(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5874549
(24)【登録日】2016年1月29日
(45)【発行日】2016年3月2日
(54)【発明の名称】電動車両
(51)【国際特許分類】
B60K 1/04 20060101AFI20160218BHJP
B60R 16/02 20060101ALI20160218BHJP
【FI】
B60K1/04 Z
B60R16/02 620A
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2012-147958(P2012-147958)
(22)【出願日】2012年6月29日
(65)【公開番号】特開2014-8906(P2014-8906A)
(43)【公開日】2014年1月20日
【審査請求日】2015年2月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006286
【氏名又は名称】三菱自動車工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101236
【弁理士】
【氏名又は名称】栗原 浩之
(72)【発明者】
【氏名】長森 健夫
【審査官】
田合 弘幸
(56)【参考文献】
【文献】
特開2005−247064(JP,A)
【文献】
特開2006−264510(JP,A)
【文献】
特開2011−025863(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60K 1/04
B60R 16/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のフロアパネルの下部に配置されるバッテリーと、
前記フロアパネルの上部に配置されると共に前記バッテリーから供給された電力を変換してモーターへ出力する電装ユニットと、
該電装ユニットと前記バッテリーとを接続する電源ハーネスと、
前記フロアパネルに設けられた開口部に前記電源ハーネスを通して、該電源ハーネスを前記電装ユニットに取り付ける取付部とを備え、
前記取付部は、前記開口部の開口縁に対向すると共に前記電源ハーネスを前記開口部の斜め下方に案内する案内部を有し、該案内部は、前記開口部の開口縁に対向する傾斜部を有することを特徴とする電動車両。
【請求項2】
前記電源ハーネスを前記取付部に固定する固定部が、前記案内部の下端に設けられ、前記電源ハーネスに設けられたフランジ部が前記固定部にボルトで締結されていることを特徴とする請求項1記載の電動車両。
【請求項3】
前記電装ユニットと、前記フロアパネルの下部に設けられた前記モーターとを接続する三相線ハーネスを備え、
前記電装ユニットは、前記三相線ハーネスを固定する取付台座部が前記取付部に並んで設けられ、該取付台座部は、前記フロアパネルの前記開口部に臨んで該フロアパネルよりも下方に突出しており、かつ、三相線のうち、最も車両の後端側に設けられた電線が前記取付部の後端部よりも前方に配されるように構成されている請求項1又は2記載の電動車両。
【請求項4】
前記三相線ハーネスに内包された三相線の各電線は、車両の前後方向に列設されているように構成されていることを特徴とする請求項3記載の電動車両。
【請求項5】
前記案内部は、前記開口部の車両後方側の開口縁に対向すると共に、前記電源ハーネスを前記開口部の前方斜め下方に案内することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電動車両に関する。
【背景技術】
【0002】
電動車両では、バッテリーパックと駆動源としてのモーターと、バッテリーパックからの直流電流をモーターに入力するための交流電流に変更するインバータとを備えている。バッテリーパック、モーター及びインバータの間は、それぞれ高電圧ケーブルによって接続されている。即ち、電動車両ではバッテリーパックからの電力は、高電圧ケーブルを介してインバータに入力され、インバータで直流から交流に変更されて別の高電圧ケーブルを介して駆動源としてのモーターに入力されるように構成されている。
【0003】
このような電動車両においては、フロアパネルに対して電装系統とバッテリー及びモーターとが異なる位置に設けられることがある。例えば、特許文献1に記載された電動車両では、バッテリーがフロアパネルの上に設けられることで、バッテリーからの高電圧ケーブルはフロアパネルを貫通する構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011―25863号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では高電圧ケーブルがフロアパネルを貫通する構造となっている場合に、フロア貫通孔の周縁に筒状に突起した筒状壁部により高電圧ケーブルを保護しているが、車両が後方から衝突された場合に、フロアパネルが前方に移動することで筒状壁部自体が高電圧ケーブルに接触して高電圧ケーブルが損傷してしまう可能性もある。
【0006】
なお、このような問題は車両が後方から衝突された場合に限らず、車両が側突、もしくは前方から衝突された場合でも電装系ユニット及びケーブルの配線状態により生じる問題である。
