特許第5833593号(P5833593)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5833593
(24)【登録日】2015年11月6日
(45)【発行日】2015年12月16日
(54)【発明の名称】注文受付装置及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/12 20060101AFI20151126BHJP
   G07G 1/01 20060101ALI20151126BHJP
   G06Q 50/12 20120101ALI20151126BHJP
   G06F 3/048 20130101ALI20151126BHJP
【FI】
   G07G1/12 361C
   G07G1/01 301D
   G06Q50/12 100
   G06F3/048 656A
【請求項の数】6
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2013-90515(P2013-90515)
(22)【出願日】2013年4月23日
(65)【公開番号】特開2014-215696(P2014-215696A)
(43)【公開日】2014年11月17日
【審査請求日】2014年9月29日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089118
【弁理士】
【氏名又は名称】酒井 宏明
(72)【発明者】
【氏名】松本 悠紀
(72)【発明者】
【氏名】三部 雅法
【審査官】 宮下 浩次
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−170799(JP,A)
【文献】 特開2006−293590(JP,A)
【文献】 特開2007−219820(JP,A)
【文献】 特開2007−249919(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07G 1/00 − 1/12
G06F 3/048
G06Q 10/00 − 50/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
前記表示部に表示された表示画面への操作入力を受け付ける受付部と、
各顧客のアバターと、商品アイテムの注文に係る操作子とを含む注文受付画面を前記表示部に表示する表示手段と、
前記注文受付画面において、何れかの前記アバターがドラッグ操作された後、前記操作子上にドロップ操作された場合に、当該操作の対象となった前記アバターと前記操作子との組に応じた処理を実行する制御手段と、
注文対象として選択された前記商品アイテムと、当該商品アイテムの選択時に選択されていた前記アバターとを対応付け、注文内容として記憶部に登録する登録手段と、
を備え
前記制御手段は、前記ドロップ操作の対象が注文の確定を指示するための操作子である場合に、前記記憶部に登録された前記注文内容のうち、前記ドラッグ操作の対象となった前記アバターに関係する注文内容の注文を行う注文受付装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記ドロップ操作の対象が特定の商品アイテムの注文を受け付けるための操作子である場合に、前記ドラッグ操作の対象となった前記アバターと、前記ドロップ操作の対象となった前記操作子に対応する前記商品アイテムとを対応付け、一の注文内容として前記登録手段に登録させる請求項1に記載の注文受付装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記ドロップ操作の対象が注文履歴の表示を指示するための操作子である場合に、前記注文が完了した前記注文内容のうち、前記ドラッグ操作の対象となった前記アバターに関係する注文内容を、前記表示部に表示する請求項1又は2に記載の注文受付装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記ドロップ操作時において、当該ドロップ操作の対象となった前記アバターに所定の画像効果を施す請求項1〜3の何れか一項に記載の注文受付装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記ドロップ操作の対象が特定の商品アイテムの注文を受け付けるための操作子である場合に、当該商品アイテムの品目に応じた画像効果を、前記ドロップ操作の対象となった前記アバターに施す請求項4に記載の注文受付装置。
【請求項6】
表示部と、前記表示部に表示された表示画面への操作入力を受け付ける受付部とを備えた注文受付装置のコンピュータを、
各顧客のアバターと、商品アイテムの注文に係る操作子とを含む注文受付画面を前記表示部に表示する表示手段と、
前記注文受付画面において、何れかの前記アバターがドラッグ操作された後、前記操作子上にドロップ操作された場合に、当該操作の対象となった前記アバターと前記操作子との組に応じた処理を実行する制御手段と、
注文対象として選択された前記商品アイテムと、当該商品アイテムの選択時に選択されていた前記アバターとを対応付け、注文内容として記憶部に登録する登録手段と、
して機能させ
前記制御手段は、前記ドロップ操作の対象が注文の確定を指示するための操作子である場合に、前記記憶部に登録された前記注文内容のうち、前記ドラッグ操作の対象となった前記アバターに関係する注文内容の注文を行うプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、注文受付装置及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、居酒屋等の店舗には、注文システムが導入されている。注文システムは、その基本機能として、顧客に渡されて使用される注文受付装置から無線送信された注文データ(テーブルコード、メニューコード等を含む)がオーダステーションに送信され、オーダステーションではオーダエントリ処理が実行されるように構成されている。
【0003】
