(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【背景技術】
【0002】
ブルートゥース(Bluetooth)技術は,近距離内で一つの無線接続を通じて装置間に必要な複数のケーブルによる接続の代わりをする。例えば,ブルートゥース無線技術が携帯電話とラップトップコンピューター間に適応されると,ケーブル無しで接続され使用できる。プリンター,PDA,デスクトップ,FAX,キーボード,ジョイスティックはもちろんのこと,事実上,すべてのデジタル装備がブルートゥースシステムの一部になれる。装置は,ケーブルの制約がないだけでなく,ブルートゥース無線技術は,既存のデータネットワークと周辺装置間のインターフェイス,そして固定されたネットワーク下部構造から遠く離れている装置間に特別なグループを形成させる普遍的な橋の役割を提供できる。雑音の多いラジオ周波数環境で作動されるように考案されているため,ブルートゥースは速い認識と周波数ホッピング方式を使用して接続を確実にする。ブルートゥースモジュールは,パケットが転送されたり,送った後に新しい周波数ホッピングを行うことにより,他の信号との干渉を避ける。同じ周波数帯で作動する他のシステムと比較し,ブルートゥースは特に速くて短いパケットを使用する。以下では,ブルートゥースを利用した通信方式について簡略に説明する。
【0003】
ブルートゥース通信方式によって相互通信できるようになったブルートゥース装置は,インクワイアリー(Inquiry),インクワイアリースキャン(Inquiry Scan),ページ(Page),ページスキャン(Page Scan)のような動作遂行を通じて通信できる接続状態を構成する。この過程で,その役割に応じてマスター(Master)装置とスレーブ(slave)装置が決められる。
【0004】
ブルートゥース装置の相互間に新しく接続状態を構成しようとする場合,ブルートゥース装置の相互間の動作クロック及び周波数パターンを揃えなければならない。このように接続状態を構成するために遂行される過程のうち,インクワイアリーは,スレーブ装置がマスター装置と周波数パターンを揃えられるように,マスターで動作周波数を繰り返して送出する動作のことをいう。インクワイアリースキャンは,スレーブ装置で遂行されるもので受信された周波数を検出し,検出された周波数に同期を合わせる過程のことをいう。ページは,マスターの動作クロックにスレーブ装置が合わせるように,マスター装置でクロック信号を送出する過程のことをいい,ページスキャンは,スレーブ装置が受信したクロックを検出して同期を合わせることをいう。このような過程を通じて,マスター装置に対して一つ以上のスレーブ装置が接続状態を構成して形成されたネットワークをピコネット(piconet)という。
【0005】
現在,提案されているブルートゥース通信方式によると,ピコネットで一つのマスター装置は7個のスレーブ装置をアクティブ(active)状態で接続させることによって,相互通信を遂行できる。また,ピコネットに新しいスレーブ装置を接続するために,マスター装置はアクティブ状態で接続された7個のスレーブ装置のいずれかに対してアクティブ状態の接続を解除し,新しいスレーブ装置とアクティブ状態の通信接続を遂行する。
【0006】
一方,ブルートゥース通信方式では,スレーブ装置と通常の通信を遂行するアクティブモード(active mode)及び通信装置のパワーを節約するためのホールド(hold)/スニフ(sniff)/パークモード(park mode)でマスター装置とスレーブ装置が動作する。ホールドモードは,比較的に長い時間データを送る必要がない時に利用される典型的なモードである。スニフモードは,マスター装置及びスレーブ装置の相互間に設定された特定時間から一定の時間データを送受信するモードである。パークモードは,スレーブ装置がマスター装置との同期保持及びアクティブモードの切り替えを要求するために,マスター装置及びスレーブ装置の相互間に間歇的に通信を遂行するモードである。
【0007】
アクティブモード及びホールド(hold)/スニフ(sniff)/パークモード(park mode)のいずれかのモードで動作するスレーブ装置は,所定の周期を持って繰り返して該当モードの動作を遂行する。一方,ホールドモードで動作するスレーブ装置は,反復的な周期を持たない一回的な動作モードであるが,決められた時間にスレーブ装置が起動してマスター装置と通信をしなければならないため,他のモードのように周期的な動作として見なされ得る。
【0008】
この際,マスター装置に接続されたスレーブ装置が該当モードに変換されると,マスター装置はモードが変換されるスレーブ装置と通信ネゴシエーションを通じて,該当モードで各スレーブ装置との通信割当時間を設定する。このようなスレーブ装置は,マスター装置とのネゴシエーションを通じて該当モードに対して周期性を持って動作するように設定されている。従って,従来にはスレーブ装置のモードが変更される前まで相互ネゴシエーションによって設定された通信割当時間及び周期を持って固定的にマスター装置とスレーブ装置が通信を遂行する。
