(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記表示処理部は、前記第1期間に放送される1以上の第1番組の放送時刻が経過するごとに、前記第1期間に放送される第1番組の件数を、一つ減少させて表示するためのものである、請求項1に記載の電子機器。
前記表示処理部は、第1番目の第1期間が経過した後、前記第1番目の第1期間の終了時刻から開始される第2番目の第1期間に放送される第1番組の件数を表示するためのものである、
請求項1に記載の電子機器。
前記第1期間に放送される1以上の第1番組の放送時刻が経過するごとに、前記第1期間に放送される第1番組の件数を、一つ減少させて表示させる、請求項7に記載の表示方法。
前記第1期間に放送される1以上の第1番組の放送時刻が経過するごとに、前記第1期間に放送される第1番組の件数を、一つ減少させて表示させる、請求項12に記載のプログラム。
第1番目の第1期間が経過した後、前記第1番目の第1期間の終了時刻から開始される第2番目の第1期間に放送される第1番組の件数を表示させる、請求項12に記載のプログラム。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】
図1は、本実施形態にかかる番組情報配信システムのネットワーク構成、および携帯端末のハードウェア構成を示す図である。
【
図2】
図2は、本実施形態にかかる携帯端末の機能的構成を示すブロック図である。
【
図3】
図3は、本実施形態の番組情報DBの一例を示す図である。
【
図4】
図4は、本実施形態において番組通知アプリケーションの起動アイコン上に視聴予定番組件数が表示された状態の一例を示す図である。
【
図5】
図5は、
図3において視聴予定番組として登録された番組を抽出して示した図である。
【
図6】
図6は、
図3の例における視聴予定番組件数のバッジ表示の変化を示す図である。
【
図7】
図7は、番組通知アプリケーションの起動アイコンにおけるバッジ表示の遷移の例を示す図である。
【
図8】
図8は、番組通知アプリケーションの起動アイコンにおけるバッジ表示の遷移の他の例を示す図である。
【
図9】
図9は、本実施形態の視聴予定番組の登録処理の手順を示すフローチャートである。
【
図10】
図10は、本実施形態における番組情報の一覧画面の一例を示す図である。
【
図11】
図11は、本実施形態における登録人物の一覧画面の一例を示す図である。
【
図12】
図12は、本実施形態における登録人物の追加方法の選択画面の一例を示す図である。
【
図13】
図13は、本実施形態における登録人物の削除を指定させる画面の一例を示す図である。
【
図14】
図14は、話題の人物一覧画面の一例を示す図である。
【
図15】
図15は、選択された人物の登録確認画面の一例を示す図である。
【
図16】
図16は、本実施形態における人物の入力画面の一例を示す図である。
【
図17】
図17は、本実施形態における人物の登録確認画面の一例を示す図である。
【
図18】
図18は、本実施形態における人物の番組情報の一覧画面の一例を示す図である。
【
図19】
図19は、本実施形態におけるブラウザ起動の確認画面の一例を示す図である。
【
図20】
図20は、本実施形態における番組の詳細画面の一例を示す図である。
【
図21】
図21は、本実施形態における通知確認画面の一例を示す図である。
【
図22】
図22は、本実施形態における通知画面の一例を示す図である。
【
図23】
図23は、バッジ表示・更新スケジュールの登録処理の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本実施形態の番組情報配信システムは、
図1に示すように、携帯端末100と、番組情報配信サーバ200とがインターネット等のネットワークに接続された構成となっている。
【0008】
番組情報配信サーバ200は、放送予定の番組に関する詳細情報とその放送開始時刻とを含む番組情報を管理しており、番組情報を携帯端末100に配信する情報処理装置である。携帯端末100は、番組情報を番組情報配信サーバ200から受信する電子機器であり、例えば携帯電話、タブレット端末、スレート端末等として実現されている。
【0009】
図1に示すように、携帯端末100は、表示部102、CPU(Central Processing Unit)116、グラフィクスコントローラ118、タッチパネルコントローラ119、不揮発性メモリ120、RAM(Random Access Memory)121、通信I/F123及びセンサ群106等を備える。この他、携帯端末100は、カメラやマイク、スピーカなどを備えていても良い。
【0010】
