【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、一実施形態では、次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマーを提供する。
【0009】
【化5】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子とを含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子(通常は−CH
2−)を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、ポリマー主鎖に結合している、1〜2000、1〜500、または5〜250の範囲のペンダント基の数であり、
yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属(通常はエステル反応液を中和する際に生成する。適切な金属には、カルシウム、マグネシウム、バリウム、亜鉛、ナトリウム、カリウム、またはリチウムが含まれる。)、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15(または1〜8または1〜4)の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12(または少なくとも16または少なくとも18または少なくとも20)であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超(72%以上、75%以上、80%以上、または85%以上を含める)で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
【0010】
本発明は、一実施形態では、次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマーを提供する。
【0011】
【化6】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子とを含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子(通常は−CH
2−)を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、ポリマー主鎖に結合している、1〜2000、1〜500、または5〜250の範囲のペンダント基の数であり、
yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15(または1〜8または1〜4)の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12(または少なくとも16または少なくとも18または少なくとも20)であり、
但し、ポリマーが、R’とR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超〜90%未満(72%〜89%を含む)、さらには90%〜100%超で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
【0012】
本発明は、一実施形態では、次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマーを提供する。
【0013】
【化7】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子とを含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子(通常は−CH
2−)を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、ポリマー主鎖に結合している、1〜2000または1〜500または5〜250の範囲のペンダント基の数であり、
yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15(または1〜8または1〜4)の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12(または少なくとも16または少なくとも18または少なくとも20)であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
yに表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超90%未満で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
【0014】
本発明は、一実施形態では、次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマーを提供する。
【0015】
【化8】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子を含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子(通常は−CH
2−)を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、ポリマー主鎖に結合している、1〜2000または1〜500または5〜250の範囲のペンダント基の数であり、
yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15(または1〜8または1〜4)の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12(または少なくとも16または少なくとも18または少なくとも20)であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の90%超が、R’およびR”の両方で鎖状の基を含む]。