また、上述したような注文システムの注文受付装置では、タッチパネルを介して所望のメニュー品目をタッチ指定することで注文を行うものが存在する。さらに、同一の注文受付装置を用いて注文された複数の顧客の注文内容を、当該顧客を識別する画像等とともに提示する技術が提案されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、顧客毎に情報提示を行う従来の注文受付装置では、操作を行う顧客が交代する場合に、操作者を切り替えるための操作を注文受付装置に行う必要があるがあるため、注文に係る操作が煩雑化する可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の注文受付装置は、表示部と、受付部と、表示手段と、制御手段と、登録手段とを備える。受付部は、前記表示部に表示された表示画面への操作入力を受け付ける。表示手段は、各顧客のアバターと、商品アイテムの注文に係る操作子とを含む注文受付画面を前記表示部に表示する。制御手段は、前記注文受付画面において、何れかの前記アバターがドラッグ操作された後、前記操作子上にドロップ操作された場合に、当該操作の対象となった前記アバターと前記操作子との組に応じた処理を実行する。登録手段は、注文対象として選択された前記商品アイテムと、当該商品アイテムの選択時に選択されていた前記アバターとを対応付け、注文内容として記憶部に登録する。また、制御手段は、前記ドロップ操作の対象が注文の確定を指示するための操作子である場合に、前記記憶部に登録された前記注文内容のうち、前記ドラッグ操作の対象となった前記アバターに関係する注文内容の注文を行う。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、実施形態にかかるオーダエントリシステムの全体構成を概略的に示すシステム構成図である。
図2図2は、注文受付装置の電気的接続を示すブロック図である。
図3図3は、オーダステーションの電気的接続を示すブロック図である。
図4図4は、注文ファイルのデータ構造の一例を示す模式図である。
図5図5は、注文受付装置の操作開始処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6-1】図6−1は、操作開始処理における画面表示例を示す正面図である。
図6-2】図6−2は、操作開始処理における画面表示例を示す正面図である。
図7図7は、注文受付装置のオーダエントリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図8-1】図8−1は、オーダエントリ処理における画面表示例を示す正面図である。
図8-2】図8−2は、オーダエントリ処理における画面表示例を示す正面図である。
図8-3】図8−3は、オーダエントリ処理における画面表示例を示す正面図である。
図8-4】図8−4は、オーダエントリ処理における画面表示例を示す正面図である。
図9-1】図9−1は、メニュー選択画面の画面遷移例を示す正面図である。
図9-2】図9−2は、メニュー選択画面の画面遷移例を示す正面図である。
図9-3】図9−3は、メニュー選択画面の画面遷移例を示す正面図である。
図9-4】図9−4は、メニュー選択画面の画面遷移例を示す正面図である。
図10図10は、注文受付装置のアバター操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図11-1】図11−1は、アバター操作処理における画面表示例を示す正面図である。
図11-2】図11−2は、アバター操作処理における画面表示例を示す正面図である。
図11-3】図11−3は、アバター操作処理における画面表示例を示す正面図である。
図11-4】図11−4は、アバター操作処理における画面表示例を示す正面図である。
図12図12は、オーダステーションが実行するオーダエントリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して、注文受付装置及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。
【0008】
図1は、実施形態にかかるオーダエントリシステム101の全体構成を概略的に示すシステム構成図である。本実施の形態のオーダエントリシステム101は、例えば居酒屋等の店舗に導入される。
【0009】
図1に示すように、オーダエントリシステム101は、顧客に渡されて使用される複数の注文受付装置102、キッチンに設置されるキッチンプリンタ103、チェックアウトカウンタに設置されるPOS端末104、ホールに設置されるカスタマチェックプリンタ105、店舗のバックヤード等に設置されオーダエントリシステム101全体を制御するサーバとしてのオーダステーション106等を備える。
【0010】
オーダステーション106は、LCD116及びキーボード117を備え、各注文受付装置102から無線送信された注文データを管理する。
【0011】
POS端末104は、硬貨及び紙幣を出し入れ自在に収納するドロワ118の上に設置される。POS端末104は、オペレータ用と客用との二つの表示器119(119a、119b)と、キーボードや鍵キーを含む入力装置120と、レシートプリンタ121とを備える。
【0012】
次に、注文受付装置102について説明する。
【0013】
注文受付装置102は、ホールの天井等に設定された無線中継器107を介して、オーダステーション106との無線通信を行う。また、注文受付装置102、キッチンプリンタ103、POS端末104及びカスタマチェックプリンタ105は、LANケーブル108を介してオーダステーション106と通信自在に接続される。
【0014】
注文受付装置102は、テーブルを特定するテーブルコード、当該テーブルに着いた各顧客を識別するアバターコード、メニュー品目を特定するメニューコード及びその数量の入力が可能である。注文受付装置102は、テーブルコードに、注文を行った顧客のアバターコード、メニューコード及びその数量を対応付けた注文データを生成する。
【0015】
注文受付装置102が生成した注文データは、オーダステーション106に無線通信により送信され、オーダステーション106からキッチンプリンタ103、POS端末104、カスタマチェックプリンタ105へと送信される。キッチンプリンタ103及びカスタマチェックプリンタ105は、受信した注文データに応じた内容の伝票を印字発行する。キッチンプリンタ103が印字発行する伝票は、注文されたメニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票である。カスタマチェックプリンタ105が印字発行する伝票は、注文された商品を給仕した後に来店客に渡す伝票である。これらのキッチンプリンタ103とカスタマチェックプリンタ105とは、同一の基本的構造を有している。POS端末104は、顧客との間での注文データに基づく会計処理を含む販売データ処理等を実行する。
【0016】
