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特許5876625USBインターフェースを利用したデータ伝送システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5876625
(24)【登録日】2016年1月29日
(45)【発行日】2016年3月2日
(54)【発明の名称】USBインターフェースを利用したデータ伝送システム
(51)【国際特許分類】
   H04L 29/06 20060101AFI20160218BHJP
   G06F 13/38 20060101ALI20160218BHJP
   G06F 13/42 20060101ALI20160218BHJP
   H04L 9/32 20060101ALI20160218BHJP
【FI】
   H04L13/00 305C
   G06F13/38 350
   G06F13/42 310
   H04L9/00 675D
【請求項の数】23
【全頁数】29
(21)【出願番号】特願2015-535975(P2015-535975)
(86)(22)【出願日】2013年10月12日
(65)【公表番号】特表2016-500945(P2016-500945A)
(43)【公表日】2016年1月14日
(86)【国際出願番号】CN2013085095
(87)【国際公開番号】WO2014059904
(87)【国際公開日】20140424
【審査請求日】2015年6月12日
(31)【優先権主張番号】201210390949.8
(32)【優先日】2012年10月15日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514319869
【氏名又は名称】天地融科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100109449
【弁理士】
【氏名又は名称】毛受 隆典
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】李 東声
【審査官】 木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−009981(JP,A)
【文献】 特開2012−038185(JP,A)
【文献】 特開2012−058887(JP,A)
【文献】 特表2008−544710(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第102521186(CN,A)
【文献】 中国特許出願公開第102063400(CN,A)
【文献】 中国実用新案第201114103(CN,Y)
【文献】 中国実用新案第201166864(CN,Y)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 29/06
G06F 13/38
G06F 13/42
H04L 9/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末と、
電子署名キーと、
一方が第一USBインターフェースであり、他方が前記端末と接続するのに適用されるインターフェースであり、前記端末から送信した情報を前記電子署名キーに直接伝送するデータ伝送ケーブルと
含むUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムであって、
前記電子署名キーは、
前記データ伝送ケーブルにおける第一USBインターフェースと接続し、前記端末から送信した情報を受信する第二USBインターフェースと、
前記第二USBインターフェースと接続し、前記第二USBインターフェースが受信した前記情報を検出し、同時に前記端末から送信した情報に応じて、前記端末から送信した情報に利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断し、前記データ伝送プロトコルのタイプによって制御情報を生成し、前記データ伝送プロトコルのタイプと適合する復調方法を利用して、受信した前記情報を復調して、復調されたデータを獲得するセキュリティチップと、
前記第二USBインターフェース及び前記セキュリティチップと接続し、前記セキュリティチップが前記データ伝送プロトコルのタイプと適合する復調方法を利用して、受信した前記情報を復調するように、前記セキュリティチップにおける制御端子が送信した制御情報を受信し、前記制御情報に応じて、前記第二USBインターフェースと前記セキュリティチップにおいて前記データ伝送プロトコルに適用されるモデム端子をオンにするゲート回路と、
を含むことを特徴とするデータ伝送システム。
【請求項2】
前記セキュリティチップは、前記データ伝送プロトコルのタイプと適合する変調方法を利用し、送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得して、オンにされた前記ゲート回路及び前記データ伝送ケーブルを通じて、前記送信されようとする情報を、直接前記端末に伝送する、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送システム。
【請求項3】
前記セキュリティチップは、復調された前記データに署名をし、署名したデータを含む前記送信されようとするデータを、獲得する、署名モジュールを含む、
ことを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送システム。
【請求項4】
前記セキュリティチップは、
前記第二USBインターフェースから受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得する検出モジュールと、
前記検出モジュールによって検出された前記情報の波形に応じて、前記端末から送信した情報に利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断して、前記データ伝送プロトコルのタイプによって、前記制御端子を介して、前記ゲート回路に、制御情報を出力する判断モジュールと、を含み、
前記データ伝送プロトコルのタイプは、シリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又は、USB伝送プロトコル、である、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のデータ伝送システム。
【請求項5】
前記シリアル通信プロトコルは、
シリアル全二重通信プロトコル及び/又はシリアル半二重通信プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ伝送システム。
【請求項6】
前記シリアル通信プロトコルは、
シリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含み、
前記第二USBインターフェースは、該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子と該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含み、
