特許第5874795号(P5874795)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5874795
(24)【登録日】2016年1月29日
(45)【発行日】2016年3月2日
(54)【発明の名称】可撓性容器
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/32 20060101AFI20160218BHJP
   B65D 1/36 20060101ALI20160218BHJP
【FI】
   B65D85/32 F
   B65D1/36
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-183813(P2014-183813)
(22)【出願日】2014年9月10日
【審査請求日】2015年1月23日
【審判番号】不服2015-16261(P2015-16261/J1)
【審判請求日】2015年9月3日
【早期審理対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】597017812
【氏名又は名称】株式会社ナベル
(72)【発明者】
【氏名】木下 久廣
(72)【発明者】
【氏名】田平 誠
【合議体】
【審判長】 千葉 成就
【審判官】 三宅 達
【審判官】 見目 省二
(56)【参考文献】
【文献】 特開平8−318980(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/32
B65D 1/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と蓋とが、それぞれの外周の一辺において連結部で連結され、前記連結部の反対側の外周の一辺が粘着テープによって封緘される可撓性容器であって、
前記蓋の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている蓋側フランジと、
前記本体の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている本体側フランジとを備え、
前記蓋側フランジの両端部間の距離および前記本体側フランジの両端部間の距離は、それぞれのフランジが設けられている外周の一辺の長さより短く、
それぞれのフランジの少なくとも一方の端部は、外周の一辺の端部より内側の位置から突出するように形成され、
粘着テープで封緘した場合、それぞれのフランジの端部には、前記粘着テープの粘着面が谷折りに接着された谷折部が形成され、
前記粘着テープは、前記谷折部を摘まんで剥離できる、可撓性容器。
【請求項2】
前記蓋側フランジの端部周縁に設けられている蓋側係着部と、
前記蓋と前記本体とを重ねたときに、前記蓋側係着部と係着する位置に設けられている本体側係着部とをさらに備える、請求項に記載の可撓性容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は可撓性容器に関し、特に、本体と蓋とが、それぞれの外周の一辺において連結されている可撓性容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の可撓性容器として、たとえば、特許文献1の卵容器が提案されている。図5および図6は、特許文献1に記載された卵容器である従来の可撓性容器の構成を示す図である。図5に示すように、従来の可撓性容器は、身部分101と、蓋部分102と、これら二つの部分を連結する屈曲自在な連結部分103とからなり、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成型したものであり、身部分101および蓋部分102の外周かつ、連結部分103の反対側の一辺には、周縁部105が設けられている。
【0003】
図5に示すように、従来の可撓性容器を封緘するには、身部分101に形成されている凹部に卵Eを入れたのち、連結部分103を軸として蓋部分102を回動させ、図6に示すように、身部分101の上に蓋部分102が折り重なった状態にする。そして、重なり合った周縁部105に粘着性テープ106を二つ折りに貼り付けて封緘する。このとき、粘着性テープ106の端部161を周縁部105より突出するように貼り付ける。
【0004】
このようにして封緘された従来の可撓性容器を開封して卵Eを取り出す場合には、周縁部105から粘着性テープ106の端部161がはみ出しているので、このはみ出した端部161を摘んで引っ張ることにより、粘着性テープ106を剥離して開封することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−316188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されている卵容器のような従来の可撓性容器では、開封するときに粘着性テープ106を剥離し易くするために、粘着性テープ106の端部161を周縁部105より突出するように貼り付けているので、貼り付ける粘着性テープ106の長さは、周縁部105の両端部間の距離よりも長くしなければならない。
【0007】
従来の可撓性容器の周縁部105は、身部分101および蓋部分102の外周かつ、連結部分103の反対側の一辺の長さと同じであるため、可撓性容器一つを封緘するには、可撓性容器の外周の一辺の長さ以上の長さの粘着性テープ106を使わなければならないという課題があった。特に、卵用の可撓性容器は毎日大量に封緘されているため、膨大な量のテープが消費されている。
