特許第5840596号(P5840596)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5840596
(24)【登録日】2015年11月20日
(45)【発行日】2016年1月6日
(54)【発明の名称】転がり軸受を備えた真空ポンプ
(51)【国際特許分類】
   F16C 33/60 20060101AFI20151210BHJP
   F04D 19/04 20060101ALI20151210BHJP
   F16C 19/06 20060101ALI20151210BHJP
   F16C 33/62 20060101ALI20151210BHJP
   F16C 33/66 20060101ALI20151210BHJP
【FI】
   F16C33/60
   F04D19/04 B
   F16C19/06
   F16C33/62
   F16C33/66 Z
【請求項の数】10
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-264170(P2012-264170)
(22)【出願日】2012年12月3日
(65)【公開番号】特開2013-117308(P2013-117308A)
(43)【公開日】2013年6月13日
【審査請求日】2014年4月11日
(31)【優先権主張番号】10 2011 119 907.5
(32)【優先日】2011年12月1日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】12192697.6
(32)【優先日】2012年11月15日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】391043675
【氏名又は名称】プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100069556
【弁理士】
【氏名又は名称】江崎 光史
(74)【代理人】
【識別番号】100111486
【弁理士】
【氏名又は名称】鍛冶澤 實
(74)【代理人】
【識別番号】100157440
【弁理士】
【氏名又は名称】今村 良太
(74)【代理人】
【識別番号】100173521
【弁理士】
【氏名又は名称】篠原 淳司
(74)【代理人】
【識別番号】100153419
【弁理士】
【氏名又は名称】清田 栄章
(72)【発明者】
【氏名】ベルント・コチ
【審査官】 日下部 由泰
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−110029(JP,A)
【文献】 特開平11−117942(JP,A)
【文献】 特開2002−061592(JP,A)
【文献】 特開2005−287147(JP,A)
【文献】 特開2005−344184(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 19/00−19/56、33/30−33/66
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
特に高速で回転するロータ(10)および転がり軸受(30)を備えた真空ポンプであって、
転がり軸受(30)は、ロータ(10)を回転可能に支持し且つ転がり本体(32)を含み、転がり本体(32)がボール直径(102)を有し且つ転がり本体(32)のボール中心点(100)が円周を有するピッチ円(104)上に位置する、転がり軸受(30)を備えた真空ポンプにおいて、
転がり軸受(30)が完全にボールのみで支持器なしで形成され、支持ボールのボール直径(102)の総和が円周の0.85倍0.97倍の値であること、及び当該真空ポンプが、転がり軸受(30)に潤滑剤を供給するために潤滑剤循環潤滑を含み、該潤滑剤循環潤滑が円錐面(66)を有する構造部分(64)を含み、該円錐面(66)が、転がり軸受(30)の内輪(36)および外輪(34)の間の容積(70)内に配置されている部分(68)を有することを特徴とする転がり軸受を備えた真空ポンプ。
【請求項2】
請求項1に記載の真空ポンプにおいて、
転がり軸受が、第1の部分輪(361)および第2の部分輪(362)を有する内輪(36)を含むことを特徴とする真空ポンプ。
【請求項3】
請求項2に記載の真空ポンプにおいて、
内輪(36)の転がり面(108)が溝として形成され、溝は第1の部分輪(361)および第2の部分輪(362)にわたり伸長することを特徴とする真空ポンプ。
【請求項4】
請求項13のいずれか1項に記載の真空ポンプにおいて、
全てのボールが支持ボールであることを特徴とする真空ポンプ。
【請求項5】
請求項14のいずれか1項に記載の真空ポンプにおいて、
転がり軸受が、第1の部分輪(341)および第2の部分輪(342)を有する外輪(34)を含むことを特徴とする真空ポンプ。
【請求項6】
