【課題を解決するための手段】
【0007】
したがって、本発明は、流体を制御して分配するための、特に粒子が装填された(粒子を含む)ガスを分配するための装置であって、少なくとも1つの入口オリフィスと、パイプに沿って展開しかつこのパイプの側壁に切られた一連の出口オリフィスとが設けられたパイプを備える装置に関する。装置は、少なくとも1つの出口オリフィスの下流側に配置されかつこのオリフィスの縁部のセクション(一部分)によって制限された壁部の少なくとも1つのセクションが、このオリフィスの縁部のこのセクションがパイプの内側に位置決めされるような形状を有し、この結果、装置が使用されているときに、このオリフィスを出て、前記壁部セクションに沿って移動する流体の流れ方向が、壁部セクションの形状によって制御されることを特徴とする。
【0008】
好ましくは、本発明による装置では、パイプは、パイプの直径よりも小さい直径の補足的出口オリフィスとして作用する下流側の開口端を有する。
【0009】
本発明による装置では、「パイプ」という用語は、壁部によって制限された細長い中空体を意味すると理解され、その長さは、他の2つの特性寸法の最小の少なくとも3倍、好ましくは少なくとも10倍に等しい。パイプは、流体が分配されなければならない空間に好適な任意の形状、例えば、平行六面体、円筒、円錐、円環を有してもよい。一般に、パイプは、円筒、円錐、平行六面体のような設定形状を有する。円筒形状が好ましい。「円筒形状」という表現は、閉鎖曲線に沿った直線の平行移動によって生じる形状を意味すると理解される。曲線が円であるときに生じる回転円筒が特に好ましい。
【0010】
本発明の1つの主な特徴によれば、少なくとも1つの出口オリフィスの縁部の少なくとも1つのセクション(一部分)は、パイプの内側に位置決めされる。この位置決めは、この縁部が隣接するオリフィスの下流側の壁部のセクションの形状から結果として得られる。下流側は、パイプ内の流体の流れに対し画定される。パイプの内側の少なくとも1つの出口オリフィスの縁部の位置決めは、流体がパイプ内を循環するとき、流体が、全体の流れを2つの部分に切断する縁部のこのセクションに遭遇することを意味する。1つの部分はパイプに沿って流れ続け、これに対し、流れの第2の部分は、当該の縁部が隣接する壁部セクションによってパイプの外側に案内される。本発明による装置では、オリフィスの縁部のパイプの内側の位置決めが、壁部の対応するセクションの形状の結果であることが重要である。この壁部セクションは、パイプの壁部の残部と一体的に製造される。したがって、パイプは、別個の部分から構成されない。様々なオリフィスに対応する形状は、同一でもよい。しかし、完全に制御又は規制された流体の分配のために、又は他の理由のために、形状が僅かに異なることが必要であると判明するかもしれない。特に、縁部がパイプの内側に位置決めされる深さ、したがって、縁部によって切断されかつ外側に案内される流れのセクションの最大厚さを変更することが可能である。出口オリフィスの数に関係するこの深さは、一般に、パイプの直径の1%、好ましくは3%、より好ましく5%よりも大きい。深さは、直径の60%、好ましくは40%、より好ましくは30%を超えないことが推奨される。パイプが円断面を有しない場合、「直径」という用語は、パイプの断面と同一の表面積を有する円の等価直径を意味すると理解される。
【0011】
本発明者は、本発明の本質的な特徴によれば、オリフィスの縁部の位置決めが壁部の対応するセクションの形状の結果であるという当該の特徴により、流体分配の制御を可能にする流体の最適な案内が可能になることを観察した。装置のこの特徴は、追加の部分又は連結具をパイプに締結する必要なしに、単一の部分としてのパイプの製造を可能にする。このようにして、完全に滑らかな表面仕上げ及びオリフィスの周りのパイプの規則的な湾曲が得られる。壁部の粗さRa(ISO4287標準に記載)は1μm未満であることが推奨される。特に、流体がガス、一般に空気であり、凝塊粒子が装填されている場合、本発明のこの本質的な特徴により、装置内の粒子の凝塊の防止、したがって、装置の使用中のその閉塞の防止が可能である。