【0008】
本発明は、上記課題を解決するもので、その目的は、封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図ることができる可撓性容器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の課題を解決するために、本体と蓋とが、それぞれの外周の一辺において連結部で連結され、前記連結部の反対側の外周の一辺が粘着テープによって封緘される可撓性容器であって、前記蓋の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている蓋側フランジと、前記本体の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている本体側フランジとを備え、前記蓋側フランジの両端部間の距離および前記本体側フランジの両端部間の距離は、それぞれのフランジが設けられている外周の一辺の長さより短く、それぞれのフランジの少なくとも一方の端部は、外周の一辺の端部より内側の位置から突出するように形成され、粘着テープで封緘した場合、それぞれのフランジの端部には、前記粘着テープの粘着面が谷折りに接着された谷折部が形成され、前記粘着テープは、前記谷折部を摘まんで剥離できる、可撓性容器を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る可撓性容器であれば、従来の可撓性容器に比べて、封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態に係る可撓性容器の構成を示す斜視図である。
図2】本発明の実施の形態に係る可撓性容器の構成を示す平面図である。
図3】本発明の実施の形態に係る可撓性容器が封緘された状態を示す斜視図である。
図4】本発明の実施の形態に係る可撓性容器が封緘された状態を示す平面図である。
図5】従来の可撓性容器の構成を示す斜視図である。
図6】従来の可撓性容器が封緘された状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
の発明は、本体と蓋とが、それぞれの外周の一辺において連結部で連結され、前記連結部の反対側の外周の一辺が粘着テープによって封緘される可撓性容器であって、前記蓋の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている蓋側フランジと、前記本体の外周かつ、前記連結部の反対側の一辺に設けられている本体側フランジとを備え、前記蓋側フランジの両端部間の距離および前記本体側フランジの両端部間の距離は、それぞれのフランジが設けられている外周の一辺の長さより短く、それぞれのフランジの少なくとも一方の端部は、外周の一辺の端部より内側の位置から突出するように形成され、粘着テープで封緘した場合、それぞれのフランジの端部には、前記粘着テープの粘着面が谷折りに接着された谷折部が形成され、前記粘着テープは、前記谷折部を摘まんで剥離できる、可撓性容器である。
【0015】
の発明によれば、従来の可撓性容器に比べて、封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図ることができる。
【0016】
の発明は、特に第1の発明において、蓋側フランジの端部周縁に設けられている蓋側係着部と、蓋と本体とを重ねたときに、蓋側係着部と係着する位置に設けられている本体側係着部とをさらに備える、可撓性容器である。
【0017】
「係着」とは、蓋の少なくとも一部が本体に対して直接的、または間接的に接触することにより関係させ、蓋と本体との相対的な位置関係が一定に保たれている状態を意味する。したがって、蓋側係着部と本体側係着部とを係着させると、蓋と本体とが閉じられた状態となる。
【0018】
の発明によれば、フランジの端部周縁では、係着部が封緘する力を補うので、封緘するために必要なテープの量を減らしても強固な封緘が行える。
【0019】
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係る可撓性容器として、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型等によって一体に成型した卵用の可撓性容器について説明する。本実施の形態にかかる可撓性容器は、図1から図4に示すように、封緘される前は、本体1と、蓋2と、連結部3と、本体1および蓋2に設けられている係着部4と、フランジ5とを備え、封緘された後は、さらに粘着テープ6を備えている。
【0020】
図1は、封緘される前の可撓性容器の斜視図であり、図2は、封緘される前の可撓性容器の平面図である。また、図3は、封緘された後の可撓性容器の斜視図であり、図4は、封緘された後の可撓性容器の平面図である。
【0021】
はじめに、本体1について説明する。本体1は、外周が略四角形に形成されており、卵Eを収容するための卵収容座が設けられた可撓性容器の本体部分である。卵収容座は卵Eの形状に沿った構造をしており、本体1には、卵収容座が10箇所設けられている。卵Eは長軸を鉛直にした状態で、本体1に設けられた卵収容座に収容される。図1および図2は、本体1に設けられている10箇所の卵収容座に10個の卵Eが収容されている状態の可撓性容器を示している。