前記判断モジュールは前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子のどちらかが制御情報を受信したかによって前記シリアル通信プロトコルのタイプを更に判断し、
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子において一方が制御情報を受信し、他方がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル半二重通信プロトコルであると判断し、
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子において一方がデータ情報を受信し、他方が制御データを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル全二重通信プロトコルであると判断する、
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のデータ伝送システム。
【請求項7】
前記シリアル通信プロトコルは、シリアル半二重通信プロトコルであり、
前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートであり、
前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第一回路を含み、
前記第一USBインターフェースは該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、
前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子並びにデータ受信端子、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子を含む、
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のデータ伝送システム。
【請求項8】
前記第一回路は、
正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子と接続するダイオードと、
一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗と、
一端がハイレベルの電圧と接続する第二プルアップ抵抗と、
一端が前記シリアルポートにおける制御端子と前記第二プルアップ抵抗の他端とをそれぞれ接続し、他端が前記第二データ伝送端子と接続する制限抵抗と、
を含むことを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送システム。
【請求項9】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル全二重通信プロトコルであり、
前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートであり、
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、
前記シリアルポートは前記第一データ伝送端子と接続する送信端子及び第二データ伝送端子と接続する受信端子を含む、
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のデータ伝送システム。
【請求項10】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルであり、
前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはオーディオインターフェースであり、
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子及びマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第二回路を含み、
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子とを含み、
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信し、
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する、
ことを特徴とする請求項4に記載のデータ伝送システム。
【請求項11】
前記ゲート回路は、制御される端子が前記セキュリティチップの制御端子と接続する二つのコントロールスイッチをそれぞれ有する少なくとも二つのゲートサブ回路を含む、
ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のデータ伝送システム。
【請求項12】
前記セキュリティチップは、前記モデム端子を介して前記ゲートサブ回路のそれぞれと接続し、異なるデータ伝送プロトコルに適用されるモデムモジュールを更に含み、
前記データ伝送プロトコルはシリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項11に記載のデータ伝送システム。
【請求項13】
端末と、
電子署名キーと、
一方が第一USBインターフェースであり、他方が前記端末と接続するのに適用されるインターフェースであり、前記端末から送信した情報を前記電子署名キーに直接伝送するデータ伝送ケーブルと
含むUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムであって、
前記電子署名キーは、
前記第一USBインターフェースと接続し、前記端末から送信した情報を受信する第二USBインターフェースと、
前記第二USBインターフェースと接続し、前記第二USBインターフェースが受信した前記情報を検出し、前記端末から送信した情報に応じて前記端末から送信した情報に利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する選択ユニットと、
前記選択ユニットと接続し、前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して前記情報を復調し、復調されたデータを獲得するモデムユニットと、
を含むことを特徴とするデータ伝送システム。
【請求項14】
前記モデムユニットは、前記データ伝送プロトコルのタイプと適合する変調方法を利用して送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得し、並びに、前記データ伝送ケーブルを介して前記送信されようとする情報を直接前記端末に伝送する、
ことを特徴とする請求項13に記載のデータ伝送システム。
【請求項15】
前記電子署名キーは、復調されたデータに署名をし、署名したデータを含む前記送信されようとするデータを獲得する署名ユニットを更に含む、
ことを特徴とする請求項14に記載のデータ伝送システム。
【請求項16】
前記選択ユニットは、
前記情報の波形を検出する検出モジュールと、
前記検出モジュールによって検出された前記情報の波形に応じて、前記端末から送信した情報に利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する判断モジュールと、を含み、
