特許第5835964号(P5835964)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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特許5835964画像処理装置、画像形成システムおよび画像出力方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5835964
(24)【登録日】2015年11月13日
(45)【発行日】2015年12月24日
(54)【発明の名称】画像処理装置、画像形成システムおよび画像出力方法
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/42 20060101AFI20151203BHJP
   G06F 3/12 20060101ALI20151203BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20151203BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20151203BHJP
【FI】
   B41J29/42 F
   G06F3/12 322
   G06F3/12 338
   G06F3/12 367
   G06F3/12 388
   B41J29/38 Z
   H04N1/00 107Z
【請求項の数】9
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2011-142309(P2011-142309)
(22)【出願日】2011年6月27日
(65)【公開番号】特開2013-6399(P2013-6399A)
(43)【公開日】2013年1月10日
【審査請求日】2014年6月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳
(74)【代理人】
【識別番号】100112508
【弁理士】
【氏名又は名称】高柳 司郎
(74)【代理人】
【識別番号】100115071
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康弘
(74)【代理人】
【識別番号】100116894
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 秀二
(74)【代理人】
【識別番号】100130409
【弁理士】
【氏名又は名称】下山 治
(74)【代理人】
【識別番号】100134175
【弁理士】
【氏名又は名称】永川 行光
(72)【発明者】
【氏名】小俣 順
【審査官】 牧島 元
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−194588(JP,A)
【文献】 特開2010−167596(JP,A)
【文献】 特開2010−271824(JP,A)
【文献】 特開2009−297990(JP,A)
【文献】 特開2011−118843(JP,A)
【文献】 特開2009−182933(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41J 29/42
B41J 29/38
G06F 3/12
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバから印刷ジョブを受信して実行する画像処理装置であって、
前記サーバに保存された、第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求する要求手段と、
前記ジョブ情報の要求に応じて前記サーバから送信されたジョブ情報を受信して保存する保存手段と、
前記保存手段により保存されたジョブ情報のうち、第2の所定数のジョブ情報を、印刷ジョブを選択するためのジョブリストとして表示する表示手段と、
前記ジョブリストから選択された印刷ジョブを前記サーバに要求し、該要求に応じて送信された印刷ジョブを受信して実行する実行手段とを備え、
記ジョブリストに未表示のジョブ情報を表示させる指示に応じて、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されている場合には保存されたジョブ情報を表示し、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記要求手段により前記サーバに要求し、前記保存手段により保存し、前記表示手段によりジョブリストとして表示することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
前記要求手段は、前記サーバに保存された、前記画像処理装置により実行できる印刷ジョブのうち前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求し、
前記画像処理装置により実行できる印刷ジョブのうち前記ジョブリストに未表示の印刷ジョブのジョブ情報を表示させる指示に応じて、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されている場合には保存されたジョブ情報を表示し、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記要求手段により前記サーバに要求し、前記保存手段により保存し、前記表示手段によりジョブリストとして表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
