(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0011】
開示した実施例は、一般に画像の表題又はタグについて提案するキーワードに関する。ユーザは、それぞれを(例えば、ディジタルカメラを用いて)1つの画像ファイルに電子的に保存することのできるディジタル画像を生成することができる。これらの画像ファイルは、視聴者に画像を公開するための1つ以上のサーバーにアップロードすることができる。例えば、ユーザは、ソーシャルネットワーキングウェブサイトの他のユーザに公開するためにそのソーシャルネットワーキングウェブサイトに画像ファイルをアップロードすることができる。他の例として、ユーザは、写真共有ウェブサイトの他のユーザに公開するためにその写真共有ウェブサイトに画像ファイルをアップロードすることができる。画像に対応するデータは、その画像内に見ることができる特徴を決定するために処理することができる。特徴の例として、画像内で確認できるランドマーク、画像内で確認できる対象物、及び、画像内で認識できる人々を含むことができる。システムでは、画像が作られたときのタイムスタンプデータ、画像がどこで作られたかを示す地理的位置データのような、画像ファイルに内在するメタデータを用いることもできる。地理的位置には、グローバルポジショニングシステム(GPS)データ、Wifi位置データ、及び/又は、基地局位置データを含むことができる。
【0012】
いくつかの実施例において、キーワードは、各画像から定められる特徴、及び/又は、画像に対応するメタデータに基づき作ることができる。例えば、キーワードには、ランドマーク、対象物、又は画像内に認識される人々を含むことができる。キーワードにはまた、画像ファイルのメタデータその他のデータに基づく日時及び/又は位置も含むことができる。キーワードを、画像と関連してキーワード、又は、タグとして用いられるユーザに画像が公開されるときに、ユーザに提案することができる。いくつかの実施例において、定められたキーワード又は特徴には、抽出した特徴の確かさの指標に相当する確実性スコアのようなスコアを割り付けることができる。キーワードの閾値の数値又は閾値のスコアを持つキーワードの数をユーザに提案することができる。例えば、上から5番目までの有望なキーワードを提案キーワードとしてユーザに提示することができる。
【0013】
本願発明を限定することを意図しない実施例として、ユーザは、ディジタルカメラ(例えば、単独型ディジタルカメラ、携帯コンピュータ装置に組み込まれたディジタルカメラ)を用いて正午に自由の女神像を撮ることができる。この画像に内在する画像データは、分析されて認識されたランドマークとして自由の女神像を定める。画像のタイムスタンプを画像データ内に提示することができ、この写真が正午に撮られたことを表示することができる。画像データにはまた、写真がニューヨーク市で撮られたことを示す地理的位置データ、及び/又は、ニューヨーク市内の特定の位置(例えば、リバティー島)を示す地理的位置データを含めることもできる。代替的又は付加的に、自由の女神像を画像がニューヨーク市で生成されたことを決定するために用いることができる。特徴から作られたキーワードの例として、「自由の女神像」、「昼食時」、「ニューヨーク」、及び「ニューヨーク市」を含めることができる。キーワードには、この3つの例示したキーワードのようなフレーズを含めることができる。キーワード「昼食時」は、画像が正午に生成されたこと示すタイムスタンプデータに基づき作ることができる。いくつかの実施例において、付加情報(例えば、事実)をユーザに提案することができ、ユーザはこれを掲示に含めることができる。上記例示に続いて、事実の例として、自由の女神像に関する歴史的及び/又は興味深い事実(例えば、建造年、完成日、高さ、建造に用いられた材料の量、等)を含めることができる。
【0014】
ユーザは提示されたキーワードから、ソーシャルネットワーキングサイトに公開するために、画像にタグ付けするか、又は、画像に表題を付けるかを選択することができる。例えば、ユーザはスマートフォンのような、携帯コンピュータ装置から画像を取り、アップロードすることができる。提案されたキーワードを受け取ることで、ユーザは、画像にキーワードをタイプで打つ必要がない。選択したキーワードは、テキストボックスに入れ、ユーザが追加のテキストを付加すること、又は、提案されたキーワードを編集して、画像にタグ付け及び/又は画像に表題を付加することができるようにすることができる。いくつかの実施例において、提案された事実は、ユーザにより選択され掲示に加えることができる。
【0015】
