(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5872036
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】部品実装機
(51)【国際特許分類】
H05K 13/04 20060101AFI20160216BHJP
【FI】
H05K13/04 A
【請求項の数】6
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2014-521104(P2014-521104)
(86)(22)【出願日】2012年6月18日
(86)【国際出願番号】JP2012065484
(87)【国際公開番号】WO2013190613
(87)【国際公開日】20131227
【審査請求日】2014年10月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000010076
【氏名又は名称】ヤマハ発動機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001036
【氏名又は名称】特許業務法人暁合同特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】久保 裕彦
【審査官】
中田 誠二郎
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−258806(JP,A)
【文献】
特開2002−299896(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 13/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヘッドユニットをX方向およびY方向に移動可能に設けてなる部品実装機であって、
X方向に延びて設けられ、前記ヘッドユニットをX方向に移動可能に支持するX方向フレームと、
固定子および可動子を有して構成され、前記X方向フレームをY方向に移動させるリニアモータと、
Y方向に延びて設けられ、冷却媒体を流通させる冷却空間が内部に形成された中空構造とされ、前記固定子が取り付け固定される固定子取付面が前記冷却空間を囲む外面に配され、前記X方向フレームを移動可能に支持するY方向フレームと、
前記冷却空間内に前記冷却媒体を供給することで同冷却媒体を前記冷却空間内で流通させる冷却媒体供給部と、
前記Y方向フレームの上面においてY方向に延びる形態で設けられた上側のY方向レールと、
前記Y方向フレームの内側面における下端部に配され、Y方向に延びる形態で設けられた下側のY方向レールと、
を備え、
前記固定子取付面は前記Y方向フレームの内側面における前記下側のY方向レールよりも上側の部分とされていることを特徴とする部品実装機。
【請求項2】
前記Y方向フレームの両端部に、一対の前記冷却媒体供給部が設けられており、一方の前記冷却媒体供給部から前記冷却空間内に前記冷却媒体を送り込み、この冷却媒体を他方の前記冷却媒体供給部によって外部に排出することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機。
【請求項3】
前記X方向フレームにおいて前記Y方向フレームの上面と対向する位置には、前記上側のY方向レールに対して上方から嵌合する上側のY方向スライダが取り付けられ、
前記X方向フレームにおいて前記Y方向フレームの内側面と対向する位置には、前記下側のY方向レールに対して側方から嵌合する下側のY方向スライダが取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品実装機。
【請求項4】
前記Y方向フレームにおいて前記固定子取付面が配された壁部には、前記冷却媒体が流通可能となる冷却凹部が前記冷却空間に連通して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の部品実装機。
【請求項5】
前記Y方向フレームにおいて前記冷却空間を構成する内面には、前記冷却空間内に突出する形態をなす突起が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の部品実装機。
【請求項6】
一対の前記Y方向フレームが平行に配設されたものにおいて、一対の前記Y方向フレームにおいて互いに対向する対向部に前記固定子が配設されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の部品実装機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リニアモータを備えた部品実装機に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の部品実装機として、例えば、下記特許文献1に記載のものが知られている。この部品実装機は、部品の供給を行う部品供給部から基板上へ部品を搬送するヘッドユニットを備えている。このヘッドユニットは、X方向フレームによって支持されており、このX方向フレームは、一対のY方向フレームによって2点で支持されている。X方向フレームは、リニアモータによってY方向に移動可能とされている。リニアモータは、永久磁石を備えた固定子と、コイルを備えた可動子とからなり、コイルに通電して可動子を固定子に対して相対移動させることにより、X方向フレームをY方向フレームに対して移動させることができる。
