特許第5872423号(P5872423)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5872423
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】泡噴出容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 83/00 20060101AFI20160216BHJP
   B65D 47/06 20060101ALI20160216BHJP
【FI】
   B65D83/00 G
   B65D47/06 A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-192629(P2012-192629)
(22)【出願日】2012年8月31日
(65)【公開番号】特開2014-46970(P2014-46970A)
(43)【公開日】2014年3月17日
【審査請求日】2015年2月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】100156867
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 欣浩
(72)【発明者】
【氏名】水嶋 博
(72)【発明者】
【氏名】飯塚 茂雄
【審査官】 山田 裕介
(56)【参考文献】
【文献】 特開2012−6601(JP,A)
【文献】 特開2007−230578(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 83/00
B65D 47/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、底壁から立ち上がる周壁を有し、該底壁に内容物の吸引管に通じる内容物導入孔及び充填空間内の空気を通す空気導入孔を設けてその内側に形成される合流空間へ内容物及び空気を導入するシリンダーと、該シリンダー内に配され該合流空間からの内容物及び空気を流入させて泡状にする発泡部材と、該容器本体の口部に固定保持され、該シリンダーを該口部に吊り下げ保持するとともに、発泡した内容物を噴出させるノズルを一体連結してなるベースキャップとを備える泡噴出容器において、
前記シリンダーは、前記合流空間に配されるディスク部材を有するとともに、該シリンダーの底壁に、前記充填空間に向けて突出しその内側に前記上流側空間に通じる入口空間を形成する有底筒状の凸状壁を形成し、該凸状壁の底部に前記内容物導入孔を設け、
該ディスク部材は、該合流空間を上流側空間と下流側空間とに区画する天板と、該天板を支持して前記底壁から該天板に至る上流側空間の隙間を前記発泡部材から該天板に至る下流側空間の隙間よりも狭める環状壁とを有し、
該天板に、該上流側空間と該下流側空間とを連通させる少なくとも1つの貫通孔と、該入口空間に向けて伸延して該凸状壁の内周面との間に隙間を形成する棒状部材とを設けることを特徴とする泡噴出容器。
【請求項2】
前記上流側空間に面する前記底壁の上面及び天板の下面の少なくとも一方を、粗面化してなる請求項1に記載の泡噴出容器。
【請求項3】
前記ベースキャップは、前記ノズルの後端側に該ノズル内の残留内容物を流入させる後端開口を有し、
前記シリンダーは、該ベースキャップに係合保持されるフランジに、該後端開口からの残留内容物を前記充填空間に流入させる内容物帰還口を備え、
前記シリンダーの周壁に、該容器本体の圧搾時には該内容物帰還口を閉鎖して該シリンダー内に内容物と空気とを送り込む一方、該容器本体の復元時には該内容物帰還口を開放して残留内容物を該内容物帰還口から該充填空間内へ引き戻す逆止弁を設ける請求項1又は2に記載の泡噴出容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性の胴部を圧搾することにより、流動性を有する内容物(液状、ゲル状等)を発泡させて排出する泡噴出容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤を内容物とする容器としては、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から、内容物の流路内に例えばメッシュ等からなる発泡部材を組み入れておき、可撓性を有する胴部を圧搾することで、内容物と空気とを混合させつつこれらを発泡部材に通過させて発泡させ、泡状になった内容物をノズルの噴出口から排出する泡噴出容器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開昭58−174272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ノズルから排出させる内容物の噴出量が比較的少ない泡噴出容器においては、上記のような構造でも特に問題はないものの、1回に噴出させる内容物の量が比較的多い泡噴出容器に適用すると、内容物と空気とを混合させる空間が広いために混合が進んだ所と不十分な所が混在して、泡質にばらつきが生じる傾向があった。また、このばらつきによって泡のきめも粗くなっていた。
