特許第5872697号(P5872697)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5872697
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】圧力センサ一体型グロープラグ
(51)【国際特許分類】
   F23Q 7/00 20060101AFI20160216BHJP
【FI】
   F23Q7/00 605Z
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-529346(P2014-529346)
(86)(22)【出願日】2013年6月20日
(86)【国際出願番号】JP2013066942
(87)【国際公開番号】WO2014024576
(87)【国際公開日】20140213
【審査請求日】2015年1月12日
(31)【優先権主張番号】特願2012-176758(P2012-176758)
(32)【優先日】2012年8月9日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000003333
【氏名又は名称】ボッシュ株式会社
(72)【発明者】
【氏名】高津 勝美
【審査官】 藤原 弘
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−520941(JP,A)
【文献】 特開2009−144702(JP,A)
【文献】 特開2010−203763(JP,A)
【文献】 特開2009−203939(JP,A)
【文献】 特開2000−329344(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0236512(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F23Q 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関の気筒内に挿入されて用いられる圧力センサ一体型グロープラグであって、ハウジングと、前記ハウジングから先端を突出させて保持されたロッド状のヒータエレメントと、圧力センサと、を備え、前記ヒータエレメントが、可撓部材によって前記ハウジングに保持されて前記ハウジングに対する位置を変位可能にされており、前記圧力センサが前記ヒータエレメントの変位によって前記気筒内の圧力を受けられるようにされた圧力センサ一体型グロープラグにおいて、
前記可撓部材よりも先端側の前記ハウジングと前記ヒータエレメントとの間隙に、酸化触媒成分を担持させた耐熱性ファイバー部材を備えることを特徴とする圧力センサ一体型グロープラグ。
【請求項2】
前記耐熱性ファイバー部材が、セラミックファイバーに酸化触媒成分を担持させたものであることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ一体型グロープラグ。
【請求項3】
前記耐熱性ファイバー部材が、前記ハウジングと前記ヒータエレメントとの間隙よりもさらに前記ハウジング外部にはみ出して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力センサ一体型グロープラグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディーゼルエンジンの始動補助用として使用されるシース型グロープラグに、筒内圧を検知するための圧力センサを一体化した圧力センサ一体型グロープラグに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自己着火式内燃機関であるディーゼルエンジンでは、気筒内にグロープラグが設けられている。また、近年では、筒内圧を検出するための圧力センサをグロープラグと一体化した圧力センサ一体型グロープラグが実用化されている。
【0003】
例えば、圧力センサ一体型グロープラグは、シリンダ内に挿入するためのハウジングと、このハウジングから先端を突出させてハウジングに保持されたヒータエレメントと、このヒータエレメントとハウジングとの間に配置された圧力センサとを備えて構成されている。この圧力センサ一体型グロープラグは、ヒータエレメントが、ベローズやダイヤフラム等の可撓部材によってハウジングに保持され、筒内圧によってヒータエレメントがハウジング内を軸方向に変位し、この変位によって圧力センサが筒内圧を検出可能となっている。
【0004】
このようなグロープラグにおいて、長期間にわたって圧力を安定的に検出可能にするためには、可撓部材の可撓性が維持されていなければならない。すなわち、ヒータエレメントが、可撓部材以外の部分において機械的に拘束されることを避けなければならない。しかしながら、グロープラグは、気筒内に露出させて使用されるものであり、気筒内で発生する未燃燃料成分等がヒータエレメントとハウジングとの間に堆積すると、ヒータエレメントがハウジングに拘束され、圧力センサに対して筒内圧を伝達できなくなるおそれがある。
