特許第5847336号(P5847336)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5847336
(24)【登録日】2015年12月4日
(45)【発行日】2016年1月20日
(54)【発明の名称】高周波電源用整流回路
(51)【国際特許分類】
   H02M 7/06 20060101AFI20151224BHJP
【FI】
   H02M7/06 G
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-555872(P2014-555872)
(86)(22)【出願日】2013年11月15日
(86)【国際出願番号】JP2013080911
(87)【国際公開番号】WO2015072015
(87)【国際公開日】20150521
【審査請求日】2014年11月17日
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】591036457
【氏名又は名称】三菱電機エンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123434
【弁理士】
【氏名又は名称】田澤 英昭
(74)【代理人】
【識別番号】100101133
【弁理士】
【氏名又は名称】濱田 初音
(74)【代理人】
【識別番号】100199749
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 成
(74)【代理人】
【識別番号】100156351
【弁理士】
【氏名又は名称】河村 秀央
(74)【代理人】
【識別番号】100188880
【弁理士】
【氏名又は名称】坂元 辰哉
(74)【代理人】
【識別番号】100197767
【弁理士】
【氏名又は名称】辻岡 将昭
(72)【発明者】
【氏名】阿久澤 好幸
(72)【発明者】
【氏名】酒井 清秀
(72)【発明者】
【氏名】江副 俊裕
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 有基
【審査官】 神山 貴行
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2013/058174(WO,A1)
【文献】 特開2012−023949(JP,A)
【文献】 特開2001−238372(JP,A)
【文献】 特開2010−130800(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 3/00〜3/44
H02M 7/00〜7/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力伝送用受信アンテナが接続される一対の入力端子と、
一対の出力端子と、
前記一対の入力端子のうちの一方の端子である、前記電力伝送用受信アンテナから2MHzを超える高周波の交流電圧が入力される端子に、一端が接続されたインダクタと、
寄生容量を有し、前記インダクタの他端と、前記一対の入力端子のうちの他方の端子とに接続されたブリッジ整流回路と、
前記ブリッジ整流回路と前記一対の出力端子との間で、当該一対の出力端子のうちの一方の端子に一端が接続され、他方の端子に他端が接続された平滑コンデンサとを備え、
前記インダクタ、前記寄生容量及び前記平滑コンデンサにより、前記ブリッジ整流回路の整流の際のスイッチング動作を部分共振スイッチングさせる
ことを特徴とする高周波電源用整流回路。
【請求項2】
電力伝送用受信アンテナが接続される一対の入力端子と、
一対の出力端子と、
前記一対の入力端子のうちの一方の端子である、前記電力伝送用受信アンテナから2MHzを超える高周波の交流電圧が入力される端子に、一端が接続されたインダクタと、
寄生容量を有し、前記インダクタの他端と、前記一対の入力端子のうちの他方の端子とに接続されたブリッジ整流回路と、
前記ブリッジ整流回路と前記一対の出力端子との間で、当該一対の出力端子のうちの一方の端子に一端が接続され、他方の端子に他端が接続された平滑コンデンサと、
前記ブリッジ整流回路を構成する各素子に並列接続されたコンデンサを備え
前記インダクタ、前記寄生容量、前記コンデンサ及び前記平滑コンデンサにより、前記ブリッジ整流回路の整流の際のスイッチング動作を部分共振スイッチングさせる
ことを特徴とする高周波電源用整流回路。
【請求項3】
前記ブリッジ整流回路は、ダイオードを用いて構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高周波電源用整流回路。
【請求項4】
前記ダイオードは、高周波用のダイオード以外のダイオードである
ことを特徴とする請求項3記載の高周波電源用整流回路。
【請求項5】
前記ブリッジ整流回路は、電界効果トランジスタを用いて構成された
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高周波電源用整流回路。
【請求項6】
前記インダクタは、磁界共鳴による前記電力伝送用受信アンテナとの間で共振条件を合わせる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高周波電源用整流回路。