注文受付装置102は、厚みのある板状の本体ハウジング109を有する。本体ハウジング109の一面側には、受付部としてのタッチパネル110が付加された表示部であるLCD111が設けられ、その右側には、ユーザインターフェースとしてのキーボード112が設けられる。LCD111は、表示部として機能し、注文受付装置102を使用する顧客に対して情報表示を提供する。タッチパネル110は、LCD111に表示された画像に対する接触の有無を検知し、接触により行われた操作内容を入力信号として後述するタッチパネルコントローラ206に出力する。キーボード112は、テンキーや十字キー等を含み、タッチパネル110とともに操作部を構成する。また、本体ハウジング109の四隅には、耐衝撃性を有する部材であるコーナバンパ113が装着されている。コーナバンパ113によって、注文受付装置102の耐落下性能の向上が図られている。
【0017】
図2は、注文受付装置102の電気的接続を示すブロック図である。図2に示すように、注文受付装置102は、自装置の各部を制御するマイクロコンピュータ201を備える。マイクロコンピュータ201は、マイクロプロセッサであるCPU202と、バスライン203を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM204と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM205と、データを書き換え自在に記憶し、その記憶データを給電なしに保持できる不揮発性メモリ215とを有する。マイクロコンピュータ201は、後述する各処理において、表示手段及び制御手段として機能する。
【0018】
マイクロコンピュータ201には、バスライン203を介して、タッチパネルコントローラ206、表示コントローラ207、キーボードコントローラ208、無線通信インターフェース209及び無線部210が接続される。
【0019】
タッチパネルコントローラ206は、タッチパネル110からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。表示コントローラ207は、画像データに基づいてLCD111を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD111に表示させる。キーボードコントローラ208は、キーボード112からの入力信号をマイクロコンピュータ201に取り込む。
【0020】
無線通信インターフェース209は、無線部210を駆動制御する。無線部210は、アンテナ211を介して無線中継器107との間で無線通信を実行する。注文受付装置102に入力された注文データ等の各種情報は、無線部210から無線中継器107に送信される。この場合、注文データは宛先をオーダステーション106としている。そこで、入力された情報が注文データである場合には、注文データはオーダステーション106に向けて無線送信されることになる。なお、注文データとして無線送信された後述する注文内容には、送信済(注文済)であることを示すフラグ情報等が付加されるものとする。
【0021】
不揮発性メモリ215は、各種データを記憶する。例えば、コンテンツデータ171、注文受付装置102における各種処理用のプログラム172及び基本OS173を記憶する。コンテンツデータ171は、メニューコードに対応付けて、メニュー写真、メニュー品目名、単価、重量或いは分量、カロリー等の商品情報を含む。また、コンテンツデータ171は、カテゴリー写真、カテゴリー名等も含む。さらに、コンテンツデータ171は、後述するアバター画像等の各種のGUI(Graphical User Interface)に関するデータ等も含む。コンテンツデータ171、プログラム172、基本OS173の全部又は一部は、注文受付装置102の起動時等にRAM205にコピーされる。注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、基本OS173及びプログラム172に従い各種の処理を実行する。
【0022】
オーダステーション106の電気的接続についても簡単に説明する。図3は、オーダステーション106の電気的接続を示すブロック図である。図3に示すように、オーダステーション106は、自装置の各部を制御するマイクロコンピュータ301を備える。マイクロコンピュータ301は、マイクロプロセッサであるCPU302と、バスライン303を介して制御プログラム等の固定的情報を予め記憶するROM304と、各種データを書き換え自在に記憶してワークエリア等として機能するRAM305とを有する。したがって、マイクロコンピュータ301は、情報処理を実行する情報処理部を構成する。RAM305は、その全部又は一部が不揮発性メモリである。
【0023】
マイクロコンピュータ301には、バスライン303を介して、表示/キーボードコントローラ306とHDD307と通信インターフェース308とが接続される。
【0024】
表示/キーボードコントローラ306は、画像データに基づいてLCD116を駆動制御し、画像データに応じた画像をLCD116に表示させ、また、キーボード117からの入力信号をマイクロコンピュータ301に取り込む。通信インターフェース308は、LANケーブル108を介して他の機器、つまり、キッチンプリンタ103、POS端末104、カスタマチェックプリンタ105、及び無線中継器107との間でのデータ通信を可能とする。
【0025】
図4は、オーダステーション106が記憶する注文ファイル351のデータ構造の一例を示す模式図である。オーダステーション106は、注文受付装置102から注文データを受信すると、当該注文データを注文ファイル351に登録する。
【0026】
図4に示すように、注文ファイル351は、テーブルコード351aに会計済フラグ351bを対応付けて記憶可能なデータ構造を備えている。また、テーブルコード351aに対応付けて、注文受付装置102から受信した注文データに含まれているアバターコード351cと、メニューコード351dと、数量351eとを登録可能なデータ構造を有している。
【0027】
ここで、例示したアバターコード「AV_01」〜「AV_03」は、それぞれ異なる顧客を表す。また、アバターコード「SH」は、不特定多数のユーザで共用する共用ユーザを表す。オーダステーション106は、同一のアバターコードの単位で、当該アバターコードに対応付けられたメニューコード及び数量を、メニューコード351d及び数量351eの欄に格納する。
【0028】
次に、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201が基本OS173及びプログラム172に従って実行する各種の処理のうち、操作開始処理について説明する。
【0029】