表示部102は、ディスプレイ102aとタッチパネル102bとを組み合わせた、いわゆるタッチスクリーンとして構成される。ディスプレイ102aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどである。タッチパネル102bは、ユーザの指やスタイラスペンなどによってタッチされたディスプレイ102aの表示画面上の位置(タッチ位置)を検知する。
【0011】
不揮発性メモリ120は、オペレーションシステムや各種のアプリケーションプログラム、プログラムの実行に必要な各種データなどを記憶する。CPU116は、携帯端末100の動作を制御するプロセッサであり、携帯端末100の各コンポーネントを制御する。CPU116は、不揮発性メモリ120からRAM121にロードされる、オペレーティングシステム、番組通知アプリケーションプログラムを含む各種アプリケーションプログラムを実行することで、後述する各機能部(
図2参照)を実現する。RAM121は、携帯端末100のメインメモリとして、CPU116がプログラムを実行する際の作業領域を提供する。
【0012】
グラフィクスコントローラ118は、表示部102のディスプレイ102aを制御する表示コントローラである。タッチパネルコントローラ119は、タッチパネル102bを制御し、ユーザによるタッチ位置を示す座標データをタッチパネル102bから取得する。
【0013】
通信I/F123は、CPU116による制御のもとで、番組情報配信サーバ200や外部装置との間の無線通信や、インターネット等のネットワークによる通信を実行する。
【0014】
センサ群106は、携帯端末100に対する外部からの加速度の向きと大きさを検出する加速度センサ、携帯端末100の方位を検出する方位センサ、携帯端末100の角速度(回転角度)を検出するジャイロセンサ等である。各センサの検出信号はCPU116に出力される。
【0015】
携帯端末100は、CPU116と不揮発性メモリ120に記憶されたプログラム(オペレーティングシステム、番組通知アプリケーションプログラム等の各種アプリケーションプログラム)との協働により、
図2に示す番組通知部130の各部およびオペレーティングシステム140(以下、「OS140」という。)を実現する。
【0016】
本実施形態にかかる携帯端末100は、
図2に示すように、機能的構成として、OS140と、番組通知部130とを備えている。ここで、
図2には、上述した通信I/F123と表示部102も示している。
【0017】
番組通知部130は、
図2に示すように、取得部131と、受付部132と、イベント検知部133と、番組情報管理部134と、番組情報データベース135(以下、「番組情報DB135」という。)を備えている。
【0018】
番組通知部130は、CPU116が不揮発性メモリ120に記憶された番組通知アプリケーションプログラムを実行することにより実現される。
【0019】
本実施形態の携帯端末100で実行される番組通知アプリケーションプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0020】
さらに、本実施形態の携帯端末100で実行される番組通知アプリケーションプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の携帯端末100で実行される番組通知アプリケーションプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0021】
取得部131は、番組情報配信サーバ200から、通信I/F123を介して、番組情報を取得し、取得した番組情報を番組情報管理部134に送出する。取得部131は、受信部として機能する。また、取得部131は、番組情報配信サーバ200から、ユーザが視聴を希望する番組である視聴予定番組の情報(詳細情報を含む)を取得するように構成してもよい。
【0022】
番組情報管理部134は、取得部131で取得した番組情報を、番組情報DB135に登録して管理する。番組情報DB135は、一または複数の番組情報からなるデータベースである。番組情報DB135は、不揮発性メモリ120やRAM121等に保存される。
【0023】
図3は、本実施形態の番組情報DB135の一例を示す図である。
図3に示すように、番組情報DB135は、複数の番組情報が登録されている。番組情報は、
図3に示すように、番組名と、放送開始日時と、視聴予定番組フラグとが対応付けられたデータである。視聴予定番組フラグは、番組が視聴予定番組であるか否かを示すフラグであり、視聴予定番組フラグが「ON」の場合、視聴予定番組であることを示している。ここで、視聴予定番組とは、放送予定の番組の中からユーザが視聴を希望する番組であり、第1番組に相当する。受付部132は、表示部102のディスプレイ102aに表示された番組の中から視聴予定番組であるか否かの指定を、ユーザからタッチパネル102bに対するタッチ操作で入力する。受付部132は、入力部に相当する。
