特許第5871847号(P5871847)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社 日立産業制御ソリューションズの特許一覧

<>
  • 特許5871847-印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法 図000002
  • 特許5871847-印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法 図000003
  • 特許5871847-印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法 図000004
  • 特許5871847-印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5871847
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法
(51)【国際特許分類】
   B41F 33/02 20060101AFI20160216BHJP
   B41F 33/00 20060101ALI20160216BHJP
   B41F 33/16 20060101ALI20160216BHJP
【FI】
   B41F33/02 Z
   B41F33/00 S
   B41F33/16
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2013-53976(P2013-53976)
(22)【出願日】2013年3月15日
(65)【公開番号】特開2014-177083(P2014-177083A)
(43)【公開日】2014年9月25日
【審査請求日】2015年1月28日
(73)【特許権者】
【識別番号】000153443
【氏名又は名称】株式会社 日立産業制御ソリューションズ
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】渕瀬 大輔
【審査官】 藏田 敦之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−153600(JP,A)
【文献】 特開2008−93929(JP,A)
【文献】 特開平10−86336(JP,A)
【文献】 特開2009−190326(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B41F 33/00 − 33/18
B41F 27/00 − 27/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の刷版を版胴に装着し複数頁の印刷物を印刷する輪転印刷機に用いられる印刷頁表示装置であって、
印刷物毎に刷版装着位置と印刷頁、紙面ID及び刷版サイズとを関連させた頁割付詳細データを作成する頁割付編集処理部と、
前記頁割付編集処理部で作成された前記頁割付詳細データを保存する頁割付詳細記憶部と、
前記頁割付詳細記憶部から印刷順番が前後する印刷物の頁割付詳細データを読み出し、同じ刷版装着位置での頁割付詳細データを比較して装着する刷版の交換の有無を判定する刷版交換判定処理部と、
印刷物毎に刷版装着位置と印刷頁の対応関係を表示するとともに、前記刷版交換判定処理部での判定結果に基づき刷版装着位置毎に刷版交換の有無を表示する表示部と、
を備えたことを特徴とする印刷頁表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の印刷頁表示装置であって、
前記刷版交換判定処理部は、前後する印刷物間で、前記頁割付詳細データ内の印刷頁、紙面ID及び刷版サイズの少なくとも1つが異なる場合は刷版交換有りと判定し、印刷頁、紙面ID及び刷版サイズの全てが同じ場合は刷版交換無しと判定することを特徴とする印刷頁表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の印刷頁表示装置であって、
前記表示部は、印刷順番が後行する印刷物における刷版交換の有無を、印刷頁を表示する部分の背景色を変えて表示することを特徴とする印刷頁表示装置。
【請求項4】
複数の刷版を版胴に装着し複数頁の印刷物を印刷する輪転印刷機における印刷頁表示方法であって、
印刷物毎に刷版装着位置と印刷頁、紙面ID及び刷版サイズとを関連させた頁割付詳細データを作成するステップと、
印刷順番が前後する印刷物について、同じ刷版装着位置での頁割付詳細データを比較して装着する刷版の交換の有無を判定するステップと、
印刷物毎の刷版装着位置と印刷頁の対応関係とともに、前記判定結果に基づき刷版装着位置毎に刷版交換の有無を表示部にて表示するステップと、
を備えたことを特徴とする印刷頁表示方法。
【請求項5】
請求項4に記載の印刷頁表示方法であって、