未表示の印刷ジョブのジョブ情報を表示させる前記指示がされた際に表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、前記要求手段によるジョブ情報の要求に先立って、前記サーバに対して要求する前記第1の所定数の印刷ジョブが前記サーバに保存されているか判定し、保存されていれば次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求し、保存されていなければ前記サーバに保存されている印刷ジョブのうち、未表示の印刷ジョブのジョブ情報を含む最大で前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記第1の所定数は前記第2の所定数以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第1の所定数を手動で設定するための手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記第1の所定数を前記保存手段の残り容量に応じて動的に変化させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
ーバに保存された、第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求する要求手段と、
前記ジョブ情報の要求に応じて前記サーバから送信されたジョブ情報を受信して保存する保存手段と、
前記保存手段により保存されたジョブ情報のうち、第2の所定数のジョブ情報を、印刷ジョブを選択するためのジョブリストとして表示する表示手段と、
前記ジョブリストから選択された印刷ジョブを前記サーバに要求し、要求に応じて送信された印刷ジョブを受信して実行する実行手段として画像処理装置のコンピュータを機能させ、
記ジョブリストに未表示のジョブ情報を表示させる指示に応じて、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されている場合には保存されたジョブ情報を表示し、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記要求手段により前記サーバに要求し、前記保存手段により保存し、前記表示手段によりジョブリストとして表示することを特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項1乃至のいずれか一項に記載した画像処理装置と、
印刷ジョブを保存し、前記画像処理装置からのジョブ情報の要求に応じて保存したジョブ情報を前記画像処理装置に送信し、前記画像処理装置からの印刷ジョブの要求に応じて保存した印刷ジョブを前記画像処理装置に送信するサーバと
を備えることを特徴とする画像形成システム。
【請求項9】
サーバと該サーバに接続された画像処理装置とによる画像出力方法であって、
前記画像処理装置が、前記サーバに保存された、第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求する要求工程と、
前記サーバが、前記ジョブ情報の要求に応じてジョブ情報を送信する工程と、
前記画像処理装置が、前記サーバから前記ジョブ情報を受信して保存手段により保存する工程と、
前記画像処理装置が、前記保存手段により保存されたジョブ情報のうち、第2の所定数のジョブ情報を、印刷ジョブを選択するためのジョブリストとして表示する表示工程と、前記画像処理装置が、前記ジョブリストから選択された印刷ジョブを前記サーバに要求する要求工程と、
前記サーバが、前記要求に応じて印刷ジョブを送信する工程と、
前記画像処理装置が、前記サーバからの印刷ジョブを受信して実行する工程とを有し、前記ジョブリストに未表示のジョブ情報を表示させる指示に応じて、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されている場合には保存されたジョブ情報を表示し、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記要求工程により前記サーバに要求し、前記保存手段により保存し、前記表示工程によりジョブリストとして表示することを特徴とする画像出力方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリケーションサーバに蓄積されているジョブ情報を取得しそのジョブを表示する画像処理装置、画像形成システムおよび画像出力方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、多機能複写機(MFP)等のデバイス(画像出力装置ということもできる)を用いて印刷を行う際に、セキュリティの観点から、ユーザがプリントジョブをホストPCから直接デバイスに投入せずアプリケーションサーバにまず溜め置き(スプール)を行う。そして出力したいデバイスで当該ユーザが所定の操作を行って認証を受けた後、デバイスがアプリケーションサーバよりジョブ情報を受信する。