特許第5871644号(P5871644)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5871644再起動制御システム、再起動制御方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5871644
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】再起動制御システム、再起動制御方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/00 20060101AFI20160216BHJP
【FI】
   G06F1/00 370D
【請求項の数】10
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2012-24030(P2012-24030)
(22)【出願日】2012年2月7日
(65)【公開番号】特開2013-161344(P2013-161344A)
(43)【公開日】2013年8月19日
【審査請求日】2014年12月3日
(73)【特許権者】
【識別番号】593063161
【氏名又は名称】株式会社NTTファシリティーズ
(74)【代理人】
【識別番号】110001634
【氏名又は名称】特許業務法人 志賀国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中尾 貢
(72)【発明者】
【氏名】出雲 象一
(72)【発明者】
【氏名】大澤 考弘
(72)【発明者】
【氏名】早坂 裕樹
【審査官】 片岡 利延
(56)【参考文献】
【文献】 特開2006−031096(JP,A)
【文献】 特開2001−194956(JP,A)
【文献】 特開平11−327914(JP,A)
【文献】 特開2011−175352(JP,A)
【文献】 特開2012−014313(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置
を備え、
前記第2装置が、
前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出する定常処理制御部と、
前記定常処理制御部が前記第1装置に対して前記制御指令を送出してからの時間を検出し、前記検出した時間に基づいて前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出する実行状態検出部と、
前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出する再起動制御部と
を備え
前記実行状態検出部は、
前記検出した時間が、前記定常処理の時間に対応させて定められた閾値を経過したか否かを判定条件として、前記第1装置において前記定常処理が実行中であるか否かを判定し、前記第1装置において前記定常処理が実行中であると判定した場合、前記再起動制御部による前記再起動制御指令の送出を保留させる
ことを特徴とする再起動制御システム。
【請求項2】
前記再起動制御部は、
前記第1装置において前記定常処理が実行されていないと前記実行状態検出部により判定されている場合に、前記再起動制御指令を前記第1装置に送出する
ことを特徴とする請求項1に記載の再起動制御システム。
【請求項3】
前記実行状態検出部は、
前記定常処理制御部が送出する制御指令に基づいて、前記第1装置が前記定常処理を実行中であるか否かを判定し、前記定常処理の実行状態を検出する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の再起動制御システム。
【請求項4】
前記実行状態検出部は、
前記検出した時間が前記閾値を経過していない場合、前記第1装置において前記定常処理が実行中であると判定し、前記検出した時間が前記閾値を経過している場合、前記第1装置において前記定常処理が実行されていないと判定する
ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の再起動制御システム。
【請求項5】
前記第1装置は、
前記再起動制御部からの前記再起動制御指令に応じて、前記記憶されている情報を更新させる更新処理を実行するものであって、
前記再起動制御部は、
前記第1装置に対して前記再起動制御指令を送出して、前記第1装置に前記更新処理を実行させるように制御するにあたり、
前記再起動制御部は、
前記再起動制御指令を送出するタイミングが、前記第1装置が前記定常処理を実行中と前記実行状態検出部により判定されている期間に含まれる場合には、前記再起動制御指令の送出を保留して、前記送出を保留した再起動制御指令を送出するタイミングを変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の再起動制御システム。
【請求項6】
前記再起動制御部は、
前記再起動制御指令を送出するタイミングが、前記第1装置が前記定常処理を実行中と前記実行状態検出部により判定されている期間に含まれる場合には、前記定常処理が終了したと前記実行状態検出部により判定されてから前記再起動制御指令を送出する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の再起動制御システム。
【請求項7】
前記定常処理制御部は、
前記制御指令を周期的に送出するタイミングが、前記第1装置が前記再起動処理を実行中と前記再起動制御部により判定されている期間に含まれる場合には、前記再起動処理が終了したと前記再起動制御部により判定されてから前記制御指令を送出する
ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の再起動制御システム。
【請求項8】
前記第1装置
を備えることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の再起動制御システム。
