(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、記録されているプログラム一覧における記録されているプログラムに関連付けられたメッセージの表示を要求することを含む、請求項3記載の方法。
前記ユーザー入出力デバイスがさらに、前記第一のユーザーからユーザー入力されたメッセージを受領し、前記ユーザー入力されたメッセージを、前記の選択されたプログラムおよび前記複数のユーザー名のうちの選択された一つと関連付け、前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記画面上表示ユニットをして前記ユーザー入力されたメッセージを表示させる、
請求項5記載の装置。
前記入出力デバイスが、目標を絞られたメッセージと、前記第二のユーザーが前記目標を絞られたメッセージを閲覧してもよいことを表す前記第二のユーザーの指定とを受領するよう構成され、前記画面上表示ユニットが、前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときに前記ユーザー入力された目標を絞られたメッセージを表示する、請求項6記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0012】
メッセージを受領および表示する方法に向けられた本方法および装置の以下の議論は、実装の簡単さを含む本発明の特徴および利点を例解する助けとなるであろう。
以下の議論では、先行ステップの結果が論理的に要求される場合を除き、記載される方法ステップについて特定の順序は要求されない。たとえば、ユーザー入力されたメッセージを表示することは、そのユーザー入力されたメッセージの事前の入力を論理的に要求する。そのような場合のほかは、列挙されるステップは以下では、例示的な順序で与えられているのであり、順序が変更されてもよい。たとえば、メッセージを入力する、そのメッセージについての受取人(recipient)ユーザーを選択するといったステップは、配列を変えられてもよいし、あるいは同時に実行されてもよい。
【0013】
以下の議論はテレビ番組利用のコンテキストを含むが、本発明はそのように限定されるものではなく、マルチメディア・サーバーまたは他の記憶システムに記憶されたまたは記憶されるようスケジュールされた、幅広い多様なマルチメディア・コンテンツに適用されうることは理解しておくべきである。同様に、本発明のシステムおよび方法は、放送コンテンツ(たとえば、ケーブル、衛星および無線経由(OTA: over the air)テレビ放送)との関係で論じられるが、本発明は放送コンテンツに限定されるものではなく、外部もしくは内部のメディアもしくはデバイスに記憶されたコンテンツ、外部ソースからアップロード、ダウンロードもしくはコピーされた、内部的に生成されたコンテンツおよび記憶されうる他のほとんど任意のコンテンツと一緒に使用されてもよいことは理解しておくべきである。
【0014】
本発明の特定の特徴および利点を例解するために、本発明のある側面に基づく例示的な方法についてこれから
図1を参照しつつ述べる。
図1は、全体的に100と示される、メッセージを受領および表示する方法の流れ図表現を示している。方法100は、番組選択ステップ104、動作選択ステップ106、記録動作サブステップ108、110、112、114、再生動作サブステップ116、118、削除サブステップ120、122、124、メッセージ作成および概観サブステップ126、128、130、132および継続ステップ134を含む。
【0015】
方法100は、ステップ102で始まり、ステップ104に進む。ステップ104では、ユーザーがデジタル・テレビ番組のような番組を選択する。このステップは、当技術分野においてよく知られている任意の型の、典型的なユーザー・インターフェースおよび表示システムを使って達成されてもよい。ユーザーは、番組の選択を、電子番組ガイド(EPG: electronic program guide)、公開されているコードまたは他の番組識別子の入力、番組リストからの項目の選択の使用を含む多様な方法を使って行ってよく、あるいは単に特定のテレビ・チャンネルを記録するための開始時刻および終了時刻を選択してもよい。当業者は、本発明の精神および範囲と合致する、記憶されたコンテンツまたは番組を選択する数多くの方法が使用されうることを理解するであろう。
【0016】
ステップ106では、ユーザーは選択された番組に関係して実行されるべき、(1)記録、(2)再生、(3)削除および(4)メッセージ作成/表示を含む四つの動作のうちの一つを選択する。第一の動作(「記録」)が選択される場合、方法100はサブステップ108に進む。サブステップ108では、現在記憶されている番組および以前に記録するためにスケジュールされた番組が、選択された番組と比較され、選択された番組がすでに記録されるか記録のために選択されるかしているかどうかが判定される。もしそうであれば、方法100はサブステップ116に進む(後述)。そうでなければ、方法100はサブステップ110に進む。サブステップ110では、ユーザーは、記録されるべき選択された番組に関連付けるべきユーザー名を選択する。ユーザー名は、利用可能なユーザー名のリストから選択されてもよいし、あるいはユーザーは新しいユーザー名を作成することを選んでもよい。そのように選択されたユーザー名は、「所有者(owner)」ユーザー名と表される。これは、このユーザー名に対応するユーザーが、選択された番組が記録に値するともともと判断する役割を果たしたことを表し、また、選択された番組に対するいかなる将来の削除動作も事前にその所有者ユーザー名に対応するユーザーに相談すべきであることを含意していてもよい。