前記データ伝送プロトコルのタイプはシリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項13〜15のいずれか一項に記載のデータ伝送システム。
【請求項17】
前記シリアル通信プロトコルは、
シリアル半二重通信プロトコル及び/又はシリアル全二重通信プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項16に記載のデータ伝送システム。
【請求項18】
前記シリアル通信プロトコルは、
シリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含み、
前記第二USBインターフェースは、該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子と該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含み、
前記判断モジュールは前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子のどちらかが制御情報を受信したかによって前記シリアル通信プロトコルのタイプを更に判断し、
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子において一方が制御情報を受信し、他方がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル半二重通信プロトコルであると判断し、
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子において一方がデータ情報を受信し、他方が制御データを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル全二重通信プロトコルであると判断する、
ことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のデータ伝送システム。
【請求項19】
前記シリアル通信プロトコルは、シリアル半二重通信プロトコルであり、前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートであり、
前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第一回路を含み、
前記第一USBインターフェースは該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、
前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子並びにデータ受信端子、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子を含む、
ことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のデータ伝送システム。
【請求項20】
前記第一回路は、
正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子と接続するダイオードと、
一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗と、
一端がハイレベルの電圧と接続する第二プルアップ抵抗と、
一端が前記シリアルポートにおける制御端子と前記第二プルアップ抵抗の他端とをそれぞれ接続し、他端が前記第二データ伝送端子と接続する制限抵抗と、
を含むことを特徴とする請求項19に記載のデータ伝送システム。
【請求項21】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル全二重通信プロトコルであり、
前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートであり、
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、
前記シリアルポートは前記第一データ伝送端子と接続する送信端子及び第二データ伝送端子と接続する受信端子を含む、
ことを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のデータ伝送システム。
【請求項22】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルであり、
前記データ伝送ケーブルと前記端末と接続する一端はオーディオインターフェースであり、
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子及びマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第二回路を含み、
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子とを含み、
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信し、
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する、
ことを特徴とする請求項16に記載のデータ伝送システム。
【請求項23】
前記モデムユニットは、
それぞれ異なるデータ伝送プロトコルに適用される少なくとも二つのモデムモジュールを含み、
前記データ伝送プロトコルはシリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む、
ことを特徴とする請求項13〜22のいずれか一項に記載のデータ伝送システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電子技術分野に関し、特にUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ネットワーク技術の急速な発展は人々に大きな利便性をもたらし、人々は以前にもましてネットワークに頼りながら活動している。例えばデジタル文書の送信、オンラインバンキングの取引は人々が生活や仕事をするうえで欠かせない活動となっている。ネットワークはバーチャルなものであるため、様々な危険な要素が存在している。しかし、ネットワークを介してデータの交換、特にオンラインバンキングにおける業務及び機密文書の送信等の活動が避けられない。ネットワークの安全性がより高く求められているため、人々は積極的にネットワーク情報の安全技術を発展させようとしている。
デジタル署名はネットワークを介して伝送するデータが悪意によって、改ざんされないように開発されたネットワーク情報分野の安全技術である。デジタル署名とは身分認証を行う技術であり、安全に命令及び文書を送信するのに用いられる。デジタル署名は一方向性関数を利用して送信されるデータを処理し、データソースを認証し、かつデータが変わらないように検証する英数字の文字列を獲得する。通常、デジタル署名はMD5、SHA−1等のハッシュアルゴリズムを利用して伝送されようとするデータの要約値を計算し、並びに暗号アルゴリズムを利用して該要約値を暗号化させた後伝送する。現在の大部分のデジタル署名は非特許文献1のような公開鍵技術を用いる。1994年にアメリカ国立標準技術研究所がデジタル署名基準(DSS)を公表し、公開鍵暗号技術も広く用いられるようになった。このデジタル文書におけるデジタル署名は書面上の手書き署名と同じように、偽造できない。文書の受信側は受信した文書が署名者によるものであるかどうかを検出できるし、同時に署名された文書が改ざんされていないかも検出できるため、受信した文書における情報の信頼性と完全性を保証できる。完全なデジタル署名技術は以下の三つの条件を満たせなければならない。第一に、署名者は自分の署名を拒否してはいけない。第二に、署名者以外のいかなる人は署名を偽造してはいけない。第三に、当事者双方は署名の真偽に対して争いが起こる場合、公正なる仲裁人によって署名の真偽を確認することができる。
