特許第5847691号(P5847691)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5847691-警報器 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5847691
(24)【登録日】2015年12月4日
(45)【発行日】2016年1月27日
(54)【発明の名称】警報器
(51)【国際特許分類】
   G08B 23/00 20060101AFI20160107BHJP
【FI】
   G08B23/00 520D
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2012-254423(P2012-254423)
(22)【出願日】2012年11月20日
(65)【公開番号】特開2014-102698(P2014-102698A)
(43)【公開日】2014年6月5日
【審査請求日】2014年12月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000190301
【氏名又は名称】新コスモス電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100107308
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 修一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100126930
【弁理士】
【氏名又は名称】太田 隆司
(72)【発明者】
【氏名】黒田 修平
【審査官】 丸山 高政
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−48590(JP,A)
【文献】 特開平11−345382(JP,A)
【文献】 特開2004−274235(JP,A)
【文献】 特開平6−180791(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08B 1/00 − G08B 31/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部環境の変化を検知する検知手段と、
前記検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、
選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、
前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記記憶手段に記憶されている何れかの警報音信号を音声として出力する警報手段と、
オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、
前記警報手段の動作を確認する点検動作を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器であって、
電源投入時に前記電源スイッチ部と前記点検スイッチ部とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定した制御手段を備えた警報器。
【請求項2】
前記制御手段が、前記警報音信号の切り替え時に前記点検動作を実行するように設定してある請求項1に記載の警報器。
【請求項3】
外部環境の変化を検知する検知手段と、
前記検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、
選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、
前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記記憶手段に記憶されている何れかの警報音信号を音声として出力する警報手段と、
オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、
前記警報手段の動作を確認する点検動作を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器であって、
電源投入時に前記電源スイッチ部と前記点検スイッチ部とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる切り替え受付モードとなり、当該切り替え受付モードのときに前記点検スイッチ部を押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定した制御手段を備えた警報器。
【請求項4】
前記警報音信号の切り替え時に、切り替えた後の前記警報音信号の種類を報知する報知手段を備えた請求項1〜3の何れか一項に記載の警報器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部環境の変化を検知する検知手段と、検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記外部環境の変化を報知する警報手段と、オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、前記警報手段の動作を確認する点検を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のガス漏れ警報器や不完全燃焼警報器などのガス警報器では、設置対象が互いに異なる家庭用ガス警報器と業務用ガス警報器が互いに同等のレベルの耐環境性能を備えている場合でも、その警報音が家庭用と業務用とで異なる場合がある。そのため、例えば音声合成音を発する家庭用ガス警報器と、ブザー音または電子音を発する業務用ガス警報器とは別個の機種として取り扱われることがあった。
【0003】
特許文献1には、警報音記憶手段が設置対象に対応して決まる選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶するとともに、警報指令を複数種類の警報音信号の選択信号として警報音記憶手段に供給する切り換えスイッチを備えたガス警報器が記載されている。即ち、特許文献1のガス警報器は、警報方式の切り換えにより、家庭用ガス警報器と業務用ガス警報器とに互換性を有するガス警報器を提供することができる。
【0004】
このように、切り換えスイッチの操作で警報音を選択できるので、警報音の種類が異なるために、従来、家庭用と業務用の2機種を必要としたガス漏れ警報器を1機種で兼用することが可能となっていた。
【0005】
また、一般にガス警報器は、警報を必要とするときに、確実に警報を発することができるように、ガス警報器の設置時や設置後においても、定期的に或いは随時その機能を点検することが求められる。
【0006】
特許文献2には、点検開始操作手段の手動操作に応じて、警報判定手段の判定によって警報手段が行う動作と同じ動作を警報手段に行わせる信号を発生する点検信号発生手段を備えるガス警報器が記載されている。このように一連の動作を観察することによって、警報手段の動作を点検することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平9−147266号公報