【0017】
当業者は、事前のユーザー認証なしには、記録されるべき選択された番組に関連付けられるよう「所有者」ユーザー名を選択することが、いかなる特定のユーザー名に限定されるものでもないことを理解するはずである。実際、いかなるユーザーも、記録されるべき選択された番組に関連付けるためにいかなるユーザー名を選んでもよく、そうしたユーザー名は、記録するための選択された番組を選択することに関わったユーザーに対応してもしなくてもよい。このようにして、ユーザーは、選択された番組を他のユーザーに推薦したり、あるいは記録されるべき番組を選択することに関わることに意欲的でないまたはできないユーザーに代わる代理として行動したりしてもよい。家庭によっては、記録システムおよび方法と対話しないことを好むが、それでも選択された番組が記録に値すると判断する役割を果たしたり、選択された番組のいかなる削除動作についても前もって相談されたがるテレビ番組コンテンツ・ユーザーがいることがありうる。この機能性は、本発明の方法100が、ユーザー間のコミュニケーションおよび共有を促進し、増加した柔軟性および有用性をもつことを許容する。
【0018】
図示した実施形態によれば、方法100は次いでサブステップ112に進む。ステップ112では、本発明に基づいて、選択された番組と選択されたユーザー名の関連付けが、保存または記憶される。本発明の精神および範囲から外れることなく、そのような関連付けを記憶するための幅広い多様な物理的および論理的方式が使用されうることは理解しておくべきである。こうして、主体関連付け(subject association)がたとえばハードディスク上に記録されうる。ある実施形態では、ユーザーとコンテンツとの間に直接的な論理的関連付けがつくられる。代替的には、ユーザーとコンテンツの間の関連付けは、選択された番組のコンテンツをたとえば所要時間、TVPG/ESRB/MPAAレーティングなどに関係させるために使われる構成のような、既存の論理的な関連付け方式を用いて記憶されてもよい。
【0019】
方法100は、次いで、サブステップ114に進む。サブステップ114では、選択された番組が記録され、記憶され、あるいは何らかの将来の時点における記録もしくは記憶のためにスケジュールされる。たとえば、選択された番組が次の月曜日の午後10:00から午後11:00にかけて放送される衛星放送である場合、方法100は、選択された番組を指定された時間における記録のためにスケジュールし、継続ステップ134に進む。
【0020】
継続ステップ134では、ユーザーは、番組選択ステップ104に戻るか方法100を抜けるかを選択する。ユーザーが抜けることを選ぶ場合、方法100はステップ136で終了する。その後、何らかの将来の時点において、同じまたは別のユーザーが、再び方法100を開始することを選びうる。
【0021】
動作選択ステップ106において第二の動作(「再生」)が選択される場合、方法100はサブステップ116に進む。サブステップ116では、選択された番組に関連付けられた所有者ユーザー名が、メッセージ作成サブステップ126、128、130(詳しくは後述)において作成されたすべてのメッセージと一緒に表示される。もちろん、選択された番組がまだ記録のために選択されていない番組である、あるいは他の理由で再生のために選択可能でない場合には、サブステップ116は機能しない、あるいは好ましくは「再生」動作がユーザーに対して利用可能でない、すなわち方法100は動作選択ステップ106に戻る。そうでなければ、方法100はサブステップ118に進む。サブステップ118において、選択された番組は、適切なオーディオおよびビデオ・デバイスを使って再生または表示される。選択された番組が利用可能でない場合、たとえば記録のためにスケジュールされているかもしれないがまだ記録されていない場合、再生サブステップ118はその番組コンテンツの再生または表示を含まず、その代わりに方法100は、継続ステップ134に進む。好ましくは、付随するメッセージを用いて、ユーザーに選択された番組が再生のために利用可能でないことが伝えられる。選択された番組が利用可能である場合、選択された番組コンテンツの再生または表示に続いて、方法100は継続ステップ134に進む。
【0022】
動作選択ステップ106において第三の動作(「削除」)が選択される場合、方法100はサブステップ120に進む。サブステップ120では、選択された番組に関連付けられた所有者ユーザー名が、メッセージ作成サブステップ126、128、130(後述)において作成されたすべてのメッセージならびにユーザーへの警告(たとえば、「選択された動作は、選択された番組を恒久的に除去し、今後ユーザーはその番組を見ることはできなくなります」)と一緒に表示される。もちろん、選択された番組がまだ記録され、記憶され、あるいは記録のために選択されていない番組である、あるいは他の理由で削除のために選択可能でない場合には、サブステップ120は機能しない、あるいは好ましくは「削除」動作がユーザーに対して利用可能でない、すなわち方法100は動作選択ステップ106に戻る。そうでなければ、方法100はサブステップ122に進む。サブステップ122において、ユーザーは削除動作を取り消すか確認する機会を与えられる。たとえば、ユーザーは、サブステップ120で表示されたメッセージまたは警告において伝えられた情報に鑑みて選択された番組の削除を進めたくない場合、取り消してもよい。ユーザーが削除動作を取り消すために「N」を選ぶ場合、方法100は動作選択ステップ106に戻る。ユーザーが削除動作を確認するために「Y」を選ぶ場合、方法100はサブステップ124に進み、サブステップ124において、選択された番組が記憶装置から削除される。削除動作に続いて、方法100は継続ステップ134に進む。