請求項15のいずれか1項に記載の真空ポンプにおいて、
外輪(34)および内輪(36)の少なくともいずれかが、重量%において、炭素0.25−0.35、クロム14−16、モリブデン0.85−1.10および窒素0.3−0.5の合金元素を有する鋼を含むことを特徴とする真空ポンプ。
【請求項7】
請求項16のいずれか1項に記載の真空ポンプにおいて、
支持ボールがセラミックであることを特徴とする真空ポンプ。
【請求項8】
請求項17のいずれか1項に記載の転がり軸受(30)を備えた真空ポンプにおいて、
真空ポンプがターボ分子ポンプとして形成されている、真空ポンプ。
【請求項9】
請求項8に記載の真空ポンプにおいて、
転がり軸受(30)がグリース潤滑されていることを特徴とする真空ポンプ。
【請求項10】
請求項1〜9のいずれか1項に記載の真空ポンプにおいて、
潤滑剤は反応不活性でありおよび/または90℃を超える温度に対して適していることを特徴とする真空ポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の上位概念に記載の転がり軸受を備えた真空ポンプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
分子作用原理またはターボ分子作用原理に基づく真空ポンプは高速回転ロータを有している。回転数は毎分数万回転の範囲内にある。ロータを支持するために転がり軸受が使用され、この場合、グリース潤滑のみならず潤滑剤循環潤滑もまた使用される。
【0003】
グリース潤滑される転がり軸受は有利で簡単な支持構造を提供するが、最大許容温度および達成可能な寿命は循環潤滑に比較して限定されている。
循環潤滑は確かに寿命および使用温度に関して改善を意味するが、構造が複雑である。このシステムにおいては、しばしば、潤滑剤供給の改善が図られている。ドイツ特許公開第102007014142A1号は、例えば、保持器の内側に設けられた螺旋状溝により保持器と外輪との間に潤滑膜を形成することを提案する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】ドイツ特許公開第102007014142A1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、本発明の課題は、真空ポンプの高速回転ロータの支持を改善する転がり軸受を備えた真空ポンプを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、独立請求項の特徴により解決される。本発明の有利な形態が従属請求項2ないし12に示されている。
主請求項に記載のように形成された真空ポンプの転がり軸受は、一方で支持するボールの数に関する高い支持数(又は支持強度、支持指標)と、他方で保持器を省略することに基づく低減された摩擦と、を特徴とする。低減された摩擦は軸受温度を低下させ、これにより摩耗が低下し且つ潤滑量を減少することが可能である。これは真空ポンプの真空範囲内における潤滑剤損失のリスクを低下させ且つコストを低減させる。高い支持数は小さい寸法の転がり軸受の使用を可能にし、このことは高い回転数を可能にし且つコストを低減させる。同時に、保持器を省略することによりエラー源が排除される。請求項1に記載の形態により、高速回転ロータを備えた真空ポンプ内に使用するために、完全にボールのみの転がり軸受を提供し、且つこれにより、完全にボールのみの転がり軸受はきわめて小さい寿命のために高い回転数に対して適切ではないという先入観を克服することが可能となった。
【0007】
従属請求項の特徴は上記の利点を補い且つ追加の利点をもたらす。請求項2、3および5の特徴は容易に装着可能な転がり軸受を示す。内輪および/または外輪は第1および第2の部分輪を含んでいてもよい。この場合、内輪および/または外輪の転がり面は溝として形成されていてもよく、および特に内輪ないしは外輪の第1および第2の部分輪により共通に形成されていてもよい。請求項4に記載のように、間隔保持ボールがないので全てのボールが支持するように形成され、これにより特に小さな軸受が使用可能である。請求項6および7に記載の材料選択は摩耗を低減し且つさらに潤滑量の減少を可能にする。特に、セラミック・ボール間の摩擦は鋼球間の摩擦よりも明らかに小さい。二次効果として、セラミック・ボールは小さい軸受の選択を可能にする。原理的に、転がり軸受は液体潤滑剤で潤滑されていてもよい。完全にボールのみの形態は、請求項9に記載のグリース潤滑支持に対してのみならず請求項10に記載の循環潤滑される転がり軸受に対してもまた改善を提供する。保持器がないことは、潤滑剤循環潤滑される転がり軸受において、請求項11に記載の潤滑剤例えばペルフルオロポリエーテルを使用したときに有利に働く。請求項12に記載の円錐面は、保持器のない転がり軸受内において、特に良好な潤滑剤供給を行い、これにより潤滑剤量が著しく低減可能である。
【0008】