【0003】
データにデジタル署名をすることにより、データの安全性を大いに向上させた。しかし、ハッキング技術の発展はユーザを不安にさらされている。というのは、悪意のある攻撃者にユーザのコンピュータを制御されることになると、コンピュータのメモリにおけるデータが盗用され、合法ユーザに被害をもたらす。従って、人々は携帯型で移動しながら利用可能な電子署名キーを開発した。USBkeyとも言う。これはマイクロプロセッサを備える小型ハードウェアであり、ホストコンピュータにおけるデータ通信インターフェースを介してホストコンピュータと接続し、内部のプロセッサはセキュリティチップを使い、内蔵のセキュリティシステムを利用して鍵を生成する機能、鍵を安全に記憶する機能、暗号アルゴリズムをプリセットする機能を実現する。鍵に関するアルゴリズムは完全に認証設備の中において実行されるため、安全性が高い。
しかしながら、現在のUSBインターフェースを備える電子署名キーは端末がUSB伝送プロトコルを通じて伝送した取引情報しか受信できず、署名データを生成した後、その署名データを、USB伝送プロトコルを通じてそれと接続する端末にアップロードする。端末が適用する通信プロトコルはシリアルプロトコル又はオーディオ伝送プロトコルであり、前記プロトコルが適用するデータを現有のUSBインターフェースを備える電子署名キーに送信する場合、当電子署名キーが適用するUSBプロトコル以外のプロトコルデータを処理できない。
また、端末は端末自身の伝送インターフェースだけ利用して該インターフェースが適用する通信プロトコルのデータを伝送する。USBインターフェースを備える電子署名キーが該端末とデータの伝送を行うことになるが、電子署名キーと端末が支持する通信プロトコルとが違う場合、端末のインターフェース及び端末が支持する通信プロトコルの制限のため、電子署名キーとのデータ伝送ができない。
【0004】
例えば、シリアルデバイス(POS機)はシリアルポートしかないため、USBインターフェースを備える電子署名キーが該シリアルデバイスと接続しデータを伝送するとき、シリアルデバイスにUSBインターフェースがなく、同時にUSB伝送プロトコルによって伝送されたデータを支持しないため、該シリアルデバイスとUSBインターフェースを備える電子署名キーとの間においてデータ伝送ができず、電子署名キーは使用範囲が制限される。
スマートフォンはUSB伝送プロトコルを支持するが、USB付属デバイスを利用できず、また、USBインターフェースを備える電子署名キーはUSB付属デバイスであるため、USB伝送プロトコルによるデータ伝送ができない。スマートフォンはオーディオ伝送プロトコルを利用してUSBインターフェースを備える電子署名キーとデータの交換を行うとき、現在のUSBインターフェースを備える電子署名キーはUSB伝送プロトコル以外のデータ伝送プロトコルを支持しないため、USBインターフェースを介してスマートフォンとオーディオ伝送プロトコルによるデータ伝送ができない。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【非特許文献1】RSA Date SecurityによるPKCS(Public Key Cryptography Standards)、Digital Signature Alorithm、x.509、PGP(Pretty Good Privacy)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、少なくとも上記の技術課題の一つを解決することを目的とする。
このため、本発明はUSBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の技術案は以下の通りである。
本発明の一つの形態では、USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを提供する。
本USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは、端末と、一端が前記電子署名キーと接続する第一USBインターフェースであり、他端が前記端末と接続するインターフェースであり、前記端末から送信した情報を直接前記電子署名キーに伝送するデータ伝送ケーブルと、電子署名キーと、を含む。
前記電子署名キーは、
前記第一USBインターフェースと接続し、前記端末から送信した情報を受信する第二USBインターフェースと、
前記第二USBインターフェースと接続し、前記第二USBインターフェースから受信した前記情報を検出し、同時に前記情報に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断し、前記データ伝送プロトコルのタイプによって制御情報を生成し、前記データ伝送プロトコルのタイプに適用される復調方法を利用して、受信した前記情報を復調し、復調されたデータを獲得するセキュリティチップと、
前記第二USBインターフェース及び前記セキュリティチップと接続し、前記セキュリティチップの制御端子から送信した制御情報を受信し、前記制御情報に応じて、前記第二USBインターフェースと前記セキュリティチップにおいて前記データ伝送プロトコルに適用されるモデム端子をオンにするゲート回路と、を含む。
【0008】
前記セキュリティチップは前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする変調方法を利用し、送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得して、オンにされた前記ゲート回路及び前記データ伝送ケーブルを通じて前記送信されようとする情報を直接前記端末に伝送する。
【0009】
前記セキュリティチップは、復調された前記データに署名をし、署名データを含む前記送信されようとするデータを獲得する署名モジュールを含む。
【0010】
前記セキュリティチップは前記第二USBインターフェースから受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得する検出モジュールと前記検出モジュールから検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断して、前記データ伝送プロトコルのタイプによって前記制御端子を介して前記ゲート回路に制御情報を出力する判断モジュールを含む。前記データ伝送プロトコルのタイプはシリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコル及び/またはシリアル全二重通信プロトコルを含む。
【0011】