【請求項7】
前記インダクタは、電磁誘導による前記電力伝送用受信アンテナとの間で共振条件を合わせる
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高周波電源用整流回路。
【請求項8】
前記インダクタは共振条件を可変とする
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の高周波電源用整流回路。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、高周波における交流電源の整流を行う高周波電源用整流回路に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図11に従来技術によるMHz帯の整流におけるブリッジ整流回路を示す。このブリッジ整流回路は、50/60Hzの低周波で使用されるブリッジ整流回路と構成は同じであり、ダイオードD1〜D4のみ高速動作用の素子に置き換えている。そして、図11に示すブリッジ整流回路と平滑回路により、共振型受信アンテナ10から入力される交流電圧Vinを直流電圧へ整流し変換している(例えば非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】2013年電子情報通信学会総合大会BCS−1−18
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来構成では、低周波で使用されるブリッジ整流回路の構成をそのまま適用している。そのため、MHz帯以上の高周波における整流において、ダイオードD1〜D4のスイッチング損失が増加し、電力変換効率が低下するという課題がある(一般的に電力変換効率は85%以下と言われている)。
そして、整流動作時に発生する回路の電力損失は、熱エネルギーとなって回路基板の温度上昇に繋がる。これは、回路基板の動作環境温度を上げることになり、使用部品の寿命を短くすることになる。そのため、排熱装置を備えるなどの対策が必要となり、コスト増、大型化、質量増の原因にもなっている。
【0005】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、2MHz以上の高周波における交流電圧の整流において、高い電力変換効率特性を得ることができる高周波電源用整流回路を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る高周波電源用整流回路は、電力伝送用受信アンテナが接続される一対の入力端子と、一対の出力端子と、一対の入力端子のうちの一方の端子である、電力伝送用受信アンテナから2MHzを超える高周波の交流電圧が入力される端子に、一端が接続されたインダクタと、寄生容量を有し、インダクタの他端と、一対の入力端子のうちの他方の端子とに接続されたブリッジ整流回路と、ブリッジ整流回路と一対の出力端子との間で、当該一対の出力端子のうちの一方の端子に一端が接続され、他方の端子に他端が接続された平滑コンデンサとを備え、インダクタ、寄生容量及び平滑コンデンサにより、ブリッジ整流回路の整流の際のスイッチング動作を部分共振スイッチングさせるものである。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、上記のように構成したので、2MHz以上の高周波における交流電圧の整流において、高い電力変換効率特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の構成を示す図である。
図2】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図3】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図4】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図5】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図6】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図7】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図8】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である。
図9】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である(共振条件可変型LC回路を設けた場合)。
図10】この発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の別の構成を示す図である(ダイオードに代えてFETを用いた場合)。
図11】従来の高周波電源用整流回路の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る高周波電源用整流回路の構成を示す図である。