転がり軸受は、真空ポンプの正常運転、特に連続運転の間、ロータを回転可能に支持するように形成されていることが好ましく、したがって一方でポンプのハウジングに固定され、他方でロータと係合するか、ないしはハウジングおよびロータとそれぞれ固定結合されていることが好ましい。例えば、転がり軸受の外輪が軸受取付け部(軸受箱または軸受枠部)内に保持されていてもよく、一方、軸受取付け部(軸受箱または軸受枠部)はハウジング内に保持されている。転がり軸受の内輪または特に転がり軸受の内輪の2つの部分輪は、ロータ上にないしは特にロータの軸上に配置されていてもよい。
【0009】
一実施例およびその変更態様により、本発明を詳細に説明し且つそれらの利点を解明することとする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、転がり軸受を備えた真空ポンプの断面図を示す。
図2図2は、ボール円、ピッチ円および転がり面の略図を示す。
図3図3は、真空ポンプの転がり軸受を有する軸受領域の部分断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明が、以下に、ターボ分子構造タイプの真空ポンプの例により説明される。図1に、真空ポンプが断面図で示されている。真空ポンプのハウジング2はフランジ4を有し、フランジ4により、真空ポンプは図示されていない室のフランジと結合可能である。フランジは吸込開口6を包囲し、吸込開口6を介して真空ポンプはガスを吸引する。出口8を介して、圧縮されたガスが真空ポンプから流出する。
真空ポンプ内にロータ10が配置され、ロータ10は軸12を有している。軸は2つの点で回転可能に支持される。一方の点に、外輪34、内輪36およびこれらの輪間に配置されたボール32を有する、完全にボールのみで保持器のない転がり軸受30が存在し、他方の点に、永久磁気軸受16が設けられていてもよく、永久磁気軸受16は摩耗がなく且つ潤滑剤がないので高真空領域内に配置可能であることが有利である。転がり軸受の外輪34は軸受取付け部(軸受箱)28内に保持され、一方、軸受取付け部28はハウジング2内に保持されている。軸受取付け部28は、転がり軸受30が揺動を実行可能であるが、揺動が減衰されるように設計されている。
【0012】
ロータ10上にターボ分子構造タイプのロータ・ディスク14が設けられ、ロータ・ディスク14は、同様にターボ分子構造タイプのステータ・ディスク20と協働し且つロータ10の高速回転においてポンプ作用を発生する。分子ポンプ効果を達成するために適し且つ毎分数万回転の範囲内にある高速回転は、駆動装置により発生される。駆動装置は、ロータ10上に固定された駆動磁石26および真空ポンプのハウジング2内に設けられた駆動コイル24を含んでいてもよい。
【0013】
完全にボールのみで保持器のない転がり軸受の構造を図2の略図で説明することとする。
転がり軸受の内輪に存在する内側転がり面108と、転がり軸受の外輪に形成されている外側転がり面110とが示されている。転がり面の間にボール32が存在し、ボール32はそれぞれボール中心点100を有している。ボール中心点100は、良好な近似において、円即ちピッチ円104上に存在し、ピッチ円104は、ピッチ円直径106およびこれから得られる円周を有している。支持ボール32が示され、支持ボール32は、内側および外側転がり面108、110上を同時に転がる。支持ボール32のボール直径102の総和は、円104の円周の約0.85倍0.97倍の値となっていることが好ましい。図2に示す図は、寸法に関して正確ではない。支持ボール32のボール直径102の総和を、円104の円周の約0.85倍0.97倍の値とすることにより、転がり軸受は、きわめて良好な転がり特性となり、また、長寿命が達成される。有利な一変更態様により、支持ボール32のボール直径102の総和が円周の約0.89倍0.92倍の値であってもよい。
【0014】
外輪および内輪の少なくともいずれかが、重量%において、炭素0.25−0.35、クロム14−16、モリブデン0.85−1.10および窒素0.3−0.5の合金元素を有する鋼を含むとき、寿命がさらに上昇可能である。その性質のさらなる改善を達成するために、材料は、さらに、成分として、重量%において、1以下のケイ素、1以下のマンガンおよび0.5以下のニッケルを含んでいてもよい。
【0015】
支持ボール32がセラミックで構成されたとき、さらなる寿命の上昇が達成される。その材料が主成分として窒化ケイ素(Si)または酸化ジルコニウム(ZrO)を含むボール32が有利である。
【0016】
全てのボール32が支持するように形成されていてもよく、これにより転がり軸受は高い荷重を支持可能である。この場合、保持器および間隔保持ボールのような摩擦によって摩耗させる構造要素が省略され、これにより、大きさが小さく、寿命が長く且つ高い回転数に対して適した転がり軸受が提供される。
【0017】
他の形態可能性を図3の断面図により説明することとする。転がり軸受および軸受取付け部を有する領域の断面図が示されている。