【0023】
動作選択ステップ106において四番目の動作(「メッセージ」)が選択される場合、方法100はサブステップ126に進む。サブステップ126において、ユーザーは、選択された番組に関連付けられたユーザー・メッセージに関係した、(1)メッセージを作成する、および(2)メッセージを閲覧することを含む二つの動作のうちの一つを選択しうる。ユーザーが第一のメッセージ動作(「作成」)を選ぶ場合、方法100はサブステップ128に進み、サブステップ128において、ユーザーは、選択された番組にアクセスする(たとえば、再生する、削除する、以前のスケジュール/記録後に記録しようとするなど)ことを選ぶ将来のユーザーが見るべきメッセージを入力するよう促される。
【0024】
サブステップ128を達成するために使用されうる例示的なユーザー・インターフェースについて、これから
図2を参照しつつ述べる。
図2は、メッセージを入力するために使用されうる例示的なユーザー・インターフェース、たとえば全体的に200と記された対話的なディスプレイを示す簡略化された絵的な図である。インターフェース200は、メッセージ入力領域202、文字選択チョイス204、既定メッセージ選択チョイス206および完了指示部(indicator)208を含む。サブステップ128を完了するために、ユーザーは、文字選択チョイス204のうちから個々の文字(キャラクタ)を逐次的に選択することによってカスタム・メッセージを作成してもよいし、あるいは、まず既定メッセージ選択チョイス206のうちから既定メッセージの一つを選択して次いでそれを修正することによってカスタム・メッセージを作成してもよい。あるいはまた、ユーザーは、既定メッセージ選択チョイス206のうちの一つまたは複数を修正なしで選択してもよい。選択された番組に関連付けられるべき所望のメッセージの作成に続いて、ユーザーは、そのメッセージが完了であることを、完了指示部208を選択することによって合図してもよい。メッセージは次いで将来の番組選択および/またはユーザーと一緒に使うために記憶されてもよい。あるいはまた、特定の番組の特定のユーザーとの関連付けが、ステップ104でのユーザーによる番組選択に先立って、番組の一覧上で示されてもよい。
【0025】
図2に示されている限られた数よりも多くの文字および/または既定メッセージが、本発明に基づいてメッセージを選択する際に使うために記憶されていてもよいことは理解しておくべきである。たとえば、図のような選択「<もっと…>」を使うことで、当技術分野においてよく知られているように、インターフェースの続く表示領域上にメッセージおよび/または文字の表示を続けてもよい。もちろん、当業者は、
図2に記載されたユーザー・インターフェースとのユーザー対話を容易にするために、従来のテレビ・リモコン・デバイス、キーボード、マウス、ゲームパッドなどの使用を含め、多くの代替的なアプローチが使用されうることを認識するであろう。
【0026】
再び
図1を参照すると、方法100は、サブステップ128からサブステップ130に進む。サブステップ130では、本発明に基づいて、選択された番組と選択されたメッセージの関連付けが保存または記憶される。この関連付けは、選択された番組の内容に直接または間接的に関連する仕方で、たとえばハードディスク記憶装置に記憶されてもよい。あるいはまた、関連付けは、選択された番組の内容、たとえば所要時間、TVPG/ESRB/MPAAレーティングなどに関係した他の特徴および情報と同様の仕方で記憶されてもよい。本発明の精神および範囲から外れることなく、そのような関連付けを記憶するための数多くの異なるオプションが使用されうることは理解しておくべきである。
【0027】
方法100は次いでサブステップ132に進む。サブステップ132では、ユーザーは、結果として得られたメッセージを、所有者ユーザー名を含めて、選択された番組に関連付けられた他のメッセージと一緒のコンテキストにおいて概観(review)てもよい。サブステップ126においてユーザーが第二のメッセージ動作(「見る」)を選択する場合、方法100はサブステップ126からサブステップ132に進み、ユーザーに、選択された番組に関連付けられたすべてのメッセージおよび所有者ユーザー名を概観することを許容する。この情報は、たとえば、選択された番組に以前に関連付けられたメッセージに鑑みて追加的なメッセージが必要または適切かどうかを判定する際にユーザーを支援するために利用可能である。方法100は次いで、継続ステップ134に進む。
【0028】
図1および
図2を参照して述べた動作に先立ち、たとえば
図3を参照して後述する方法300を使って、所有者ユーザー名としての使用のために構成設定された少なくとも一つのユーザー名をもつことが好ましいであろう。そのような構成設定は、本発明の先に述べた実施形態によれば厳密に必要とされるものではないが、代替的な実施形態は適正な動作のためにそのようなユーザー構成設定(user configuration)を必要とすることがあることは理解しておくべきである。本発明のユーザーは、ユーザー構成設定がコミュニケーションを高め、有効性を向上させることを見出しうる。特に、主体番組利用コンテンツ(subject programming content)に直接関係したコンテキストにおいて、ユーザーの識別がユーザー間のコミュニケーションを支援し、争いを解決しうる場合にそうである。本発明の精神および範囲から外れることなく、ユーザー構成設定の他の方法が使用されてもよい。
【0029】