【請求項9】
第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置を備える再起動制御システムにおける再起動制御方法であって、
前記第2装置において、
前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出する過程と、
前記第1装置に対して前記制御指令を送出してからの時間を検出し、前記検出した時間に基づいて前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出する過程と、
前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出する過程と
を含み、
前記定常処理の実行状態を検出する過程は、
前記検出した時間が、前記定常処理の時間に対応させて定められた閾値を経過したか否かを判定条件として、前記第1装置において前記定常処理が実行中であるか否かを判定し、前記第1装置において前記定常処理が実行中であると判定した場合、前記再起動制御指令を前記第1装置に対して送出する過程を保留させる
ことを特徴とする再起動制御方法。
【請求項10】
第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置が備えるコンピュータに、
前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出するステップと、
前記第1装置に対して前記制御指令を送出してからの時間を検出し、前記検出した時間に基づいて前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出するステップと、
前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出するステップと
を実行させるためのプログラムであって、
前記定常処理の実行状態を検出するステップは、
前記検出した時間が、前記定常処理の時間に対応させて定められた閾値を経過したか否かを判定条件として、前記第1装置において前記定常処理が実行中であるか否かを判定し、前記第1装置において前記定常処理が実行中であると判定した場合、前記再起動制御指令を前記第1装置に対して送出するステップを保留させる
ことを特徴とするプログラム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、再起動制御システム、再起動制御方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
再起動制御システムは、システムを構成している特定の装置を制御して、当該装置を再起動させるシステムである。
例えば、システムが変更された場合、システムの情報(システム構成情報など)を含む登録データを変更することが必要になる。多くの場合、このような登録データは、システムを構成している装置の記憶領域に保持されている。装置が保持している登録データを変更する際には、新たな登録データを当該装置の記憶領域に記憶させた後、当該装置を再起動させることにより新たに記憶させた登録データを有効なデータとすることができる(例えば、非特許文献1参照)。また、当該装置が保持している登録データを変更する際に、再起動制御システムを適用することにより、当該装置と異なる装置から当該装置を再起動させることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
【非特許文献1】”Windows Updateの自動更新機能による、コンピュータの再起動について(制限事項)”、[online]、株式会社東芝、[平成24年1月5日検索]、インターネット<URL:http://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/005228.htm>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記登録データを更新するために当該装置の再起動を実施してしまうと、当該装置において実行される処理(例えば、外部装置からの情報収集処理など)まで停止させることとなる。当該装置の再起動中においては、当該装置において実行される処理を行うことができなくなることから、システムの処理に影響を与える場合が生じうる。このように、当該装置が所望の処理を実行している場合には、当該装置を再起動することは不適切である。また、当該装置が、間欠的に処理を実行する場合には、間欠的に処理を実行するタイミングを避けて再起動処理を実行するようにタイミングを調整することが困難であるという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上記問題を解決するため、装置の再起動処理を行うタイミングを制御する再起動制御システム、装置、再起動制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
[1]この発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置を備え、前記第2装置が、前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出する定常処理制御部と、前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出する実行状態検出部と、前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出する再起動制御部とを備えることを特徴とする再起動制御システム。
【0007】
[2]また、本発明は、上記発明において、前記再起動制御部は、前記第1装置において前記定常処理が実行されていないと判定されている場合に、前記再起動制御指令を前記第1装置に送出することを特徴とする。
【0008】