デバイスは受信したジョブ情報から、ジョブのリストを作成してユーザインターフェース(以下、UI)に表示し、ユーザがそのUIに表示されたリストより印刷するジョブを選択して出力する仕組みが提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1ではデバイスでユーザ認証を行った後、デバイスがサーバから認証済みユーザのジョブを受付けて表示を行う仕組みがある。またジョブを取得する際に、認証済みユーザに対しての該当ジョブ情報を全て受信してからUI上に表示する案が提示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010-271824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1の技術では、サーバに蓄積されている全ジョブの情報を取得する必要がある。高機能のデバイスの場合メモリ量が十分ある場合が多いため、メモリ不足などの問題が生じることはあまりない。しかしながら、コストの低いデバイスの場合、搭載するメモリ量が十分でないため全ジョブの情報を取得した際にメモリ容量が不足する可能性がある。
【0006】
また、デバイスが全てのジョブを印刷に先駆けて取得した場合、一画面で全てのジョブを表示することが出来ずスクロール操作が必要となる場合がある。ジョブの数が多くなるとスクロール操作の回数も増加し、ジョブを選択するのに時間がかかる。そのため、デバイスで印刷対象のジョブを選択している間に、サーバに保存されているジョブが削除されたり、新たなジョブが追加される可能性が増える。それにより、デバイスが表示しているジョブ情報とサーバに保存されているジョブ情報とに差異が生じる可能性が増える。
【0007】
本発明は上記問題点を解決するために成されたもので、小量のメモリしか搭載されていないデバイス、あるいはスクロールが必要なUIを有するデバイスを用いても、サーバ溜め置き印刷でジョブを選択する画像処理装置、画像形成システムおよび画像出力方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を備える。すなわち、サーバから印刷ジョブを受信して実行する画像処理装置であって、
サーバから印刷ジョブを受信して実行する画像処理装置であって、
前記サーバに保存された、第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記サーバに対して要求する要求手段と、
前記ジョブ情報の要求に応じて前記サーバから送信されたジョブ情報を受信して保存する保存手段と、
前記保存手段により保存されたジョブ情報のうち、第2の所定数のジョブ情報を、印刷ジョブを選択するためのジョブリストとして表示する表示手段と、
前記ジョブリストから選択された印刷ジョブを前記サーバに要求し、該要求に応じて送信された印刷ジョブを受信して実行する実行手段とを備え、
記ジョブリストに未表示のジョブ情報を表示させる指示に応じて、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されている場合には保存されたジョブ情報を表示し、表示対象となるジョブ情報が前記保存手段により保存されていない場合には、次の前記第1の所定数の印刷ジョブのジョブ情報を前記要求手段により前記サーバに要求し、前記保存手段により保存し、前記表示手段によりジョブリストとして表示する。
【発明の効果】
【0009】
以上のように本発明によれば、サーバに溜め置きされているジョブの内、一部のみを取得し表示するため従来のように大量のジョブがサーバに溜め置きされていても、そのために画像出力装置が大量のメモリを必要としない。また、ユーザのスクロール動作に応じて最新のジョブ情報を取得することができ、ユーザの利便性の高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2】本発明の一実施の形態に係る画像処理装置が使用されるシステム構成図である。
図3】本発明を実施する基本フロー図である。
図4A】本発明を実施する事前設定のフロー図である。
図4B】本発明を実施する事前設定のフロー図である。
図5A】ジョブ選択を行う操作画面の一例である。
図5B】ジョブ選択を行う操作画面の一例である。
図6A】本発明を実施の際のスクロール操作時のフロー図である。
図6B】本発明を実施の際のスクロール操作時のフロー図である。
図7】下スクロール時の概念図である。
図8】上スクロール時の概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
【0012】
[実施形態1]
図2は本発明の一実施の形態に係る画像処理装置が使用される画像形成システム(あるいは画像処理システム)の概略図である。本システムでは、デジタル複合機能周辺装置(MFP)101と、複数のPC端末102とアプリケーションサーバ103とがネットワークを介して通信可能に接続されている。MFP101は、アプリケーションサーバ103が提供するサービスに対応しており、サーバ103に対してMFP101のサービスに対する能力を通知する。サーバ103は受信したMFPの能力からMFPが動作すべき設定情報を定期的に送信する。MFP101はサーバより定期的に送信される設定情報を受信する。MFP101は、受信した情報をRAM212やHDD204に保持・参照することで、設定情報に基づいた動作を行う。