図3を参照すると、本発明と一緒に使うためのユーザー構成設定の方法が全体的に300で示されている。ユーザー構成設定方法300は、管理者認証ステップ304、ユーザー名表示および入力ステップ306、グループ表示および入力ステップ308、制約条件表示および入力ステップ310ならびに既定メッセージ表示および入力ステップ312を含む。
【0030】
図示したユーザー構成設定方法300は、ステップ302で始まり、管理者認証ステップ304に進む。ステップ304では、管理者がログインし、あるいは他の仕方で自分の身分または管理ユーザーとして行動する権限を証明する。これはたとえば、当技術分野においてよく知られているユーザー名およびパスワードを入力することによって行う。以前にログインしたユーザーがない場合、方法300は新しいユーザー名を作成し、その新しいユーザー名が管理者として指定されるべきかどうかを問い合わせてもよいし、あるいは任意的に、そのユーザー名を管理者として自動的に指定してもよい。管理者および/または全ユーザーについて、生体認証、ハードウェアもしくはソフトウェア・キーなどといった、認証に対する代替的なアプローチが使用されてもよい。
【0031】
図示した実施形態では、ユーザー構成設定方法300は次いでユーザー名表示および入力ステップ306に進む。ステップ306では、すべての以前に定義されたユーザー名が表示される。ステップ306において、管理者には、新しいユーザー名の作成を許容するオプション、既存のユーザー名を修正するオプション、既存のユーザー名に関連付けられた特色(traits)もしくは他の情報を修正するオプションなどを含む、いくつかのオプションが利用可能であってもよい。管理者はこれらのオプションのうちから選択してもよいし、新しいユーザー名を入力してもよいし、そのユーザー名にパスワードを関連付けてもよい。ユーザー名は、管理者によって好まれる組織管理上の(organizational)アプローチが何であれそれに従って、一または複数のユーザー、番組カテゴリーまたは他の実体に対応して、いくつ構成設定されてもよい。たとえば、管理者は、家庭内にいる子供に対応するユーザー名「ジョン」を作成してもよい。
【0032】
次いで図示した方法300は、グループ表示および入力ステップ308に進む。ステップ308では、すべての以前に定義されたグループが表示される。「グループ」は、何らかの仕方で関係していることがありうる、あるいはある種の動作について同様の仕方で扱われうる、一つまたは複数のユーザー名のセレクションである。たとえば、管理者は、家庭内の子供たちに対応するすべてのユーザー名を「子供」とラベル付けされたグループ内に入れ、グループ全体へのメッセージの連絡を簡単にすることを好むことがありうる。ステップ308において、管理者には、新しいグループの作成を許容するオプション、既存のグループを修正するオプション、既存のグループに関連付けられた特色(traits)もしくは他の情報を修正するオプションなどを含む、いくつかのオプションが利用可能であってもよい。管理者はこれらのオプションのうちから選択してもよいし、新しいグループ・ラベルを入力してもよい。管理者は任意的に、一つまたは複数のグループにユーザー名を割り当ててもよい。
【0033】
図示したユーザー構成設定方法300は次いでステップ310に進む。ステップ310では、一つまたは複数のユーザー名またはグループに割り当てられた制約条件が表示される。「制約条件(restriction)」とは、あるユーザーまたはユーザーのグループの番組または他のコンテンツへのアクセスを縮小または防止するために適用されうる一つまたは複数の制限のセレクションである。たとえば、コンテンツ制約条件は、子供がMPAAから「R」レーティングを受けた映画、TVPGから「TV-MA」レーティングを受けたテレビ番組または管理者もしくは他の指定ユーザーによって当該グループに利用できないものとして選択された他の任意の番組にアクセスすることを防止するために、「子供」とラベル付けされたグループに適用されてもよい。本発明のある実施形態によれば、制約条件は必要とはされず、管理者が一つまたは複数の制約条件を一つまたは複数のユーザー名またはグループに割り当てることを選んでよい。
【0034】
方法300は次いでステップ312に進む。ステップ312において、既定メッセージが表示され、管理者は、新しい一般的メッセージを作成するか既存のメッセージを修正するオプションが提供される。「既定メッセージ(predefined message)」とは、ユーザーによって以前に記憶された、および/または番組に関連付けられたメッセージである。コミュニケーションおよび共有を促すため、管理者は、新しいユーザー名のための既定メッセージを作成することを好みうる。たとえば、新しいユーザー名「ジョン」のために、「ジョンは見た、気に入らず;消してください」という新しい既定メッセージが作成されてもよい。この型のメッセージは、たとえば、関連付けられた番組はそれ以上ジョンに相談することなく削除してもよいということを他のユーザーに連絡することを助けうる。
【0035】
次いで方法300はステップ314で、管理者が再び方法300を開始するまで、終了する。
【0036】
本発明の代替的な実施形態に基づく例示的な方法について、これから
図4を参照して述べる。
図4は、全体的に400で示されている、メッセージを受領および表示する方法の流れ図表現を示している。方法400は、番組選択ステップ404、ユーザー認証ステップ406、動作選択ステップ408、記録動作サブステップ410、412、414、メッセージ作成および概観サブステップ416、418、削除サブステップ420、422、424、メッセージ作成および概観サブステップ426、428、430、432および継続ステップ434を含む。
