【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、異なるオブジェクトが配置される矩形の
複数のオブジェクト配置領域を有するファイルから、複数の印刷用ファイルを作成する印刷データ処理装置において、前記
複数のオブジェクト配置領域の少なくとも1辺の長さをオブジェクト配置領域長として
それぞれ取得するオブジェクト配置領域長取得手段と、前記
複数のオブジェクト配置領域の各々に対応づけられたデータテーブルのフィールドの複数のオブジェクトの長さを、
前記オブジェクト配置領域長と同単位で、前記フィールドごとに取得する可変オブジェクト長取得手段と、前記可変オブジェクト長取得手段において取得された複数の可変オブジェクト長から抽出された最大可変オブジェクト長を、
前記フィールドに対応する
前記オブジェクト配置領域のオブジェクト配置領域長と比較することにより、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まるか否かを判定する比較判定手段と、前記比較判定手段において、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まると判定されたときに、データテーブル中の前記
複数のオブジェクト配置領域に配置される全てのオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能であると判定する配置可能判定手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記複数のオブジェクトが文字データの場合には、前記可変オブジェクト長取得手段は、前記複数の可変オブジェクトの文字数を取得して前記複数の可変オブジェクトを文字数の多い順に序列し、当該序列において予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトについて前記オブジェクト配置領域長と同単位の可変オブジェクト長に変換し、前記比較判定手段は、
前記予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトの可変オブジェクト長を各々可変オブジェクト配置領域長と比較することにより、
前記可変オブジェクト長が予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトが、前記オブジェクト配置領域に配置可能か否かをさらに判定し、前記配置可能判定手段は、前記比較判定手段において、可変オブジェクト長が予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトの全てが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能と判定されたときに、データテーブル中の前記
複数のオブジェクト配置領域に配置される全てのオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能であると判定する。
【0011】
請求項3に記載の発明は、異なるオブジェクトが配置される矩形の
複数のオブジェクト配置領域を有するファイルから、複数の印刷用ファイルを作成する印刷データ処理方法において、前記
複数のオブジェクト配置領域の少なくとも1辺の長さを
それぞれオブジェクト配置領域長として取得するオブジェクト配置領域長取得ステップと、前記
複数のオブジェクト配置領域の各々に対応づけられたデータテーブルのフィールドの複数のオブジェクトの長さを、
前記オブジェクト配置領域長と同単位で、前記フィールドごとに取得する可変オブジェクト長取得ステップと、前記可変オブジェクト長取得ステップにおいて取得された複数の可変オブジェクト長から抽出された最大可変オブジェクト長を、
前記フィールドに対応する
前記オブジェクト配置領域のオブジェクト配置領域長と比較することにより、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まるか否かを判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まると判定されたときに、データテーブル中の前記
複数のオブジェクト配置領域に配置される全てのオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能であると判定する配置可能判定ステップと、を有することを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記複数のオブジェクトが文字データの場合には、前記可変オブジェクト長取得ステップは、前記複数の可変オブジェクトの文字数を取得して前記複数の可変オブジェクトを文字数の多い順に序列し、当該序列において予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトについて前記オブジェクト配置領域長と同単位の可変オブジェクト長に変換し、前記比較判定ステップは、
前記予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトの可変オブジェクト長を各々前記オブジェクト配置領域長と比較することにより、可変オブジェクト長が予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に配置可能か否かをさらに判定し、前記配置可能判定ステップは、前記比較判定ステップにおいて、可変オブジェクト長が
前記予め設定した順位以内となる複数のオブジェクトの全てが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能と判定されたときに、データテーブル中の前記
複数のオブジェクト配置領域に配置される全てのオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能であると判定する。
【0013】
請求
項5に記載の発明によれば、異なるオブジェクトが配置される矩形の
複数のオブジェクト配置領域を有するファイルから、複数の印刷用ファイルを作成するために、コンピュータのCPUがメモリにおいて実行する印刷データ処理プログラムにおいて、前記
複数のオブジェクト配置領域の少なくとも1辺の長さをオブジェクト配置領域長として
それぞれ取得するオブジェクト配置領域長取得ステップと、前記
複数のオブジェクト配置領域の各々に対応づけられたデータテーブルのフィールドの複数のオブジェクトの長さを、
前記オブジェクト配置領域長と同単位で、前記フィールドごとに取得する可変オブジェクト長取得ステップと、前記可変オブジェクト長取得ステップにおいて取得された複数の可変オブジェクト長から抽出された最大可変オブジェクト長を、
前記フィールドに対応する
前記オブジェクト配置領域のオブジェクト配置領域長と比較することにより、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まるか否かを判定する比較判定ステップと、前記比較判定ステップにおいて、前記最大可変オブジェクト長を有する
複数のオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ収まると判定されたときに、データテーブル中の前記オブジェクト配置領域に配置される全てのオブジェクトが、前記
複数のオブジェクト配置領域に
それぞれ配置可能であると判定する配置可能判定ステップと、を有することを特徴とする。