特許第5851321号(P5851321)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5851321
(24)【登録日】2015年12月11日
(45)【発行日】2016年2月3日
(54)【発明の名称】無線ローカルエリアネットワーク機器
(51)【国際特許分類】
   H04W 84/12 20090101AFI20160114BHJP
   H04W 92/10 20090101ALI20160114BHJP
   H04W 76/02 20090101ALI20160114BHJP
   H04W 80/02 20090101ALI20160114BHJP
【FI】
   H04W84/12
   H04W92/10
   H04W76/02
   H04W80/02
【請求項の数】8
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2012-95639(P2012-95639)
(22)【出願日】2012年4月19日
(65)【公開番号】特開2013-223224(P2013-223224A)
(43)【公開日】2013年10月28日
【審査請求日】2015年1月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】591275481
【氏名又は名称】株式会社アイ・オー・データ機器
(74)【代理人】
【識別番号】110000844
【氏名又は名称】特許業務法人 クレイア特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】田畑 敬司
(72)【発明者】
【氏名】吉田 幸男
【審査官】 田畑 利幸
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−070041(JP,A)
【文献】 特開2009−049897(JP,A)
【文献】 特開2003−078542(JP,A)
【文献】 特開2006−050393(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0124332(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24− 7/26
H04W 4/00−99/00
H04L 12/28−12/955
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクセスポイントと無線通信を行う無線ローカルエリアネットワーク機器であって、
無線ローカルエリアネットワーク機器の配下の端末台数を判定する判定部と、
前記判定部の判定結果が1台である場合に第1のモードに設定し、前記判定部の判定結果が複数台である場合に第2のモードに設定するモード設定部と、を含むことを特徴とする無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項2】
前記モード設定部は、前記判定部の判定結果が0台である場合に第2のモードに設定することを特徴とする請求項1記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項3】
前記第1のモードは、シングルクライアントモードであって、前記第2のモードはマルチクライアントモードであることを特徴とする請求項1または2に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項4】
異なる伝送物理媒体に変換する変換部をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項5】
前記判定部は、起動時に前記判定を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項6】
前記判定部は、所定間隔で前記判定を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項7】
前記モード設定部の各モードを表示する表示部をさらに含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。
【請求項8】
前記モード設定部の各モードを切り替えるスイッチ部をさらに含むことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の無線ローカルエリアネットワーク機器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクセスポイントと無線通信を行う無線ローカルエリアネットワーク機器(以下、無線LAN機器と呼ぶ)に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、アクセスポイントと無線通信を行う無線ローカルエリアネットワーク機器が開発されている。特許文献1には、パケットの盗聴を目的とした偽アクセスポイントを設置された場合でも、その不正なアクセスポイントを見抜いて接続を避ける無線LAN機器について開示されている。
【0003】
