含まれる各記事には表示順位が定められており、
前記表示切替部は、
前記表示順位が最上位の記事を含む記事群を先頭の記事群と判定し、前記表示順位が最下位の記事を含む記事群を最後の記事群と判定する
表示装置。
【請求項2】
前記表示切替部は、
判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示し、
判定結果が最後の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記操作入力受付部は、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける前表示ボタンと、同じタブと関連付けられた記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける後表示ボタンを記事群と隣接した領域に表示することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記操作入力受付部は、判定部での判定結果が先頭の記事群であるとの場合に、前表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更し、判定部での判定結果が最後の記事群であるとの場合に、後表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
タブと記事群が関連付けられており、指定のタブの記事群を表示する記事群表示ステップと、
現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する判定ステップと、
同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作入力受付ステップと、
判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示する表示切替ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記記事群に含まれる各記事には表示順位が定められており、
前記表示切替ステップは、
前記表示順位が最上位の記事を含む記事群を先頭の記事群と判定し、前記表示順位が最下位の記事を含む記事群を最後の記事群と判定する
プログラム。
【請求項6】
前記表示切替ステップは、
判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示し、
判定結果が最後の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示するステップであることを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
タブと記事群が関連付けられており、指定のタブの記事群を表示する記事群表示ステップと、
現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する判定ステップと、
同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作入力受付ステップと、
判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示する表示切替ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記記事群に含まれる各記事には表示順位が定められており、
前記表示切替ステップは、
前記表示順位が最上位の記事を含む記事群を先頭の記事群と判定し、前記表示順位が最下位の記事を含む記事群を最後の記事群と判定する
表示方法。
【請求項8】
複数のタブ毎に関連付けられた記事群を、指定のタブの記事群を表示する端末へ配信するサーバであって、
前記記事群を格納する記憶部と、
格納されている記事群を前記端末に配信する配信部と、
端末に配信され現在端末側で表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する判定部と、
同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を端末から受け付ける操作入力受付部と、
判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力を受け付ける操作ボタンと同じボタン又は前記操作ボタンと同じ表示位置に表示される操作ボタンに対する操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示させるための情報を端末へ出力する表示切替部と、
を有し、
前記記事群に含まれる各記事には表示順位が定められており、
前記表示切替部は、
前記表示順位が最上位の記事を含む記事群を先頭の記事群と判定し、前記表示順位が最下位の記事を含む記事群を最後の記事群と判定する
サーバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のタブでまとめられた記事群を操作に応じて切替表示するための技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばインターネットのポータルサイトなどでは、ニュース記事などのタイトルを並べて一覧として表示し、ユーザは所望のタイトルのリンクをたどることでニュース記事を閲覧できるようになっている。また、この記事群は、例えば「政治」、「経済」、「エンタメ」、などのジャンル(分類項目)でまとめられ、各ジャンルごとに表示されたりしている。