【0024】
図2に戻り、番組情報管理部134は、番組情報DB135に登録された番組情報の中で、ユーザの視聴予定番組を、第1期間としての一日の期間ごとに視聴予定番組の放送開始日時で分類し、当該一日の期間に放送される放送開始日時の視聴予定番組の件数をカウントする。そして、番組情報管理部134は、カウントした一日の期間(第1期間)に放送される視聴予定番組の件数(視聴予定番組件数)を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示する指令を、OS140に送出する。すなわち、番組情報管理部134は、OS140に対して、視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示させる。このとき、番組情報管理部134は、一日の期間(第1番目の第1期間)が経過した後、当該一日の終了時刻から開始される次の一日の期間(第2番目の第1期間)に放送される視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する指令をOS140に送出する。
【0025】
ここで、番組通知アプリケーションの起動アイコンは、各種アプリケーションを起動させるためのアイコンである。起動アイコンは、各種アプリケーションを起動可能な画面上に配置されてディスプレイ102aに表示される。
【0026】
また、番組情報管理部134は、一日の期間(第1期間)に放送される視聴予定番組の放送開始日時の時刻が経過するごとに、視聴予定番組件数を一つ減少させて番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示する指令、具体的には、視聴予定番組とその放送開始時刻のスケジューリングの指令をOS140に送出する。すなわち、番組情報管理部134は、OS140に対して、視聴予定番組の放送開始日時の時刻が経過するごとに、視聴予定番組件数を一つ減少させて番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示させる。
【0027】
イベント検知部133は、OS140から、番組通知アプリケーションの起動および終了のイベントを検知する。ここで、起動とは、番組通知アプリケーションのプログラムが実行されることをいう。さらに、起動には、番組通知アプリケーションのプログラムは実行中であるが、当該プログラムを搭載する携帯端末100のディスプレイ102a上に表示を行わない状態(バックグラウンド実行状態)からディスプレイ102a上に表示を行う状態(フォアグラウンド実行状態)に遷移することも含まれる。また、終了も同様に、番組通知アプリケーションのプログラムの実行が停止することの他、フォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態に遷移することも含まれる。
【0028】
OS140は、各種アプリケーションプログラムの起動および終了の制御や、ユーザ操作のイベントをプログラムに通知する。また、OS140は、グラフィクスコントローラ118を介して表示部102のディスプレイ102aに情報を表示させる。すなわち、OS140は、アプリケーションの起動アイコンに表示する数字の表示タイミングと数値をアプリケーションから受け付けて制御する。本実施形態では、OS140は、番組通知アプリケーションである番組情報管理部134からの指令をうけて、第1期間としての一日の期間に放送される放送開始日時の視聴予定番組件数を、表示部102のディスプレイ102aの番組通知アプリケーションを起動するアイコン上に表示する。
【0029】
なお、かかるアプリケーションの起動アイコン上における件数等の数値の表示を、バッジ表示と呼ぶ。本実施形態では、
図4に示すように、アプリケーションを起動可能な画面403上に番組通知アプリケーションの起動アイコン401が配置されている。そして、起動アイコン401の右上に視聴予定番組件数402がバッジ表示されている。なお、起動アイコン上での視聴予定番組件数403の表示形態は、
図4の例に限定されるものではなく、任意の形態で表示することが可能である。
【0030】
また、OS140は、番組情報管理部134からの指令をうけて、放送開始時刻に視聴予定番組の放送をスケジューリングし、一日の期間に放送される視聴予定番組の放送開始日時の時刻が経過するごとに、視聴予定番組件数を一つ減少させてディスプレイ102a上の番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する。