特許文献1記載の無線LAN機器は、アクセスポイントの発する信号を受信する受信手段と、該受信手段が複数のアクセスポイントの発する信号を受信して、各々の前記信号から識別情報を抽出して同一の識別情報を持つアクセスポイントが少なくとも2つ以上見つかり、その中の1つのアクセスポイントに機器が接続しようとする場合、前記アクセスポイントが所定の条件に合致するならば、前記アクセスポイントに対して少なくとも自動的に無線LAN接続をしないよう通常の接続を抑制する接続抑制手段と、を有するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−72402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1記載の無線LAN機器では、不正な偽アクセスポイントを判定することができる。しかしながら、近年、無線LAN機器の配下に多数の端末を配置させて通信を行うマルチクライアントモードが多く使用されるようになってきている。また、従来から使用されてきたシングルクライアントモードも引き続き、使用されている。
現在では、無線LAN機器の設定画面にアクセスをして、手動によりマルチクライアントモードおよびシングルクライアントモードの切り替えが行われている。
【0006】
本発明の目的は、自動でモード設定を行うことができる無線LAN機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)
一局面に従う無線ローカルエリアネットワーク機器は、アクセスポイントと無線通信を行う無線ローカルエリアネットワーク機器であって、無線ローカルエリアネットワーク機器の配下の端末台数を判定する判定部と、判定部の判定結果が1台である場合に第1のモードに設定し、判定部の判定結果が複数台である場合に第2のモードに設定するモード設定部と、を含むものである。
【0008】
判定部により無線ローカルエリアネットワーク機器の配下の端末台数を判定する。判定結果が1台である場合にモード設定部により第1のモードに設定され、判定結果が複数台である場合にモード設定部により第2のモードに設定される。
【0009】
この場合、自動的に判定部が配下の端末台数に応じて第1または第2のモードを設定するので、手動でモードを設定する必要がなくなる。その結果、ユーザの利便性を向上させることができる。
【0010】
(2)
第2の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面に従う無線ローカルエリアネットワーク機器において、モード設定部は、判定部の判定結果が0台である場合に第2のモードに設定してもよい。
【0011】
この場合、判定部が0台であると判定することは、これから無線ローカルエリアネットワーク機器の配下に端末が接続される状態と考えられ、第2のモードに設定することで、ユーザの利便性を高めることができる。
【0012】
(3)
第3の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面または第2の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、第1のモードは、シングルクライアントモードであって、第2のモードはマルチクライアントモードであってもよい。
【0013】
この場合、第1のモードは、シングルクライアントモードであるので、接続台数が1台の場合に、ユーザの知識を必要とすることなく接続を行うことができる。また、第2のモードは、マルチクライアントモードであるので、接続台数が1台ではなく、0台または複数台の場合に、ユーザの知識を必要とすることなく接続を行うことができる。
【0014】
(4)
第4の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面、第2または第3の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、異なる伝送物理媒体に変換する変換部をさらに含んでもよい。
【0015】
この場合、変換部により内部でパケット変換を行うことができる。例えば、異なる伝送物理媒体に変換するメディアコンバータで変換することができる。
【0016】
(5)
第5の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面、第2、第3または第4の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、判定部は、起動時に判定を行ってもよい。
【0017】
この場合、判定部は、起動時に判定を行うので、確実にモード設定を行うことができる。
【0018】
(6)
第6の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面、第2、第3または第4に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、判定部は、所定間隔で判定を行ってもよい。
【0019】
この場合、判定部は、所定間隔で判定を行うので、配下の端末の接続状況が変更された場合であっても、確実にモード設定を行うことができる。例えば、所定間隔とは、分単位であってもよい。
【0020】
(7)
第7の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面、第2から第6の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、モード設定部の各モードを表示する表示部をさらに含んでもよい。
【0021】
この場合、表示部によりモード設定部の各モードが表示されるので、ユーザが容易に無線ローカルエリアネットワーク機器のモードを認識することができる。
【0022】
(8)
第8の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器は、一局面、第2から第7の発明に係る無線ローカルエリアネットワーク機器において、モード設定部の各モードを切り替えるスイッチ部をさらに含んでもよい。
【0023】
