特許第5871882号(P5871882)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 日本植生株式会社の特許一覧

特許5871882セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置
<>
  • 特許5871882-セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置 図000002
  • 特許5871882-セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置 図000003
  • 特許5871882-セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置 図000004
  • 特許5871882-セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置 図000005
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5871882
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】セメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置
(51)【国際特許分類】
   E04G 21/04 20060101AFI20160216BHJP
   E04G 21/02 20060101ALI20160216BHJP
   B65G 53/30 20060101ALI20160216BHJP
   B05B 7/04 20060101ALI20160216BHJP
   B05B 7/24 20060101ALI20160216BHJP
   E02D 17/20 20060101ALI20160216BHJP
【FI】
   E04G21/04
   E04G21/02 103B
   B65G53/30 D
   B05B7/04
   B05B7/24
   E02D17/20 104B
【請求項の数】3
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2013-222078(P2013-222078)
(22)【出願日】2013年10月25日
(65)【公開番号】特開2015-83739(P2015-83739A)
(43)【公開日】2015年4月30日
【審査請求日】2014年6月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000231431
【氏名又は名称】日本植生株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074273
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 英夫
(74)【代理人】
【識別番号】100173222
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 英二
(74)【代理人】
【識別番号】100151149
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 幸城
(72)【発明者】
【氏名】大倉 卓雄
(72)【発明者】
【氏名】柴田 和正
(72)【発明者】
【氏名】柴田 明典
(72)【発明者】
【氏名】小田 高史
(72)【発明者】
【氏名】藤嶋 泰良
(72)【発明者】
【氏名】遠山 宏一
(72)【発明者】
【氏名】山地 厚志
(72)【発明者】
【氏名】元塚 知明
(72)【発明者】
【氏名】須一 暁裕
(72)【発明者】
【氏名】長船 将宏
【審査官】 津熊 哲朗
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−248164(JP,A)
【文献】 特開平10−114942(JP,A)
【文献】 特開平04−136573(JP,A)
【文献】 実開平06−048676(JP,U)
【文献】 実開平02−084071(JP,U)
【文献】 特表2013−532808(JP,A)
【文献】 特開昭57−012766(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G 21/04
B05B 7/04
B05B 7/24
B65G 53/30
E02D 17/20
E04G 21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
セメントミルクをポンプで圧送するセメントミルク圧送装置であって、圧送される前記セメントミルクが可撓管内を通るようにし、かつ、前記可撓管を外側から押圧して該可撓管内の流路を狭める流量調整手段を具備し、前記流量調整手段は、上方を開放できるように構成してあり、
前記流量調整手段は、
上方が開放された状態で前記可撓管が上方側から載置される固定プレートと、
固定プレート上に立設された支持柱の上部に回動自在に支持されているとともに、前記可撓管を固定プレートに載置する際には、固定プレートの上方を開放するように回動される一方、固定プレートに載置されている前記可撓管を押圧する際には、固定プレートの上方を閉じるように回動される回動アームと、