【0031】
OS140は、このような視聴予定番組件数の表示を、第1期間としての一日ごとに行う。すなわち、OS140は、番組情報管理部134からの指令を受けて、一日の期間(第1番目の第1期間)が経過した後、当該一日の終了時刻から開始される次の一日の期間(第2番目の第1期間)に放送される視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示する。例えば、0:00や5:00等を一日の終了時刻、すなわち、日付変更の時点とし、OS140は、この終了時刻である日付変更の時刻の時点で、日付変更の時刻の時点から開始される次の日に放送される視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示する。
【0032】
例えば、視聴予定番組が
図3の例に示すように登録されている場合を考える。
図3の例における番組情報DB135に登録された視聴予定番組は
図5に示すようになる。この場合、番組情報管理部134およびOS140により、番組通知アプリケーションの起動アイコンの視聴予定番組件数のバッジ表示は、
図6に示すように変化する。
【0033】
すなわち、
図5に示すように、2013年1月1日の視聴予定番組は、12:00に放送が開始される番組1の1件である。このため、
図6に示すように、番組情報管理部134およびOS140により、2013年1月1日の番組通知アプリケーションの起動アイコンには最初「1」のバッジ表示が行われ、12:00に番組1の放送が開始されると、2013年1月1日の残りの視聴予定番組件数は0となるため、バッジ表示は非表示となる。
図7は、2013年1月1日の番組通知アプリケーションの起動アイコンにおけるバッジ表示の遷移を示している。
【0034】
また、
図5に示すように、2013年1月2日の視聴予定番組は、7:00に放送が開始される番組2、15:00に放送が開始される番組3、23:00に放送が開始される番組4の3件である。このため、
図6に示すように、番組情報管理部134およびOS140により、2013年1月2日の番組通知アプリケーションの起動アイコンには最初「3」のバッジ表示が行われ、7:00に番組2の放送が開始されると、2013年1月2日7:00時点での残りの視聴予定番組件数は2件となるため、バッジ表示は2件と1つ減少する。
【0035】
次に、15:00に番組3の放送が開始されると、2013年1月2日15:00時点での残りの視聴予定番組件数は1件となるため、バッジ表示は1件と1つ減少する。さらに、23:00に番組4の放送が開始されると、2013年1月2日23:00時点での残りの視聴予定番組件数は0件となるため、バッジ表示は1つ減少して0、すなわち非表示となる。
図8は、2013年1月2日の番組通知アプリケーションの起動アイコンにおけるバッジ表示の遷移を示している。2013年1月3日についても同様に、バッジ表示は、2、1、非表示(0)のように変化する。
【0036】
次に、以上のように構成された本実施形態の携帯端末100による番組通知処理について説明する。まず、本実施形態の視聴予定番組の登録処理について
図9を用いて説明する。
【0037】
ユーザがディスプレイ102aに表示された番組通知アプリケーションの起動アイコンをタッチ操作すると、OS140は番組通知アプリケーションを起動する。そして、番組通知部130のイベント検知部133は、番組情報管理部134に番組通知アプリケーションのプログラムが起動されたことを通知する。番組情報管理部134はかかる通知を受け、取得部131に最新の番組情報を取得するための指示を行う。
【0038】
取得部131は、番組情報配信サーバ200から最新の番組情報を取得する(ステップS11)。ここで、前回の番組情報の取得時刻から所定時間しか経過していなかったり、取得部131でネットワーク接続失敗などのエラーが発生した場合は、番組情報配信サーバ200から最新の番組情報を取得しないように構成してもよい。
【0039】
次に、番組情報管理部134は、取得部131が取得した番組情報を、番組情報DB135に登録する(ステップS12)。ここで、番組情報はいかなるものであってもよく、例えば、特定の人物が出演する番組や、近日中に放送される番組の情報等があげられるが、これらに限定されるものではない。
【0040】
次に、番組情報管理部134は、番組情報DB135に登録された番組情報を、ディスプレイ102aに表示する(ステップS13)。番組情報管理部134は、例えば、