前記刷版交換の有無を判定するステップでは、前後する印刷物間で、前記頁割付詳細データ内の印刷頁、紙面ID及び刷版サイズの少なくとも1つが異なる場合は刷版交換有りと判定し、印刷頁、紙面ID及び刷版サイズの全てが同じ場合は刷版交換無しと判定することを特徴とする印刷頁表示方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数種類の印刷物を印刷する輪転印刷機に用いられる印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば新聞用輪転印刷機では、複数の頁を同時に印刷するために、版胴の刷版装着位置と印刷物の頁を対応させた頁割付を表示する印刷頁表示装置を使用している。作業者は、印刷頁表示装置に表示された頁割付を参照し、刷版の装着位置を確認して刷版の装着作業を行っている。これに関連する技術として、例えば特許文献1では、異種の印刷物が同時に印刷される場合、印刷物を区別するために、印刷物の種類毎に頁割付を異なる指標で表わすことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−196270号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
新聞用印刷機では、販売地域のニーズに合せて最新記事や地域向け記事など、一部内容の異なる新聞を前後して印刷する必要がある。この地域向けの記事替えのために、記事替えする頁に対応する刷版を頻繁に交換する作業が発生する。
【0005】
刷版を交換する要因は、印刷物の構成変更だけでなく、これに伴う輪転印刷機の設備変更や、刷版サイズの変更の場合にも必要になる。印刷物の構成変更には、記事の変更、カラー頁の変更、総頁数の変更などが含まれ、輪転印刷機の設備変更には、カラー/モノクロ印刷機の変更や設備上の頁割付の変更などが含まれる。また、刷版サイズの変更は、刷版を作成する作業者側の都合で刷版のサイズが変更された場合である。
【0006】
このように刷版交換要因は印刷機では頻繁に発生し、そのつど作業者が刷版交換位置を判断せねばならなかった。すなわち作業者は、印刷毎の頁割付を参照してどの刷版を交換すべきかを自身で判断する必要があり、これは作業者の負担を増加させるとともに、判断ミスによる誤印刷を招く恐れがあった。
【0007】
特許文献1に記載された技術は、異種の印刷物を同時に印刷するときに輪転印刷機に装着する刷版の位置を印刷物を区別して表示するものであるが、複数種類の印刷物を前後して印刷する場合の刷版交換位置を表示するものではない。すなわち、現在の印刷で装着されている刷版のうち、次の印刷ではどの刷版を交換すべきかについては表示されない。
【0008】
本発明は上記課題を鑑み、異なる種類の印刷物を前後して印刷する場合、次の印刷のために交換すべき刷版位置を表示する印刷頁表示装置及び印刷頁表示方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、複数の刷版を版胴に装着し複数頁の印刷物を印刷する輪転印刷機に用いられる印刷頁表示装置であって、印刷物毎に刷版装着位置と印刷頁、紙面ID及び刷版サイズとを関連させた頁割付詳細データを作成する頁割付編集処理部と、頁割付詳細データを保存する頁割付詳細記憶部と、頁割付詳細記憶部から印刷順番が前後する印刷物の頁割付詳細データを読み出し、同じ刷版装着位置での頁割付詳細データを比較して装着する刷版の交換の有無を判定する刷版交換判定処理部と、印刷物毎に刷版装着位置と印刷頁の対応関係を表示するとともに、刷版交換判定処理部での判定結果に基づき刷版装着位置毎に刷版交換の有無を表示する表示部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、異なる種類の印刷物を前後して印刷する場合、次の印刷のために交換すべき刷版位置が表示されるので、作業者の負担を軽減するとともに、判断ミスによる誤印刷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の印刷頁表示装置の一実施例を示す構成図。
図2】刷版交換位置の判定・表示方法を示すフローチャート。
図3】刷版交換位置の表示画面の一例を示す図。
図4】刷版交換位置の詳細表示画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の印刷頁表示装置の一実施例を示す構成図である。本実施例における印刷頁表示装置100(以下、表示装置とも略す)は、輪転印刷機にて複数種類の印刷物(例えば新聞紙面の地方版)を前後して印刷を行う場合に、印刷物(印刷順)毎に版胴の刷版装着位置と印刷物の頁を対応させた頁割付を表示するとともに、印刷物間で刷版を交換すべき位置を判定して表示する機能を有する。表示装置100は、図示しないセンター(例えば本社システム装置)から印刷物構成データを受信し、印刷スケジュールにより印刷物構成データと頁構成データとを関連付けて頁割付データを作成する。刷版交換判定処理部105は、印刷物間の印刷情報を比較し、次の印刷にて刷版を交換すべき位置を判定して、頁割付データとともに刷版交換位置を表示部115に表示する。以下、表示装置100の内部構成を詳細に説明する。なお、表示装置100の各構成要素は、バスライン110を介してデータや制御信号の授受を行う。