【0037】
方法400は、ステップ402で始まり、ステップ404に進む。ステップ404では、ユーザーがデジタル・テレビ番組のような番組を選択する。この番組選択ステップ404は、
図1および番組選択ステップ104を記述する付属のテキストを参照しつつ上述したアプローチおよびデバイスの一つまたは複数を使って完了されてもよい。方法400は次いでユーザー認証ステップ406に進む。ステップ406では、ユーザーが、たとえば当技術分野においてよく知られているユーザー名およびパスワードを入力することによって、「ログイン」してもよく、またはそのユーザーが選択された番組および関連付けられた情報にアクセスする権限をもつ証明を提供してもよい。生体認証、ハードウェアまたはソフトウェア・キーなどといった認証の代替的なアプローチが使用されてもよい。以前にログインしたユーザーがない場合には、方法400は、新しいユーザー名を作成するおよび/または
図3を参照しつつ上述したユーザー構成設定方法300のようなユーザー構成設定方法を完了させるオプションを提供してもよい。あるいはまた、ユーザーは、番組の選択に先立って、たとえば利用可能な記録された番組の一覧を表示するのに先立ってログインすることを要求されてもよい。
【0038】
ユーザー認証ステップ406に続いて、方法400は動作選択ステップ408に進む。ステップ408では、ユーザーは、選択された番組に関係して実行されるべき、(1)記録、(2)再生、(3)削除および(4)メッセージ作成/表示を含む四つの動作のうちの一つを選択する。第一の動作(「記録」)が選択される場合、方法400はサブステップ408に進む。サブステップ408は、
図1およびサブステップ108を記述する付属のテキストを参照して上述してある。選択された番組がすでに記録されるか記録のためにスケジュールされるかしている場合、方法400はサブステップ416に進む(後述)。そうでなければ、方法400はサブステップ412に進む。サブステップ412では、選択された番組とユーザー名(ユーザー認証ステップ406で認証されている)との関連付けが、
図1を参照して上述したサブステップ112と同様の仕方で、保存または記憶される
ユーザー認証ステップ406で認証されたユーザー名は「所有者」ユーザー名と称される。これは、このユーザー名に対応するユーザーが、選択された番組が記録に値するともともと判断する役割を果たしたことを表し、また、選択された番組に対するいかなる将来の削除動作も事前にその所有者ユーザー名に対応するユーザーに相談すべきであることを含意していてもよい。方法400は次いでサブステップ414に進む。サブステップ414では、選択された番組は、
図1およびサブステップ114を記述する付属のテキストを参照して上述したように、記録されるか、何らかの将来の時点における記録のためにスケジュールされる。方法400は次いで継続ステップ434に進む。
【0039】
継続ステップ434では、ユーザーは、番組選択ステップ404に戻るか方法400を抜けるかを選択する。ユーザーが抜けることを選ぶ場合、方法400はステップ436で、同じまたは別のユーザーが再び方法400を開始することを選ぶまで、終了する。現在のユーザーは、番組選択をする前にいかなる時点でログアウトしてもよい。あるいはまた、すべてのユーザーがアクセスできるデフォルト・ユーザー名が提供されてもよい。
【0040】
動作選択ステップ408において第二の動作(「再生」)が選択される場合、方法400はサブステップ416および418に進む。これらのサブステップでは、選択された番組に関連付けられた所有者ユーザー名、メッセージおよび選択された番組内容が、
図1およびサブステップ116、118を記述する付属のテキストを参照して上述した仕方で、表示される。方法400は次いでステップ434に進む。
【0041】
動作選択ステップ408において第三の動作(「削除」)が選択される場合、方法400は、サブステップ420、422、424に進む。これらのサブステップにおいて、方法400は、
図1およびサブステップ120、122、124を記述する付随するテキストを参照して上述した仕方で動作する。方法400は次いで継続ステップ434に進む。
【0042】
動作選択ステップ408において第四の動作(「メッセージ」)が選択される場合、方法400はサブステップ426に進む。サブステップ426では、ユーザーは、選択された番組に関連付けられたユーザー・メッセージに関係した、(1)メッセージを作成する、および(2)メッセージを閲覧することを含む二つの動作のうちの一つを選択しうる。ユーザーが第一のメッセージ動作(「作成」)を選ぶ場合、方法400はサブステップ428に進み、サブステップ428において、ユーザーは、選択された番組にアクセスする(たとえば、再生する、削除する、以前のスケジュール/記録後に記録しようとするなど)ことを選ぶ将来のユーザーが見るべきメッセージを入力するよう促される。
【0043】
サブステップ428を達成するために使用されうる例示的なユーザー・インターフェースについて、ここで、
図5を参照して記述する。
図5は、全体的に500で示される、メッセージ、たとえば対話的ディスプレイ上に示される一連のメッセージを入力するために使用されうる例示的なユーザー・インターフェースを示す簡略化された絵的な図を示している。インターフェース500は、受取人指定画面502およびメッセージ入力画面504を含む。受取人指定画面502は指定手段(designator)506、ユーザー名リスト508、グループ・リストおよび公共メッセージ指示子(signifier)512を含む。メッセージ入力画面504はメッセージ入力領域516、文字位置インジケータ514、文字選択チョイス518、既定メッセージ選択チョイス520および完了指示部522を含む。