いくつかの実施例において、ここで説明しているシステムがユーザに関する個人情報を収集している状況において、ユーザには、個人情報(例えば、ユーザの嗜好に関する情報、写真を撮ったユーザの位置に関する情報、写真中に認識される人々に関する情報、ユーザのソーシャルコンテンツプロバイダーに対する寄与度)を収集するプログラム又はこのような特性に合意したり拒否したりする機会を与えられる。加えて、いくつかの実施例において、個人を特定することのできる情報を除去することができるように、データを保存または使用する前に1つ以上の方法で、特定のデータを匿名化することができる。例えば、ユーザの身分は、特定のユーザに関連付けるのではなく、特定されたユーザの嗜好又はユーザの相互関係を一般化するために(例えば、ユーザ統計データに基づき一般化するために)、匿名化することができる。
【0016】
図1は、開示した実施例を実行することのできるシステムの例100を示す。システム100には、ネットワーク106を介して1つ以上のサーバーシステム104と通信することができるコンピュータ装置102が含まれる。コンピュータ装置102には関連付けられたユーザ108を含める。ネットワーク106には、ローカルエリアネットワーク(LAN)、携帯電話ネットワーク、或いは、任意の数の携帯コンピュータ装置に繋がった携帯電話ネットワークの組み合わせ、固定コンピュータ装置、及びサーバーシステムのような、大規模なコンピュータネットワークを含めることができる。サーバーシステム104には、コンピュータ装置110、及び、機械読み取り可能な記憶装置、又はデータベース112を含めることができる。当然のことながら、1つのサーバーシステム104が表示されているが、サーバーシステムは1つ以上のサーバーシステムを表すこともある。
【0017】
システムの例100において、コンピュータ装置102は、携帯コンピュータ装置として表示されている。しかし、当然のことながら、コンピュータ装置102として、タブレットコンピュータ装置、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ハンドヘルドコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、ネットワーク装置、カメラ、スマートフォン、エンハンストジェネラルパケットラジオサービス(EGPRS)携帯電話、携帯プレーヤー、ナビゲーション装置、Eメール装置、ゲームコンソール、又は、これらのデータ処理装置又は他のデータ処理装置の2つ以上の組み合わせのような、任意の適切な形式のコンピュータ装置を含めることができる。
【0018】
コンピュータ装置102により、ユーザ108は、写真(フォト)を撮影し、ディジタル画像を生成することができ、又は、既存の画像にアクセスし、見ることができる。画像は、コンピュータ装置102に画像ファイルとして保存することができ、或いは、別のコンピュータ装置からネットワーク106を介してアクセスすることができる。コンピュータ装置102により、ユーザ108は、説明文又はタグを画像に適用するために追加することができる。いくつかの実施例において、コンピュータ装置102は、ネットワーク106を介して、画像ファイルをサーバーシステム104に提供するために通信することができる。サーバーシステム104は、画像ファイルの画像データを分析し、画像中に見ることができる特徴を抽出する。この特徴は、画像のタグ及び/又は表題として使うことのできるキーワードを提案するために用いることができる。代替的な実施例において、例えば、写真を、別の装置(例えば、単独型ディジタルカメラ、ディジタルスキャナ)を用いて生成し、コンピュータ装置102を用いて、サーバーシステム104にアップロードすることができる。
【0019】
図2A〜2Cは、開示した実施例によるスクリーンショットの例を表示する。図解目的で、以下の説明では、ディジタル画像内に示された特徴の例として、ニューヨーク市の自由の女神像について言及している。当然のことながら、開示した実施例は、ディジタル画像で表現することのできる任意の特徴に適用することができる。
【0020】
図2Aを参照して、ユーザは、自由の女神像の画像204を捕捉するために携帯コンピュータ装置202を用いることができる。例えば、携帯コンピュータ装置202には、カメラを含めることができ、このカメラで画像204をとらえることができる。代替的又は付加的に、画像204は、携帯コンピュータ装置202からアクセスすることができ、又は、携帯コンピュータ装置202内のディジタルメモリ及び/又は他のコンピュータ装置から画像204を携帯コンピュータ装置202に移送することができる。例えば、携帯コンピュータ装置202はソーシャルネットワーキングサイトから画像204にアクセスすることができ、画像204は他のユーザからそのユーザに送ることができ、或いは、画像204を別のコンピュータ装置に保存されている収集画像からその携帯コンピュータ装置202に移送することができる。
