特許第5872934号(P5872934)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5872934
(24)【登録日】2016年1月22日
(45)【発行日】2016年3月1日
(54)【発明の名称】乗り物用シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/06 20060101AFI20160216BHJP
   B60N 2/01 20060101ALI20160216BHJP
   B60N 2/44 20060101ALI20160216BHJP
   B60R 21/00 20060101ALI20160216BHJP
   B60R 22/26 20060101ALI20160216BHJP
【FI】
   B60N2/06
   B60N2/01
   B60N2/44
   B60R21/00 630
   B60R22/26
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-59926(P2012-59926)
(22)【出願日】2012年3月16日
(65)【公開番号】特開2013-193494(P2013-193494A)
(43)【公開日】2013年9月30日
【審査請求日】2014年7月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】598147400
【氏名又は名称】ジョンソン コントロールズ テクノロジー カンパニー
【氏名又は名称原語表記】Johnson Controls Technology Company
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100100712
【弁理士】
【氏名又は名称】岩▲崎▼ 幸邦
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 聖
【審査官】 佐々木 一浩
(56)【参考文献】
【文献】 特開2005−075266(JP,A)
【文献】 特開2000−272469(JP,A)
【文献】 特開2002−274239(JP,A)
【文献】 特開2000−238560(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/06
B60N 2/01
B60N 2/44
B60R 21/00
B60R 22/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
中央に間隙を介して左右方向に配設されてなる前側の右側及び左側座席と、該前側の右側及び左側座席の後側に配され且つ前記中央間隙と同様の間隙を介して配設されてなる後側の右側及び左側座席と、前記前側座席の中央間隙又は後側座席の中央間隙の何れかを埋めるように配設され且つ前記前側座席及び後側座席の間を前後移動可能なる中央座席と、車体の一側部の上下位置にそれぞれの端部が固持され且つ前記中央座席以外の前記一側部がわの座席の座部の前記中央がわに支持された第1バックルに係合離脱自在な第1タングを介して懸架してなる第1安全ベルトと、前記一側部がわの反対がわの座席の背もたれの上がわで前記中央がわに一端部が支持され、前記反対がわ座席の座部の前記中央がわに支持された他のバックルに係合離脱自在な他のタングで他端部が支持され且つ前記中央座席の座部の前記一側部がわに支持された第2バックルに係合離脱自在な第2タングを介して懸架してなる第2安全ベルトとより構成されてなることを特徴とする乗り物用シート。
【請求項2】
請求項1に記載の乗り物用シートであって、
前記中央座席以外の座席の一方は、前記前側の右側及び又は左側座席であることを特徴とする乗り物用シート。
【請求項3】
請求項1に記載の乗り物用シートであって、
前記中央座席以外の座席の他方は、前記後側の右側及び又は左側座席であることを特徴とする乗り物用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の乗り物用シート、特に前席位置及び後席位置の間を摺動可能なるセンターシートを有する乗り物用シートに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の乗り物用シートとしては、例えば、前席位置から後席位置に至らない範囲及び又は後席位置から前席位置に至らない範囲での前後動を可能とされているか或いは前後動しない構造をしている。そして、かかる前側座席及び後側座席の乗り物の中央側の間隙を介して左右方向に前側座席及び後側座席が配されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−168606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、所謂前記間隙は前側座席と後側座席との間を乗員が前後に移動可能なる廊下のような機能は有するものの、着座機能も、乗員拘束機能も有せず、該間隙の領域分である乗員の乗車が不能となり、改善が求められている。
【0005】