【0016】
本発明は、一実施形態では、次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマーを提供する。
【0017】
【化9】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子を含む官能基であり、ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、ポリマー主鎖に結合している、1〜2000または1〜500または5〜250の範囲のペンダント基の数であり、
yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15(または1〜8または1〜4)の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12(または少なくとも16または少なくとも18または少なくとも20)であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超(72%以上、75%以上、80%以上、または85%以上を含む)で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
【0018】
一実施形態では、上で規定したペンダント基を有するポリマーがポリ(メタ)アクリラートを含むとき、ペンダント基は、(以下で定義する)平均立体障害係数が13より大きい。
【0019】
一実施形態では、本発明は、(a)潤滑粘度の油と、(b)上で規定したペンダント基を有するポリマーとを含む潤滑剤組成物を提供する。
【0020】
一実施形態では、本発明は、本発明のポリマーを潤滑粘度の油と混和して得た(または得られる)潤滑剤または潤滑剤濃縮物を提供する。
【0021】
一実施形態では、本発明は、潤滑剤の粘度指数を制御する方法であって、潤滑剤に、ペンダント基を有するポリマー(粘度指数向上剤と呼ぶこともある)を供給することを含み、ペンダント基を有するポリマーは、上で規定したとおりである方法を提供する。
【0022】
一実施形態では、本発明は、潤滑剤の粘度指数を制御する方法であって、潤滑剤に、ペンダント基を有するポリマー(粘度指数向上剤と呼ぶこともある)を供給することを含み、ペンダント基を有するポリマーは、上で規定したとおりであり、またペンダント基を有するポリマーは、平均立体障害係数がゼロより大きく、但し、このポリマーがポリ(メタ)アクリラートを含むとき、平均立体障害係数は13より大きい方法を提供する。
【0023】
一実施形態では、本発明は、潤滑剤組成物に、許容される/改善された剪断安定性、許容される/改善された粘度指数制御、および許容される/改善された低温粘度の少なくとも1つ(または少なくとも2つまたはすべて)をもたらす、本明細書に記載のペンダント基を有するポリマーの用途を提供する。
例えば、本発明は、以下を提供する:
(項目1)
次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマー
【化1】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)少なくとも炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子とを含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、該ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、該ポリマー主鎖に結合している、1〜2000の範囲のペンダント基の数であり、yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表される分枝状ヒドロカルビル基の70%超で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
(項目2)
Xが、炭素と少なくとも1個の酸素または窒素原子とを含む官能基である、項目1に記載のポリマー。
(項目3)
重量平均分子量が1000〜2000000または6000〜100000の範囲にある、項目1に記載のポリマー。
(項目4)
ホモポリマーまたはコポリマーである、項目1に記載のポリマー。
(項目5)
鎖状構造、櫛型構造、架橋結合構造、または星型構造を有する、項目1に記載のポリマー。
(項目6)
官能基Xが、エステル、アミド、またはイミドである、項目1に記載のポリマー。
(項目7)
官能基Xがエステルである、項目1に記載のポリマー。
(項目8)
分枝状ヒドロカルビル基R’およびR”を20%〜100%、または70%〜100%有し、前記ポリマーがポリ(メタ)アクリラート以外である、項目1に記載のポリマー。
(項目9)
R’およびR”上の炭素原子を合わせた総数が12〜60個または16〜40個の範囲である、項目1に記載のポリマー。
(項目10)
分枝状ヒドロカルビル基R’およびR”を92%〜100%または95%〜100%有するポリ(メタ)アクリラートを含む、項目1に記載のポリマー。
(項目11)
0重量%〜5重量%または0重量%のアクリル酸アルキル繰返し単位を含むポリ(メタ)アクリラートを含む、項目10に記載のポリマー。
(項目12)
0重量%〜20重量%未満、または0重量%〜5重量%のメタクリル酸メチル繰返し単位を含むポリ(メタ)アクリラートを含む、項目10に記載のポリマー。
(項目13)
前記ポリマー主鎖が、(a)(i)ビニル芳香族モノマーと(ii)カルボン酸モノマーもしくはその誘導体とを含むモノマーから誘導されるポリマー、(b)ポリ(メタ)アクリラート、(c)官能性ポリオレフィン、(d)エチレン酢酸ビニルコポリマー、(e)フマル酸コポリマー、(f)(i)αオレフィンと(ii)カルボン酸モノマーもしくはその誘導体とから誘導されるコポリマー、または(g)これらの混合物の少なくとも1つを含む、項目1に記載のポリマー。
(項目14)
前記官能性ポリオレフィンがアシル化剤でグラフト化されている、項目13に記載のポリマー。