【0013】
なおサーバ103は通常の汎用コンピュータの構成を有している。すなわち、プロセッサにより主メモリにロードされたプログラムを実行して、データを処理する。実行されるプログラムとしてはオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムがあり後述する図4B等の手順のプログラムもまた実行される。さらに、クライアントにサービスを提供するために常時稼働しているプロセスも実行され、これにより例えば、クライアント(本実施形態ではMFPも含む)からの保存しているジョブ数の問い合わせ等に応答する。もちろんこのほかにネットワークインターフェイスなどの必要なハードウエアリソースを備えている。
【0014】
<MFPの構成>
図1は本発明の一実施の形態に係るMFP(画像形成または画像出力または画像処理装置)のハードウェア構成を示すブロック図である。図1においてMFP101は、MFP全体の制御を行うコントローラ200、MFPの処理や動作設定を行うオペレーションパネルを備えた操作部211を持つ。また、ファクシミリ制御を行うファックス制御ユニット214、画像処理のためのプロッタ215、原稿を読み取るスキャナ216、及びその他のハードウェアリソース217から構成される。
【0015】
コントローラ200は、MFP全体の制御を行うCPU201と、操作部I/F、CPUI/F、PCII/F、メモリコントローラ等を内蔵するコントローラ用ASIC202を持つ。また、画像データを蓄積するHDD204と、シリアルバス204、ネットワークへの接続機能を備えたネットワークインタフェースカード205、USBデバイス206、無線ラン用のIEEE207、周辺機器を接続するためのIEEE208を持つ。その他にもICカードリーダ103等を接続するためのUSBホスト209、メモリーカードI/F210にPCIバス218を介して接続されているノースブリッジ203を備えている。コントローラ200には更に、RAM212やROM213等も設けられている。ファックス制御ユニット214、プロッタ215、スキャナ216そしてその他のハードウェアリソース217とASIC202はPCIバス218によって接続されている。
CPU201は、NB203、PCIバス218、USBホスト209を介して、USBケーブルにてICカードリーダ103と接続されており、ICカードリーダ103に対してコマンドを送信することにより制御を行う。ICカード104のアクセスは、ICカードリーダ103がICカード104と通信を行うことにより実現される。
【0016】
<印刷ジョブのダウンロードおよび実行>
図3は本発明を実施するMFPである画像処理装置のCPU201による、サーバから印刷ジョブを受信して印刷するための基本動作のフローチャートである。まずユーザが画像処理装置にログインして、ジョブのダウンロードおよび実行のために所定の操作を行う。それをきっかけとして図3の手順が開始される。S301では、後ほど詳細に後述する初期設定を行う。RAM212やRAM213に保存されている画像処理装置の能力をネットワークを介してアプリケーションサーバ103に通知する。サーバ103に通知される画像処理装置の能力としては、たとえば本実施形態では、ジョブのリストを表示して特定のジョブを選択させるための機能(ジョブ選択機能)が含まれる。この機能は、要素機能としては、例えばジョブのリストを表示するディスプレイ装置と表示されたリストから特定のジョブを選択する入力装置とをあわせ持ち、かつ、そのためユーザインターフェイスを提供するソフトウエアを持つことで実現できる。そのため、ジョブ選択機能は、前述した三つの機能の有無により表されてもよい。アプリケーションサーバ103は受信したデバイスの能力を基に、デバイスに対して設定情報を送信する。画像処理装置は受信した設定情報をRAM212やHDD204に保持し設定情報に基づいて動作を行う。この設定情報とは、デバイスの機能に対する設定を示す情報であり、たとえばジョブ選択機能に対しては、当該機能を使用する旨の設定などである。なおこのステップ301については図4A図4Bで詳述する。また図3は、MFPはジョブ選択機能を持つことを前提とした処理例である。
【0017】
S302では、ログイン操作により得た情報、たとえばカードリーダ103から取得した情報を用いて画像処理装置のコントローラ200がアプリケーションサーバ103に対して認証を要求し、サーバによる認証を行う。画像処理装置単体で認証を行ってもよい。尚、認証方法についてはカードリーダ以外にIDとパスワードの入力等も可能である。ログインはMFP101の操作のために必要ではあるが、図3のように必ずしもMFPによる動作に同期していなくともよく、たとえば既にログインされている場合には、処理はS303から開始されることになる。
【0018】
S303では、ユーザよりアプリケーションサーバ103に溜め置きされている、当該ユーザにより実行可能な印刷ジョブを印刷するためのボタン、例えばPrintMyJobsボタンが押下される事でS304に遷移する。
【0019】
S304では、MFP101のコントローラ200がアプリケーションサーバ103に蓄積されている総ジョブ数Aを送信するように要求する。要求に応じてアプリケーションサーバ103から受信した総ジョブ数AをRAM212に保存する。
【0020】