[3]また、本発明は、上記発明において、前記実行状態検出部は、前記定常処理制御部が送出する制御指令に基づいて、前記第1装置が前記定常処理を実行中であるか否かを判定し、前記定常処理の実行状態を検出することを特徴とする。
【0009】
[4]また、本発明は、上記発明において、前記定常処理制御部は、前記第1装置に前記制御指令を送った後、前記第1装置における前記定常処理の終了を示す終了情報を得るものであり、前記実行状態検出部は、前記定常処理制御部が前記第1装置に前記制御指令を送ってから、前記第1装置における前記定常処理の終了を示す終了情報を得るまでの期間を、前記第1装置が前記定常処理を実行中の期間であると判定することを特徴とする。
【0010】
[5]また、本発明は、上記発明において、前記第1装置は、前記再起動制御部からの前記再起動制御指令に応じて、前記記憶されている情報を更新させる更新処理を実行するものであって、前記再起動制御部は、前記第1装置に対して前記再起動制御指令を送出して、前記第1装置に前記更新処理を実行させるように制御するにあたり、前記再起動制御部は、前記再起動制御指令を送出するタイミングが、前記第1装置が前記定常処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、前記再起動制御指令の送出を保留して、前記送出を保留した再起動制御指令を送出するタイミングを変更することを特徴とする。
【0011】
[6]また、本発明は、上記発明において、前記再起動制御部は、前記再起動制御指令を送出するタイミングが、前記第1装置が前記定常処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、前記定常処理が終了したと判定されてから前記再起動制御指令を送出することを特徴とする。
【0012】
[7]また、本発明は、上記発明において、前記定常処理制御部は、前記制御指令を前記周期的に送出するタイミングが、前記第1装置が前記再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、前記再起動処理が終了したと判定されてから前記制御指令を送出することを特徴とする。
【0013】
[8]また、本発明は、上記発明において、前記第1装置を備えることを特徴とする。
【0014】
[9]また、本発明は、第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置を備える再起動制御システムにおける再起動制御方法であって、前記第2装置において、前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出する過程と、前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出する過程と、前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出する過程とを含むことを特徴とする再起動制御方法である。
【0015】
[10]また、本発明は、第1装置が備える記憶部に記憶されている情報に係り、前記第1装置において実行される定常処理を、前記第1装置が実行するように制御する第2装置が備えるコンピュータに、前記第1装置において前記定常処理を実行させる制御指令を前記第1装置に対して送出するステップと、前記第1装置における前記定常処理の実行状態を検出するステップと、前記検出した定常処理の実行状態に応じて、前記第1装置を再起動させる再起動制御指令を前記第1装置に対して送出するステップとを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0016】
以上説明したように、本願発明によれば、装置の再起動処理を伴って、装置の再起動処理を行うタイミングを制御する再起動制御システム、装置、再起動制御方法及びプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1実施形態に係わる再起動制御システムの概略構成図である。
図2】本実施形態における再起動制御処理の代表的な手順を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本実施形態における再起動制御システムの概略構成図である。
この図1は、再起動制御システムの一実施態様を示し、中継装置100(第1装置)、転送サーバ200(第2装置)、施設制御装置300、センタサーバ500、ユーザ端末装置800及び通信網900が示されている。
本実施形態における再起動制御システム1は、転送サーバ200を備えている。さらに、再起動制御システム1は、例えば、中継装置100、センタサーバ500、ユーザ端末装置800の何れかを備えていてもよい。
【0020】
転送サーバ200(第2装置)は、中継装置100(第1装置)が備える記憶部に記憶されている情報に係る処理として、中継装置100において実行される計測データ中継処理(定常処理)を、中継装置100が実行するように制御する。
例えば、転送サーバ200は、定常処理制御部210、実行状態検出部220、再起動制御部230を備える。
転送サーバ200が行う再起動処理を中心とする詳細な説明を後述する。
【0021】
まず、施設制御装置300について説明する。施設制御装置300は、電源制御装置310、照明制御装置320、空調制御装置330、センサ装置340の少なくとも何れかの設備を含む。
例えば、電源制御装置310は、電源系統(電源)から供給された電力を施設内の各設備に供給する電気設備を制御する。本実施形態における電源制御装置310は、中継装置100を介して送られてくる「計測データ要求」に応じて、図示しない計器にて検出された受電電圧、受電電流などの計測データを中継装置100にそれぞれ送出する(「計測データ送信」)。