【0005】
本発明は、このような問題を解決することを課題とするものであり、その目的は、内容物の噴出量にかかわらず、均一できめの細かい泡にして噴出させることができる新規の泡噴出容器を提案するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、可撓性を有する胴部を有し、その内側を内容物の充填空間とする容器本体と、底壁から立ち上がる周壁を有し、該底壁に内容物の吸引管に通じる内容物導入孔及び充填空間内の空気を通す空気導入孔を設けてその内側に形成される合流空間へ内容物及び空気を導入するシリンダーと、該シリンダー内に配され該合流空間からの内容物及び空気を流入させて泡状にする発泡部材と、該容器本体の口部に固定保持され、該シリンダーを該口部に吊り下げ保持するとともに、発泡した内容物を噴出させるノズルを一体連結してなるベースキャップとを備える泡噴出容器において、
前記シリンダーは、前記合流空間に配されるディスク部材を有するとともに、該シリンダーの底壁に、前記充填空間に向けて突出しその内側に前記上流側空間に通じる入口空間を形成する有底筒状の凸状壁を形成し、該凸状壁の底部に前記内容物導入孔を設け、
該ディスク部材は、該合流空間を上流側空間と下流側空間とに区画する天板と、該天板を支持して前記底壁から該天板に至る上流側空間の隙間を前記発泡部材から該天板に至る下流側空間の隙間よりも狭める環状壁とを有し、
該天板に、該上流側空間と該下流側空間とを連通させる少なくとも1つの貫通孔と、該入口空間に向けて伸延して該凸状壁の内周面との間に隙間を形成する棒状部材とを設けることを特徴とする泡噴出容器である。
【0007】
前記上流側空間に面する前記底壁の上面及び天板の下面の少なくとも一方を、粗面化することが好ましい。
【0008】
前記ベースキャップは、前記ノズルの後端側に該ノズル内の残留内容物を流入させる後端開口を有し、
前記シリンダーは、該ベースキャップに係合保持されるフランジに、該後端開口からの残留内容物を前記充填空間に流入させる内容物帰還口を備え、
前記シリンダーの周壁に、該容器本体の圧搾時には該内容物帰還口を閉鎖して該シリンダー内に内容物と空気とを送り込む一方、該容器本体の復元時には該内容物帰還口を開放して残留内容物を該内容物帰還口から該充填空間内へ引き戻す逆止弁を設けることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
シリンダーの底壁に内容物導入孔及び空気導入孔を設けるとともに、その内側に形成される合流空間内にディスク部材を設け、このディスク部材は、合流空間を上流側空間と下流側空間とに区画する天板と、天板を支持してシリンダーの底壁から天板に至る上流側空間の隙間を発泡部材から天板に至る下流側空間の隙間よりも狭める環状壁とを備えるものとし、天板に、上流側空間と下流側空間とを連通させる少なくとも1つの貫通孔を設けたので、内容物導入孔及び空気導入孔を通過した内容物及び空気は、隙間の狭い上流側空間を通り抜けることとなって混合のばらつきが抑えられ、均一な泡質の内容物を噴出させることができる。また、底壁に、充填空間に向けて突出しその内側に上流側空間に通じる入口空間を形成する有底筒状の凸状壁を設け、この凸状壁の底部に内容物導入孔を開口させ、天板に、入口空間に向けて伸延して凸状壁の内周面との間に隙間を形成する棒状部材を設けることで、内容物はこの隙間を通り抜けることで流速が高められた状態で上流側空間に至るので、空気との混合がさらに行われるようになる。
【0010】
上流側空間に面する底壁の上面及び天板の下面の少なくとも一方を粗面化する場合には、上流側空間を通過する内容物及び空気の流れがより乱れやすくなるので、双方の混合がより進んできめの細かい泡を噴出させることができる。
【0011】
ノズルの後端側に後端開口を設け、シリンダーのフランジに内容物帰還口を設け、シリンダーの周壁に、内容物帰還口を閉鎖、開放する逆止弁を設ける場合は、内容物の噴出後にノズル内に残った残留内容物を、容器本体の復元によって充填空間内に引き戻すことができるので、ノズル先端から残留内容物が垂れ落ちる(液だれ)不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明に従う泡噴出容器の実施形態を示す、部分側面断面図及び要部の拡大図である。
図2図1に示すA−Aに沿う断面図である。
図3】本発明に従う泡噴出容器の他の実施形態を示す、部分側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う泡噴出容器の実施形態を示す、部分側面断面図及び要部の拡大図であって、図2は、図1に示すA−Aに沿う断面図である。