【0009】
一方,ブルートゥース通信のためには,ブルートゥース機器間のペアリング(Pairing)の手続きが先行されなければならない。しかし,新しいブルートゥース機器間に毎度ペアリング(Pairing)の手続きを新しく進行することは,使用者に非常に不便を感じさせる。従って,ペアリングの手続きを省略できるブルートゥース通信システムの導入が必要とされているのが現状である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下,本明細書で使用される用語について簡略に説明し,本発明について具体的に説明する。
【0017】
本発明で使用される用語は,本発明での機能を考慮しつつ,できるだけ現在広く使用されている一般的な用語を採択しているが,これは当分野に従事している技術者の意図または判例,新しい技術の出現などにより変わり得る。また,特定の場合は,出願人が任意で選定した用語もあり,この場合,該当する発明の説明部分で詳細にその意味を記載することにする。従って,本発明で使用される用語は,単純な用語の名称ではなく,その用語の有する意味と本発明の全般にわたる内容に基づき定義されなければならない。
【0018】
明細書の全体において“ペアリング”とは,ブルートゥース機能を支援するデバイス間に相互通信接続を許容した設定状態を意味する。
【0019】
明細書の全体において,ある部分がある構成要素を“含む”というとき,これは,特に反対される記載がない限り,他の構成要素を除外するわけではなく,他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。また,明細書に記載されている“…部”,“…機”,“…モジュール”などの用語は,少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し,これはハードウェアやソフトウェアまたはハードウェア及びソフトウェアの結合により適応できる。
【0020】
以下では,添付する図面を参考にして,本発明の実施例について本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし,本発明は様々に相違なる形態に適応することができ,ここで説明する実施例に限定されない。そして,本発明を明確に説明するために,説明と関係ない部分は図面から省略しており,明細書の全体において類似している部分については,類似する図面符合を付けている。
【0021】
図1は,本発明の一実施例に係る一般的なブルートゥース通信システムを示す図面である。
図1に示すように,一般的なブルートゥース通信システムによると,第1端末機,第2端末機,…第N端末機は,それぞれブルートゥース機器とペアリングの過程を経てはじめて相互のブルートゥース通信が可能である。しかし,本発明の一実施例によると,前記第1端末機さえ前記ブルートゥース機器とペアリングされていると,他の端末機も前記ブルートゥース機器とブルートゥース通信が可能である。
【0022】
前記ペアリングの過程は,次のように行なわれる。まず,マスター装置は周辺にあるブルートゥースデバイスを検索する。この場合,マスター装置は,検索を許容したブルートゥースデバイスから製品情報(Product Information)を持ってくる。前記製品情報(Product Information)には,ブルートゥースアドレス(BD Address:Bluetooth Device Address),機器名(Product Name),プロファイル(Profile)情報などが含まれる。
【0023】
プロファイル(Profile)は,ブルートゥースを最上位アプリケーションでどのように使用するかを定義した規格である。プロファイルにはCordless Telephony Profile(無線電話機),Intercom Profile(無電機),Serial Port Profile(シリアルポート),Headset Profile(ヘッドセット),Dial-up Networking Profile(モデム),Fax Profile(ファックス),Lan Access Profile(ルーター),Object Push Profile(名刺交換),File Transfer Profile(PC外のファイル転送), Synchronization Profile(PC外の同期を図る)などがあり得る。
【0024】