【0007】
そこで、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決することにあり、フロアパネルを高電圧ケーブルが貫通している場合に高電圧ケーブルが損傷しにくい電動車両を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の電動車両は、車両のフロアパネルの下部に配置されるバッテリーと、前記フロアパネルの上部に配置されると共に前記バッテリーから供給された電力を変換してモーターへ出力する電装ユニットと、該電装ユニットと前記バッテリーとを接続する電源ハーネスと、前記フロアパネルに設けられた開口部に前記電源ハーネスを通して、該電源ハーネスを前記電装ユニットに取り付ける取付部とを備え、前記取付部は、前記開口部の開口縁に対向すると共に前記電源ハーネスを前記開口部の斜め下方に案内する案内部を有
し、該案内部は、前記開口部の開口縁に対向する傾斜部を有することを特徴とする。本発明においては、取付部が、前記開口部の開口縁に対向すると共に前記電源ハーネスを前記開口部の斜め下方に案内する案内部を有
し、該案内部は、前記開口部の開口縁に対向する傾斜部を有することで、車両の例えば後方からの衝突時において、フロアパネルの開口縁が移動したとしても、フロアパネルの開口縁が
傾斜部によってガイドされて車両の前下方に移動するので、電源ハーネスにフロアパネルが接触することを防止できる。
【0009】
前記電源ハーネスを前記取付部に固定する固定部が、前記案内部の下端に
設けられ、前記電源ハーネスに設けられたフランジ部が前記固定部にボルトで締結されていることが好ましい。前記固定部の下端にボルトが設けられていることで、衝突時においてフロアパネルの端部が移動したとしても、フロアパネルの端部がボルトによってガイドされてさらに車両の斜め下方に移動するので、電源ハーネスにフロアパネルが接触することを防止できる。
【0010】
前記電装ユニットと、前記フロアパネルの下部に設けられた前記モーターとを接続する三相線ハーネスを備え、前記電装ユニットは、前記三相線ハーネスを固定する取付台座部が前記取付部に並んで設けられ、該取付台座部は、前記フロアパネルの前記開口
部に臨んで該フロアパネルよりも下方に突出しており、かつ、三相線のうち、最も車両の後端側に設けられた電線が前記取付部
の後端部よりも前方に配されるように構成されていることが好ましい。本発明では、このように三相線ハーネスについても取付台座部に設けることで車両の衝突時においてフロアパネルの端部が移動したとしても、フロアパネルの端部が取付台座部に接触することで三相線ハーネスに接触することを抑制できるととともに、三相線ハーネスにフロアパネルが接触することを防止できる。かつ、前記三相線のうち、最も車両の後端側に設けられた電線が前記取付部
の後端部よりも前方に配されるように構成されていることで、仮にフロアパネルの端部が取付台座部を越えて前方に移動してきたとしても取付部により三相線ハーネスに接触することを抑制できる。
【0011】
本発明の好ましい実施形態としては、前記案内部は、前記開口部の車両後方側の開口縁に対向すると共に、前記電源ハーネスを前記開口部の前方斜め下方に案内することが挙げられる。
【0012】
前記三相線ハーネスに内包された三相線の各電線は、車両の前後方向に列設されているように構成されていることが好ましい。このように列設することで、三相線のうち一つの電線のみが損傷することによりショートを防止することができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の電動車両によれば、フロアパネルを高電圧ケーブルが貫通している場合に高電圧ケーブルが損傷しにくいという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本実施形態にかかる電動車両の模式的側面図である。
【
図2】本実施形態にかかる電動車両の一部底面図である。
【
図3】
図2中のX−X’線における断面模式図である。
【
図4】本実施形態にかかる電動車両の後突時の状態を示す一部側面図である。
【
図5】本実施形態にかかる電動車両の後突時の状態を示す一部側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の電動車両について、
図1〜5を用いて説明する。
【0016】
電動車両である電気自動車1では、フロアパネル2の車両前方側にバッテリー3が設けられている。バッテリー3は、フロアパネル2の下、即ち車室外に図示しないフレームに支持されて設けられている。このバッテリー3は、その内部に複数の電池が直列に接続されてなる。
【0017】
フロアパネル2のバッテリー3よりも車両後方側には、フロアパネル2上、即ち車室内にインバータ(電装ユニット)4が設置されている。本実施形態においては、インバータ4がフロアパネル2の上、即ち車室内に設けられていることで、インバータ4の防水構造が不要である。このフロアパネル2のインバータ4よりも更に後方には、下方にモーター5が設けられている。即ち、本実施形態においては、フロアパネル2の上にインバータ4が設置されており、バッテリー3及びモーター5がフロアパネル2の下に設置されている。