【0012】
本発明による装置により、補足的出口オリフィスとして作用する下流側の開口端を有するパイプを使用することが可能である。パイプが、例えば、円筒形状である場合、パイプの下流側端部は開口したままでもよい。次に、この補足的出口オリフィスの直径は、パイプの直径に一致する。しかし、この出口オリフィスの直径を制御すること、及びパイプの直径に完全には一致しないことが推奨される。このことにより、パイプの内側の圧力を制御し、結果として、出口オリフィスを通して得られる分配の均一性を高めることが可能である。特に、補足的出口オリフィスの正確な直径を獲得するように意図されたノズル、例えば切頭円錐形ノズルをこの下流側端部に設けることが可能である。したがって、推奨した単一の部分としてのパイプの構造では、装置がパイプの端部に締結された入口及び/又は出口ノズルを備えることを排除しないことに留意されたい。しかし、変形例として、変形を介してパイプの端部の直径を低減することが好ましいが、この理由は、直径の低減により、ノズルをパイプに締結することによって引き起こされる表面欠陥を回避することが可能であるからである。直径の低減は、補足的出口オリフィスが、パイプの直径の0.9倍未満、好ましくは0.75倍未満、より好ましくは0.6倍未満の直径を有すると有利である。パイプの断面が円形でない場合、直径は等価直径である。
【0013】
パイプに位置決めされるオリフィスの縁部は、当然、パイプと同一の厚さを有する。一般に、例えば研削によって縁部を磨くことが好ましい。1mm未満の厚さが推奨される。
【0014】
装置が製造される材料は、重大ではない。
【0015】
しかし、パイプは、オリフィスの縁部の位置決めを最適に制御するために、金属及びプラスチックのような容易に変形可能な材料から製造されることが推奨される。低温変形可能な材料が好ましい。様々な鋼、特にステンレス鋼が完全にあてはまる。
【0016】
パイプ全体は、1つの部片、すなわち単一の部分から構成されることが推奨される。このことは、様々な部分を組み立てる、例えば溶接するか又は接合することによって、パイプ全体が製造されないことを意味すると理解される。パイプが構成される材料は、単一の部分である。顕微鏡的なレベルでは、材料の組成物内の不連続性に直面することなしに、パイプの全体にわたって移動することが可能である。この実施形態では、流体の付着の危険は特に最小にされ、このことは、凝塊粒子が流体に装填される(含まれる)場合に特に有利である。
【0017】
流体は、パイプの入口オリフィスの位置に応じて、様々な方法で装置内を循環することが可能である。パイプは、例えば、その中心に配置された入口オリフィスを備えてもよく、このことは、流体がパイプの2つの端部に向かって、反対方向に循環する効果を有する。
【0018】
本発明による装置の推奨する変形例では、パイプは円筒形状であり、パイプの一方の端部は入口オリフィスを備え、パイプの他方の端部は出口オリフィスを備える。この変形例では、2つのオリフィスは、円筒の断面の形状を有する。しかし、円筒の端部は、必要な場合、オリフィスの形状又は断面を改変するために、かかる端部に加えられるノズル、例えば円錐形ノズルを有することができるであろう。パイプの下流側端部は開口しているので、凝塊粒子が流体に装填される(含まれる)場合、凝塊は生じないであろう。
【0019】
本発明による装置は、多くの種類の流体を例えば均一に空間内に制御して分配することを可能にする。この分配は、装置内の特に低い圧力降下によって実施される。空気圧式の粉末輸送の場合、特に(装置で測定された)空気速度が10m/sよりも大きく、好ましくは20〜40m/sの間にある場合、50mbar未満、好ましくは10mbar未満の圧力低下が推奨される。この低い圧力降下により、流体が分配される空間内の圧力が大気圧未満である場合に当てはまり得るように、装置が吸引モードで容易に作動することが可能になる。
