【課題を解決するための手段】
【0008】
(概要)
本開示の実施形態に従って、外科手術回収装置が提供される。一局面において、外科手術回収装置は、長手方向軸を規定するハウジングを含む。ハウジングは、ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含む。細長いスリーブは、ハウジングと一緒に協働することにより、細長いスリーブを通り長手方向に延びる内腔を規定する。シャフトは、シャフトの遠位端部に配置されたエンドエフェクタアセンブリを有する。シャフトは、エンドエフェクタアセンブリが細長いスリーブ内に配置される第一の位置と、エンドエフェクタアセンブリが細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である。標本回収バッグは、エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結され、エンドエフェクタアセンブリの第一の位置から第二の位置への動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能である。ストップ部材は、エンドエフェクタアセンブリとシャフトとの間に配置される。ストップ部材は、標本回収バッグが、シャフトの第二の位置から第一の位置へ戻る移動の際に、スリーブの内腔内へ戻ることを阻止するように構成されている。
【0009】
いくつかの実施形態において、標本回収バッグは、標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含み、プル部材は、プランジャに解放可能に連結され、プランジャからの解放の際、選択的に近位へ移動することにより標本回収バッグを締め閉じるように構成されているシンチコード、プル部材に連結される。
【0010】
標本回収バッグは、標本回収バッグに連結され、ストップ部材に固定されているストラップを含み得る。
【0011】
いくつかの実施形態において、チャネルは、標本回収バッグ内に延び、標本回収バッグの長さの少なくとも一部に沿って延びる。チャネルは、空気を標本回収バッグから取り除くように構成されている。導管は、導管に位置づけられた連続気泡発泡体材料を含み得る。いくつかの実施形態における標本回収バッグは、一般的に円錐台構成を含み、標本回収バッグの遠位領域は、一般的に直線構成を含む。
【0012】
いくつかの実施形態において、シャフトは、第一の位置と第二の位置との間を手動で移動可能である。シャフトの第二の位置から第一の位置へ戻る移動は、また、標本回収バッグを少なくとも部分的に締め閉じ得、かつ/または標本回収バッグをエンドエフェクタアセンブリから分離させ得る。
【0013】
シャフトとハウジングの両方に規定されるスロットを通して配置されることにより、ハウジングおよびシャフトを係合するように構成されている安全タブが提供され得る。安全タブが提供され得ることにより、シャフトが第一の位置に配置されるとき、ハウジングとシャフトとの間の相対的な動きを阻止する。
【0014】
いくつかの実施形態において、プランジャは、シャフトの近位に提供され、シャフトが第二の位置に配置されるとき、ハウジングに一致するように構成されている。プランジャは、シャフトの第二の位置から第一の位置へ戻る移動を促進する(つまり、プランジャのハウジングとの一致関係の分離を促進する)ように構成されている1つ以上のフランジをさらに含み得る。さらに、ハウジングは、プランジャのフランジに隣接して位置づけられる1つ以上の戻り止めを含み得ることにより、シャフトの第二の位置から第一の位置へ戻る移動をさらに促進させる。
【0015】
いくつかの実施形態において、プランジャは、1つ以上の弾性ロックタブを含み、弾性ロックタブは、プランジャ上のプル部材を解放可能に係合するように構成されている。プランジャは、また、プランジャに係合されたブレードを含み得る。ブレードは、シンチコードの切断を促進するように構成されることにより、標本回収バッグを器具から係合解除する。さらに、ブレードは、プランジャ内に規定される凹所内に配置され(つまり、ブレードが晒されないように)得ることにより、プランジャの外面へ接触する際、傷および/または損傷を阻止する。
【0016】
いくつかの実施形態において、シャフトは、シャフトの外周上に規定されたショルダーを含む。ショルダーは、シャフトの第一の位置の近位への移動を阻止するように構成されている。シャフトは、また、シャフトの周りに配置され、ハウジングおよび細長いスリーブに対する位置でシャフトを摩擦で保つように構成されている、少なくとも1つのOリングを含み得る。
【0017】
いくつかの実施形態において、エンドエフェクタアセンブリは、エンドエフェクタアセンブリ上の標本バッグを収容するように構成されている一対のアームを含み、アームは、バッグを閉じ、シャフトを引いた後でバッグから分離可能である。アームは、好ましくは、ストップ部材の開口部上を通り延びる。好ましい実施形態におけるシャフトの直径は、ストップ部材の開口部の直径より大きいことにより、ストップ部材のシャフトに対する近位への動きを防ぐ。いくつかの実施形態におけるストップ部材は、シャフトから進まされたとき、旋回するように構成されることにより、シャフトへの引き込みを防ぐ。シンチコードおよびストラップは、ストップ部材を通り延び得る。