【0003】
一対のY方向フレームにおいて互いに対向する対向部には、内側に開口する略門形の収容部が設けられている。この収容部内の上下の各面には、固定子がそれぞれ固定されている。一般にコイルに通電を行うと、コイルが発熱し、この熱が固定子を介してY方向フレームに伝えられ、Y方向フレーム全体が加熱によって熱膨張してしまう。そこで、Y方向フレームを冷却すべく上側の固定子の上面と収容部内の上面との間に上側のエア通路を設けるとともに、下側の固定子の下面と収容部内の下面との間に下側のエア通路を設け、これらのエア通路内でエアを流通させるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−103316号公報
【0005】
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記の部品実装機では、可動子の側壁が収容部内の側壁に接近して配されており、可動子の側壁から収容部内の側壁に伝わる熱を直接冷却することができないため、Y方向フレームの冷却効率が低いものとなっている。
【発明の概要】
【0006】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、Y方向フレームの冷却効率を高めることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
【0007】
本発明は、ヘッドユニットをX方向およびY方向に移動可能に設けてなる部品実装機であって、X方向に延びて設けられ、前記ヘッドユニットをX方向に移動可能に支持するX方向フレームと、固定子および可動子を有して構成され、前記X方向フレームをY方向に移動させるリニアモータと、Y方向に延びて設けられ、冷却媒体を流通させる冷却空間が内部に形成された中空構造とされ、前記固定子が取り付け固定される固定子取付面が前記冷却空間を囲む外面に配され、前記X方向フレームを移動可能に支持するY方向フレームと、前記冷却空間内に前記冷却媒体を供給することで同冷却媒体を前記冷却空間内で流通させる冷却媒体供給部と、
前記Y方向フレームの上面においてY方向に延びる形態で設けられた上側のY方向レールと、前記Y方向フレームの内側面における下端部に配され、Y方向に延びる形態で設けられた下側のY方向レールと、を備え
、前記固定子取付面は前記Y方向フレームの内側面における前記下側のY方向レールよりも上側の部分とされている構成としたところに特徴を有する。
また、前記Y方向フレームの両端部に、一対の前記冷却媒体供給部が設けられており、一方の前記冷却媒体供給部から前記冷却空間内に前記冷却媒体を送り込み、この冷却媒体を他方の前記冷却媒体供給部によって外部に排出する構成としてもよい。 また、前記X方向フレームにおいて前記Y方向フレームの上面と対向する位置には、前記上側のY方向レールに対して上方から嵌合する上側のY方向スライダが取り付けられ、前記X方向フレームにおいて前記Y方向フレームの内側面と対向する位置には、前記下側のY方向レールに対して側方から嵌合する下側のY方向スライダが取り付けられている構成としてもよい。
【0008】
このような構成によると、可動子のコイルが発熱してその熱が固定子を介してY方向フレームに伝わった場合に、ファン等の冷却媒体供給部を用いて常温空気や冷却ガス等の冷却媒体を冷却空間内に流通させることにより、Y方向フレームを冷却することができる。すなわち、Y方向フレームは中空構造とされ、冷却空間を囲む外面に固定子取付面を配したから、冷却空間内に冷却媒体を流通させることで、固定子から伝わる熱を直接冷却することができる。したがって、Y方向フレームの冷却効率を高めることができ、Y方向フレームが熱膨張により変形することを抑制できる。
【0009】
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
Y方向フレームにおいて固定子取付面が配された壁部には、冷却媒体が流通可能となる冷却凹部が冷却空間に連通して設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、冷却空間内を流通する冷却媒体が冷却凹部内にも流通することにより、Y方向フレームにおいて固定子取付面が配された壁部を効率良く冷却することができる。
【0010】
Y方向フレームにおいて冷却空間を構成する内面には、冷却空間内に突出する形態をなす突起が設けられている構成としてもよい。
このような構成によると、冷却空間において冷却媒体が接触する面積を増やすことでY方向フレームを効率良く冷却することができる。
【0011】
一対のY方向フレームが平行に配設されたものにおいて、一対のY方向フレームにおいて互いに対向する対向部に固定子が配設されている構成としてもよい。
このような構成によると、可動子の両側に固定子を配設しなくてもよく、可動子の片側のみに固定子を配設することができる。仮に、可動子およびその左右両側に配された固定子を収容する上面開口の凹部をY方向フレームに設けた場合、一対の固定子が取り付けられた一対の取付面を冷却媒体によって冷却できるように、冷却空間の構造を複雑にする必要がある。その点、可動子の片側のみに固定子を配設した場合には、固定子取付面が1つだけで済むため、冷却空間の構造(Y方向フレームの構造)を簡素化できる。