図5は、注文受付装置102の操作開始処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6は注文受付装置102のLCD111の操作開始処理における画面表示例を示す正面図である。図5のフローチャートと図6の画面表示例とに基づいて、操作開始処理の一例について説明する。なお、本処理の前提として、注文受付装置102のRAM205には、テーブルコードが予め登録されているとする。また、本処理は、注文受付装置102の操作開始時に行うものである。
【0030】
まず、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、不揮発性メモリ215にアクセスし、不揮発性メモリ215に記憶されているコンテンツデータ171を取得する。そして、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、取得したコンテンツデータ171に基づいて、第1選択画面であるアバター選択画面10をLCD111に表示させる(ステップS1)。これにより、LCD111には、初期画面であるアバター選択画面10が表示される(図6−1参照)。
【0031】
図6−1に示すように、アバター選択画面10は、各種のキャラクター(アバター)画像を表したアバターボタンB11(B11a〜B11d)と、決定ボタンB12とを含む。テーブルに着いた各顧客は、何れか一のアバターボタンをそれぞれタッチ指定(以下、押下や選択ともいう)することで、注文時において自らを識別するアバターを選択する。なお、アバターボタンの各々には、それぞれ固有のアバターコードが対応付けられているとする。
【0032】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバターボタンB11及び決定ボタンB12の何れかが選択されるまで待機する(ステップS2;No→ステップS6;No)。
【0033】
ここで、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバターボタンB11の何れかが押下されたことを受け付けると(ステップS2;Yes)、その押下されたアバターボタンB11が選択済みか否かを判定する(ステップS3)。
【0034】
ステップS3において、未選択と判定した場合(ステップS3;No)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、フラグ情報等を用いることで、押下されたアバターボタンB11のアバターコードを“選択済み”に設定する。また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、押下されたアバターボタンB11上に選択済みであることを明示する明示画像を表示し(ステップS4)、ステップS2に戻る。例えば、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、図6−2に示すように、選択されたアバターボタンB11(B11a)の上に、明示画像としてチェックマークCH等を表示する。
【0035】
また、ステップS3において、選択済みと判定した場合(ステップS3;Yes)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、押下されたアバターボタンB11のアバターコードに設定された“選択済み”を解除する。また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、押下されたアバターボタンB11の上に表示した明示画像を消去することで選択を解除した後(ステップS5)、ステップS2に戻る。
【0036】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、決定ボタンB12の押下を受け付けると(ステップS2;No→ステップS6;Yes)、本処理の終了が指示されたと判定する。注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、“選択済み”と設定したアバターコードをRAM205等に記憶し(ステップS7)、本処理を終了する。
【0037】
次に、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201が基本OS173及びプログラム172に従って実行する各種の処理のうち、オーダエントリ処理について説明する。
【0038】
図7は、注文受付装置102のオーダエントリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8は注文受付装置102のLCD111のオーダエントリ処理における画面表示例を示す正面図である。図7のフローチャートと図8の画面表示例とに基づいて、オーダエントリ処理の一例について説明する。なお、本処理は、上述した操作開始処理の後に実行されるものである。
【0039】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、不揮発性メモリ215にアクセスし、不揮発性メモリ215に記憶されているコンテンツデータ171を取得する。そして、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、取得したコンテンツデータ171に基づいて、カテゴリー選択画面20をLCD111に表示させる(ステップS11)。これにより、LCD111には、カテゴリー選択画面20が表示される(図8−1参照)。
【0040】
図8−1に示すように、カテゴリー選択画面20は、販売対象となるメニュー品目の各カテゴリーを表したカテゴリー選択表示A21を含む。ここで、カテゴリー選択表示A21は、各カテゴリーについてのカテゴリー写真A21aと、カテゴリー名A21bとを含んでいる。
【0041】
また、カテゴリー選択画面20の画面右上には、上述した操作開始処理で選択されたアバター(アバターコード)の各々に対応するアバター画像A22(A22a〜A22d)が表示される。この例では、4つのアバターが選択された例を示しており、そのアバターの個数が同一のテーブルに着いた顧客の人数に相当する。なお、アバター画像A22は、後述するようにカテゴリー選択画面20やメニュー選択画面30(図8−2参照)等において、ドラッグ&ドロップによる操作を行うためのポインタとして機能する。
【0042】
また、カテゴリー選択画面20には、図8−1に示すように、会計ボタンB21、注文履歴ボタンB22が表示されている。会計ボタンB21は、顧客が飲食を終えて会計を行う際に操作するものである。注文履歴ボタンB22は、注文履歴の表示を指示するための操作子であって、注文履歴の確認を行う際に操作するものである。