照明制御装置320は、施設内に設けられている照明器具(不図示)の点灯状況を制御する。本実施形態における照明制御装置320は、中継装置100を介して送られてくる「計測データ要求」に応じて、図示しない計器にて検出された使用電流などの計測データを中継装置100にそれぞれ送出する(「計測データ送信」)。
【0022】
空調制御装置330は、施設内に設けられている空調装置(不図示)の稼動状況を制御する。本実施形態における空調制御装置330は、中継装置100を介して送られてくる「計測データ要求」に応じて、図示しない計器にて検出された使用電流、室内温度などの計測データを中継装置100にそれぞれ送出する(「計測データ送信」)。
センサ装置340は、施設内に設けられている各種センサ(不図示)において検出された計測データを中継装置100にそれぞれ送出する(「計測データ送信」)。
上記のように、施設制御装置300は、中継装置100によって中継される要求に応じて、含んでいる何れかの設備によって計測された「計測データ」を中継装置100に送出する。
【0023】
次に、中継装置100について説明する。中継装置100は、転送サーバ200と間の通信と、上記の施設制御装置300との間の通信とが、それぞれ可能な状態に接続されている。
中継装置100は、施設制御装置300に対して「計測データ要求」を送出し、その「計測データ要求」に応じた計測データを施設制御装置300から得る(「計測データ送信」)。例えば、施設制御装置300に対しての「計測データ要求」が予め定められた周期に応じて繰り返し送出されることにより、中継装置100は、各計測データを周期的に得る。また、中継装置100は、図示されない記憶部を備えており、各計測データを、それぞれ識別可能な状態にして記憶部に記憶させる。この記憶部における記憶領域は、施設制御装置300から得る計測データを少なくとも1回分記憶する容量を備える。
中継装置100は、転送サーバ200から得た「定期計測要求」に応じて、施設制御装置300から得ている全ての計測データを順次転送サーバ200に送出する。中継装置100が転送サーバ200に送出する計測データは、転送サーバ200から「定期計測要求」を得たタイミングに、前述の記憶部に記憶されているものである。
【0024】
また、本実施形態における中継装置100は、システム構成情報を含む設定情報(設定情報ファイル)を保持する記憶領域を含む記憶部(不図示)を備える。例えば、中継装置100は、転送サーバ200からシステム構成情報を含む設定情報(設定情報ファイル)を得る。中継装置100は、転送サーバ200から得た設定情報を、図示されない記憶部の記憶領域に記憶させて保持している。保持している設定情報を更新する場合、中継装置100は、転送サーバ200から新たなシステム構成情報を含む設定情報(設定情報ファイル)を得て、上記記憶部の記憶領域に一時的に記憶させる。中継装置100は、再起動制御部230からの再起動制御指令に応じて、一時的に記憶されている設定情報を新たな設定情報として、記憶部に保持(記憶)されていた設定情報を更新させる更新処理を実行する。
【0025】
ここで、通信網900は、インターネットなどのようにデータ通信サービスが提供されるデータ通信網である。この通信網900には、互いに通信可能な状態に、転送サーバ200、センタサーバ500、ユーザ端末装置800が接続されている。
【0026】
次に、センタサーバ500について説明する。センタサーバ500は、通信網900を介して転送サーバ200との間で通信を行い、転送サーバ200に制御指令を送り、転送サーバ200を制御するとともに、転送サーバ200から送られた情報を取得する。
また、センタサーバ500は、通信網900を介してユーザ端末装置800との間で通信を行い、ユーザ端末装置800からの要求を得て、その要求に応じた情報を生成してユーザ端末装置800に送る。例えば、センタサーバ500は、転送サーバ200から得た情報に基づいて、ユーザ端末装置800が備える表示部に表示させる集計情報を生成する。
【0027】
次に、ユーザ端末装置800について説明する。ユーザ端末装置800は、通信網900を介してセンタサーバ500との間で通信を行い、ユーザ端末装置800によって検出された、ユーザの操作に基づいた要求をセンタサーバ500に対して送出する。ユーザ端末装置800は、センタサーバ500に対して送出した要求に応じた結果をセンタサーバ500から得て、ユーザ端末装置800が備えている表示部に表示する。
なお、ユーザ端末装置800は、パーソナルコンピュータなどの端末装置であってもよい。ユーザ端末装置800は、センタサーバ500によって生成された情報を、備える表示部(不図示)に表示する。また、ユーザ端末装置800は、キーボード、マウスなどの入力部からユーザによって入力された情報を検出し、検出した情報をセンタサーバ500に送出する。
【0028】
以上に示す構成により、再起動制御システム1においては、転送サーバ200(第2装置)は、中継装置100において実行される計測データ中継処理(定常処理)を、中継装置100が実行するように制御する。この中継装置100において実行される計測データ中継処理(定常処理)は、中継装置100(第1装置)が備える記憶部に記憶されている情報に係る処理である。
上記の転送サーバ200が行う再起動処理を中心に、以下に詳細な説明を行う。
【0029】
前述のとおり、転送サーバ200は、定常処理制御部210、実行状態検出部220、再起動制御部230を備える。
定常処理制御部210は、中継装置100において計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を中継装置100に対して送出する。
定常処理制御部210は、中継装置100に制御指令を送った後、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得る。
