特許第5863583号(P5863583)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5863583
(24)【登録日】2016年1月8日
(45)【発行日】2016年2月16日
(54)【発明の名称】ケーブルドラムの運搬方向転換装置
(51)【国際特許分類】
   B65G 7/10 20060101AFI20160202BHJP
   B65H 75/18 20060101ALI20160202BHJP
【FI】
   B65G7/10 A
   B65H75/18 B
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-149312(P2012-149312)
(22)【出願日】2012年7月3日
(65)【公開番号】特開2014-9096(P2014-9096A)
(43)【公開日】2014年1月20日
【審査請求日】2015年2月23日
(73)【特許権者】
【識別番号】501137636
【氏名又は名称】東芝三菱電機産業システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000235
【氏名又は名称】特許業務法人 天城国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山下 英希
【審査官】 八板 直人
(56)【参考文献】
【文献】 特開平07−157201(JP,A)
【文献】 米国特許第2804223(US,A)
【文献】 実開昭57−191705(JP,U)
【文献】 実開昭52−100575(JP,U)
【文献】 実開昭61−137117(JP,U)
【文献】 実開平06−053280(JP,U)
【文献】 特開平09−265705(JP,A)
【文献】 実開平06−072934(JP,U)
【文献】 実開昭51−069777(JP,U)
【文献】 実開昭48−111782(JP,U)
【文献】 実開平04−072921(JP,U)
【文献】 実開昭59−040212(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 7/10
B65G 7/04
B65H 75/00
B65H 75/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケーブルが巻回される略円柱状の胴部と該胴部の軸方向両端部にそれぞれ配置される円盤状のフランジ部とを有するケーブルドラムの運搬方向転換装置であって、
平板とこの平板の長手方向に対向して立設した2つの側板を有し、その断面が上方に向けて開放した略コ字状を成す枠体部と、
前記枠体部を底部から支持して、水平方向に回転可能な回転テーブルと、
前記枠体部の前記2つの側板間において回動可能に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部を載置して支持する複数本のメインローラと、
前記枠体部の前記2つの側板間において回動可能に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部を載置して支持するとともに、前記メインローラよりも径大に形成されるエンドローラと、
前記枠体部の平板と前記側板間に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部が接触しても回動可能なサイドローラと、
前記枠体部の略コ字状の端面の適所に着脱自在に当接し、前記メインローラ及びエンドローラ上にケーブルドラムを搬入、搬出する傾斜面を有する昇降ガイドと、
を備えたことを特徴とするケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項2】
前記枠体部のコ字状部の幅寸法は、前記ケーブルドラムのフランジ部の厚さ寸法の3倍であることを特徴とする請求項1記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項3】
前記昇降ガイドの傾斜面の表面には、滑り止めの加工を施してあることを特徴とする請求項1記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項4】
前記メインローラは、両端部が前記側板に取着された円筒体又は円柱体として形成することを特徴とする請求項1に記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項5】
前記枠体部の中程に設置される前記メインローラは、荷重を受けると沈むことを特徴とする請求項1に記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項6】
前記メインローラは、圧縮バネで支承されることを特徴とする請求項に記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【請求項7】