【0003】
そして例えば携帯端末のような画面の小さな表示装置である場合、記事群の全てを一度に表示できないことがある。そこで、図8に示すように、例えば上記各ジャンルを複数のタブα1〜α4とし、そのタブへのタッチ操作やカーソルポインタの操作などによる指定によって表示ジャンルの切替を行うGUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)が提供されている。また、そのように指定されたタブに分類されている記事群についても、その数が表示可能数よりも多く全てを一度に表示できない場合もある。そのような場合には、上下方向を指示するスクロールバーβなどへの操作入力によって同一タブに分類されている記事群を上下にスクロールして表示切替ができるよう構成されたGUIも公開されている。
【0004】
また、特許文献1には、記事ではなく電子書籍の一覧表示に係る技術において、コンテンツ(電子書籍タイトル)の表示個数に応じて「平積み表示モード」や「書棚表示モード」、「インデックス表示モード」などの中から、好適な表示モードを選択し表示すること、そしてそのコンテンツが属するグループ(タブ)が判別可能となるように表示することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2003−271664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし従来の技術においては、上記のように異なるタブ間での記事群の表示切替操作と、同一タブに分類されている記事群間の表示切替操作とが別のボタンで行われている。そのため、例えば特に読みたい記事のジャンル及び内容が決まっていない状態で、一覧を次々と切替えてタイトルなどを見ながら記事群の閲覧を行う際には、1つのタブに関する記事群を上下指示操作などで切り替えて全て確認した後、次のタブを指定して別のタブに関する記事群に切り替えなければならず、別個の操作入力を繰り返す必要がある、という課題があった。
【0007】
また特許文献1の技術では、グループごとにコンテンツを表示することやその表示切替がグループ単位で行われることについて開示されていない。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、本発明は、異なるタブ間での記事群の表示切替操作と、同一タブに分類されている記事群間の表示切替操作とを、同一の操作入力体系の中で区別して処理する機能を有する表示装置を提供する。
【0009】
具体的に、タブと記事群が関連付けられており、指定のタブの記事群を表示する表示装置において、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける操作入力受付部と、現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する判定部と、判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示する表示切替部と、を有する表示装置を提供する。
【0010】
また、上記構成を備え、さらに前記表示切替部が、判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示し、判定結果が最後の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示することを特徴とする表示装置も提供する。
【0011】
また、上記構成を備え、さらに前記操作入力受付部が、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける前表示ボタンと、同じタブと関連付けられた記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける後表示ボタンを記事群と隣接した領域に表示することを特徴とする表示装置も提供する。
【0012】
また、その操作入力受付部が、判定部での判定結果が先頭の記事群であるとの場合に、前表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更し、判定部での判定結果が最後の記事群であるとの場合に、後表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更することを特徴とする表示装置も提供する。
【0013】
また、上記機能を実現するためのプログラム、表示方法も提供する。またネットワーク上のサーバであって、上記機能のうち、記事群の表示以外の全部、または一部の機能を実行し、端末にて同様の操作による記事表示を行わせるよう構成されたサーバも提供する。
【発明の効果】
【0014】
以上のような構成をとることで、本発明の表示装置は、同一の操作入力であっても、タブ間での記事の表示切替操作か、同一タブに分類されている記事群の表示切替操作かを区別して処理することができる。
【0015】
