特許第5872879号(P5872879)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5872879電子番組ガイド(EPG)の動的なサイズ変更
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5872879
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】電子番組ガイド(EPG)の動的なサイズ変更
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/482 20110101AFI20160216BHJP
【FI】
   H04N21/482
【請求項の数】6
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2011-278198(P2011-278198)
(22)【出願日】2011年12月20日
(65)【公開番号】特開2012-134974(P2012-134974A)
(43)【公開日】2012年7月12日
【審査請求日】2014年12月1日
(31)【優先権主張番号】10306469.7
(32)【優先日】2010年12月21日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】501263810
【氏名又は名称】トムソン ライセンシング
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】オーレリアン ロンジェ
(72)【発明者】
【氏名】フレデリク バボン
(72)【発明者】
【氏名】トリスタン ラングロア
(72)【発明者】
【氏名】パトリック ガラルド
【審査官】 後藤 嘉宏
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−182287(JP,A)
【文献】 特表2004−524769(JP,A)
【文献】 特開2000−115652(JP,A)
【文献】 特表2003−509975(JP,A)
【文献】 特開2001−111909(JP,A)
【文献】 特開2008−283709(JP,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2001−0056891(KR,A)
【文献】 特開2008−263480(JP,A)
【文献】 特開2003−348479(JP,A)
【文献】 特開平9−270969(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00−21/858
H04N 7/16− 7/173
H04N 5/44− 5/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
番組ガイドを表示装置に提供して前記番組ガイドを表示するために受信機に実装された方法であって、前記番組ガイドは、番組およびチャンネルのリストならびに第1の時間期間を規定する第1の開始時刻および第1の終了時刻を表す時間スケールを含み前記番組は、当該番組が受信されるチャンネルに対応して表示され、前記方法は、
特定の番組が選択されたかどうかを確認するステップと、
番組が選択された場合、前記選択された番組の開始時刻および終了時刻が、前記時間スケールによって表される前記第1の時間期間内であるかどうかを確認するステップと、
前記選択された番組の前記開始時刻および前記終了時刻の少なくとも一方、前記時間スケールによって表される前記第1の時間期間内でない場合、前記時間スケールを第2の時間期間を規定する第2の開始時刻および第2の終了時刻表すように適合させ、前記選択された番組の前記開始時刻および前記終了時刻がどちらも前記時間スケールによって表される前記第2の時間期間内になる、ステップと、
前記番組ガイドを表示装置に提供して前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドを表示するステップと、
を含む、前記方法。
【請求項2】
前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供されるスペース内に表示可能であるかどうかを確認するステップと、
前記選択された番組に関する全ての情報が表示可能であるとはいえない場合、前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供される前記スペース内で表示可能になるように前記時間スケールを適合させるステップと、
をさらに含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記表示装置を介して、
元の時間スケールを用いた元のビューで前記番組ガイドを表示するステップと、
前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドの一部を表すウィンドウを表示するステップと、
を含む、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
オーディオ/ビデオデータを受信するための受信機であって、
表示装置に送信されるオーディオビジュアル信号を作成するオーディオ/ビデオ復号化ロジックと、
前記表示装置に表示されるデータを生成するための回路であって、前記回路は番組ガイドを生成するように構成され、前記番組ガイドは、番組およびチャンネルのリストならびに第1の時間期間を規定する第1の開始時刻および第1の終了時刻を表す時間スケールを含み、前記番組は、当該番組が受信されるチャンネルに対応して表示される、前記回路と、