【0014】
図1において、符号10は容器本体である。容器本体10は、上部を開口させた筒状の口部11を有し、この口部11に図示しない胴部及び底部を連結させて、その内側に内容物の充填空間Mを形成している。ここで容器本体10は、例えば合成樹脂等によって形成される可撓性を有するものである。また口部11の外面には、ねじ部12が形成されている。さらに口部11の根元には、図2に示すように小突起13と大突起14とを周方向に間隔をあけて設けている。
【0015】
符号20は、後述するベースキャップにて口部11に吊り下げ保持されるシリンダーである。シリンダー20は、円板状となる底壁21の縁部から立ち上がる周壁22を有していて、その内側に底壁21、周壁22、及び後述する発泡部材にて区画される合流空間Gを形成している。また、周壁22の外周面には水平方向に延在するフランジ23を備えていて、フランジ23の縁部には環状周壁24が起立している。さらにフランジ23には、その表裏を貫く孔25が少なくとも1つ設けられていて、この孔25は後述するノズル内の残留内容物を充填空間Mに向けて流入させる内容物帰還口として機能する。
【0016】
また底壁21は、充填空間Mに向けて突出する有底筒状の凸状壁26を備えている。凸状壁26は底部27及び周状部28を備えていて、これら底部27及び周状部28にて合流空間Gにつながる入口空間Saを形成している。また底部27には表裏を貫通する内容物導入孔29が設けられていて、底壁21の凸状壁26の外側には、底壁21を貫く空気導入孔30を設けている。そして凸状壁26は、底部27から垂下される環状の嵌合壁31を備えていて、この嵌合壁31にて、充填空間M内の内容物を内容物導入孔29に向けて送り込む吸引管pを嵌合、保持している。さらに底壁21は、空気導入孔30を取り囲んで垂下される環状の遮蔽壁32を備えている。
【0017】
符号40は、容器本体10の口部11に装着されるベースキャップである。ベースキャップ40は、口部11を取り囲む環状の外壁41を備えていて、この外壁41の内周面に形成したねじ部42を口部11のねじ部12に係合させて着脱自在に固定されている。なお、ねじに代えてアンダーカットで固定保持するようにしてもよい。また外壁41の下端部には、図2に示すように、回り止めリブ43が設けられている。これによりベースキャップ40をねじ込むと、ねじ込み終了直前にて、回り止めリブ43が、小突起13を乗り越えて、この小突起13と大突起14との間で回り止め保持される。また外壁41の上部には、径方向内側に向けて延在する水平壁44を有し、水平壁44の下面には、口部11の内周面に当接して充填空間M内を封止するシール壁45が設けられている。そして、水平壁44の上面には、上部外側壁46が設けられていて、この上部外側壁46に、上方に向けて僅かに傾斜するとともにその先端開口47から内容物を噴出させるノズル48を一体連結している。また、上部外側壁46の内面には、シリンダー20のフランジ23に係合してシリンダー20を口部11に吊り下げ保持する凸部49を設けている。さらにベースキャップ40は、上部外側壁46から隙間をあけて径方向内側に設けられる内側壁50を備えていて、上部外側壁46と内側壁50との相互間にシリンダー20の環状周壁24を収めている。また、ノズル48の後端には、垂直方向に延びてシリンダー20の周壁22の内周面と液密に当接する内側筒状壁51を一体連結させていて、さらにノズル48の後端側に位置する内側筒状壁51には、表裏を貫通する後端開口52が設けられている。図示の例では、内側筒状壁51の後端側を縦長に切り欠いて後端開口52を形成している。
【0018】
符号60は、合流空間Gに配されるディスク部材である。ディスク部材60は、合流空間G内で略水平方向に延在する天板61を備えていて、合流空間Gを、内容物導入孔29及び空気導入孔30を設けた側の上流側空間Sbとノズル48を設けた側の下流側空間Scとに区画している。また天板61は、環状壁62に一体連結して支持されている。さらに天板61には、上流側空間Sbと下流側空間Scとを連通させる少なくとも1つの貫通孔63が設けられている。また、天板61の下面には、入口空間Saに向けて伸延する先細り形状の棒状部材64を備えていて、棒状部材64と周状部28との間には隙間Sdが形成されている。
【0019】
符号70は、シリンダー20内に配置される発泡部材である。発泡部材70は、リング71の端面に固着されたメッシュ72からなり、シリンダー20内に導入された空気及び内容物をこの発泡部材70に通過させることにより発泡させて、内容物を泡状にすることができる。本実施形態においては発泡部材70を2個設け、メッシュ72を下方及び上方へ向けるように背中合わせの姿勢でディスク部材60の環状壁62上に配置されている。また、ベースキャップ40の内側筒状壁51の下端は、上方側の発泡部材70に当接していて、発泡部材70の抜け出しを阻止している。なお、発泡部材70の設置個数やメッシュ72の目の粗さ等は内容物の種類に応じて適宜変更される。