S305では、受信した総ジョブ数Aの数を判断する。総ジョブ数Aが1件以上ならS306に遷移する。総ジョブ数Aがそれ以外すなわち0ならS308へ遷移する。
【0021】
S306では、コントローラ200がアプリケーションサーバ103に蓄積されているジョブ情報を取得する。取得する件数は先頭(i=1)から画像処理装置で設定されている最大取得件数N件のジョブ情報JOB(i)〜JOB(i+N−1)をアプリケーションサーバ103より送信するように要求する。このNが第1の所定数に相当する。すなわち、画像処理装置101はサーバ103に対して、i番目の印刷ジョブのジョブ情報から、N個のジョブのジョブ情報を送信するよう要求する。受信したN個のジョブのジョブ情報JOB(i)〜JOB(i+N−1)をRAM212に保存する。残りのジョブ数がNに満たない場合には、残りのすべてのジョブが送信の対象となる。なお、ジョブの順序はMFP101から設定できてもよいし、予め決めてあってもよい。順序は、たとえば印刷ジョブの生成された日時やサーバ103に保存された日時、名称、ジョブID、サイズ、優先度など、種々の属性に応じて決めることができるし、あるいはジョブごとに個別に指定することもできる。
【0022】
S307では、取得したジョブ情報の内、操作部211に表示できるn(n<N)件のジョブ情報のリストを操作部に表示しS310へ遷移する。このnが第2の所定数に相当する。この時、未表示の部分を表示させるために後述するスクロール操作が可能となる。このリストからユーザは所望の印刷ジョブを選択することができる。スクロール操作が行われると、スクロールされた量に応じて表示されるリストの部分が変更され、その領域に含まれるべき印刷ジョブが表示し直される。このとき、表示される印刷ジョブのジョブ情報がなければ、アプリケーションサーバからジョブ情報を取得して表示される。すなわち、スクロール操作されると、表示対象のジョブ情報がある限りS307を再実行してジョブリストを表示するが、表示対象のジョブ情報がなければS306から再実行してジョブ情報の取得が行われる。なおこの処理は図6で詳しく説明する。S308では、S305で総ジョブ数Aが0件と判断されたため、空欄リストを操作部211に表示する。
【0023】
S309では、操作部211に空欄リストが表示されているためスクロールボタン、印刷ボタンをグレーアウトしS310に遷移する。
【0024】
S310では、S307で操作部211に表示された印刷ジョブのリストよりユーザが印刷ジョブを選択すると、選択された印刷ジョブのジョブIDをRAM212に保存する。
【0025】
S311では、ユーザによって操作部211が操作されて印刷もしくは削除ボタンが押された事を検知する。
【0026】
S312では、ユーザが操作したボタンが削除ボタンか印刷ボタンかを判断する。印刷ボタンが押下されたらS313へ遷移し、削除ボタンが押されたらS315へ遷移する。
【0027】
S313では、RAM212に保存されているジョブIDをアプリケーションサーバ103に通知して、当該印刷ジョブを要求元のデバイスに対して出力をするように要求する。
【0028】
S314では、S313で送信した要求に応じてアプリケーションサーバ103より送信される印刷ジョブを受信し、当該印刷ジョブを実行して印刷を行いS316へ遷移する。
【0029】
一方S315では、RAM212に保存されているジョブIDをアプリケーションサーバ103に削除するように通知しS316へ遷移する。
【0030】
S316では、操作部211にユーザの指示を受付けた事を表示してユーザに通知しS303へ遷移する。
【0031】
<能力通知および設定処理>
図4Aおよび図4Bは本発明を実施する画像処理装置101のS301の詳細なフローチャートである。図4Aは画像処理装置101のCPU201の動作である。
【0032】
S401では、画像処理装置101が印刷ジョブの選択機能(ジョブ選択機能)の持っているかどうかをROM213に保存されている情報を読み込む。ジョブ選択機能は、たとえば複数の印刷ジョブをリスト表示して、その中からユーザに所望の印刷ジョブを選択させるための機能である。ジョブ選択機能の有無を示す情報は、予めROM213等の定められた記憶場所に保存されている。
【0033】
S402では、S401で読み込んだ情報がジョブ選択機能に対応した機種ならばS403へ遷移しジョブ選択機能に非対応の機種ならばS404へ遷移する。
【0034】
S403では、アプリケーションサーバ103に対して、画像処理装置101の表示言語を示す情報、ジョブ選択機能が有ることを示す情報、ジョブ名の表示可能言語を示す情報を含む能力情報を通知する。いずれの情報も、ROM213に保存されている。
【0035】
S404では、アプリケーションサーバ103に対してS403で利用した同じ通信手段を利用して画像処理装置101の表示言語を示す情報を含む能力情報を通知する。なお、あわせてジョブ選択機能がないことを示す情報を送信してもよい。またS403とS404は送信する内容が異なるだけであるので、実際上はひとつのステップであってもよい。
【0036】
S410ではS403またはS404による能力情報を受信したアプリケーションサーバが、画像処理装置101に対して選択された設定情報を送信する。
【0037】
S405では、S410で通知される設定情報を画像処理装置101が受信する。受信した情報をRAM212やROM213に保存する。またS410は不定期に通知される。