図2A〜2Cでは携帯コンピュータ装置が描かれているが、開示した実施例は、ラップトップコンピュータやデスクトップコンピュータを含む適切な任意のコンピュータ装置により実行することができる。
【0021】
図2Bに示すようにアイコンボタン206,208,210として提示された選択肢のメニューを表示させることができる。例えば、このメニューには、携帯コンピュータ装置202のスクリーン、画像204、又は携帯コンピュータ装置202の物理的なボタンをタップすることによりアクセスすることができる。ボタン206,208,210は、画像204に適用するためにユーザ選択肢を提示することができる。例えば、「画像をEメール」ボタン206により、ユーザは画像204をEメールで送ることができる。「壁紙として使う」ボタン208により、携帯コンピュータ装置202の壁紙、つまり、背景画像として画像204を設定することができる。「ソーシャルネットワークに掲示」ボタン210により、ユーザは画像204をソーシャルネットワーキングサイトに掲示することができる。メニューには、画像204に適用するための選択肢を付加するために、ボタンを増やすこと、或いは、ボタンを減らすことができる。実施例によっては、ユーザは、携帯コンピュータ装置上で動作するソーシャルネットワーキングのアプリケーションを直接動かすことができ、ソーシャルネットワーキングのアプリケーションで提供される機能を用いて写真撮影することができ、そして、上述した選択肢の例示メニューを通さずに自動的に画像を共有させることができる。
【0022】
ユーザが、「ソーシャルネットワークに掲示」ボタン210を選択した場合、携帯コンピュータ装置202は、ソーシャルネットワーキングサイトで動作しているサーバーシステムに画像ファイルを送信することにより、ソーシャルネットワーキングサイトに画像204をアップロードすることができる。サーバーシステムは、画像ファイルを受け取り、画像データを処理して画像204中に見ることのできる特徴を抽出する。例えば、画像204の画像データを分析し、画像204内に自由の女神像を見ることができると判断する。画像データには、タイムスタンプのようなメタデータを含めることができる。例えば、携帯コンピュータ装置202に表示されているとおり、午後12時03分に画像204が生成されていたと考えられる。メタデータにはまた、地理的位置データ、例えば、画像204が生成された位置又はその近傍(例えば、ニューヨーク市、リバティー島)の表示を含めることができる。他の特徴として、ビルディング、車、又は動物のような被写体を含めることができる。いくつかの実施例において、画像中に人物が存在するかどうかを判断するために画像データを分析することができる。画像中に人物が存在すると判断された場合、その人物の身元を特定するためにさらに画像を分析することができる。例えば、画像にはユーザの友人が含まれていることがあり、その友人は、ソーシャルネットワーキングサービスを介して社会的にそのユーザとつながっている。いくつかの実施例において、ソーシャルネットワーキングサービス内でその友人とつながりのある人々により提示された画像中で身元を特定されることについてその友人は許諾することができる。
【0023】
画像から特徴を抽出するために、適切な任意の特徴抽出エンジンを用いることができる。例えば、有名な美術作品を認識するための特徴抽出エンジンを、画像中に見ることのできる有名な美術作品を抽出するために用いることができる。他の例として、ランドマークを認識するための特徴抽出エンジンを、画像中に見ることのできるランドマークを抽出するために用いることができる。他の例として、画像中に見ることのできる人の存在を認識しその人の身元を特定するための特徴抽出エンジンを用いることができる。いくつかの実施例において、複数の特徴抽出エンジンにより画像を分析することができる。いくつかの実施例において、単一の特徴抽出エンジンにより画像を分析することができる。各特徴抽出エンジンは、コンピュータ装置で実行可能なコンピュータプログラム製品として提供することができる。実施例によっては、1つ以上のサーバーシステム(例えば、
図1のサーバーシステム104)、及び/又は1つのコンピュータ装置(例えば、
図1のコンピュータ装置102)を用いて特徴抽出エンジンを実行することができる。
【0024】
