【実施例】
【0035】
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。以下において含有割合を示す%は、特に断りのない限り「質量%」である。
【0036】
<原料>
以下の例で使用した原料の詳細は以下の通りである。
・クリーム:脂肪含有量48質量%、蛋白質含有量1.6質量%、炭水化物含有量2.6質量%。
・バター:脂肪含有量83質量%、蛋白質含有量0.5質量%、炭水化物含有量0.2質量%。
・発酵バター:脂肪含有量83質量%、蛋白質含有量0.5質量%、炭水化物含有量0.2質量%。
・脱脂粉乳:脂肪含有量1質量%、蛋白質含有量34質量%、炭水化物含有量53.3質量%。
・モノグリセリン脂肪酸エステル:HLB 3.8。
【0037】
<評価方法>
以下の例で、フレーバー組成物の風味向上効果は以下の方法で評価した。
(ベシャメルソースの調製)
サラダ油1.6質量%、薄力粉2.2質量%、牛乳95.4質量%、塩0.7質量%、およびこしょう0.1質量%を混合してベシャメルソースを得た。
(官能評価)
上記ベシャメルソース100質量部に対して、フレーバー組成物を0.5質量部添加した試料と、フレーバー組成物を添加しないベシャメルソースのみのブランク試料を試食し、下記の基準で風味を評価した。
[風味の付与]
◎:ブランク試料と風味の差が明確であり、風味の付与効果が極めて優れている。
○:ブランク試料と風味の差がはっきりしており、風味の付与効果が良好である。
△:ブランク試料と風味の差はあるが、風味の付与効果が弱い。
×:ブランク試料と風味の差がほとんど感じられない。
[乳の自然なコク味]
◎:乳の自然なコク味が付与され、極めて良好な風味が感じられる。
○:乳の自然なコク味とはやや異なるが、良好な風味が感じられる。
△:乳の自然なコク味とは異なる風味が感じられる。
×:明らかに異なる風味が感じられ、乳の自然なコク味は付与されない。
【0038】
(物性評価)
50mlの遠沈管に、フレーバー組成物(70℃)を40g採取し、1000rpm、1分間の条件で遠心分離した。上層に黄色い油分の分離(油浮き)が生じた場合、または下層に無色透明な水分の分離(離水)が生じた場合は、その量を測定し、下記の基準で評価した。
[油浮き]
◎:1ml未満。
○:1ml以上、2ml未満。
△:2ml以上、5ml未満。
×:5ml以上。
[離水]
◎:1ml未満。
○:1ml以上、2ml未満。
△:2ml以上、5ml未満。
×:5ml以上。
【0039】
<実施例1、3、4、比較例1、2>
表1に示す配合でフレーバー組成物を製造した。
まず生クリームに水、発酵バター、脱脂粉乳を加えて混合し、原料組成物とした。これを80℃で1分間加熱して殺菌した後、37℃に冷却した。反応器内で、加熱殺菌後の原料組成物に、キャンディダ属の微生物由来のリパーゼ(表にはキャンディダ属リパーゼと記載する。以下同様。)を添加し、37℃に保持しながら撹拌して酵素反応を行った。反応器内の酵素処理物の酸度を経時的に測定し、リパーゼを添加してから3時間後に酸度が表に示す値になるまで反応させた。酵素反応時間(3時間)終了後の酵素処理物を加熱して85℃まで昇温させ、安定剤を添加した。85℃に達してから30分間、撹拌しながら85℃に保持して酵素を失活させた。酵素失活後の酵素処理物に、乳化剤を添加し、さらに85℃に保持しながら30分間撹拌することによって乳化し、10℃以下に冷却してフレーバー組成物を得た。
得られたフレーバー組成物の風味向上効果について、上記の方法で評価した。結果を表1に示す。
上記の方法で、得られたフレーバー組成物について遊離脂肪酸の組成を測定し、(C4+C6)の含有量、(C10+C12)/(C4+C6)の値、および(C16+C18)/(C4+C6)の値を求めた。結果を表1に示す。
【0040】
<実施例2>
表1に示す配合でフレーバー組成物を製造した。
実施例1において、配合を表1に示す通りに変更したほかは同様にして原料組成物を調製した。酵素処理工程において、酵素処理物の酸度を経時的に測定し、2時間半後に酸度が2.5質量%になるまで反応させた。酵素反応時間(2時間半)終了後の酵素処理物を加熱して85℃まで昇温させ、安定剤を添加した。85℃に達してから30分間、撹拌しながら85℃に保持して酵素を失活させた。酵素失活後の酵素処理物に、乳化剤を添加し、さらに85℃に保持しながら30分間撹拌することによって乳化し、その後冷却して、フレーバー組成物を得た。
得られたフレーバー組成物について、実施例1と同様にして評価を行った。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】
表1の結果より、実施例1〜4では乳の自然なコク味が良好に付与された。
これに対して、原料組成物における乳脂肪含有量が少ない比較例1では脂肪分解臭がやや強く感じられた。