本段落では、前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含むとする。前記第二USBインターフェースは前記USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子と前記USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含む。
前記判断モジュールは前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子のどちらが制御情報を受信したかに応じて前記シリアル通信プロトコルのタイプを更に判断する。
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子における一方が制御情報を受信し、他方がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル半二重通信プロトコルであると判断する。
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子における一方がデータ情報を受信し、他方が制御データを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル全二重通信プロトコルであると判断する。
【0012】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルであり、前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートである場合は以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと前記第一USBインターフェースとを接続する第一回路を含み、前記第一USBインターフェースは該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子並びにデータ受信端子、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子を含む。
【0013】
前記第一回路は、正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子と接続するダイオードと、制限抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記制限抵抗を介して前記第二データ伝送端子と接続する第二プルアップ抵抗とを含む。
【0014】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル全二重通信プロトコルであり、前記端末と接続する前記インターフェースに適用されるのはシリアルポートである場合は以下の通りとなる。
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む。
前記シリアルポートは前記第一データ伝送端子と接続する送信端子及び第二データ伝送端子と接続する受信端子を含む。
【0015】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルである場合、前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはオーディオインターフェースであり、以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子及びマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第二回路を含む。
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む。
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信する。
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する。
【0016】
前記ゲート回路は、制御される端子が前記セキュリティチップの制御端子と接続する二つのコントロールスイッチをそれぞれ有する少なくとも二つのゲートサブ回路を含む。
【0017】
前記セキュリティチップは前記モデム端子を介して前記ゲートサブ回路とそれぞれと接続し、異なるデータ伝送プロトコルに適用されるモデムモジュールを更に含む。
【0018】
本発明の別の形態は、USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを提供する。
本USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは、端末と、一端が前記電子署名キーと接続する第一USBインターフェースであり、他端が前記端末と接続するインターフェースであり、前記端末から送信した情報を直接前記電子署名キーに伝送するデータ伝送ケーブルと、電子署名キーと、を含む。
前記電子署名キーは、前記第一USBインターフェースと接続し、前記端末から送信した情報を受信する第二USBインターフェースと、
前記第二USBインターフェースと接続し、前記第二USBインターフェースが受信した前記情報を検出し、前記情報に応じて利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する選択ユニットと、
前記選択ユニットと接続し、前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して前記情報を復調し、復調されたデータを獲得するモデムユニットと、を含む。
【0019】
前記モデムユニットは、前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得する。また、前記データ伝送ケーブルを介して前記送信されようとする情報を直接前記端末に伝送する。
【0020】
前記電子署名キーは、復調されたデータに署名をし、署名データを含む前記送信されようとするデータを獲得する署名ユニットを更に含む。
【0021】
前記選択ユニットは、前記情報の波形を検出する検出モジュールと、前記検出モジュールが検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する判断モジュールを含む。前記データ伝送プロトコルのタイプは、シリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコル及び/またはシリアル全二重通信プロトコルを含む。
【0022】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含む場合は以下の通りとなる。
前記第二USBインターフェースは該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子と該第二USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含む。
前記判断モジュールは前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子のどちらが制御情報を受信したかに応じて前記シリアル通信プロトコルのタイプを更に判断する。
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子における一方が制御情報を受信し、他方がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルがシリアル半二重通信プロトコルであると判断する。