高周波電源用整流回路は、2MHzを超える高周波における交流電圧Vinの整流を行うものである。この高周波電源用整流回路は、図1に示すように、共振型受信アンテナ(電力伝送用受信アンテナ)10が接続される一対の入力端子と、一対の出力端子との間に、ダイオードD1〜D4、コンデンサC10〜C40、インダクタL1及びコンデンサC100を備えている
なお、共振型受信アンテナ10は、LC共振特性を持つ電力伝送用の共振型アンテナである(非接触型のみに限定されない)。この共振型受信アンテナ10は、磁界共鳴型、電界共鳴型、電磁誘導型のいずれであってもよい。
【0010】
ダイオードD1〜D4は、共振型受信アンテナ10から入力された2MHzを超える高周波における交流電圧Vinを直流電圧に変換するためのブリッジ整流回路を構成する整流素子である。ブリッジ整流回路は、一対の入力端子のうちの共振型受信アンテナ10から交流電圧Vinが入力される端子に一端が接続されたインダクタの他端と、当該一対の入力端子のうちの他方の端子とに接続されている。このダイオードD1〜D4としては、高周波(RF;Radio Frequency)用のダイオードに限らず、例えばSi型やSiC型、GaN型などのダイオードまたはショットキーバリアダイオードなどの素子を用いることが可能である。
【0011】
コンデンサC10〜C40は、ダイオードD1〜D4の寄生容量またはダイオードD1〜D4に並列接続されたディスクリート素子との複合容量により構成された定数である。
【0012】
インダクタL1は、入力側の共振型受信アンテナ10とのインピーダンス整合を取る(共振型受信アンテナ10との間で共振条件を合わせる)ための整合機能回路を構成する素子である。このインダクタL1としては、空芯コイルや磁性体コイルなどを用いることが可能である。
【0013】
コンデンサC100は、ダイオードD1〜D4により整流されたリップル電圧を直流電圧に平滑するための平滑機能回路を構成する素子である。コンデンサC100は、ブリッジ整流回路と一対の出力端子との間で、当該一対の出力端子のうちの一方の端子に一端が接続され、他方の端子に他端が接続されている。このコンデンサC100としては、セラミックコンデンサやタンタルコンデンサ、フィルムコンデンサなどの素子を用いることが可能である。
【0014】
このように、本発明の高周波電源用整流回路では、3つの機能(整合機能、整流機能、平滑機能)を1つの回路構成の中に有し、それぞれを切り分けた回路設計では成立しない構成となっている。そして、インダクタL1とコンデンサC10〜C40とコンデンサC100による複合機能により、共振型受信アンテナ10の出力インピーダンスとの整合を取る働きを持ち、また、ダイオードD1〜D4の整流の際のスイッチング動作を部分共振スイッチングさせる機能を合わせ持つ。これにより、ダイオードD1〜D4のスイッチング損失を低減する。
【0015】
次に、上記のように構成された高周波電源用整流回路の動作について説明する。
まず、共振型受信アンテナ10から2MHzを超える高周波の交流電圧Vinが入力されると、インダクタL1とコンデンサC10〜C40とコンデンサC100による複合機能により、共振型受信アンテナ10の出力インピーダンスとの整合が図られる。そして、その整合状態を維持しながら、ダイオードD1〜D4により、入力された交流電圧Vinが片側電位(正電位)のリップル電圧に整流される。このとき、ダイオードD1〜D4によるスイッチング動作は、インダクタL1とコンデンサC10〜C40とコンデンサC100による複合機能により部分共振スイッチング動作となり、ZVS(ゼロボルテージスイッチング)状態に近づくため、スイッチング損失の少ない動作が図られる。そして、整流されたリップル電圧は、コンデンサC100により直流電圧へ平滑され出力される。
以上の一連の動作により、入力された高周波の交流電圧Vinを高い電力変換効率(90%以上)で直流電圧へ整流し出力することが可能である。
【0016】
以上のように、この実施の形態1によれば、ブリッジ整流回路に整合回路及び平滑回路の機能を設け、ブリッジ整流回路の整流の際のスイッチング動作を部分共振スイッチングさせるように構成したので、整流動作の特性としてこれらの機能も有し、入力側の共振型受信アンテナ10の出力インピーダンス特性との整合、また、出力側の負荷インピーダンス特性との整合を取った整流動作を可能とする。これにより、MHz帯以上の高周波における整流動作時の損失を大幅に改善することができ、高い電力変換効率(効率90%以上)を達成することができる。
また、整流動作時に発生する回路の電力損失が少ないため、発生する熱エネルギーも少なく回路基板の温度上昇も低く抑えられることから、動作環境温度が使用部品の寿命に与える影響を少なくできる。そのため、従来の排熱装置を備えるなどの対策が不要となり、コストの削減、小型、軽量化及び低消費電力化を図ることができる。
【0017】
なお図1では、コンデンサC10〜C40、ダイオードD1〜D4、インダクタL1及びコンデンサC100を用いて高周波電源用整流回路を構成した場合について示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えば図2〜8に示すような構成としてもよい。ここで、高周波電源用整流回路は、共振型受信アンテナ10の構成(出力インピーダンス)と、高周波電源用整流回路の出力(DCoutput)側に繋がる装置の入力インピーダンスとに応じて、図1〜8の構成のうち最適なものが選定される。