【0005】
そのために、ヒータエレメントとハウジングとの間に、流動性のシール材を充填したり、ヒータエレメントの表面に酸化触媒を塗布したりして、未燃燃料成分の堆積を防ぐようにすることが提案されている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2009−520941号公報
【特許文献2】特開2009−203939号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、充填した流動性のシール材が長期間燃焼室近傍に位置していると、流動性が失われるおそれがあった。また、酸化触媒をヒータエレメント表面に塗布する場合には、その表面積を十分に確保することが困難であるため、触媒活性が不十分となって、堆積するカーボンやSOF(可溶性有機成分)の触媒燃焼を効率的に行うことができないおそれがあった。
【0008】
したがって、本発明は、ハウジングとヒータエレメントとの間隙に、カーボンやSOFが堆積することを抑制し、長期間にわたってヒータエレメントが拘束されないようにする圧力センサ一体型グロープラグを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、内燃機関の気筒内に挿入されて用いられる圧力センサ一体型グロープラグであって、ハウジングと、前記ハウジングから先端を突出させて保持されたロッド状のヒータエレメントと、圧力センサと、を備え、前記ヒータエレメントが、可撓部材によって前記ハウジングに保持されて前記ハウジングに対する位置を変位可能にされており、前記圧力センサが前記ヒータエレメントの変位によって前記気筒内の圧力を受けられるようにされた圧力センサ一体型グロープラグにおいて、前記可撓部材よりも先端側の前記ハウジングと前記ヒータエレメントとの間隙に、酸化触媒成分を担持させた耐熱性ファイバー部材を備えることを特徴とする圧力センサ一体型グロープラグが提供され、上述した問題を解決することができる。
【0010】
すなわち、本発明の圧力センサ一体型グロープラグによれば、ハウジングとヒータエレメントとの間へのカーボンやSOFの侵入が阻止されるとともに、ファイバー部材に付着したカーボンやSOFを、ファイバー表面に担持されている触媒成分によって酸化、分解させることができる。このとき、ファイバー部材に触媒を担持させることとしているために、触媒を担持させる表面積を大きく確保することができ、触媒活性を高めることができ、効率的にカーボンやSOFを分解させることができる。したがって、ヒータエレメントがハウジングに拘束されることを長期間にわたって防ぐことができる。
【0011】
また、本発明の圧力センサ一体型グロープラグにおいて、前記耐熱性ファイバー部材が、セラミックファイバーに酸化触媒成分を担持させたものであることが好ましい。
このようにセラミックファイバーを用いて耐熱性ファイバー部材を構成することにより、セラミック材料が有する保温性により、触媒活性を向上させて、カーボンやSOFの酸化、分解をより効果的に行わせることができる。
【0012】
また、本発明の圧力センサ一体型グロープラグにおいて、前記耐熱性ファイバー部材が、前記ハウジングと前記ヒータエレメントとの間隙よりもさらに前記ハウジング外部にはみ出して設けられることが好ましい。
このように耐熱性ファイバー部材を配置することにより、内燃機関の挿入孔とヒータエレメントとの間に侵入したカーボンやSOFを酸化、分解して、それらが堆積することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施の形態にかかる圧力センサ一体型グロープラグの断面図である。
図2図1に示す圧力センサ一体型グロープラグの部分拡大図である。
図3】圧力センサ一体型グロープラグの変形例を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明にかかる圧力センサ一体型グロープラグに関する実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
なお、それぞれの図中において同じ符号が付されているものは、特に説明がない限り同一の構成要素を示しており、適宜説明が省略されている。
【0015】
1.グロープラグの基本的構成
図1は、本発明の実施の形態にかかる圧力センサ一体型グロープラグ(以下、単に「グロープラグ」と称する。)1の断面図である。
図1に示すグロープラグ1は、シース型グロープラグとして構成されたものであって、例えば、ディーゼルエンジン等の自己着火型の内燃機関に用いられるグロープラグ1として構成されている。
【0016】
このグロープラグ1は、ロッド状のヒータエレメント2を有しており、ヒータエレメント2は、予燃焼型の内燃機関の場合には予燃焼室に挿入され、直噴型の内燃機関の場合には内燃機関の燃焼室に挿入されて、固定される。ヒータエレメント2は、金属製又はセラミック製のヒータエレメント2として構成することができる。ただし、ヒータエレメント2は他の構成のものであっても構わない。