【0018】
別の局面において、長手方向軸を規定するハウジングを含む外科手術回収装置が提供される。ハウジングは、ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含む。ハウジングおよび細長いスリーブは、協働することにより、ハウジングおよび細長いスリーブを通り長手方向に延びる内腔を規定する。シャフトは、シャフトの遠位端部に配置されるエンドエフェクタアセンブリおよびシャフトの近位端部に配置されるプランジャを有する。シャフトは、エンドエフェクタアセンブリが細長いスリーブ内に配置される第一の位置と、エンドエフェクタアセンブリが細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である。標本回収バッグは、エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結される。標本回収バッグは、エンドエフェクタアセンブリの第一の位置から第二の位置への動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能である。標本回収バッグは、標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含み、チャネルから空気を取り除くために、標本回収バッグに長手方向に延びるチャネルをさらに含む。
【0019】
いくつかの実施形態において、標本回収バッグは、一般的に円錐台構成を含み、標本回収バッグの遠位領域は、一般的に直線構成を含む。標本回収バッグは、チャネルに位置づけられた連続気泡発泡体材料を含み得、いくつかの実施形態における連続気泡発泡体材料は、圧縮可能である。いくつかの実施形態において、ハウジングは、ピストルグリップを含む。いくつかの実施形態において、プランジャは、遠位位置へ可動なことにより、ハウジングに一致し、ハウジングに実質的に接触している。いくつかの実施形態において、エンドエフェクタアセンブリは、エンドエフェクタアセンブリ上の標本回収バッグを収容するように構成されている一対のアームを含み、アームは、バッグを閉じ、シャフトを引いた後でバッグから分離可能である。
【0020】
例えば、本発明は、以下の項目を提供する。
(項目1)
外科手術回収装置であって、該外科手術回収装置は、
長手方向軸を規定するハウジングであって、該ハウジングは、該ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含み、該ハウジングおよび該細長いスリーブは、協働して該ハウジングおよび該細長いスリーブを通って長手方向に延びる内腔を規定する、ハウジングと、
エンドエフェクタアセンブリを有するシャフトであって、該エンドエフェクタアセンブリは、該シャフトの遠位端部に配置され、該シャフトは、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブ内に配置されている第一の位置と、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である、シャフトと、
該エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結された標本回収バッグであって、該標本回収バッグは、該第一の位置から該第二の位置への該エンドエフェクタアセンブリの動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能であり、該標本回収バッグは、該標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含む、標本回収バッグと、
該エンドエフェクタアセンブリと該シャフトとの間に配置されたストップ部材であって、該ストップ部材は、該標本回収バッグが、該第二の位置から該第一の位置へ戻る該シャフトの移動の際に、該内腔内に戻ることを阻止するように構成されている、ストップ部材と
を備える、外科手術回収装置。
(項目2)
上記標本回収バッグの開放端部に配置されたシンチコードと、プランジャに解放可能に連結されたプル部材とをさらに備え、該プル部材は、該プランジャに連結された該シンチコードを有し、該プル部材は、該プランジャからの解放の際、選択的に近位へ移動することにより該標本回収バッグを締めて閉じるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目3)
上記標本回収バッグ内に延び、該標本回収バッグの長さの少なくとも一部に沿って延びるチャネルをさらに備え、該チャネルは、該標本回収バッグから空気を排出するように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目4)
上記チャネルは、該チャネル内に位置づけられた連続気泡発泡体材料を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目5)