前記回転テーブルの水平方向の回転をロックするロックピンを有することを特徴とする請求項1に記載のケーブルドラムの運搬方向転換装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ケーブルドラムの運搬方向転換装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ケーブルドラムを配線場所に移動する場合、ケーブルドラムを押せば回転して直進するが、方向転換するには人力で横方向に押して向きを変えるか、大型ドラムの場合はケーブルドラムジャッキで片側を持ち上げて回転させるか重機で吊上げて方向転換している。
【0003】
このように重いケーブルドラムの方向転換に関し、いくつかの提案がなされている。例えば、ケーブルドラムを運搬及び任意の方向に移動させる台車が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。これは、ケーブルドラムのフランジ部分を乗せる積載用架台(台車)と、ケーブルドラムを台車に乗せやすくするための積載用スロープを1組とし、2組で一対としたケーブルドラムの運搬及び方向転換具である。
【0004】
また、ケーブルドラムのフランジを転がり載せ易くした方向転換器が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。これは、金属板で横断面ほぼU字形に作った細長い主枠の長さ方向のほぼ中央両側上縁を部分的に逆U字形に折返して下向きの折返し片を形成するとともに、これら折返し片と主枠側面との間にそれぞれ転子を枢設し、主枠の先端付近に形成した切欠部上における主枠上板にキャスタを下向きに備えて、このキャスタと転子とで主枠を移動可能とするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平7−157201号公報
【特許文献2】実開平6−72934号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ケーブルドラムには方向を変える機能が無く、人力で横に押して無理やり向きを変えると作業員の怪我やケーブルドラム損傷のリスクがある。また、大きなケーブルドラムではケーブルジャッキやレッカー等の重機を使用する必要があり、段取りや用品手配に時間とコストがかかるなどの問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、安全に且つ容易にケーブルドラムの向きを変えることのできるケーブルドラムの運搬方向転換装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、ケーブルが巻回される略円柱状の胴部と該胴部の軸方向両端部にそれぞれ配置される円盤状のフランジ部とを有するケーブルドラムの運搬方向転換装置であって、平板とこの平板の長手方向に対向して立設した2つの側板を有し、その断面が上方に向けて開放した略コ字状を成す枠体部と、前記枠体部を底部から支持して、水平方向に回転可能な回転テーブルと、前記枠体部の前記2つの側板間において回動可能に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部を載置して支持する複数本のメインローラと、前記枠体部の前記2つの側板間において回動可能に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部を載置して支持するとともに、前記メインローラよりも径大に形成されるエンドローラと、前記枠体部の平板と前記側板間に取着され、前記ケーブルドラムのフランジ部が接触しても回動可能なサイドローラと、前記枠体部の略コ字状の端面の適所に着脱自在に当接し、前記メインローラ及びエンドローラ上にケーブルドラムを搬入、搬出する傾斜面を有する昇降ガイドと、を備えたことを特徴とするケーブルドラムの運搬方向転換装置が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ケーブルドラム運搬方向転換装置の下部に回転テーブルを取り付け、ケーブルドラムの片側を乗せて回転させることにより、安全で且つ無理なくケーブルドラムの方向を転換することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の一実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置を上から見た図である。
図2図1に示すケーブルドラムの運搬方向転換装置をA−A方向から見た図である。
図3図1に示すケーブルドラムの運搬方向転換装置のB−B線での断面図である。
図4】本実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置の使用状態の一例を示す図である。
図5】本実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置の使用状態の一例を示す図である。
図6】本実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置の使用状態の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
【0012】
(第1の実施形態)
