(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記活性剤は、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシル−トリアミシノロン、アルファ−メチル・デキサメタゾン、デキサメタゾン−リン酸、ベクロメタゾン・ジプロピオナート、クロベタゾール・ベレラート、デソニド、デスオキシメタゾン、デスオキシコルチコステロン酢酸、デキサメタゾン、ジクロリゾン、ジフルオラゾン2酢酸、吉草酸ジフルコルトロン、フルアドレノロン、フルクロロロン・アセトニド、フルドロコルチゾン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノロン・アセトニド、フルオシノニド、フルコルチン・ブチルエステル、フルオコルトロン、フルプレドニデン酢酸、フルランドレノロン、ハルシノニド、ヒドロコルチゾン酢酸、ヒドロコルチゾン酪酸、メチルプレドニゾロン、トリアムシノロン・アセトニド、コルチゾン、コルトドクソン、フルセトニド、フルドロコルチゾン、ジフルオロゾン2酢酸、フルアドレノロン、フルドロコルチゾン、ジフルロゾン2酢酸、フルアドレノロン・アセトニド、メドリゾン、アミシナフェル、アミシナフィド、ベタメサゾンジプロピオン酸、クロロプレドニゾン、クロロプレドニゾン酢酸、クロコルテロン、クレシノロン、ジクロリゾン、ジフルプレドナート、フルクロロニド、フルニソリド、フルオロメタロン、フルペロロン、フルプレドニソロン、ヒドロコルチゾン吉草酸、ヒドロコルチゾン・シクロペンチルプロピオナート、ヒドロコルタマート、メプレドニゾン、パラメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、ベクロメタゾンジプロピオン酸及びトリアムシノロンと、これらの組合せ/混合物とからなる群から選択される、請求項1に記載の使用。
前記推進剤は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン及び1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパンと、これらの組合せ/混合物とからなる群から選択される、請求項1に記載の使用。
前記炎症性皮膚疾患は、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾燥型湿疹、脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、静脈性湿疹、座瘡、酒さ、ツタウルシ皮膚炎、蕁麻疹又は職業性皮膚炎である、請求項1に記載の使用。
【発明を実施するための形態】
【0012】
発明の詳細な説明
概論
一部の実施態様では、本発明は油中水型乳剤に関する。一部の実施態様では、前記組成物は、揮発性の低級アルコール(例えば、エタノール)を含まない。一部の実施態様では、前記組成物はエアロゾル推進剤を含む。一部の実施態様では、エアロゾル推進剤はヒドロフルオロアルカン(HFA)推進剤である。一部の実施態様では、前記HFA推進剤の正体は前記組成物の安定性に影響を与える。
【0013】
一部の実施態様では、本発明は高粘度乳剤に関する。一部の実施態様では、前記乳剤の約15%を超える油相成分を前記乳剤が含有する。一部の実施態様では、前記乳剤は約80%未満の水相成分を含む。
【0014】
一部の実施態様では、前記組成物を装填されたエアロゾル容器が作動すると前記組成物が発泡する。一部の実施態様では、前記組成物を装填されたエアロゾル容器が作動すると前記組成物が迅速に発泡する。一部の実施態様では、泡状体は押しつぶされても安定である。一部の実施態様では前記泡状体は、時間経過及び温度に対して安定性がある。一部の実施態様では、前記泡状体は保湿性がある。一部の実施態様では、前記泡状体は刺激性が少ない。一部の実施態様では、放出された泡状体は密度が約0.05g/cm
3ないし約0.5g/cm
3の間である。一部の実施態様では、前記泡状体は油性の残渣を残さずに速やかに塗り込める。一部の実施態様では、放出された泡状体は広い体表面に容易に広げられる。一部の実施態様では、前記泡状体は剪断力をかけると速やかに崩壊して、広い体表面に迅速かつ効率的に適用できる。一部の実施態様では、前記放出された泡状体は広範な医薬品活性成分と適合性がある。一部の実施態様では、前記放出された泡状体は炎症性皮膚疾患の局所療法に適する。
【0015】
一部の実施態様では前記放出された泡状体は、炎症性皮膚疾患に対し、現在商業的に入手可能な処方箋クリーム、ローション及び軟膏と同じ有効性がある。
【0016】
定義
便利なように、本明細書及び添付の特許請求の範囲に用いられる用語がここに集められる。これらの定義は、開示内容の全体に照らして読解されるべきであり、当業者によるのと同様に理解されるべきである。
【0017】
本明細書及び特許請求の範囲に用いられる不定冠詞“a”及び“an”は、明確にこれと反する特記がない限り、「少なくとも1つの」を意味すると解されるべきである。
【0018】
本明細書及び特許請求の範囲に用いられる文言「及び/又は」は、結合される要素の「いずれか又は両方」、すなわち、ある場合には連結して存在し、別の場合には連結しないで存在する要素を意味すると解されるべきである。「及び/又は」を用いて掲載される複数の要素は、同様のやり方で、すなわち、そのように連結される前記要素の「1つ以上」と解釈されるべきである。前記「及び/又は」の節により特定される要素以外の他の要素は、前記特定される要素と関係があるか無関係であるかに関わらず、任意に存在する場合がある。したがって、「含む」のような限定的でない文言とともに使用される「A及び/又はB」への言及は、ある実施態様では、(B以外の要素を任意的に含むが)Aのみを指す場合があり、別の実施態様では、(A以外の要素を任意的に含むが)Bのみを指す場合があり、さらに別の実施態様では、(他の要素を任意的に含むが)A及びBの両方を指す場合等がある。
【0019】
本明細書及び特許請求の範囲に用いられるところの文言「又は」は、そのように連結される要素の「いずれか又は両方」を意味する、すなわち、ある場合には連結して存在し、別の場合には連結しないで存在する要素と解されるべきである。前記「又は」の節により特定される要素以外の他の要素は、前記特定される要素と関係があるか無関係であるかに関わらず、任意に存在する場合がある。したがって、限定的でない例として、「含む」のような限定的でない文言とともに使用される「A又はB」への言及は、ある実施態様では、(B以外の要素を任意的に含むが)Aのみを指す場合があり、別の実施態様では、(A以外の要素を任意的に含むが)Bのみを指す場合があり、さらに別の実施態様では、(他の要素を任意的に含むが)A及びBの両方を指す場合等がある。
【0020】
本明細書及び特許請求の範囲に用いられるところの1つ以上の要素のリストについて言及する用語「少なくとも1つ」は、前記要素のリストのいずれか1つ以上から選択される少なくとも1つの要素を意味するが、前記要素のリストに特に掲載されるそれぞれ全ての要素の少なくとも1つを必ずしも含まず、前記要素のリストの要素のいずれかの組合せを排除しないことを意味すると解すべきである。この定義は、前記特定される要素と関係があるか無関係であるかに関わらず、前記文言「少なくとも1つ」が言及する要素のリストの中で特定される要素以外の要素が任意的に存在する場合があることも許容する。したがって、限定的でない例として、「A及びBのうち少なくとも1つ」(あるいは同じ意味で、「A又はBのうち少なくとも1つ」か、「A及び/又はBのうち少なくとも1つ」か)は、ある実施態様では、Bは存在せず(B以外の要素は任意的に含み)、少なくともAが1つ、任意的に2つ以上含む場合があり、別の実施態様では、Aは存在せず(A以外の要素は任意的に含み)、少なくともBが1つ、任意的に2つ以上含む場合があり、さらに別の実施態様では、少なくともAが1つ、任意的に2つ以上含む場合があり、Bが1つ、任意的に2つ以上含む場合がある等を指す場合がある。
【0021】
明確にそうでないと特記されない限り、2つ以上のステップ又は動作を含む本件に係るいずれかの方法において、前記方法のステップ又は動作の順序は、前記方法のステップ又は動作が説明される順序に必ずしも限定されない。
【0022】
本件明細書及び特許請求の範囲において、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「有する」、「含む(cntaining)」、「含む(involving)」、「保持する」、「含む(composed of)」その他これに類するもののような全ての移行句は、限定的でない、すなわち、含むがこれに限定されないという意味に解されるべきである。「からなる」及び「から実質的になる」との移行句だけが、米国特許庁特許審査手順マニュアル第2111.03節に列挙される、それぞれ、限定的又は準限定的移行句とされるべきである。
【0023】
本明細書に用いられるところの「クリーム」とは、皮膚外用向けの、不透明で、粘性のある、非油性ないしは中程度の油性の乳剤又は懸濁準固体で、皮膚に塗り込まれるとき、たいていは蒸発又は吸収される傾向があるものをいう。この物質は、基剤(vehicle)として50%未満の炭化水素又はポリエチレングリコールか、(約105℃で定常重量まで減少又は乾燥することによって測定される)20%を超える揮発成分かを含む。
【0024】
本明細書に用いられるところの「ローション」とは、皮膚外用向けの、不透明で、粘度の低い、非油性の乳剤系液体で、皮膚に塗り込められるとき、冷たい感じを与えつつ速やかに蒸発するものをいう。この物質は、(約105℃で定常重量まで減少又は乾燥することによって測定される)50%を超える揮発成分を有する水性組成物を含むのが一般的である。
【0025】
本発明の乳剤及び組成物の代表的成分
本発明の組成物のさまざまな成分の代表的な正体は以下に説明される。
【0026】
1.推進剤
CFCs、炭化水素、圧縮ガス及びHFAsを含むが、これらに限定されない、複数の可能な選択肢がエアロゾル泡状体用推進剤には存在する。モントリオール議定書は、オゾン層破壊を起こす能力のため、モントリオール議定書はCFCs(クロロフルオロカーボン類)の使用を禁止した。国連環境プログラム1987年、オゾン層破壊物質に関するモントリオール議定書。これに対し、炭化水素推進剤は、反応性が非常に低く、フリーラジカル攻撃への耐性が高い。しかし、炭化水素推進剤は非常に引火性が高い。さらに、窒素及び二酸化炭素のような不活性圧縮ガスはエアロゾル推進剤として使用可能である。不活性であるために化学的安定性が高いけれども、これらは気化圧力が高いため、エアロゾル缶の寿命を通じて一定の生成物送達を提供できない。幸いにも、HFAs(ヒドロフルオロカーボン類又はHFCsとしても知られるヒドロフルオロアルカン類)は、薬学的に許容可能で、一般的に反応性がなく、オゾンに優しい。
【0027】
1つの実施態様では、推進剤は、HFAか、1種類以上のヒドロフルオロアルカン類の混合物である。適切なヒドロフルオロアルカン類は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(HFA134a)と、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン(HFA227)と、現在医学用に承認されているか、承認されるかもしれない、これら及びその他のHFAsの混合物(mixtures and admixtures)を含む。炭化水素及びクロロフルオロカーボン類(CFCs)の推進剤も本発明に用いられる場合がある。
【0028】
2.基剤
本発明の製剤とともに使用するのに適当な局所基剤及び基剤成分は、化粧料及び医薬品の分野では周知で、水、アルコール類(特にエタノールのように、皮膚から迅速に蒸発できる低級アルコール)、(プロピレングリコール、ブチレングリコール及びグリセロール(グリセリン)のような)グリコール類、(ラノリンのような)脂肪族アルコール類、(水及びアルコールのような)水性及び有機性溶媒の混合物及びアルコール及びグリセロール(任意的には水と)のような有機溶媒の混合物、脂肪酸類、(鉱物油と、天然又は合成由来の脂肪とのような油を含む)アシルグリセロール類、ホスホグリセリド類、スフィンゴリピド類及びワックス類、コラーゲン及びゼラチンのようなタンパク質系物質、シクロメチコーン、ジメチコノール、ジメチコーン及びジメチコーンのコ・ポリオールのような(非揮発性及び揮発性の両方の)シリコーン系物質、ワセリン及びスクワランのような炭化水素系物質、及び、皮膚投与に適するその他の基材及び基材成分のような基剤(又は基剤成分)と、上記に特定されるか、その他当業者に知られた局所用基材成分の混合物とを含む。
【0029】
1つの実施態様では、本発明の組成物は油中水型乳剤である。本発明の製剤組成物に使用するのに適する液体は、水と、グリコール類(例えば、エチレングリコール、ブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール)、グリセロール類、脂質ポリオール類、ジメチルスルホン酸及びイソプロピルアルコールのような水混和性溶媒を含む。1種類または2種類以上の水性基剤が存在する場合がある。
【0030】