前記第一信号伝送端子と第二信号伝送端子における一方がデータ情報を受信し、他方が制御データを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル全二重通信プロトコルであると判断する。
【0023】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルであり、前記端末と接続するのに適用される前記インターフェースはシリアルポートである場合は以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと前記第一USBインターフェースとを接続する第一回路を含む。前記第一USBインターフェースは該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含む。
前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子並びにデータ受信端子、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子を含む。
【0024】
前記第一回路は、正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子と接続するダイオードと、制限抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記制限抵抗を介して前記第二データ伝送端子と接続する第二プルアップ抵抗とを含む。
【0025】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル全二重通信プロトコルであり、前記端末と接続する前記インターフェースに適用されるのはシリアルポートである場合は以下の通りとなる。
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、前記シリアルポートは前記第一データ伝送端子と接続する送信端子及び第二データ伝送端子と接続する受信端子を含む。
【0026】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルである場合、前記端末と接続する前記インターフェースに適用されるのはオーディオインターフェースであり、以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子及びマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記第一USBインターフェースと、を接続する第二回路を含む。
前記第一USBインターフェースは、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、該第一USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む。
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信する。
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第二回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する。
【0027】
前記モデムユニットは異なるデータ伝送プロトコルに適用される少なくとも二つのモデムモジュールを含む。
【0028】
本発明の別の形態は、USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを提供する。本USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは、端末と、データ伝送ケーブル及び電子署名キーを含む。
前記データ伝送ケーブルは一端がUSBインターフェースで前記電子署名キーと接続し、他端が前記端末と接続し、前記端末から送信した情報を直接前記電子署名キーに伝送する。
前記電子署名キーは前記情報を受信するUSBインターフェースと、
前記USBインターフェースと接続して、前記セキュリティチップにおける制御端子が送信した制御情報を受信し、制御情報に応じて、前記USBインターフェースと前記セキュリティチップにおいて前記データ伝送プロトコルに適用されるモデム端子をオンにするゲート回路と、
前記USBインターフェースと前記ゲート回路とを接続して、前記USBインターフェースが受信した前記情報を検出し、検出された前記情報に応じて利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断し、前記データ伝送プロトコルのタイプによって前記ゲート回路をオンにし、前記データ伝送プロトコルのタイプに相応した復調方法を利用して受信した前記情報を復調し、復調されたデータを獲得するセキュリティチップと、を含む。
【0029】
前記セキュリティチップは前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする変調方法を利用し、送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得して、オンにされた前記ゲート回路及び前記データ伝送ケーブルを通じて前記送信されようとする情報を直接前記端末に伝送する。
【0030】
前記セキュリティチップは、復調されたデータに署名をし、署名データを含む前記送信されようとするデータを獲得する署名モジュールを含む。
【0031】
前記セキュリティチップは前記USBインターフェースから受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得する検出モジュールと前記検出モジュールから検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断して、前記データ伝送プロトコルのタイプによって前記制御端子を介して前記ゲート回路に制御情報を出力する判断モジュールを含む。前記データ伝送プロトコルのタイプはシリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。
【0032】
前記セキュリティチップは前記USBインターフェースから受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得する検出モジュールと前記検出モジュールから検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断して、前記データ伝送プロトコルのタイプによって前記制御端子を介して前記ゲート回路に制御情報を出力する判断モジュールを含む。前記データ伝送プロトコルのタイプはシリアル半二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。
【0033】
前記データ伝送ケーブルの前記端末と接続する一端はシリアルポートである場合は以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと前記USBインターフェースとを接続する第一回路を含む。前記USBインターフェースは、該USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子Tx並びにデータ受信端子Rx、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子Rstを含む。