例えば、定常処理制御部210は、中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を行わせる制御指令を送ってから、予め定められた所定の時間が経過することにより計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得る。或は、定常処理制御部210は、中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を行わせる制御指令を送ってから、予め定められた所定の回数繰り返す処理が終了することにより計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得ることとしてもよい。
【0030】
なお、上記の制御シーケンス中において、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を周期的に送出するタイミングが、中継装置100が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合がある。
このような場合には、定常処理制御部210は、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令の送出を保留して、送出を保留した計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出するタイミングを変更する。この変更により、当該計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出するタイミングは、所定の周期からずれることになる。
その後、定常処理制御部210は、再起動処理が終了したと判定されてから計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出する。要するに、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、定常処理制御部210は、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出せず、再起動処理の終了後に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出する。
【0031】
実行状態検出部220は、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の実行状態を検出する。
実行状態検出部220は、定常処理制御部210が送出する制御指令に基づいて、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中であるか否かを判定し、計測データ中継処理(定常処理)の実行状態を検出する。
実行状態検出部220は、定常処理制御部210が中継装置100に制御指令を送ってから、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得るまでの期間を、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中の期間であると判定する。
【0032】
再起動制御部230は、検出した計測データ中継処理(定常処理)の実行状態に応じて、中継装置100を再起動させる再起動制御指令を中継装置100に対して送出する。
再起動制御部230は、中継装置100において計測データ中継処理(定常処理)が実行されていないと判定されている場合に、再起動制御指令を中継装置100に送出する。
再起動制御部230は、中継装置100に対して再起動制御指令を送出し、中継装置100に更新処理を実行させるように制御する。このような制御を行うにあたり、再起動制御部230は、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、再起動制御指令の送出を保留して、送出を保留した再起動制御指令を送出するタイミングを変更する。
再起動制御部230は、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、計測データ中継処理(定常処理)が終了したと判定されてから再起動制御指令を送出する。
このように構成された再起動制御システム1において、再起動制御処理が行われる。
【0033】
続いて、再起動制御システム1における再起動制御処理の原理について説明する。
本実施形態における再起動制御システム1において、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行する。この中継装置100において、計測データ中継処理(定常処理)を実行している途中で中継装置100の再起動処理を開始した場合、計測データ中継処理(定常処理)による計測データの中継を失敗する虞がある。
そこで、再起動制御システム1の転送サーバ200は、中継装置100が行う処理の実行を監視して、計測データ中継処理(定常処理)を実行している途中で中継装置100の再起動処理を開始しないように制御する。
より具体的な制御方法を説明すると、転送サーバ200が中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を行わせる制御指令を送出した後、予め定められる所定の時間が経過してから中継装置100の再起動処理を実施する。このように予め定められる所定の時間が経過してから中継装置100の再起動処理を実施することにより、中継装置100の計測データ中継処理(定常処理)を終了させてから中継装置100の再起動処理を実施することが可能となる。上記の予め定められる所定の時間は、中継装置100の計測データ中継処理(定常処理)に必要とされる時間より十分長く設定することとする。
【0034】
このように、再起動制御処理を行う制御シーケンスにおいて、転送サーバ200が中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を周期的に送出するタイミングが、中継装置100が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合がある。このような場合には、定常処理制御部210は、中継装置100における再起動処理が終了してから計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出する。