【0043】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、会計ボタンB21、カテゴリー選択表示A21又は注文履歴ボタンB22が操作されるまで待機する(ステップS12;No→ステップS13;No→ステップS22;No)。ここで、会計ボタンB21が押下されると(ステップS12;No→ステップS13;Yes)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、LCD111に会計画面(図示せず)を表示させて処理を終了する(ステップS14)。
【0044】
一方で、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、何れかのカテゴリー選択表示A21が押下されたことを受け付けると(ステップS12;Yes)、対応するカテゴリーのメニューを表示する(ステップS15)。ここでは、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、既に取得しているコンテンツデータ171に基づいて、第2選択画面であるメニュー選択画面30をLCD111に表示させる処理を実行する。これにより、LCD111にはメニュー選択画面30が表示される(図8−2参照)。
【0045】
図8−2に示すように、メニュー選択画面30は、第1メニュー選択表示A31と、第2メニュー選択表示A32とを含む。
【0046】
第1メニュー選択表示A31は、所定のカテゴリーに含まれる一群の各メニュー品目についての、メニュー写真A31a、メニュー品目名A31b及び単価A31cを含む第1表示領域である。係る第1メニュー選択表示A31は、メニュー品目名A31b等で表されるメニュー品目の注文を受け付けるための操作子として機能する。なお、第1メニュー選択表示A31の各々には、対応するメニュー品目のメニューコードが対応付けされているものとする。
【0047】
第2メニュー選択表示A32は、お勧め商品を表示する第2表示領域であり、お勧め順に自動スクロール表示される。第2メニュー選択表示A32は、第1メニュー選択表示A31に表示された所定のカテゴリーに含まれる一群のメニュー品目とは別の一群の各商品アイテムについての、メニュー写真A32a、メニュー品目名A32b、及び、単価A32cを含んでいる。係る第2メニュー選択表示A32は、第1メニュー選択表示A31と同様に、メニュー品目名A32b等で表されるメニュー品目の注文を受け付けるための操作子として機能する。なお、第2メニュー選択表示A32の各々には、対応するメニュー品目のメニューコードが対応付けされているものとする。
【0048】
なお、第1メニュー選択表示A31は第2メニュー選択表示A32と比べて画面縦方向で大きく設定されている。また、第1メニュー選択表示A31内の各メニュー品目の商品アイコンは、第2メニュー選択表示A32内の各メニュー品目の商品アイコンと比べて大きく設定・表示されている。
【0049】
ここで、お勧め商品は、カテゴリー選択画面20のカテゴリー選択表示A21で選択されたカテゴリーに予め関連付けられた一群の商品アイテムであってもよい。例えば、カテゴリーとして「ビール」が選択された場合の「スピードメニュー」のカテゴリーの一群の商品アイテム等である。さらに、滞在時間との関係で、最初の注文からの滞在時間を図示しないタイマーによって計測しておき、2時間経過した場合には、「デザート」のカテゴリーの一群の商品アイテムをお勧め商品としてもよい。
【0050】
また、図8−2に示すように、メニュー選択画面30には、カテゴリー選択画面20と同様に、アバター画像A22(A22a〜A22d)が表示される。さらに、図8−2に示すように、メニュー選択画面30には、注文の確定を指示するための操作子である注文送信ボタンB31と、注文確認リストA33とが表示されている。
【0051】
図8−2に示すようなメニュー選択画面30上では、所望のメニュー品目を注文目的で選択することができる。つまり、注文目的でのメニュー品目の選択は、メニュー選択画面30の第1メニュー選択表示A31に表示される所望のメニュー品目のメニュー写真A31a又はメニュー選択画面30の第2メニュー選択表示A32に表示される所望のメニュー品目のメニュー写真A32aを、タッチ指定することによってなされる。
【0052】
ところで、注文受付装置102では、アバターコードと、メニューコードと、数量とを関連付けてRAM205等に記憶することで、顧客毎の注文内容を管理する機能を備えている。この機能を有効とするため、顧客は注文を行うにあたり、アバター画像A22を押下することで、自身のアバターを選択する。注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバター画像A22の押下を受け付けると(ステップS16;Yes)、選択されたアバター画像A22を強調表示する(ステップS17)。
【0053】
図8−3では、メニュー選択画面30において、アバター画像A22dが選択された例を示しており、当該アバター画像A22dが選択中であることを示す画像効果を施している。また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、選択されたアバター画像A22dの拡大画像A23を画面左上に一時的に表示することで、選択されたアバター画像A22dを明示する。なお、アバター画像A22の選択解除は、選択中のアバター画像A22を再度押下することで解除できるとする。
【0054】
アバター画像A22が選択された後、顧客が所望のメニュー品目を注文目的のために選択すると(ステップS18;Yes)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、選択中のアバター画像A22に対応するアバターコードと、選択されたメニュー品目のメニューコードと、そのメニュー品目の数量との組を一の注文内容として対応付け、RAM205のワークエリアに登録する(ステップS19)。また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、これまでに登録を行った注文内容のうち、注文が未完了の注文内容を、注文確認リストA33にリスト表示する。なお、送信済か否かは、各注文内容に付加された送信済か否かを示すフラグ情報等により判別する。
【0055】
なお、本実施形態の注文受付装置102では、アバター画像A22が未選択の状態でも注文を行うことが可能である。具体的に、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバター画像A22が未選択の状態でメニュー品目の選択を受け付けると(ステップS16;No→ステップS18;Yes)、ステップS19において、選択されたメニュー品目のメニューコードを、予め定められた共用ユーザ用のアバターコードと対応付けてRAM205のワークエリアに登録する(ステップS19)。