【0022】
次に、蓋2について説明する。蓋2は、本体1と同様に外周が略四角形に形成されており、図3に示すように、本体1の外周部分と蓋2の外周部分とが重ねられることで可撓性容器が閉じられる、可撓性容器の蓋部分である。本実施の形態にかかる蓋2は、上面にラベルを貼り付けるための平坦な面が形成されている、いわゆる「フラットパック」と呼ばれる可撓性容器である。なお、蓋2は上面にラベルを貼り付けるための平坦な面が形成されているものに限られず、本体1に設けられている卵収容座のような卵Eの形状に沿った構造が形成されていてもよい。そのような形状の蓋を備える卵用の可撓性容器は「角付きパック」と呼ばれている。
【0023】
次に、連結部3について説明する。連結部3は、本体1と蓋2のそれぞれの外周の一辺において、本体1と蓋2とを連結している。連結部3は、蓋2が連結部3を軸として回動するような屈曲性を備えた蝶番構造に形成されている。また、本実施の形態では、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型等によって、本体1と蓋2と連結部3を一体に成型しているが、たとえば、別々に成型された本体1と蓋2とが、それぞれの外周の一辺において、ヒートシーラーなどによって熱融着された部分を連結部としてもよいし、連結部3が、ミシン目によって切り離し可能な構造であってもよい。さらに、本体1と蓋2とを連結する粘着テープや両面テープ等であってもよい。
【0024】
次に、フランジ5について説明する。図1および図2に示すように、本実施の形態では、蓋2の外周かつ、連結部3の反対側の一辺に設けられている蓋側フランジ5と、本体1の外周かつ、連結部3の反対側の一辺に設けられている本体側フランジ5が存在する。
【0025】
蓋側フランジ5の両端部間の距離Aは、蓋側フランジ5が設けられている外周の一辺の長さBより短く形成されており、本体側フランジ5の両端部間の距離Cは、蓋側フランジ5の両端部間の距離Aと同じに形成されており、蓋2と本体1とを重ねたときに、蓋側フランジ5の両端部と本体側フランジ5の両端部とが重なるように、それぞれのフランジ5が形成されている。
【0026】
このように、それぞれのフランジ5の両端部間の距離A,Cを、フランジ5が設けられている外周の一辺の長さBよりも短く形成することで、図3および図4に示すように、可撓性容器一つを封緘するために必要な粘着テープ6の量を、図6に示す従来の可撓性容器一つを封緘するために必要な粘着性テープ106の量に比べて減らすことができる。
【0027】
また、本実施の形態では、本体1が有する複数の卵収容座のうち、本体側フランジ5の端に存在する卵収容座の中心から可撓性容器の端までの距離dと、本体側フランジ5の端部から可撓性容器の端までの距離Dとが同じになるように、蓋側フランジ5および本体側フランジ5の端部の位置が決められている。
【0028】
卵収容座の中心から可撓性容器の端までの距離dと、本体側フランジ5の端部から可撓性容器の端までの距離Dとを同じにするか、または距離dよりも距離Dを短くすることで、蓋側フランジ5と本体側フランジ5とが重なった部分を粘着テープ6で封緘したときに、連結部3と粘着テープ6とが協働して可撓性容器の端の部分の変形を押さえるように作用する。そうすると、可撓性容器の端が大きく開くことがなくなり、たとえば、消費者が小売店のラックから可撓性容器を取り出すときに振ってしまうような、可撓性容器からこぼれ落ちる方向への加速度が卵Eに加わる状況であっても、卵Eが卵収容座からこぼれ落ちることがなくなる。
【0029】
なお、「卵収容座の中心から可撓性容器の端までの距離dと、本体側フランジ5の端部から可撓性容器の端までの距離Dとが同じ」とは、上記の作用効果が生じる程度に、それぞれの距離が同じであることを意味し、それぞれの距離が完全に一致しなくてもよい。また、距離dよりも距離Dを短くするほど、可撓性容器の端の部分の変形を押さえることができる。
【0030】
本実施の形態では、蓋側フランジ5と本体側フランジ5のそれぞれの両端部が、可撓性容器の端から距離Dだけ離れた位置に形成されているが、これに限られず、たとえば、それぞれの片側の端部のみ可撓性容器の端から距離Dだけ離れた位置に形成し、反対側の端部は可撓性容器の端と同じ位置にしてもよい。この場合、本体側フランジ5の両端部間の距離は図2に二点差線で示したフランジ5の長さ(C+D)となり、蓋側フランジ5の両端部間の距離も図2に二点差線で示したフランジ5の長さ(A+D)となる。このときも、蓋2と本体1とを重ねたときに、蓋側フランジ5の両端部と本体側フランジ5の両端部とが重なるように形成されている。
【0031】
本実施の形態では、蓋側フランジ5および本体側フランジ5は、本体1および蓋2の外周の一辺に沿ってまっすぐに延びる帯状に形成されているが、これに限られず、たとえば、一部に切欠が設けられていてもよいし、波形に形状が変化していてもよい。
【0032】
次に、係着部4について説明する。本実施の形態では、蓋側フランジ5の端部周縁に設けられている蓋側係着部4と、蓋2と本体1とを重ねたときに、蓋側係着部4と係着する位置に設けられている本体側係着部4が存在する。
【0033】
蓋側係着部4は、図1に示すように、可撓性容器が開いている状態のときに凸構造となるように蓋2に形成されている。また、本体側係着部4は、蓋側係着部4に対応する位置で、蓋側係着部4と係着することができる凹構造となるように本体1に形成されている。
