(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記計算するステップは、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って計算する、請求項2に記載の方法。
前記キーワードカテゴリ内の第2のキーワードおよび関連する第5の優先順位の入力を可能にするステップをさらに含み、前記探索するステップは、前記第1のキーワード、前記第2のキーワード、および前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、請求項2に記載の方法。
前記計算するステップは、適合した番組に対する適合スコアを、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、請求項6に記載の方法。
前記プロセッサは、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って計算する、請求項11に記載の装置。
前記プロセッサは、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数および第4の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアとして前記第1の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は前記第1のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアとして前記第2の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は前記第2のスコアとして0を割り当て、第5の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第6の数を形成するために前記第2のスコアと第4の数を掛け合わせ、前記第5の数および第6の数の合計を前記第3の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、請求項12に記載の装置。
前記プロセッサは、前記第1のキーワード、前記第2のキーワードおよび前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、請求項15に記載の装置。
前記プロセッサは、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、請求項16に記載の装置。
前記プロセッサは、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数、第4の数および第5の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアとして前記第1の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は前記第1のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアとして前記第2の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は前記第2のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含んでいる場合、第3のスコアとして前記第5の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含まない場合は前記第3のスコアとして0を割り当て、第6の数を生成するために、前記第2のスコアおよび第3のスコアの合計を前記第2の数および第5の数の合計で割り、第7の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第8の数を形成するために前記第6の数と第4の数とを掛け合わせ、前記第7の数および第8の数の合計を前記第3の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、請求項17に記載の装置。
前記処理手段は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、および第4の優先順位に従って計算する、請求項21に記載の装置。
前記処理手段は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って第1の数、第2の数、第3の数および第4の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアとして前記第1の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は前記第1のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアとして前記第2の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は前記第2のスコアとして0を割り当て、第5の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第6の数を形成するために前記第2のスコアと第4の数を掛け合わせ、前記第5の数および第6の数の合計を前記第3の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、請求項22に記載の装置。
前記処理手段は、前記第1のキーワード、前記第2のキーワードおよび前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、請求項25に記載の装置。
前記処理手段は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、請求項26に記載の装置。
前記処理手段は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って第1の数、第2の数、第3の数、第4の数および第5の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアとして前記第1の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は前記第1のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアとして前記第2の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は前記第2のスコアとして0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含む場合、第3のスコアとして前記第5の数を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含まない場合は前記第3のスコアとして0を割り当て、第6の数を生成するために、前記第2のスコアおよび第3のスコアの合計を前記第2の数および第5の数の合計で割り、第7の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第8の数を形成するために前記第6の数と第4の数とを掛け合わせ、前記第7の数および第8の数の合計を前記第3の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、請求項27に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、図面、より詳細には
図1を参照すると、本発明を実施するのに適した例示的環境100が示されている。
図1に示されているように、環境100は、使用者入力デバイス10と、好みのデータを使用者が入力するためのセットアップメニューを提供し、かつ、好みに従って自動録画することができる装置20とを備えている。例示的実施形態によれば、装置20は、統合された表示デバイスがなく、その代わりに統合された表示デバイスを含んだ装置またはデバイスとして具体化することができるテレビジョン信号受信機(例えばセットトップボックス、VCR、PVR、HDR、DVR、等々)として具体化される。また、装置20は、ラジオまたはラジオレコーダなどのオーディオデバイスとして具体化することも可能である。
【0015】