【0020】
上記のように構成されるディスク部材60と発泡部材70において、ディスク部材60の天板61の位置は、図1の拡大図に示すように、底壁21から天板61に至る上流側空間Sbの隙間Lbが、下方側の発泡部材70から天板61に至る下流側空間Scの隙間Lcよりも狭くなるようにしている。
【0021】
符号80は、逆止弁である。逆止弁80は、フランジ23の下面を弁座とし、通常はこの下面に当接して孔(内容物帰還口)25を閉鎖する環状の弁体81と、弁体81と一体連結するとともにシリンダー20の周壁22に嵌合保持される環状本体部82とを備えている。
【0022】
上記のように構成される泡噴出容器は、容器本体10を圧搾すると、逆止弁80の作用下で充填空間Mが加圧され、内容物は吸引管pから内容物導入孔29、入口空間Sa及び隙間Sdを通って上流側空間Sbに至る。また加圧された充填空間M内の空気は、遮蔽壁32の内側から空気導入孔30を通り抜けて上流側空間Sbに至る。上流側空間Sbの隙間Lbは狭くなっているので、内容物と空気はばらつきなく混合することになる。本実施形態では、内容物は上流側空間Sbに至る前に隙間Sdにて流速が高められているので、空気との混合が一層進むことになる。そして混合した内容物及び空気は、貫通孔63を通り抜けて下流側空間Scに至り、2個の発泡部材70を通過して発泡し、ノズル48を通り抜けて先端開口47から噴出される。
【0023】
また、図示は省略するが、上流側空間Sbに面する底壁21の上面及び天板61の下面の少なくとも一方を、粗面化することが好ましい。ここで粗面化とは、例えばこれらの面に細かい凹凸を設けることや、リブや溝を形成することである。これにより上流側空間Sbを通る内容物及び空気がより長い距離を通り抜けることとなる上、粗面化した面によって流れる向きが乱れるので、これらの混合がより十分に行えるようになって、発泡部材70を通過した後の泡が均一化させることができる。
【0024】
本実施形態においては、容器本体10の圧搾を解除して可撓性の容器本体10が元の形状に復元すると、充填空間Mは負圧となり、逆止弁80の弁体81はフランジ23から離隔して内容物帰還口25が開放するので、ノズル48内に残っていた残留内容物を、外気とともに後端開口52及び内容物帰還口25を通過して充填空間Mに引き戻すことができる。これにより、ノズル48の先端開口47から残留内容物が垂れ落ちる不具合が有効に防止される。
【0025】
また、引き戻された残留内容物がシリンダー20を伝って空気導入孔30に流れ込むと、シリンダー20内に取り込まれる空気と内容物との混合比が所期した割合から変わってしまい、内容物の泡質が変化してしまうおそれがあるが、本実施形態では遮蔽壁32にて空気導入孔30を取り囲んでいるので、このような不具合が有効に防止される。
【0026】
次に、本発明に従う泡噴出容器の他の実施形態について図3を参照して説明する。なお、上述した図1図2に示した実施形態と同一の機能を有する部位については、同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】
図3に示す他の実施形態は、発泡部材70のリング71を省略し、代わりにディスク部材60の上部にメッシュ72を設けたものであり、メッシュ72を発泡部材として機能させている。すなわち、他の実施形態における下流側空間Scは、天板61からメッシュ72までの範囲となる。またディスク部材60の上面は、内側筒状壁51が当接していて、ディスク部材60の抜け出しを阻止している。
【0028】
他の実施形態においても、内容物及び空気は、上流側空間Sbにて十分混合した後に貫通孔63及び下流側空間Scを経由してメッシュ72を通り抜けるので、きめの細かい泡の内容物を噴出させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明によれば、隙間を狭めた空間で内容物と空気との混合が十分に行われた後に発泡部材を通過させるようにしているので、内容物の噴出量にかかわらず、均一できめの細かい泡を噴出させることができる泡噴出容器を提供できる。
【符号の説明】
【0030】
10 容器本体
11 口部
20 シリンダー
21 底壁
22 周壁
25 孔(内容物帰還口)
26 凸状壁
29 内容物導入孔
30 空気導入孔
40 ベースキャップ
48 ノズル
52 後端開口
60 ディスク部材
61 天板
62 環状壁
63 貫通孔
64 棒状部材
70 発泡部材
80 逆止弁
G 合流空間
M 充填空間
p 吸引管
Sa 入口空間
Sb 上流側空間
Sc 下流側空間
Sd 隙間
Lb 隙間
Lc 隙間
図1
図2
図3