特許第5871923号(P5871923)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ フランツ プラツセル バーンバウマシーネン−インズストリーゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングの特許一覧

<>
  • 特許5871923-バラスト道床をクリーニングする装置 図000002
  • 特許5871923-バラスト道床をクリーニングする装置 図000003
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5871923
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】バラスト道床をクリーニングする装置
(51)【国際特許分類】
   E01B 27/06 20060101AFI20160216BHJP
【FI】
   E01B27/06
【請求項の数】1
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2013-522118(P2013-522118)
(86)(22)【出願日】2011年7月7日
(65)【公表番号】特表2013-532783(P2013-532783A)
(43)【公表日】2013年8月19日
(86)【国際出願番号】EP2011003398
(87)【国際公開番号】WO2012016623
(87)【国際公開日】20120209
【審査請求日】2014年3月25日
(31)【優先権主張番号】GM478/2010
(32)【優先日】2010年8月2日
(33)【優先権主張国】AT
(73)【特許権者】
【識別番号】390014421
【氏名又は名称】フランツ プラツセル バーンバウマシーネン−インズストリーゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】Franz Plasser Bahnbaumaschinen−Industriegesellschaft m.b.H.
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】ヨーゼフ トイラー
(72)【発明者】
【氏名】マンフレート ブルニンガー
【審査官】 坪内 優佳
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第04967847(US,A)
【文献】 米国特許第04108076(US,A)
【文献】 米国特許第04911246(US,A)
【文献】 特開2002−348803(JP,A)
【文献】 特表2010−501744(JP,A)
【文献】 特開昭52−147812(JP,A)
【文献】 米国特許第05090484(US,A)
【文献】 米国特許第2142208(US,A)
【文献】 米国特許第5727474(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01B 27/00−37/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
レール式走行機構(6)と、
高さ調節可能なクローラ式走行機構(5)と、
バラストを収容するクリアリングチェーン(12)と、
バラスト撒布装置(20)を有するふるい装置(19)と、
を備える、バラスト道床をクリーニングする装置であって、
a)第1の機械フレーム(3)と、該第1の機械フレーム(3)に連結される第2の機械フレーム(4)とを備え、該第1及び第2の機械フレーム(3,4)にそれぞれ2つのクローラ式走行機構(5)と2つのレール式走行機構(6)とが配設されており、
b)前記第1の機械フレーム(3)の両前記クローラ式走行機構(5)間に、前記クリアリングチェーン(12)の収容ユニット(13)が配置され、前記第2の機械フレーム(4)は、前記ふるい装置(19)を有し、該第2の機械フレーム(4)の両前記クローラ式走行機構(5)間に、前記バラスト撒布装置(20)が配置されており、
c)前記第1及び第2の機械フレーム(3,4)は、それぞれ、前側及び後側のフレーム端部(7,8)を有し、該前側及び後側のフレーム端部(7,8)それぞれ1つの前記レール式走行機構(6)が配置されている、
ことを特徴とする、バラスト道床をクリーニングする装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高さ調節可能なクローラ式走行機構と、バラストを収容するクリアリングチェーンと、バラスト撒布装置を有するふるい装置と、を備える、バラスト道床をクリーニングする装置に関する。
【0002】
ドイツ連邦共和国特許公告第1207415号明細書において、レール式走行機構とクローラ式走行機構とを備える、無軌道のバラスト道床をクリーニングする機械が公知である。無端に形成された、バラストを収容するバケットチェーンの下側には、収容したバラストをクリーニングして、クローラ式走行機構の手前で道床上に撒くために、ふるい装置が存在している。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2550391号明細書あるいはオーストリア国特許第353306号明細書において、2つの方式で走行可能なバラストクリーニング機械が公知である。これらの公知のバラストクリーニング機械では、走行機構間に収容装置とふるい装置とが配置されている。
【0004】
そこで本発明の課題は、比較的急な曲線軌道においても問題なく使用可能であり、様々な使用条件への適合性を改善可能な、冒頭で述べた形式の装置を提供することである。
【0005】
この課題は、本発明により、独立請求項の前提部に記載される形式の装置であって、以下のa)乃至c)に記載の特徴、すなわち:
a)第1の機械フレームと、第1の機械フレームに連結される第2の機械フレームとを備え、第1及び第2の機械フレームにそれぞれ2つのクローラ式走行機構と2つのレール式走行機構とが配設されており、
b)第1の機械フレームの両クローラ式走行機構間に、クリアリングチェーンの収容ユニットが配置され、第2の機械フレームの両クローラ式走行機構間に、バラスト撒布装置が配置されており、
c)両レール式走行機構は、それぞれ、前側あるいは後側のフレーム端部に配置されている、
という特徴を有する装置によって解決される。
【0006】
このように形成された装置は、それぞれ、短い走行機構間距離を有する。その結果、個々の車両は、問題なく、急な曲線軌道においても使用可能である。さらに、特に汚れたバラスト道床の完全な掘り起こしの場合、ふるい装置を有する装置部分は、簡単かつ迅速に取り外し可能である。
【0007】
本発明の別の利点は、図面の説明から看取可能である。
【0008】
以下に、本発明について、図面に示した一実施の形態に基づいて詳説する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】バラスト道床をクリーニングする装置の側面図である。
図2】バラスト道床をクリーニングする装置の平面図である。
【0010】
図1及び図2に看取可能な、バラスト道床2をクリーニングする装置1は、主として第1の機械フレーム3と、第1の機械フレーム3に連結される第2の機械フレーム4とを有している。機械フレーム3,4には、それぞれ2つのクローラ式走行機構5と2つのレール式走行機構6とが配設されている。レール式走行機構6は、それぞれ前側あるいは後側のフレーム端部7,8に結合されている。各々のクローラ式走行機構5は、駆動装置9により機械フレーム3,4に対して相対的に高さ調節可能に形成されている。各々の機械フレーム3,4の少なくとも1つのクローラ式走行機構5及び少なくとも1つのレール式走行機構6は、走行駆動装置10を装備している。走行駆動装置10は、機械フレーム3,4に配置された動力装置11から動力の供給を受ける。
【0011】
第1の機械フレーム3は、クリアリングチェーン12を有する。クリアリングチェーン12の収容ユニット13は、クローラ式走行機構5間に配置されている。クリアリングチェーン12は、駆動装置14,15により回転可能あるいは高さ調節可能に形成されている。クリアリングチェーン12によって収容されたあるいは掻き取られたバラスト16は、作業方向17とは逆方向に搬送ベルト18を介して、第2の機械フレーム4に配置されたふるい装置19へと搬送される。ふるい装置19にはバラスト撒布装置あるいはバラスト投下装置20が配設されている。バラスト撒布装置20は、第2の機械フレーム4のクローラ式走行機構5間に配置されている。バラスト撒布装置20によって、クリーニングされたバラスト16は、バラスト道床2を形成するために再投入され、次に、第2の機械フレーム4に存在する締固め装置21によって締め固められる。クリーニング時に発生した屑は、別の搬送ベルト22を介して貯蔵車両23へと搬送される。
図1
図2