【0038】
S406では、CPU201が特定のタイミングで、たとえば一定の周期もしくはユーザに指示されたタイミングでS405で保存された設定情報を読み込む。すなわち参照する。
【0039】
S407では、CPU201がS406で読み込んだ情報をもとに画像処理装置101の動作を変更する。
【0040】
図4BのS411−S418は、画像処理装置101からS403またはS404の通知を受信したアプリケーションサーバ103の動作である。なお図4Bでは、画像処理装置101のことをデバイスと称している。
【0041】
S411では、アプリケーションサーバ103はS403で送信された画像処理装置の能力情報を受信する。なお図4Bは説明の便宜上S411から開始しているが、実際には能力情報の受信をきっかけにして図4Bが開始される。
【0042】
S412では受信した能力情報に基づいて、画像処理装置101がジョブ選択機能を有しているか判定する。有していればS413に進む。有していなければS416へと進む。
【0043】
S413では、アプリケーションサーバ103自身の能力を取得してジョブ選択機能に対応しているか判断する。アプリケーションサーバ103自身の能力に関する情報は、たとえばオペレーティングシステムが管理する資源に関するデータベース等に格納されている。アプリケーションサーバ103がジョブ選択機能を有している場合はS414へ遷移する。アプリケーションサーバ103がジョブ選択機能を有していない時S415へ遷移する。
【0044】
S414では、アプリケーションサーバ103が画像処理装置101への能力設定に対してジョブ選択機能を選択可能にする設定とし、その設定情報を保存してS417へ遷移する。
【0045】
S415では、アプリケーションサーバ103はS411で画像処理装置101から受信した能力情報の内、表示言語以外の情報を無視し、S416では、アプリケーションサーバ103が画像処理装置101への能力設定に対してジョブ選択機能を選択不可とする設定とし、その設定情報を保存してS417へ遷移する。なおS415は実際上の処理は伴わないので、S416において表示言語以外の情報を無視しで設定情報を作成するようにしてもよい。
【0046】
S417では、ユーザに対して画像処理装置101の設定として選択可能な設定情報を表示する。なおこの表示は省略することもできる。
【0047】
S418では、画像処理装置101に対してアプリケーションサーバ103で設定した設定情報を送信する。
【0048】
図5(A)、図5(B)は、画像処理装置101の操作部211に表示される画面例である。画面500は、S306で最初に表示される画面例である。ジョブのリストとして、ジョブ名と印刷枚数、印刷部数と課金される金額および種類(カラー/白黒の別など)が表示される。この画面においてユーザは表示されているジョブを選択できる。画面501はS310でユーザが該当ジョブを選択した後の画面例である。選択された印刷ジョブにはチェックが付されている。
【0049】
<ジョブリストの表示処理>
図6はS307時でのスクロール操作時のCPU201の動作フロー図である。初めに、S600では、画面500あるいは画面501の表示時に、先頭ページを表示している場合は上スクロールボタンをグレーアウトし、最終ページを表示している場合は下スクロールボタンをグレーアウトする。なおここでいう「ページ」とは、操作部211の表示可能領域に対応したジョブリストの一部分であり、リストの先頭を含むページが先頭ページ、末尾を含むページが最終ページである。
【0050】
S601では、ユーザからのスクロールボタン押下を受付ける。下スクロールボタンが押下されたらS602へ遷移し上スクロールボタンが押下されたらS611に分岐する。なお他のボタン等が押された場合には該当する処理に分岐するが、本実施形態ではその処理の説明は省略した。
【0051】
S602では、操作部211に表示できる次ページのn件のジョブ情報がRAM212に保存されているか判定する。
【0052】
S603では、S602による判定の結果、次ページのn件のジョブ情報が保存されている場合はS609に分岐する。次ページのn件のジョブ情報がRAMに保存されていない場合はS604に分岐する。
【0053】
S604では、ジョブ情報の取得に先立って、ネットワークを介してアプリケーションサーバ103に蓄積されている現在の総ジョブ数A'を送信するように要求し、応答された現在の総ジョブ数A'をRAM212上に保存する。現在の総ジョブ数とは、S604で送信された要求を受信した時点においてアプリケーションサーバ103に保存されている、画像処理装置101で印刷可能な印刷ジョブの総数である。
【0054】
S605では、前回取得した総ジョブ数AとS604で取得した最新の総ジョブ数A'とを比較する。総ジョブ数に差異が無い場合はS610に分岐し、差異がある場合はS606に分岐する。
【0055】
S606では、S604で取得した総ジョブ数A'に、次にサーバからジョブ情報が獲得されるN件のジョブ情報JOB(i)〜JOB(i+N−1)が含まれるか判定する。すなわちA'<i+Nを満たすか判定する。満たすならばN件のジョブ情報は含まれず、S607へ分岐し、満たさない場合はN件のジョブ情報は含まれS610へ分岐する。
【0056】