ユーザー入力を受信するインタフェースと、
を備え、
前記表示装置に表示されるデータを生成するための回路はさらに、
ユーザー入力に応答して特定の番組が選択されたかどうかを確認するステップと、
番組が選択された場合、前記選択された番組の開始時刻および終了時刻が、前記時間スケールによって表される第1の時間期間内であるかどうかを確認するステップと、
前記選択された番組の前記開始時刻および前記終了時刻の少なくとも一方が前記第1の時間期間内でない場合、前記時間スケールを第2の時間期間を規定する第2の開始時刻および第2の終了時刻表すように適合させ、前記選択された番組の前記開始時刻および前記終了時刻がどちらも前記時間スケールで表される前記第2の時間期間内になる、ステップと、
前記番組ガイドを表示装置に提供して前記表示装置が前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドを表示するステップと、
を実行するように構成される、前記受信機。
【請求項5】
前記回路は、
前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供されるスペース内に表示可能であるかどうかを確認し、
前記選択された番組に関する全ての情報が表示可能であるとはいえない場合、前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供される前記スペース内で表示可能になるように前記時間スケールを適合させる、
ように構成された、請求項4に記載の受信機。
【請求項6】
前記回路は、前記表示装置に表示されるウィンドウを生成するように構成され、前記ウィンドウは、前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドの一部を表す、請求項4又は5に記載の受信機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置のサイズおよび表示される項目のサイズに従って電子番組ガイド(EPG)をサイズ変更するための方法に関する。
【背景技術】
【0002】
テレビジョン受信機では、番組の内容を表す記述的なデータ(descriptive data)を含む、EPGデータとも呼ばれる放送データが番組チャンネルで受信される。
【0003】
従来のEPGは、各TV番組について(<<タイトル>>、<<ジャンル>>のような)基本情報を表示することを可能にする。TVイベントは、そのイベントのチャンネルおよび時間帯に応じて編成される。
【0004】
図1は、当技術分野において公知のEPGを示す。EPGは一般的に、様々な番組を表す枠から成り、チャンネル毎に一列の枠がある。これらの枠は、時間における番組の出現に応じて提示される。図2では、番組1a(program 1a)の番組の一部と番組1b(program 1b)の番組の一部が、9:00から11:00の間にチャンネル1(Channel 1)で放送される。番組1aの番組の開始および番組1bの番組の終了はこの時間枠内では可視でなく、したがって、これは番組ガイドにおいて表されない。ユーザは全ての情報にアクセスできないので、これはユーザにとっては使い心地が悪いことである。同じことがチャンネル2および3にも当てはまる。一方、番組2cおよび番組2dの番組は、この時間スケールを使用してその枠内で全ての番組情報を表示するには短すぎる。
【0005】
特許文献1は、情報を提示するという課題に対処するEPGを開示している。この文献の主な目的は、ユーザに適合したEPGを合成することである。例えば、ユーザがチャンネルに対するアクセスを有さないため、またはユーザが或る特定の時間には全くTVを観ないため、おそらくユーザが興味を示さない全てのイベントはEPGから削除される。
【0006】
この文献に係るEPGは、連続的な時間スケールを有していないという事実にもかかわらず、目に見える時間スケールは常に同じまま、すなわち、30分刻みで4時間である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2000−244835号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、特に番組時間が、使用される時間スケールに対して短すぎるまたは長すぎるときに起こり得る、当技術分野において知られているEPGの問題を解決する。実際、従来のEPGによって使用される静的な表示では、番組2cおよび番組2dの番組のように番組時間が短すぎるときに、番組情報を読みやすく表示することができず、また、番組3aの番組のように番組時間が長すぎるときに、番組の開始または終了をグリッド上に表示することもできない。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、番組ガイドを表示するための方法が提案される。番組ガイドは、チャンネルのリストおよび時間スケールを含み、時間スケールによって表される時間内に受信可能な番組が表示される。表示される番組は、その番組が受信されるチャンネルに対応付けられる。本発明に係る方法はさらに、
− 特定の番組が選択されたかどうかを確認するステップと、
− 番組が選択された場合、時間スケールがその番組の開始時間および終了時間を含むかどうかを確認するステップと、
− 時間スケールがその番組の開始時間または終了時間を含まない場合、時間スケールがその番組の開始時間および終了時間を含むように時間スケールを適合させるステップと、
− 適合された時間スケールを使用して番組ガイドを表示するステップと、
を含む。
【0010】