1つの実施態様では、メタノール、エタノール、プロパノール又はブタノールを含まない製剤が望ましい。
【0031】
3.界面活性剤及び乳化剤
多くの局所用製剤は、非類似の化学物質を特定の溶媒系に分散させるために、界面活性成分(乳化剤及び界面活性剤)を用いる化学的乳剤を含む。例えば、たいていの脂質様(油性又は脂肪性)又は親油性の成分は、最初に乳化剤と混合されない限り水性溶媒中に均一に分散しない。該乳化剤は、親油性の内部と親水性の外部を含むミクロ的な水溶性構造(液滴)を形成し、油中水型乳剤につながる。水性媒体に可溶性にするためには、水分子とお好ましい相互作用を起こすように、分子が極性すなわち荷電性を有するものでなければならない。同様に、水溶性の極性又は荷電性成分を大部分油性又は脂溶性溶媒に溶解させるために、構造の内部に親水性要素を含み、外部が脂溶性で、親油性溶媒に溶解して水中油型乳剤を形成させる、乳化剤が用いられることが典型的である。かかる乳剤は、乳剤液滴内の乳化剤の極性又は荷電性部分と相互作用できる塩その他の荷電性成分の添加によって脱安定化できる。乳剤の脱安定化は、水性及び油性の成分が2層に分離する結果を招き、局所用製品の商業的価値を損なう可能性がある。
【0032】
本発明に使用するのに適する界面活性剤は、イオン性でも、非イオン性でもかまわない。これらは、ポリソルベート(ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80)、ステアレス−10(Brij76)、ドデシル硫酸ナトリウム(ラウリル硫酸ナトリウム)、ラウリルジメチルアミンオキシド、臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTAB)、ポリエトキシ化アルコール、ポリオキシエチレンソルビタン、オクトノール、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド、臭化ヘクサデシルトリメチルアンモニウム(HTAB)、ポリオキシル10ラウリルエーテル、(デオキシコール酸ナトリウム又はコール酸ナトリウムのような)胆汁酸、ポリオキシル化ヒマシ油、エトキシル酸ノニルフェノール、シクロデキストリン、レシチン、ジメチコーンコ・ポリオール、ラウラミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、オレイルベタイン、コカミドプロピルベタイン、塩化コカミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウム、ジセチルリン酸(ジヘキサデシルリン酸)、セテアレス−10リン酸及び塩化メチルベンズエトニウムを含むが、これらに限られない。かかる系面活性剤の適切な組合せ又は混合物も、本発明にしたがって使用される場合がある。
【0033】
これらの界面活性剤の多くは、本発明の製剤中で乳化剤として役立つ場合がある。
【0034】
本発明の製剤への使用に適する他の乳化剤は、ベヘントリモニウムメトサルフェート−セテアリルアルコールか、乳化用ワックス、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、PEG−40ステアリン酸、セトステアリルアルコール(セテアリルアルコール)、セテアレス−12、セテアレス−20、セテアレス−30、セテアレスアルコール、セテスー20(nが平均値20のセチルアルコールのポリエチレングリコールエーテル)、オレイン酸、オレイルアルコール、グリセリルステアリン酸、コレステロール、ステアレス−2及びステアレス−20のような非イオン性乳化剤か、これらの組合せ/混合物かと、ステアラミドプロピルジメチルアミンのようなカチオン性乳化剤とを含むが、これらに限られない。
【0035】
4.保湿剤(Moisturizers)、軟化剤(Emollients)及び保湿剤(Humectants)
局所用製品一般及び特に化粧料製品の最重要局面の1つは、製品の審美学的品質を消費者がどう感じるかである。例えば、白色ワセリンは優れた保湿剤で皮膚保護剤ではあるが、べとべとして、ねばねばして、皮膚に簡単に塗り込めないし、衣類を汚す可能性があるために、単独で使用されることはめったにない。消費者は、審美学的にエレガントで、受け入れられる触感と皮膚上での性能とを有する製品に非常に高く評価する。
【0036】
本発明の製剤に使用するのに適する保湿剤(moisturizers)は、乳酸その他のヒドロキシ酸及びその塩、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、PCAナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、カーボワックス200、カーボワックス400及びカーボワックス800を含むが、これらに限られない。
【0037】
本発明の製剤に使用するのに適する軟化剤(emollients)及び保湿剤(humectants)は、パルミチン酸セチル、グリセロール(グリセリン)、PPG−15ステアリルエーテル、ラノリンアルコール、ラノリン、ラノリン誘導体類、コレステロール、ワセリン、ネオペンタン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、鉱物油、ステアリン酸イソセチル、ミリスチン酸ミリスチル、ドデカノールオクチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル(パルミチン酸オクチル)、ジメチコーン、フェニルトリメチコーン、シクロメチコーン、C
12−C
15安息香酸アルキル、ジメチコノール、プロピレングリコール、クプアス(
Theobroma grandiflorum)種子バター、セラミド類(例えば、セラミド2又はセラミド3)、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、ヒドロキシプロピルビスラウラミドMEA、ヒドロキシプロピルビスイソステアラミドMEA、1,3−ビス(N−2−(ヒドロキシエチル)ステアロイルアミノ)−2−ヒドロキシプロパン、ビスーヒドロキシエチルトコフェリルスクシノイルアミド・ヒドロキシプロパン、尿素、アロエ、アラントイン、グリシルレチン酸、サフラワー油、オレイルアルコール、オレイン酸、ステアリン酸及びジカプリル酸/ジカプリン酸を含むが、これらに限られない。
【0038】
さらに、これらの保湿剤(moisturizers)及び軟化剤(emollients)のいずれかの適当な組合せ及び混合物が、本発明にしたがって使用される場合がある。
【0039】
5.保存料及び抗酸化剤
前記組成物は、適用される製剤の安定性又は有効性を改善するために適合される成分をさらに含む場合がある。
【0040】
本発明に用いられるのに適当な保存料は、イミダゾリジニル尿素及びジアゾリジニル尿素のような尿素と、フェノキシエタノールと、メチルパラベンナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン及びプロピルパラベンと、ソルビン酸カリウムと、安息香酸ナトリウムと、ソルビン酸と、安息香酸と、ホルムアルデヒドと、クエン酸と、クエン酸ナトリウムと、二酸化塩素と、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンズエトニウム、セトリミド、塩化デカリニウム及び塩化セチルピリジニウムのような4級アンモニウム化合物と、硝酸フェニル水銀、酢酸フェニル水銀及びチメロサールのような水銀剤と、ピロクトン・オラミンと、ヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種、
Vitis vinifera)種子油と、例えば、クロロブタノール、ジクロロベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール及びベンジルアルコールのようなアルコール剤とを含むが、これらに限られない。
【0041】
適当な抗酸化剤は、アスコルビン酸及びそのエステル類と、重亜硫酸ナトリウムと、ブチル化ヒドロキシトルエンと、ブチル化ヒドロキシアニソールと、(アルファ−トコフェロールのような)トコフェロールと、酢酸トコフェロールと、アスコルビン酸ナトリウム/アスコルビン酸と、パルミチン酸アスコルビルと、没食子酸プロピルと、EDTA(例えば、EDTA2ナトリウム)のようなキレート剤と、クエン酸と、クエン酸ナトリウムとを含むが、これらに限られない。
【0042】
一部の実施態様では、本発明の抗酸化剤又は保存料が、例えば、保湿剤(moisturizers)又は軟化剤(emollients)として機能する場合もある。
【0043】
さらに、これらの保存料又は抗酸化剤の組合せ又は混合物が、本発明の製剤に使用される場合もある。
【0044】
6.活性剤
活性剤は、哺乳類、特に、ヒトに局所適用されるとき、望ましい効果を有するいずれかの物質の場合がある。活性剤の適当なクラスは、抗生剤、抗微生物剤、抗にきび剤、抗細菌剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、ステロイド系抗炎症剤、非ステロイド系抗炎症剤、麻酔剤、抗痒疹剤、抗原虫剤、抗酸化剤、抗ヒスタミン剤、ビタミン類及びホルモン類を含むが、これらに限られない。これら活性剤のいずれかの混合物も利用される場合がある。さらに、これらの薬剤のいずれかの皮膚科学的に受容可能な塩類及びエステル類が利用される場合がある。
【0045】
6.1 抗生剤
代表的な抗生剤は、過酸化ベンゾイル、オクトピロックス、エリスロマイシン、亜鉛、テトラサイクリン、トリクロサン、アゼライン酸及びその誘導体類、フェノキシエタノール及びフェノキシプロパノール、酢酸エチル、クリンダマイシン(例えば、クリンダマイシンリン酸)及びメクロサイクリンと、フラビノイド類のような皮脂抑制剤(sebostats)と、アルファ及びベータヒドロキシ酸と、シムノール硫酸及びその誘導体類、デオキシコール酸及びコール酸のような胆汁酸塩類とを含むが、これらに限られない。抗生剤は、抗菌剤の場合がある。適当な抗菌剤は、クロトリマゾール、エコナゾール、イトラコナゾール、ミコナゾール、オキシコナゾール、スルコナゾール、ブテナフィン、ナグチフィン、ウンデシリン酸、トルナフト酸及びニスタチンを含むが、これらに限られない。これらの抗生剤の混合物も利用される場合がある。さらに、これらの薬剤のいずれかの皮膚科学的に受容可能な塩類及びエステル類が利用される場合がある。
【0046】
6.2 非ステロイド系抗炎症剤
非ステロイド系抗炎症剤の代表例は、ピロキシカム、イソキシカム、テノキシカム、スドキシカムのようなオキシカム類と、アスピリン、ジサルシド、ベノリル酸、トリリサート、サファプリン、ソルプリン、ジフルニサール及びフェンドサールのようなサリチル酸類と、ジクロフェナク、フェンクロフェナク、インドメタシン、スリンダク、トルメチン、イソクセパク、フェルビナク及びケトロラクのような酢酸誘導体類と、メフェナミク、メクロフェナミク、フルフェナミク、ニフルミク及びトルフェナミク酸類のようなフェナマート類と、イブプロフェン、ナプロキセン、ベノキサプロフェン、フルビポロフェン、ケトプロフェン、フェンブフェン、インドプロフェン、ピルプロフェン、カルプロフェン、オキサプロジン、プラノプロフェン、ミロプロフェン、チオキサプロフェン、スプロフェン、アルミノプロフェン及びチアプロフェニクのようなプロピオン酸誘導体類と、フェキルブタゾン、オキシフェンブタゾン、フェプラゾン、アザプロパゾン及びトリメタゾンのようなピラゾール類とを含むが、これらに限られない。これらの非ステロイド系抗炎症剤の混合物も、これらの薬剤の皮膚科学的に受容可能な塩類及びエステル類とともに利用される場合がある。例えば、フルフェナミン酸誘導体のエトフェナマート(etofenamiate)は、局所適用に特に有用である。
【0047】
6.3 ステロイド系抗炎症剤
ステロイド系抗炎症剤の代表例は、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシル−トリアミシノロン、アルファ−メチル・デキサメタゾン、デキサメタゾン−リン酸、ベクロメタゾン、ジプロピオナート、クロベタゾール、ベレラート、デソニド、デスオキシメタゾン、デスオキシコルチコステロン酢酸、デキサメタゾン、ジクロリゾン、ジフルオラゾン2酢酸、吉草酸ジフルコルトロン、フルアドレノロン、フルクロロロン・アセトニド、フルドロコルチゾン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノロン・アセトニド、フルオシノニド、フルコルチン・ブチルエステル、フルオコルトロン、フルプレドニデン(フルプレドニリデン)酢酸、フルランドレノロン、ハルシノニド、ヒドロコルチゾン酢酸、ヒドロコルチゾン酪酸、メチルプレドニゾロン、トリアムシノロン・アセトニド、コルチゾン、コルトドクソン、フルセトニド、フルドロコルチゾン、ジフルオロゾン2酢酸、フルアドレノロン、フルドロコルチゾン、ジフルロゾン2酢酸、フルアドレノロン・アセトニド、メドリゾン、アミシナフェル、アミシナフィド、ベタメサゾン及び(ベタメサドン・ジプロピオン酸を含む)そのエステルの残り、クロロプレドニゾン、クロロプレドニゾン酢酸、クロコルテロン、クレシノロン、ジクロリゾン、吉草酸ジフルプレドナート、ヒドロコルチゾン・シクロペンチルプロピオナート、ヒドロコルタマート、メプレドニゾン、パラメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、ベクロメタゾンジプロピオン酸、トリアムシノロン及びこれらの混合物のようなコルチコステロイド類を含むが、これらに限られない。