したがって、ユーザは別個の操作入力をすることなく、シームレスな操作によって異なるタブ間での記事群の表示切替操作と同一タブに分類されている記事群間の表示切替操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】実施例1の表示装置による表示画面の一例を表す図
図2】実施例1の表示装置による表示画面の一例を表す図
図3】実施例1の表示装置における機能ブロックの一例を表す図
図4】実施例1の表示装置の判定部での判定処理の一例を説明するための概念図
図5】本実施例の表示装置による記事表示の切替の一連の流れの一例を説明するための図
図6】実施例1の表示装置におけるハードウェア構成の一例を表す図
図7】実施例1の表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャート
図8】従来の表示装置における表示画面の一例を表す図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
【0018】
なお、以下の表示装置(あるいはプログラム、表示方法、サーバ)の説明は、まず概要図などを用いてシームレスな操作入力による記事表示の概要を記載し、つづいて機能ブロック図などに沿って、当該表示処理に関する各構成要件の詳細な機能内容などを記載する。そして、ハードウェア構成図などに沿って表示装置を計算機として実現した際のハードウェア資源の詳細な動作内容などを記載し、最後にフローチャートに沿って表示方法の処理手順や、表示装置を計算機で実現した場合のその計算機を制御するためのプログラムに定められた処理ステップについて説明している。
【0019】
≪実施例1≫
<概要>
図1および図2は、本実施例の表示装置による表示画面の一例を表す図である。この図1(a)にあるように、本実施例の表示装置では、例えば各記事群を「トピックス」、「政治」、「経済」、「エンタメ」などの項目に分類し、それをタブとして記事群一覧の表示領域上部に表示している。そして、記事群一覧の表示領域に、現在選択されているタブに分類されている記事のタイトルが表示されている。ここで、例えば各項目に分類されている記事群を構成する記事の数は8個であり、一方、表示領域に表示可能な記事の数は4個である。したがって、各項目内の全ての記事タイトルを見るためには、ユーザは表示切替操作をする必要がある。
【0020】
そして、図1(a)に示すように、この記事表示領域の左右には、矢印型の操作ボタンβ1とβ2が表示されている。ここでユーザが「トピックス」タブに分類されている他の記事タイトルを閲覧しようと考えた場合、右のボタンβ1にカーソルポインタを合わせてクリック操作したり、タッチ操作を行ったりする。すると、図1(b)に示すように、「トピックス」タブに分類されている次の4件の記事タイトルが表示される。また、さらにこの状態で、ユーザが左の操作ボタンβ2に対する操作入力を行うと、「トピックス」タブに分類されている先の4件の記事タイトルが表示される(図1(a)の表示状態となる)。
【0021】
一方ユーザが、図1(a)の表示状態から別のタブに分類されている記事を閲覧しようと考えた場合、左の操作ボタンβ2に対する操作入力を行うと今度はタブが切替わり、図2(a)に示すように、「エンタメ」タブに分類されている後の4件の記事タイトルが表示領域内に表示される。そして、この表示状態からユーザが左の操作ボタンβ2に対する操作入力を行うと、図2(b)に示すように、「エンタメ」タブに分類されている先の4件の記事タイトルが表示される。
【0022】
また図2(b)の状態で、さらにユーザが左のボタンβ2に対する操作入力を行うと、さらにタブが切替わり、図示は省略しているが「経済」タブに分類されている記事タイトルが表示領域内に表示される、という具合である。
【0023】
このように、ユーザは同一操作体系内の操作入力でタブ間での記事の表示切替と同一タブに分類されている記事群間の表示切替をシームレスに行うことができる。
【0024】
<機能的構成>
図3は、本実施例の表示装置における機能ブロックの一例を表す図である。なお、以下に記載する本装置の機能ブロックは、計算機(コンピュータ)のソフトウェアとハードウェア資源との協働で実現し得る。具体的には、コンピュータのハードウェア資源である、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリ、CDやDVDなどの記憶メディアとそれらメディアの読取ドライブなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置など、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやアプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションプログラムなどが挙げられる。
【0025】
そして、二次記憶装置から読み出して主メモリに展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。あるいは本表示装置の機能ブロックは専用ハードウェアによって実現されてもよい。また、上記汎用計算機や専用ハードウェアを動作させるプログラムは、モジュール化された複数のプログラムとして実現されても良いし、2以上のプログラムを組み合わせて一つのプログラムとして実現されても良い。