また、原料組成物における乳脂肪含有量が多い比較例2では、乳化後のフレーバー組成物において油浮きが容易に発生したため、遊離脂肪酸組成の測定および風味の評価は行わなかった。
【0043】
<試験例1〜4>
実施例2で得られたフレーバー組成物に、中鎖脂肪酸であるカプリン酸(C10)およびラウリル酸(C12)をそれぞれ添加することにより、(C10+C12)/(C4+C6)の値が異なるフレーバー組成物を調製した。
試験例1のフレーバー組成物は実施例2で得られたフレーバー組成物である。
得られたフレーバー組成物の風味向上効果について、上記の方法で評価した。結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】
表2の結果より、試験例1〜4はいずれも(C4+C6)の含有量および(C16+C18)/(C4+C6)の値が互いに同じであるが、(C10+C12)/(C4+C6)の値が5.0以下である試験例1、2では、乳の自然なコク味が良好に付与されたが、(C10+C12)/(C4+C6)の値が5.0を超える試験例3、4は、フレーバー組成物の添加によって風味は増したものの、乳の自然な風味が劣っていた。
【0046】
<試験例11〜14>
表3に示す配合でフレーバー組成物を製造した。
すなわち実施例1においてリパーゼをアスペルギルス属微生物由来のリパーゼ(表にはアスペルギルス属リパーゼと記載する。以下同様。)に変更し、リパーゼの添加量を変化させて酵素反応を行った。酵素反応時間は29時間とした。また安定剤は添加しなかった。その他は実施例1と同様にして、フレーバー組成物を得た。
得られたフレーバー組成物の風味向上効果について、上記の方法で評価した。結果を表3に示す。
上記の方法で、得られたフレーバー組成物について遊離脂肪酸の組成を測定し、(C4+C6)の含有量、(C10+C12)/(C4+C6)の値、および(C16+C18)/(C4+C6)の値を求めた。結果を表3に示す。
【0047】
【表3】
【0048】
表3の結果に示されるように、原料組成物中の脂肪酸含有量が同じで酵素反応時間が同じであっても、リパーゼの添加量によって生成する遊離脂肪酸の量(酸度)および組成が異なる。
酸度が2.0〜3.5質量%、(C10+C12)/(C4+C6)が2.0〜5.0、かつ(C16+C18)/(C4+C6)が5.0〜12.0の範囲内である試験例13では、乳の自然なコク味が良好に付与された。
試験例11は風味が充分に付与されなかった。試験例12は、風味は付与されたものの、弱いものであった。試験例13は強いチーズ臭を感じる風味が付与された。
【0049】
<比較例3>
本例は、特許文献1に記載されているように、乳原料に、オーラルリパーゼ、プロテアーゼ、および乳酸菌を作用させた例である。すなわち、表4に示す配合でフレーバー組成物を製造した。
まず、生クリームに水、脱脂粉乳、食塩を加えて溶解した。これを80℃で1分間加熱して殺菌した後、牛由来のオーラルリパーゼ、アスペルギルス属のプロテアーゼ、および10%脱脂粉乳培地で30℃16時間培養した乳酸菌スターター17gを添加し、37℃で48時間反応させた。48時間後に加熱し、その後冷却させたものをフレーバー組成物とした。
得られたフレーバー組成物について、実施例1と同様にして風味向上効果を評価した。結果を表4に示す。すなわち上記ベシャメルソース100質量部に対して、得られたフレーバー組成物を0.5質量部添加した試料と、フレーバー組成物を添加しないベシャメルソースのみのブランク試料を試食したところ、フレーバー組成物の添加によって付与された風味は、チーズ感と酸味が感じられる風味であり、明らかに本発明にかかるフレーバー組成物の風味とは異なっていた。またブランク試料と風味の差はあるが、風味の付与効果は弱い。特に先味に風味が増強されたが、後味では風味の増強はあまり感じられなかった。
【0050】
【表4】
【0051】
<実施例11、12>
実施例1において乳化剤の種類を下記の通りに変更した。その他は実施例1と同様にしてフレーバー組成物を得、物性評価を行った。
実施例11:ソルビタン脂肪酸エステル:HLB 4.7。
実施例12:シュガーエステル:HLB 1。
実施例11、12の評価結果は、いずれも油浮き○、離水○であった。
【0052】
<実施例21〜23>
実施例1において安定剤の種類を下記の通りに変更した。その他は実施例1と同様にしてフレーバー組成物を得、物性評価を行った。
実施例21:ジェランガム。
実施例22:ローカストビーンガム。
実施例23:グアガム。
実施例21〜23の評価結果は、いずれも油浮き◎、離水○であった。
【0053】
<実施例31>
実施例1において発酵バターを無塩バターに変更し、その他は実施例1と同様にしてフレーバー組成物を得た。