【0056】
ここで、メニュー品目の選択時におけるメニュー選択画面30の画面遷移について詳述する。図9は、メニュー選択画面30の画面遷移例を示す正面図である。顧客が所望のメニュー品目のメニュー写真A31aを注文目的のために選択すると(図9−1参照)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、図9−2に示すように、選択されたメニュー写真A31aに重ねて数量を大きく表示する。また、図9−3に示すように、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、メニュー写真A31aの選択と同時に注文確認リストA33をメニュー選択画面30の一部に重畳表示し、選択されたメニュー品目(注文内容)を、軌跡を描きながら注文確認リストA33に表示させる。その後、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、図9−4に示すように、メニュー写真A31a上の数量表示を小さくし、メニュー写真A31aの右下に表示させる。
【0057】
図7に戻り、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、注文送信の有無(ステップS20)を判定し、注文送信のイベントが発生しなければ(ステップS20;No)、ステップS16に戻る。これにより、顧客は、自らのアバター(アバター画像)を選択した後、メニュー選択画面30の第1メニュー選択表示A31又は第2メニュー選択表示A32上でのタッチパネル110によるタッチ指定によって次々と所望のメニュー品目を選択していくことができる。
【0058】
また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、ステップS20において、注文送信ボタンB31(図8−2参照)の押下を受け付けると(ステップS20;Yes)、注文が未完了の注文内容(アバターコード、メニューコード及び数量)と、既に登録されているテーブルコード、人数等を含む注文データを生成して、無線部210を駆動制御し、この注文データを無線送信し(ステップS21)、ステップS11に戻る。
【0059】
注文受付装置102から無線送信された注文データは、無線中継器107によって受信される。無線中継器107は、注文データをLANケーブル108に送信出力する。すると、注文データに含まれている送信先であるオーダステーション106が注文データを受信する。
【0060】
一方、カテゴリー選択画面20の注文履歴ボタンB22が操作された場合について説明する。注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、注文履歴ボタンB22の押下を受け付けると(ステップS12;No→ステップS13;No→ステップS22;Yes)、LCD111に注文履歴画面40を表示させる処理を実行する(ステップS23)。これにより、LCD111には、注文履歴画面40が表示される(図8−4参照)。
【0061】
図8−4に示すように、注文履歴画面40は、注文履歴表示A41と、追加注文選択表示A42とを含む。
【0062】
注文履歴表示A41には、これまでに登録された注文内容のうち、注文が完了した各商品内容に関する注文履歴がリスト表示される。具体的に、各エントリーは、図8−4に示すように、注文時に選択されていたアバターコードのアバター画像A41a、注文された各メニュー品目についての、メニュー写真A41b、メニュー品目名A41c及び数量A41dを含み、これらが対応付けて表示される。
【0063】
このように、注文受付装置102では、注文履歴表示A41において、注文を行った顧客(アバター)のアバター画像A41aと、注文が完了したメニュー品目に関する情報とを対応付けて表示する。これにより、顧客は、自らが或いは他者が注文した各メニュー品目を容易に確認することができるため、注文履歴を確認する際の使い勝手を向上させることができる。なお、アバター画像A41aが空欄の注文履歴は、共用ユーザのアバターコードに対応するものである。
【0064】
追加注文選択表示A42は、顧客が注文した各メニュー品目についての、追加注文数を入力するためのものである。各々の追加注文選択表示A42には、メニューコードが対応付けされている。
【0065】
また、このとき、図8−4に示すように、注文履歴画面40には、注文送信ボタンB41、トップページボタンB42等が表示される。
【0066】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、追加注文選択表示A42又はトップページボタンB42が操作されるまで待機する(ステップS24;No→ステップS27;No)。ここで、顧客がタッチパネル110でのタッチ指定によって追加注文選択表示A42の所望のメニューの追加注文数を入力すると(ステップS24;Yes)、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、追加注文数が入力されたメニュー品目のアバターコードと、メニューコードと、その追加注文数との組を一の注文内容として対応付け、RAM205のワークエリアに登録する(ステップS25)。
【0067】
そして、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、注文送信の有無(ステップS26)を判定し、注文送信のイベントが発生しなければ(ステップS26;No)、ステップS24に戻る。これにより、顧客は、注文履歴画面40の追加注文選択表示A42上でのタッチパネル110によるタッチ指定による追加注文数の入力によって次々と所望のメニュー品目の追加注文を行うことができる。
【0068】
注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、注文送信ボタンB41(図8−4参照)の押下を受け付けると、ステップS26で注文ありと判定する。そして、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、注文ありと判定した場合(ステップS26;Yes)、ステップS25で登録した注文内容と、既に登録されているテーブルコード、人数等を含む注文データを生成して、無線部210を駆動制御し、この注文データを無線送信し(ステップS21)、ステップS11の処理に戻る。また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、トップページボタンB42(図8−4参照)の押下を受け付けると(ステップS24;No→ステップS27;Yes)、ステップS11に戻る。