【0017】
グロープラグ1は、ハウジング3を有している。このハウジング3は金属材料からなることが好ましい。ハウジング3は同心状の貫通孔を有しており、ヒータエレメント2の後端側は、部分的にハウジング3の内部に配置され、ハウジング3の先端側に設けられた開口4の箇所でハウジング3から内燃機関の燃焼室等の内部に突出可能になっている。さらに、ハウジング3は雄ねじ山5を有しており、この雄ねじ山5によって、グロープラグ1は、内燃機関のハウジングに設けられた挿入孔内にねじ込み可能となっている。このとき、円錐状シール6により、内燃機関に設けられた挿入孔内でグロープラグ1は気密に嵌合されている。
【0018】
本実施形態において用いられているロッド状のヒータエレメント2は、発熱体7と支持管8とを有している。支持管8は発熱体7の外周面9に接しており、発熱体7に結合されている。支持管8の外面10は、同時に、ヒータエレメント2の外面10をも形成している。
【0019】
グロープラグ1に設けられた同心状の貫通孔は、可撓部材としての鋼ダイヤフラム15によって内室16とシール室17とに分割されている。鋼ダイヤフラム15は一方ではハウジング3に、他方では円筒環状部18においてヒータエレメント2の支持管8に、それぞれ結合されている。鋼ダイヤフラム15は基部19を有しており、この基部19は、ヒータエレメント2が、グロープラグ1のハウジング3の軸線20の方向において、ハウジング3に対して相対的に移動可能となるように、可撓性を有して形成されている。
【0020】
内室16には圧力センサ21が配置されている。この圧力センサ21は、例えば圧電式のセンサ素子として構成することができる。この圧電式のセンサ素子は機械的な負荷を受けると電荷を発生させ、この電荷は圧力センサ21のコンタクト領域22,23において検出可能となっている。検出された電荷は電気配線24,25によってグロープラグ1のハウジング3から導出される。圧力センサ21は、燃焼室等から遠い方の側のグロープラグ1の端部26側においてハウジング3に結合されたスリーブ27に支持されている。他方において、圧力センサ21は力伝達スリーブ28を介してヒータエレメント2に結合されている。この場合、ヒータエレメント2は主としてその支持管8の部分で力伝達スリーブ28に支持されている。
【0021】
グロープラグ1が組み付けられた状態では、内燃機関の燃焼室等の内部の圧力に基づいて、ヒータエレメント2に作用する力が発生する。この力は軸方向29で、すなわち軸線20に沿った方向で、ヒータエレメント2に作用する。この力は、矢印30,31,32により示された力伝達経路に沿って圧力センサ21に伝達される。この圧力センサ21は伝達された力に応じて電気配線24,25を介して検出信号を導出し、この検出信号から、燃焼室等に形成された圧力が測定される。燃焼室等の内部に発生した圧力を精度よく測定するためには、ヒータエレメント2及び力伝達スリーブ28がハウジング3に拘束されることなく、軸方向29において自由に移動できる状態を確保することが必要となる。この場合、圧力センサ21の検出信号に基づいて圧力を測定する際には、例えば鋼ダイヤフラム15の弾性力により生じる、圧力センサ21に伝達される力への影響であれば、あらかじめ考慮することができる。
【0022】
ただし、グロープラグ1の作動時に生じる汚染の影響、特に先端側の開口4の近傍で生じる汚染は、その量及び影響に関してあらかじめ考慮することは困難であるため、このような汚染は燃焼室等に生じた圧力の誤測定を招く大きな原因となり得る。特に、燃焼室等の内部の圧力により生じた力の一部が、端部側の開口4の近傍において汚染によって堆積した異物の影響によって円錐状シール6の領域でハウジング3に伝達されてしまい、その結果、実際に圧力センサ21に作用する力が減少するおそれがある。これにより、燃焼室等の内部に生じた圧力の検出精度の低下を招く。
【0023】
このような問題を回避するために、本実施の形態にかかるグロープラグ1においては、シール室17内に耐熱性ファイバー部材35が配置されている。以下、図2に基づいて、シール室17の構成並びに耐熱性ファイバー部材35の特性及び作用について詳しく説明する。
【0024】
図2には、図1に二点鎖線で示した領域IIが詳細に図示されている。鋼ダイヤフラム15の基部19は環状の面40を有しており、この環状の面40はハウジング3に結合されている。さらに、鋼ダイヤフラム15の基部19は別の環状の面41を有しており、この環状の面41は環状の面40とは逆方向に向けられていて、ハウジング3の円錐状シール6に結合されている。さらに、鋼ダイヤフラム15の円筒環状部18の内面42は支持管8の外面10に接合されており、この場合、鋼ダイヤフラム15と支持管8とは、内面42の範囲において、例えばレーザ溶接によって結合されている。これにより、シール室17と内室16との間の信頼性の良いシール性が確保されている。
【0025】
ヒータエレメント2から力伝達スリーブ28への力の伝達を良好なものとするために、支持管8における、力伝達スリーブ28寄りの領域43の肉厚が、力伝達スリーブ28の肉厚に適合されており、この場合、支持管8の領域43の範囲では、他の範囲よりも大きな肉厚に形成されている。