【0048】
6.4 麻酔薬
適当な麻酔薬は、リドカイン、プリロカイン、ブピバカイン、レボ−ブピバカイン、ロピバカイン、メピバカイン及び環状構造又はアミン窒素上にさまざまな置換を有する関連局所麻酔薬のようなアミノアシルアニリド化合物と、プロカイン、クロロプロカイン、プロポキシカイン、ヘキシルカイン、テトラカイン、シクロメチルカイン、ベノキシナート、ブタカイン、プロパラカイン、ブタムベン及び関連局所麻酔化合物のようなアミノアルキル安息香酸化合物と、コカイン及び関連局所麻酔化合物と、ジペロドン及び関連局所麻酔化合物のようなアミノ炭酸化合物と、フェナカイン及び関連局所麻酔化合物のようなN−フェニルアミジン化合物と、ジブカイン及び関連局所麻酔化合物のようなN−アミノアルキルアミド化合物と、ファリカイン、ジクロニン及び関連局所麻酔化合物のようなアミノケトン化合物と、プラモキシン、ジメチゾクイエン及び関連局所麻酔化合物のようなアミノエーテル化合物と、ベンゾカインのようなパラ−アミノ安息香酸エステルとを含む。その他の適当な局所麻酔薬は、ケトカイン、ジブカイン、アメトカイン、プロパナカイン及びプロピオカインを含む。
【0049】
6.5 抗微生物剤
適当な抗微生物剤は、ベータラクタム薬、キノロン薬、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、テトラサイクリン、エリスロマイシン、アミカシン、トリクロサン、ドキシサイクリン、カプレオマイシン、クロロヘキシジン、クロロテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、クリンダマイシン(例えば、クリンダマイシン・リン酸)、エタムブトール、メトロニダゾール、ペンタミジン、ジェンタマイシン、カナマイシン、リネオマイシン、メタサイクリン、メテンアミン、ミノサイクリン、ネオマイシン、ネチルミシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン及びミコナゾールのような、抗細菌剤、抗菌剤、抗原虫剤及び抗ウイルス剤を含むが、これらに限られない。テトラサイクリン塩酸、ファメゾール、エリスロマイシン・エストレート(塩)、アミカシン硫酸、ドキシサイクリン塩酸、クロロヘキシジングルコン酸、クロロヘキシジン塩酸、クロロテトラサイクリン塩酸、オキシテトラサイクリン塩酸、クリンダマイシン塩酸、クリンダマイシン・リン酸、エタムブトール塩酸、メトロニダゾール塩酸、ペンタミジン塩酸、ジェンタマイシン硫酸、カナマイシン硫酸、リネオマイシン塩酸、メタサイクリン塩酸、メテンアミン馬尿酸、マンデル酸メテンアミン、ミノサイクリン塩酸、ネオマイシン硫酸、ネチルマイシン硫酸、パロモマイシン硫酸、ストレプトマイシン硫酸、トブラマイシン硫酸、ミコナゾール塩酸、アマンファジン塩酸、アマンファジン硫酸、トリクロサン、オクトピロックス、ナイスタチン、トルナフタート、クロトリマゾール、アニヅラフンジン、ミカフンジン、ボリコナゾール、ラノコナゾール、キクロピロックス及びこれらの混合物も含まれる。
【0050】
6.6 角質溶解薬(keratolytics)
適当な角質溶解薬は、尿素、サリチル酸、パパイン、硫黄、グリコール酸、ピルビン酸、レゾルシノール、N−アセチルシステイン、レチノイン酸(例えばトレチノイン)及びその誘導体類(例えば、シス及びトランスエステル)のようなレチノイド類、アルファヒドロキシ酸、ベータヒドロキシ酸、コール・タール及びこれらの組合せを含むが、これらに限られない。
【0051】
7.パージガス
1つの実施態様では、前記組成物を装填した容器内の空気は不活性気体で置換される。一部の実施態様では、前記不活性気体は、アルゴン、窒素及びこれらの混合物からなる群から選択される。
【0052】
8.緩衝塩
適当な緩衝塩は当業者に周知である。適当な緩衝塩の例は、クエン酸ナトリウム、クエン酸、リン酸水素一ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素一カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウムを含むが、これらに限られない。
【0053】
9.粘度調整剤
本発明の製剤に使用するのに適当な粘度調整剤(すなわち、粘稠増加及び粘稠低減剤)は、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンゴム及びスクレロチウムゴムと、ケイ酸マグネシウムアルミニウム、シリカ、マイクロクリスタリン・ワックス、蜜蝋、パラフィン及びパルミチン酸セチルのような保護コロイド又は非イオン性ゴムを含むが、これらに限られない。さらに、これらの粘度調節剤の適切な組合せ又は混合物が本発明にしたがって用いられる場合がある。
【0054】
10.追加成分
本発明の乳剤に取り込まれるのに適する追加成分は、皮膚保護剤、吸着剤、粘滑剤、軟化剤、保湿剤(moisturizers)、徐放材料、可溶化剤、皮膚浸透剤、皮膚無痛化剤(skin soothing agents)、脱臭剤、制汗剤、日焼け止め剤、サンレス・タンニング剤、ビタミン類、ヘアー・コンディショニング剤、抗刺激剤、抗老化剤、研磨剤、吸着剤、凝固阻止剤、抗帯電剤、収斂剤(例えば、マンサク(witch hazel)、アルコール、及び、カモミールエキスのような香草エキス)、結合剤/添加料、緩衝剤、キレート剤、フィルム形成剤、コンディショニング剤、不透明化剤、脂質、免疫修飾剤、及び、(例えば、クエン酸、塩酸ナトリウム及びリン酸ナトリウムを含む)pH調整剤を含むが、これらに限られない。
【0055】
例えば、健康な皮膚(又はその機能的等価物)に通常存在する脂質は、本発明の乳剤に取り込まれる場合がある。一部の実施態様では、前記脂質は、セラミド類、コレステロール及び遊離脂肪酸からなる群から選択される。脂質の例は、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6、ヒドロキシプロピル・ビスパルミタミドMEA及びヒドロキシプロピル・ビスラウラミドMEA及びこれらの組合せを含むが、これらに限られない。
【0056】
皮膚無痛化剤(skin soothing agents)の例は、アラントイン、アロエ、キュウリエキス及びこれらの組合せを含むが、これらに限られない。
【0057】
ビタミンの例は、ビタミンA、D、E、K及びこれらの組合せを含むが、これらに限られない。例えば、ビタミンD類似体のカルシポトリエン又はカルシポトリオールのような、ビタミン類似体も想定される。
【0058】
日焼け止め剤の例は、p−アミノ安息香酸、アボベンゾン、シノキサート、ジオキシベンゾン、パジマートO、フェニルベンジミダゾール・スルホン酸、スリゾベンゾン、二酸化チタニウム、サリチル酸トロールアミン、酸化亜鉛、4−メチルベンジリデン・カンフル、メチレンビスーベンゾトリアゾリル・テトラメチルブチルフェノール、ビス−エチルヘキシルオキシフェノール・メトキシフェニル・トリアジン、テレフタリリデン・ジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾール・トリシロキサン、フェニル・ジベンジミダゾール・テトラスルホン酸、ジエチルアミノ・ヒドロキシベンゾイル・ヘキシル安息香酸、オクチル・トリアゾン、ジエチルヘキシルブタミド・トリアゾン、ポリシリコーン−15、及び、これらの組合せを含むが、これらに限られない。
【0059】
適当な免疫修飾剤は、テトラクロロデカオキシド、デオキシコール酸、タクロリムス、ピメクロリムス、及び、ベータグルカンを含むが、これらに限られない。
【0060】
ある組成物の1つの成分が複数の機能を達成する場合がしばしばある。1つの実施態様では、本発明は、潤滑剤、軟化剤又は皮膚浸透剤として作用する場合がある成分に関する。1つの実施態様では、多機能成分は、ソセチルステアリン酸、イソプロピル・イソステアリン酸、イソプロピル・パルミチン酸又はイソプロピル・ミリスチン酸である。
【0061】
代表的な本発明の乳剤
一部の実施態様では、本発明は、油相と、水相と、活性剤とを含む乳剤であって、前記油相は、乳化剤又は界面活性剤と、第1保湿剤(moisturizer)又は第1軟化剤(emollient)と、第1抗酸化剤又は第1保存料とを含み、前記水相は、水と、第2保湿剤又は第2軟化剤と、第2抗酸化剤又は第2保存料とを含む、乳剤に関する。
【0062】
一部の実施態様では、本発明は、油相と、水相と、活性剤とからなる乳剤であって、前記油相は、乳化剤又は界面活性剤と、第1保湿剤(moisturizer)又は第1軟化剤(emollient)と、第1抗酸化剤又は第1保存料とから実質的になり、前記水相は、水と、第2保湿剤又は第2軟化剤と、第2抗酸化剤又は第2保存料とから実質的になる、乳剤に関する。
【0063】
一部の実施態様では、本発明は、油相と、水相と、活性剤とからなる乳剤であって、前記油相は、乳化剤又は界面活性剤と、第1保湿剤(moisturizer)又は第1軟化剤(emollient)と、第1抗酸化剤又は第1保存料とからなり、前記水相は、水と、第2保湿剤又は第2軟化剤と、第2抗酸化剤又は第2保存料とからなる乳剤に関する。
【0064】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までにセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.15重量%までのヒドロコルチゾンと、
を含む。
【0065】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までにセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.15重量%までのヒドロコルチゾンと、
から実質的になる。
【0066】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までにセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.15重量%までのヒドロコルチゾンと、
からなる。
【0067】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約54.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
を含む。
【0068】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約54.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
から実質的になる。
【0069】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約54.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
からなる。
【0070】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.50重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約0.50重量%のステアリン酸と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約55.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
を含む。
【0071】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.50重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約0.50重量%のステアリン酸と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約55.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
から実質的になる。
【0072】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.50重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約0.50重量%のステアリン酸と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約55.46重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のヒドロコルチゾンと、
からなる。
【0073】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメサゾン・ジプロピオン酸と、
を含む。