【0069】
次に、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201が基本OS173及びプログラム172に従って実行する各種の処理のうち、アバター操作処理について説明する。本処理は、上述したカテゴリー選択画面20やメニュー選択画面30等の画面上において、アバター画像A22によるドラッグ&ドロップ操作を実現させるものである。
【0070】
図10は、注文受付装置102が実行するアバター操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、図11は、注文受付装置102のLCD111のアバター操作処理における画面表示例を示す正面図である。なお、本処理は、上述したオーダエントリ処理のバックグラウンドで実行されるものである。
【0071】
まず、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、カテゴリー選択画面20又はメニュー選択画面30に表示された何れかのアバター画像A22に対して、ドラッグ操作が行われるまで待機する(ステップS31;No)。注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバター画像A22のドラッグ操作を検知すると(ステップS31;Yes)、操作の対象となったアバター画像A22のアバターコードを取得する(ステップS32)。続いて、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、ドラッグ操作中のアバター画像A22がドロップ操作されると、そのドロップ先を判定する(ステップS33)。
【0072】
ここで、アバター画像A22が第1メニュー選択表示A31や第2メニュー選択表示A32にドロップ操作された場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、そのドロップ先が特定のメニュー品目の注文を受け付けるための操作子と判定する(ステップS34;Yes)。この場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、ステップS32で取得したアバターコードと、ドロップ先の操作子(表示領域)に対応するメニュー品目のメニューコードとを対応付け、一の注文内容としてRAM205のワークエリアに登録した後(ステップS35)、ステップS31に戻る。
【0073】
例えば、図11−1に表示されたアバター画像A22のうち、アバター画像A22cが商品Aの第1メニュー選択表示A31にドロップされた場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバター画像A22cのアバターコードと、商品Aのメニューコードとを対応付け、一の注文内容としてRAM205のワークエリアに登録する。そして、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、図8−2で説明した動作と同様、これまでに登録を行った注文内容のうち、注文が未完了の注文内容を注文確認リストA33にリスト表示する。なお、このとき、ドラッグ操作の対象となったアバター画像A22cのアバターコードを含む注文内容のみを、注文確認リストA33に表示する形態としてもよい。
【0074】
そして、注文確認リストA33で数量等が指定された後、注文送信ボタンB31の押下を受け付けると、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、ステップS21と同様、注文確認リストA33に表示された注文内容、つまり注文が未完了の注文内容と、既に登録されているテーブルコード、人数等を含む注文データを無線送信する。
【0075】
なお、注文データの無線送信は、注文送信ボタンB31を押下する以外にも、アバター画像A22のドラッグ&ドロップ操作でも可能である。具体的には、図11−2に示すよに、アバター画像A22が注文送信ボタンB31上にドロップ操作された場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、そのドロップ先が注文の確定を指示するための操作子と判定する(ステップS34;No→ステップS36;Yes)。この場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、ステップS32で取得したアバターコードを用いて生成した注文データを無線送信した後(ステップS37)、ステップS31に戻る。
【0076】
ここで、注文データとして無線送信する注文内容は、種々の形態を採用することが可能である。例えば、RAM205のワークエリアに登録された注文内容のうち、ステップS32で取得したアバターコードを含み、且つ注文が未完了の注文内容を一括又は選択的に無線送信する形態としてもよい。また、アバター画像A22が未選択の状態(つまり共用ユーザ)で登録され、且つ注文が未完了の注文内容が存在する場合には、これら注文内容に含まれるアバターコードをステップS32で取得したアバターコードに置換して、一括又は選択的に無線送信する形態としてもよい。
【0077】
また、新規注文に限らず、過去に注文された注文内容を追加注文する形態としてもよい。例えば、直近に無線送信された注文内容を再度無線送信(追加注文)する形態としてもよい。また、注文履歴画面40のように注文履歴をリスト表示し、このリストから無線送信(追加注文)を行うメニュー品目を選択させて、無線送信する形態としてもよい。
【0078】
また、図11−3に示すように、注文履歴ボタンB22上にドロップされた場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、そのドロップ先が注文履歴の表示を指示するための操作子と判定する(ステップS34;No→ステップS36;No→ステップS38;Yes)。この場合、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、これまでに登録された注文内容のうち、ステップS32で取得したアバターコードを含み、且つ注文が完了した各商品内容に関する注文履歴を、注文履歴画面40にリスト表示し(ステップS39)、ステップS31に戻る。
【0079】