図10に示すような番組情報の一覧画面をディスプレイ102aに表示する。ここで、番組情報の表示形態は任意であり、例えば、放送開始時刻の時系列に一覧したり、登場人物別に一覧したりすることができるが、これに限定されるものではない。
【0041】
また、例えば、番組情報管理部134は、
図11に示すように、画面上で登録人物の一覧と、登録人物ごとに登録されている番組情報の数を表示し、かかる画面で登録人物を選択して、選択された登録人物が登場する番組の番組情報の一覧を表示するようにしてもよい。また、
図11の画面において、ユーザが「+」ボタンを押下することにより、番組情報管理部134が
図12に示す画面を表示して、登録人物の追加方法をユーザに選択させ、選択された方法で登録人物を追加するようにしてもよい。さらに、登録人物を削除する場合には、番組情報管理部134は
図13に示す画面を表示して、ユーザに削除したい登録人物に対応する「−」ボタンを押下させる。
【0042】
また、
図12の例では、登録人物の追加方法として、「話題の人物」と「直接入力」の2つの方法がある。
図12の画面において、ユーザが「話題の人物」を選択すると、番組情報管理部134は、外部のサーバ等から話題の人物の一覧を取得して、
図14に示す話題の人物一覧画面を表示する。そして、番組情報管理部134は、当該画面から所望の人物をユーザに選択させ、
図15に示すように、選択された人物の登録確認画面を表示する。
図15に示す画面でユーザが「フォロー」を押下すると、番組情報管理部134は、選択された人物を登録する。
【0043】
また、
図12の画面において、ユーザが「直接入力」を選択すると、番組情報管理部134は
図16に示す入力画面で人物名をユーザに直接入力させる。番組情報管理部134は、入力された人物名をキーに当該人物の番組情報を番組情報配信サーバ200に通信I/F123を介して送信する。番組情報配信サーバ200は、サーバ内の人物データベースを受信した人物名で検索し、検索された情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100は、番組情報配信サーバ200から受信した人物名の情報を取得して表示する。
【0044】
図16の例において、ユーザが画面上部のテキストボックス161に「G山」と入力すると、番組情報管理部134は入力された「G山」を番組情報配信サーバ200に送信する。番組情報配信サーバ200で人物データベースを検索して、検索された「G山L美」と「G山H太」を入力補完候補として携帯端末100に返す。携帯端末100の番組情報管理部134は、番組情報配信サーバ200から受信した入力補完候補のリスト1602(「G山L美」と「G山H太」)を、
図16に示すように、ディスプレイ102aに表示する。
【0045】
図16に示す入力補完候補のリスト1602から、例えば、ユーザが「G山H太」を選択すると、番組情報管理部134は選択された人物名「G山H太」を画面上部のテキストボックス1601に表示する。そして、ユーザが、人物名「G山H太」が表示されたテキストボックスの右隣の「登録」ボタン1603を押下すると、番組情報管理部134は、
図17に示すように、選択された人物名の登録確認画面を表示する。
図17に示す画面でユーザが「OK」ボタンを押下すると、番組情報管理部134は、選択された人物を登録する。
【0046】
これらの方法(
図12における「話題の人物」、「直接入力」)で人物が登録されると、番組情報管理部134は、登録された人物の番組情報を、ディスプレイ102aに
図18に示すように表示する。ユーザが
図18に示す画面で所望の番組を選択すると、
図19に示すブラウザ起動の確認画面が表示される。「OK」を押下すると、番組情報管理部134は、
図20に示す番組の詳細画面をディスプレイ102aに表示する。
【0047】
図9に戻り、ユーザは、このようにディスプレイ102aに表示された番組情報の中から、所望の番組を、視聴予定番組として選択し、受付部132がかかる視聴予定番組の選択を受け付ける(ステップS14)。受付部132は、受け付けた視聴予定番組を番組情報管理部134に通知し、番組情報管理部134は、番組情報DB135において視聴予定番組に該当する番組情報の視聴予定番組フラグをONにすることにより、番組情報DB135を更新する(ステップS15)。
【0048】
例えば、
図20に示す画面において、ユーザが「通知」ボタンを押下すると、番組情報管理部134は、
図21に示す通知確認画面を表示し、ユーザがかかる画面で「OK」ボタンを押下すると、当該番組が視聴予定番組として登録されることになる。なお、このように視聴予定番組として登録されると、バッジ表示の他、放送開始時刻になると、例えば、
図22の(a)、(b)に示す通知画面で番組の放送開始の旨が通知されることになる。