この場合、スイッチ部によりモード設定部の各モードを切り替えることができるので、ユーザが容易に無線ローカルエリアネットワーク機器のモードを切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】本実施の形態に係る無線LANメディアコンバータの一例を示す模式図である。
図2】本実施の形態に係るシングルクライアントモードを説明するための模式図である。
図3】本実施の形態に係るマルチクライアントモードを説明するための模式図である。
図4】本実施の形態に係るマルチクライアントモードを説明するための模式図である。
図5】本実施の形態に係る判定部の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。本発明の好ましい一実施の形態は、以下の通りであるが、本発明は以下の実施の形態だけに制限されるものではない。
【0026】
(実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る無線ローカルエリアネットワーク(以下、LANと略記する。)メディアコンバータ100の一例を示す模式図である。
【0027】
(無線LANメディアコンバータの概略構成)
図1の無線LANメディアコンバータ100は、判定部110、モード設定部120、メディア変換部130、無線送受信部140、有線接続部150,151、表示部160およびスイッチ部170を含む。
【0028】
図1に示すように、無線LANメディアコンバータ100では、有線接続部150,151の2個の有線接続端子が設けられている。
判定部110は、有線接続部150,151の有線接続端子を介して、配下の端末台数の判定を行う。ここで、判定部110は、内蔵されたMACアドレスおよびIPアドレスに関連性のあるレイア2NATテーブルに基づいて端末台数の判定を行う。
【0029】
また、判定部110は、後述するように、端末台数の判定結果をモード設定部120に与え、モード設定部120は、メディア変換部130および無線送受信部140にシングルクライアントモードおよびマルチクライアントモードのいずれか一方を設定する。
無線送受信部140およびメディア変換部130は、モード設定部120により設定されたシングルクライアントモードおよびマルチクライアントモードのいずれか一方に従い、無線送受信部140により受信されたパケットを異なる伝送物理媒体に変換して有線接続部150,151に与える。なお、判定部110の動作詳細については後述する。
【0030】
また、表示部160は、無線LANメディアコンバータ100の外観から視認できる部位に設けられ、例えば、LED点灯部からなる。表示部160は、後述するシングルクライアントモードまたはマルチクライアントモード、自動または手動のそれぞれの組み合わせが判別できるように点灯される。なお、4個のLEDを必要とするものではなく、色または点灯方式によって判別できてもよい。
【0031】
スイッチ部170は、無線LANメディアコンバータ100の外観から操作できる部位に設けられ、後述するシングルクライアントモードまたはマルチクライアントモード、自動または手動のそれぞれの組み合わせを切り替えることができるディップスイッチからなる。
【0032】
なお、上記の表示部160においては、LED点灯部からなることとしたが、これに限定されず、液晶表示部等、その他の任意の装置、その他任意の個数からなってもよい。また、スイッチ部170は、ディップスイッチからなることとしたが、これに限定されず、タッチパネル、その他任意のスイッチ等、その他任意の個数からなってもよい。
【0033】
(シングルクライアントモード/マルチクライアントモードの概略)
続いて、図2は本実施の形態に係るシングルクライアントモードを説明するための模式図であり、図3および図4は本実施の形態に係るマルチクライアントモードを説明するための模式図である。
【0034】
図2に示すように、シングルクライアントモードは、無線LANメディアコンバータ100の配下にパーソナルコンピュータ300が1台接続されており、無線LANメディアコンバータ100がアクセスポイント200と無線通信を行う。
【0035】
また、図3に示すように、マルチクライアントモードは、無線LANメディアコンバータ100の配下にパーソナルコンピュータ300,301が2台接続されており、無線LANメディアコンバータ100がアクセスポイント200と無線通信を行う。
【0036】
さらに、図4に示すように、マルチクライアントモードは、無線LANメディアコンバータ100の配下にハブ310が接続されており、ハブ310の配下にパーソナルコンピュータ300,301が2台接続されており、無線LANメディアコンバータ100がアクセスポイント200と無線通信を行う。
【0037】
(判定部の動作詳細)
図5は、本実施の形態に係る判定部110の動作の一例を示すフローチャートである。
【0038】
判定部110は、無線LANメディアコンバータ100の起動時に図5に示す処理を行う。判定部110は、まずクライアントモードの判定を行う(ステップS1)。ここで、具体的に判定部110は、手動か自動かの判定を行い、手動の場合には、マルチクライアントモードかシングルクライアントモードかの判定を行う。
【0039】
判定部110が、手動によるマルチクライアントモードと判定した場合には、マルチクライアントモードで起動するようモード設定部120に指示を与える(ステップS3)。
一方、判定部110が手動によるシングルクライアントモードと判定した場合には、シングルクライアントモードで起動するようモード設定部120に指示を与える(ステップS5)。
【0040】
また、判定部110がステップS1の処理において、自動と判定した場合、有線接続部150,151のLANポートの接続台数を判定する(ステップS2)。