前記マスター装置は,検索されたいくつかのブルートゥースデバイスのうち,接続すべきブルートゥースデバイスを選択した後,ペアリング(Pairing)を要請することになる。この場合,ペアリングの要請を受けたブルートゥースデバイスは,個人識別情報を前記マスターカードに転送することになる。前記個人識別情報の一例として,PIN(Personal Identification Number)コードがある。前記個人識別情報は,一回用として生成されたものでもよく,既設定されているものでもよい。
【0025】
前記マスター装置が要求した個人識別情報が,前記ブルートゥースデバイスから受信した個人識別情報と一致する場合,前記マスター装置と前記ブルートゥースデバイス間のペアリングが完了する。
【0026】
ペアリングに成功すると,マスター装置及びブルートゥースデバイスのブルートゥースアドレス(BD Address)でランダムな演算を経た後,リンクキー(Link Key)を生成できる。例えば,前記リンクキー(Link Key)は,128bitであり得る。前記リンクキー(Link Key)は,前記マスター装置及び前記ブルートゥースデバイスに保存できる。従って,一度ペアリング(Pairing)された前記マスター装置とブルートゥースデバイスは,その後の接続の際には,前記リンクキー(Link Key)によってペアリング(Pairing)の過程なく,相互接続が可能になる。
【0027】
以下では,同一の機器情報を有する複数の端末機のいずれかとブルートゥース機器がペアリングされた場合,前記ブルートゥース機器は,他の端末機とはペアリングすることなくブルートゥース通信が可能であるようにした通信システムについて,
図2を参照して詳しく説明する。
【0028】
図2に示すように,本発明の一実施例によると,ブルートゥース通信システムは,中央通信サーバー(100),ブルートゥース機器(200),同一の機器情報を有する複数個の端末機
(300-1,300-2,・・・300-N)から成る端末機群(300)を含むことができる。前記中央通信サーバー(100)と前
記端末機
群(300)は,有・無線通信網によって接続できる。また,前記ブルートゥース機器(200)
と端末機
群(300)は,ブルートゥース通信によって接続できる。
【0029】
前記中央通信サーバー(100)は,前記ブルートゥース機器(200)
が端末機
群(300)とブルートゥース通信ができるように仲介できる。前記中央通信サーバー(100)は,受信部(110),転送部(120),データベース(130),制御部(140)を含むことができる。
【0030】
本発明の一実施例によると,前記中央通信サーバー(100)は,前記受信部(110)によって前記通信情報,広告データなどを受信できる。前記中央通信サーバー(100)は,前記転送部(120)によって前
記端末機
群(300)に,前記通信情報及び広告データを転送できる。
【0031】
前記データベース(130)には,前記通信情報及び広告データが保存できる。前記制御部(140)は,前記受信部(110),前記転送部(120),前記データベース(130)を全般的に制御できる。
【0032】
本発明の一実施例によると,前記ブルートゥース機器(200)は,ブルートゥース機能を支援するデバイスのことをいう。前記ブルートゥース機器(200)は,移動端末機を含むことができる。前記移動端末機は,多様な形態に適応できる。例えば,本明細書にて記述されている移動端末機は,携帯電話,スマートフォン(smart phone),PDA(Personal Digital Assistants),PMP(Portable Multimedia Player),ナビゲーション,e-book端末機などがあり得る。
【0033】
前記ブルートゥース機器(200)は,無線通信部,メモリ,使用者の入力部,出力部,制御部を含むことができる。以下,前記構成要素について順番に説明する。無線通信部は,ブルートゥース機器(200)と無線通信システム間の無線通信,或いはブルートゥース機器(200)とブルートゥース機器(200)が位置しているネットワーク間の無線通信を可能にする一つ以上の構成要素を含むことができる。例えば,無線通信部は,移動通信モジュール,無線インターネットモジュール,近距離通信モジュール及び位置情報モジュールなどを含むことができる。
【0034】
前記移動通信モジュールは,移動通信網上において基地局,外部の端末,サーバーのうち少なくとも一つと無線信号を送受信できる。ここで,前記無線信号は,音声呼信号,画像通話呼信号または文字/マルチメディアメッセージの送受信による多様な形のデータを含むことができる。
【0035】