【0020】
本発明による装置は、多数の出口オリフィスを備えることが可能である。具体的に、本発明者は、出口オリフィスの縁部のセクションのパイプの内側の位置決めにより、流体動力学効果を介して、これらのオリフィスの下流側のストリーム(流れ)のパイプ内の混合が行われたことを観察した。装置は、少なくとも3つ、好ましくは少なくとも5つ、より好ましくは少なくとも10の出口オリフィスを備えることが有利である。しかし、この数は100、好ましくは50を超えないことが好ましい。異なる出口オリフィスは、パイプの少なくとも1つの(等価)直径の距離だけ分離されることが好ましい。装置が円筒状パイプを備える場合、出口オリフィスは、円筒の母線に対し横方向に展開されてもよい。一般に、出口オリフィスは、このような母線に対し整列されることが好ましい。
【0021】
本発明による装置では、出口オリフィスを出る流体は、壁部の対応するセクションに沿って移動する。流体に粒子が装填された(含まれる)場合、この状態により、出口オリフィスに隣接するパイプの壁部への粒子の付着を回避することが可能である。この自己洗浄効果により、パイプの洗浄のために停止を必要とすることなく装置の長時間動作が可能である。
【0022】
本発明者はまた、出口オリフィスが、十分に定義された値内に含まれるアスペクト比を有することが重要であることを観察した。「アスペクト比」という表現は、オリフィスの幅と高さとの比率を意味すると理解される。低いアスペクト比により、オリフィスの所定の表面積に関し、パイプ内の流れの中により深く浸透することが可能であり、分配されるべき流体の流れは最も安定しかつ最大である。これにより、分配の均一性を高めることが可能である。5よりも低い、有利には4よりも低い、好ましくは3よりも低いアスペクト比が推奨される。1よりも大きな、有利には1.4〜8、好ましくは1.5〜3のアスペクト比が特に推奨される。
【0023】
流体が分配される空間は、一般に、ガス、しばしば空気で満たされるが、空間は液体で満たすことができるであろう。分配される流体は、ガス又は液体でもよい。さらに、固体粒子又は液体粒子を流体に装填してもよい。本発明は、固体粒子又は液体粒子が装填されたガス、特に固体粒子が装填されたガスに特に適している。ガスは、空気であることが好ましい。
【0024】
したがって、本発明は、流体を空間内に制御して分配する方法であって、本発明による装置が前記空間に配置され、流体、好ましくは粒子が装填されたガスが、装置の少なくとも1つの入口オリフィスに導入され、装置の少なくとも1つの出口オリフィスによって制限された壁部セクションの形状が、壁部セクションに沿って移動する流体の方向によって所望の分配の獲得が可能となるように、空間内の装置の位置決めに適応される、方法に関する。
【0025】
この方法では、装置を離れる流体の方向は、流体が移動する壁部セクションの形状によって制御される。凹状に大きく湾曲している形状(パイプの外側から観察して)により、パイプの内側の流体の流れの方向に対し大きな角度、すなわち流れの大きな偏差を形成する方向の流れが促進される。さらに、様々な出口オリフィスの下流の壁部セクションの形状も、これらの同一のオリフィスを通した出口流量分配を簡単に行うことを可能にする。例えば、オリフィスの縁部をパイプの内側により深く位置決めするより湾曲した形状により、このオリフィスを通した流量を増大させる。この流量分配は、必要に応じて、可能な限り均一であり得るか、あるいは反対に、特定の出口オリフィスを通した流量に有利であり得る。
【0026】
本発明による分配方法の第1の有利な実施形態では、流体は、空間内に分布することが望ましいガスである。このガスは、NH