実施例1と同様にして風味向上効果を評価したところ、風味の付与◎、乳の自然なコク味○であるが、実施例1と比べるとやや脂肪分解の風味が感じられた。
【0054】
以下は、本発明のフレーバー組成物を食品に添加して効果を確認した例である。
<製造例41:ハンバーグに添加した例>
まず、合いびき肉750gに塩5g、白こしょう1.5gを加え、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、ハンバーグ種の全量に対して0.5質量%となるように加えて、粘りが出るまでよく混ぜた。次に玉葱ソテー87g(ソテー前は145g)を加えて更によく混ぜてハンバーグ種を得た。ボウルにハンバーグ種を1個150gずつ取りわけて成形し、180℃に温めたコンベクションオーブンで約12分間焼成し、ハンバーグを得た。
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にしてハンバーグを製造した。
(評価)
得られたハンバーグを試食したところ、ブランク試料は普通のハンバーグの味であるが、やや肉の臭みが感じられた。
一方、フレーバー組成物を添加したハンバーグは、ブランク試料に比べ、コクが増強された。また、肉の臭みがマスキングされ、ジューシーさも向上した。
【0055】
<製造例42:魚肉だんごに添加した例>
(1)氷水を入れたボウルで生タラ(750g)を洗って臭みを取った後、ペーパータオルに取り、軽く絞るようにしてしっかりと水気を切った。
(2)フードプロセッサーに(1)の生タラを入れてなめらかになるまで混ぜ合わせ、塩5g、卵白100gを加え、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、魚肉だんご種の全量に対して0.5質量%となるように加えて混ぜ合わせた。
(3)得られた魚肉だんご種をボウルに150gずつ取り分け、円柱状に成形し、オーブンシートの上にのせ、余熱(100℃)したスチームコンベクションで10分蒸して魚肉だんご種を得た。
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にして魚肉だんごを製造した。
(評価)
得られた魚肉だんごを試食したところ、ブランク試料は魚の臭みがやや感じられた。
一方、フレーバー組成物を添加した魚肉だんごは、ブランク試料に比べ、魚の美味しさはそのままに感じられ、魚の臭みはほとんど感じられなかった。
【0056】
<製造例43:バターロールのパン生地に添加した例>
(1)強力粉80g、薄力粉20g、イースト・セミドライ1g、卵10g、イーストフード0.1g、および水42gを25℃で混合して中種を得、これを2時間発酵させた。
(2)発酵後の中種に、上白糖10g、食塩1.7g、ショートニング10g、脱脂粉乳2g、および水5gを加え、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、本捏生地の全量に対して0.5質量%となるように加えて丸め、本捏混合して最終生地温度を27℃の本捏生地とした。これを20分間寝かせた。
(3)次いで、本捏生地を45gずつに小分けして、さらに20分間寝かせた後、バターロール型に成型し55分間発酵させた。これを210℃で8分間焼いてバターロールを得た。
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にしてバターロールを製造した。
(評価)
得られたバターロールを試食したところ、ブランク試料は通常のバターロールの風味であった。
一方、フレーバー組成物を添加したバターロールは、ブランク試料に比べ、乳のコクが増強され、味に深みが出た。
【0057】
<製造例44:カルボナーラに添加した例>
(1)予めスパゲティ80gを、塩(1リットルの湯に対して10g)を加えた湯でゆでた。
(2)フライパンにサラダ油5g、ベーコン40gを入れて火にかけ、焦がさないようにじっくりと炒めた。
(3)牛乳100g、水40g、塩0.5g、白こしょう0.1gを加え、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、ソースの全量に対して0.5質量%となるように加えて、軽く混ぜながら煮立たせてソースを得た。
(4)(3)のソースに(1)のスパゲティを加えて混ぜ合わせ、全体が煮立ったら30秒ほど煮詰めて火からおろした。
(5)さらに卵黄40g、パルメザンチーズ15gを加え、ゴムべら等で手早く全体を混ぜ合わせた。
(6)器に盛り、仕上げに黒こしょう0.7gをふりかけてカルボナーラを得た。
【0058】
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にしてカルボナーラを製造した。
(評価)
得られたカルボナーラを試食したところ、ブランク試料は通常のカルボナーラの風味であった。