【0074】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメサゾン・ジプロピオン酸と、
から実質的になる。
【0075】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメサゾン・ジプロピオン酸と、
からなる。
【0076】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
を含む。
【0077】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
から実質的になる。
【0078】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
からなる。
【0079】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約2.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約6.85重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約7.40重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約10.00重量%のオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
を含む。
【0080】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約2.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約6.85重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約7.40重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約10.00重量%のオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
から実質的になる。
【0081】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約2.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約6.85重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約7.40重量%のオレイン酸と、
前記乳剤の約10.00重量%のオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.51重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
からなる。
【0082】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
を含む。
【0083】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
から実質的になる。
【0084】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
からなる。
【0085】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.54重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%のトレチノインと、
を含む。
【0086】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.54重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%のトレチノインと、
から実質的になる。
【0087】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.54重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%のトレチノインと、
からなる。
【0088】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
を含む。
【0089】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
から実質的になる。
【0090】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
からなる。
【0091】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.555重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
を含む。
【0092】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.555重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
から実質的になる。
【0093】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.555重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
からなる。
【0094】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
を含む。
【0095】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
から実質的になる。
【0096】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までのカルシポトリエンと、
からなる。
【0097】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.505重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
を含む。
【0098】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.505重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
から実質的になる。
【0099】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.505重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.005重量%のカルシポトリエンと、
からなる。
【0100】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
を含む。
【0101】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
から実質的になる。
【0102】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約1重量%から約5重量%までのセテス−20と、
前記乳剤の約3重量%から約9重量%までのセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの鉱物油と、
前記乳剤の約3重量%から約11重量%までのワセリンと、
前記乳剤の約0.5重量%から約2.0重量%までのジメチコーンと、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのサフラワー油と、
前記乳剤の約0重量%から約11重量%までのオレイン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約1重量%までのステアリン酸と、
前記乳剤の約0重量%から約15重量%までのオレイルアルコールと、
前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までのブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの水と、
前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までのグリセリンと、
前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの尿素と、
前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までのクエン酸と、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までのメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までのプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までのベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳剤の約0.02重量%から約0.03重量%までのトレチノインと、
からなる。
【0103】
一部の実施態様では、本発明は乳剤に関し、該乳剤は、
前記乳剤の約3.00重量%のセテス−20と、
前記乳剤の約6.00重量%のセトステアリルアルコールと、
前記乳剤の約12.38重量%の鉱物油と、
前記乳剤の約7.50重量%のワセリンと、
前記乳剤の約1.00重量%のジメチコーンと、
前記乳剤の約6.75重量%のサフラワー油と、
前記乳剤の約0.03重量%のブチル化ヒドロキシトルエンと、
前記乳剤の約56.49重量%の水と、
前記乳剤の約5.00重量%のグリセリンと、
前記乳剤の約0.64重量%の尿素と、
前記乳剤の約0.42重量%のクエン酸と、
前記乳剤の約0.32重量%のクエン酸ナトリウムと、
前記乳剤の約0.30重量%のメチルパラベンと、
前記乳剤の約0.10重量%のプロピルパラベンと、
前記乳剤の約0.05重量%のベタメタゾン・ジプロピオン酸と、
前記乳際の約0.02重量%のトレチノインと、
を含む。
【0104】
油相の代表的成分
前記のとおり、一部の実施態様では、本発明は油相を含む乳剤に関し、該油相は、乳化剤又は界面活性剤と、第1保湿剤(moisturizer)又は第1軟化剤(emollient)と、第1抗酸化剤又は第1保存料とを含む。以下の成分は、前記乳剤のいずれかの油相に存在する場合がある。
【0105】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記乳化剤又は界面活性剤は、ポリソルベート20、ポリソルベート40、ポリソルベート60、ポリソルベート80、ステアレス−10、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリルジメチルアミンオキシド、臭化セチルトリメチルアンモニウム、ポリエトキシル化アルコール類、ポリオキシエチレンソルビタン、オクトキシノール、N,N−ジメチルドデシルアミン−N−オキシド、臭化ヘクサデシルトリメチルアンモニウム、ポリオキシル10ラウリルエーテル、デオキシコール酸ナトリウム、コール酸ナトリウム、ポリオキシル化ヒマシ油、エトキシル酸ノニルフェノール、シクロデキストリン、レシチン、ジメチコーンコ・ポリオール、ラウラミドDEA、コカミドDEA、コカミドMEA、オレイルベタイン、コカミドプロピルベタイン、塩化コカミドプロピルホスファチジルPG−ジモニウム、ジセチルリン酸、セテアレス−10リン酸、塩化メチルベンズエトニウム及びベヘントリモニウムメトサルフェート−セテアリルアルコールと、乳化用ワックス、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、PEG−40ステアリン酸、セトステアリルアルコール、セテアレス−12、セテアレス−20、セテアレス−30、セテアレスアルコール、セテスー20、オレイン酸、オレイルアルコール、グリセリルステアリン酸、PEG−100ステアリン酸、グリセリルステアリン酸及びPEG−100ステアリン酸のような非イオン性乳化剤と、ステアレス−2、ステアレス−20、ステアリン酸、コレステロール、セラミド2、セラミド3、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セラミド2、セラミド3、ステアラミドプロピル・ジメチレンアミン、ビヘントリモンニアム・メト硫酸及びこれらの組合せ/混合物とからなる群から選択される。