【0018】
また図1では、整合機能回路を構成するインダクタL1の定数が固定であり、共振条件が固定であるとして説明を行ったが、これに限るものではなく、例えば図9に示すように、共振条件を可変とする共振条件可変型LC回路(第1,2の共振条件可変型LC回路1a,1b)を用いてもよい。なお図9は、図1〜8に示す構成のうち部品点数が最も多い図6の構成に対して共振条件可変型LC回路を適用したものであり、共振条件可変範囲が最も広くなる。図9の例では、第1の共振条件可変型LC回路1aは、インダクタL1及びコンデンサC1,C2の定数を可変とし、第2の共振条件可変型LC回路1bは、インダクタL100及びコンデンサC100,C200の定数を可変としている。
【0019】
図1〜5,7,8についても同様に共振条件可変型LC回路を適用可能である。ここで、図1の場合には、インダクタL1の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図2の場合には、インダクタL1及びコンデンサC1の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図3の場合には、インダクタL1及びコンデンサC1,C2の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図4の場合には、コンデンサC100の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図5の場合には、インダクタL100及びコンデンサC200の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図7の場合には、インダクタL1及びコンデンサC1の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。また、図8の場合には、インダクタL1の定数を可変とする共振条件可変型LC回路を設ける。
【0020】
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2に係る高周波電源用整流回路の構成を示す図である。図10に示す実施の形態2に係る高周波電源用整流回路は、図1に示す実施の形態1に係る高周波電源用整流回路のダイオードD1〜D4をパワー素子Q1〜Q4に変更したものである。その他の構成は同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
【0021】
パワー素子Q1〜Q4は、共振型受信アンテナ10から入力された2MHzを超える高周波における交流電圧Vinを直流電圧に変換するためのブリッジ整流回路を構成する素子である。なお、パワー素子Q1〜Q4のボディダイオードの方向は、実施の形態1のダイオードD1〜D4と同じ方向となるように配置する。このパワー素子Q1〜Q4としては、RF用のFETに限らず、例えばSi−MOSFETやSiC−MOSFET、GaN−FETなどの素子を用いることが可能である。
このように、ダイオードD1〜D4に代えてパワー素子Q1〜Q4を用いて高周波電源用整流回路を構成するようにしても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
【0022】
なお図10では、図1のダイオードD1〜D4をパワー素子Q1〜Q4で置き換えた構成について示した。しかしながら、これに限るものではなく、例えば図2〜8のダイオードD1〜D4をパワー素子Q1〜Q4で置き換えた構成としてもよい。ここで、高周波電源用整流回路は、共振型受信アンテナ10の構成(出力インピーダンス)と、高周波電源用整流回路の出力(DC output)側に繋がる装置の入力インピーダンスとに応じて、図1〜8のダイオードD1〜D4をパワー素子Q1〜Q4で置き換えた構成のうち最適なものが選定される。
【0023】
また図10では、整合機能回路を構成するインダクタL1の定数が固定であり、共振条件が固定であるとして説明を行ったが、これに限るものではなく、共振条件を可変とする共振条件可変型LC回路を用いてもよい。また、図2〜8のダイオードD1〜D4をパワー素子Q1〜Q4で置き換えた構成についても同様に、共振条件可変型LC回路を適用可能である。
【0024】
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0025】
この発明に係る高周波電源用整流回路は、2MHz以上の高周波における交流電圧の整流において、高い電力変換効率特性を得ることができ、高周波における交流電源の整流を行う高周波電源用整流回路等に用いるのに適している。
【符号の説明】
【0026】
1a,1b 共振条件可変型LC回路、10 共振型受信アンテナ(電力伝送用受信アンテナ)。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11