本発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、左右の座席間の隙間に着座可能なる中央座席を設けると共に左右の座席を利用して中央座席に着座する乗員を安全ベルトで拘束可能なるようにした乗り物用シートを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、中央に間隙を介して左右方向に配設されてなる前側の右側及び左側座席と、該前側の右側及び左側座席の後側に配され且つ前記中央間隙と同様の間隙を介して配設されてなる後側の右側及び左側座席と、前記前側座席の中央間隙又は後側座席の中央間隙の何れかを埋めるように配設され且つ前記前側座席及び後側座席の間を前後移動可能なる中央座席と、車体の一側部の上下位置にそれぞれの端部が固持され且つ前記中央座席以外の前記一側部側の座席の座部の前記中央側に支持された第1バックルに係合離脱自在な第1タングを介して懸架してなる第1安全ベルトと、前記一側部側の反対側の座席の背もたれの上側で前記中央側に一端部が支持され、前記反対側座席の座部の前記中央側に支持された他のバックルに係合離脱自在な他のタングで他端部が支持され且つ前記中央座席の座部の前記一側部側に支持された第2バックルに係合離脱自在な第2タングを介して懸架してなる第2安全ベルトとより構成されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用シートであって、前記中央座席以外の座席の一方は、前記前側の右側及び又は左側座席であることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の乗り物用シートであって、前記中央座席以外の座席の他方は、前記後側の右側及び又は左側座席であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の発明によれば、前記中央座席は、前側の座席の間隙を埋める位置と、後側の座席の間隙を埋める位置との間を前後動可能であり、しかも、前側の座席の間隙を埋める位置でも後側の座席の間隙を埋める位置でも、前記第2安全ベルトで中央座席に着座する乗員を拘束可能であるので、この乗り物に更に一人の乗車が可能となるという実益的効果を有することになる。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、前記中央座席以外の座席の一方は、前記前側の右側及び又は左側座席であるため、前記中央座席に着座する乗員を第2安全ベルトにより安全に拘束できることになる。また、前記中央座席により前記前側の右側及び左側座席の間に間隙がなく、ベッド状に連続することにより、居住性が著しく高まる。また、お客様、上司など目上の人は、間隙のある後席でゆったりと居住でき、秘書など目下の人は、中央座席と後席に影響の無い前席とで2人も着座できることになる。
【0011】
請求項3記載の発明によれば、前記中央座席以外の座席の他方は、前記後側の右側及び又は左側座席であるため、前記後側の座席の前記中央座席に乗員を第2安全ベルトにより安全に拘束できることになる。また、前記中央座席により前記後側の右側及び左側座席の間に間隙がなく、ベッド状に連続することにより、居住性が著しく高まる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係る乗り物用シートの中央座席が後側座席間の間隙を埋めた状態を示す前側からの斜視説明図。
図2図1の中央座席が後側座席間の間隙を埋めた状態を示す前側からの斜視説明図。
図3図1の中央座席が前側座席間の間隙を埋めた状態を示す上面図。
図4図3のIV−IV線に沿った断面図。
図5図3のV−V線に沿った断面図。
図6図3のVI−VI線に沿った断面図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
左右の座席間の隙間に着座可能なる中央座席を設けると共に左右の座席を利用して中央座席に着座する乗員を安全ベルトで拘束可能なるようにした乗り物用シートを提供する、という目的を、中央に間隙を介して左右方向に配設されてなる前側の右側及び左側座席と、該前側の右側及び左側座席の後側に配され且つ前記中央間隙と同様の間隙を介して配設されてなる後側の右側及び左側座席と、前記前側座席の中央間隙又は後側座席の中央間隙の何れかを埋めるように配設され且つ前記前側座席及び後側座席の間を前後移動可能なる中央座席と、車体側部の上下位置にそれぞれの端部が固持され且つ前記中央座席以外の座席の一方の座部に支持された第1バックルに係合離脱自在なる第1安全ベルトと、前記中央座席以外の座席の一方の背もたれ及び前記中央座席の座部にそれぞれの端部が固持され且つ前記中央座席以外の座席の他方の座部に支持された第2バックルに係合離脱自在なる第2安全ベルトとより構成されてなることで、実現した。
【実施例】
【0014】
以下、本発明の最良の実施例を図1図6に基づいて説明する。図1乃至図3は、「乗り物」としてのワンボックスタイプの自動車に搭載されてなり、左右方向の中央間隙8を介して配設されてなる前側FRの運転席となる右側座席1及び助手席となる左側座席3と、該前側FRの右側座席1及び左側座席3それぞれの後側RRに配され且つ左右方向の中央間隙8を介して配設されてなる後側RRの右側座席2及び後側RRの左側座席4と、該後側RRの右側座席2及び左側座席4それぞれの更に後側RRの右側座席5及び左側座席6と、後述する中央座席7と、後述する第1安全ベルト18と、後述する第2安全ベルト19と、後述する第3安全ベルト37と、後述する第4安全ベルト38と、後述する第5安全ベルト45と、後述する第6安全ベルト46とを示す。