【0106】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記乳化剤又は界面活性剤は、セテスー20、セトステアリルアルコール及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0107】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記乳化剤又は界面活性剤は前記乳剤の約4重量%から約20重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、前記乳化剤又は界面活性剤は、前記乳剤の約6重量%から約12重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、前記乳化剤又は界面活性剤は、前記乳剤の約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約11重量%、又は約12重量%の量が存在する。
【0108】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記乳化剤又は界面活性剤はセテスー20を含む。一部の実施態様ではセテス−20は、前記乳剤の約1重量%から約5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセテス−20は、前記乳剤の約2重量%から約5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセテス−20は、前記乳剤の約2重量%から約4重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセテス−20は、前記乳剤の約2.0重量%、約2.5重量%、約3.0重量%、約3.5重量%又は約4.0重量%の量が存在する。
【0109】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記乳化剤又は界面活性剤は、セトステアリルアルコール(セテアリルアルコール)を含む。一部の実施態様ではセトステアリルアルコールは、前記乳剤の約3重量%から約9重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、セトステアリルアルコールは前記乳剤の約4重量%から約8重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセトステアリルアルコールは、前記乳剤の約5.4重量%から約6重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセトステアリルアルコールは、約5重量%から約6重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではセトステアリルアルコールは、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%又は約8重量%の量が存在する。
【0110】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤は、ワセリン、乳酸、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、PCAナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、カーボワックス200、カーボワックス400、カーボワックス800、パルミチン酸セチル、PPG−15ステアリルエーテル、ラノリンアルコール、ラノリン、ラノリン誘導体、コレステロール、ネオペンタン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、鉱物油、ステアリン酸イソセチル、ミリスチン酸ミリスチル、ドデカノールオクチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ジメチコーン、フェニルトリメチコーン、シクロメチコーン、C
12−C
15安息香酸アルキル、ジメチコノール、プロピレングリコール、クプアス(
Theobroma grandiflorum)種子バター、セラミド2、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、ヒドロキシプロピルビスラウラミドMEA、ヒドロキシプロピルビスイソステアラミドMEA、1,3−ビス(N−2−(ヒドロキシエチル)ステアロイルアミノ)−2−ヒドロキシプロパン、ビスーヒドロキシエチルトコフェリルスクシノイルアミド・ヒドロキシプロパン、尿素、アロエ、アラントイン、グリシルレチン酸、サフラワー油、オレイルアルコール、オレイン酸、ステアリン酸及びジカプリル酸/ジカプリン酸、及び、これらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0111】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤は、前記乳剤の約14重量%から約42重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第1保湿剤又は第1軟化剤は、前記乳剤の約18重量%から約38重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第1保湿剤又は第1軟化剤は、前記乳剤の約18重量%、約19重量%、約20重量%、約21重量%、約22重量%、約23重量%、約24重量%、約25重量%、約26重量%、約27重量%、約28重量%、約29重量%、約30重量%、約31重量%、約32重量%、約33重量%、約34重量%、約35重量%、約36重量%、約37重量%、又は約38重量%の量が存在する。
【0112】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤は鉱物油を含む。一部の実施態様では鉱物油は、前記乳剤の約1重量%から約18重量%までの量が存在する。一部の実施態様では鉱物油は、前記乳剤の約2重量%から約16重量%までの量が存在する。一部の実施態様では鉱物油は、前記乳剤の約2重量%、約4重量%、約6重量%、約8重量%、約10重量%、約12重量%、約14重量%又は約16重量%の量が存在する。一部の実施態様では鉱物油は軽油である。
【0113】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はワセリンである。一部の実施態様ではワセリンは、前記乳剤の約3重量%から約11重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではワセリンは、前記乳剤の約4重量%から約10重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではワセリンは、前記乳剤の約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%又は約10重量%の量が存在する。一部の実施態様ではワセリンは白色ワセリンである。
【0114】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はジメチコーンを含む。一部の実施態様ではジメチコーンは、前記乳剤の約0.5重量%から約2重量%の量が存在する。一部の実施態様ではジメチコーンは、前記乳剤の約0.5重量%から約1.5重量%の量が存在する。一部の実施態様ではジメチコーンは、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、約0.9重量%、約1.0重量%、約1.1重量%、約1.2重量%、約1.3重量%、約1.4重量%又は約1.5重量%の量が存在する。
【0115】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はサフラワー油を含む。一部の実施態様ではサフラワー油は、前記乳剤の約0重量%から、約11重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではサフラワー油は、前記乳剤の約0重量%から約10重量%の量が存在する。一部の実施態様ではサフラワー油は、前記乳剤の約0重量%、約1重量%、約2重量%、約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%又は約10重量%の量が存在する。
【0116】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はオレイン酸を含む。一部の実施態様ではオレイン酸は、前記乳剤の約0重量%から約11重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではオレイン酸は、前記乳剤の約0重量%から約10重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではオレイン酸は、前記乳剤の約0重量%、約1重量%、約2重量%、約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%又は約10重量%の量が存在する。
【0117】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はステアリン酸を含む。一部の実施態様ではステアリン酸は、前記乳剤の約0重量%から約1.0重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではステアリン酸は、前記乳剤の約0重量%から約0.8重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではステアリン酸は、前記乳剤の約0重量%、約0.1重量%、約0.2重量%、約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%又は約0.8重量%の量が存在する。
【0118】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1保湿剤又は第1軟化剤はオレイルアルコールを含む。一部の実施態様ではオレイルアルコールは、前記乳剤の約0重量%から約15重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではオレイルアルコールは、前記乳剤の約0重量%から約13重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではオレイルアルコールは、前記乳剤の約0重量%、約1重量%、約2重量%、約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%又は約13重量%の量が存在する。
【0119】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記油相は液体脂質を含む。一部の実施態様では前記液体脂質は、第1保湿剤又は第1軟化剤である。一部の実施態様では前記液体脂質は、前記乳剤の約15重量%から約25重量%までの量が存在する。一部の実施態様では前記液体脂質は、前記乳剤の約18重量%から約22重量%までの量が存在する。一部の実施態様では前記液体脂質は、鉱物油、ジメチコーン、サフラワー油、オレイン酸、オレイルアルコール及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0120】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第1抗酸化剤又は第1保存料は、イミダゾリジニル尿素、ジアゾリジニル尿素、フェノキシエタノール、メチルパラベンナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、安息香酸、ホルムアルデヒド、クエン酸、クエン酸ナトリウム、二酸化塩素、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンズエトニウム、セトリミド、塩化デカリニウム、塩化セチルピリジニウム、硝酸フェニル水銀、酢酸フェニル水銀、チメロサール、ピロクトン・オラミン、ヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種、
Vitis vinifera)種子油、クロロブタノール、ジクロロベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、アスコルビン酸、重亜硫酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、アルファ−トコフェロール、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸ナトリウム/アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、EDTA2ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0121】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1抗酸化剤又は第1保存料はブチル化ヒドロキシトルエンを含む。