上記例示に続いて、サーバーシステムは、画像から抽出した特徴に関するキーワードを生成することができる。例えば、キーワードには、写真204中に認識されたランドマークから生成された「自由の女神像」、「自由の女神」、及び「ニューコロッサス」を含めることができる。キーワードにはまた、「ニューヨーク、NY」、「NYC」、及び「ニューヨーク市」を含めることもできる。位置キーワードは、地理的位置メタデータから、及び/又は、自由の女神像がニューヨーク市のリバティー島に位置するとの認識から生成することができる。キーワードにはまた、タイムスタンプメタデータから生成された「昼食」及び「正午」を含めることもできる。これらやその他のキーワードは、写真204から抽出した特徴を用いて生成することができる。
【0025】
いくつかの実施例において、キーワードには、抽出した特徴に関連するものとしてあらかじめ定めた1つ以上のキーワードを含めることができる。例えば、抽出した特徴は、自由の女神像と特定することができる。1つ以上のキーワード(例えば、自由の女神、ニューコロッサス、リバティー島)を提示するために自由の女神像と関連付けたキーワードの索引にアクセスすることができる。
【0026】
いくつかの実施例において、抽出した特徴を含む検索クエリに基づきキーワードを生成することができる。実施例によっては、検索クエリを生成することができ、検索クエリには1つ以上の抽出した特徴に対応する1つ以上の検索用語を含めることができる。検索クエリは、1つ以上の検索結果を生成する通常の検索技術を用いて処理することができる。検索結果を処理し、1つ以上のキーワードを抽出することができる。この実施例において、抽出した特徴には「自由の女神像」を含めることができる。「自由の女神像」は、検索クエリとして提供することができ、検索エンジンに入力することができる。1つ以上の検索結果を生成することができ、検索結果には、自由の女神像に関連する情報(例えば、1つ以上のウェブページに提示されたコンテンツ)を含めることができる。この情報を1つ以上のキーワードを抽出するために処理することができる。
【0027】
キーワード又はキーワードの下位集合は携帯コンピュータ装置202に提示することができる。携帯コンピュータ装置202は、サーバーシステムから提案されたキーワードを表示することができる。
図2Cにおいて、携帯コンピュータ装置202はサーバーシステムから提案されたキーワードを受け取り、提案されたキーワードをボックス222に表示する。携帯コンピュータ装置202は、画像204が公表されたとき画像204と共に掲示するために、ユーザが画像204に表題をタイプするテキストボックス220を提供することができる。ユーザは提案されたキーワード224〜238の中から選択し表題に含めることができる。例えば、ユーザはテキストボックス220に(例えば、
図2Cに図示されていないタッチスクリーンキーボードを用いて)「にて」の語をタイプすることができ、「自由の女神」のキーワード226を選択することができる。ユーザは、続けて、テキストボックス220に「の」をタイプし、次いで、「NYC」のキーワード234を選択し、キストボックス220に「のために」をタイプし、そして「昼食」のキーワード236を選択することができる。このようにして、表題は「昼食のためにNYCの自由の女神にて」となる。
【0028】
提案されたキーワードを調達することにより、ユーザは、携帯コンピュータ装置202へのクリック数を少なくして写真の表題を生成することができる。例えば、例示の表題(昼食のためにNYCの自由の女神にて[At Lady Liberty in NYC for Lunch])をすべてタイピングするには、例えば、すべての文字及びスペースに対して、32回のクリック数が必要となろう。選択したキーワードをタイプアウトする代わりに提案されたキーワードをクリックすることで、表題を32回ではなく10回のクリックで生成することができる。従って、画像に表題を付けることがこの開示した実施例により簡単かつ速くなり、ユーザに画像を共有するために表題とタグをつける傾向を強めることができる。さらに、提案されたキーワードには、ユーザが使ったことがなく、考えたこともなく、また、ユーザが注意を払わず思い浮かべることもなかったような画像の側面に関連するキーワードが含まれる可能性がある。上述の通り、提案された事実を、ユーザに提示することができ、その事実を、掲示の一部に加えるために選択することができる。
【0029】
いくつかの実施例において、画像には画像から抽出することのできる複数の特徴を含めることができる。各特徴にはそれに関するスコアを含めることができる。いくつかの実施例において、スコアには、特徴が正しく画像中に特定されていることをシステム(例えば、特徴抽出エンジン)がどの程度確信しているかに対応する、確実性スコアを含めることができる。例えば、