回動アームに螺合する締付けねじが軸回りに回動しつつ上下動し、この締付けねじの上下動に伴って上下動するように構成されているとともに、固定プレート上に前記可撓管を載置した状態とし、固定プレートに対して近接させることにより、固定プレートとで前記可撓管を挟み込んで弾性変形させ、可撓管内の流路を狭める移動ブロックと、
固定プレート上に立設された固定柱の上部に挿抜自在に差し込まれ、前記可撓管を押圧する際には回動アームが当接するロック部材と、
固定プレートと移動ブロックとで前記可撓管を挟み込む際に前記可撓管が左右に逃げてしまうことを防止するため固定プレート上に立設された制止部材と、
移動ブロックが前記軸回りに回動することを抑止するため回動アームを上下に貫く状態で移動ブロックに取り付けられたスライドバーと
を備えていることを特徴とするセメントミルク圧送装置。
【請求項2】
前記流量調整手段は、前記可撓管を押圧する位置が可変となるように、前記可撓管と別体に設けられている請求項1に記載のセメントミルク圧送装置。
【請求項3】
モルタル又はコンクリートの骨材とセメントミルクを吹付けノズルよりも上流側に配置した混合装置まで別々に圧送し、当該混合装置で混合されたセメント系混合物を前記吹付けノズルから施工対象に吹き付けるセメント系混合物の吹付け装置であって、請求項1または2に記載のセメントミルク圧送装置を用いてセメントミルクを前記混合装置に圧送することを特徴とするセメント系混合物の吹付け装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、セメントミルクを圧送するセメントミルク圧送装置及びこれを用いるセメント系混合物の吹付け装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のセメント系混合物(モルタルやコンクリート)の吹付け装置として、図3に示すように、セメント系混合物1を施工対象に吹き付けるための吹付けノズル2の手前に骨材3とセメントミルク4を混合するための混合装置5を設け、この混合装置5にまで骨材3とセメントミルク4を別々に圧送するように構成されたものがある(特許文献1参照)。この装置を用いた別圧送方式による吹付け工法は、水4aとセメント4bと骨材3を混練した状態で圧送開始地点から吹付けノズルにまで圧送する一般的な吹付け工法に比べると、圧送途中での材料分離やそれによる強度低下を発生させること無く、セメント系混合物1を構成する材料3,4の長距離・高揚程圧送が可能になる等の利点を有している。
【0003】
しかし、図3に示す吹付け装置を用いる場合、セメントミルク4の圧送開始地点よりも混合装置5が下方にあると、下向きに圧送されるセメントミルク4が重力の影響を受け、混合装置5に供給されるセメントミルク4の流量が過大となる恐れがある。すなわち、ホース6内を下向きに流れ、重力によって加速されたセメントミルク4が、ポンプ7による圧送速度をはるかに超えた流速で混合装置5に供給されると、混合装置5におけるセメントミルク4と骨材3との混合比率が許容範囲から大きく外れ、吹付け施工されたモルタル・コンクリート構造物の品質を確保することが困難となる。
【0004】
具体的には、図3に示す吹付け装置を用いる場合、必要なセメントミルク4の流量は例えば約10L/minであり、セメントミルク4の圧送に用いるホース6の内径が25mmのとき、必要なセメントミルク4の流速は約0.34m/sとなる。これに対して、例えばセメントミルク4がホース6内を鉛直下向きに流下する場合、9.80665m/s2 の重力加速度が加わるのであるから、粘性、空気抵抗等を考慮してもセメントミルク4の流速が0.34m/sを大きく上回ってしまうことは容易に理解される。
【0005】
そこで、図4に示すように、例えば混合装置5の上流側に開閉弁(例えばボールバルブ)51を設け、セメントミルク4が通る流路を絞ってセメントミルク4に対する重力の影響を打ち消し、セメントミルク4の流量が過大となるのを未然に防止することが考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特許第4804885号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、図4に示すように開閉弁51を設けた場合、この開閉弁51にセメントノロが付着し、付着したノロが硬化し、硬化したノロが新たなノロの堆積を助長する、といった悪循環に陥り、堆積したノロはセメントミルク4の正常な流れを妨げ、やがては管内を閉塞させる障害物となる。すなわち、開閉弁51を設けると、セメントノロの堆積を招来し、1時間以上の連続圧送が困難になるという構造的な欠陥を内包することになる。
【0008】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、セメントミルクを下向きに好適に圧送することができるセメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明に係るセメントミルク圧送装置は、セメントミルクをポンプで圧送するセメントミルク圧送装置であって、圧送される前記セメントミルクが可撓管内を通るようにし、かつ、前記可撓管を外側から押圧して該可撓管内の流路を狭める流量調整手段を具備し、前記流量調整手段は、上方を開放できるように構成してあり、 前記流量調整手段は、