【0018】
バッテリー3とインバータ4との間には、バッテリー3とインバータ4とを接続するプラス線を内包する第1高電圧ハーネス11と、バッテリー3とインバータ4とを接続するマイナス線を内包する第2高電圧ハーネス12が設けられている。本発明では、第1高電圧ハーネス11と第2高電圧ハーネス12とをまとめて電源ハーネスともいう。電源ハーネスは、インバータ4からバッテリー3に向かって、即ち車両前方に向かって配索されている。
【0019】
また、インバータ4とモーター5との間には、インバータ4とモーター5とを接続する三相線(U線、V線、W線)を内包する第3高電圧ハーネス13(三相線ハーネス)が設けられている。第3高電圧ハーネス13は、インバータ4からモーター5に向かって、即ち車両後方に向かって配索されている。本発明では、以下第1〜第3高電圧ハーネスをまとめて高電圧ハーネスともいう。
【0020】
電気自動車1においては、バッテリー3からの電力はプラス線である第1高電圧ハーネス11を介してインバータ4に入力され、入力された電流はインバータ4で直流から交流に変換され、三相線である第3高電圧ハーネス13を介してモーター5に入力され、モーター5が駆動される。
【0021】
ところで、フロアパネル2の上にインバータ4が設けられていると共に、フロアパネル2の下にバッテリー3及びモーター5が設けられているので、高電圧ハーネスは、フロアパネル2を貫通、即ちフロアパネル2に設けられた開口21を貫通している。この高電圧ハーネスのフロアパネル2の貫通状態について、以下
図2〜
図3を用いて説明する。
【0022】
インバータ4の筐体41には、その底面に高電圧ハーネスが取り付けられる取付面42が設けられている。取付面42は、フロアパネル2の開口21に臨んでフロアパネル下に露出している。取付面42の周囲は、ウレタン樹脂からなるシール部43で囲われており、このシール部43の周縁とフロアパネルの開口21の周縁が一致するようにインバータ4がフロアパネル2に配されている。このように開口21がシール部43によりシールされることでインバータ4の設置位置から車室内に水が浸入することが防止される。
【0023】
取付面42には、第1高電圧ハーネス11を取り付ける第1取付部6が設けられている。第1取付部6は、車両前方側に第1高電圧ハーネス11が固定される固定部61が設けられている。
【0024】
第1高電圧ハーネス11について具体的に説明する。第1高電圧ハーネス11は外装部111内にプラス線112が内包されている。外装部111の外周にはフランジ部113が設けられ、フランジ部113には、フランジ部ボルト孔114が設けられている。また、固定部には、車両前上側にプラス線112が差し込まれる開口部62が設けられている。固定部61の下端部にはボルト孔(図示せず)が設けられている。
【0025】
第1高電圧ハーネス11は、固定部61に設けられた開口部62にプラス線112を差し込んだ状態で、フランジ部113に設けられたフランジ部ボルト孔114とボルト孔とにボルト63を挿入することで固定される。これにより、第1高電圧ハーネス11は、インバータ4から車両前方に、即ちバッテリー3(
図1参照)に向かって配索される。
【0026】
第1取付部6には、車両後方側に、車両前下方に向かって傾斜する傾斜部(案内部)64が設けられている。即ち、第1取付部6は、車両前方に固定部61を有すると共に車両後方に傾斜部64を有しているので、側面視において略三角形状となっている。そして、この三角形状となっている第1取付部6の下方に位置する頂点部にボルト63が設けられている。
【0027】
また、取付面42には、第2高電圧ハーネス12が第1高電圧ハーネス11と同様に取り付けられている。即ち、取付面42には、第2高電圧ハーネス12を取り付ける第2取付部7が設けられており、第2高電圧ハーネス12は、第1高電圧ハーネス11と同様の構成であり、第2取付部7は、第1取付部6と同様の構成となっている。従って第2高電圧ハーネス12も第2取付部7の固定部61に固定されることで、車両前方に向かって配索される。
【0028】
さらにまた、取付面42には、第3高電圧ハーネス13が取り付けられる第3取付部8が設けられている。第3取付部8は、底面視において略矩形状の第3開口部81と、第3開口部81の周囲に設けられた取付台座部82とが設けられている。第3開口部81の長手方向は車両の前後方向に一致し、短手方向は車両の幅方向に一致する。取付台座部82には、第3高電圧ハーネス13の外装部131に設けられた取付部132が図示しない固定部材により取り付けられる。取付台座部82はフロアパネル2よりも床側に突出するように設けられている。
【0029】
第3高電圧ハーネス13の外装部131に内包された三相線は、第3開口部81において車両の前後方向に列設されている。即ち、三相線のうち、U線133、V線134、W線135がこの順で車両前方から列設されている。この時、三相線のうち、最も車両の後方にあるW線135は、第1取付部6の後端部よりも前方に位置するように設けられている。
【0030】