【特許文献2】特開平11−16068号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述したガス警報器において、切り換えスイッチの操作で警報音を選択する機能、および、警報手段の動作を点検する機能の両方の機能を備えさせようとする場合は、切り換えスイッチおよび点検スイッチの二つのスイッチが必要となっていた。
【0009】
また、特許文献1のガス警報器において、警報音を切り替えた後に、音声合成音を発するのか、ブザー音または電子音を発するのかを判断するには、実際に警報音を鳴らす点検動作を行なう必要があった。
【0010】
従って、本発明の目的は、簡便な構造で警報音の切り替えおよび警報動作の点検を行なえ、かつ、警報音の確認を容易に行なえるガス警報器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するための本発明に係る警報器は、外部環境の変化を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記記憶手段に記憶されている何れかの警報音信号を音声として出力する警報手段と、オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、前記警報手段の動作を確認する点検動作を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器であって、その第一特徴構成は、電源投入時に前記電源スイッチ部と前記点検スイッチ部とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定した制御手段を備えた点にある。
【0012】
本構成によれば、警報器の警報音信号の切り替えを行なうのに際し、電源スイッチ部と点検スイッチ部とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる。
また、本構成では、警報音を選択する際に、専用の切り換えスイッチを操作する構成ではなく、電源スイッチ部と点検スイッチ部とを操作する構成となっているため、当該専用の切り替えスイッチを省略できる分、警報器の構造を簡略化することができる。
さらに、本構成では、電源スイッチ部を操作して警報器の電源を投入するときのみ、警報音を選択できる。従って、既に警報器に電源が投入された状態では警報音を選択できないため、警報器が作動しているときに誤って警報音を切り替えてしまうのを未然に防止できる。
【0013】
本発明に係る警報器の第二特徴構成は、前記制御手段を、前記警報音信号の切り替え時に前記点検動作を実行するように設定した点にある。
【0014】
本構成によれば、警報音信号の切り替え時、即ち、電源スイッチ部と点検スイッチ部とを同時に押下操作するときに、点検動作を実行することができる。これにより、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるのと同時に、点検動作により、選択された警報音信号に基づいた音声が当該警報手段より発せられることとなる。従って、切り替えられた警報音信号がいずれの警報音信号であるかを、直ちに確認することができる。そのため、警報音信号の切り替え後に、再度、点検スイッチ部を押下操作する必要は無くなり、警報音の確認を容易に行なえるようになる。
【0015】
本発明に係る警報器の第三特徴構成は、外部環境の変化を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記記憶手段に記憶されている何れかの警報音信号を音声として出力する警報手段と、オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、前記警報手段の動作を確認する点検動作を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器であって、電源投入時に前記電源スイッチ部と前記点検スイッチ部とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる切り替え受付モードとなり、当該切り替え受付モードのときに前記点検スイッチ部を押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定した制御手段を備えた点にある。
【0016】
本構成によれば、電源スイッチ部と点検スイッチ部とを同時に押下操作することで切り替え受付モードとし、この状態で点検スイッチ部を押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる。
これにより、切り替え受付モード時であれば、複数種類の警報音信号を随時選択することができるようになるため、警報音信号の選択を確実に行なうことができる。
【0017】
本発明に係る警報器の第四特徴構成は、前記警報音信号の切り替え時に、切り替えた後の前記警報音信号の種類を報知する報知手段を備えた点にある。
【0018】
本構成により、作業者が警報音の種類を確認したいときに、直ちに確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の警報器の概要を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1に示したように、本発明の警報器Xは、外部環境の変化を検知する検知手段10と、検知手段10が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段20と、選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段30と、演算手段20が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に演算手段20より警報信号を受け取り、記憶手段30に記憶されている何れかの警報音信号を音声として出力する警報手段40と、オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部50と、警報手段40が正常に動作するかを確認する点検動作を実行する点検スイッチ部60と、を備える。
【0022】
さらに、本発明の警報器Xは、電源投入時に電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定した制御手段70を備える。
【0023】
(検知手段)
検知手段10として、例えば都市ガスセンサ、LPガスセンサ、COセンサ、火災センサの何れかを備えるとよい。都市ガスセンサは炭化水素ガス等の漏洩ガスを検出することができ、LPガスセンサはLPガスを検出でき、COセンサは不完全燃焼で発生する一酸化炭素ガスを検出できるものであれば、公知の半導体式センサ素子や接触燃焼式ガスセンサ素子などが使用できる。また、火災センサは、温度の上昇を感知する温度センサや、煙感知機能を有する公知の散乱光式煙センサなどが使用できる。本実施形態では、警報器Xとして、検知手段10として都市ガスセンサを適用したガス警報器とした場合について説明する。