【0026】
また、本実施例は装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような装置の機能の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にその技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
【0027】
あるいは以下の各構成要件の全部、または一部をネットワーク上のサーバの構成要件とし、当該サーバ装置にて端末側での操作入力やその他情報を適宜受信し、その操作入力やその他情報に応じて、例えば端末ブラウザなどでの記事群の表示を制御する命令を当該端末に出力することで、同様の機能を実現するよう構成しても良い。
【0028】
そして、この図3にあるように、本実施例の「表示装置」(0300)は、「操作入力受付部」(0301)と、「判定部」(0302)と、「表示切替部」(0303)と、を有する。
【0029】
また、本実施例の「表示装置」とは、記事群が関連付けられたタブに関して、指定のタブの記事の集合である記事群を表示する装置をいう。なお、「記事」とは、所定の事項に関する文章、図表、画像、音声などであれば、その記事の長短や内容などは特に限定しない。例えばニュース記事やレビュー記事、日記記事、ブログ記事、商品紹介記事などが挙げられる。
【0030】
また「タブ」とは上記記事を分類する項目をいい、どのような基準による分類項目であるかは特に限定しない。例えば記事がニュース記事であれば、そのジャンルに応じた「政治」、「経済」、「スポーツ」、「エンタメ」、「科学」などのタブや、記事に関わる場所に応じた「国内」、「海外」、「地方」などのタブが挙げられる。あるいは記事が本のレビュー記事であれば、その本のジャンルに応じたタブや、筆者、出版社ごとのタブなどが挙げられる。また、記事が商品の紹介記事であれば、その商品の製品分類に応じたタブや、価格、メーカごとのタブなどが挙げられる。
【0031】
そして、上記タブに応じて分類した記事の集合を「記事群」というが、この表示装置によって画面に表示される記事群は、記事が短い/小さい場合には記事そのものの集合として表示装置に表示されても良いし、記事そのものではなく記事タイトルや識別情報などの集合を記事群として表示されても良い。また、表示装置において記事群がタイトルなどの集合として表示されている場合、当該タイトルと記事本体とがハイパーリンク関係で関連付けられるよう構成し、タイトルなどの選択で記事本体が表示される構成であっても良い。
【0032】
またタブと記事の関連付けは1対1でなくても良い。例えばニュース記事であれば、タブとして、複数の記事ジャンルから選ばれた注目記事をまとめた「トピックス」などのタブを設け、「税制改革」との記事が、その「トピックス」と「政治」の2つのタブに関連付けられていても良い。
【0033】
そして本実施例の表示装置は、特にこのような記事群をタブ単位で表示する際に、タブ間の表示切替と同一タブに分類されている記事間の表示切替とをシームレスな操作入力で行うために上記の各構成要件を有することを特徴とする。以下、この各構成要件について説明する。
【0034】
「操作入力受付部」(0301)は、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける機能を有し、例えばCPUや主メモリ、入力デバイス(操作パネル、キーボード、マウス、タッチパネルなど)、そして操作入力受付プログラムなどによって実現することができる。なお「記事群の表示を前後の記事群に切り替える」とは、記事群を構成する各記事は表示順位が定められており、その表示順位に応じて表示領域中に表示される際に、操作入力に応じて現在表示中の記事よりも表示順位が上(前)あるいは下(後)のものを表示することを言う。また、例えば記事の表示領域の表示可能数が例えば4個である場合、その4個単位で表示を前後に切り替えても良いし、1個や2個単位で表示を前後に切り替える構成としても良い。
【0035】
そして、この操作入力受付部で受け付ける操作の種別は、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替える機能を割り当てた操作であればどのような操作であっても構わない。例えば、画面上にボタン表示など無しに、例えば物理ボタンとして設けられている矢印キーの上下や左右への操作入力であっても良い。
【0036】
あるいは図1などに示すように、表示画面内にボタンなどを設け、当該ボタンにカーソルを合わせてクリックする操作であっても良いし、表示画面がタッチパネルで構成されていれば、当該ボタンへのタッチ操作やフリック操作(所定の方向に指を弾く操作)が挙げられる。
【0037】