【0044】
サブステップ428を完了するために、ユーザーはまず、受取人指定画面502において(これから入力する)メッセージを受け取る一つまたは複数のユーザー名またはグループを選択してもよい。選択された一つまたは複数の受取人は、ユーザー名リスト508内に挙げられているユーザー名のうちから、および/またはグループ・リスト510内に挙げられているグループのうちから(指定手段506を使って)選ばれてもよい。その場合、(これから入力する)メッセージは、認証されたユーザーが受取人指定画面502で選ばれたユーザー名またはグループに対応するときにのみ表示される「目標を絞られた」メッセージと表されるものとする。あるいはまた、ユーザーが(これから入力する)メッセージがすべてのユーザーに見えることを望む場合には、公共メッセージ指示子512が選択されてもよい。
【0045】
ユーザーは次いで、メッセージ入力画面504で、文字選択チョイス518のうちから個々の文字(キャラクタ)を逐次的に選択することによってカスタム・メッセージを作成してもよいし、あるいは、まず既定メッセージ選択チョイス520のうちから既定メッセージの一つを選択して次いでそれを修正することによってカスタム・メッセージを作成してもよい。あるいはまた、ユーザーは、既定メッセージ選択チョイス520のうちの一つまたは複数を修正なしで選択してもよい。メッセージが選択されると、文字がメッセージ入力領域516に表示され、追加されるべき次の文字の位置は、文字位置インジケータ514のところに表示される。選択された番組に関連付けられるべき所望のメッセージの作成に続いて、ユーザーは、そのメッセージが完了であることを、完了指示部522を選択することによって合図してもよい。メッセージは次いで将来の番組選択および/またはユーザーと一緒に使うために記憶されてもよい。
【0046】
図5に示されている限られた数よりも多くのユーザー名、グループ、文字および/または既定メッセージが、本発明に基づいて受取人およびメッセージを選択する際に使うために利用可能であってもよいことは理解しておくべきである。たとえば、既定メッセージ選択チョイス520の間に示されるような選択「<もっと…>」を使うことで、当技術分野においてよく知られているように、インターフェース500の続く表示領域上にユーザー名、グループ、メッセージおよび/または文字の表示を続けてもよい。もちろん、当業者は、
図5に記載されたユーザー・インターフェース500とのユーザー対話を容易にするために、従来のテレビ・リモコン・デバイス、キーボード、マウス、ゲームパッドなどの使用を含め、多くの代替的なアプローチが使用されうることを認識するであろう。
【0047】
再び
図4を参照すると、方法400は、サブステップ428からサブステップ430に進む。サブステップ430では、本発明に基づいて、選択された番組、受取人ユーザー(単数または複数)および選択されたメッセージの関連付けが保存または記憶される。本発明の代替的な諸実施形態は、選択された番組を、メッセージを送るまたは作成するユーザーを識別する情報と関連付けてもよい。たとえば、ユーザー認証ステップ406で認証されたユーザー名が記憶され、選択された番組、受取人ユーザー(単数または複数)およびサブステップ428で作成されたメッセージと関連付けられてもよい。この関連付けは、選択された番組の内容に直接または間接的に関連する仕方で、たとえばハードディスク記憶装置に記憶されてもよい。あるいはまた、関連付けは、選択された番組の内容、たとえば所要時間、TVPG/ESRB/MPAAレーティングなどに関係しているがこれを含まない他の特徴および情報と同様の仕方で記憶されてもよい。本発明の精神および範囲から外れることなく、そのような関連付けを記憶するための数多くの異なるオプションが使用されうることは理解しておくべきである。
【0048】
方法400は次いでサブステップ432に進む。サブステップ432では、ユーザーは、サブステップ428で作成された結果として得られるメッセージを、所有者ユーザー名を含む選択された番組に関連付けられた他のメッセージと一緒のコンテキストにおいて、概観(review)てもよい。サブステップ426においてユーザーが第二のメッセージ動作(「見る」)を選択する場合、方法400はサブステップ426からサブステップ432に進み、ユーザーに、選択された番組および所有者ユーザー名に関連付けられたすべてのメッセージを概観することを許容する。これによりたとえば、選択された番組に以前に関連付けられたメッセージに鑑みて追加的なメッセージが必要または適切かどうかを判定する際にユーザーが支援されうる。方法400は次いで、継続ステップ434に進む。
【0049】
図6には、本発明のある側面に基づく、カスタマイズされたメッセージ入力および表示を許容するデジタル・テレビ受信システムが示されている。デジタル・テレビ受信システム600は、テレビ信号ソース604、606、608、610、処理ユニット602、オーディオ・ディスプレイ・デバイス(トランスデューサ)634、ビデオ・ディスプレイ・デバイス636および外部記録デバイス638を含む。テレビ信号ソースはたとえば、地上波または無線経由(OTA)テレビ信号を受信するよう構成された通常のアンテナ604、上空または宇宙空間の装置から送信または反射されるテレビ信号を受信するよう構成された衛星トランシーバ606、ケーブルテレビ信号を転送するよう構成された伝送ケーブル608および公共または私的ネットワークを通じた情報、たとえばインターネットを通じて複数の異なるプロトコルを使って伝送されるデータを受信および転送するよう構成されたネットワーク接続610を含みうる。