例えば、図11−3に表示されたアバター画像A22のうち、アバター画像A22cがドラッグ操作の対象となった場合には、図11−4に示すように、このアバター画像A22cのアバターコードを用いて注文された注文内容の履歴が、注文履歴画面40の注文履歴表示A41にリスト表示される。なお、注文履歴画面40に対する操作(追加注文等)は、上記と同様に行うことが可能であるとする。
【0080】
また、注文受付装置102のマイクロコンピュータ201は、アバター画像A22cのドロップ先が、上記の操作子の何れにも該当しないと判定すると(ステップS34;No→ステップS36;No→ステップS38;No)、ステップS31に再び戻る。
【0081】
このように、注文受付装置102では、アバター画像A22をドラッグ&ドロップ操作することで、メニュー品目の登録や注文、注文履歴の確認を顧客毎に行うことができる。これにより、同一の注文受付装置102を複数人の顧客で使用する場合であっても、操作を行う顧客が交代する際に、その旨を注文受付装置に明示的に通知することなく、メニュー品目の登録や注文、注文履歴の確認を行うことができるため、注文受付装置102の操作性を向上させることができる。また、アバター画像A22をドラッグ&ドロップするという直感的な操作でメニュー品目の登録や注文、注文履歴の確認を行うことができるため、注文受付装置102の操作性を高めることができる。
【0082】
なお、上記のアバター操作処理では、アバター画像A22をドラッグ操作の対象としたが、これに限らず、アバター画像A22の押下時に表示される拡大画像A23をドラッグ操作の対象としてもよい。
【0083】
また、ドラッグ操作時において、アバター画像A22に所定の画像効果を施す形態としてもよい。例えば、アバター画像A22がメニュー品目を表す表示領域にドロップ操作された場合に、そのアバター画像A22に表されたキャラクターの表情を変化させたり、キャラクターに所定の動作をさせたりしてもよい。また、この形態を採用する場合、アバター画像A22に施す画像効果は、ドロップ先の操作子に応じて切り替える形態としてもよい。例えば、ドロップ先が商品アイテムの注文を受け付けるための操作子である場合に、その操作子に対応するメニュー品目に応じた画像効果(飲料である場合には飲む動作、料理である場合には食べる動作等)を施してもよい。このように、アバター画像A22の操作に応じて画像効果を施すことで、操作時のインタラクティブ性を高めることができるため、注文受付装置102の操作性をより向上させることができる。
【0084】
図12は、オーダステーション106が実行するオーダエントリ処理の流れの一例を示すフローチャートである。オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文データを受信するまで待機している(ステップS41;No)。
【0085】
オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、注文データの受信を判定すると(ステップS41;Yes)、受信した注文データに含まれるテーブルコードに対応する注文ファイル351のアバターコード351c、メニューコード351d及び数量351eの欄に、その注文データに含まれているアバターコード、メニューコード及びその数量を登録する(ステップS42)。これにより、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、テーブルコード351aで特定されるテーブルの各顧客(アバターコードで特定)が、メニューコード351dで特定されるメニュー品目を何品(数量351eで特定)注文したのかを個別に管理することができる。
【0086】
その後、オーダステーション106のマイクロコンピュータ301は、LANケーブル108を介して、注文ファイル351を伝文形式にして、キッチンプリンタ103に送信する(ステップS43)。キッチンプリンタ103は、オーダステーション106から送信された注文ファイル351の伝文を受信すると、伝票を印字発行する。この場合の伝票は、注文されたメニュー品目をキッチンの調理人に指示するための調理指示伝票であり、注文されたメニュー品目及びテーブルコードを含んでいる。
【0087】
また、POS端末104では、オーダステーション106の注文ファイル351から、精算の対象となったテーブル(テーブルコード351a)のレコードを参照し、当該レコードに基づいて、注文された各商品の支払金額をアバターコード毎に算出するとともに、それら支払金額の合計金額を算出する。そして、POS端末104は、算出したアバターコード毎の支払金額又はこれらの合計金額に基づき精算を行う。
【0088】
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0089】
例えば、上記実施形態では、アバター画像A22のドロップ先となる操作子を、第1メニュー選択表示A31、第2メニュー選択表示A32、注文送信ボタンB31及び注文履歴ボタンB22としたが、これらに限らないものとする。例えば、会計ボタンB21をドロップ先となる操作子としてもよい。この会計ボタンB21にドロップされた場合、例えば、注文が完了した注文内容のうち、ドラッグ操作の対象となったアバター画像A22のアバターコードを含む注文内容の内訳とその合計金額とを表示してもよい。
【0090】
上記実施形態の注文受付装置102で実行される基本OS173及びプログラム172は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0091】
また、上記実施形態の注文受付装置102で実行される基本OS173及びプログラム172を、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施形態の注文受付装置102で実行される基本OS173及びプログラム172をインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0092】
102 注文受付装置
110 タッチパネル
111 LCD
112 キーボード
201 マイクロコンピュータ
202 CPU
203 バスライン
204 ROM
205 RAM
206 タッチパネルコントローラ
207 表示コントローラ
208 キーボードコントローラ
209 無線通信インターフェース
210 無線部
211 アンテナ
【先行技術文献】
【特許文献】
【0093】
【特許文献1】特開2005−4317号公報
【特許文献2】特開2007−249919号公報
図1
図2
図3
図4
図5
図6-1】
図6-2】
図7
図8-1】
図8-2】
図8-3】
図8-4】
図9-1】
図9-2】
図9-3】
図9-4】
図10
図11-1】
図11-2】
図11-3】
図11-4】
図12