【0122】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1抗酸化剤又は第1保存料は、前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第1抗酸化剤又は第1保存料は、前記乳剤の約0.02重量%から約0.04重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第1抗酸化剤又は第1保存料は、前記乳剤の約0.01重量%、約0.02重量%、約0.03重量%、約0.04重量%又は約0.05重量%の量が存在する。
【0123】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第1抗酸化剤又は第1保存料はブチル化ヒドロキシトルエンを含む。
【0124】
一部の実施態様ではブチル化ヒドロキシトルエンは、前記乳剤の約0.01重量%から約0.05重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではブチル化ヒドロキシトルエンは、前記乳剤の約0.02重量%から約0.04重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではブチル化ヒドロキシトルエンは、前記乳剤の約0.01重量%、約0.02重量%、約0.03重量%、約0.04重量%又は約0.05重量%の量が存在する。
【0125】
水相の代表的成分
前記のとおり一部の実施態様では、本発明は水相を含む乳剤に関し、該水相は、水と、第2保湿剤(moisturizer)又は第2軟化剤(emollient)と、第2抗酸化剤又は第2保存料とを含む。以下に説明される成分は前記乳剤のいずれかの水相に存在する場合がある。
【0126】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、水は、前記乳剤の約27重量%から約82重量%までの量が存在する。一部の実施態様では水は、前記乳剤の約35重量%から約75重量%までの量が存在する。一部の実施態様では水は、前記乳剤の約40重量%から約68重量%までの量が存在する。一部の実施態様では水は、前記乳剤の約40重量%、枠42重量%、約44重量%、約46重量%、約48重量%、約50重量%、約52重量%、約54重量%、約56重量%、約58重量%、約60重量%、約62重量%、約64重量%、約66重量%又は約68重量%の量が存在する。一部の実施態様では水は純水である。
【0127】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤は、ワセリン、乳酸、グリセロール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、PCAナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、カーボワックス200、カーボワックス400、カーボワックス800、パルミチン酸セチル、PPG−15ステアリルエーテル、ラノリンアルコール、ラノリン、ラノリン誘導体類、コレステロール、ネオペンタン酸イソステアリル、ステアリン酸オクチル、鉱物油、ステアリン酸イソセチル、ミリスチン酸ミリスチル、ドデカノールオクチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ジメチコーン、フェニルトリメチコーン、シクロメチコーン、C
12−C
15安息香酸アルキル、ジメチコノール、プロピレングリコール、クプアス(
Theobroma grandiflorum)種子バター、セラミド2、ヒドロキシプロピルビスパルミタミドMEA、ヒドロキシプロピルビスラウラミドMEA、ヒドロキシプロピルビスイソステアラミドMEA、1,3−ビス(N−2−(ヒドロキシエチル)ステアロイルアミノ)−2−ヒドロキシプロパン、ビスーヒドロキシエチルトコフェリルスクシノイルアミド・ヒドロキシプロパン、尿素、アロエ、アラントイン、グリシルレチン酸、サフラワー油、オレイルアルコール、オレイン酸、ステアリン酸及びジカプリル酸/ジカプリン酸、及び、これらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0128】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤は、グリセロール、尿素及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0129】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤は、前記乳剤の約3重量%から約9重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第2保湿剤又は第2軟化剤は、前記乳剤の約4重量%から約8重量%までの量が存在する。一部の実施態様では第2保湿剤又は第2軟化剤は、前記乳剤の約4重量%、約5重量%、約6重量%、約7重量%又は約8重量%の量が存在する。
【0130】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤はグリセロールを含む。一部の実施態様ではグリセロールは、前記乳剤の約2.5重量%から約7.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではグリセロールは、前記乳剤の約3重量%から約7重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではグリセロールは、前記乳剤の約3重量%、約4重量%、約5重量%、約6重量%又は約7重量%の量が存在する。
【0131】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤は尿素を含む。一部の実施態様では尿素は、前記乳剤の約0.3重量%から約0.9重量%までの量が存在する。一部の実施態様では尿素は、前記乳剤の約0.4重量%から約0.8重量%までの量が存在する。一部の実施態様では尿素は、前記乳剤の約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%又は約0.8重量%の量が存在する。
【0132】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2保湿剤又は第2軟化剤は、イミダゾリジニル尿素、ジアゾリジニル尿素、フェノキシエタノール、メチルパラベンナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、安息香酸、ホルムアルデヒド、クエン酸、クエン酸ナトリウム、二酸化塩素、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンズエトニウム、セトリミド、塩化デカリニウム、塩化セチルピリジニウム、硝酸フェニル水銀、酢酸フェニル水銀、チメロサール、ピロクトン・オラミン、ヨーロッパブドウ(ヴィニフェラ種、
Vitis vinifera)種子油、クロロブタノール、ジクロロベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、アスコルビン酸、重亜硫酸ナトリウム、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、アルファ−トコフェロール、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸ナトリウム/アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビル、没食子酸プロピル、EDTA2ナトリウム、クエン酸及びクエン酸ナトリウムと、これらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0133】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料は、メチルパラベン、プロピルパラベン、クエン酸、クエン酸ナトリウム及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0134】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料は、前記乳剤の約0.05重量%から約1.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、第2抗酸化剤又は第2保存料は、前記乳剤の約0.1重量%から約1.4重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、第2抗酸化剤又は第2保存料は、前記乳剤の約0.1重量%、約0.2重量%、約0.3重量%、約0.4重量%、約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、約0.9重量%、約1,0重量%、約1,1重量%、約1,2重量%、約1.3重量%又は約1.4重量%の量が存在する。
【0135】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料はメチルパラベンを含む。一部の実施態様ではメチルパラベンは、前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではメチルパラベンは、前記乳剤の約0.2重量%から約0.4重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではメチルパラベンは、前記乳剤の約0.2重量%、約0.25重量%、約0.3重量%、約0.35重量%又は約0.4重量%の量が存在する。
【0136】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料はプロピルパラベンを含む。一部の実施態様ではプロピルパラベンは、前記乳剤の約0.05重量%から約0.2重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではプロピルパラベンは、前記乳剤の約0.08重量%から約0.12重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではプロピルパラベンは、前記乳剤の約0.08重量%、約0.09重量%、約0.1重量%、約0.11重量%又は約0.12重量%の量が存在する。
【0137】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料はクエン酸を含む。一部の実施態様ではクエン酸は、前記乳剤の約0.2重量%から約0.6重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではクエン酸は、前記乳剤の約0.3重量%から約0.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではクエン酸は、前記乳剤の約0.3重量%、約0.35重量%、約0.4重量%、約0.45重量%又は約0.5重量%の量が存在する。
【0138】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、第2抗酸化剤又は第2保存料はクエン酸ナトリウムを含む。一部の実施態様ではクエン酸ナトリウムは、前記乳剤の約0.1重量%から約0.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではクエン酸ナトリウムは、前記乳剤の約0.15重量%から約0.45重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではクエン酸ナトリウムは、前記乳剤の約0.15重量%、約0.2重量%、約0.25重量%、約0.3重量%、約0.35重量%、約0.4重量%又は約0.45重量%の量が存在する。
【0139】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、さらに緩衝剤を含む。一部の実施態様では前記緩衝剤は、前記乳剤の約0.1重量%から約1.5重量%までの量が存在する。一部の実施態様では前記緩衝剤は、前記乳剤の約0.5重量%から約1.0重量%までの量が存在する。一部の実施態様では前記緩衝剤は、前記乳剤の約0.5重量%、約0.6重量%、約0.7重量%、約0.8重量%、約0.9重量%又は約1.0重量%の量が存在する。
【0140】
代表的な活性剤
前記のとおり、一部の実施態様では、本発明は活性剤を含む乳剤に関する。以下に説明される成分が前記乳剤のいずれかに存在する場合がある。
【0141】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は前記乳剤の約0.002重量%から約0.25重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は、前記乳剤の約0.003重量%から約0.20重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は前記乳剤の約0.003重量%、約0.004重量%、約0.005重量%、約0.006重量%、約0.007重量%、約0.007重量%、約0.008重量%、約0.008重量%、約0.009重量%、約0.10重量%、約0.11重量%、約0.12重量%、約0.13重量%、約0.14重量%、約0.15重量%、約0.16重量%、約0.17重量%、約0.18重量%、約0.19重量%又は約0.20重量%の量が存在する。