もちろん、記載されるテレビ信号ソース604,606、608、610のすべてが必要とされるわけではなく、本発明はそれに限定されるものではなく、地上または他所に設置するよう構成された、アナログまたはデジタルの地上波テレビ信号、衛星テレビ信号、ケーブルテレビ信号または受信が望まれる他のテレビ信号を受信するよう構成された一つまたは複数の受信デバイスと一緒に使用されうることは当業者には明白なはずである。テレビ信号ソース604、606、608、610は、当技術分野においてよく知られているように、テレビ受信のための増幅器、前置増幅器または他のコンポーネントを含んでいてもよい。テレビ信号ソース604、606、608、610は同軸ケーブル、光ファイバー・ケーブル、リボン・ケーブル、高速データ伝送線または当技術分野で知られている他の信号伝送路を介して処理ユニット602に結合されていてもよい。
【0050】
処理ユニット602は、プロセッサ612、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)614、ハードディスク記憶装置616、チューナー/受信器618、少なくとも一つのユーザー入出力デバイス620、たとえばデータ・バスを含むバス622、エンコーダ624およびデコーダ626、前記オーディオ・ディスプレイ・デバイス(トランスデューサ)634に結合されたオーディオ・コントローラ628、前記ビデオ・ディスプレイ・デバイス636に結合されたビデオ・ディスプレイ・コントローラ630ならびに少なくとも一つの補助入出力デバイス632を含む。補助入出力デバイス632は、
図6に示されるように、外部記録デバイス638に結合されていてもよいし、あるいは代替的には、当技術分野でよく知られているような他の記録、大容量記憶、再生、表示、呈示またはネットワーキングのデバイスに結合されていてもよい。
【0051】
処理ユニット602は、本発明に基づくメッセージ入力および表示方式を実装するソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を含む。たとえば、処理ユニット602は
図1および
図2を参照して上述した方法100を実装するよう構成されていてもよい。あるいはまた、処理ユニット602は
図3〜
図5を参照して上述した方法300および400を実装するよう構成されていてもよい。動作では、ユーザーは、テレビ信号ソース604、606、608、610ならびにデジタル・テレビ番組や他の多様なマルチメディア・コンテンツを記録、再生、削除、「タイムシフト」し、または他の仕方でこれにアクセスするための表示および記録デバイス634、636、638と一緒に処理ユニット602を利用してもよい。本発明によれば、ユーザーは、所有者ユーザー名、メッセージ、それらのメッセージについての受取人および/または他の連絡を、処理ユニット602およびデジタル・テレビ・システム600を介して記憶されているまたはアクセス可能な番組および/または他のコンテンツのそれぞれと関連付けてもよい。
【0052】
以上の議論および付属の図面において示されるように、本発明の方法および装置は、デジタル・テレビ・システムおよび関連する方法についての現状技術の改良を表している。本発明は、ユーザーがメッセージを入力することを許容し、そのメッセージを選択されたテレビ番組と関連付け、選択されたテレビ番組が別のユーザーによってアクセスされるときに、関連付けられたメッセージを表示するようテレビ記録/再生システムの動作を制御する方法を提供する。これらの利点は、幅広い多様なデジタル・コンテンツを受信できるデジタル・テレビ受信システムにおいて具現されることができ、ほどほどのコストで生成されえ、通常のデジタル・テレビ送達システム、たとえばケーブル、衛星、地上波、インターネットなどと一緒に使うよう構成されうる。
【0053】
本発明は、現時点で知られている好ましい実施形態との関連で記載してきたが、本発明が開示されている実施形態に限定されるものではないことは容易に理解されるはずである。むしろ、本発明は、本稿に記載されていないが本発明の精神および範囲と整合するいくつもの変形、変更、置換または等価構成を組み込むよう修正されることができる。したがって、本発明は、以上の記述によって限定されると見られるべきではなく、付属の請求項の範囲によってのみ制限されるものである。
【0054】
いくつかの態様を記載しておく。
〔態様1〕
第一のユーザーからの要求に応答して選択されたプログラムを記録する段階と;
前記の記録されたプログラムを前記第一のユーザーに関連付ける段階と;
前記の記録されたプログラムにアクセスする要求を受領する段階と;
前記の選択されたプログラムが第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記の選択されたプログラムの前記第一のユーザーとの関連付けを示すメッセージを表す、表示デバイスに結合するのに好適な出力信号を生成する段階とを有する、
ビデオ装置の制御方法。
〔態様2〕
前記第一のユーザーからユーザー入力されたメッセージを受領する段階と;
前記ユーザー入力されたメッセージを前記の選択されたプログラムと関連付ける段階と;
前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記ユーザー入力されたメッセージを表示する段階とをさらに有する、
態様1記載の方法。
〔態様3〕
ユーザー入力されたメッセージを受領する前記段階が、目標を絞られたメッセージおよび第二のユーザーの指定を受領することを含み;