【0024】
(演算手段)
演算手段20は、検知手段10が都市ガスの漏洩を検知した出力に基づき、都市ガス濃度を算出する濃度算出部を備える。当該濃度算出部は、検知手段10からの出力信号に基づいて都市ガス濃度を算出できるマイコンなどを使用するとよい。
【0025】
演算手段20は、検知手段10が警報レベル以上の都市ガス濃度を継続して検知した場合、警報信号S1を警報手段40に送って当該警報手段40により警報を発するように制御する。
【0026】
(記憶手段)
記憶手段30は、複数種類の警報音信号を記憶できるメモリやストレージであれば、どのような態様でもよい。記憶手段30には、複数種類の警報音信号として、例えば家庭用ガス警報器で必要とする合成音信号である(例えば「ガスが漏れていませんか」などの合成音声)と、業務用ガス警報器で必要とする電子音信号である(例えば「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、」などの電子音)との2種類を記憶するとよい。記憶する警報音信号の数は2種類以上であってもよく、合成音声および電子音の態様は、上記以外でもよい。
【0027】
(警報手段)
警報手段40は、検知手段10が警報レベル以上の被検知ガス濃度を継続して検知したことを演算手段20が判定した場合、当該演算手段20から警報信号S1を受け取り、選択された警報音信号に基づいて音声により警報を発する。本実施形態では、警報手段40はスピーカおよびその駆動回路で構成され、警報音信号S2を警報音S3に変換して出力する。
【0028】
(電源スイッチ部)
電源スイッチ部50は、警報器Xのオンオフの切り替えを行なえるスイッチ様の部材であれば、どのような態様でもよい。
【0029】
(点検スイッチ部)
点検スイッチ部60は、警報手段40が正常に動作するかを確認する点検動作を実行するスイッチ様の部材であれば、どのような態様でもよい。
当該点検動作は、検知手段10が警報レベル以上の被検知ガス濃度を継続して検知したことを演算手段20が判定した場合に、警報手段40が行なう動作と同じ動作が再現できるかをチェックする。例えば、点検スイッチ部60をオン操作すると、演算手段20から警報信号S1が警報手段40に送られ、選択された警報音信号に基づいた音声が当該警報手段40より発せられるかを確認することができる。このとき、所望の音声が発せられていることを確認できれば、作業者は警報器Xが正常に作動していると認識することができる。
【0030】
(制御部)
制御手段70は、電源投入時に電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定してある。
当該制御手段70は、当該押下操作が行われると、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることで選択された合成音信号または電子音信号のいずれかの警報音信号S2を、警報手段40に向けて出力できるように設定してある。この状態で、演算手段20より警報信号S1が警報手段40に送られた場合、警報音信号S2が当該警報手段40に送られて警報を発するように制御手段70が制御する。
【0031】
本発明の警報器Xでは、当該警報器Xの警報音信号の切り替えを行なうのに際し、電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる。本構成では、警報音を選択する際の専用の切り換えスイッチを省略できる分、警報器Xの構造を簡略化することができる。
【0032】
制御手段70は、警報音信号の切り替え時に点検動作を実行するように設定してもよい。
【0033】
本構成では、警報音信号の切り替え時、即ち、電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作するときに、点検動作を実行することができる。これにより、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるのと同時に、点検動作により、選択された警報音信号に基づいた音声が当該警報手段40より発せられることとなる。従って、切り替えられた警報音信号がいずれの警報音信号であるかを、直ちに確認することができる。
【0034】
〔別実施形態1〕
上述した実施形態では、当該警報器Xの警報音信号の切り替えを行なうのに際し、電源投入時に電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる態様とした。しかし、このような態様に限定されず、制御手段70を、電源投入時に電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる切り替え受付モードとなり、当該切り替え受付モードのときに点検スイッチ部60を押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えるように設定してもよい。
【0035】
本構成では、電源スイッチ部50と点検スイッチ部60とを同時に押下操作することで、例えば所定時間の間のみ切り替え受付モードとし、当該所定時間以内に点検スイッチ部60を押下操作することで、複数種類の警報音信号のいずれかに切り替えることができる。一方、所定時間が経過すれば切り替え受付モードが解除されるように制御手段を設定すれば、切り替え受付モードが解除された後に点検スイッチ部60を押下操作しても警報音信号の切り替えはできないように構成できる。
これにより、切り替え受付モード時であれば、複数種類の警報音信号を随時選択することができるようになるため、警報音信号の選択を確実に行なうことができる。
【0036】
〔別実施形態2〕
上述した、実施形態において、警報音信号の切り替え時に、切り替えた後の警報音信号の種類を報知する報知手段(図外)を備えてもよい。
当該報知手段は、例えば視覚又は聴覚によって警報音信号がいずれ(家庭用、業務用)であるかを認識できるように構成するとよい。視覚で認識できる報知手段は、例えばLEDなどのランプ表示によって選択された警報音の種類が判別できるようにするとよい。また、聴覚で認識できる報知手段は、警報器Xが作動しているときに所望のタイミングでスイッチ等を押すことにより、警報音の種類を音声で報知できるように構成するとよい。
【0037】
本構成により、作業者が警報音の種類を確認したいときに、直ちに確認することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明の警報器は、外部環境の変化を検知する検知手段と、検知手段が検知した結果に基づいて外部環境の変化の程度を算出する演算手段と、選択可能な複数種類の警報音信号を予め記憶する記憶手段と、前記演算手段が警報レベル以上の外部環境の変化を検知したと判定した場合に前記演算手段より警報信号を受け取り、前記外部環境の変化を報知する警報手段と、オンオフの切り替えを行なう電源スイッチ部と、前記警報手段の動作を確認する点検を実行する点検スイッチ部と、を設けた警報器に利用できる。
【符号の説明】
【0039】
X 警報器
S1 警報信号
S2 警報音信号
10 検知手段
20 演算手段
30 記憶手段
40 警報手段
50 電源スイッチ部
60 点検スイッチ部
70 制御手段
図1