安全タブをさらに備え、該安全タブは、上記シャフトが上記第一の位置に配置されるとき、上記ハウジングと該シャフトの両方を係合するように構成されることにより、該ハウジングと該シャフトとの間の相対的な動きを阻止する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目6)
上記標本回収バッグは、該標本回収バッグに連結され、上記ストップ部材に固定されているストラップを含み、該ストップ部材は、遠位に延びている支持部を含み、該ストラップの端部を収容し、該ストラップおよび該バッグを閉じるシンチコードは該ストップ部材内のアパーチャを通って延びる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目7)
上記シャフトの近位に位置づけられたプランジャをさらに備え、該プランジャは、該シャフトが上記第二の位置に配置されたとき、上記ハウジングと嵌合するように構成され、該プランジャは、該シャフトの近位に位置づけられ、該プランジャは、少なくとも1つの弾性ロックタブを含み、該弾性ロックタブは、該弾性ロックタブ上の上記プル部材と、該弾性ロックタブに係合されたブレードを解放可能に係合するように構成されており、該ブレードは、上記シンチコードの切断を促進するように構成されていることにより上記標本回収バッグを該シャフトから係合解除する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目8)
上記ハウジングは、上記シャフトが上記第二の位置に配置されたとき、上記プランジャの少なくとも1つのフランジに隣接して位置づけられる少なくとも1つの戻り止めを備え、該少なくとも1つの戻り止めおよび該少なくとも1つのフランジは、互いに協働可能であり、該シャフトの該第二の位置から上記第一の位置へ戻る移動を促進する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目9)
上記エンドエフェクタアセンブリは、一対のアームを含み、該一対のアームは、該一対のアーム上に上記標本回収バッグを収容するように構成されており、該アームは、該バッグを閉じ、上記シャフトを引いた後で、該バッグから分離可能であり、該アームは、上記ストップ部材の開口部を通り延びる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目10)
上記シャフトの直径が上記開口部の直径よりも大きいことにより該シャフトに対する上記ストップ部材の近位への動きを防ぎ、該ストップ部材は、角度を付けた位置で上記スリーブ内に位置づけられ、該ストップ部材は、該シャフトから進められるとき、旋回することにより該シャフトへの引き込みを防ぐ、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目11)
上記シャフトは、該シャフトの外周上に規定されるショルダーを含み、該ショルダーは、上記第一の位置の近位への該シャフトの移動を阻止するように構成され、該シャフトの上記第二の位置から該第一の位置へ戻る移動は、上記標本回収バッグを少なくとも部分的に締めて閉じる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目12)
外科手術回収装置であって、該外科手術回収装置は、
長手方向軸を規定するハウジングであって、該ハウジングは、該ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含み、該ハウジングおよび該細長いスリーブは、協働して該ハウジングおよび該細長いスリーブを通って長手方向に延びる内腔を規定する、ハウジングと、
エンドエフェクタアセンブリおよびプランジャを有するシャフトであって、該エンドエフェクタアセンブリは、該シャフトの遠位端部に配置され、該プランジャは、該シャフトの近位端部に配置され、該シャフトは、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブ内に配置される第一の位置と、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である、シャフトと、
該エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結された標本回収バッグであって、該標本回収バッグは、該エンドエフェクタアセンブリの該第一の位置から該第二の位置への動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能であり、該標本回収バッグは、該標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含み、該標本回収バッグは、空気を取り除くために、該標本回収バッグに長手方向に延びるチャネルを含む、標本回収バッグと
を備える、外科手術回収装置。
(項目13)
上記チャネルに位置づけられた圧縮可能連続気泡材料をさらに含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目14)
上記プランジャは、遠位位置へ可動であることにより上記ハウジングと嵌合し、該ハウジングと実質的に接触している、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目15)