また、ボタンを表示する場合には、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける前表示ボタンと、同じタブと関連付けられた記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける後表示ボタンを記事群と隣接した領域に表示するよう構成しても良い。なお、この前/後表示ボタンの表示位置は記事群とタブの表示位置関係に応じて決定されると良い。例えば、図1に示すように複数のタブが記事群の表示領域の上部や下部に左右に並べて表示される場合は、前/後表示ボタンの表示位置は記事群の左右に配置されると良い。また、複数のタブが記事群の表示領域や左部や右部に上下に並べて表示される場合は、前/後表示ボタンの表示位置は記事群の上下に配置されると良い。これは、後述するように、前/後表示ボタンに対する操作入力によって異なるタブ間の切替表示も行われるため、タブの切替方向と操作入力の方向とが一致するほうがユーザビリティを高めることができるからである。
【0038】
そしてこのような操作入力によって、通常時は、図1(a)および(b)に示すように同じタブに分類されている記事の表示切替処理が実行される。一方で同じ操作入力であっても以下の構成要件の処理によって、本実施例の表示装置は、同じタブに分類されている記事の表示切替ではなく、異なるタブ間での表示切替を行う。
【0039】
「判定部」(0302)は、現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、そして判定プログラムなどで実現することができる。
【0040】
図4は、この判定部での判定処理の一例を説明するための概念図である。この図にあるように、例えば、一のタブについて記事表示領域の表示可能数が4個の構成で、タブAのカテゴリに対して記事1〜12の記事群が関連付けられているとすると、その記事群のうち、記事1〜4の記事群Xが表示されている際には先頭の記事群が表示されていると判定し、記事5〜8の記事群Yが表示されている際にはいずれでもないと判定し、記事9〜12の記事群Zが表示されている際には最後の記事群が表示されていると判定する、という具合である。
【0041】
なお、この判定処理の具体的な処理内容は特に限定しない。例えば、前述のように各記事に表示順位が付加され、その表示順で表示される構成となっていれば、表示順位が1位の記事が表示されていれば先頭の記事群が表示されていると判定し、表示順位が最下位の記事が表示されていれば最後の記事群が表示されていると判定すると良い。
【0042】
あるいは例えば所定のタブに関する記事数が「8個」、一度に表示可能な記事の個数「4個」という具合に予め定まっていれば、1つめ(1ページ目)の表示では先頭の記事群が表示されていると判定し、2つめ(2ページ目)が表示されていれば最後の記事群が表示されていると判定すると良い。
【0043】
「表示切替部」(0303)は、判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、前記記事群に対する操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示する機能を有し、例えばCPUや主メモリ、表示切替プログラムなどによって実現することができる。なお「前記記事群に対する同様の操作入力」とは、両操作入力におけるユーザの操作時の手の位置や動きなどが変わらないことで、ユーザの入力感が変わらないような操作入力を言う。
【0044】
そして、例えば先頭又は最後の記事群であるとの判定結果である場合に、この表示切替部では記事群の表示を前または後ろのいずれかの記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で別のタブに関連付けられた記事群を表示するよう構成することで、同一の操作入力でタブ間での記事の表示切替操作か同一タブに分類されている記事間での表示切替操作かを区別して処理することができ、ユーザにシームレスな操作入力システムを提供することができる。さらに、同一タブに分類されているうちの前の記事群の表示切替操作の繰り返しによって表示される先頭の記事群である場合には当該「前の記事群の表示切替操作」と同様の操作入力で別のタブに関連付けられた記事群を表示し、同一タブに分類されているうちの後ろの記事群の表示切替操作の繰り返しによって表示される最後の記事群である場合には当該「後ろの記事群の表示切替操作」と同様の操作入力で別のタブに関連付けられた記事群を表示するよう構成することで、ユーザに対してよりシームレスな操作入力システムを提供することができる。
【0045】
具体的にこの表示切替部において、判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示し、判定結果が最後の記事群であるとの場合には、前記記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示するように構成しても良い。
【0046】
図5(a)〜(f)は、上記各構成要件の処理による記事表示の切替の一連の流れの一例を説明するための画面図である。図5(a)〜(f)に示す例は、タブA、B、Cそれぞれに記事1〜6、記事11〜16、記事22〜26の記事群が関連付けられており、記事の表示領域の記事表示可能数が3個の構成である。図5(a)は、タブAの先頭の記事群(記事1〜3)が表示されている状態で、この表示状態から例えば右方向への操作入力を受け付けると、図5(b)に示すように、同一タブAに分類されているうちの別の記事群(最後の記事群の記事4〜6)を表示する。そして、図5(b)のように最後の記事群を表示している状態で、左方向への操作入力を受け付けると、図5(a)のように先頭の記事群を表示する。一方、図5(b)のようにタブAの最後の記事群を表示している状態で、さらに右方向への操作入力を受け付けると、今度は図5(c)に示すように、タブBの先頭の記事群(記事11〜12)を表示する。