使用者入力デバイス10は、装置20および/または他のデバイスの動作を制御する制御信号を生成し、かつ、出力するように動作する。例示的実施形態によれば、使用者入力デバイス10は、複数の入力キーを含み、使用者がその入力キーを押し下げると、それに応答して、有線および/または無線(例えば赤外線または無線周波数(RF)リンク、等々を介した)方式で制御信号を出力する。使用者入力デバイス10は、例えばハンドヘルド遠隔制御デバイス、有線および/または無線キーボード、装置20の統合された制御パネルおよび/または他の使用者入力デバイスとして具体化することができる。
【0016】
装置20は、ケーブル、地上、衛星、インターネットおよび/または他の信号源などの1または複数の信号源から、1または複数のタイプのアナログ変調(例えばNTSC、PAL、SECAM、等々)、および1または複数のタイプのディジタル変調(例えばQPSK、QAM、VSB、等々)を有する音声信号、ビデオ信号および/またはデータ信号を始めとする信号を受け取り、かつ、受け取ったこれらの信号に対応する聴覚出力および/または視覚出力を提供するように動作する。装置20は、瞬時録画、時間シフト録画およびタイマ録画を可能にするように動作する。時間シフト録画は、同報通信信号を後で見るために記憶する一時的に使用されるシステムであり、瞬時録画は、直ちに録画するためのシステムであり、また、タイマ録画は、媒体内容を定義済みの時間が経過した後に録画するために使用されるシステムである。さらに、装置20は、本発明の原理によれば、使用者の好みに従った自動録画を提供する。
【0017】
また、装置20は、受け取った信号を処理し、かつ、得られた処理済みの信号を1または複数の他のデバイスに提供するように動作し、また、他のデバイスから信号を受け取るように動作する。
【0018】
装置20は、本発明の原理によれば、さらに、使用者の好みを使用者が設定するためのオンスクリーンセットアップメニューを提供するように動作する。セットアップメニューは、装置20のインストレーション中に呼び出すことができ、あるいは装置20が正規に動作している間、任意の時間に使用者が呼び出すことができる。例示的実施形態によれば、装置20は、キーワードおよび関連する優先順位、チャネル名(チャネルを表す)および関連する優先順位、ジャンルおよび関連する優先順位、番組の長さ、瞬時時間シフト録画およびタイマ録画間の優先順位、時間が重複する2つの録画間の優先順位、新規探索間隔および新規データ計算間隔、システムのメモリが使い果たされた場合に取るべきアクション、探索の際に考慮してはならないキーワード、チャネルおよびジャンル、自動録画に使用するための信号源、自動録画に使用するための記憶装置、および使用者の録画習慣に従って使用者設定を装置20が収集するために適応モードが許容されるかどうか、などの録画のための使用者が好むデータを収集する。
【0019】
また、適応モードがイネーブルされると、装置20は、使用者の録画習慣を自動的にモニタし、かつ、使用者の録画習慣に従って使用者が好むデータを生成するように動作する。例えば装置20は、使用者が頻繁に見た番組の番組情報からキーワードを生成し、かつ、自動的に生成されたデータおよび/または使用者が入力したデータを使用して、録画のための番組を選択する。
【0020】
また、装置20は、電子番組ガイド(EPG)内におけるその番組の番組情報と適合するキーワード、チャネルおよびジャンルの優先順位に従ってEPGに番組を記録するように動作する。番組のスコアが録画スコア閾値を超えると、装置20はその番組を自動録画のために選択する。
【0021】
図2を参照すると、本発明の例示的実施形態による
図1の装置20のさらなる詳細を提供する線図が示されている。
図2の装置20は、フロントパネルアセンブリ(FPA)21などのフロントパネル手段、増幅器22などの増幅手段、およびI/Oブロック23などの入力/出力(I/O)手段、プロセッサ24などの処理手段、およびメモリ25などのメモリ手段を備えている。
図2の上記要素のうちのいくつかは、集積回路(IC)を使用して具体化することができ、また、いくつかの要素は、例えば1または複数のICに含めることができる。説明を分かり易くするために、装置20に関連する、特定の制御信号、電力信号などの特定の従来の要素、および/または他の要素は、場合によっては
図2には示されていない。
【0022】
FPA21は、使用者入力を使用者入力デバイス10から受け取り、かつ、使用者入力に対応する信号を増幅器22に出力するように動作する。例示的実施形態によれば、FPA21は、IR信号および/またはRF信号などの信号を使用者入力デバイス10から受け取り、かつ、増幅器22に出力される対応する信号を生成する。増幅器22は、プロセッサ24に出力するために、FPA21から提供される信号を増幅するように動作する。
【0023】
I/Oブロック23は、装置20のI/O機能を実施するように動作する。例示的実施形態によれば、I/Oブロック23は、ケーブル、地上、衛星、インターネットおよび/または他の信号源などの1または複数の信号源から、アナログ変調フォーマットおよびディジタル変調フォーマットの音声信号、ビデオ信号および/またはデータ信号などの信号を受け取るように動作する。
図2には明確に示されていないが、I/Oブロック23は、所与の信号源から信号をそれぞれ受け取るように指定された複数の入力端子を含むことができる。例えばI/Oブロック23は、ケーブル、アンテナ(つまり地上)、衛星、インターネットおよび/または他の信号源から信号を受け取るための個別の入力端子を含むことができる。また、I/Oブロック23は、処理済みの信号を1または複数の他のデバイスに出力し、かつ、このようなデバイスから信号を受け取るように動作する。
【0024】
プロセッサ24は、様々な信号処理および装置20の制御機能を実施するように動作する。例示的実施形態によれば、プロセッサ24は、チャネル同調、アナログ復調およびディジタル復調を始めとする機能、ならびに他の機能を実施することにより、I/Oブロック23から提供される音声信号、ビデオ信号および/またはデータ信号を処理し、それにより音声内容、ビデオ内容および/またはデータ内容を表すデータを生成する。このような処理機能によって生成されるデータは、さらに処理する(例えばMPEG復号、等々)ために提供し、かつ、出力することができる。また、例示的実施形態によれば、プロセッサ24は、使用者入力デバイス10を介して提供される使用者入力を検出し、かつ、処理し、また、プロセッサ24は、自身の動作を制御し、および/またはこのような使用者入力に応答して、装置20の他の要素(
図2に示されていない要素を含む)を制御するための制御信号を出力することができる。
【0025】
また、プロセッサ24は、本発明の原理によれば、使用者の録画習慣を自動的にモニタして、使用者が見た、および/または録画/再生した番組の情報から好みのデータを自動的に収集するソフトウェアコードを実行し、好みのデータを使用者が入力するためのセットアップメニューの表示をイネーブルし、また、録画するための番組を使用者の好みのデータに従って自動的に選択するように動作する。例示的実施形態によれば、プロセッサ24は、使用者の好みのデータをメモリ25に収集させる。この例示的実施形態によれば、プロセッサ24は、使用者の好みのデータとEPGに含まれている番組の番組情報とを比較し、かつ、その番組に対する適合スコアを計算する。番組の適合スコアが録画スコア閾値を超えている場合、プロセッサ24は、その番組を自動録画のために選択する。また、プロセッサ24は、それらに限定されないが、装置20への入力の検出、メモリ25からのデータの読出し、およびメモリ25へのデータの書込み、および/または他の機能を始めとする装置20の他の機能を実施し、および/またはイネーブルするように動作する。
【0026】
メモリ25は、装置20のデータ記憶機能を実施するように動作する。例示的実施形態によれば、メモリ25は、それらに限定されないが、ソフトウェアコード、電子番組ガイドデータ、使用者の好みのデータおよび/または他のデータを始めとするデータを記憶する。メモリ25は、揮発性メモリ領域および/または不揮発性メモリ領域、およびハードディスクドライブ、DVDドライブなどの記憶装置を含むことができる。
【0027】
次に
図3を参照すると、キーワード、チャネル名、ジャンルおよび関連する優先順位を使用者が入力するための例示的セットアップメニュー300が示されている。セットアップメニュー300は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)として提供することができる。メニュー300は、一番上に、Basic Setting301、Advance Settings303、Exclusions Settings305、Resources Settings307およびAdaptive Settings309の5つのメニューバーを含む。