前記ユーザー入力されたメッセージを表示する前記段階が、前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときにのみ、前記目標を絞られたメッセージを表示することを含む、
態様2記載の方法。
〔態様4〕
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムの再生の要求を含む、態様2記載の方法。
〔態様5〕
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムの削除の要求を含む、態様2記載の方法。
〔態様6〕
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムを含む記録されているプログラムの一覧を要求することを含む、態様2記載の方法。
〔態様7〕
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記一覧の記録されているプログラムに関連付けられたメッセージの表示を要求することを含む、態様6記載の方法。
〔態様8〕
前記第二のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記第一のユーザーが前記の選択されたプログラムの記録を要求したのちに前記の選択されたプログラムの記録を要求することを含む、態様2記載の方法。
〔態様9〕
複数のユーザーのうちの前記第一のユーザーを認証する段階をさらに有する、態様2記載の方法。
〔態様10〕
前記第一のユーザーからユーザー名選択を受領する段階をさらに有し、前記関連付ける段階が、前記の選択されたプログラムを前記の選択されたユーザー名と関連付けることを含み、前記表示する段階が前記の選択されたプログラムと前記の選択されたユーザー名との関連付けを示すメッセージを表示することを含む、態様9記載の方法。
〔態様11〕
前記第一のユーザーからユーザー入力されたメッセージを受領する段階と;
前記ユーザー入力されたメッセージを前記の選択されたプログラムと関連付ける段階と;
前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記ユーザー入力されたメッセージを表示する段階とをさらに有する、
態様9記載の方法。
〔態様12〕
前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされたときに、前記第二のユーザーから第二のメッセージを受領する段階と;
前記第二のメッセージを前記の選択されたプログラムと関連付ける段階と;
前記の選択されたプログラムが前記第一のユーザーによってアクセスされるときに、前記の選択されたプログラムの前記第二のメッセージとの関連付けを示す第二のメッセージを表示する段階とをさらに有する、
態様2記載の方法。
〔態様13〕
前記第一のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムの再生を要求することを含む、態様12記載の方法。
〔態様14〕
前記第一のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムの削除を要求することを含む、態様12記載の方法。
〔態様15〕
前記第一のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記の選択されたプログラムを含む記録されているプログラムの一覧を要求することを含む、態様12記載の方法。
〔態様16〕
前記第一のユーザーによる前記の選択されたプログラムへのアクセスが、前記一覧の記録されているプログラムに関連付けられたメッセージの表示を要求することを含む、態様15記載の方法。
〔態様17〕
ビデオ信号ソースと;
前記ビデオ信号ソースからビデオ・プログラムを表す信号を受領し、受領された信号を処理して表示のための出力信号を与えるよう結合された処理ユニットと;
画面上表示メッセージ(on screen display messages)を生成する画面上表示ユニット(On Screen Display unit)と;
複数のユーザーのうちの一人からの入力を受領するためのユーザー入出力デバイスとを有する装置であって、
前記制御ユニットが、選択されたプログラムを記録する要求を第一のユーザーから受領すると、前記の選択されたプログラムを前記第一のユーザーと関連付け、前記の選択されたプログラムが第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記画面上表示ユニットをして前記第一のユーザーの前記の選択されたプログラムとの関連付けを示すメッセージを表す信号を生成させる、
装置。
〔態様18〕
前記入出力デバイスがさらに、前記第一のユーザーからユーザー入力されたメッセージを受領し、前記ユーザー入力されたメッセージを前記の選択されたプログラムと関連付け、前記の選択されたプログラムが第二のユーザーによってアクセスされるときに、前記画面上表示ユニットをして前記ユーザー入力されたメッセージを表示させる、
態様17記載のシステム。
〔態様19〕
前記入出力デバイスが、目標を絞られたメッセージと、第二のユーザーが前記目標を絞られたメッセージを閲覧してもよいことを表す第二のユーザーの指定とを受領するよう構成され、前記画面上表示が、前記の選択されたプログラムが前記第二のユーザーによってアクセスされるときに前記ユーザー入力された目標を絞られたメッセージを表示する、態様18記載のシステム。
〔態様20〕
前記ビデオ信号ソースが、無線経由(OTA)アンテナ、衛星トランシーバ、ケーブルテレビ・ケーブルおよびネットワーク接続のうちの一つまたは複数を含む、態様19記載のシステム。