一改良形態によれば、上記方法は、
− 番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、上記選択された番組の時間スケールに従って提供されるスペース内に表示可能であるかどうかを確認するステップと、
− 選択された番組に関する全ての情報が表示可能でない場合、番組ガイドに表示されるべき全ての情報が上記選択された番組の時間スケールに従って提供されるスペース内に表示可能になるように、時間スケールを適合させるステップと、
をさらに含む。
【0011】
あるいはまた、表示すべき枠(box)の高さが上げられる。より一般化された形の高さによって、時間スケールの方向とは異なる方向が参照される。
【0012】
本発明は、選択された番組の時間に応じた時間スケールの修正を示唆する。これは、番組が常に表示され、その結果、情報の全ての部分が可視になり、そして、イベントの開始と終了とが画面上に表示されるという利点を有する。選択されたイベントについて、全て表示される情報の部分は、ユーザにとって十分に読みやすいものである。
【0013】
あるいはまたは、時間スケールの方向以外の方向におけるサイズも変更される。
【0014】
さらなる改良形態によれば、上記方法は、
− 元の時間スケール(original time scale)を用いる元のビュー(original view)内に番組ガイドを表示するステップと、
− 適合された時間スケールを使用して番組ガイドの一部を表すウィンドウを表示するステップと、
を含む。
これは、最初に表示された番組ガイドが維持され、そして、適合された時間スケールを使用する番組ガイドが別のウィンドウに提示される、という利点を有する。
有利には、この別のウィンドウは、元の番組ガイドの前に示される。元の番組ガイドを、より暗く、あるいは別のウィンドウが前景にある間は背景内のシャドウとしてのみ表示することができる。これは、ユーザが元の番組ガイドも維持し、元のビューに切り替えることもできるという利点を有する。
【0015】
本発明はさらに、チャンネルのリストおよび時間スケールを含む電子番組ガイドに関する。電子番組ガイドは時間スケールによって表される時間内に受信可能な番組を表示するための手段を含み、番組は、その番組が受信されるチャンネルに対応して表示される。さらに、電子番組ガイドは、特定の番組を選択するための手段を含み、特定の番組が選択された場合、時間スケールが少なくとも、選択された番組の開始時間および終了時間を含む、という点において時間スケールを適合させる手段によって、時間スケールが適合される。一改良形態によれば、時間スケールは、選択された番組に関連する全てのEPG情報を表示するのに開始時間と停止時間の間のスペースが十分であることを確実にするように適合される。
【0016】
また、3D表示を使用すること、および革新的スタイルのズームを用いて、選択されたイベントをユーザにより近い面に表示することも本発明の範囲内にある。
【0017】
以下では、一例として、マルチメディア放送用の放送受信機によって受信される電子番組ガイドを用いて本発明を説明する。当業者には、本発明が他の用途のための番組ガイドにおいても適用可能であることは明らかである。
【0018】
より良い理解のために、以下の記載では、図面を参照して本発明の詳細を説明することとする。本発明はこの例示的な実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲から逸脱することなく特定の特徴を適宜組み合わせおよび/または修正することも可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】マルチメディア受信機を概略的に示す図である。
図2】当技術分野において公知のEPGを示す図である。
図3】第1の番組に従ってスケーリングされた本発明に係るEPGを示す図である。
図4】第2の番組に従ってスケーリングされた本発明に係るEPGを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1は、表示装置2に接続されたテレビジョンまたはマルチメディア受信機1を概略的に示す。受信機1は、番組メモリ12にリンクされた中央ユニット3と、オーディオ/ビデオデータをリアルタイムで送信することを可能にする高ビットレートのローカルデジタルバス6と通信するためのインタフェース5とを備える。このネットワークは、例えばIEEE1394ネットワークである。受信機1は、復調器4に関連付けられた受信アンテナを介して放送ネットワークからオーディオ/ビデオデータを受信する。受信機1は、リモートコントロールインタフェース、ここでは、リモートコントロール8からの信号を受信するための赤外線信号受信機7と、データベースを格納するためのメモリ9と、表示装置2に送信すべきオーディオビジュアル信号を作成するためのオーディオ/ビデオ復号化ロジック10とをさらに備える。リモートコントロールには、複数の方向キー:↑、↓、→、←と、「OK」および「Select」のキー(ここでは図示せず)が備え付けられている。その機能は以下で説明する。
【0021】
受信機1は、「On Screen Display」の頭文字をとって、しばしばOSD回路と呼ばれる、画面上にデータを表示するための回路11も備える。OSD回路11は、メニューおよび絵文字(pictogram)(例えば、表示される局に対応する数)が表示装置2の画面上に表示されることを可能にし、本発明に係るナビゲーションメニューが表示されることを可能にする、テキストおよびグラフック生成器である。OSD回路11は、中央ユニット3と、番組メモリ12内に存在するナビゲータ12’とによって制御される。ナビゲータ12’は、有利には、読取り専用メモリに記録される番組モジュールの形で作成される。例えば、ASICタイプのカスタム回路の形で具体化することもできる。