図3では、Basic Setting301は使用者によって選択され、メニュー300は、使用者がBasic Setting301の下で設定することができる好みのパラメータを表示する。
【0028】
チェックボックス311は、使用者が使用者の好みに基づく録画モードをイネーブルすることを希望するかどうかの使用者による選択を可能にしている。使用者が、使用者の好みに従って番組を自動的に録画することを装置20に望んでいる場合は、チェックボックス311がチェックされなければならない。チェックボックス311がチェックされない場合、装置20は、使用者の好みに従って番組を自動的に録画しない。使用者がボックス311をチェックすると、使用者は、同じく、決定閾値(録画スコア閾値)を数字ボックス313に入力しなければならない。実施形態では、閾値の単位は百分率(%)であり、範囲は0から100%である。この例のデフォルトは25%に設定されている。使用者は、従来のメニュー設計に従ってアップ矢印およびダウン矢印315を使用して閾値を増加または減少することができる。
【0029】
Basic Settings301の下では、優先順位を有するパラメータは、電子番組ガイド(EPG)キーワード、チャネル名およびジャンルの3つのカテゴリに分類される。それらは、EPG Keyword Prioritiesの下でキーワードリスト317にそれぞれ列挙され、Channel Prioritiesの下でチャネル名リスト325に列挙され、また、Genre Prioritiesの下でジャンルリスト333に列挙されている。13の優先順位319で列挙されているキーワード321「war」などのキーワードは、Editボタン323を起動することによって入力することができる。この例では、キーワードリスト内のキーワードの位置は、その優先順位を表している。例えばキーワード「thriller」は、最初の位置に列挙されているため、最も高い優先順位を有しており、一方、キーワード「action」は、キーワード「action」がキーワードリストの最後の位置に列挙されているため、最も低い優先順位を有している。一代替では、キーワードリストの最初の方がより低い優先順位を有するものと見なすことができる。さらに他の代替では、キーワードリスト317のすべてのキーワードに同じ優先順位を持たせることも可能である。所望の優先順位スキームを使用者が選択するためのユーザインタフェース(図示せず)を提供しなければならない。チャネル名リスト325およびジャンルリスト333のアイテムも同様の方法で取り扱われる。
【0030】
Editボタン323が起動されると、ポップアップメニュー(図示せず)がすべての既存のキーワードをそれらが存在する順に列挙にし、かつ、他のキーワードを使用者が入力するためのテキストボックスを提供する。ポップメニューは、新しいキーワードを使用者が入力するための仮想キーボードを提供することができる。新たに入力されたキーワードは、番号リストの最後に列挙される。しかしながら、使用者は、例えばそれをドラッギングしてそれを番号リストの所望の位置に置くことにより、キーワードのリスト位置を変更することができる。
【0031】
また、ポップアップメニューは、使用者に削除ボタンを提供することも可能であり、それにより使用者は、例えば強調することによってキーワードを選択し、かつ、削除ボタンを起動することによって選択されたキーワードを削除することができる。キーワードが削除されると、リストの番号が付け直され、したがって番号リスト中に空きスロットは存在しない。例えば番号13のアイテムとしてリストに挙げられているキーワード「war」が削除されると、キーワード「non−fiction」が番号13のアイテムになり、より高い番号のアイテムの数字が同様の方法で1つだけ小さくなる。
【0032】
使用者は、優先順位を高くする場合のHighボックス343、優先順位を中間にする場合のMedボックス345、および優先順位を低くする場合のLowボックス347のうちの1つをチェックすることにより、EPGキーワードカテゴリに対して重み付け係数を割り当てることができる。後で説明するように、重み付け係数は、番組に対する最終適合スコアを計算する際に、キーワードカテゴリの重みに影響を及ぼす。最終適合スコアは、この例では百分率で表され、最終スコアは、番組を自動的に録画するためには、ボックス313で入力される録画スコア閾値を超えなくてはならない。
【0033】
EPGキーワードが上で説明したキーワードリスト317内で処理されると、Channel Priorities325の下でチャネル名リスト325に列挙されている使用者が好むチャネルが、Editボタン331を使用して同様の方法で入力され、削除され、かつ、配置される。チャネル名リスト325に列挙されているアイテムに対する優先順位スキームは、キーワードリスト317のそれと同様である。キーワードカテゴリの場合と同様、使用者は、チェックボックス351、353および355を使用してチャネル重み付け係数を割り当てることができる。
【0034】
上で説明したEPGキーワードがキーワードリスト317内で処理されると、Genre Prioritiesの下でジャンルリスト333に列挙されている使用者が好むジャンルが、Editボタン339を使用して同様の方法で入力され、削除され、かつ、配置される。ジャンルリスト333に列挙されているアイテムに対する優先順位スキームは、キーワードリスト317のそれと同様である。キーワードカテゴリの場合と同様、使用者は、チェックボックス359、361および363を使用してジャンル重み付け係数を割り当てることができる。
【0035】
使用者は、メニュー300の一番下に、自動録画のための規準に合致する番組がない場合の選択が与えられている。使用者は、何も録画しないよう装置20に要求するチェックボックス365、または何かを録画するよう装置20に要求するチェックボックス367をチェックすることができる。この例のデフォルトは何も録画しないことである。
【0036】
新しい設定を有効にするためには、使用者はApplyボタン369を起動しなければならない。実際、古い設定は、有効設定としてメモリ25の位置に記憶され、また、新しい設定は、メモリ25の異なる位置に記憶される。Applyボタン369が起動されると、古い設定は新しい設定に置き換えられる。一代替では、装置20は新しい設定を使用しなければならず、つまり、装置20が自動録画するための番組の新しい探索を開始する際に、古い設定を新しい設定に置き換えなければならない。さらに他の代替では、装置は、古い設定と置き換えるために新しい設定を定期的に移動させなければならない。新しい設定を処理するためのこれらの代替は、本明細書において説明されている他のメニューに使用されているすべてのApplyボタンに適用することができる。
【0037】
次に
図4を参照すると、セットアップメニュー400が示されている。メニューアイテム301、303、305、307および309は、セットアップメニュー300と同じである。
図4では、使用者がAdvanced Settings303を選択している点が異なっている。使用者がセットアップメニュー400内のパラメータを全く設定しない場合、装置20は、示されている個々のパラメータに対してデフォルトを使用することになる。メニュー400は、許容可能な番組の長さ、システム計算が生じた場合における異なる録画モードに対する優先順位、およびメモリが使い果たされた場合に除去する番組の使用者による入力を可能にする。
【0038】
数字ボックス405は、録画のために自動的に選択される番組の最短の番組の長さの使用者による指定を可能にしている。使用者は、矢印ボタン407を使用して最短の番組の長さの設定を加減することができる。例における単位は「分」であり、システムデフォルトは40分である。デフォルトの場合、装置20は、長さが40分以下の番組は録画しない。
【0039】
数字ボックス410は、録画のために自動的に選択される番組の最長の番組の長さの使用者による指定を可能にしている。使用者は、矢印ボタン408を使用して最長の番組の長さの設定を加減することができる。例における単位は「時間」であり、システムデフォルトは4時間である。デフォルトの場合、装置20は、長さが4時間以上の番組は録画しない。
【0040】
チェックボックス412および414は、自動録画がタイマ録画より高い優先順位を有しているかどうかの使用者による指定を可能にしている。システムデフォルトはNoである。
【0041】
チェックボックス416および418は、自動録画が瞬時録画より高い優先順位を有しているかどうかの使用者による指定を可能にしている。システムデフォルトはNoである。
【0042】