上方が開放された状態で前記可撓管が上方側から載置される固定プレートと、
固定プレート上に立設された支持柱の上部に回動自在に支持されているとともに、前記可撓管を固定プレートに載置する際には、固定プレートの上方を開放するように回動される一方、固定プレートに載置されている前記可撓管を押圧する際には、固定プレートの上方を閉じるように回動される回動アームと、
回動アームに螺合する締付けねじが軸回りに回動しつつ上下動し、この締付けねじの上下動に伴って上下動するように構成されているとともに、固定プレート上に前記可撓管を載置した状態とし、固定プレートに対して近接させることにより、固定プレートとで前記可撓管を挟み込んで弾性変形させ、可撓管内の流路を狭める移動ブロックと、
固定プレート上に立設された固定柱の上部に挿抜自在に差し込まれ、前記可撓管を押圧する際には回動アームが当接するロック部材と、
固定プレートと移動ブロックとで前記可撓管を挟み込む際に前記可撓管が左右に逃げてしまうことを防止するため固定プレート上に立設された制止部材と、
移動ブロックが前記軸回りに回動することを抑止するため回動アームを上下に貫く状態で移動ブロックに取り付けられたスライドバーと
を備えている(請求項1)。
【0010】
上記セメントミルク圧送装置において、前記流量調整手段は、前記可撓管を押圧する位置が可変となるように、前記可撓管と別体に設けられていてもよい(請求項2)。
【0011】
一方、上記目的を達成するために、本発明に係るセメント系混合物の吹付け装置は、モルタル又はコンクリートの骨材とセメントミルクを吹付けノズルよりも上流側に配置した混合装置まで別々に圧送し、当該混合装置で混合されたセメント系混合物を前記吹付けノズルから施工対象に吹き付けるセメント系混合物の吹付け装置であって、請求項1または2に記載のセメントミルク圧送装置を用いてセメントミルクを前記混合装置に圧送する(請求項3)。
【発明の効果】
【0012】
本願発明では、セメントミルクを下向きに好適に圧送することができるセメントミルク圧送装置及びセメント系混合物の吹付け装置が得られる。
【0013】
すなわち、本願の各請求項に係る発明のセメントミルク圧送装置では、セメントミルクを下向きに圧送する場合であっても、流量調整手段により、セメントミルクの流量が過大とならないように調整することができ、ひいてはセメントミルクの下方向への圧送可能範囲の拡大を図ることも可能となる。
【0014】
また、図4に示すようにセメントミルク4の流路中に開閉弁51を設けた場合には、開閉弁51の複雑な構造がセメントノロの堆積を惹起するというデメリットがあるが、本発明の流量調整手段を用いる場合には、セメントミルクの流路中に上記のような複雑な構造は形成されないので、セメントミルクを圧送する際にその流路中にセメントノロがすぐに堆積してしまい、セメントミルクの圧送に支障を来す、といった事態が生じることを防止することができる。
【0015】
請求項2に係る発明のセメントミルク圧送装置では、流量調整手段によって可撓管を押圧する位置を経時的に適宜に変更することにより、可撓管の特定部位のみが押圧されて早期に劣化するといったことを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の一実施の形態に係るセメント系混合物の吹付け装置を用いた施工例を概略的に示す説明図である。
図2】(A)は、前記吹付け装置に用いる流量調整手段の構成を概略的に示す説明図、(B)は、ホースを全閉状態にしたときの前記流量調整手段の構成を概略的に示す説明図である。
図3】従来のセメント系混合物の吹付け装置を用いた施工例を示す説明図である。
図4】従来のセメント系混合物の吹付け装置の混合装置を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
【0018】
本実施の形態に係るセメント系混合物の吹付け装置は、図1に示すように、セメント系混合物(モルタルまたはコンクリート)1を吹付けノズル2から施工対象(例えば法面)に吹き付けて、施工対象にモルタルまたはコンクリートの構造物(例えば、法枠、法面保護層等)を築造するためのものであり、モルタルまたはコンクリートの骨材3とセメントミルク4を吹付けノズル2よりも上流側の近傍部に配置した可搬式の混合装置5まで別々に圧送し、混合装置5で混合したセメント系混合物1を吹付けノズル2に供給するように構成されている。
【0019】
図1に示すように、骨材3は、エアコンプレッサー8が接続された骨材圧送機9に投入され、ホース10を経て混合装置5に供給される。一方、セメントミルク4は、圧送用ポンプ(例えばスクイーズ式ポンプ、ピストン式ポンプ等)7において水4aとセメント4bとを混合して生成され、ホース6を経て混合装置5に至る。そして、図1では、エアコンプレッサー8、骨材圧送機9、圧送用ポンプ7等の吹付機械群よりも下方に混合装置5を配した状態を模式的に示している。
【0020】
そして、本実施形態では、混合装置5に供給されるセメントミルク4の流量が過大となることを防止するために、可撓管からなり内部をセメントミルク4が通るホース6の下流部を外側から押圧してホース6内の流路を狭める流量調整手段11を設ける。なお、ポンプ7、ホース6及び流量調整手段11によってセメントミルク圧送装置が構成されるのであり、本実施形態のセメント系混合物の吹付け装置は、このセメントミルク圧送装置を含むものである。
【0021】