【0047】
そして、上記と同様に、図5(c)のタブBの先頭の記事群を表示している状態で右方向への操作入力を受け付けると、図5(d)に示すように同一タブBに分類されているうちの別の記事群(最後の記事群の記事14〜16)を表示し、そこからさらに右方向への操作入力を受け付けると、今度は図5(e)に示すように、さらにタブBの右にあるタブCの先頭の記事群(記事21〜23)を表示する。
【0048】
また、図5(a)に示す、タブAの先頭の記事群を表示している状態で、例えば左方向への操作入力を受け付けると、図5(f)に示すようにタブCの最後の記事群(記事34〜36)を表示する、という具合である。
【0049】
また、上記のような同じ操作による表示切替内容の相違をユーザに容易に把握させるため、判定部での判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、操作入力受付部において説明した「前表示ボタン」の表示形態を同じ表示位置にて変更し、判定部での判定結果が最後の記事群であるとの場合に、「後表示ボタン」の表示形態を同じ表示位置にて変更するよう構成しても良い。
【0050】
なお、その変更される表示形態の形態内容などは特に限定しないが、例えば図5(a)〜(f)示すように、先頭の記事群を表示している状態で後ろ方向の記事群を表示するためのボタンや、最後の記事群を表示している状態で前方向の記事群を表示するためのボタン、すなわち「同一タブの記事群の間で表示を切り替えるよう動作するボタン」を横向き三角マークの表示形態として表示する。また、先頭の記事群を表示している状態でさらに前方向の記事群を表示するためのボタンや、最後の記事群を表示している状態でさらに後ろ方向の記事群を表示するためのボタン、すなわち「異なるタブを跨いで表示を切り替えるよう動作するボタン」は横向き三角に縦線を重ねたマークの表示形態に変更して表示する例が挙げられる。
【0051】
その他にも、例えばボタンの色や大きさを変更したり、一方のボタンを明滅表示やアニメーション表示に変更したり、あるいは前記「異なるタブを跨いで表示を切り替えるためのボタン」に「TAB_JUMP」などのデザイン文字を付す変更をしたりしても良い。
【0052】
以上のような構成をとる本実施例の表示装置によって、同一の操作入力であっても、タブ間での記事の表示切替操作か、同一タブに分類されている記事間の表示切替操作かを区別して処理することができる。
【0053】
なお上記に加えて、例えばタブへのタッチ操作など、同一タブに分類されている記事間の表示切替操作とは別のタブへの選択操作によって異なるタブの表示切替が実行される機能も併用されて構わない。
【0054】
<ハードウェア構成>
図6は、上記表示装置の各機能要件を計算機(コンピュータ)で実現した場合のハードウェア構成の一例を表す概略図である。この図6を利用して記事の表示切替処理における各ハードウェア要素の動作について説明する。
【0055】
この図6にあるように、表示装置は、各種演算処理を実行するための「CPU」(0601)と、「主メモリ」(0602)と、を備えている。また記事をはじめとする各種データや上述した各部の機能を実現する情報処理の手順が定められたプログラムなどを保持する「二次記憶装置」(0603)や、記事を表示する「ディスプレイ」(0604)、ユーザからの操作入力を受け付ける「入力デバイス」(0605)や、外部の記事配信サーバ装置などと通信するための「通信回路」(0606)などを備えている。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
【0056】
また、「主メモリ」には「二次記憶装置」からプログラムが読み出され、「CPU」は当該プログラムで示される手順に従い各種演算処理を実行する。また、この「主メモリ」や「二次記憶装置」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」の演算処理においては、そのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることで、データを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
【0057】
ここで、「通信回路」を介してネットワーク上の記事配信サーバ装置から各タブに関連付けられた記事群を取得し、「主メモリ」のアドレス1,2、・・・に格納する。つづいて「CPU」は図示しない記事表示プログラムを解釈し、その解釈結果にしたがってデフォルトのタブに関連付けられている記事群のうち、表示可能な個数の記事群を所定のレイアウトで「ディスプレイ」に表示する。
【0058】
その後、「入力デバイス」を介してユーザから例えば右ボタンの操作入力などの「同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力」を受け付ける。すると、「CPU」は判定プログラムの解釈結果にしたがって、前述のように例えば現在表示中の記事の表示順位や表示ページなどを参照し、現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する。そして、いずれの記事群でも無いと判断された場合は、「CPU」は入力された操作を、同じタブに分類されている記事間での表示切替操作と判断し、現在表示中のタブに関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替える処理を実行する。