チェックボックス420および422は、自動録画がEPGリフレッシュシステムより高い優先順位を有しているかどうかの使用者による指定を可能にしている。システムデフォルトはNoである。EPGリフレッシュシステムは、更新されるEPG情報が受け取られると、メモリ25などの記憶装置に記憶されているEPG情報を更新する。自動録画と更新されるEPGの記憶が時間的に重畳する可能性がある場合、装置20は、この設定に従って、優先順位を有している方を決定する。
【0043】
チェックボックス424および426は、優先順位がより低い録画を録画している間に優先順位がより高い録画が生じた場合、優先順位がより低い録画の完了を許容すべきかどうかの使用者による指定を可能にしている。システムデフォルトはNoである。
【0044】
チェックボックス428および430は、優先順位がより低い録画を録画している間に優先順位がより高い録画が生じた場合、使用者が指定した百分率を超えて完了している、優先順位がより低い録画の完了を許容すべきかどうかの使用者による指定を可能にしている。システムデフォルトはNoである。使用者は、調整矢印ボタン434を使用して数字ボックス432の中に百分率を指定することができる。デフォルト百分率は90%である。
【0045】
チェックボックス436、438および440は、完了した録画の百分率などの計算を実施すべき時期の使用者による装置20への通知を可能にしている。チェックボックス436がチェックされると、更新されるEPGデータが受け取られる毎に計算が実施される。チェックボックス438がチェックされると、計算の最後の実施から時間間隔が経過した後に計算が実施される。使用者は、数字ボックス442および調整ボタン444を使用して時間間隔を指定することができる。チェックボックス440がチェックされると、装置20がアイドルになると計算が実施される。チェックボックス436は常にチェックされることが好ましく、それによりEPGデータの更新毎に計算が実施される。他の2つのチェックボックスは任意選択であり、新しい計算を実施するためには合致しなければならない追加条件を示している。デフォルトは3つのすべてのボックスがチェックされていることであり、数字ボックス442の間隔のデフォルトは4時間である。
【0046】
チェックボックス446および448は、システムのメモリが使い果たされた場合に取るべき具体的なアクションの使用者による装置20への通知を可能にしている。チェックボックス446がチェックされると、装置20は、優先順位が最も低い録画を重ね書きすることになり、また、チェックボックス448がチェックされると、装置20は、最も古い録画を重ね書きすることになる。
【0047】
Applyボタン450は、
図3のApplyボタン369と同様の効果を有している。
【0048】
次に
図5を参照すると、セットアップメニュー500が示されている。メニューアイテム301、303、305、307および309は、セットアップメニュー300と同じである。
図5では、使用者がExclusions Settings303を選択している点が異なっている。セットアップメニュー500は、キーワード、チャネル名およびジャンルの使用者による入力を可能にしており、したがって何らかの項目が番組の番組ガイド情報の中に見出されると、その番組は、番組が自動録画のための条件に合致しても自動録画のためには選択されない。3つのリスト510、520および530の各々の中の個々の項目は、同じ重みすなわち優先順位を有している。Editボタン515、525および535は、
図3に示されている機能と同じ機能を有しており、また、Applyボタン540は、
図3のApplyボタン369と同様の効果を有している。
【0049】
チェックボックス505がチェックされると、装置20は除外設定を考慮する。チェックボックス505がチェックされない場合、装置20は除外設定を考慮しない。デフォルトは排他設定を考慮することである。
【0050】
次に
図6を参照すると、セットアップメニュー600が示されている。メニューアイテム301、303、305、307および309は、セットアップメニュー300と同じである。
図6では、使用者がResources Settings307を選択している点が異なっている。メニュー600は、自動録画に使用するために許容される信号源および記憶装置の使用者による指定を可能にする。
【0051】
チェックボックス605がチェックされると、装置20は信号源の制限を考慮し、また、チェックボックス610がチェックされると、装置20は記憶装置の制限を考慮する。それらがチェックされない場合、装置20は、任意の信号源からの番組の任意の記憶装置への録画が許容される。いずれのボックスもデフォルトとしてチェックされる。
【0052】
利用可能な信号源は、情報ボックスとして実施される利用可能信号源リスト620に列挙されており、また、許容された信号源は、同じく情報ボックスとして実施される許容信号源リスト630に列挙されている。使用者がAllボタン635を起動すると、利用可能信号源リスト620に列挙されているすべての利用可能な信号源が許容信号源リスト630上に出現する。Editボタン640が起動されると、ポップアップメニュー(図示せず)が出現し、許容信号源リスト630に含めるべき利用可能な任意の信号源の使用者による選択を可能にする。例えばポップアップメニューは、利用可能な信号源のリストを左側に含むことができ、また、許容された信号源を右側に含むことができ、利用可能信号源リスト上の信号源が強調され、かつ、遠隔のボタン、例えば「OK」ボタンが押されると、強調された信号源が許容された信号源のリストに追加される。装置20は、従来の方法で信号源の存在を検出し、その信号源を利用可能信号源リスト620に列挙する。
【0053】
記憶装置設定のためのユーザインタフェースは、利用可能リスト650、許容リスト660、利用可能リストに列挙されているすべてを選択するためのAllボタン665、および許容リストを編集するためのEditボタン670を含む。それらの機能は、信号資源設定のためのユーザインタフェースに対する個々の機能と同様であるため、さらなる詳細は、ここでは提供されない。この場合も、装置20は、従来の方法で記憶装置の存在を検出し、かつ、記憶装置利用可能リスト650にその記憶装置を列挙する。
【0054】
設定のためのApplyボタン680の機能は、
図3のApplyボタン369と同様である。
【0055】
次に
図7を参照すると、セットアップメニュー700が示されている。メニューアイテム301、303、305、307および309は、セットアップメニュー300と同じである。
図7では、使用者がAdaptive Settings309を選択している点が異なっている。使用者がセットアップメニュー400内のパラメータを全く設定しない場合、装置20は、示されている個々のパラメータに対してデフォルトを使用することになる。メニュー700は、使用者が好むデータを使用者の録画習慣に従って自動的に収集し、かつ、収集したデータと、使用者が入力したデータとを結合することを使用者が装置20に期待しているかどうかの使用者による指定を可能にする。実際、使用者によってイネーブルされると、装置20は、タイマを使用して(日付、開始時間、終了時間およびチャネルを入力する)使用者によって録画された番組の特徴に適合され、あるいはこれらの特徴から学習する。装置20は、タイマ録画された番組の番組ガイド情報を分析する。キーワードがタイマ録画された番組の定義済みの数、例えば4の番組情報に出現し、かつ、キーワードが
図3のキーワードリスト317にない場合、装置20は、キーワードを最初のアイテムまたは最後のアイテムとしてキーワードリスト317に自動的に追加する。自動的に生成されたキーワードは、最後のアイテムとしてキーワードリスト317上に追加されることが好ましい。定義済みの数は、数字ボックス710および調整矢印720を使用して使用者が指定することができ、また、使用者は、Editボタン323を使用して、自動的に生成されたキーワードをキーワードリスト317内の任意の位置に再配置することができる。
【0056】
同様に、装置20が、タイマ録画された番組の定義済みの数、例えば4が特定のチャネルからのものであることを見出し、かつ、その特定のチャネル名がチャネル名リスト323にないことを見出すと、装置20は、その特定のチャネル名を最初のアイテムまたは最後のアイテムのいずれかとしてチャネル名リスト325に自動的に追加する。この場合も定義済みの数は、数字ボックス710および調整矢印720を使用して使用者が指定することができ、また、使用者は、Editボタン331を起動することにより、特定のチャネルをチャネルリスト325内の任意の位置に配置することができる。
【0057】