3であることが有利である。この実施形態は、窒素酸化物を含有する煙道ガスを浄化するために有利である。
【0027】
本発明による分配方法の第2の有利な実施形態では、流体は、固体粒子を含むガス、好ましくは空気である。
【0028】
この第2の実施形態の第1の変形例では、固体粒子は、100μmよりも大きい、好ましくは250μmよりも大きい、特に好ましくは500μmよりも大きい平均直径D
50を有する。直径は、レーザ回折によって、例えばSYMPATEC(登録商標)装置で測定することが好ましい。任意の形状を有する粒子の「平均直径」という表現は、粒子と同一の外側表面積を有する平均の球直径を意味すると理解される。直径D
50は、粒子の50%が前記直径よりも小さなサイズを有するような直径である。この変形例では、大きな直径の粒子は十分に分配されるが、一方、公知の装置では、これらの粒子は、出口オリフィスに方向転換されず、装置内に留まる傾向を有する。
【0029】
第2の実施形態の第2の変形例では、固体粒子は、100μm未満、有利には50μm未満、好ましくは10μm未満、より詳しくは1μm未満の平均直径D
50を有する。実際に、微細粒子は、凝塊物を形成する傾向がより大きい。したがって、このような粉末は、本発明の前に公知の方法により、装置内の凝塊物の漸次の出現を回避しつつ制御して分配することが難しい。本発明による方法は、これらの粉末に特に好適である。この変形例では、粉末の分配の前に可能な限り短い時間の間粉末を粉砕することが好ましい。このため、分配装置に直接接続されたその場のミルが使用される。ガスストリーム、この場合、空気がミルの出口で直接発生される。これらの固体粒子は、特に有利に、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、石灰、石灰岩又はトロナを含有する。「トロナ」という用語は、不純物を含むWyoming,USAの鉱床で採掘されたようなセスキ炭酸ナトリウムの天然鉱石又はセスキ炭酸ナトリウムそれ自体を意味すると理解される。
【0030】
他の2つ変形例と組み合わせることが可能な第3の変形例では、固体粒子は、大きな幅(時にスパンとも呼ばれる)を有する直径分布を有する。幅は、(D
90−D
10)/D
50と定義される。2よりも大きい、有利に5よりも大きい、より詳しくは10よりも大きい幅が推奨される。この変形例では、流体は、非常に微細な粒子及び非常に粗い粒子の両方、すなわち装置が特に有利である2つのドメインを含む。
【0031】
本発明による分配方法の第3の推奨される実施形態では、流体は、液体粒子が装填された液体又はガスである。液体は、アンモニア水であることが有利である。この場合、この実施形態はまた、窒素酸化物を含有する煙道ガスの処理に好適である。
【0032】
これらの3つの実施形態及びそれらの変形例では、粒子が煙道ガスの処理のために意図された組成物を含むことが有利である。組成物は、反応性であり得るか、又は煙道ガスの特定の有害な成分を単に吸収し得る。
【0033】
本発明はまた、分配装置の製造に関する。装置のパイプは、例えば、前記パイプの内側に位置決めされた縁部に隣接するパイプの壁部の所望の形状を構成する部品を組み立てる(接着、溶接)ことによって、例えば多くの方法で製造することが可能である。
【0034】