【0015】
前記中央間隙8は、前側FRの右側座席1及び左側座席3の間から後側RRの右側座席2及び左側座席4の間にかけて乗員が移動可能なだけの左右幅寸法に形成されてなり、中央通路として機能すると共に前記中央座席7の移動用空間となる。
【0016】
前記右側座席1、2及び前記左側座席3、4は、座部1a、2a、3a、4aと、背もたれ1b、2b、3b、4bと、ヘッドレスト21とより少なくとも構成されてなる。符号1c、2c、3c、4c、5c、6cは、座席1、2、3、4、5、6のマチ部分と着座部分との境目であり、図5及び図6に示すように縫製していない箇所にバックル16、33などを挿入支持してなる。図5及び図6の符号3d及び4dは、シートフレームであり、符号3e及び4eは、シートフレーム3d、4dにバックル16、33の支持部3g、4gを固定する固定手段であり、符号3f、4fは、座部1a、2a、3a、4aの緩衝材3h、4h中に配された芯材であり、符号3i、4iは緩衝材3h、4hに形成した切り欠きである。
【0017】
段落0016で、「少なくとも」と表現したのは、この他背もたれ1b、2b、3b、4bの角度を変更操作可能なるリクライニング装置や座部1a、2a、3a、4aの前後位置を変更操作可能なるスライド操作装置や座部1a、2a、3a、4aの上下高さを変更操作可能なるリフター装置などを備えているが、周知技術であるから説明及び図示を割愛した。また、前側FRの右側座席1の前後動を可能とするスライドレールも周知技術であるから説明及び図示を割愛した。尚、符号53は、前記前側FRの左側座席2と前記後側RRの左側座席4双方の前後動を可能とするように、同一軌道とされた第2ロングレールである。両座席2、4が同一軌道上であるので、たとえば前側FRに両座席2、4を折り重なるように折りたたんで、荷室空間を広く使うことができる。符号26及び27は、化粧部材であって、前記右側座席1、2及び前記左側座席3、4の側部に配設されてなる。符号54は、前記後側の右側座席2に配された第3ロングレールである。
【0018】
前記中央座席7は、前記前側FRの右側座席1及び左側座席3の間隙8又は前記後側RRの右側座席2及び左側座席4の間隙8の何れか(図1は、中央座席7が、後側RRの右側座席2及び左側座席4の間隙8を埋める位置にあり、図3は、中央座席7が、前側FRの右側座席1及び左側座席3の間隙8を埋める位置にある別例を表示した。)を埋めるように配設され且つ平滑状のフロアパネル20に敷き設されてなる前後長の長いロングレール52により前記前側FRの座席1、3及び後側RRの座席2、4の左右間の間隙8間を前後移動可能とされている。該中央座席7は、適宜の位置で停止できるが、周知のスライド装置のため、説明及び図示を割愛する。
【0019】
前記第1安全ベルト18は、「車体側部」である骨柱9、9及びサイドパネル47、47’の上下位置に上アンカー22、24及び下アンカー23、25を介してそれぞれの端部が固持されてなり、前記中央座席7以外の座席の「一方」である前側FRの右側座席1の座部1a及び前記中央座席7以外の座席の「他方」である前側FRの左側座席3の座部3aに支持された第1バックル14及び第3バックル16にそれぞれ係合離脱自在なタング18aで折り返してある。換言すると、前記上アンカー22、24と前記第1バックル14及び第3バックル16間をタング18aを介して懸架してなる前記第1安全ベルト18の部分をショルダーベルトといい、前記下アンカー23、25と前記第1バックル14及び第3バックル16間をタング18aを介して懸架してなる前記第1安全ベルト18の部分をラップベルトという。符号10は前側開口、符号11は後側開口である。符号48、48’はスライドドアである。
【0020】
前記第2安全ベルト19は、一方が前記中央座席7以外の座席の「他方」である前側FRの左側座席3の背もたれ3bに支持されてなるショルダーリトラクター13により巻き取り自在に巻装されてなり、他方が前側FRの左側座席3の座部3aに固持されてなる第4バックル17に係合離脱自在なタング19bで支持されてなり、その途中が前記中央座席7の右側側面に支持された第2バックル15に係合離脱自在なタング19aで折り返してある。換言すると、前記ショルダーリトラクター13と前記第2バックル15間をタング19aを介して懸架してなる前記第2安全ベルト19の部分をショルダーベルトといい、前記第2バックル15に係合離脱自在なタング19bを介して懸架してなる前記第2安全ベルト19の部分をラップベルトという。
【0021】