同様に、装置20が、タイマ録画された番組の定義済みの数、例えば4が特定のジャンルに属することを見出し、かつ、その特定のジャンルがジャンルリスト333にないことを見出すと、装置20は、その特定のジャンルを最初のアイテムまたは最後のアイテムのいずれかとしてジャンルリストに自動的に追加する。この場合も定義済みの数は、数字ボックス710および調整矢印720を使用して使用者が指定することができ、また、使用者は、Editボタン331を起動することにより、特定のチャネルをジャンルリスト333内の任意の位置に配置することができる。
【0058】
一代替では、装置20は、項目が出現するタイマ録画された番組の数に応じて、対応するリストに新しい項目を追加することができる。例えば項目が4つのタイマレコーダ番組に出現すると、装置20は、対応するリストの最後に項目を追加する。項目が8つのタイマレコーダ番組に出現すると、装置20は、リストの中央に項目を追加し、また、項目が9つ以上のタイマ録画された番組に出現すると、装置20は、対応するリストの一番上に項目を追加する。
【0059】
使用者が入力した項目と自動的に入力された項目を区別するために、装置20は、アステリスクなどの特殊な記号を自動的に入力された個々の項目の前/後に付けることにより、自動的に入力された項目を指示することができる。
【0060】
チェックボックス702および704は、キーワードを自動的に収集し、かつ、入力することを使用者が装置20に期待しているかどうかの使用者による指定を可能にし、チェックボックス706および708は、チャネル名を自動的に収集し、かつ、入力することを使用者が装置20に期待しているかどうかの使用者による指定を可能にし、また、チェックボックス710および712は、ジャンルを自動的に収集し、かつ、入力することを使用者が装置20に期待しているかどうかの使用者による指定を可能にしている。チェックボックス714および716は、自動的に生成された何らかのアイテムを何らかのリストに追加する前に、装置20が使用者の承認を得なければならないかどうかの使用者による指定を可能にしている。
【0061】
しかしながら、言語にとって基本的ではあるが、番組を識別するためには役に立たない多くの語が存在している。そこで、語は、除外されるべきである。これらの語には、「it」、「you」、「she」および「I」などの代名詞、およびそれらの個々の目的語ならびに所有格、「for」、「and」、「or」、「nor」、「but」、「yet」および「so」などの前置詞、「for」、「by」、「like」、「despite」、「since」、「of」および「off」などの前置詞、間投詞、「door」、「program」および「information」などの名詞、「go」などの動詞、「slowly」などの副詞、「beautiful」などの形容詞、日付名およびいくつかのTV雑語、ならびに使用者によって指定される特殊用語がある。これらの語は、装置20によるアクセスが可能な記憶装置(メモリ25などの)に辞書として記憶しなければならず、また、装置20は、例えばGUI(図示せず)を介して、カテゴリのための語の使用者による追加または削除を許容しなければならない。システムは、複数の記憶された辞書を有することができる。例えば装置20は、米国英語のための辞書および英国英語のための辞書を有することができ、また、使用者は、テキストボックス722および調整矢印724を使用して、使用すべき辞書を選択することができる。
【0062】
ボックス726〜748は、何らかのリストに対する項目を自動的に生成する際に、選択された辞書中の語のカテゴリのうち、装置20が除外すべきカテゴリの使用者による指定を可能にしている。
【0063】
Applyボタン750は、
図3のApplyボタン369と同様の効果を有している。
【0064】
図3は、キーワード、チャネルおよびジャンルに対する設定を示しているが、装置20は、本発明の原理によれば、自動録画するための番組をカテゴリを1つだけ使用して選択することができる。例えば
図8は、自動録画するための番組がキーワード設定を使用して探索され、かつ、選択されることを示している。一例としてキーワード設定が使用されているが、同じ方法でチャネル設定およびジャンル設定を使用することも可能である。簡潔にするために、チャネルおよびジャンルに対しては同じステップは繰り返されていない。
【0065】
ステップ805で装置20は、Editボタン323を使用した、
図3のキーワードリスト317への第1のキーワードおよび関連する優先順位の使用者による入力を可能にする。上で説明したように、キーワードリスト内のキーワードの優先順位は、リスト内におけるそのキーワードの位置で決まることになる。使用者が個々のキーワードが同じ重みを有することを選択すると、すべてのキーワードは同じ優先順位を有することになる。
【0066】
ステップ810で装置20は、タイマ録画された番組、つまり手動で録画された番組の番組情報を分析することによって使用者の録画習慣を分析し、かつ、分析に応じて自動的に第2のキーワードを入力する。これは、
図7に示されているように、装置20がキーワード項目に対して適応モードの使用をイネーブルされることを仮定している。上で説明したように、キーワードがタイマ録画された番組の4などの定義済みの数で出現すると、装置20は、キーワードリスト317にそのキーワードを追加する。
【0067】
ステップ815で装置20は、同じく第2のキーワードに優先順位を割り当てる。上で説明したように、この例における優先順位は、キーワードリスト317内における第2のキーワードの位置に対応していてもよく、あるいはすべてのキーワードに同じ優先順位を持たせることも可能である。装置20は、第2のキーワードを最初のアイテムまたは最後のアイテムとしてキーワードリストに追加することができる。また、装置20は、第2のキーワードが出現するタイマ録画された番組の数に応じた位置に第2のキーワードを追加することも可能である。
【0068】
ステップ820で装置20は、メモリに記憶されている電子番組ガイド内の、第1のキーワードおよび第2のキーワードのうちの1つと適合する番組の番組情報を探索する。ステップ830で装置20は、自動録画のための適合した番組を選択する。
【0069】
使用者は、
図5に示されているメニュー500を使用して除外リストを入力することができる。適合した番組の番組情報が何らかの除外リストに何らかの項目を含んでいる場合、適合した番組は自動録画のためには選択されない。
【0070】
使用者は、第2のキーワードが装置20によって自動的に追加されても、Editボタン323を使用して第1のキーワードおよび第2のキーワードの優先順位を変更することができる。
【0071】
装置20は、第1のキーワードおよび第2のキーワードに関連する優先順位に従って、適合した番組毎に最終スコアを計算することができる。例えばキーワードの位置がキーワードの優先順位を表し、また、第1のキーワードおよび第2のキーワードが番号1および2でそれぞれ列挙されている場合、第1のキーワードおよび第2のキーワードには、優先順位係数として2および1がそれぞれ割り当てられる。本質的には、最初の方に列挙されているキーワードには、より高い優先順位係数(重み)が割り当てられる。リストにN個のアイテムが存在している場合、最初のアイテムにはNの優先順位係数が割り当てられ、引き続く個々のアイテムには、その直ぐ上に列挙されているアイテムの優先順位係数より1小さい優先順位係数が割り当てられる。図解では、適合した番組に対して、適合した番組の番組情報がキーワードを含んでいる場合、それには、そのキーワードの関連する優先順位係数のスコアが割り当てられ、また、番組情報がそのキーワードを含んでいない場合は0が割り当てられる。上の例では、適合した番組の番組情報が第1のキーワードを含んでいる場合、それには2のスコアが割り当てられ、また、番組情報が第1のキーワードを含んでいない場合、それには0のスコアが割り当てられる。さらに、番組情報が第2のキーワードを含んでいる場合、それには1のスコアが割り当てられ、また、番組情報が第1のキーワードを含んでいない場合、それには0のスコアが割り当てられる。個々の適合した番組に対する最終スコアは、2つのスコアの合計である。この実施形態では、最終スコアは、合計を2つの割り当てられた優先順位係数の合計で割ることによって正規化される。次に割算の結果に100が掛け合わされ、それにより最終結果が百分率の単位に変換される。例えば適合した番組の番組情報が第1のキーワードおよび第2のキーワードの両方を含んでいる場合、最終スコアは100%であり、第1のキーワードのみの場合は66.7%であり、また、第2のキーワードのみの場合は33.3%である。次に最終スコアが、
図3の数字ボックス313に使用者によって入力された閾値と比較される。それが閾値を超えている場合、番組は自動録画のために選択され、また、それが閾値未満である場合、番組は自動録画のためには選択されない。
【0072】