無線インターネットモジュールは,無線インターネット接続のためのモジュールのことをいい,無線インターネットモジュールは内蔵されたり外付けされたりすることができる。近距離通信モジュールは,近距離通信のためのモジュールのことをいう。近距離通信技術でブルートゥース(Bluetooth),電波方式認識;RFID(Radio Frequency Identification Device),赤外線通信(IrDA, infrared Data Association),超広帯域無線;UWB(Ultra Wideband),ZigBee,近距離無線通信;NFC(Near Field Communication)などが利用できる。
【0036】
また,位置情報モジュールは,前記ブルートゥース機器(200)の位置を確認したり,得るためのモジュールである。一例として,GPS(Global Positioning System)モジュールがある。GPSモジュールは,複数個の人工衛星から位置情報を受信する。
【0037】
メモリには,制御部の処理及び制御のためのプログラムも保存でき,入/出力されるデータの臨時保存のための機能を遂行することもできる。例えば,前記メモリは,前記リンクキー(Link Key),受信した広告データを保存できる。
【0038】
前記使用者の入力部は,使用者がブルートゥース機器(200)の動作制御のための入力データを発生させる。前記出力部は,オーディオ信号またはビデオ信号またはアラーム(alarm)信号の出力のためのものであって,これにはディスプレイ部と音響出力モジュール,アラーム部などが含まれる。ディスプレイ部はブルートゥース機器(200)で処理される情報を表示・出力する。
【0039】
制御部は,通常は前記ブルートゥース機器(200)の全般的な動作を制御する。従って,本発明の一実施例によると,前記制御部は前記無線通信部,前記メモリ,前記使用者の入力部,前記出力部を制御できる。
【0040】
本発明の一実施例によると,前記
端末機群(300)を構成する複数個の端末機(300
-1,300-2,・・・300-N)は,同一の機器情報を有することができる。前
記端末機
群(300)は,第1端末機(300-1),第2端末機(300-2),…第N端末機(300-N)を含むことができる。説明の便宜上,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングの過程を経る端末機を第1端末機(300-1)と,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングすることなくブルートゥース通信を遂行できる端末機を第2端末機(300-2)と通称して説明することにする。すなわち,前記第2端末機(300-2)は,前記第1端末機(300-1)を除いた残りの端末機(300-2,…300-N)を代表するものと看做される。
【0041】
本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300)は,加盟店の端末機またはキオスクであり得る。前記加盟店の端末機は,CAT(Credit Authorization Terminal),POS(Point Of Sales)などによって適応できる。POS(Point Of Sales)は,リアルタイムで売り上げを登録し,登録された売り上げ資料の自動精算及び集計を可能にすることによって,売り場の運営における効率性を向上させることができるシステムである。
【0042】
キオスクとは,顧客の便宜のために,公共の場に設置されたコンピューター自動化システムを意味する。一例として,広告及び情報を提供する情報検索用の端末機があり得る。
【0043】
以下では,
図3を参照して前記第1端末機(300-1)及び前記第2端末機(300-2)を含む,前
記端末機
群(300)の構成について詳しく説明する。
【0044】
図3に示すように,本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300)
の各端末機(300-1,300-2,・・・300-N)は,転送部(310),受信部(320),ブルートゥースモジュール(330),データベース(340),制御部(350)を含むことができる。
【0045】
本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300)のいずれか
の端末機(300-1,300-2,・・・300-N)が前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされた場合,ペアリングされた端末機(300-1)は,通信情報を前記転送部(310)によって前記中央通信サーバー(100)に転送できる。
【0046】
前記受信部(320)は,前記ブルートゥース機器(200)からペアリングの要請に基づき,使用者が入力した個人識別情報(例えば,PINコード)を受信できる。また,前記受信部(320)は,前記中央通信サーバー(100)から前記通信情報を受信できる。そして,前記受信部(320)は,前記中央通信サーバー(100)から広告データを受信することもできる。