【0012】
(発明の効果)
本発明によれば、Y方向フレームの冷却効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】
図1は、実施形態における実装機本体の斜視図である。
【
図3】
図3は、Y方向フレームの内部構造を正面から見た断面図である。
【
図4】
図4は、Y方向フレームの内部構造を上方から見た断面図である。
【
図5】
図5は、
図4のY方向フレームを拡大して示した要部拡大断面図である。
【
図6】
図6は、実装機本体の内部側から見たY方向フレームの側面図である。
【
図7】
図7は、Y方向フレームの内部構造を側方から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
<実施形態>
本発明の実施形態を
図1ないし
図7の図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態における部品実装機の主要部を構成する実装機本体10を示した斜視図である。部品実装機は詳細には、基台(図示せず)、この基台上に取り付け固定された実装機本体10、この実装機本体10を覆うケース(図示せず)、実装機本体10に着脱可能に取り付けられる一括交換台車(図示せず)などを備えて構成されている。
【0015】
実装機本体10は、
図1および
図2に示すように、基台の上面に固定される基台部20、この基台部20から上方に立ち上がる一対のY方向フレーム30L,30R、一対のY方向フレーム30L,30R間に架け渡された一対のX方向フレーム50F,50R、一対のX方向フレーム50F,50Rに設けられた一対のヘッドユニット60F,60Rなどを備えて構成されている。X方向フレーム50F,50Rは、基台部20上において左右方向(X方向)に延びて設けられ、前側のX方向フレームを50Fとし、後側のX方向フレームを50Rとする。一方、Y方向フレーム30L,30Rは、基台部20上において前後方向(Y方向)に延びて設けられ、左側のY方向フレームを30Lとし、右側のY方向フレームを30Rとする。
【0016】
図6に示すように、右側のY方向フレーム30Rは、前後一対の支持壁部分31R,31Rと、両支持壁部分31R,31R間に架け渡されたフレーム部分32Rとを備えて構成され、同様に、左側のY方向フレーム30Lは、前後一対の支持壁部分31L,31Lと、両支持壁部分31L,31L間に架け渡されたフレーム部分32Lとを備えて構成されている。左右一対のY方向フレーム30L,30Rは、いずれも同様な構成であるため、以下においては右側のY方向フレーム30Rを代表としてその構成を説明するものとし、「右側のY方向フレーム30R」を略して単に「Y方向フレーム30R」という。
【0017】
図3に示すように、Y方向フレーム30Rのフレーム部分32Rは、断面略長方形の角筒状をなし、内部に冷却空間33Rが形成された中空構造とされている。また、フレーム部分32Rの断面は、左右方向よりも上下方向のほうが長い縦長形状とされている。フレーム部分32Rには、上下一対のY方向レール34U,34Lが敷設されている。上側のY方向レール34Uは、フレーム部分32Rの上面においてその前端から後端に亘って前後方向に延びる形態で設けられており、下側のY方向レール34Lは、フレーム部分32Rの内側面における下端部に配され、その前端から後端に亘って前後方向に延びる形態で設けられている。
【0018】
図5に示すように、フレーム部分32Rの内側面における下側のY方向レール34Lよりも上側の部分は固定子取付面43Rとされている。この固定子取付面43Rには、熱伝導性の良好な鉄製の支持プレート37Rが取り付け固定され、この支持プレート37Rに、複数の固定子36Rが前後方向に並んで取り付け固定されている。
【0019】
固定子36Rは永久磁石からなり、フレーム部分32Rの前端から後端に亘って等ピッチで複数配設されている。これらの固定子36Rは支持プレート37Rに一括して取り付けられ、この支持プレート37Rをフレーム部分32Rの固定子取付面43Rに取り付けることでY方向フレーム30Rに固定されている。
【0020】
一対のフレーム部分32L,32Rは平行に並んで配設されている。一対のフレーム部分32L,32Rにおいて一対の固定子取付面43L,43Rが配された一対の壁部42L,42Rは、互いに対向する配置とされている。壁部42Rには、冷却孔38Rが板厚方向に貫通して形成されている。この冷却孔38Rは冷却空間33Rに連通しているため、冷却空間33R内を流通する常温空気が冷却孔38Rにも流通可能とされている。
【0021】
また、フレーム部分32Rにおいて冷却空間33Rを構成する内面には、冷却空間33R内に突出する形態をなす冷却フィン39Rが設けられている。この冷却フィン39Rは、フレーム部分32Rにおいて固定子取付面43Rが形成された壁部とこれに対向して配された壁部との間に亘って左右方向に延びて柱状に形成されている。
【0022】