【0059】
一方、先頭の記事群と判定された場合であって、さらに入力された操作が「同じタブと関連付けられた記事群の表示を"前"の記事群に切り替えるための操作」である場合、「CPU」は表示切替プログラムの解釈結果にしたがって、現在表示中のタブとは別のタブに関連付けられた記事群を「ディスプレイ」に表示する処理を実行する。また、「"後ろ"の記事群に切り替えるための操作」である場合には、「CPU」は現在表示中のタブと関連付けられた記事群の後ろの記事群を表示する処理を実行する。
【0060】
あるいは最後の記事群と判定された場合であって、さらに入力された操作が「同じタブと関連付けられた記事群の表示を"後ろ"の記事群に切り替えるための操作」である場合には、「CPU」は表示切替プログラムの解釈結果にしたがって、現在表示中のタブとは別のタブに関連付けられた記事群を「ディスプレイ」に表示する処理を実行する。また現在表示されているのが先頭の記事群であるとの判断結果であって、かつ"前"の記事群に切り替えるための操作である場合には、「CPU」は現在表示中のタブと関連付けられた記事群の前の記事群を表示する処理を実行する。
【0061】
ここで、上述した説明では、各プログラムが「二次記憶装置」から「主メモリ」に読みこまれる構成であるが、これに限らず、「通信回路」を介してネットワーク上のウェブサーバからから各タブに関連付けられた記事群が組み込まれたhtml文書データを取得し、そのhtml文書データにて別途ウェブサーバから呼び出して利用するよう記述されているプログラム(例えばscriptプログラムなど)を取得し「主メモリ」に格納する構成であってもよい。
【0062】
<処理の流れ>
図7は、本実施例の表示装置における処理の流れの一例を表すフローチャートである。なお、以下に示す各ステップは、表示装置による表示方法の処理手順を示しているが、上記のように表示装置を計算機で実現した場合の、その計算機を制御するためのプログラムに定められた処理ステップも示している。
【0063】
この図7にあるように、まず、現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群か判定する(判定ステップS0701)。そしてその判定結果がいずれでもないとの場合は、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける(操作入力受付AステップS0702)と、それに応じて同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替える(同一タブ表示切替ステップS0703)。
【0064】
一方、判定結果が先頭又は最後の記事群であるとの場合に、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前後の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける(操作入力受付ステップBステップS0704)と、別のタブに関連付けられた記事群を表示する(タブ間表示切替ステップステップS0705)。
【0065】
また、上記処理の流れにおいて、より詳細に、ステップS0701における判定結果が先頭の記事群であるとの場合には、記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示するステップを実行し、一方判定結果が最後の記事群であるとの場合には、記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力と同様の操作入力で、別のタブに関連付けられた記事群を表示するステップを実行しても良い。
【0066】
また、同じタブと関連付けられた記事群の表示を前の記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける前表示ボタンと、同じタブと関連付けられた記事群の表示を後ろの記事群に切り替えるための操作入力を受け付ける後表示ボタンと、を記事群と隣接した領域に表示し、判定結果が先頭の記事群であるとの場合、前表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更し、判定部での判定結果が最後の記事群であるとの場合、後表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更するステップを実行しても良い。
【0067】
また、さらにステップS0701における判定結果が先頭の記事群であるとの場合に、前表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更し、判定部での判定結果が最後の記事群であるとの場合に、後表示ボタンの表示形態を同じ表示位置にて変更するステップを実行しても良い。
【0068】
<効果の簡単な説明>