【0142】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は、コルチコステロイド類、ビタミンD類似体、レチノイド類、免疫変調剤、抗菌剤及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0143】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は、ヒドロコルチゾン、ヒドロキシル−トリアミシノロン、アルファ−メチル・デキサメタゾン、デキサメタゾン−リン酸、ベクロメタゾン、ジプロピオナート、クロベタゾール、ベレラート、デソニド、デスオキシメタゾン、デスオキシコルチコステロン酢酸、デキサメタゾン、ジクロリゾン、ジフルオラゾン2酢酸、吉草酸ジフルコルトロン、フルアドレノロン、フルクロロロン・アセトニド、フルドロコルチゾン、ピバル酸フルメタゾン、フルオシノロン・アセトニド、フルオシノニド、フルコルチン・ブチルエステル、フルオコルトロン、フルプレドニデン酢酸、フルランドレノロン、ハルシノニド、ヒドロコルチゾン酢酸、ヒドロコルチゾン酪酸、メチルプレドニゾロン、トリアムシノロン・アセトニド、コルチゾン、コルトドクソン、フルセトニド、フルドロコルチゾン、ジフルオロゾン2酢酸、フルアドレノロン、フルドロコルチゾン、ジフルロゾン2酢酸、フルアドレノロン・アセトニド、メドリゾン、アミシナフェル、アミシナフィド、ベタメサゾンジプロピオン酸、クロロプレドニゾン、クロロプレドニゾン酢酸、クロコルテロン、クレシノロン、ジクロリゾン、ジフルプレドナート、フルクロロニド、フルニソリド、フルオロメタロン、フルペロロン、フルプレドニソロン、ヒドロコルチゾン吉草酸、ヒドロコルチゾン・シクロペンチルプロピオナート、ヒドロコルタマート、メプレドニゾン、パラメタゾン、プレドニゾロン、プレドニゾン、ベクロメタゾンジプロピオン酸、トリアムシノロン及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0144】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は、ヒドロコルチゾン酪酸、ベタメタゾン・ジプロピオン酸及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0145】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤はヒドロコルチゾン酪酸である。一部の実施態様ではヒドロコルチゾン酪酸は、前記乳剤の約0.05重量%から約0.25重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではヒドロコルチゾン酪酸は、前記乳剤の約0.05重量%から約0.20重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではヒドロコルチゾン酪酸は、前記乳剤の約0.05重量%、約0.06重量%、約0.07重量%、約0.08重量%、約0.09重量%、約0.10重量%、約0.11重量%、約0.12重量%、約0.13重量%、約0.14重量%、約0.15重量%、約0.16重量%、約0.17重量%、約0.18重量%、約0.19重量%又は約0.20重量%の量が存在する。
【0146】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は、ベタメタゾン・ジプロピオン酸を含む。一部の実施態様ではベタメタゾン・ジプロピオン酸は、前記乳剤の約0.02重量%から約0.08重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではベタメタゾン・ジプロピオン酸は、前記乳剤の約0.03重量%から約0.07重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではベタメタゾン・ジプロピオン酸は、前記乳剤の約0.03重量%、約0.04重量%、約0.05重量%、約0.06重量%又は約0.07重量%の量が存在する。
【0147】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンD類似体のカルシポルトリエン、ビタミンD類似体のカルシポトリオール及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0148】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は、カルシポトリエンを含む。一部の実施態様ではカルシポトリエンは、前記乳剤の約0.002重量%から約0.008重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではカルシポトリエンは、前記乳剤の約0.003重量%から約0.007重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではカルシポトリエンは、前記乳剤の約0.003重量%、約0.004重量%、約0.005重量%、約0.006重量%又は約0.007重量%の量が存在する。
【0149】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は、レチノイン酸(例えばトレチノイン)のようなレチノイド類と、その誘導体(例えば、シス及びトランスのエステル)と、これらの組合せ/混合物とからなる群から選択される。
【0150】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤はトレチノインを含む。一部の実施態様ではトレチノインは、前記乳剤の約0.01重量%から約0.03重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではトレチノインは、前記乳剤の約0.015重量%から約0.025重量%までの量が存在する。一部の実施態様ではトレチノインは、前記乳剤の約0.015重量%、約0.016重量%、約0.017重量%、約0.018重量%、約0.019重量%、約0.020重量%、約0.021重量%、約0.022重量%、約0.023重量%、約0.024重量%又は約0.025重量%の量が存在する。
【0151】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれかに関し、前記活性剤は、タクロリムス、ピメクロリムス、テトラクロロデカオキシド、デオキシコール酸、ベータ−グルカン及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0152】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、前記活性剤は、ベータラクタム薬、キノロン薬、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン、テトラサイクリン、エリスロマイシン、アミカシン、トリクロサン、ドキシサイクリン、カプレオマイシン、クロロヘキシジン、クロロテトラサイクリン、オキシテトラサイクリン、クリンダマイシン(例えば、クリンダマイシン・リン酸)、エタムブトール、メトロニダゾール、ペンタミジン、ジェンタマイシン、カナマイシン、リネオマイシン、メタサイクリン、メテンアミン、ミノサイクリン、ネオマイシン、ネチルミシン、ストレプトマイシン、トブラマイシン及びミコナゾールからなる群から選択される。テトラサイクリン塩酸、ファメゾール、エリスロマイシン・エストレート(塩)、アミカシン硫酸、ドキシサイクリン塩酸、クロロヘキシジングルコン酸、クロロヘキシジン塩酸、クロロテトラサイクリン塩酸、オキシテトラサイクリン塩酸、クリンダマイシン塩酸、エタムブトール塩酸、メトロニダゾール塩酸、ペンタミジン塩酸、ジェンタマイシン硫酸、カナマイシン硫酸、リネオマイシン塩酸、メタサイクリン塩酸、メテンアミン馬尿酸、マンデル酸メテンアミン、ミノサイクリン塩酸、ネオマイシン硫酸、ネチルマイシン硫酸、パロモマイシン硫酸、ストレプトマイシン硫酸、トブラマイシン硫酸、ミコナゾール塩酸、アマンファジン塩酸、アマンファジン硫酸、トリクロサン、オクトピロックス、ナイスタチン、トルナフタート、クロトリマゾール、アニヅラフンジン、ミカフンジン、ボリコナゾール、ラノコナゾール、キクロピロックス及びこれらの混合物も含まれる。
【0153】
代表的な本発明の組成物
一部の実施態様では、本発明は、前記乳剤のいずれか1つと、推進剤と、パージ・ガスとを含む、組成物に関する。
【0154】
一部の実施態様では、本発明は、前記乳剤のいずれか1つと、推進剤と、パージ・ガスとから実質的になる組成物に関する。
【0155】
一部の実施態様では、本発明は、前記乳剤のいずれか1つと、推進剤と、パージ・ガスとからなる組成物に関する。
【0156】
代表的な推進剤
前記のとおり、一部の実施態様では、本発明は、前記乳剤のいずれか1つと、推進剤と、パージ・ガスとを含む、組成物に関する。以下に説明される推進剤は、前記組成物のいずれか1つに存在する場合がある。
【0157】
一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記推進剤は、1,1,1,2−テトラフルオロエタン、1,1,1,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロパン及びこれらの組合せ/混合物からなる群から選択される。
【0158】
一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記推進剤は、前記乳剤の約3重量%から約20重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記推進剤は、前記乳剤の約5重量%から約18重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記推進剤は、前記組成物の約5重量%、約6重量%、約7重量%、約8重量%、約9重量%、約10重量%、約11重量%、約12重量%、約13重量%、約14重量%、約15重量%、約16重量%、約17重量%又は約18重量%である。
【0159】
代表的なパージ・ガス
前記のとおり、一部の実施態様では、本発明は、乳剤と、推進剤と、パージ・ガスとを含む組成物に関する。以下に説明されるパージ・ガスは、前記組成物のいずれか1つに存在する場合がある。
【0160】
一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記パージ・ガスは、窒素及びアルゴンからなる群から選択される。一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記パージ・ガスはアルゴンである。
【0161】
一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記パージ・ガスは、前記組成物の約0.4重量%から約6重量%までの量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記パージ・ガスは、前記組成物の約0.8重量%から約5重量%の量が存在する。一部の実施態様では、本発明は前記組成物のいずれか1つに関し、前記パージ・ガスは、前記組成物の約0.8重量%、約1重量%、約1.2重量%、約1.4重量%、約1.6重量%、約1.8重量%、約2重量%、約2.2重量%、約2.4重量%、約2.6重量%、約2.8重量%、約3重量%、約3.2重量%、約3.4重量%、約3.6重量%、約3.8重量%、約4重量%、約4.2重量%、約4.4重量%、約4.6重量%、約4.8重量%又は約5重量%である。
【0162】
本発明の乳剤及び組成物の代表的な特性
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に非刺激性である、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0163】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に良好に許容される、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0164】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に炎症を軽減する、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0165】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に細胞傷害性がない、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0166】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に感作性が弱い、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に感作性がない、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0167】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に浮腫又は紅斑を発生しない、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0168】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に皮膚を保湿する、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0169】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に皮膚の水分を増加させる、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0170】