図2A〜2Cの例示において、システムは、画像204中のランドマークが自由の女神像についてかなりの確信を持つことができる。従って、この特徴に基づき生成した「自由の女神像」としての特徴及びキーワードには、例えば、画像204中のランドマークが自由の女神像であることに、システムが90%の確信を持つならば、0から1までのスケールで0.9のような、高い確実性スコアを与えることができる。この画像から、他の特徴を抽出することができ、各特徴にはそれについての確実性スコアが含まれる。いくつかの実施例において、特徴は確実性スコアの順序でランク付けされ、特徴の下位集合をキーワードの提案のために選択することができる。例えば、最高Xの確実性スコア(例えば、X=3,4,又は5)を有する特徴を選択し、この選択した特徴に基づきキーワードを生成することができる。
【0030】
限定を意図しない実施例として、画像を分析し、確実性スコアと関連付けた以下の特徴を抽出することができる。
【0031】
この実施例を用いて、この特徴を確実性スコアに基づき、最高から最低へと並べることで、以下の順序付けができる。
【0032】
特徴 B
特徴 C
特徴 E
特徴 D
特徴 A
上位3つは、例えば、キーワードの提案として選択することができる。上記実施例において、特徴B、特徴C、及び特徴Eを選択し、提案キーワードを生成するために処理することができる。
【0033】
いくつかの実施例において、確実性スコアの閾値をキーワードの提案として選択された特徴をさらに限定するために用いることができる。このようにして、最高Xの確実性スコア(例えば、X=3,4,又は5)を有する特徴のリスト中に特定の特徴があったとしても、関連する確実性スコアが確実性スコアの閾値より小さい場合は、この特定の特徴は選択されない可能性がある。上記の例示において、特定の確実性スコアの閾値を用いると、特徴E、特徴D、及び特徴Aは、特定の確実性スコアの閾値より小さい確実性スコアを有することがある。従って、特徴B及び特徴Cのみが、キーワードの提案として選択された特徴となることがある。
【0034】
いくつかの実施例において、選択された特徴に対して、1つ以上のキーワードを特定することができる。各特徴に対して提示されるキーワードの数はキーワードの閾値の数値により制限することができる。いくつかの実施例において、特定されたキーワードには、キーワードがどの程度一般的なのか、及び/又は、認識される可能性があるのかを表すことのできる対応する支持スコアを含めることができる。いくつかの実施例において、キーワードは、支持スコアの順序でランク付けすることができ、キーワードの下位集合は、ユーザに提示すべき提案キーワードとして選択することができる。例えば、最高Xの支持スコア(例えば、X=3,4,又は5)を有するキーワードは、提案キーワードとして選択することができる。実施例によっては、他の測定基準をキーワードのランク付けに用いることができる。いくつかの実施例において、画像内に認められるランドマークには、物体(例えば、車)及び/又は日時より高い重み付けをすることができる。このようにして、認識されたランドマークに対応する提案キーワードは、例えば、物体及び/又は日時に対して提示する提案キーワードより多く提示することができる。
【0035】
いくつかの実施例において、特徴を抽出できないか又は十分な確実性を有するキーワードを生成できない場合は、キーワードを提案することができない。このような場合、簡単なメッセージ(例えば、「提案キーワードなし」)をユーザに表示することができる。
【0036】
図3は、画像から抽出した情報に基づき、社会的な掲示の提案を生成するためのプロセスの例300を図解するフローチャートである。実施例によっては、プロセスの例300に示したアクションは、コンピュータシステム(例えば、
図1のコンピュータ装置102)により実行することができる。
【0037】
ディジタル画像がとらえられる(302)。
図1のコンピュータ装置102は、例えば、写真又はディジタル画像を撮るために用いることができる。ディジタル画像は、画像内に見ることができるランドマーク、物体、及び/又は、人々のような特徴を含むことができる。画像データを含む画像ファイルが作られる(304)。とらえたディジタル画像は、画像をコンピュータ装置102のスクリーンに表示することができるように、画像データを含む画像としてコンピュータ装置102に保存することができる。1つの選択肢として、メタデータを画像ファイルに添えることができる(306)。メタデータには、画像がとらえられた時と場所にそれぞれ対応するタイムスタンプ及び地理的位置データを含めることができる。