この実施形態ではキーワードカテゴリのみを使用して自動録画のための番組が探索され、かつ、選択されるため、カテゴリレーティング343、345および347は使用されない。
【0073】
使用者は、セットアップメニュー600を使用して自動録画のための許容可能な信号源および記憶装置を指定することができる。
【0074】
本発明の原理によれば、装置20は、3つのカテゴリのうちの任意の2つを使用して自動録画のための番組を探索し、かつ、選択することができる。
図9は、キーワードカテゴリおよびチャネルカテゴリのみを使用して録画のための番組を選択するプロセスを示したものである。他の組合せにも同じプロセスを適用することができる。
【0075】
ステップ905で装置20は、第1のチャネルおよび関連する優先順位の入力を可能にし、また、ステップ910で装置20は、第1のキーワードおよび関連する優先順位の入力を可能にする。装置20は、第1のキーワードおよび関連する優先順位を
図3のキーワードリスト317に、また、第1のチャネルおよび関連する優先順位を
図3のチャネル名リスト325に使用者が入力するための
図3のメニュー300を表示することができる。ステップ915で装置20は、録画スコア閾値の入力を可能にする。使用者は、
図3の数字ボックス313に録画スコア閾値を入力することができる。
【0076】
ステップ920で装置20は、第1のチャネルおよび第1のキーワードのうちの1つまたは両方と適合する番組の番組情報をEPGの中から探索する。ステップ925で装置は、適合した番組毎に適合スコアを計算する。適合した番組は、第1のチャネルおよび第1のキーワードのうちの1つを含んだ番組情報を有する番組である。スコアの計算に際しては、装置20は、キーワードリスト317内の位置の位置に基づいてキーワード毎に優先順位係数を割り当てる。例えばキーワードリストにN個のキーワードが存在している場合、最初の位置に列挙されているキーワードにはNの優先順位係数が割り当てられる。キーワードには、その直ぐ前に列挙されているキーワードの優先順位係数より1小さい優先順位係数が割り当てられる。個々のキーワードの優先順位が同じである場合、リスト上のすべてのキーワードに1の優先順位係数が割り当てられる。装置20は、適合したすべてのキーワードの優先順位係数の合計をリスト内のすべてのキーワードに対する優先順位係数の合計で割ることにより、キーワードカテゴリに対する正規化されたスコアを計算する。この例では、キーワードリストに1つのキーワードしか存在していないため、第1のキーワードとの適合が存在すると、キーワードカテゴリに対する正規化されたスコアは1であり、また、第1のキーワードとの適合が存在しない場合、キーワードカテゴリに対する正規化されたスコアは0である。
【0077】
装置20は、同様の方法でチャネルカテゴリに対する正規化されたスコアを計算する。この例では、第1のチャネル番号との適合が存在すると、チャネルカテゴリに対する正規化されたスコアは1であり、また、適合が存在しない場合、チャネルカテゴリに対する正規化されたスコアは0である。
【0078】
装置20は、次に、キーワードカテゴリ内の対応する正規化されたスコアにチャネルカテゴリ内の対応する正規化されたスコアを掛け合わせることにより、適合した番組の適合したスコアを計算することができる。この実施形態では、キーワードカテゴリおよびチャネルカテゴリの優先順位は同じように取り扱われる。これらの2つのカテゴリの優先順位が同じように取り扱われる他の実施形態では、装置20は、対応する正規化されたスコアを加算し、かつ、合計を2で割ることにより、番組に対する適合スコアを得ることができる。
【0079】
さらに他の実施形態では、使用者は、異なるカテゴリに対して異なる優先順位を入力することができる。例えばセットアップメニュー300を使用して、キーワードカテゴリに対する優先順位を高い優先順位として指定することができ、一方、チャネルに対する優先順位は、中間の優先順位として指定される。装置20は、高い優先順位および中間の優先順位に対して重み付け係数を割り当てることができる。例えば装置20は、高いカテゴリおよび中間のカテゴリに対して5および3の重み付け係数をそれぞれ割り当てることができる。装置20は、次に、最初に正規化されたスコアと個々のカテゴリ重み付け係数を掛け合わせ、2つのモーティフィケーション(mortification)結果を加算し、かつ、合計を2つの重み付け係数の合計で割ることにより、適合した番組に対する適合スコアを計算することができ、それにより適合スコアが得られる。
【0080】
適合スコアは、100倍して百分率の単位にすることができる。次に、ステップ930で装置20は、適合した番組の適合スコアと録画スコア閾値を比較し、適合スコアが閾値を超えている場合、装置20は、その適合した番組を自動録画のために選択する。適合スコアが閾値を超えていない場合、適合した番組は、自動録画のためには選択されない。閾値は、
図3の数字ボックス313を介して使用者が入力することができる。
【0081】
図8に示されている実施形態と同様、装置20は、除外リスト、資源設定および適応設定を
図9に示されている実施形態に考慮することができる。
図9に示されているアルゴリズムは、3つのすべてのカテゴリが考慮される事例に拡張することができる。
【0082】
図10〜12は、3つのすべてのカテゴリが使用される場合の適合スコアの計算方法の一例を提供したものである。
図10は、電子番組ガイド内の「The Last Inventor」というタイトルの番組の例示的番組情報を示したものである。番組情報は、チャネル名、番組時間、番組継続時間、ジャンル、レーティング、番組の簡単な説明に関する情報、および俳優などの他の情報を含む。
図11では、列1101は、番組情報中に見出される語であって、装置20に記憶されている辞書に従って装置20によって考慮されない語を列挙したものであり、列1110は、番組情報中の語であって、
図1のキーワードリスト317上にはない語を列挙したものであり、また、列1120は、番組情報中の語であって、
図3のキーワードリスト317に列挙されている語を列挙したものである。この例では、最初の7つのキーワードのみがキーワードリスト317に列挙されることが仮定されている。列1120に示されているように、装置20は、「Thriller」および「John Smith」の2つの適合したキーワードが存在していることを見出す。
【0083】
図12(a)を参照すると、それは、キーワードカテゴリに対する正規化されたスコアを計算するための表1210を示している。列1212および1214に示されているように、装置20は、「Thriller」および「John Smith」が2つの適合したキーワードであることを検出する。キーワードリストは、列1212に示されている7つのキーワードのみを含み、また、装置20は、リスト内におけるキーワードの位置に基づいて、キーワードリスト内の個々のキーワードに対して、優先順位係数と呼ばれる第1の数を割り当てると仮定する。この例ではリストに7つ存在しているため、最初の位置に列挙されているキーワードには7の優先順位係数が割り当てられる。キーワードには、その直ぐ前に列挙されているキーワードの優先順位係数より1小さい優先順位係数が割り当てられる。装置20は、7つのすべてのキーワードの優先順位係数の合計28を計算する。列1218は、キーワードカテゴリにより獲得されるスコアを示している。装置20は、適合したキーワードの優先順位係数を加算し、それによりキーワードカテゴリに対するスコアを得る。この例ではスコアは12である。スコアは、次に、スコア12を優先順位係数の合計28で割ることによって正規化される。キーワードカテゴリに対する正規化されたスコアは、この例では0.43である。
【0084】
キーワードリスト内のキーワードが同じ優先順位を使用して取り扱われると、個々のキーワードに対して割り当てられる優先順位係数は1であることに留意されたい。
【0085】
図12(b)を参照すると、それは、チャネルカテゴリに対する正規化されたスコアを計算するための表1240を示している。列1242および1244に示されているように、装置20は、Movie Channelが適合したチャネルであることを検出する。チャネルリストは、列1242に示されている5つのチャネルのみを含み、また、装置20は、リスト内におけるチャネル名の位置に基づいて、チャネルリスト内の個々のチャネルに対して優先順位係数を割り当てると仮定する。この例ではリストに5つ存在しているため、最初の位置に列挙されているチャネルには5の優先順位係数が割り当てられる。チャネルには、その直ぐ前に列挙されているチャネルの優先順位係数より1小さい優先順位係数が割り当てられる。装置20は、5つのすべてのチャネルの優先順位係数の合計15を計算する。列1248は、チャネルカテゴリにより獲得されるスコアを示している。装置20は、適合したチャネルの優先順位係数を加算し、それによりチャネルカテゴリに対するスコアを得る。この例ではスコアは4である。スコアは、次に、スコア4を優先順位係数の合計15で割ることによって正規化される。チャネルカテゴリに対する正規化されたスコアは、この例では0.27である。