S607では、S604で取得したJOB数A'が減り且つ次に表示するJOB情報がない場合に遷移する。表示するジョブ情報は最終ページP=ROUNDUP(A'/n)を含む最大N件のJOB情報(i)をアプリケーションサーバ103から取得しRAM212に保存する。ジョブの順序を示すインデックスiは、i=ROUNDDOWN((A'−1)/N)*N+1で求められる。ここでROUNDUPは小数部切り上げ、ROUNDDOWNは切り下げの関数である。すなわちiは、A'番目のジョブを最後のジョブとするN個のジョブのうち先頭のジョブのインデックスとなる。本フローを通るケースの例としては、A=30、n=5、N=10、i=10で、現在4ページ目(JOB(16)−JOB(20))を表示しているとする。その時にサーバに蓄積されていたジョブが削除され、A'=7となった状態で下スクロールボタンが押下された場合、7個のジョブを表示するのに要する2ページのうち、第2ページ目のジョブ情報が表示されることとなる。 S608では、S607で取得したジョブ情報JOB(i)が空ではないか確認する。取得したジョブ情報が空ならS604に遷移し、空で無かったらS609へ遷移する。S604で取得した情報とS607で取得するタイミングに差異があるため本処理が必要である。
【0057】
S609では新たに取得したジョブ情報の内、画面に表示できるn件のジョブ情報をリスト表示しページ番号を更新しS600へ遷移する。
【0058】
S610ではS605かS606から分岐し、次の最大N件のJOB(i)−JOB(i+N−1)を取得する。iはi=i+Nで求められる。取得後S609へ遷移する。本ステップを通るケースの例としては、総ジョブ数に変更が無い場合か、総ジョブ数に変更があるが次のページに表示する件数がある場合は本ステップを通る。
【0059】
上スクロールボタンの押下により分岐したS611では、操作部211に表示する全ページのn件のジョブ情報がRAM212に保存されているか判定する。
【0060】
S612では、S611で保存されているか判定し、該当のジョブ情報が保存されている場合はS609に遷移する。該当するジョブ情報がRAMに保存されていない場合はS613に遷移する。
【0061】
S613では、ネットワークを介してアプリケーションサーバ103に対して、サーバに蓄積されている現在の総ジョブ数A'を送信するように要求し、それに対し点応答された現在の総ジョブ数A'をRAM212上に保存する。
【0062】
S614では、前回取得した総JOB数AとS613で取得した最新のJOB数A'を比較する。総JOB数に差異が無い場合はS618に遷移し、差異がある場合はS615に遷移する。
【0063】
S615では、S613で取得したA'個の印刷ジョブに、現在取得されているジョブ情報の前の最大N件のジョブ情報の先頭のジョブ情報JOB(i−N)が含まれるか判定する。すなわちA'<i−Nを満たすか判定する。満たすならばN件のジョブ情報は含まれず、S616へ分岐し、満たさない場合はN件のジョブ情報は含まれておりS618へ分岐する。
【0064】
S616では、S613で取得したJOB数A'が減り且つ次に表示するジョブ情報がない場合に遷移する。表示するジョブ情報は最終ページP=ROUNDUP(A'/n)を含む最大N件のジョブ情報JOB(i)をアプリケーションサーバ103から取得しRAM212に保存する。iは次式で求められる。i=ROUNDDOWN((A'−1)/N)*N+1。本フローを通るケースの例としては、A=30、n=5、N=10、i=10で5ページ目(JOB情報(21)−JOB情報(26))を表示しているとする。その時にサーバに蓄積されていたJOBが削除された場合がある。例えばA'=7となった状態で上スクロールボタンが押下された場合、2ページ目のJOB情報が表示されることとなる。
【0065】
S617では、S616で取得したジョブ情報JOB(i)が空ではないか確認する。取得したJOB情報が空ならS613に遷移し空で無かったらS609へ遷移する。S613で取得した情報とS616で取得するタイミングに差異があるため本処理が必要である。
【0066】
S618ではS614かS615から遷移し次の最大N件のJOB(i)−JOB(i+N−1)を取得する。iは次式で求められる、i=i−N。取得後S609へ分岐する。本ステップを通るケースの例としては、総ジョブ数A'に変更が無い場合か、総JOB数A'に変更があるが前のページに表示する件数がある場合は本ステップを通る。
【0067】
<ジョブリストの例>
図7(A)、(B)、(C)、(D)、(E)は下スクロール時の概念図の例である。概念図の例では一回にジョブ情報が取得されるジョブ数N=6、表示されるジョブ数n=3としている。
【0068】
図7(A)はS307及びS600でのジョブ情報の概念図である。アプリケーションサーバ103に蓄積されている総ジョブ数A=10とする。図7(A)では、ジョブ情報JOB(1)〜ジョブ情報JOB(6)が画像処理装置101にサーバ103から送信されており、そのうちジョブ情報JOB(1)〜ジョブ情報JOB(3)がジョブリストに表示されている。この状態で下スクロールボタンがユーザにより押下されると、S603で、次ページに表示すべきジョブ情報JOB(4)−JOB(6)を取得済みと判定されるのでS609に遷移する。遷移した図が図7(B)である。表示されているジョブ情報が、ジョブ情報JOB(4)−JOB(6)に変更されている。