【0047】
一方,前記ブルートゥースモジュール(330)は,検索部(331),リンクキー生成部(333),ブルートゥース通信部(335)を含むことができる。前記検索部(331)は,周辺にあるブルートゥース機器を検索し,検索を許容したブルートゥース機器(200)にペアリングの要請(PINコードの入力要請)をすることができる。
【0048】
前記リンクキー生成部(333)は,前記受信部(320)が受信した前記ブルートゥース機器(200)のブルートゥースアドレス及び前記ペアリングされた端末機(300-1)のブルートゥースアドレスを利用してリンクキーを生成できる。
【0049】
前記ブルートゥース通信部(335)は,前記ブルートゥース機器(200)とブルートゥース通信によってデータを送受信できる。例えば,前記ブルートゥース通信部(335)は,前記受信部(320)が前記中央通信サーバー(100)から受信した広告データを,ブルートゥース通信を利用して前記ブルートゥース機器(200)に転送できる。
【0050】
本発明の一実施例によると,前記データベース(340)は,前記受信した通信情報,リンクキー,前記広告データが保存できる。
【0051】
前記制御部(350)は,前記転送部(310),前記受信部(320),前記ブルートゥースモジュール(330),前記データベース(340)を全般的に制御できる。また,前記制御部(350)は,前記個人識別情報(例えば,PINコード)を生成することもできる。
【0052】
以下では,前記ブルートゥース通信システムの構成を利用して,第1端末機(300-1)が前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされた場合,前記第2端末機(300-2)がペアリンクすることなく前記ブルートゥース機器(200)と接続されるブルートゥース通信方法について詳しく説明する。
【0053】
図4は,本発明の一実施例に係るブルートゥース通信方法を説明するための順序図である。
【0054】
本発明の一実施例によると,前記第1端末機(300-1)と前記ブルートゥース機器(200)は,ペアリングの過程を進行することができる[S410]。ペアリングの過程は,前述した通りである。すなわち,前記第1端末機(300-1)は,前記ブルートゥース機器(200)にペアリングを要請できる。これは,前記第1端末機(300-1)が前記ブルートゥース機器(200)に個人識別情報の入力を要請する段階を含むことができる。
【0055】
前記ブルートゥース機器(200)の使用者が個人識別情報を入力した場合,前記第1端末機(300-1)は,前記ブルートゥース機器(200)から個人識別情報を受信する。前記第1端末機(300-1)は,前記個人識別情報に対する認証を経た後,前記第1端末機(300-1)及び前記ブルートゥース機器(200)のブルートゥースアドレス(BD Address)を利用してリンクキーを生成することができる。この場合,前記リンクキーは,前記第1端末機(300-1)及び前記ブルートゥース機器(200)のメモリに保存できる。
【0056】
本発明の一実施例によると,前記第1端末機(300-1)と前記ブルートゥース機器(200)がペアリングされている場合,前記中央通信サーバー(100)の受信部(110)は,前記第1端末機(300-1)から通信情報を受信できる[S420]。前記通信情報にはブルートゥースアドレス(BD Address),リンクキー(Link Key)などが含まれる。
【0057】
本発明の一実施例によると,前記中央通信サーバー(100)の転送部(120)は,前記第1端末機(300-1)と同一な機器情報を有する前記第2端末機(300-2)に前記通信情報(例えば,BD Address,Link Key)を転送できる[S430]。
【0058】
前記機器情報には,ブルートゥースアドレス(BD Address),機器名(Product Name)などが含まれる。すなわち,前記第1端末機(300-1)及び前記第2端末機(300-2)は,同一なブルートゥースアドレス(BD Address),機器名(Product Name)を有することになる。
【0059】
従って,前記通信情報を受信した前記第2端末機(300-2)は,前記受信した通信情報に基づき,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングの手続きをすることなく通信チャンネルを形成することができるようになる[S440]。前記第2端末機(300-2)は,前記第1端末機(300-1)とブルートゥースアドレス(BD Address),機器名(Product Name)が同一であり,前記第2端末機(300-2)は,前記中央通信サーバー(100)から受信したリンクキーの情報を有しているため,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングの過程を経る必要がない。