【0034】
係着部4は、本体1と蓋2とを封緘する力を補うためのものであり、本実施の形態では、蓋側に2箇所、本体側に2箇所設けられている。このようにフランジ5の端部周縁に係着部4を設けることで、フランジ5に貼り付けられている粘着テープ6が可撓性容器を封緘する力を補うことができる。係着部4が設けられる位置は、図1および図2に示す位置に限られず、たとえば、本体1および蓋2のそれぞれの外周において、連結部3およびフランジ5が設けられていない側に係着部4を設けてもよいし、外周の内側である卵収容座の縁部分等に設けてもよい。
【0035】
また、係着部4は、2箇所より多く設けてもよく、数を増やすことで粘着テープ6が封緘する力をより補うことができる。さらに、蓋側係着部4と本体側係着部4とを単なる凹凸構造でなく、たとえば、くさび型の凹凸が噛み合う構造にすれば、さらに封緘する力を強く補うことができる。
【0036】
なお、係着部4は粘着テープ6が可撓性容器を封緘する力を補うことができればよいので、両面テープなどで封緘する力を補うようにしても良い。この場合は、蓋2および本体1に凹凸構造などを設ける必要がなく、蓋2および本体1のそれぞれに対して両面テープなどの封緘する力を補う部材が張り付く部分が、蓋側係着部4および本体側係着部4となる。
【0037】
また、図2に二点差線で示したように、フランジ5の片側の端部が可撓性容器の端と同じ位置に形成されている場合は係着部4を形成せずに、反対側の端部周縁にのみ係着部4を形成するようにしてもよい。
【0038】
次に、粘着テープ6について説明する。粘着テープ6は、図3および図4に示すように、重なり合った蓋側フランジ5と本体側フランジ5とを、それぞれのフランジに沿って包み込むように封緘するための封緘用テープである。本実施の形態において、粘着テープ6で可撓性容器を封緘する場合は、本体1に形成されている卵収容座に卵Eを入れたのち、連結部3を軸として蓋2を回動させ、図3および図4に示すように、本体1の上に蓋2が折り重なった状態にする。そして、粘着テープ6は、封緘装置によって、一対の押圧ローラーで二つ折りにされながら、重なり合った蓋側フランジ5および本体側フランジ5に沿って包み込むように封緘する。封緘が完了すると、粘着テープ6はカットされる。カットされた粘着テープ6の長さは、本実施の形態では、フランジ5が設けられている本体1および蓋2の外周の一辺よりも短くなる。
【0039】
また、粘着テープ6は、粘着面が谷折りに接着された谷折部61を有する。谷折部61は粘着面同士が強固に接着されるため、蓋側フランジ5および本体側フランジ5の両端部における封緘する力を補うことができる。さらに、谷折部61が可撓性容器の端からはみ出さない長さにすることで、谷折部61が他の可撓性容器等に接触して剥離されるという危険性を低くすることもできる。
【0040】
本実施の形態では、二つ折りにして封緘する粘着テープ6を用いているが、これに限られず、たとえば蓋側フランジ5と、本体側フランジ5との間に両面テープを挟み込むように封緘してもよい。
【0041】
また、本実施の形態では、本体1に10箇所の卵収容座が形成されている10個詰めの卵用の略四角形の可撓性容器について説明を行ったが、これに限られず、たとえば卵用の可撓性容器であれば、4個詰めや6個詰め、8個詰めなどにも適用することができるし、卵以外の食品や、食品以外のものを収容する可撓性容器にも適用することができる。
【0042】
なお、本実施の形態において、封緘する力を補う構成が示されているが、これらがなくとも、従来の可撓性容器に比べて、封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図るという本発明の目的を達成することができる。また、封緘する力を補う構成を加えることで、より確実に可撓性容器を封緘することができるという効果を奏する。
【0043】
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
【産業上の利用可能性】
【0044】
本発明は、可撓性容器を封緘するために必要なテープの量を減らせるため、特に大量の可撓性容器を封緘する場合の省資源化およびコストダウンに有効に利用される。
【符号の説明】
【0045】
1 本体
2 蓋
3 連結部
4 係着部
5 フランジ
6 粘着テープ
61 谷折部
101 身部分
102 蓋部分
103 連結部分
105 周縁部
106 粘着性テープ
161 端部
E 卵
【要約】
【課題】封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図ることができる可撓性容器を提供すること。
【解決手段】本体1と蓋2とが、それぞれの外周の一辺において連結部3で連結されている可撓性容器であって、蓋2の外周かつ、連結部3の反対側の一辺に設けられている蓋側フランジ5と、本体1の外周かつ、連結部3の反対側の一辺に設けられている本体側フランジ5とを備え、蓋側フランジ5の両端部間の距離Aおよび本体側フランジ5の両端部間の距離Cは、それぞれのフランジ5が設けられている外周の一辺の長さBより短い、可撓性容器を提供する。本発明に係る可撓性容器であれば、従来の可撓性容器に比べて、封緘するために必要なテープの量を減らして省資源化を図ることができる。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6