【0086】
チャネル名リスト内のチャネルが同じ優先順位を使用して取り扱われると、個々のチャネルに対して割り当てられる優先順位係数は1であることに留意されたい。
【0087】
図12(c)を参照すると、それは、ジャンルカテゴリに対する正規化されたスコアを計算するための表1270を示している。列1272および1244に示されているように、装置20は、スリラージャンルが適合したジャンルであることを検出する。ジャンルリストは、列1272に示されている4つのジャンルのみを含み、また、装置20は、リスト内におけるジャンルの位置に基づいて、ジャンルリスト内の個々のジャンルに対して優先順位係数を割り当てると仮定する。この例では、リストに4つ存在しているため、最初の位置に列挙されているジャンルには4の優先順位係数が割り当てられる。ジャンルには、その直ぐ前に列挙されているジャンルの優先順位係数より1小さい優先順位係数が割り当てられる。装置20は、4つのすべてのジャンルの優先順位係数の合計10を計算する。列1278は、チャネルカテゴリにより獲得されるスコアを示している。装置20は、適合したジャンルの優先順位係数を加算し、それによりジャンルカテゴリに対するスコアを得る。この例ではスコアは3である。スコアは、次に、スコア3を優先順位係数の合計10で割ることによって正規化される。ジャンルカテゴリに対する正規化されたスコアは、この例では0.30である。
【0088】
ジャンルリスト内のジャンルが同じ優先順位を使用して取り扱われると、個々のジャンルに対して割り当てられる優先順位係数は1であることに留意されたい。
【0089】
最終スコアは、
図13の表1300に示されている数字に従って計算される。列1320は、列1310に列挙されているカテゴリに対する正規化されたスコアを示している。これらの正規化されたスコアは
図12に計算されている。
図12に示されているように、キーワードカテゴリ、チャネルカテゴリおよびジャンルカテゴリには、カテゴリ優先順位高、カテゴリ優先順位中間およびカテゴリ優先順位低がそれぞれ割り当てられている。この例では、高い優先順位、中間の優先順位および低い優先順位には、5、3および1の重み付け係数がそれぞれ割り当てられている。したがって列1330は、キーワードカテゴリ、チャネルカテゴリおよびジャンルカテゴリには、5、3および1の重み付け係数がそれぞれ割り当てられていることを示している。装置20は、重み付け係数の合計9を計算する。装置20は、同じく、カテゴリの正規化されたスコアに、そのカテゴリに割り当てられた重み付け係数を掛け合わせることにより、列1340に示されているように、個々のカテゴリに対する重み付きスコアと呼ばれている第2の数を計算する。装置20は、列1340に示されている重み付きスコアに対する合計3.26を計算する。最終スコアは、重み付きスコアの合計を重み付け係数の合計で割る、つまり3.26/9によって計算される。この例では最終スコアは0.36であり、閾値0.25を超えている。したがって装置20は、この番組を自動録画のために選択することになる。閾値は、
図3の決定閾値数字ボックス313を介して使用者が入力することができる。
【0090】
3つのカテゴリが同じ優先順位で取り扱われると、最終スコアは、3つの正規化されたスコアを掛け合わせるか、あるいは3つの正規化されたスコアを加算し、かつ、合計を3で割ることによって得ることができる。
【0091】
最終スコアに100を掛け合わせて百分率の単位にすることができ、したがって使用者は、より便利に
図3の決定閾値313を入力することができる。
【0092】
自動録画のための番組が選択されると、装置20は、OSDを表示してそのことを使用者に知らせることができる。
【0093】
以上、本発明について、好ましい設計を有するものとして説明したが、本発明は、本開示の精神および範囲の範疇でさらに修正することが可能である。したがって本出願には、その一般原理を使用した本発明のあらゆる変形形態、使用法または適合を包含することが意図されている。さらに、本出願には、本開示からのこのような逸脱は、本発明が属している分野で知られている範囲内であるか、あるいは常習的な実践の範囲内であり、特許請求の範囲の制限の範囲内であることが意図されている。
[付記1]
録画するための番組を選択するための方法(900)であって、
第1の項目および関連する第1の優先順位の入力を可能にするステップ(905)であって、前記第1の項目は、チャネルカテゴリおよびジャンルカテゴリのうちの1つである、ステップと、
キーワードカテゴリ内の第1のキーワードおよび関連する第2の優先順位の入力を可能にするステップ(910)と、
録画スコア閾値の入力を可能にするステップ(915)と、
前記第1のキーワードおよび前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を電子番組ガイドの中から探索するステップ(920)と、
適合した番組毎に、適合した番組の適合スコアを計算するステップ(925)、および前記適合スコアが前記録画スコア閾値を超えている場合、前記適合した番組を自動録画のために選択するステップと、
を含む、前記方法。
[付記2]
前記1つのカテゴリおよび前記キーワードカテゴリに第3の優先順位および第4の優先順位を割り当てるステップをさらに含む、付記1に記載の方法(900)。
[付記3]
前記計算するステップは、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って計算する、付記2に記載の方法(900)。
[付記4]
前記計算するステップはさらに、
前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数および第4の数をそれぞれ割り当てるステップと、
適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当てるステップと、
適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当てるステップと、
第5の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数とを掛け合わせるステップと、
第6の数を形成するために前記第2のスコアと第4の数を掛け合わせるステップと、
前記第5の数および第6の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算するステップと、を含む、付記3に記載の方法(900)。
[付記5]
前記第1の数および第2の数は1である、付記3に記載の方法(900)。
[付記6]
前記キーワードカテゴリ内の第2のキーワードおよび関連する第5の優先順位の入力を可能にするステップをさらに含み、前記探索するステップは、前記第1のキーワード、前記第2のキーワード、および前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、付記2に記載の方法(900)。
[付記7]
前記計算するステップは、適合した番組に対する適合スコアを、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、付記6に記載の方法(900)。
[付記8]
前記計算するステップはさらに、
前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数、第4の数および第5の数をそれぞれ割り当てるステップと、
適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当てるステップと、
適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当てるステップと、
適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含む場合、第3のスコアを前記第5の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含まない場合は0を割り当てるステップと、
第6の数を生成するために、前記第2のスコアおよび第3のスコアの合計を前記第2の数および第5の数の合計で割るステップと、
第7の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせるステップと、