【0060】
前記‘通信チャンネルを形成’するとは,前記第2端末機(300-2)が前記ブルートゥース機器(200)とブルートゥース通信によってデータを送受信できる状態であることを意味する。
【0061】
本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300),すなわち,前記第1端末機(300-1),第2端末機(300-2),…第N端末機(300-N)のいずれかとペアリングされたブルートゥース機器(200)については,どんな端末機(300-1,…300-N)でもデータを転送できるため,前記各端末機はペアリングの過程を経たブルートゥース機器(200)以外にも,多様なブルートゥース機器にデータを転送することができるようになる。
【0062】
従って,本発明の一実施例によると,前記第2端末機(300-2)及び前記ブルートゥース機器(200)は,不便なペアリングの過程を省略できるため,使用者に使用上の利便性を提供することができる。
【0063】
本発明の第1実施例によると,前記機器情報は,営業群によって区分できる。例えば,第1端末機〜第6端末機はコーヒー専門店の端末機
群であり,第7端末機〜第10端末機はのり巻き専門店の端末機
群と仮定する。この場合,コーヒー専門店の端末機
群である第1端末機〜第6端末機は,ブルートゥースアドレス(BD Address)が12345であり,のり巻き専門店の端末機
群である第7端末機〜第10端末機は,ブルートゥースアドレス(BD Address)が67890であり得る。すなわち,前記‘第1端末機〜第6端末機’と‘第7端末機〜第10端末機’は,機器情報が異なり得る。
【0064】
従って,前記第1端末機が前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされた場合,同一な機器情報を有する第2端末機〜第6端末機は,ペアリングを行なうことなく前記ブルートゥース機器(200)とブルートゥース通信が可能であるものの,前記第1端末機と異なる機器情報を有する第7端末機〜第10端末機は,このうちのいずれかの端末機が前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされなければブルートゥース通信が不可能になる。
【0065】
本発明の第2実施例によると,前記機器情報は地域群によって区分できる。例えば,ソチョ区にあるコーヒー専門店の端末機
群(a〜d端末機)とカンドン区にあるコーヒー専門店の端末機
群(e〜h端末機)は,機器情報が異なり得る。従って,a端末機が前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされた場合,機器情報が同一なb〜d端末機は,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングを行なうことなくブルートゥース通信が可能であるものの,前記a端末機と機器情報が異なるe〜h端末機は,このうちのいずれかの端末機が前記
ブルートゥース機器(200)とペアリングされなければブルートゥース通信が不可能になる。
【0066】
すなわち,本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300)は,営業群または地域群によってグルーピングできる。前
記端末機
群(300)が,営業分野が異なるか,地域が遠く離れている場合には,前記ブルートゥース機器(200)とブルートゥース通信を遂行する効用性が少ないことがあるからである。
【0067】
以下では,前記ブルートゥース通信システムを利用して前記ブルートゥース機器(200)に広告データを転送する方法について詳しく説明する。
【0068】
図5は,本発明の一実施例に係るブルートゥース通信システムを利用して広告データを転送する方法を示す図面である。
【0069】
図5に示すように,本発明の一実施例によると,前記中央通信サーバー(100)は,前記第1端末機(300-1)及び前記第2端末機(300-2)に広告データを転送することができる。
【0070】
前記広告データは,前記中央通信サーバー(100)が外部の広告提供サーバーから受信したものでもあり得,前記中央通信サーバー(100)で生成されたり保存されているものであり得る。また,前記広告データは,加盟店情報,クーポン情報及びプロモーション情報などを含むことができる。
【0071】