【0069】
図7(B)の状態で下スクロールボタンが押下されると、S603で次ページに表示すべきジョブ情報がないと判定されるので、S604に遷移する。S604で、アプリケーションサーバ103から、現在サーバに蓄積されている総ジョブ数A'を取得する。この時、取得した総ジョブ数A'が13である場合、S605で総ジョブ数に変化があったと判定されるため、S606に遷移する。S606ではA' <i+N(13<1+6)が成り立たないのでS610に遷移する。S610ではi=6となりジョブ情報JOB(7)−JOB(12)を取得しS609に遷移する。S609でページ番号を更新しジョブ情報JOB(7)−JOB(9)を表示する。そのときの概念図が図7(C)である。
【0070】
図7(C)で下スクロールボタンが押下されると図7(D)となる。フローは図7(A)から図7(B)への遷移と同じである。すなわち、表示されているジョブ情報が、ジョブ情報JOB(10)−JOB(12)に変更されている。
【0071】
図7(D)の状態でスクロールボタンが押下されるとS603で次ページに表示すべきジョブ情報を取得しているか判定され、取得していないのでS604に遷移する。S604で現在サーバに蓄積されている総JOB数A'を取得する。この時、蓄積されているジョブが削除されていて総ジョブ数A'が5である場合、S605で総ジョブ数に変化があったと判定されS606に遷移する。S606ではA' <i+N(5<7+6)が成り立つのでS607へ遷移する。S607では最終ページを含む最大N件のジョブ情報JOB(i=1)(1=ROUNDDOWN((5−1)/6)*6+1)〜JOB(5)を取得し、S609で最終ページを表示する。遷移した図が図7(E)である。
【0072】
図8(A)、(B)、(C)、(D)は上スクロールボタン押下時の概念図の例である。概念図の例ではN=6、n=3としている。
【0073】
図8(A)はS600でのステップである。この時、アプリケーションサーバ103に蓄積されている総JOB数A=19としi=19とする。図8(A)より上スクロールボタンがユーザより押下されることによりS612で前ページに表示すべきジョブ情報を取得しているか判定され、取得していないのでS613に遷移し現在の総ジョブ数A'を取得する。今回の例ではジョブが削除されA'=12となったとする。総ジョブ数に変更があったため、S614からS615に遷移する。S615では、A'<i−N(12<19−6)が成り立つのでS616へ遷移し、最終ページを含む最大N件の情報i=7(7=ROUNDDOWN((12−1)/6)*6+1)を取得し、S609で最終ページを表示する。遷移した図が図8(B)である。
【0074】
図8(B)より上スクロールボタンが押下されるとS612で前ページに表示すべきジョブ情報JOB(7)−JOB(9)を取得していると判定されるのでS609に遷移する。遷移した図が図8(C)である。
【0075】
図8(C)より上スクロールボタン押下されるとS612で前ページに表示すべきジョブ情報を取得していないと判定されるのでS613に遷移する。この時、アプリケーションサーバ103に蓄積されている総JOB数がA'=14に増加した場合、S615に遷移する。この時A'<i−N(14<7−1)が成り立たないのでS618に遷移する。S618では次の最大N件のジョブ情報を取得する。このときi=7−6となりJOB(1)−JOB(6)を取得しS609へ遷移する。遷移図が図8(D)である。
【0076】
[実施形態2]
実施形態1ではアプリケーションサーバから取得するジョブ情報の最大の取得件数Nを固定値で実施しているが、ユーザが操作部211より手動で設定する事もよい。この場合は、操作部211より設定された値をRAM212に書き込みCPU201がアプリケーションサーバ103にアクセスする際に値を読み込みこの値に基づいて要求を出す。
【0077】
[実施形態3]
実施形態1ではアプリケーションサーバから取得するJOB情報の最大の取得件数Nを固定値で実施しているが、CPUがRAM212やHDD204の容量によって動的に変更することもよい。この場合は、CPU201がアプリケーションサーバ103にアクセスする際にRAM212やHDD204の残容量に基づいて取得件数Nの値を変更しこの値に基づいてアプリケーションサーバ103に要求を出す。
【0078】
[実施形態4]
実施形態1のステップS605およびステップS614をスキップしてもよい。この場合、ジョブリストの最終ページに対する扱いが、A=A'の場合とそうでない場合とで同じとなる。またN=nとし、かつ、ジョブリストとして表示されたがスクロールにより表示されなくなったジョブ情報をただちに削除してもよい。このように構成することで、ジョブリストの表示は獲得済みのジョブ情報に基づいて行われることはなくなり、スクロール等による再表示の都度アプリケーションサーバ103から獲得することになる。そのため、ジョブリストを表示し直す都度、アプリケーションサーバ103が有する最新の印刷ジョブが画像処理装置101に反映される。
【0079】
[その他の実施例]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
図1
図2
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図6A
図6B
図7
図8