【0026】
円錐状シール6が位置する領域において、ハウジング3とヒータエレメント2の外面10との間には環状ギャップ44が設けられている。この環状ギャップ44は端部側の開口4を形成している。環状ギャップ44は軸線20に沿った方向におけるヒータエレメント2の移動を可能にしている。ただし、ヒータエレメント2は、鋼ダイヤフラム15が有する弾性力の作用を受けるようになっている。この場合、鋼ダイヤフラム15によって発生し、支持管8を介してヒータエレメント2に作用する弾性力は、あらかじめ測定され、燃焼室等の内部に生じた圧力の測定時には、この弾性力を考慮することができる。
【0027】
さらに、シール室17には耐熱性ファイバー部材35が備えられている。この耐熱性ファイバー部材35は環状ギャップ44にも充填されている。耐熱性ファイバー部材35は、例えば、セラミックファイバーや石英ファイバー等の耐熱性の高いファイバーに対して、酸化能の高い公知の触媒成分を担持させた部材からなっている。耐熱性ファイバー部材35は、耐熱性ファイバーに直接触媒材料を担持させたものとすることができ、あるいは、耐熱性ファイバーに、触媒材料が担持された面積の大きなセラミック粒子等を保持させたものとすることができる。また、この耐熱性ファイバー部材35は、成形されていない材料をシール室17や環状ギャップ44に充填するようになっていてもよいし、あらかじめシール室17や環状ギャップ44の形状に応じて成形して装着するようになっていてもよい。
【0028】
耐熱性の高いファイバーは、結晶質ファイバー、非晶質ファイバー、ミネラルウール、グラスファイバー等の公知の耐熱性の高い無機質材料から選択されるものであり、プリフォームされたものでもよい。また、触媒成分は、一種又は二種以上の貴金属を含んで構成することができる。あるいは、貴金属を構成元素とする金属酸化物からなる触媒材料を使用することもできる。
【0029】
この耐熱性ファイバー部材35が設けられていることにより、ハウジング3とヒータエレメント2との間に、未燃焼物であるカーボンやSOFが侵入することを物理的に阻止できる。さらに、耐熱性ファイバー部材35に付着したカーボン等については、担持されている触媒成分によって酸化、分解され、ガス状になって、固体成分が堆積することを防ぐことができる。ここで、耐熱性ファイバー部材35は、ファイバー上に触媒成分を担持させているために、触媒が担持された表面積が大きくなっており、触媒活性をより高めることができる。
【0030】
また、特に、触媒成分を担持させるファイバーをセラミックファイバーや石英ファイバーとすれば、その保温効果によって、ヒータエレメント2が発生させる熱を利用して触媒活性がより高められ、カーボンやSOFを効果的に酸化、分解させることができる。
さらに、耐熱性ファイバー部材35はファイバーを利用したものであるために、充填密度が低く抑えられ、ヒータエレメント2を拘束するおそれがなく、ヒータエレメント2が受けた圧力を、効率的に圧力センサ21に伝達することができる。さらには、耐熱性シール材35は、鋼ダイヤフラム15の保護、特に鋼ダイヤフラム15の腐食を低減するという機能をも有している。
【0031】
なお、上述した実施の形態において、耐熱性ファイバー部材35を、ハウジング3とヒータエレメント2との間隙からはみ出した状態で設けてもよい。耐熱性ファイバー部材35をこのように配置した場合には、内燃機関のハウジングに設けられた挿入孔とヒータエレメント2との間隙に侵入したカーボンやSOF等を酸化、分解して、それらが堆積することを防ぐことができる。
【0032】
2.変形例
図3は、可撓部材として、鋼ダイヤフラムの代わりにベローズを用いたグロープラグの例の拡大図を示している。
このグロープラグの例において、ヒータエレメント52にはベローズ68が結合され、ベローズ68は、その一端側においてハウジング53に固定されている。ヒータエレメント52は、ハウジング53内で軸方向にスムーズに移動可能となっている。このベローズ68は、好ましくは金属材料によって形成され、ベローズ68とヒータエレメント52との結合は、例えば、レーザ溶接やクリンピング、スエージング、はんだ付け、圧入等の方法によって行われる。
【0033】
この変形例のグロープラグにおいても、ハウジング53は、先端部に円筒状シール56を備え、当該円筒状シール56の先端部の領域において、ハウジング53とヒータエレメント52との間には環状ギャップ64が設けられている。この環状ギャップ64は、端部側の開口を形成している。この環状ギャップを含む、円筒状シール56内部の先端側には、耐熱性ファイバー部材65が備えられている。
【0034】
このように、ヒータエレメント52を保持する可撓部材としてベローズ68を用いる場合であっても、先端側のハウジング53とヒータエレメント52との間隙に、酸化触媒成分を担持させた耐熱性ファイバー部材65を備えることにより、上述した実施の形態のグロープラグと同様の効果を得ることができる。
図1
図2
図3