一部の実施態様では、本発明は、罹患した被験者の皮膚に適用される際に経皮水分蒸散量を低減させる、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0171】
一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、該乳剤は約75,000cpsから約450,000cpsまでの粘度がある。一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、該乳剤は約100,000cpsから約350,000cpsまでの粘度がある。一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、該乳剤は約150,000cpsから約250,000cpsまでの粘度がある。一部の実施態様では、本発明は前記乳剤のいずれか1つに関し、該乳剤は、約100,000cps、約125,000cps、約150,000cps、約175,000cps、約200,000cps、約225,000cps、約250,000cps、約275,000cps、約300,000cps、約325,000cps又は約350,000cpsの粘度がある。
【0172】
一部の実施態様では、本発明は、エアロゾル容器から噴出される際に泡状体を形成する、前記組成物のいずれか1つに関する。一部の実施態様では、前記泡状体は温度安定性がある。一部の実施態様では、前記泡状体は時間安定性がある。一部の実施態様では、前記泡状体の密度は、約0.05g/cm
3から約0.5g/cm
3までである。一部の実施態様では、本発明は、エアロゾル容器内で容易に振り混ぜられる前記組成物のいずれか1つに関する。一部の実施態様では、本発明は、エアロゾル容器から分注が容易な前記組成物のいずれか1つに関する。
【0173】
特定の用途のための代表的な本発明の乳剤及び組成物
一部の実施態様では、本発明は、炎症性皮膚疾患の治療に用いられる前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0174】
一部の実施態様では、本発明は、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾燥型湿疹、脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、静脈性湿疹、座瘡、酒さ、ツタウルシ皮膚炎、蕁麻疹又は職業性皮膚炎の治療に用いられる、前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0175】
一部の実施態様では、本発明は、乾癬又はアトピー性皮膚炎の治療用の前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関する。
【0176】
一部の実施態様では、本発明は、炎症性皮膚疾患の治療用の前記乳剤又は組成物のいずれか1つに関し、該乳剤又は組成物は、1日に1回又は2回局所適用するように調剤される。
【0177】
代表的な使用方法
一部の実施態様では、本発明は、炎症性皮膚疾患の治療方法であって、必要とする被験者の罹患領域に、治療上有効量の前記乳剤又は組成物のいずれか1つを適用するステップを含む、治療方法に関する。
【0178】
一部の実施態様では、本発明は、前記方法のいずれか1つに関し、前記炎症性皮膚疾患は、乾癬、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎、乾燥型湿疹、脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、静脈性湿疹、座瘡、酒さ、ツタウルシ皮膚炎、蕁麻疹又は職業性皮膚炎である。
【0179】
一部の実施態様では、本発明は前記方法のいずれか1つに関し、前記炎症性皮膚疾患は、乾癬又はアトピー性皮膚炎である。
【0180】
1つの実施態様では、本発明は前記方法のいずれか1つに関し、前記疾患はアトピー性皮膚炎である。1つの実施態様では、本発明は前記方法のいずれか1つに関し、前記疾患は、罹患領域が体表面積(BSA)の約10%を超えるアトピー性皮膚炎である。1つの実施態様では、本発明は前記方法のいずれか1つに関し、前記疾患は、罹患領域が体表面積の(BSA)の約80%以下のアトピー性皮膚炎である。
【0181】
1つの実施態様では、本発明は前記方法のいずれか1つに関し、前記被験者はヒトである。
【0182】
1つの実施態様では、本発明は前記方法に関し、被験者の罹患領域は、顔、耳介、頸部、頭皮、生殖器、眼瞼、掌、指、脚、関節の内側(exural)表面、又は、関節の伸展側である。1つの実施態様では、本発明は前記方法に関し、前記被験者の罹患領域は、肘又は膝の内側(exural(inner))表面である。1つの実施態様では、本発明は前記方法に関し、前記被験者の罹患領域は、手首、肘、足首又は膝の伸展側である。
【0183】
1つの実施態様では、本発明は、前記組成物が1日に1回適用される、前記方法のいずれか1つに関する。
【0184】
1つの実施態様では、本発明は、前記組成物が1日に2回適用される、前記方法のいずれか1つに関する。
【実施例】
【0185】
これまで概説された本発明は、以下の実施例を参照することによりより容易に理解されるであろうが、該実施例は、本発明の一部の局面及び実施態様を例示する目的のためのみに含まれるのであって、本発明を限定する意図はない。
【0186】
実施例1:組成物および製造方法
実施例製品濃縮液(NBB249−99)は、以下に概説される手順によって製造できる。
【0187】
パートA:油相の調製
1.セテス−20(I)軽油、白色ワセリン、ジメチコーン、サフラワー油、ブチル化ヒドロキシトルエン及びセトステアリルアルコールをステンレス鋼タンクに注入して、完全に溶解するまで加熱する。
【0188】
パートB:水相の調製
1.純水(I)及びグリセリンをステンレス鋼タンクに注入して、75−80℃に加熱する。
【0189】
2.クエン酸(I)及びクエン酸ナトリウム(I)を、尿素、メチルパラベン及びプロピルパラベンとともに注入し、混合しながら溶解する。
【0190】
3.65−95℃に保温しつつ、透明な溶液が得られるまで混合し続ける。
【0191】
パートC:薬物相の調製
1.ステンレス鋼タンクに、純水(II)、クエン酸(II)、クエン酸ナトリウム(II)及びセテス−20(II)を注入する。
【0192】
2.室温でゆっくり混合して溶解する。
【0193】
3.ヒドロコルチゾン酪酸を添加して、完全に濡れて分散されるまで混合する。
【0194】
パートD:薬剤製品濃縮液の作製
1.剪断力の強い混合を65−95℃で行いながらパートAにパートBを添加する。
【0195】
2.剪断力の強い混合を行いながら、外側の冷水ジャケットで前記乳剤を50℃未満に冷却する。
【0196】
3.剪断力の強い混合を止める。剪断力の弱い混合を始めて、冷水ジャケットで冷却を続けて、基剤(vehicle)乳剤を作製する。
【0197】
4.前記基剤乳剤の温度が37℃未満になるとき、パートCを添加して、均一になるまで混合を続ける。
【0198】
5.室温まで冷却する。脱イオン(DI)水で最終体積まで調整する。均一になるまで混合する。
【0199】
前記薬剤製品及び基剤濃縮液の製造に続いて、最終薬剤製品及び薬剤製品基剤は以下に概説されるとおりに製造される。
【0200】
1.エアロゾル缶は圧縮空気及び真空で洗浄される。
【0201】
2.製品濃縮液が缶に充填される。
【0202】
3.バルブが前記缶に装着される。
【0203】
4.缶が圧着され、ヒドロフルオロカーボン推進剤が充填される。
【0204】
5.エアロゾル缶バルブ及びディップチューブがアルゴンガスでパージされる。
【0205】
推進剤の濃度は、実装された製品の8重量%−15重量%の範囲で、アルゴン濃度は、実装された製品の0.8重量%−4.0重量%の範囲である。
【0206】
実施例2:活性成分
前記コルチコステロイドのヒドロコルチゾン酪酸に加えて、他のコルチコステロイド活性成分が本発明の組成物に取り込まれる場合がある。ビタミンD類似体、レチノイド類、免疫変調剤、抗菌剤と、これらの活性成分どうしの組合せか、これらの活性成分とコルチコステロイド類との組合せかを含む、他のクラスの活性成分も本発明の組成物に取り込まれる場合がある。
図4に示された例示の乳剤を、実施例1に記載されたように調製した。
【0207】
実施例3:乳剤の粘度
基剤の粘度は、活性医薬品成分(API)を懸濁状態に保つ乳剤の能力と、乳剤の物理的安定性と、分注された泡状体の密度、送達速度及び送達量とに影響を与える。製剤の粘度が低いと、乳剤の液滴が製剤中で分離するのを許し、相分離をもたらす。約280,000cPより高い粘度は、前記組成物が前記缶の中で移動して、分注される泡状体の送達速度及び送達量が一貫しなくなる推進剤のトンネル形成が起きるのを阻止する。高粘度は、分注される泡状体の触感特性も悪くする。
【0208】
油相組成物と粘度との関係を検討した。局所製剤では、補助界面活性剤セトステアリルアルコールが粘度及び泡状体の密度をあげる。油相濃度及び成分も薬剤製品の粘度に影響を与える。実施例1からの乳剤と、その他の乳剤との粘度を、剪断力の弱い条件下で測定して、乳剤が容器作動中に流動できる能力を決定した(
図5及び6)。
【0209】
液体脂質及びセトステアリルアルコールの百分率の変化は粘度に大きい影響を与えた。セトステアリルアルコールの百分率が増加するとき、粘度は迅速に増大した。液体脂質の濃度増大は粘度への影響がはるかに小さかった。
【0210】
実施例4:製品密度
エアロゾル缶から分注されるとき、本発明の組成物は、時間及び温度安定性のある低密度泡状体を形成する(
図7)。分注された泡状体と、発泡しない組成物との密度を以下のとおりに測定した。
【0211】
製品を重量及び体積が既知の先細の容器に分注した。前記製品は隙間がないように前記容器内に分注した。余分な物質は平たい刃先のスパチュラで前記容器の頂部から除去した。試験対象及び容器の質量を決定し、以下の式を用いて試験対象の密度を計算した:
密度=(MASS
T−MASS
R)/VOLUME
R
ここで、MASS
Tは試験対象及び容器の全質量、
MASS
Rは容器の質量、
VOLUME
Rは容器の体積である。
【0212】
実施例5:ヒドロフルオロカーボン推進剤の存在下での製剤安定性
エアロゾル泡状体濃度の缶内での安定性は、薬効と、消費者への受け入れられ易さに意義深い効果を有する。本発明の製剤のような油中水型乳剤製剤は、従来から熱力学的に不安定であるため、時間が経つと2つ以上の相に分離するであろう。この物理的不安定性が顕在するために要する時間は温度に依存し、温度が高いほど相分離が加速される傾向がある。油相及び水相の組成が製剤の安定性に影響を与えることは周知であるが、1つの推進剤のクラス内で推進剤の組成の変化も要因と考えられている。
【0213】
14種類の異なる製剤を、HFA−134aか、HFA−134a及びHFA−227の50対50の混合物かのいずれかの存在下で調製し充填し、40℃で保存した。
図8は、軟化剤油、界面活性剤及び補助界面活性剤の相対比と、充填された製剤ごとの安定な日数とを要約している。
【0214】
図8からわかるとおり、前記製剤は前記2種類のエアロゾル推進剤の存在中で有意に異なる物理的安定性を示した。これはさらに
図9及び
図10に示されている。HFA−134aが存在する製剤の安定性は、軟化剤油の濃度に比較的鈍感で、界面活性剤/補助界面活性剤の比によって主に性質が決まった。これに対し、HFA−134a/HFA−227の混合物が存在する製剤の安定性は、界面活性剤/補助界面活性剤の比には鈍感で、軟化剤油の濃度によって決まる。
【0215】
参照によるとりこみ
本明細書で引用される全ての米国特許公報及び米国出願公開公報は、算用により取り込まれる。
【0216】
均等発明
当業者は、本明細書に説明される発明の具体的な実施態様に対する多くの均等発明を認識し、ルーティンな実験のみを用いて確認することができるであろう。かかる均等発明は、以下の特許請求の範囲に含まれることが意図される。