上記エンドエフェクタアセンブリは、該エンドエフェクタアセンブリ上の上記標本回収バッグを収容するように構成されている一対のアームを含み、該アームは、該バッグを閉じ、上記シャフトを引いた後で該バッグから分離可能である、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目1A)
外科手術回収装置であって、該外科手術回収装置は、
長手方向軸を規定するハウジングであって、該ハウジングは、該ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含み、該ハウジングおよび該細長いスリーブは、協働して該ハウジングおよび該細長いスリーブを通って長手方向に延びる内腔を規定する、ハウジングと、
エンドエフェクタアセンブリを有するシャフトであって、該エンドエフェクタアセンブリは、該シャフトの遠位端部に配置され、該シャフトは、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブ内に配置されている第一の位置と、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である、シャフトと、
該エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結された標本回収バッグであって、該標本回収バッグは、該第一の位置から該第二の位置への該エンドエフェクタアセンブリの動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能であり、該標本回収バッグは、該標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含む、標本回収バッグと、
該エンドエフェクタアセンブリと該シャフトとの間に配置されたストップ部材であって、該ストップ部材は、該標本回収バッグが、該第二の位置から該第一の位置へ戻る該シャフトの移動の際に、該内腔内に戻ることを阻止するように構成されている、ストップ部材と
を備える、外科手術回収装置。
(項目2A)
上記標本回収バッグの開放端部に配置されたシンチコードと、プランジャに解放可能に連結されたプル部材とをさらに備え、該プル部材は、該プランジャに連結された該シンチコードを有し、該プル部材は、該プランジャからの解放の際、選択的に近位へ移動することにより該標本回収バッグを締めて閉じるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目3A)
上記標本回収バッグ内に延び、該標本回収バッグの長さの少なくとも一部に沿って延びるチャネルをさらに備え、該チャネルは、該標本回収バッグから空気を排出するように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目4A)
上記チャネルは、該チャネル内に位置づけられた連続気泡発泡体材料を含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術装置。
(項目5A)
安全タブをさらに備え、該安全タブは、上記シャフトが上記第一の位置に配置されるとき、上記ハウジングと該シャフトの両方を係合するように構成されることにより、該ハウジングと該シャフトとの間の相対的な動きを阻止する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目6A)
上記ハウジングは、ピストルグリップを含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目7A)
上記標本回収バッグは、該標本回収バッグに連結され、上記ストップ部材に固定されているストラップを含み、該ストップ部材は、遠位に延びている支持部を含み、該ストラップの端部を収容する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目8A)
上記シャフトの近位に位置づけられたプランジャをさらに備え、該プランジャは、該シャフトが上記第二の位置に配置されたとき、上記ハウジングと嵌合するように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目9A)
上記ハウジングは、上記シャフトが上記第二の位置に配置されたとき、上記プランジャの少なくとも1つのフランジに隣接して位置づけられる少なくとも1つの戻り止めを備え、該少なくとも1つの戻り止めおよび該少なくとも1つのフランジは、互いに協働可能であり、該シャフトの該第二の位置から上記第一の位置へ戻る移動を促進させる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目10A)
上記エンドエフェクタアセンブリは、一対のアームを含み、該一対のアームは、該一対のアーム上に上記標本回収バッグを収容するように構成されており、該アームは、該バッグを閉じ、上記シャフトを引いた後で、該バッグから分離可能であり、該アームは、上記ストップ部材の開口部を通り延びる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目11A)