【0013】
印刷物構成受信処理部101は、センターで作成された印刷物(新聞)の構成データを受信する。センターのシステム装置では、記事面(紙面)の編集状況により印刷物の構成データを適宜追加、修正し、ネットワークを介し表示装置100へ送信している。印刷物構成受信処理部101は、受信した印刷物構成データを印刷物の識別(名称又はコードと発行日など)単位に各頁情報(紙面ID、頁、色)を関連付けて、印刷物構成記憶部111へ保存する。
【0014】
ここで頁情報の紙面IDは、紙面を識別するためのユニークなIDとする。紙面IDは、印刷物間で任意の頁の記事内容が同じ場合は同一の紙面IDを用い、記事内容に変更がある場合は異なる紙面IDを用いる。例えば、印刷物Aと印刷物Bで第1頁のモノクロ紙面の記事が同じ場合は同一紙面IDとなり、記事が異なる場合は異なる紙面IDとなる。
【0015】
頁割付構成記憶部112は、予め複数の頁割付パターンをテンプレートとして保存している。頁割付パターンは、刷版装着位置と刷版の頁を関連付けたものであり、使用する印刷機、印刷物の総頁、印刷物のカラー頁の配置、紙の重ね合わせ方に基づき決定される。また、頁割付パターンにもユニークなIDが付与されている。これより、例えば頁割付IDが“0000”の頁割付パターンと指定すれば、頁、色についての刷版配置が一意に決定されることになる。
【0016】
印刷スケジュール作成処理部102は、印刷物構成記憶部111から印刷物の頁情報を読み出し、また頁割付構成記憶部112から頁割付パターンを読み出して、表示部115へ表示する。作業者は表示部115の表示内容を参照し、操作入力部106を介して、輪転印刷機毎の印刷物、印刷物で使用する頁割付パターン、印刷順番を指定する。印刷スケジュール作成処理部102は、作業者により指定された輪転印刷機毎の印刷物、頁割付パターン、印刷順番をもとに印刷スケジュールデータを作成し、印刷スケジュール記憶部113へ保存する。
【0017】
印刷物単位頁割付編集処理部103(頁割付編集処理部と略す)は、印刷スケジュール記憶部113から全ての印刷スケジュールデータを読み出す。そして、各印刷物と頁割付パターンが関連付けられたデータの中で頁と色が同じものが存在する場合に、印刷物データの紙面IDと頁割付パターンの刷版装着位置とを関連付けて頁割付詳細データとし、印刷物単位頁割付詳細記憶部114(頁割付詳細記憶部と略す)に保存する。また頁割付編集処理部103は、印刷物の構成の変更や印刷スケジュールの変更が適宜実施されるため、定期的に編集処理を繰り返して、頁割付詳細記憶部114へ保存する。
【0018】
刷版サイズ編集処理部104は、頁割付詳細記憶部114から頁割付詳細データを読み出し、表示部115へ表示する。作業者は表示部115の表示内容を参照し、操作入力部106を介して、印刷物頁割付の刷版装着位置の刷版サイズを設定する。刷版サイズ編集処理部104は、作業者により設定された刷版サイズをもとに、印刷物の頁割付パターンの刷版装着位置に刷版サイズを付加し、頁割付詳細記憶部114の該当する頁割付詳細データを編集して保存する。
【0019】
刷版交換判定処理部105は、頁割付詳細記憶部114から頁割付詳細データを読み出し、輪転印刷機毎に印刷順番が前後する同じ刷版装着位置におけるデータを比較する。具体的には、現在の印刷物の紙面ID、頁数、刷版サイズなどのデータと次の印刷物の対応するデータを比較する。これらのデータが全て同じ場合には、装着すべき刷版も同一であり「刷版交換無し」と判定する。これらのデータのうち少なくとも1つが異なる場合には、装着すべき刷版は異なるため「刷版交換有り」と判定する。刷版交換判定は、輪転印刷機毎に全ての刷版装着位置について繰り返して行う。この判定結果は、表示部115に送り、刷版装着位置毎に刷版交換の有/無を例えば色分けして表示する。この表示例は図3,4で示す。
【0020】
上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現することができる。あるいは、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現することもできる。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に保存すれば良い。また図1では、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、装置上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えても良い。
【0021】
図2は、本実施例における刷版交換位置の判定・表示方法を示すフローチャートである。頁割付詳細記憶部114には、頁割付編集処理部103や刷版サイズ編集処理部104により作成された、各印刷物の頁割付詳細データが保存されている。