【0035】
また、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を周期的に送出するタイミングが、中継装置100が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合がある。上記の場合には、定常処理制御部210は、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令の送出を保留して、送出を保留した計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出するタイミングを変更する。その後、定常処理制御部210は、再起動処理が終了したと判定されてから計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出する。要するに、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、定常処理制御部210は、計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出せず、再起動処理の終了後に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を送出する。
このようなシーケンスに従って再起動制御システム1における再起動制御処理を行うことにより、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)と再起動制御処理との競合を回避できるようになる。
【0036】
続いて、図2を参照して、再起動制御システム1における再起動制御処理について説明する。
図2は、本実施形態における再起動制御処理の代表的な手順を示すシーケンス図である。
【0037】
ここで、転送サーバ200の定常処理制御部210は、中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令(「定期計測」指令)を中継装置100に対して送出する(ステップS20)。そして、中継装置100は、中継装置100が実行する計測データ中継処理(定常処理)の制御指令を得る。中継装置100は、転送サーバ200から得た計測データ中継処理(定常処理)の制御指令に従って、図示されない記憶部に記憶されている計測データを送る(ステップS10)。
【0038】
上記の処理を、中継装置100が実行する計測データ中継処理(定常処理)とする。上記の処理を制御する転送サーバ200からの制御指令に応じた周期(タイミング)で繰り返し実施される。
【0039】
ところで、上記の計測データ中継処理(定常処理)を行うタイミングと非同期に、「設定情報の変更要求」が、ユーザによる操作によって入力される場合がある。以下に示す手順は、上記のステップS20が行われたタイミングと非同期に、「設定情報の変更要求」が、ユーザによる操作によって入力された場合について説明する。
【0040】
まず、ユーザ端末装置800は、ユーザによって入力された「設定情報の変更要求」を検出し、検出した「設定情報の変更要求」情報をセンタサーバ500に送出する。「設定情報の変更要求」には、判定処理の「閾値」や、設定情報を変更する対象を示すセンサを識別する「センサ名」などが含まれる(ステップS81)。
センタサーバ500は、ユーザ端末装置800から送出された「設定情報の変更要求」情報を得て、「設定情報の変更要求」情報に基づいて設定情報の更新を要求する「設定実行」指令を生成し、「設定実行」指令を転送サーバ200に送出する(ステップS51)。
転送サーバ200は、センタサーバ500から「設定実行」指令を得る。
【0041】
転送サーバ200の定常処理制御部210は、中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる際に参照する「設定情報ファイル」を変更させる制御指令(「設定情報ファイル変更」指令)と、中継装置100が保持する構成情報を更新させる新たな構成情報を含む「設定情報ファイル」と、を中継装置100に対して送出する(ステップS21)。
そして、中継装置100は、転送サーバ200から「設定情報ファイル変更」指令と、中継装置100が保持する構成情報を更新させる新たな構成情報を含む「設定情報ファイル」と、を得る。中継装置100は、転送サーバ200から得たシステム構成情報を含む設定情報(「設定情報ファイル」)を、図示されない記憶部に記憶させて、設定情報を一時的に保持させる。
なお、上記ステップS21は、前述のステップS20の後に行われるものとする。
【0042】
さらに、転送サーバ200の実行状態検出部220は、定常処理制御部210が送出する「設定情報ファイル変更」指令に基づいて、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中であるか否かを判定する。実行状態検出部220は、上記判定を、「設定情報ファイル変更」指令を送出してからの時間が、予め定められる所定の時間(閾値)が経過したか否かを判定条件として判定する。実行状態検出部220は、定常処理制御部210が得た計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報に基づいて常勤判定を行う。上記の判定の結果により、実行状態検出部220は、予め定められる所定の時間(閾値)が経過するまで、同判定を繰り返す。要するに、実行状態検出部220は、所定の時間が経過するまで、ステップS23以降に示す処理の実行を保留する(ステップS22)。