以上のような構成をとることで、本実施形態の表示装置は、同一の操作入力であっても、タブ間での記事の表示切替操作か、同一タブに分類されている記事間での記事の表示切替操作かを区別して処理することができる。
【0069】
したがって、本実施形態の表示装置、方法、プログラムによれば、異なるタブのそれぞれの記事群を1つのラインに変換して(すなわち同じ操作体系における単一の操作対象として)表示をループして切り替えることができ、ユーザは別個の操作入力をすることなく、シームレスな操作によってタブ間での記事の表示切替操作と同一タブ内での記事の表示切替操作を行うことができる。
【0070】
<その他構成1>
また、本実施例の表示装置において記事の表示数の異なる複数の表示モードを変更可能である場合(例えば表示装置が携帯端末で、端末の縦持ちと横持ちで記事表示個数が8個の表示モードと4個の表示モードに切り替わるなどには、以下のような構成を備えていても良い。すなわち、上記表示モードが異なる場合には、記事群を構成する各記事の表示順位も異なるように表示条件が設定されている、という具合である。特に、前述の「トピックス」のようなタブ(複数のタブの記事群の一部注目記事を抽出してまとめたタブ)においては、例えば8個の表示モードでは上から「政治」の1位、2位の表示順位の記事、つづいて「経済」の1位,2位の表示順位の記事、・・・「エンタメ」の1位、2位の表示順位の記事という表示順番で表示されるよう表示条件が設定されているのに対し、4個の表示モードでは上から「政治」の1位、2位の表示順位の記事、つづいて「経済」の1位の表示順位の記事、最後に「エンタメ」の1位の表示順位の記事という表示順番で表示されるよう表示条件が設定されている、と言う具合である。
【0071】
具体的には、例えば本実施例の表示装置は、上記のような各タブに分類されている記事群を構成する各記事に、上記表示順位を示す重要度指標値を予め付して管理する管理部を有している。また表示装置は表示モード判定部と表示モード変更部をさらに有し、表示モード判定部は、所定の信号受信に応じてその時の表示モードから切り替えるべき表示モードを判定し、表示モード変更部へ表示モードの変更を指示する機能を有する。なお所定の信号としては、入力デバイスを介してユーザから入力を受け付けた所定の変更操作信号であっても良いし、画面の向きの縦、横を検出するセンサからの画面向きを示す信号などでも良い。
【0072】
また表示モード変更部は、タブの切替操作に応じてタブを切り替えながら各タブに関連付けられた記事群のうち8個の記事を表示する第一表示モードと、同4個の記事を表示する第二表示モードとを表示モード判定部の判定結果に応じて変更する機能を備える。
【0073】
ここで、前述の「トピックス」タブにおける第一表示モードの場合、「政治」、「経済、「エンタメ」などのその他の各タブの記事群を単に予め設定したタブ順に重要度指標値に応じて並べるという表示条件となっており、表示モード変更部にて第一表示モードへの変更がされると当該条件に応じて並べられた記事群が表示される。一方第二表示モードの場合、各タブの記事群から最も重要度指標値の高い記事を1つずつ選出してタブ順に並べ、残りをその後ろに同様に並べる表示条件となっており、表示モード変更部にて第二表示モードへの変更がされると当該条件に応じて並べられた記事群が表示される、と言う具合である。
【0074】
このようにして表示順位が変わっても、例えば「エンタメ」の記事を「トピックス」の記事群に含めることができるので、様々な複数タブの記事を表示できる。
【0075】
<その他構成2>
また、前述のように上記各構成要件の全部、または一部をネットワーク上のサーバの構成要件として実施しても良い。その場合、端末の「操作入力受付部」で受け付けた操作入力を示す操作入力情報が端末から送信され、サーバに受信される。また、端末にて現在表示されている記事群が、同じタブに関連付けられている先頭の記事群か最後の記事群かを示す情報、あるいはそれを判定するために必要な情報(例えば現在表示中の記事群の表示順位を示す情報など)である判定用情報が端末装置から送信され、サーバに受信される。
【0076】
すると、サーバでは受信した操作入力情報および判定用情報を利用して、前述の「判定部」の処理を実行する。そして、その判定結果にしたがって前述の表示切替部を動作させるための制御命令を生成し、端末に送信する。そして端末で、その制御命令を受信し、例えばインターネットブラウザなどで実現される「表示切替部」の機能を実行する、と言う具合である。
【0077】
以上のような構成をとることで、本実施形態のサーバでも、上記表示装置などと同様に端末における同一の操作入力を、タブ間での記事の表示切替操作か、同一タブに分類されている記事間での記事の表示切替操作かを区別して処理することができる。
【0078】
したがって、本実施形態のサーバによれば、異なるタブの記事群を1つのラインに変換して端末での表示をループして切り替えることができ、ユーザは端末にて別個の操作入力をすることなく、シームレスな操作によってタブ間での記事の表示切替操作と同一タブ内での記事の表示切替操作を行うことができる。
【符号の説明】
【0079】
0300 表示装置
0301 操作入力受付部
0302 判定部
0303 表示切替部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8