第8の数を形成するために前記6の数と第4の数とを掛け合わせるステップと、
前記第7の数および第8の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算するステップと、を含む、付記7に記載の方法(900)。
[付記9]
第2の項目および関連する第5の優先順位の入力を可能にするステップをさらに含む、付記1に記載の方法(900)。
[付記10]
第1の項目および関連する第1の優先順位を使用者から受け取る入力(21)であって、前記第1の項目は、チャネルカテゴリおよびジャンルカテゴリのうちの1つであり、キーワードカテゴリ内の第1のキーワードおよび関連する第2の優先順位を受け取る、入力と、
前記第1の項目、前記第1の優先順位、前記第1のキーワード、および前記第2の優先順位を受け取るプロセッサ(24)と、
電子番組ガイド、前記第1の項目および優先順位、ならびに、第2の項目および優先順位も記憶するためのメモリ(25)と、
を備え、
前記プロセッサ(24)は、前記第1の項目および前記第1のキーワードのうちの1つと適合する番組の番組情報を前記電子番組ガイドの中から探索し、自動録画するために適合した番組を選択する、装置(20)。
[付記11]
前記プロセッサ(24)は、前記1つのカテゴリおよび前記キーワードカテゴリに第3の優先順位および第4の優先順位をそれぞれ割り当てる、付記10に記載の装置(20)。
[付記12]
前記プロセッサ(24)は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って計算する、付記11に記載の装置(20)。
[付記13]
前記プロセッサ(24)は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数および第4の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当て、第5の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第6の数を形成するために前記第2のスコアと第4の数を掛け合わせ、前記第5の数および第6の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、付記12に記載の装置(20)。
[付記14]
前記プロセッサ(24)は、前記第1の数および第2の数に1を割り当てる、付記12に記載の装置(20)。
[付記15]
前記プロセッサ(24)は、前記キーワードカテゴリ内の第2のキーワード、および関連する第5の優先順位を前記入力(21)から受け取る、付記12に記載の装置(20)。
[付記16]
前記プロセッサ(24)は、前記第1のキーワード、前記第2のキーワードおよび前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、付記15に記載の装置(20)。
[付記17]
前記プロセッサ(24)は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、付記16に記載の装置(20)。
[付記18]
前記プロセッサ(24)は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って、第1の数、第2の数、第3の数、第4の数および第5の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含んでいる場合、第3のスコアを前記第5の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含まない場合は0を割り当て、第6の数を生成するために、前記第2のスコアおよび第3のスコアの合計を前記第2の数および第5の数の合計で割り、第7の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第8の数を形成するために前記6の数と第4の数とを掛け合わせ、前記第7の数および第8の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、付記17に記載の装置(20)。
[付記19]
前記プロセッサ(24)は、第2の項目、および関連する第5の優先順位を前記入力(21)から受け取る、付記17に記載の装置(20)。
[付記20]
チャネルカテゴリおよびジャンルカテゴリのうちの1つである第1の項目ならびに関連する第1の優先順位を使用者から受け取り、キーワードカテゴリ内の第1のキーワード、および関連する第2の優先順位を受け取る入力手段(21)と、
前記第1の項目、前記第1の優先順位、前記第1のキーワード、および前記第2の優先順位を受け取る処理手段(24)と、
電子番組ガイド、前記第1の項目および優先順位、ならびに、第2の項目および優先順位も記憶するための記憶手段(25)と、
を備え、
前記処理手段(24)は、前記第1の項目および前記第1のキーワードのうちの1つと適合する番組の番組情報を前記電子番組ガイドの中から探索し、自動録画するために適合した番組を選択する、装置(20)。
[付記21]
前記処理手段(24)は、前記1つのカテゴリおよび前記キーワードカテゴリに第3の優先順位および第4の優先順位をそれぞれ割り当てる、付記20に記載の装置(20)。
[付記22]
前記処理手段(24)は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、および第4の優先順位に従って計算する、付記21に記載の装置(20)。
[付記23]
前記処理手段(24)は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位および第4の優先順位に従って第1の数、第2の数、第3の数および第4の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当て、第5の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第6の数を形成するために前記第2のスコアと第4の数を掛け合わせ、前記第5の数および第6の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、付記22に記載の装置(20)。
[付記24]
前記処理手段(24)は、前記第1の数および第2の数に1を割り当てる、付記22に記載の装置(20)。
[付記25]
前記処理手段(24)は、前記キーワードカテゴリ内の第2のキーワード、および関連する第5の優先順位を前記入力手段(21)から受け取る、付記22に記載の装置(20)。
[付記26]
前記処理手段(24)は、前記第1のキーワード、前記第2のキーワードおよび前記第1の項目のうちの1つと適合する番組を前記電子番組ガイドの中から探索する、付記25に記載の装置(20)。
[付記27]
前記処理手段(24)は、適合した番組に対する適合スコアを前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って計算する、付記26に記載の装置(20)。
[付記28]
前記処理手段(24)は、前記第1の優先順位、第2の優先順位、第3の優先順位、第4の優先順位および第5の優先順位に従って第1の数、第2の数、第3の数、第4の数および第5の数をそれぞれ割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含む場合、第1のスコアを前記第1の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1の項目を含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含む場合、第2のスコアを前記第2の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第1のキーワードを含まない場合は0を割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含む場合、第3のスコアを前記第5の数として割り当て、適合した番組の番組情報が前記第2のキーワードを含まない場合は0を割り当て、第6の数を生成するために、前記第2のスコアおよび第3のスコアの合計を前記第2の数および第5の数の合計で割り、第7の数を形成するために前記第1のスコアと第3の数を掛け合わせ、第8の数を形成するために前記6の数と第4の数とを掛け合わせ、前記第7の数および第8の数の合計を前記第2の数および第4の数の合計で割ることにより前記適合スコアを計算する、付記27に記載の装置(20)。
[付記29]
前記処理手段(24)は、第2の項目および関連する第5の優先順位を前記入力手段(21)から受け取る、付記27に記載の装置(20)。