なお、実行状態検出部220は、「再起動実行」指令(再起動制御指令)を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、「再起動実行」指令(再起動制御指令)の送出を保留させるとともに、送出するタイミングを変更する。
【0043】
転送サーバ200は、上記の判定の結果により、予め定められる所定の時間(閾値)が経過したと実行状態検出部220によって判定すると、再起動制御部230は、中継装置100を再起動させる再起動制御指令(「再起動実行」指令)を中継装置100に対して送出する(ステップS23)。
そして、中継装置100は、転送サーバ200から「再起動実行」指令を得る。中継装置100は、転送サーバ200から「再起動実行」指令を得たことにより、自装置の再起動処理を開始する。なお、中継装置100は、「再起動実行」指令に応じて実施している自装置の再起動処理が終了するまで、転送サーバ200からの同制御指令に対しての応答を送出しない。
【0044】
転送サーバ200は、中継装置100の状態を検出するために、中継装置100の再起動状態情報の送出を要求する要求指令を中継装置100に対して送出する(ステップS24)。中継装置100は、転送サーバ200から「再起動実行」指令を得たことにより、自装置の再起動処理を行っている状態にあり、再起動状態情報の送出を要求する要求指令に対しても応答ができない状況にある。
【0045】
なお、このような制御を行うにあたり、再起動制御部230は、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、再起動制御指令の送出を保留して、送出を保留した再起動制御指令を送出するタイミングを変更する。
【0046】
次に、中継装置100は、「再起動実行」指令に従った自装置の再起動処理を完了させると、再起動状態情報の送出を要求する要求指令に応じて、自装置の再起動処理が完了したことを示す応答情報を再起動制御部230に通知する(ステップS14)。
なお、再起動制御部230は、中継装置100における再起動処理が完了したことを示す応答情報を中継装置100から受け、中継装置100における再起動処理が完了したことを検出する。再起動制御部230は、中継装置100における再起動処理が完了したことを検出したことにより、中継装置100における設定情報の更新が成功したと判定する(ステップS26)。
次に、再起動制御部230は、中継装置100における「設定成功」を示す情報をセンタサーバ500に送出する(ステップS27)。
【0047】
次に、転送サーバ200は、中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令(「定期計測」指令)を中継装置100に対して送出する(ステップS28)。
そして、中継装置100は、中継装置100が実行する計測データ中継処理(定常処理)の制御指令を得る。中継装置100は、転送サーバ200から得た計測データ中継処理(定常処理)の制御指令に従って、図示されない記憶部に記憶されている計測データを送る(ステップS18)。
定常処理制御部210は、中継装置100に送った制御指令に応じて、中継装置100から計測データを順次得る。
【0048】
次に、転送サーバ200は、中継装置100から計測データを得たことにより、センタサーバ500に対しての「定期計測データ送信」通知により、得られた定期計測データを送出する(ステップS29)。そして、センタサーバ500は、転送サーバ200から送出された「定期計測データ送信」通知により、定期計測データを得る。
【0049】
以上に示した再起動制御処理の手順により、再起動制御システム1は、中継サーバ100において保持されている構成情報の更新を行うことができる。このように、再起動制御システム1は、中継サーバ100の再起動処理を行うタイミングを制御することができる。
また、再起動制御システム1においては、利用者が操作する個々の装置からの制御に合わせて、再起動処理を行う対象の装置(例えば、中継装置100(第1装置))の再起動処理を行う場合にも、再起動処理を行うことによる運用上の負担が重くなったり、また、確認ミスなどが発生したりすることの発生を低減することができる。上記の個々の装置とは、例えば、転送サーバ200(第2装置)、センタサーバ500、ユーザ端末装置800などである。
【0050】
(1)なお、以上の実施形態に示したように、本実施形態によれば、再起動制御システム1は、中継装置100(第1装置)が備える記憶部に記憶されている情報に係り、中継装置100において実行される計測データ中継処理(定常処理)を、中継装置100が実行するように制御する転送サーバ200を備えている。転送サーバ200において、定常処理制御部210は、中継装置100において計測データ中継処理(定常処理)を実行させる制御指令を中継装置100に対して送出する。実行状態検出部220は、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の実行状態を検出する。再起動制御部230は、検出した計測データ中継処理(定常処理)の実行状態に応じて、中継装置100を再起動させる再起動制御指令を中継装置100に対して送出する。
このように転送サーバ200は、中継装置100が行う処理の実行を制御して、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにする。これにより、再起動制御システム1は、中継サーバ100の再起動処理を行うタイミングを制御することができる。
【0051】
(2)また、本実施形態によれば、再起動制御部230は、中継装置100において計測データ中継処理(定常処理)が実行されていないと判定されている場合に、再起動制御指令を中継装置100に送出する。これにより、再起動制御部230は、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにすることができる。
【0052】