フレーム部分32Rの前後両端部には、冷却空間33Rを外部に臨ませる前後一対の開口部40F,40Rが設けられている。これらの開口部40F,40Rには、前後一対のファン41F,41Rが設けられている。前側のファン41Fは、開口部40Fから冷却空間33Rの内部へ常温空気を送り込み、後側のファン41Rは、冷却空間33R内で暖められた空気を開口部40Rから冷却空間33Rの外部へ排出するものである。
【0023】
X方向フレーム50Fには、
図6に示すように、上下一対のX方向レール51U,51Lが敷設されている。ヘッドユニット60Fは、上下一対のX方向レール51U,51Lによって左右方向に移動可能とされている。このヘッドユニット60Fは、複数の吸着ノズルを備えており、詳細には、説明しないものの、各吸着ノズルは、リニアモータによる駆動方式によって上下動可能とされ、部品を吸着して基板に載置可能とされている。
【0024】
X方向フレーム50Fの端部には、
図3に示すように、フレーム部分32Rの固定子36Rと左右方向に対向する配置で可動子45Rが固定されている。この可動子45Rの内部には、複数のコイルが配設されており、これらのコイルに通電可能とされている。可動子45Rと各固定子36Rとによってリニアモータが構成されている。また、X方向フレーム50Fにおいて両Y方向レール34U,34Lと対向する位置には、上下一対のY方向スライダ52U,52Lが取り付けられている。このY方向スライダ52U,52LとY方向レール34U,34Lによってリニアガイドが構成されている。各Y方向スライダ52U,52Lが各Y方向レール34U,34Lに嵌合することで、X方向フレーム50Fが前後方向に移動自在に案内される。
【0025】
X方向フレーム50Fの端部におけるY方向フレーム30Rの上方には、サーボモータ53が取り付け固定されている。このサーボモータ53は、X方向フレーム50Fに取り付けられたボールねじに対してベルトを介して連結されており、ボールねじを回動させることによってヘッドユニット60Fを左右方向に移動させることができるようになっている。したがって、サーボモータ53とリニアモータとによってヘッドユニット60Fを前後方向および左右方向の所望の位置に移動させることができる。
【0026】
本実施形態は以上のような構成であって、続いてその作用および効果を説明する。可動子45Rを構成するコイルに通電を行うことにより、可動子45Rを固定子36Rに対して相対移動させ、X方向フレーム50Fを一対のY方向フレーム30L,30Rに対してY方向に移動させる。ここで、コイルは通電を受けると発熱することになるものの、冷却空間33R内に冷却媒体としての常温空気を流通させることにより、冷却を行う。常温空気は、前側のファン41Fによって冷却空間33R内に送り込まれ、冷却孔38Rを通って支持プレート37Rに接触したり、冷却フィン39Rに接触したりすることで熱交換が行われ、フレーム部分32Rを冷却する。これに伴って暖められた空気は、後側のファン41Rによって冷却空間33Rの外部へと排出される。このようにして、可動子45Rから固定子36Rを介してY方向フレーム30Rに伝わる熱は、冷却空間33R内を流通する空気によって直接冷却され、Y方向フレーム30Rが熱膨張して変形することを抑制できる。
【0027】
また、固定子36L,36Rが取り付け固定される固定子取付面43L,43Rは、左右方向に対向して配設されているため、各可動子45L,45Rの片側だけに固定子取付面43L,43Rを設ければよく、フレーム部分32L,32Rの断面形状を簡素化できる。さらに、各固定子36L,36Rと各可動子45L,45Rの間で発生する磁気吸引力が相殺されるため、Y方向フレーム30L,30Rに求められる剛性を低くすることができる。よって、Y方向フレーム30L,30Rを小型化し、実装機本体10を小型化できる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では冷却空間33L,33R内に常温空気を流通させているものの、本発明によると、冷却ガスを流通させてもよい。例えば、冷却空間33L,33R内に冷却ガスを供給する配管を設置し、この配管から冷却孔38L,38Rに向けて冷却ガスを吹き付けるようにし、暖められた空気を前後一対のファンによって冷却空間33L,33Rの外部に排出してもよい。
【0029】
(2)上記実施形態では各フレーム部分32L,32Rにおいて互いに対向する対向部である固定子取付面43L,43Rに固定子36L,36Rを取り付け固定しているものの、本発明によると、各フレーム部分の上面に固定子を取り付け固定してもよい。
【0030】
(3)本発明によると、冷却凹部の数や形状は問わないし、突起の数や形状も問わない。
【0031】
(4)本発明によると、支持プレート37L,37Rを介在させることなく、各固定子36L,36Rを各固定子取付面43L,43Rに直接取り付け固定したものとしてもよい。
【符号の説明】
【0032】
10…実装機本体(部品実装機)
30L,30R…Y方向フレーム
33L,33R…冷却空間
36L,36R…固定子
38L,38R…冷却孔(冷却凹部)
39L,39R…冷却フィン(突起)
41F,41R…ファン(冷却媒体供給部)
43L,43R…固定子取付面
45L,45R…可動子
50F,50R…X方向フレーム
60F,60R…ヘッドユニット