ここで、判定部110は、内蔵されたMACアドレスおよびIPアドレスに関連性のあるレイア2NATテーブルに基づいてLANポートの接続台数を判定する。
【0041】
判定部110がLANポートの接続台数が0台または2台以上であると判定した場合、ステップS3の処理に進む。一方、判定部110がLANポートの接続台数が1台であると判定した場合、ステップS5の処理に進む。
【0042】
ステップS3の処理を行った判定部110は、続いて、LANポートの状態に変更があるか否かを判定する(ステップS4)。ここで、判定部110は、LANポートの状態に変更があると判定した場合、ステップS2の処理に戻り、処理を繰り返す。
【0043】
一方、ステップS4の処理において、判定部110がLANポートの状態に変更がないと判定した場合、ステップS4の処理を繰り返す。すなわち、変更があると判定されるまで待機する。
【0044】
続いて、ステップS5の処理を行った判定部110は、MACアドレスのクローン化を行う(ステップS6)。これにより、無線LANメディアコンバータ100における通信が確立される。
【0045】
続いて、判定部110は、LANポートの状態に変更があるか否かを判定する(ステップS7)。判定部110がLANポートの状態に変更があると判定した場合、0ポートか否かを判定する(ステップS8)。
【0046】
判定部110がLANポートの接続台数の状態が0ポートであると判定した場合には、ステップS7の処理に戻る。すなわち、MACアドレスをクローン化しているため、判定部110がLANポートの接続台数の状態が0ポートであると判定するからである。
【0047】
一方、判定部110がLANポートの接続台数の状態が0ポートでないと判定した場合、MACアドレスのクローン化処理が済みであるか否かを判定する(ステップS9)。
判定部110がLANポートの接続台数の状態が0ポートでなく、MACアドレスのクローン化処理が済みでないと判定した場合、ステップS2の処理に戻り処理を繰り返す。
【0048】
一方、判定部110がLANポートの接続台数の状態が0ポートでなく、MACアドレスのクローン化処理が済んでいると判定した場合、クローン化したMACアドレスがレイア2NATテーブルに在るか否かを判定する(ステップS10)。
また、ステップS7の処理において、判定部110がLANポートの状態に変更がないと判定した場合にも、クローン化したMACアドレスがレイア2NATテーブルに在るか否かを判定する(ステップS10)。
【0049】
判定部110は、クローン化したMACアドレスがレイア2NATテーブルに在ると判定した場合、ステップS7の処理に戻り処理を繰り返す。
一方、判定部110がクローン化したMACアドレスがレイア2NATテーブルにないと判定した場合、ステップS2の処理に戻り処理を繰り返す。
【0050】
以上のように、本実施の形態に係る無線LANメディアコンバータ100は、自動的に判定部110が配下の端末台数に応じてモードを設定するので、手動でモードを設定する必要がなくなる。
また、判定部110が0台であると判定することは、これから無線LANメディアコンバータ100の配下に端末が接続される状態と考えられ、マルチクライアントモードに設定することで、ユーザの利便性を高めることができる。
【0051】
具体的には、テレビ、ブルーレイプレーヤ等の家電製品での利用をするユーザで無線LAN機器に関する知識が薄いユーザに対して、ワールドワイドウェブの設定画面での設定変更等を行わせるのではなく、ユーザが意図することなく自動的に無線LAN機器の接続が行われるので、ユーザの利便性を高めることができる。
【0052】
また、表示部160によりモード設定部120の各モードが表示され、スイッチ部170によりモード設定部120の各モードを切り替えることができるので、ユーザが容易に無線LANメディアコンバータ100の利便性を高めることができる。
【0053】
なお、上記の実施の形態においては、無線LANメディアコンバータ100の起動時に配下の接続台数を判定することとしているが、これに限定されず、年月日時分秒単位、通常の通信状態におけるタイミングで判定を行ってもよい。また、分単位で判定を行うことが好ましい。
また、判定のタイミングとして、配下の接続台数が増減、すなわち接続遮断時、再接続時等、ダイナミックなタイミングで判定を行い、モードを切り替えてもよい。
【0054】
また、判定部110においてMACアドレスおよびIPアドレスに関連性のあるレイア2NATテーブルを用いることとしたが、これに限定されず、ARPテーブル、MACテーブル、IPテーブル、有線接続部150,151の差込口のチップによる信号(物理的なリンク数)のいずれか1つまたは複数の組み合わせ、または任意のパケット宛先情報テーブルを用いてもよい。
【0055】
本実施の形態においては、アクセスポイント200がアクセスポイントに相当し、無線LANメディアコンバータ100が無線ローカルエリアネットワーク機器に相当し、パーソナルコンピュータ300,301およびハブ310が配下の端末台数に相当し、判定部110が判定部に相当し、モード設定部120がモード設定部に相当し、シングルクライアントモードが第1のモードに相当し、マルチクライアントモードが第2のモードに相当し、メディア変換部130が変換部に相当し、表示部160が表示部に相当し、スイッチ部170がスイッチ部に相当する。
【符号の説明】
【0056】
100 無線LANメディアコンバータ
110 判定部
120 モード設定部
130 メディア変換部
160 表示部
170 スイッチ部
200 アクセスポイント
300,301 パーソナルコンピュータ
310 ハブ
図1
図2
図3
図4
図5