【0049】
そして、イベント検知部133は、OS140から番組通知アプリケーションの終了イベントの検知の待ち状態となる(ステップS16、S16:No)。ここで、番組通知アプリケーションの終了イベントは、ユーザが番組通知アプリケーションの実行終了の操作やフォアグラウンド実行状態からバックグラウンド実行状態への変更操作を行った場合にOS140によりかかる操作が検出されて発行される。
【0050】
そして、イベント検知部133が、OS140から番組通知アプリケーションの終了イベントを検知したら(ステップS16:Yes)、番組情報管理部134は、OS140に対し、バッジ表示・更新スケジュールの登録処理を実行する(ステップS17)。
【0051】
なお、上述した
図10から
図22に示す画面は一例であり、これらに限定されるものではない。
【0052】
図23は、バッジ表示・更新スケジュールの登録処理の手順を示すフローチャートである。まず、番組情報管理部134は、番組情報DB135から、視聴予定番組フラグがONである番組情報を取得することにより、視聴予定番組の番組情報を取得する(ステップS31)。
【0053】
次に、番組情報管理部134は、取得した視聴予定番組を、その番組情報の放送開始日時の日付ごとに分類する(ステップS32)。次いで、番組情報管理部134は、日付ごとに視聴予定番組の件数をカウントする(ステップS33)。
【0054】
次に、番組情報管理部134は、日付変更時に視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する指令を、OS140に送出する(ステップS34)。また、番組情報管理部134は、一日の期間(第1番目の第1期間)が経過した後、当該一日の終了時刻から開始される次の一日の期間(第2番目の第1期間)に放送される視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する指令をOS140に送出する。
【0055】
さらに、番組情報管理部134は、各放送開始日時の時刻が経過するごとに、その時点でのその日の残りの視聴予定番組件数を番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する指令をOS140に送出する(ステップS35)。
【0056】
これにより、OS140は、日付変更時に視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示し、各放送開始日時の時刻が経過するごとに、日付の残りの視聴予定番組件数を番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示する。
【0057】
従来は、番組通知のためのアプリケーションが携帯端末100に搭載されていても、ユーザが当該アプリケーションを起動するタイミングがない場合には、視聴予定番組の存在に気づくことが困難であった。また、ユーザがアプリケーションから視聴予定番組の通知を受信した場合でも、通知タイミングが放送開始時間より早すぎたため、視聴予定番組の放送開始時間にはその存在を忘却してしまったり、逆に通知タイミングが遅く放送開始時間の直前でユーザが視聴できる状況にない場合もあった。
【0058】
これに対し、本実施形態では、日付変更時に視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示し、各放送開始日時が経過するごとに、日付の残りの視聴予定番組件数を番組通知アプリケーションの起動アイコン上にバッジ表示している。
【0059】
このため、ユーザは、番組通知アプリケーション以外の機能を利用する場合も、起動アイコンが表示された画面を見ることになり、起動アイコンが表示された画面をユーザがみる度に、起動アイコン上に表示された数値を見て視聴予定番組件数を把握することができる。従って、本実施形態によれば、視聴予定番組の存在を的確に把握させて、視聴予定番組の見逃しを防ぐことができる。
【0060】
本実施形態では、視聴予定番組件数を、番組通知アプリケーションの起動アイコン上に表示していたが、アプリケーションを起動可能な画面上に表示するものであればよく、これに限定されるものではない。例えば、OS140がWindows(登録商標)である場合には、アプリケーションを起動可能な画面に表示されたライブタイル上に視聴予定番組件数を表示するように構成することができる。また、OS140がAndroid(登録商標)である場合には、ウィジェットに視聴予定番組件数を表示するように構成することができる。
【0061】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。