前記第3安全ベルト37は、「車体側部」であるサイドパネル49、49’の上下位置に上アンカー28、31及び下アンカー29、32を介してそれぞれの端部が固持されてなり、前記中央座席7以外の座席の「一方」である後側RRの右側座席2の背もたれ2b及び前記中央座席7以外の座席の「他方」である後側RRの左側座席4の座部4aに支持された第5バックル30及び第6バックル33にそれぞれ係合離脱自在なタング(図示省略)で折り返してある。換言すると、前記上アンカー28、31と前記第5バックル30及び第6バックル33間をタング(図示省略)を介して懸架してなる前記第3安全ベルト37の部分をショルダーベルトといい、前記下アンカー29、32と前記第5バックル30及び第6バックル33間をタング(図示省略)を介して懸架してなる前記第3安全ベルト37の部分をラップベルトという。符号50は、サイドパネル49、49’の後端部に配されるリアエンドパネルである。
【0022】
前記第4安全ベルト38は、図1に示すように、一方が前記中央座席7以外の座席の「一方」である後側RRの右側座席2の背もたれ2bに支持されてなるショルダーリトラクター12により巻き取り自在に巻装されてなり、他方が後側RRの右側座席2の座部2aに固持されてなる下アンカー35に支持され、その途中が前記中央座席7の左側の側面に支持された第8バックル36に係合離脱自在なタング38aで折り返してある。換言すると、前記ショルダーリトラクター12と前記第8バックル36間をタング38aを介して懸架してなる前記第4安全ベルト38の部分をショルダーベルトといい、前記第8バックル36に係合離脱自在なタング38aと下アンカー35との間の前記第4安全ベルト38の部分をラップベルトという。図3に示す状態では、中央座席7が前側FRにあるので、前記第4安全ベルト38は、前記ショルダーリトラクター12から前記下アンカー35の最短距離で張った状態にて固定されている。
【0023】
前記第5安全ベルト45は、「車体側部」であるサイドパネル49の上下位置に上アンカー39、42及び下アンカー40、43を介してそれぞれの端部が固持されてなり、更に後側RRの右側座席5の座部5a及び後側RRの左側座席6の座部6aに支持された第9バックル41、41にそれぞれ係合離脱自在なタング(図示省略)で折り返してある。換言すると、前記上アンカー39、42と前記第9バックル41、41間をタング(図示省略)を介して懸架してなる前記第5安全ベルト45の部分をショルダーベルトといい、前記下アンカー40、43と前記第9バックル41、41間をタング(図示省略)を介して懸架してなる前記第5安全ベルト45の部分をラップベルトという。
【0024】
前記第6安全ベルト46は、双方が前記第9バックル41と併設した第10バックル44に係合離脱自在なタング(図示省略)で支持されてなる。換言すると、前記第6安全ベルト46は、ラップベルトである。
【0025】
次に、本実施例の作用を説明する。
【0026】
前記中央座席7は、図3に示すように、前側FRの座席1、3の間隙8を埋める位置と、図1に示すように、後側RRの座席2、4の間隙8を埋める位置との間を前後動可能であり、しかも、前側FRの座席1、3の間隙8を埋める位置でも後側RRの座席2、4の間隙8を埋める位置でも、前記第2安全ベルト19或いは前記第4安全ベルト38で中央座席7の座部7aに着座する乗員(図示省略)を拘束可能であるので、この乗り物に更に一人の乗車が可能となるという実益的効果を有することになる。
【0027】
前記中央座席7以外の座席の一方は、前記前側FRの右側座席1及び又は左側座席3であるため、前記中央座席7の座部7aに着座する乗員を第2安全ベルト19により安全に拘束できることになる。また、前記中央座席7により前記前側FRの右側座席1及び左側座席3の間に間隙8がなく、ベッド状に連続することにより、居住性が著しく高まる。また、お客様、上司など目上の人は、間隙8のある後側RRの座席2、4でゆったりと居住でき、秘書など目下の人は、後側RRの座席2、4に影響の無い前側FRの前記左側座席3と、前記中央座席7とで2人も居住できることになる。
【0028】
前記中央座席7以外の座席の他方は、前記後側RRの右側座席2及び又は左側座席4であるため、前記後側RRの座席2、4の前記中央座席7に乗員を第4安全ベルト38により安全に拘束できることになる。また、前記中央座席7により前記後側RRの右側座席2及び左側座席4の間に間隙8がなく、ベッド状に連続することにより、居住性が著しく高まる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
以上の実施例では、乗り物用座席としてワンボックスタイプの自動車用の座席を例にして説明したが、これに限定されず、航空機、鉄道車両、船舶などに搭載されている座席でも良い。また、前側FRの座席は、右側の座席1が運転席を例にして説明したが、これに限定されず、左側の座席3が運転席でも良い。
【符号の説明】
【0030】
1 座席の一方である前側の右側座席
2 座席の他方である後側の右側座席
3 座席の一方である前側の左側座席
4 座席の他方である後側の左側座席
7 中央座席
8 中央通路である間隙
9 骨柱(車体側部)
14 第1バックル
15 第2バックル
18 第1安全ベルト
19 第2安全ベルト
22、24、28、31、39、42 上アンカー(端部)
23、25、29、32、35、40、43 下アンカー(端部)
49、49’ サイドパネル(車体側部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6