転がり軸受の内輪は、第1および第2の部分輪361および362を有する2つの部分で形成されている。両方の部分輪361、362が軸12上に配置されている。内輪の分割は、回転軸112に対して垂直な平面内で、分割が転がり面の高さ内に位置しているように行われることが好ましい。
【0018】
内輪の分割の代わりにまたはそれに追加して、外輪34が分割されて形成され且つ第1および第2の部分輪341および342を有していてもよく、この場合、分割は、転がり面の高さにおいて且つ回転軸112に対して垂直な平面内に位置していることが好ましい。
【0019】
外輪34または内輪の分割は、転がり面を溝として形成し且つ同時に多数の支持ボール32を設けることを可能にする。このようにして、支持ボール32のボール直径の総和はピッチ円の円周の約0.90倍ないし0.97倍の値であってもよい。
【0020】
転がり軸受の外輪34は軸受取付け部内に保持され、軸受取付け部は、図示の例においては次のように形成されている。即ち、ハウジング2と転がり軸受の外輪34との間に、且つ両方と機械的接触をなして、揺動要素50、52および54が配置されている。これらの揺動要素50、52および54は、簡単に、エラストマー・リングとして形成されていてもよい。エラストマー・リングは軸受取付け部を提供し、軸受取付け部内において転がり軸受は軸方向および半径方向に揺動可能に保持され、この場合、揺動は減衰される。
【0021】
潤滑剤は、多層フェルト状材料から形成されていてもよい潤滑剤貯蔵装置60内に貯蔵され且つ潤滑剤供給装置62例えば舌片によりフェルト状材料からナット64に供給される。ナット64は円錐面66を有し、円錐面66の直径は、表面66および潤滑剤供給装置62の接触点と、転がり軸受との間で増加する。円錐面66は、転がり軸受の領域内において、潤滑剤が転がり軸受内に供給されるように終端する。
【0022】
一形態可能性により、反応不活性であり且つ90℃を超える温度に対して適切な潤滑剤を使用することが提案される。特に、このような潤滑剤として、ペルフルオロポリエーテルが適している。この潤滑剤は真空ポンプ内の使用において有利であり、その理由は、これは90℃を超える高温および110℃を超える高温にも耐え且つ反応不活性であるからである。
【0023】
有利な一変更態様において、円錐面66は、転がり軸受の内輪および外輪34により境界が形成される容積70内に部分68を有している。これにより、特に転がり軸受内への確実な供給が保証される。部分68が、潤滑剤の均等分散を行わせる遠心放射端縁72内において終端するとき、さらなる改善が達成される。
【0024】
次の一変更態様は、転がり軸受の外輪34内に少なくとも1つの排出通路40を提供することを提案し、排出通路40を介して、潤滑剤は、内輪および外輪34により境界が形成された内部室から流出可能である。これにより、内部室内における潤滑剤の停滞が回避される。潤滑剤を排出通路から受け取り且つ潤滑剤貯蔵装置に戻すために、潤滑剤戻し装置74が設けられていてもよい。この潤滑剤戻し装置74は、毛管力(毛管現象による力又は毛細管現象による力)により供給する材料から形成されていてもよいことが有利であり、これにより、重力方向に関する真空ポンプのあらゆる姿勢においてその供給作用が存在する。
【0025】
他の一変更態様は、円錐面66とは反対側において、外輪34に、内輪および外輪34の間の容積70をほぼカバーするリング形状フランジ42を設けることを提案する。目的は、軸12に沿った潤滑剤の流れを著しく低減させることである。これは、シール・カラー44によりさらに改善可能であり、シール・カラー44は、フランジ42の半径方向内縁に設けられ且つ内輪および外輪34の間の中間室内に伸長する。シール・カラー44と内輪との間の隙間は、内輪が複数の部分から形成されているとき、特に狭く選択可能であり、その理由は、このとき、隙間の寸法決定において、転がり軸受の装着可能性特に装填可能性に注意を払う必要がないからである。
【符号の説明】
【0026】
2 ハウジング
4 フランジ
6 吸込開口
8 出口
10 ロータ
12 軸
14 ロータ・ディスク
16 永久磁気軸受
20 ステータ・ディスク
24 駆動コイル
26 駆動磁石
28 軸受取付け部(軸受箱又は軸受枠部)
30 転がり軸受
32 転がり本体(支持ボール)
34 外輪
36 内輪
40 排出通路
42 フランジ
44 シール・カラー
50、52、54 揺動要素
60 潤滑剤貯蔵装置
62 潤滑剤供給装置
64 構造部分(ナット)
66 円錐面
68 部分
70 容積
72 遠心放射端縁
74 潤滑剤戻し装置
100 ボール中心点
102 ボール直径
104 ピッチ円
106 ピッチ円直径
108 内側転がり面
110 外側転がり面
112 回転軸
341 外輪の第1の部分輪
342 外輪の第2の部分輪
361 内輪の第1の部分輪
362 内輪の第2の部分輪
図1
図2
図3