(3)また、本実施形態によれば、実行状態検出部220は、定常処理制御部210が送出する制御指令に基づいて、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中であるか否かを判定し、計測データ中継処理(定常処理)の実行状態を検出する。これにより、再起動制御部230は、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにすることができる。
【0053】
(4)また、本実施形態によれば、定常処理制御部210は、中継装置100に制御指令を送った後、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得る。そして、実行状態検出部220は、定常処理制御部210が中継装置100に制御指令を送ってから、中継装置100における計測データ中継処理(定常処理)の終了を示す終了情報を得るまでの期間を、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中の期間であると判定する。
これにより、実行状態検出部220は、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中の期間であるか否かを判定できる。また、再起動制御部230は、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにすることができる。
【0054】
(5)また、本実施形態によれば、中継装置100は、再起動制御部230からの再起動制御指令に応じて、記憶されている情報を更新させる更新処理を実行する。そして、再起動制御部230は、中継装置100に対して再起動制御指令を送出し、中継装置100に更新処理を実行させるように制御するにあたり、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、再起動制御指令の送出を保留して、送出を保留した再起動制御指令を送出するタイミングを変更する。
これにより、実行状態検出部220は、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中の期間であるか否かを判定するとともに、再起動制御部230は、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにすることができる。
【0055】
(6)また、本実施形態によれば、再起動制御部230は、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、計測データ中継処理(定常処理)が終了したと判定されてから再起動制御指令を送出する。
このように、再起動制御指令を送出するタイミングが、中継装置100が計測データ中継処理(定常処理)を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、再起動制御部230は、再起動制御指令を送出せず、定常処理終了後に再起動制御指令を送出する。
これにより、再起動制御部230は、計測データ中継処理(定常処理)の途中で中継装置100の再起動処理を開始しないようにすることができる。
【0056】
(7)定常処理制御部210は、制御指令を周期的に送出するタイミングが、中継装置100(第1装置)が再起動処理を実行中と判定されている期間に含まれる場合には、再起動処理が終了したと判定されてから計測データ中継処理(定常処理)の制御指令を送出する。
これにより、定常処理制御部210は、中継装置100(第1装置)が再起動処理の途中で中継装置100に計測データ中継処理(定常処理)を開始しないようにすることができる。
【0057】
以上、本発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、再起動制御システム1は、被制御装置である中継装置100(第1装置)を備えるものであってもよい。
また、転送サーバ200(第2装置)は、被制御装置である中継装置100(第1装置)に対しての再起動処理の指令を、中継装置100(第1装置)との通信によって送る場合のほかに、再起動処理の指令を示す制御信号として送ることとしてもよい。
【0058】
なお、上記の実施形態における中継装置100(第1装置)、転送サーバ200(第2装置)、施設制御装置300、センタサーバ500、ユーザ端末装置800が備える各部は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリ及びマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
【0059】
なお、この中継装置100(第1装置)、転送サーバ200(第2装置)、施設制御装置300、センタサーバ500、ユーザ端末装置800が備える各部は、メモリ及びCPU(中央演算装置)により構成され、中継装置100(第1装置)、転送サーバ200(第2装置)、施設制御装置300、センタサーバ500、ユーザ端末装置800が備える各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
【0060】
また、中継装置100(第1装置)、転送サーバ200(第2装置)、施設制御装置300、センタサーバ500、ユーザ端末装置800が備える各部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムが読み取り、実行することにより各部による処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0061】
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
【符号の説明】
【0062】
1 再起動制御システム、
100 中継装置100(第1装置)、
200 転送サーバ200(第2装置)、
210 定常処理制御部、220 実行状態検出部、230 再起動制御部、
300 施設制御装置、500 センタサーバ、800 ユーザ端末装置
図1
図2