本発明の一実施例によると,前記第1端末機(300-1)及び前記第2端末機(300-2)は,前記受信した広告データを前記ブルートゥース機器(200)に転送できる。従って,本発明の一実施例によると,前記ブルートゥース機器(200)が前記第1端末機(300-1)のみとペアリングされていても,同一な機器情報を有する第2端末機(300-2)は,ペアリングされていない前記ブルートゥース機器(200)に広告データを転送できる。
【0072】
結局,本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300),すなわち,前記第1端末機(300-1),第2端末機(300-2),…第N端末機(300-N)のいずれかとペアリングされたブルートゥース機器(200)には,
この端末機群(300)に含まれるどの端末機(300-1,…300-N)でもデータの転送ができるため,各端末機は多様なブルートゥース機器(200)に広告データを転送できるようになる。従って,本発明の一実施例によるブルートゥース通信システムを利用すると,広告データを効率よくブルートゥース機器(200)に転送できるようになる。
【0073】
例えば,前記中央通信サーバー(100)が映画の予告編映像を前記複数個の端末機(300
-1,300-2,・・・300-N))にすべて転送した場合,前記ブルートゥース機器(200)とペアリングされている前記第1端末機
(300-1)は,前記ブルートゥース機器(200)とブルートゥース通信ができない距離にあると仮定してみよう。この場合,前記ブルートゥース機器(200)と近距離にある前記第2端末機(300-2)が,前記映画の予告編映像を前記ブルートゥース機器(200)に転送できる。これは,前記第2端末機(300-2)が前記第1端末機(300-1)と機器情報が同一であり,前記第2端末機(300-2)は前記中央通信サーバー(100)からリンクキー情報を受信して有しているからである。
【0074】
また,本発明の一実施例によると,前
記端末機
群(300)は,営業群または地域群によってグルーピングされていることもできる。例えば,コーヒー専門店の端末機を一つのグループにして,同一な機器情報(ブルートゥースアドレス(BD Address)及び機器名(Product Name))を付与できる。また,ブンダンにあるキオスクを一つのグループにして同一な機器情報を付与できる。
【0075】
この場合,前記中央通信サーバー(100)は,前
記端末機
群(300)の機器情報に応じて,前記広告データを転送することもできる。例えば,コーヒー専門店の端末機
群には,コーヒー割引クーポン,最新のコーヒー機器のリリース情報,コーヒー売場のオープンイベント情報などを転送できる。また,前記中央通信サーバー(100)は,ブンダンにあるキオスクグループ
(端末機群)にブンダン地域の飲食店情報,ブンダン地域の地理情報,ブンダン地域の観光地情報などを提供することができる。
【0076】
この場合,前記ブルートゥース機器(200)の使用者は,自分がブルートゥース通信を許容した第1端末機(300-1)と関連する広告データを受信できる。従って,前記使用者は,有用な広告データを受信できるようになる。また,前記使用者がペアリングを許諾した第1端末機(300-1)の属している営業群または地域群の端末機
群から広告データを受信できるため,前記ブルートゥース機器(200)に無分別に広告データが受信されることが防止できる。
【0077】
本発明の一実施例によると,前述した方法は,プログラムが記録された媒体にコンピューターが読み取れるコードとして適応することができる。コンピューターが読み取れる媒体は,コンピューターシステムによって読み取られるデータが保存されるすべての種類の記録装置を含む。コンピューターが読み取れる媒体の例としては,ROM,RAM,CD-ROM,磁気テープ,フロッピーディスク,光データ保存装置などがあり,またキャリアウェーブ(例えば,インターネットを通じた転送)の形で適応されることも含む。また,前記コンピューターは,移動端末機の制御部を含むこともできる。
【0078】
また,以上で本発明の実施例について詳細に説明したが,本発明の権利範囲はこれに限定されるものではなく,後述する請求範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態もまた本発明の権利範囲に属する。
【0079】
配列目録 Free Text
100:中央通信サーバー
110:中央通信サーバーの受信部
120:中央通信サーバーの転送部
130:中央通信サーバーのデータベース
140:中央通信サーバーの制御部
200:ブルートゥース機器
300:
端末機
群(加盟店の端末機
群,キオスク
グループ)
300-1,300-2,…300-N:第1端末機,第2端末機,…第N端末機
310:転送部
320:受信部
330:ブルートゥースモジュール
331:検索部
333:リンクキー生成部
335:ブルートゥース通信部
340:データベース
350:制御部