流量調整手段11は、図2(A)に示すように、固定プレート12上にホース6を載置した状態とし、固定プレート12に対して移動ブロック13を近接させることにより、同図(B)に示すように固定プレート12と移動ブロック13とでホース6を挟み込んで弾性変形させ、ホース6内の流路を狭めるように構成されている。なお、固定プレート12と移動ブロック13とでホース6を挟み込む際にホース6が傷つかないように、クッション性のパッド14を固定プレート12、移動ブロック13のくわえ面に各々取り付けてある。
【0022】
すなわち、図2(A)及び(B)に示すように、ハンドル15を回動操作すると、回動アーム16に螺合する締付けねじ17が軸回りに回動しつつ上下動し、この締付けねじ17の上下動に伴って移動ブロック13も上下動するように構成されている。なお、移動ブロック13が軸回りに回動することは、回動アーム16を上下に貫く状態で移動ブロック13に取り付けられた2本のスライドバー18によって抑止される。
【0023】
図2(A)に示すように、回動アーム16は、固定プレート12上に立設された支持柱19の上部に回動自在に支持されており、ホース6を固定プレート12上に載置する際には、例えば図2(A)中において破線で示す開状態となるように回動アーム16を回動させ、固定プレート12の上方を開放すればよい。また、ホース6を押圧する際には、図2(A)中において実線で示す閉状態となるように回動アーム16を回動させ、固定プレート12上に立設された固定柱20の上部に挿抜自在なロック部材21を差し込み、回動アーム16がロック部材21に当接して持ち上がらない状態となるようにする。
【0024】
なお、固定プレート12には、固定プレート12と移動ブロック13とでホース6を挟み込む際にホース6が左右に逃げてしまうことを確実に防止するための2本のロッド(制止部材)22も立設されている。
【0025】
ホース6に対して流量調整手段11を設ける位置は、混合装置5の上流側直近の位置から上流側へ5m(望ましくは2〜3m)程度までの範囲とすることができる。そして、流量調整手段11は、ホース6を押圧する位置が可変となるようにホース6と別体に設けられているので、流量調整手段11によってホース6を押圧する位置を経時的に適宜に変更することにより、ホース6の特定部位のみが押圧されて早期に劣化するといったことを確実に防止することができる。
【0026】
上記流量調整手段11を用いれば、ハンドル15を操作して移動ブロック13を固定プレート12に対して離間及び近接させることにより、ホース6内の流路を全開状態から全閉状態まで自在に調節することができる。従って、セメントミルク4を下向きに圧送する場合であっても、ホース6内を経て混合装置5に流れ込むセメントミルク4の流量が過大とならないように調整することができ、ひいては混合装置5にて骨材3とセメントミルク4とを適切な割合で混合して、吹付け施工されたモルタル・コンクリート構造物の品質を確保することができる。
【0027】
また、図4に示すようにセメントミルク4の流路中に開閉弁51を設けた場合には、開閉弁51の複雑な構造がセメントノロの堆積を惹起するというデメリットがあるが、本実施形態の流量調整手段11を用いる場合には、セメントミルク4の流路中に上記のような複雑な構造は形成されないので、セメントミルク4を圧送する際にセメントノロがすぐに堆積するということはない。実際に本実施形態の流量調整手段11を用いて試験を行ったところ、従来は難しかった2時間半以上の連続圧送が可能となることが確認された。
【0028】
しかも、本実施形態の流量調整手段11を用いることにより、耐圧性能5.5MPaのホース6を使用した場合には、吹付け機械群の設置場所(圧送開始点)より約250m下方に至るまでの別圧送方式による吹付け施工が可能となり、施工可能範囲を大幅に拡大することができる。
【0029】
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
【0030】
上記実施形態では流量調整手段11を一つのみ用いているが、これにかぎらず、複数の流量調整手段11によってホース6の複数箇所を押圧する(ホース6内の流路を狭める)ようにしてもよい。
【0031】
図2(A)及び(B)に示す流量調整手段11のスライドバー18を1本のみとしてもよく、3本以上としてもよい。また、同図に示す流量調整手段11のハンドル15は、締付けねじ17に一体化されていてもよいし、締付けねじ17に着脱自在となっていてもよい。このように、流量調整手段11の構成は種々に変形可能であり、図2(A)及び(B)に示す流量調整手段11は、一般的な万力に見られるねじ方式の締付機構を利用したものであるが、油圧方式、空圧方式、油圧・空圧併用方式、カム方式、ばね方式等の締付機構を利用したものでもよく、電力を利用するもの等であってもよい。
【0032】
なお、上記変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
【符号の説明】
【0033】
1 セメント系混合物
2 吹付けノズル
3 骨材
4 セメントミルク
4a 水
4b セメント
5 混合装置
6 ホース(可撓管)
7 ポンプ
8 エアコンプレッサー
9 骨材圧送機
10 ホース
11 流量調整手段
12 固定プレート
13 移動ブロック
14 パッド
15 ハンドル
16 回動アーム
17 締付けねじ
18 スライドバー
19 支持柱
20 固定柱
21 ロック部材
22 ロッド
51 開閉弁
図1
図2
図3
図4