本実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置は、ケーブルドラムを人力によって押しながら運搬する際に運搬方向を転換するための装置である。ケーブルドラムは、メタルケーブルや光ファイバーケーブル等を巻き付けた胴部と、胴部の軸方向両端部に円盤状のフランジ部とを備えている。ケーブルドラムは、通常木材から成り、両フランジ部の外周面を接地させた状態で転動させることにより運搬することができる。
【0013】
本実施形態に係る運搬方向転換装置は、ケーブルドラムの1つのフランジ部の外周面を載置するもので、枠体部の下部に回転テーブルを取り付け、ケーブルドラムの向きを水平方向に自在に転換可能とするものである。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係るケーブルドラム20の運搬方向転換装置10の構成を示す図である。図2は、図1に示すケーブルドラム20の運搬方向転換装置10をA−A方向から見た図である。また、図3は、図1に示すケーブルドラム20の運搬方向転換装置10のB−B線での断面図である。
【0015】
図1乃至図3に示すように、ケーブルドラム20の運搬方向転換装置10は、主として、枠体部1と、昇降ガイド2と、回転テーブル3と、メインローラ4と、エンドローラ5と、サイドローラ6とから構成されている。各構成要素の材質や構造の強度は、重量物であるケーブルドラムからの荷重、衝撃に十分に対応できるように選定、構成される。
【0016】
枠体部1は、ケーブルドラムの運搬方向転換装置の主要部をなす枠部材であり、ケーブルドラムの1つのフランジ部の外周面を載置した際の重量に耐える構造体である。枠体部1は、平板1aとこの平板1aの長手方向に対向して立設した2つの側板1bから構成されている。
【0017】
枠体部1は、言わば側溝に似た形態をなし、枠体部1の断面は、上方に向けて開放した略コ字状となっている。コ字状部にケーブルドラムのフランジ部が位置することになるので、コ字状部の幅寸法は、例えば、フランジ部の厚さ寸法の3倍程度とする。
【0018】
枠体部1は、その底部が後述する回転テーブル3によって支持されている。
【0019】
昇降ガイド2は、枠体部1の略コ字状の一端面側の外縁に配置され、ケーブルドラム20を転がして、本実施形態に係るケーブルドラム運搬方向転換装置10に載せ易くするためのものである。
【0020】
昇降ガイド2は、例えば、底面が直角三角形である三角柱の形態が好適であり、使用時には、直角部分を枠体部1の一端面側の外縁に接するように横倒した姿をなして配置される。
【0021】
昇降ガイド2の傾斜面(スロープ)の表面には、滑り止めの加工を施すのが好適である。例えば、ケーブルドラム20の縁部が滑り落ちにくくするため、傾斜面(スロープ)に沿って略水平な溝を形成する。
【0022】
昇降ガイド2の傾斜面の頂部の高さは、後述するメインローラ4が枠体部1に配設される高さと同程度とするのが、好適である。
【0023】
尚、必要に応じて昇降ガイド2の端面と枠体部1の一端面側との間の固定力を維持して位置ずれが発生しないようにするため、昇降ガイド2の端面と枠体部1の端面間に凹凸嵌合による着脱自在な係止部(図示しない)を設けるのも好適である。
【0024】
昇降ガイド2は、不使用時あるいはケーブルドラム20を運搬方向転換装置に載せた後は、方向転換の際の妨げとならないように枠体部1から離間させておくことができる。
【0025】
回転テーブル3は、枠体部1を底部から支持するための板部材であって、水平方向に回転可能となっている。
【0026】
回転テーブル3は、例えば、中央部位へ枠体部1の底部を保持するテーブル面(図示しない)を有するテーブル回転体(図示しない)と、このテーブル回転体がベアリング(図示しない)を介して回転可能に支承するボディ(図示しない)で構成することができる。
【0027】
テーブル回転体は、操作者の枠体部1への力の付与により、回転力を伝達されて回転軸芯を中心に回転自在に成されている。
【0028】
ボディは、テーブル回転体の外周を覆うように外方に配置される。ボディには、テーブル回転体との間にオイルシールとなるシール材(図示しない)を備えるのが好適である。シール材のリップ部分がテーブル回転体の外周面と接触し、回転時には摺接することで外部からの異物の侵入を防ぐことができるからである。
【0029】
回転テーブル3の底面は、地面や床面等に置かれる。
【0030】
メインローラ4は、枠体部1の内側、すなわち2つの側板1b間において回動可能に取着され、ケーブルドラム20のフランジ部を載せて支持するものである。メインローラ4は、両端部が側板1bに取着された円筒体あるいは円柱体として形成することができる。メインローラ4は、例えば、ベアリング(図示しない)を介して回転可能に支承するのが好適である。
【0031】
メインローラ4は、ケーブルドラム20の重量を受け止めて支持するため、枠体部1の長手方向に所定の間隔で配置した複数本で構成するのが好適である。例えば、メインローラ4は3本で構成することができる。
【0032】