しかし、非常に有利な一製造方法によれば、少なくとも1つの入口オリフィスが設けられたパイプに少なくとも1つのスリットが穿孔され、また壁部のセクションを変形させて下流側縁部をパイプの内側に配置するために、スリットの下流側縁部に隣接するパイプ壁部のセクションに圧力が加えられる。この方法の一変形例では、スリットは、パイプの長さ方向に対して実質的に垂直方向に孔あけされる。「実質的に垂直方向」という表現は、スリットの断面に対する法線が、パイプの中心においてかつ断面の流体の速度ベクトルの方向に対して、15°の最大角度を有することを意味すると理解される。スリットの下流側縁部は、装置の使用時に流体の流れ方向に対し画定される。この方法の他の変形例では、スリットの断面に対する法線は、パイプの中心においてかつ断面の流体の速度ベクトルの反対方向に対して、15〜60°、好ましくは30〜50°の範囲角度を有する。この第2の変形例では、より上流側に位置する関連オリフィスの縁部のセクションを有することが可能であり、これによって、特定の状況で、壁部の対応するセクションの形状のより優れた制御が可能である。なお他の変形例では、角度は、15〜60°、好ましくは30〜50°の範囲にあるが、速度ベクトルの方向に対して(反対側でない)である。スリットの2つの縁部の長さの合計は、有利に、そのようにパイプ内に作製することが望ましいオリフィスの周囲の長さにほぼ等しくあるべきである。このことは、パイプが金属材料から作製される場合、また製造方法が加熱なしに実施される場合、特に推奨される。製造方法の好ましい一実施形態では、金属材料から作製されかつ回転形状の円筒を有するパイプが使用される。変形されるべき壁部セクションに十分な圧力が加えられると、このセクションは座屈を受け、オリフィスの下流側縁部をパイプの内側に配置するように1つのステップで位置決めされる。
【0035】
本発明による製造方法では、壁部の変形が少なくとも部分的に物品の外部形状をとるように、凸形状の物品によって圧力が加えられることが推奨される。物品の形状、とりわけその寸法は、所望の変形に応じて決定されるべきである。円錐形又は球形の形状を使用することが推奨される。球形の形状は、パイプの(等価)直径からこの直径の10分の1の範囲までの直径を有することが好ましい。工程の間のパイプの壁部の変形を支持できる、凸状物品の形状に対応した凹状の形状を有する凹状マトリックスを、パイプの内側に配置することが有利である。
【0036】
本発明による装置と方法は、処理すべき煙道ガス内の反応物の粉末を分配するために特に好適である。
【0037】
したがって、本発明はまた、煙道ガス処理方法であって、本発明による装置が、処理すべき煙道ガスが移動するダクトの内側に配置され、煙道ガスを処理するために意図された組成物を含有する粒子が装填されたガスストリームが、ストリームをダクト内で均一に分配するようにパイプの入口オリフィスに導入され、粒子が煙道ガスを処理するために煙道ガスと反応し、次に、粒子から煙道ガスを分離するために、浄化された煙道ガスに濾過が施される方法に関する。この場合、粒子の反応は、化学的又は物理的(吸収)意味で理解される。この煙道ガス処理方法では、炭酸ナトリウム及び重炭酸ナトリウム、石灰、石灰岩又はトロナを含有する組成物を使用することが好ましい。トロナ又は重炭酸ナトリウムが好ましい。同様に、煙道ガスは、塩酸又はフッ化水素酸又は硫黄酸化物のような除去されるべき酸化合物を含むことが有利である。
【0038】
大きな寸法を有するダクトの場合、また複数の注入器を使用する従来技術の技術と比較した場合、本発明は、装置を簡略化して、そのコストを低減することを可能にする。例えば、6×5の注入マトリックス(5つの注入深さのダクトに沿って6つの注入位置)の場合、以前には30の注入管が必要であった。この注入スキームは、今や、各々が5つのオリフィスを有する例えば6つの装置によって実現することができる。本発明による装置と方法で、複数(例えば3つ)のオリフィスがパイプのセクションの周りに異なる方向に作製される場合、装置の数は、例えば2つに、さらに少なくすることもできる。建設コストの低減に加えて、装置数の低減は、異なるパイプ内の流量の制御を簡略化すると同時に、保守及びファウリングの検出を簡略化することを可能にする。
【0039】
本発明の特徴及び詳細は、添付図の次の説明から明らかになるであろう。同一の参照番号が付与された構成要素は同様の構成要素である。