上記シャフトの近位に位置づけられたプランジャをさらに備え、該プランジャは、少なくとも1つの弾性ロックタブを含み、該弾性ロックタブは、該弾性ロックタブ上の上記プル部材と、該弾性ロックタブに係合されたブレードを解放可能に係合するように構成されており、該ブレードは、上記シンチコードの切断を促進するように構成されていることにより上記標本回収バッグを該シャフトから係合解除する、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目12A)
上記シャフトの直径が上記開口部の直径よりも大きいことにより該シャフトに対する上記ストップ部材の近位への動きを防ぎ、該ストップ部材は、角度を付けた位置で上記スリーブ内に位置づけられ、該ストップ部材は、該シャフトから進められるとき、旋回することにより該シャフトへの引き込みを防ぐ、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目13A)
上記シンチコードおよびストラップは、上記ストップ部材のアパーチャを通り延びる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目14A)
上記シャフトは、該シャフトの外周上に規定されるショルダーを含み、該ショルダーは、上記第一の位置の近位への該シャフトの移動を阻止するように構成されている、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目15A)
上記シャフトの上記第二の位置から上記第一の位置へ戻る移動は、上記標本回収バッグを少なくとも部分的に締めて閉じる、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目16A)
上記シャフトの周りに配置された少なくとも1つのOリングをさらに備え、該少なくとも1つのOリングは、上記ハウジングおよび上記細長いスリーブに対する位置で該シャフトを摩擦で保つように構成されている、少なくとも1つのOリングをさらに含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目17A)
外科手術回収装置であって、該外科手術回収装置は、
長手方向軸を規定するハウジングであって、該ハウジングは、該ハウジングから遠位に延びる細長いスリーブを含み、該ハウジングおよび該細長いスリーブは、協働して該ハウジングおよび該細長いスリーブを通って長手方向に延びる内腔を規定する、ハウジングと、
エンドエフェクタアセンブリおよびプランジャを有するシャフトであって、該エンドエフェクタアセンブリは、該シャフトの遠位端部に配置され、該プランジャは、該シャフトの近位端部に配置され、該シャフトは、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブ内に配置される第一の位置と、該エンドエフェクタアセンブリが該細長いスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である、シャフトと、
該エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結された標本回収バッグであって、該標本回収バッグは、該エンドエフェクタアセンブリの該第一の位置から該第二の位置への動きの際に、展開されていない位置から伸張された位置へ展開可能であり、該標本回収バッグは、該標本回収バッグの開放端部の周りに配置されたシンチコードを含み、該標本回収バッグは、空気を取り除くために、該標本回収バッグに長手方向に延びるチャネルを含む、標本回収バッグと
を備える、外科手術回収装置。
(項目18A)
上記チャネルに位置づけられた圧縮可能連続気泡材料をさらに含む、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目19A)
上記プランジャは、遠位位置へ可動であることにより上記ハウジングと嵌合し、該ハウジングと実質的に接触している、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
(項目20A)
上記エンドエフェクタアセンブリは、該エンドエフェクタアセンブリ上の上記標本回収バッグを収容するように構成されている一対のアームを含み、該アームは、該バッグを閉じ、上記シャフトを引いた後で該バッグから分離可能である、上記項目のいずれかに記載の外科手術回収装置。
【0021】
(摘要)
外科手術回収装置は、細長いスリーブを有するハウジングを含む。細長いスリーブは、ハウジングから延び、ハウジングと協働することにより、ハウジングおよび細長いスリーブを通り延びる内腔を規定する。シャフトは、エンドエフェクタアセンブリを有する。エンドエフェクタアセンブリは、シャフトの遠位端部に配置され、エンドエフェクタアセンブリがスリーブ内に配置される第一の位置と、エンドエフェクタアセンブリがスリーブから遠位に延びる第二の位置との間を選択的に移動可能である。標本回収バッグは、エンドエフェクタアセンブリに解放可能に連結され、エンドエフェクタアセンブリの第一の位置から第二の位置への動きの際に、伸張された位置へ展開可能である。
【0022】
主題の外科手術回収装置のさまざまな実施形態が、本明細書で図面に関して説明される。