複数本のメインローラ4に並列してエンドローラ5が枠体部1の内側、すなわち2つの側板1b間において回動可能に取着される。エンドローラ5は、枠体部1の中でも最外側、すなわち、昇降ガイド2の配置されるサイドの反対側に配設される。エンドローラ5も、両端部が側板1bに取着された円筒体あるいは円柱体として形成することができる。
【0033】
エンドローラ5は、中程に設置されるメインローラ4に比べて外径を大きくするのが好適である。例えば、1.5倍程度に大きな径とする。このように、最外側に設置されるエンドローラ5の径を大きくすることにより、ケーブルドラム20のフランジ部を載置する際に、はずみのついたケーブルドラム20が行き過ぎて、ケーブルドラム運搬方向転換装置10から脱落しない構造となる。
【0034】
サイドローラ6は、枠体部1の平板1aと側板1b間で回動可能に取着されている。サイドローラ6は、メインローラ4上に乗り上げたケーブルドラム20が、枠体部1の短手方向にズレても、ケーブルドラム20のフランジ部の回転を妨げないようにするものである。サイドローラ6は、円筒体あるいは円柱体として形成することができる。
【0035】
次に、以上のように構成されたケーブルドラムの運搬方向転換装置10によるケーブルドラム20の方向転換について説明する。
【0036】
まず、昇降ガイド2の端面を枠体部1に接するように配置する。
【0037】
人力でケーブルドラム20を押して、一方のフランジ部が昇降ガイド2の傾斜面上を上るように転がして、該フランジ部がメインローラ4上に載置されるまでケーブルドラム20を押す。
【0038】
運搬方向転換装置10のメインローラ4上に一方のフランジ部が載置されたら、ケーブルドラム20のもう一方のフランジ部を転がすように押すことにより、回転テーブル3が水平回転するとともにメインローラ4も回転し、この運搬方向転換装置10を支点としてケーブルドラム20の向きを変える仕組みとなる。操作者が所望に向きに方向転換できたところで、フランジ部を押すのを終了する。
【0039】
回転テーブル3の回転の際、ケーブルドラム20が横に動いても、サイドローラ6があるため、円滑にメインローラ4上のフランジ部が回転することができる。また、エンドローラ5の存在により、はずみのついたケーブルドラム20が行き過ぎて、ケーブルドラムの運搬方向転換装置10から脱落する虞がない。
【0040】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。ケーブルドラム20のフランジ部は、略車輪状になっている。メインローラ4は、載置したケーブルドラム20のフランジ部を安定的に支持するために、複数本のメインローラ4のうち、枠体部1の中程に設置されるメインローラ4の数本は、荷重を受けると沈むようにするのが好適である。
【0041】
そこで、第2の実施形態では、中程に設置されるメインローラ4を圧縮バネ(図示しない)で支承する構成とする。このように、複数のメインローラ4がケーブルドラム20のフランジ部の形状に倣うように接するので、異なるドラムサイズのケーブルドラム20であっても、安定して支持することができる。
【0042】
本実施形態によれば、1台のケーブルドラムの運搬方向転換装置10であっても、大小様々な異なるドラムサイズのケーブルドラム20に対応することができる。
【0043】
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
【0044】
第3の実施形態では、第1又は第2の実施形態の構成に加えて、ロックピン8を設けている。ロックピン8は、回転テーブル3の水平方向の回転をロックするためのものである。
【0045】
ロックピン8は、枠体部1の側板1bをその板厚方向に貫通し、さらに、回転テーブル3のテーブル回転体に形成された穴に嵌入している。
【0046】
ケーブルドラム20からケーブルを繰り出して配線作業を行う際、ケーブルドラム20の運搬方向転換装置10が水平方向に自由に回転してしまうと、作業者に危険であり、又、ケーブルの繰り出しも円滑にできない。そこで、回転テーブル3の回転をロックし、運搬方向転換装置10の不必要な動きを規制するものである。
【0047】
図1に示すようにロックピン8は、例えば2本使用することができるが、いずれの形状も同じである必要はない。すなわち、1本のロックピン8aは断面形状が円形であり、他の1本のロックピン8bは楕円形であってもよい。
【0048】
(使用形態について)
ケーブルドラムの運搬方向転換装置10は1台での使用に限定されず、図5図6に示すように、ケーブルドラム20の2つのフランジ部を、それぞれ本実施形態に係るケーブルドラムの運搬方向転換装置10で支持してもよい。このような使用形態によれば、重量物であるケーブルドラム20の方向転換をわずかな力で行うことができる。
【0049】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0050】
1・・・枠体部
2・・・昇降ガイド
3・・・回転テーブル
4・・・メインローラ
5・・・エンドローラ
6・・・サイドローラ
7・・・スプリング
8・・・ロックピン
10・・・ケーブルドラムの運搬方向転換装置
20・・・ケーブルドラム
図1
図2
図3
図4
図5
図6