本実施形態では、高電圧ハーネスは、インバータ4の底面からフロアパネル2下を配索しており車室内を配索していないため、安全性が向上している。かつ、このようにフロアパネル2の下を配索していることから作業性がよい。さらに、本実施形態の構造によれば、以下に説明するように後方から車両が衝突された場合の安全性が高い。
【0031】
図4、
図5は、後方から車両が衝突された場合を示す模式図である。
【0032】
図4に示すように、本実施形態では、後方から車両が追突された場合に、インバータ4よりも車両後方側のフロアパネル2が前方に移動する。ここでフロアパネル2が前方に移動したとしても、開口21を構成するフロアパネル2の端部25(開口縁)が第1取付部6の後方側に位置する傾斜部64に接触することで、フロアパネル2の端部25は車両前方下方に傾斜する傾斜部64によりガイドされて下方へ向かって移動する。これにより、フロアパネル2の端部25が第1高電圧ハーネス11に接触することを抑制できるので電源ハーネスを損傷しにくい。この場合に、さらに固定部61の下端側にボルト63が設けられていることで、フロアパネル2の端部25が傾斜部64を乗り越えてきたとしてもボルト63に接触することでさらに下方へ移動するので、よりフロアパネル2の端部25が第1高電圧ハーネス11に接触することをより確実に抑制できる。
【0033】
さらに三相線についても、後方からの衝突により
図5に示すように第3高電圧ハーネス13に対向する位置のフロアパネル2の端部25が前方に移動する。この場合に、フロアパネル2の端部25が移動したとしても、フロアパネル2の端部25はフロアパネル2よりも下方に突出している取付台座部82の後端部に接触するので、第3高電圧ハーネス13に直接フロアパネル2の端部25が接触することを抑制できる。また、取付台座部82の後端部よりもフロアパネル2の端部25が前進したとしても、第1,第2取付部6、7の傾斜部64が三相線に内包されたU線133、V線134、W線135のうち、最も後端側に配されたW線135よりも後方にあるので、フロアパネル2の端部25は傾斜部64にしたがって車両下方に移動する。従って、第3高電圧ハーネス13にフロアパネル2の端部が接触することを抑制できる。したがって、第3高電圧ハーネス13が損傷されることを抑制できる。
【0034】
この場合に、仮に第3高電圧ハーネス13にフロアパネル2の端部25が接触したとしても、第3高電圧ハーネス13に内包されたU線133、V線134、W線135は、それぞれ車両の前後方向に列設されているので、最も車両後側に配されたW線135のみがフロアパネル2の端部に接触することとなる。三相線のうち二本が断線するとショートしてしまうが、W線135のみがフロアパネル2の端部25に接触することで仮に断線したとしてもショートは発生しないので、火花が発生することがなく安全性を向上させることができる。即ち、本実施形態のように三相線を車両の前後方向に対して列設することは車両の後突に対して非常に効果的である。
【0035】
このように、本実施形態においては、バッテリー3及びモーター5を車室外に設置すると共にインバータ4を車室内に設置することができ、インバータ4の防水構造が不要であると共に、高電圧ハーネスが車室外に配索されることで安全性が高い。また、高電圧ハーネスが車室外に配索されると後方から衝突された場合の安全性が問題となることもあるが、本実施形態では、第1取付部6及び第2取付部7、並びに第3取付部8により各高電圧ハーネスを保護することができ、安全性が高い。
【0036】
本実施形態では、車両の後方からの衝突時に対応する場合のインバータ4における高電圧ハーネスの取付構造について説明したが、車両の後方からの衝突に限定されない。車両の前方からの衝突や、側突に対応することも可能である。例えば、車両側突に備えて、インバータ4等の配置を変更すると共に第1取付部6の傾斜部64の傾斜方向を右(もしくは左)下方として構成することも可能である。
【0037】
また、本実施形態では、車両の前後方向にバッテリー3、インバータ4、モーター5が並んでいたが、これに限定されない。車両のレイアウトによってこれらの位置を変更してもよい。
【0038】
本実施形態では、案内部として傾斜面からなる傾斜部64を例示したが、これに限定されない。第1高電圧ハーネスを案内する案内部として機能するのであれば、他の形状であってもよい。
【0039】
本実施形態では電動車両の例として電気自動車を示したが、これに限定されない。いわゆるハイブリッド車両でもよい。
【0040】
本実施形態では電装ユニットの例としてインバータを示したが、これに限定されない。バッテリーとモーターとを接続する回路中に必要な他の電装ユニットでもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 電気自動車
2 フロアパネル
3 バッテリー
4 インバータ
5 モーター
6 第1取付部
7 第2取付部
8 第3取付部
11 第1高電圧ハーネス
12 第2高電圧ハーネス
13 第3高電圧ハーネス
21 開口
25 端部
41 筐体
42 取付面
43 シール部
61 固定部
62 開口部
63 ボルト
64 傾斜部
81 第3開口部
82 取付台座部
111 外装部
112 プラス線
113 フランジ部
114 フランジ部ボルト孔
131 外装部
132 取付部
133 U線
134 V線
135 W線