(項目15)
前記カルボン酸モノマーが、酸もしくは無水物、または完全にエステル化されていても、部分的にエステル化されていてもよいその誘導体、またはこれらの混合物を含む、項目13に記載のポリマー。
(項目16)
ペンダント基を有するポリマーが、(i)ビニル芳香族モノマーと(ii)カルボン酸モノマーとを含むモノマーから誘導され、エステル化されたスチレン−無水マレイン酸コポリマーを含み、該コポリマーの無水マレイン酸単位は、分枝状アルキルペンダント基を有するアルコールでその後エステル化される、項目13に記載のポリマー。
(項目17)
窒素含有基をさらに含む、項目1に記載のポリマー。
(項目18)
前記窒素含有基が、官能性ポリマー主鎖と反応し得る窒素含有化合物から誘導される、項目17に記載のポリマー。
(項目19)
前記窒素含有化合物が、アミド官能基を介して前記ポリマーにさらに結合している、項目18に記載のポリマー。
(項目20)
前記窒素含有化合物が、アルキルアミン、ヒドロキシ置換されたヒドロカルビルアミン、複素環モノアミン、アルキレンポリアミン、芳香族アミンもしくはポリアミン、複素環ポリアミン、またはこれらの混合物を含む、項目19に記載のポリマー。
(項目21)
前記窒素含有化合物が、窒素含有モノマーから誘導される、項目19に記載のポリマー。
(項目22)
前記窒素含有モノマーが、フリーラジカルグラフト化または共重合によって前記ポリマー鎖に結合している、項目21に記載のポリマー。
(項目23)
前記窒素含有モノマーが、次式によって表される(メタ)アクリルアミドまたは(メタ)アクリラートモノマーを含む、項目21に記載のポリマー
【化2】
[式中、
Qは、水素またはメチルであり、そして一実施形態では、Qはメチルであり、
Zは、N−H基またはO(酸素)であり、
各R
2は、それぞれ独立に、水素、または1〜8個の炭素原子を含むヒドロカルビル基であり、
各R
3は、それぞれ独立に、水素、または1〜2個の炭素原子を含むヒドロカルビル基であり、
gは、1〜6の範囲の整数である]。
(項目24)
前記窒素含有モノマーが、N−ビニル−ホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニル−n−プロピオンアミド、N−ビニルヒドロキシアセトアミド、ビニルピリジン、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルピロリジノン、N−ビニルカプロラクタム、アクリル酸ジメチルアミノエチル、メタクリル酸ジメチルアミノエチル、ジメチルアミノブチルアクリルアミド、メタクリル酸ジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド、ジメチルアミノエチルアクリルアミド、またはこれらの混合物などのN−ビニルカルボンアミドを含む、項目21に記載のポリマー。
(項目25)
前記窒素含有化合物が、非単量体アミンを含む、項目19に記載のポリマー。
(項目26)
潤滑粘度の油と項目1に記載のポリマーとを含む潤滑組成物。
(項目27)
潤滑剤の粘度指数を制御する方法であって、潤滑剤に項目1に記載のポリマーを供給することを含む、方法。
(項目28)
前記潤滑剤が、ギヤ油、車軸油、駆動軸油、トラクション油、手動変速機油、または自動変速機油の少なくとも1種に適する、項目27に記載の潤滑組成物。
(項目29)
許容される分散力特性、許容される剪断安定性、許容される粘度指数制御、および許容される低温粘度の少なくとも1つを得るための、項目1に記載のポリマーの潤滑剤中への使用。
(項目30)
次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマー
【化3】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、(i)少なくとも炭素と少なくとも1個の酸素もしくは窒素原子とを含むか、または(ii)1〜5個の炭素原子を有するアルキレン基であるかのいずれかの官能基であり、該ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、該ポリマー主鎖に結合している、1〜2000の範囲のペンダント基の数であり、yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、該末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12であり、
但し、該ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超90%未満で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。
(項目31)
次式の()
w内に表されるペンダント基を有する式(I)のポリマー
【化4】
[式中、
BBは、1個または複数のペンダント基を有するポリマー主鎖であり、
Xは、少なくとも炭素と少なくとも1個の酸素または窒素原子とを含む官能基であり、該ポリマー主鎖と、()
y内に含まれる分枝状ヒドロカルビル基とを連結しており、
wは、該ポリマー主鎖に結合している、1〜2000の範囲のペンダント基の数であり、yは、0、1、2、または3であり、但し、少なくとも1モル%のペンダント基においてyはゼロでなく、そして、但し、yが0であるとき、Xは、Xの原子価を満たすのに十分な様式で末端基に結合しており、該末端基は、水素、アルキル、アリール、金属カチオン、またはアンモニウムカチオン、およびこれらの混合物から選択され、
pは、1〜15の範囲の整数であり、
R’およびR”は、それぞれ独立に、鎖状または分枝状のヒドロカルビル基であり、R’およびR”中に存在する炭素原子を合わせた総数は、少なくとも12であり、
但し、ポリマーが、R’およびR”が両方とも鎖状であるポリ(メタ)アクリラートを含むとき、()
y内に表す分枝状ヒドロカルビル基の70%超で、R’およびR”の両方が鎖状の基である]。