【0022】
ステップS201において、刷版交換判定処理部105は、頁割付詳細記憶部114から現在の印刷物の頁割付詳細データと次の印刷物の情報(頁割付詳細データ)を読み出す。
ステップS202において、現在の印刷物と次の印刷物の間で比較処理を行う刷版装着位置を移動する。例えば比較開始位置を版胴の左上隅位置とし、順次右方向、下方向に移動させればよい。
【0023】
ステップS203において、現在と次の印刷物の間で同一の刷版装着位置での頁数を比較する。これは、頁割付パターン上で比較する。両者の頁数が同一であればS204へ進み、両者の頁数が異なっていればS207へ進む。
ステップS204において、現在と次の印刷物の間で同一の刷版装着位置での紙面IDを比較する。これは、印刷物構成データ上で比較する。両者の紙面IDが同一であればS205へ進み、両者の紙面IDが異なっていればS207へ進む。
ステップS205において、現在と次の印刷物の間で同一の刷版装着位置での刷版サイズを比較する。これは、刷版装着単位で比較する。両者の刷版サイズが同一であればS206へ進み、両者の刷版サイズが異なっていればS207へ進む。
【0024】
ステップS206において、上記比較した全てのデータが同一であるため、「刷版交換無し」と判定する。
ステップS207において、上記比較したデータのうち少なくとも1つが異なるため、「刷版交換有り」と判定する。
【0025】
ステップS208において、全ての刷版装着位置での印刷物間の比較が終了したか否かを判定する。終了していればS209へ進み、終了していなければS202へ戻り、次の刷版装着位置での比較を繰り返す。
ステップS209において、刷版交換判定処理部105は刷版交換の判定結果を表示部115に送り、表示部115は刷版交換の有無を表示する。
【0026】
図3は、本実施例における刷版交換位置の表示画面の一例を示す図である。表示画面300では、“F10”輪転印刷機における印刷順1と印刷順2のPRINTERごとに装着される刷版の頁配置を、それぞれテーブル301,302示す。印刷順1の印刷物は“朝刊A地方”で、使用する頁割付パターンは“0001”である。これに続く印刷順2の印刷物は“朝刊B地方”で、使用する頁割付パターンは印刷順1と同じ“0001”である。前後する印刷物間で刷版の装着位置が比較できるように、2つのテーブルを連続して表示している。
【0027】
このとき、印刷順2のテーブル302では、印刷順1で装着した刷版に対し刷版交換の有無を合わせて表示している。この例では、印刷順2の各PRINTERで頁を表示している部分の背景色を切り替え、背景色が斜線表示の部分303は、印刷順1から装着する刷版が変わらないことを意味し、背景色が白表示の部分304は、装着する刷版が異なることを意味する。
【0028】
例えば印刷順2において、“PRINTER02”の頁“1”,“3”,“32”と、“PRINTER03”の頁“21”,“22”の部分は印刷順1と刷版が異なる部分であり、他の頁は同じ刷版の部分であることを示す。作業者はテーブル302を参照し、背景色が白表示の部分304の刷版を交換すれば良い。この画面で詳細ボタン305を押下すると、各PRINTER内の詳細な刷版装着位置の表示に切り替わる。
【0029】
図4は、本実施例における刷版交換位置の詳細表示画面の一例を示す図である。表示画面400では、“F10”輪転印刷機内の“PRINTER02”を選択し、これに装着される刷版の頁配置を示す。PRINTER内は、例えばカラー印刷のため複数の版胴(左右にC,M,Y,P胴)を有するため、全てを一度で確認できるように版胴を展開した表示形式としている。印刷順1と印刷順2の頁配置をそれぞれテーブル401,402示す。
【0030】
この表示でも、印刷順2のテーブル402では、印刷順1で装着した刷版に対し刷版交換の有無を合わせて表示している。背景色が斜線表示の部分403は、印刷順1から装着する刷版が変わらないことを意味し、背景色が白表示の部分404は、装着する刷版が異なることを意味する。作業者はテーブル402を参照し、背景色が白表示の部分404の刷版を交換すれば良い。
【0031】
本実施例によれば、異なる種類の印刷物を前後して印刷する場合、次の印刷のために交換すべき刷版位置が表示されるので、作業者の負担を軽減するとともに、判断ミスによる誤印刷を防止することができる。
【0032】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0033】
100:印刷頁表示装置、
101:印刷物構成受信処理部、
102:印刷スケジュール作成処理部、
103:印刷物単位頁割付編集処理部(頁割付編集処理部)、
104:刷版サイズ編集処理部、
105:刷版交換判定処理部、
106:操作入力部、
111:印刷物構成記憶部、
112:頁割付構成記憶部、
113:印刷スケジュール記憶部、
114:印刷物単位頁割付詳細記憶部(頁割付詳細記憶部)、
115:表示部、
300:表示画面(印刷機別)、
400:表示画面(プリンタ別)。
図1
図2
図3
図4