一方、フレーバー組成物を添加したカルボナーラは、ブランク試料に比べ、乳のコクが増強され、まろやかさが増強した。またクリーム感が付与され、塩味感も向上した。
【0059】
<製造例45:チキンナゲットに添加した例>
予めナゲット衣を調製した。ボウルに薄力粉32g、コーンフラワー8g、塩0.8g、砂糖0.5gを入れて混ぜ合わせ、さらに水60gを加えてさらに混ぜ合わせてナゲット衣を得た。
(1)ボウルに鶏挽肉132g、卵13g、薄力粉4g、砂糖0.5g、塩0.9g、白こしょう0.1gを入れ、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、ナゲット種の全量に対して0.5質量%となるように加えて、よく混ぜ合わせてチキンナゲット種を得た。
(2)(1)で得られたチキンナゲット種を1個当たり15gになるよう分割し、空気を抜きながら成形した。
(3)(2)を予め調製しておいたナゲット衣をからめて180℃に熱した油に入れ、3分間揚げてチキンナゲットを得た。
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にしてチキンナゲットを製造した。
(評価)
得られたチキンナゲットを試食したところ、ブランク試料は通常のチキンナゲットの風味であった。
一方、フレーバー組成物を添加したチキンナゲットは、ブランク試料に比べてコクと旨味が増し、肉の臭みが穏やかになった。またジューシーさが向上した。
【0060】
<製造例46:クリームシチューに添加した例>
予めシチューベースを調製した。まず、サラダ油15:薄力粉20:牛乳180の質量比でホワイトルウを調製した。鍋にサラダ油を入れて中火にかけ、薄力粉を加えて焦がさないように混ぜながら加熱した。鍋を火からおろし、牛乳を加えた。鍋底からよくかき混ぜて再び火にかける。混ぜながら加熱し、ひと煮立ちさせてホワイトルウを得た。
得られたホワイトルウ160gに、ブイヨン(水150質量部に対して顆粒コンソメ6質量部を溶かしたもの)156g、牛乳250gを加え、さらに実施例2で製造したフレーバー組成物を、出来上がりクリームシチューの全量に対して0.5質量%となるように加えた。これらを軽く混ぜながらホワイトルウが溶けるまで加熱してシチューベースを得た。
(1)鍋を中火にかけサラダ油15gを熱し、鶏もも肉250gを皮目から入れて炒める。色が変わったら玉ねぎ150g、人参150g、じゃがいも100gの順に入れて全体に油が回るまで炒めた。
(2)(1)にブイヨン515gを入れ、野菜が柔らかくなるまで煮た。
(3)鍋に汁気を切った(2)と、予め調製したシチューベース560gを入れ、ひと煮立ちさせ全体を混ぜてクリームシチューを得た。
【0061】
(ブランク試料)
上記フレーバー組成物を添加しないほかは、同様にしてクリームシチューを製造した。
(評価)
得られたクリームシチューを試食したところ、ブランク試料は通常のクリームシチューの風味であった。
一方、フレーバー組成物を添加したクリームシチューは、ブランク試料に比べて風味が濃厚になり、かつまろやかになった。また塩味を増強させる効果があった。
【0062】
<製造例47:ミネストローネ(缶)に添加した例>
缶詰のミネストローネに、実施例2で製造したフレーバー組成物を、出来上がりミネストローネの全量に対して0.5質量%となるように加え、混合した。
フレーバー組成物を添加しないミネストローネに比べて、フレーバー組成物を添加したものは、酸味が抑えられ、まろやかになり、コクが向上した。塩味を増強させる効果もあった。
【0063】
<製造例48:ミートソース(レトルト)に添加した例>
レトルト食品のミートソースに、実施例2で製造したフレーバー組成物を、出来上がりミートソースの全量に対して0.5質量%となるように加え、混合した。
フレーバー組成物を添加しないミートソースに比べて、フレーバー組成物を添加したものは、酸味が抑えられ、まろやかになり、コクが向上した。
【0064】
<製造例49:デミグラスソース(缶)に添加した例>
缶詰のデミグラスソースに、実施例2で製造したフレーバー組成物を、出来上がりデミグラスソース量に対して0.5質量%となるように加え、混合した。
フレーバー組成物を添加しないデミグラスソースに比べて、フレーバー組成物を添加したものは、酸味が抑えられ、まろやかになり、コクが向上した。
【0065】
<製造例50:カレー(固形ルウ)に添加した例>
固形のカレールウを濃度18質量%となるように水に添加し、加熱して溶融させた。これに実施例2で製造したフレーバー組成物を、出来上がりカレーソースの全量に対して0.5質量%となるように加え、混合してカレーソースを得た。
フレーバー組成物を添加しないカレーソースに比べて、フレーバー組成物を添加したものは、酸味が抑えられ、まろやかになった。スパイスの風味が増強された。