【0038】
画像を掲示するかどうかを決めることができる(308)。例えば、ユーザ入力を受け取ることができ、ユーザからの画像を掲示するとのコマンド(例えば、ユーザによる
図2Bのアイコンボタン210のクリック)を表示することができる。画像は、例えば、ソーシャルネットワーキングサイトに掲示することができる。ユーザは、画像を掲示しないと決めることができ、この場合処理は終了する。ユーザはまた、掲示する画像を選択することができ、この場合その画像ファイルが送信される(310)。画像ファイルは、特徴の抽出、及び/又は、キーワードの生成のためにサーバーシステムに送信することができる。
【0039】
キーワードを受け取る(312)。キーワードには、ランドマーク、物体、人々、日時、及び位置のような、画像の特徴の記載を含めることができる。キーワードをユーザに表示する(314)。ユーザは、表題テキストを生成するためにこのキーワードを用いることができる(316)。表題テキストには、選択したキーワード及びユーザにより入力された他のテキストを含めることができる。表題テキストが送信される(318)。表題テキストは、画像と関連付けることができ、ユーザおよびユーザの顧客のような他の人々が見ることができるようにソーシャルネットワーキングサイトに公表することができる。
【0040】
当然のことながら、
図3のプロセス300はプロセスの1つの例であり、開示した実施例は他のプロセスを用いて実現することもできる。いくつかの実施例において、画像をとらえることができ、その画像をバックグラウンド機能としてサーバーシステムのバックエンドにアップロードすることができる。ユーザは、掲示テキストにタイプし、掲示板に送ることができる。いくつかの実施例において、画像はすでにサーバーのバックエンドにアップロードされ、掲示が瞬時に行われる。いくつかの実施例において、ユーザは画像のアップロードをキャンセルすることができ、それに応じて、画像はバックエンドサーバーシステムから消去され、掲示はキャンセルされる。いくつかの実施例において、画像がバックグラウンドにアップロードされたので、ユーザが掲示を構成しているあいだ、掲示を提示する前に、提案キーワードのリストをバックエンドサーバーシステムから受け取ることができる。いくつかの実施例において、ユーザが掲示を提示する前に、提案キーワードユーザに提供されなかった場合、掲示は通常通り行われる(すなわち、ユーザは掲示を止めたり遅らせたりしない)。
【0041】
図4は、画像から抽出した情報に基づく社会的な掲示の提案を生成するためのプロセスの例400のフローチャートである。いくつかの実施例において、プロセスの例400に表示したアクションは、1つ以上のコンピュータシステム(例えば、
図1のコンピュータ装置102及び/又はサーバーシステム104)により実行することができる。
【0042】
画像ファイルを受け取る(402)。画像ファイルは、例えば、コンピュータ装置102から
図1のサーバーシステム104が受け取ることができる。画像ファイルから特徴が抽出される(404)。特徴の例として、物体、ランドマーク、ロゴ、画像中の顔、及び画像をとらえたときの日時及び位置を含めることができる。
【0043】
コンピュータシステム110は、複数の特徴が抽出されたかどうかを判断する(406)。1つの特徴しか抽出されなかった場合、キーワード生成のためのプロセスが続行される。いくつかの実施例において、抽出された特徴の確実性スコアは、抽出された特徴の確実性の閾値レベルであることを確保するために処理することができる。複数の特徴が抽出された場合、各特徴について確実性スコアが生成される(408)。確実性スコアは、画像から抽出された特徴が実際に画像中にあることの確かさに対応させることができる。
【0044】
特徴は、確実性スコアに基づき並べ替えられる(410)。いくつかの実施例において、最低閾値の確実性スコアを有する特徴のみを並べ替えに含める。上位X個の特徴が選択される(412)。Xは、適切な特徴の数とすることができる。例えば、ユーザは、特徴が選択される数を設定することができる。
【0045】
特徴に基づきキーワードが生成される(414)。各特徴は、1つ以上のキーワードの根拠となることができる。各特徴について生成されるキーワードの数は、例えば、どれだけの数の特徴が画像から抽出されたかにより、変わることがある。ここに記載したとおり、各キーワードには、関連するスコアを含めることができ、このスコアも変わることがある。
【0046】
キーワードはユーザに送信される(416)。ユーザはキーワードの中から画像の表題を生成するためのキーワードを選択する。ユーザは、表題テキストを送信することができ、表題テキストが受け取られる(418)。画像は、例えば、ソーシャルネットワーキングサイトのユーザと関連付けたプロフィール状に、表題テキストと共に公開される(420)。