【0022】
デジタルバス6および/または放送ネットワークを介して、受信機1は、マルチメディア文書を備えるデータ、およびこれらの文書に関連する記述的なデータを受信する。これらのデータは、放送ネットワークまたはデジタルネットワーク6のいずれかから発信される。記述的なデータは、アクセス可能なマルチメディア文書について、「属性」とも呼ばれる分類要素を備える。記述的なデータは、例えばDVB−SI規格に規定されるサービス情報に含まれる。これらのデータは、受信機1のメモリ9のデータベースに格納され、継続的に更新される。その後、ナビゲータ12’は、このデータベースから情報を抽出して、その情報を処理して表示装置2の画面上に表示されるナビゲーションメニューを生成する。
【0023】
一般に、EPGに示される番組の枠は、番組時間、および利用可能な情報の全ての部分もしくは表示されるように意図された情報の全ての部分を、正しく表示するには小さすぎるか、大きすぎることが多い。本発明者らは、この問題は、固定された時間スケールによって引き起こされることに気づいた。図2によれば、使用される時間スケールは、固定されており、30分の時間枠に分割されている。したがって、チャンネル1の番組1a、チャンネル2の番組2a、およびチャンネル3の番組3aの番組は、表示された時間スケールによって表される時間よりも早い時間に始まるので、これらの番組の開始を表示することができない。一方、チャンネル1の番組1b、チャンネル2の番組2e、およびチャンネル3の番組3aの番組の終了は、その時間スケール内で表示するには遅すぎる。さらに、チャンネル2の番組2cおよび番組2dの番組の番組時間は、約20分という短い時間である。これらの番組時間に対しては、時間スケールに応じて、短いセグメントしか利用することができない。この短いセグメントでは、これらの番組について表示すべき全ての情報を表示することはできない。図2では、「番組2c」および「番組2d」という語全体を表示するのに十分なスペースがない。本発明に係る番組ガイドでは、表示される情報は、例えば、映画のタイトル、俳優情報、ジャンル、年、または他の短い解説である。
【0024】
これらの2つの場合について、本発明によれば、時間スケールはより短い時間期間を示すように変更される。これは、番組情報を示すのにより大きいスペースが利用可能であるという利点を有する。図3では、番組2cの番組が選択されていることが示されている。図2では選択された番組について全ての情報が表示されていないので、時間スケールが動的に変更される。したがって、番組ガイドは、選択されたイベントをうまく表示することが可能になる。選択されていないイベントは、新たな時間スケールに基づいて自動的にサイズ変更される。それによって、グリッド表示モードは、全ての番組イベントに対して同じままである。
【0025】
チャンネル3の番組3aの番組が選択された場合、時間スケールは、図4に従って動的に変更される。図2の通常ビューでは、番組3aの番組の開始時間および停止時間は表示された時間スケール内にない。したがって、時間スケールはより長い期間を表示するように適合される。
[付記1]
番組ガイドを表示するための方法であって、前記番組ガイドは、チャンネルのリストおよび時間スケールを含み、前記時間スケールによって表される時間間隔内で受信可能な番組を表示し、前記番組は、当該番組が受信されるチャンネルに対応して表示され、
特定の番組が選択されたかどうかを確認するステップと、
番組が選択された場合、前記時間スケールが前記番組の開始時間および終了時間を含むかどうかを確認するステップと、
前記時間スケールが前記番組の前記開始時間または前記終了時間を含まない場合、前記時間スケールが前記番組の前記開始時間および前記終了時間を含むように前記時間スケールを適合させるステップと、
前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドを表示するステップと、
を含む、前記番組ガイドを表示するための方法。
[付記2]
前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供されるスペース内に表示可能であるかどうかを確認するステップと、
前記選択された番組に関する全ての情報が表示可能でない場合、前記番組ガイドに表示されるべき全ての情報が、前記選択された番組の前記時間スケールに従って提供される前記スペース内で表示可能になるように前記時間スケールを適合させるステップと、
をさらに含む、付記1記載の番組ガイドを表示するための方法。
[付記3]
前記表示するステップは、
元の時間スケールを用いた元のビューで前記番組ガイドを表示することと、
前記適合された時間スケールを使用して前記番組ガイドの一部を表すウィンドウを表示することと、
を含む、付記1または2に記載の番組ガイドを表示するための方法。
[付記4]
チャンネルのリストおよび時間スケールを含む電子番組ガイドであって、前記電子番組ガイドは、前記時間スケールによって表される時間内に受信可能な番組を表示しており、前記番組は、当該番組が受信されるチャンネルに対応して表示され、特定の番組が選択された場合、前記時間スケールが前記選択された番組の開始時間および終了時間を少なくとも含むように適合される、前記電子番組ガイド。
[付記5]
前記時間スケールは、前記選択された番組に関連する全てのEPG情報を表示するのに開始時間と停止時間の間のスペースが十分であることを確実にするように適合される、付記4記載の電子番組ガイド。
図1
図2
図3
図4