【0047】
多数の実施例を記載した。しかしながら、本開示の精神と適用範囲から逸脱することなく、種々の変更が可能であることが理解できるであろう。例えば、上述のステップの順序を変更したり、付加したり、削除したりした種々のフロー形式を用いることができる。従って、他の実施例が以下の特許請求の範囲の適用範囲内である。
【0048】
本開示における実施例及びここに提示した機能的動作は、本明細書に開示した構成及び均等な構成、またはこれらの組み合わせを含む、ディジタル電子回路、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアで実現することができる。本開示における実施例は、1つ以上のコンピュータプログラム製品、すなわち、データ処理装置による実行のため、又はデータ処理装置の動作を制御するために、コンピュータ読み込み可能な媒体上にコード化されたコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして、実現することができる。コンピュータ読み込み可能な媒体として、コンピュータが解読できる記憶装置、コンピュータが解読できる記憶基板、メモリ装置、コンピュータが解読できる伝達信号に影響を与える内容の複合体、又はこれらの1つ以上の組み合わせをすることができる。「データ処理装置」の語は、データを処理するためのすべての装置、道具、機械を包含し、例えば、プログラマブルプロセッサ、コンピュータ、又は複数のプロセッサ又はコンピュータが含まれる。装置として、ハードウェアに加えて、該当するコンピュータプログラムの動作環境を作るコード、例えば、プロセッサファームウェア、プロトコールスタック、データベースマネージメントシステム、オペレーティングシステム、又はこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含めることができる。
【0049】
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られている)は、コンパイラ言語、インタプリタ言語を含むどのような形式のプログラミング言語で書かれていてもよく、スタンドアローンプログラムとして、又はモジュール、コンポーネント、サブルーティン、又はコンピュータ環境で用いるのに適した他のユニットとしてを含む、あらゆる形式で実施することもできる。コンピュータプログラムは、ファイルシステム中のファイルに必ずしも対応しない。プログラムは、他のプログラム又はデータ(例えば、マークアップ言語ドキュメントに保存された1以上のスクリプト)を保持するファイルの一部に、該当するプログラム、又は複数の調整済みのファイル(例えば、1以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部)のためだけの単一のファイルとして保存することができる。コンピュータプログラムは、1つのサイトに位置するか又は複数のサイトに分散させた1つ以上のコンピュータにより実行されるよう配備することができる。
【0050】
ここに開示した処理及びロジックフローは、入力データを操作し出力を生成することにより、機能を発揮させるための1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラマブルプロセッサにより実行することができる。この処理及びロジックフローは、専用ロジック回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)又はASIC(特定用途向け集積回路)により実行することができ、装置は、専用ロジック回路、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)又はASIC(特定用途向け集積回路)として組み込むことができる。
【0051】
コンピュータプログラムを実行するのに適したプロセッサには、例えば、汎用及び専用のマイクロプロセッサ、及びあらゆる種類のディジタルコンピュータの1つ以上のプロセッサが含まれる。一般に、プロセッサは、リードオンリーメモリ又はランダムアクセスメモリ又はその両方から命令及びデータを受け取る。コンピュータの必須構成要素は、命令を実行するためのプロセッサ、及び命令及びデータを保存するための1以上のメモリ装置である。一般に、コンピュータにはまた、データの送受信のため、又は動作可能に接続された、データを保存するための1以上の記憶装置、例えば、磁気ディスク、光磁気ディスク、又は光ディスクも含めることができる。しかし、コンピュータはそのような装置を必要としない。さらに、コンピュータは、他の装置、例えば、自動車電話、携帯情報端末(PDA)、携帯オーディオプレーヤー、グローバルポジショニングシステム(GPS)受信機、等に埋め込むことができる。コンピュータプログラム命令及びデータを保存するのに適したコンピュータ読み込み可能媒体は、すべての形式の非揮発性メモリ、媒体及びメモリ装置を含み、例として、半導体メモリ装置、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリ装置、磁気ディスクとして、例えば、内蔵形ハードディスク又はリムーバブルディスク、光磁気ディスク、及びCDロムディスク、およびDVDロムディスクが含まれる。プロセッサ及びメモリは、特定用途向けロジック回路で補完し又は特定用途向けロジック回路に組み込むことができる。
【0052】
ユーザとのインタラクションを行えるように、ここで開示した実施例は、ユーザに情報を表示する表示装置、例えば、CRT(陰極線管)モニタ又はLCD(液晶ディスプレー)モニタ、ユーザがコンピュータに入力することができるようにするキーボード、及びポインティング装置、例えば、マウス又はトラックボールを有するコンピュータに組み込むことができる。ユーザとのインタラクションのために他の種類の装置を用いることもでき、例えば、ユーザへのフィードバックはあらゆるセンサーによるフィードバック、例えば、視覚によるフィードバック、音響によるフィードバック、又は、触覚によるフィードバック、とすることができ、ユーザからの入力は、音響、音声、又は触覚による入力とすることができる。
【0053】
ここで開示した実施例は、例えば、データサーバーとしてのバックエンド要素、又は、例えば、アプリケーションサーバーのようなミドルウェア要素、又は、例えば、ユーザがここで開示した実施例と相互に介入するためのグラフィカルユーザインターフェースやウェブブラウザを有するクライアントコンピュータのようなフロントエンド要素、又は、このような、バックエンド要素、ミドルウェア要素、及びフロントエンド要素のうちの1つ以上を任意に組み合わせたものを含むコンピュータシステムにより実現することができる。システムの構成要素は、例えば、通信ネットワークのような、あらゆる形式のディジタルデータ通信又はディジタルデータ通信媒体に組み込むことができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク(LAN)及びワイドエリアネットワーク(WAN)、例えば、インターネットが含まれる。
【0054】
コンピュータシステムには、クライアント及びサーバーを含めることができる。クライアント及びサーバーは、一般に互いに離れており、主として、通信ネットワークを通して相互に作用する。クライアントとサーバーとの関係は、それぞれのコンピュータ上で走り、相互にクライアント・サーバー関係を有するコンピュータプログラムに基づいて生じる。
【0055】
本開示には具体例が含まれるが、これらは、開示の範囲又は請求する範囲を限定するものとして解釈すべきでなく、開示した特定の実施例の詳細を記載したものとして解釈すべきである。本開示に別の実施例として記載した特定の特徴は、組み合わせて単一の実施例とすることができる。逆にいえば、単一の実施例として記載した種々の特徴を別々の又は適切に組み合わせた複数の実施例とすることができる。さらに、特徴を特定の組み合わせにおける動作として、及びそのように権利化するものとして上述したかもしれないが、権利要求する組み合わせからの1つ以上の特徴を、場合によって、この組み合わせから削除することができ、権利要求する組み合わせを組み合わせ一部又は組み合わせの変形とすることができる。
【0056】
同様に、動作が特定の順序で図に描かれていたとしても、これはこの動作が図示された特定の順序又は逐次的順序で実行されること、或いは、図解した動作が実行すべてされることが必要であると理解すべきでない。特定の状況では、マルチタスク及びパラレル処理が好都合となる場合がある。さらに、上記実施例中の種々のシステムコンポーネントを分離したことが、このような分離がすべての実施例で必要であると理解すべきでなく、記載したプログラムコンポーネント及びシステムは、一般に、単一のソフトウェア製品に統合することができ、又は、複数のソフトウェア製品にパッケージ化するとかができると理解すべきである。
【0057】
開示した特定の実施例について、このように説明した。他の実施例も以下の特許請求の範囲の適用範囲内である。例えば、特許請求の範囲に記載した動作を異なる順序で実行しても、好ましい結果が得られる。