【0034】
前記第一回路は、正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子Txと接続するダイオードと、制限抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が制限抵抗を介して前記第二データ伝送端子と接続する第二プルアップ抵抗とを含む。
【0035】
前記セキュリティチップは、前記USBインターフェースから受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得する検出モジュールと前記検出モジュールのよって検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断して、前記データ伝送プロトコルのタイプによって前記制御端子を介して前記ゲート回路に制御情報を出力する判断モジュールを含む。前記データ伝送プロトコルのタイプはシリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。
【0036】
前記USBインターフェースは、USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む。
前記データ伝送ケーブルにおいて、前記端末と接続する一方は、前記第一データ伝送端子と接続する送信端子Txと前記第二データ伝送端子と接続する受信端子Rxとを含むシリアルポートである。
【0037】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含み、前記USBインターフェースはUSBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子とUSBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含む場合以下の通りとなる。
前記判断モジュールは更に前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子のどちらが制御情報RSTを受信したかによって前記シリアル通信プロトコルのタイプを判断する。
前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子の一端が制御情報RSTを受信し、他端がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル半二重通信プロトコルであると判断する。
前記制御端子を介して制御情報を前記ゲート回路に出力し、前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子の一端がデータ情報を受信し、他端が制御情報RSTを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル全二重通信プロトコルであると判断し、前記制御端子を介して制御情報を前記ゲート回路に出力する。
【0038】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルである場合、前記データ伝送ケーブルは前記端末と接続する一方はオーディオインターフェースであり、以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子及びマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記USBインターフェースと、を接続する第回路を更に含む。
前記USBインターフェースは、前記USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、前記USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む。
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信する。
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する。
【0039】
前記ゲート回路は、制御される端子が前記セキュリティチップの制御端子と接続する二つのコントロールスイッチをそれぞれ有する少なくとも二つのゲートサブ回路を含む。
【0040】
前記セキュリティチップは前記モデム端子を介して前記ゲートサブ回路と接続する異なるデータ伝送プロトコル(シリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む)に適用されるモデムモジュールを更に含む。
【0041】
本発明の別の形態は、USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを提供する。本USBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは、端末と、一方がUSBインターフェースで前記電子署名キーと接続し、他方が前記端末と接続し、前記端末から送信した情報を直接前記電子署名キーに伝送するデータ伝送ケーブルと、電子署名キーと、を含み、
前記電子署名キーは、前記情報を受信するUSBインターフェースと、
前記USBインターフェースが受信した前記情報を検出し、検出された前記情報に基づいて利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する、前記USBインターフェースと接続する選択ユニットと、
前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して前記情報を復調し復調されたデータを獲得する、前記選択ユニットと接続するモデムユニットと、を含む。
【0042】
前記モデムユニットは、前記データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して送信されようとするデータを変調し、送信されようとする情報を獲得する。また、前記データ伝送ケーブルを介して前記送信されようとする情報を直接前記端末に伝送する。
【0043】
前記電子署名キーは、復調されたデータに署名をし、署名データを含む前記送信されようとするデータを獲得する署名ユニットを更に含む。
【0044】
前記選択ユニットは、前記端末の波形を検出する検出モジュールと、前記検出モジュールが検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプ(シリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコル)を判断する判断モジュールを含む。
【0045】
前記選択ユニットは、前記端末の波形を検出する検出モジュールと、前記検出モジュールが検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプ(シリアル半二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコル)を判断する判断モジュールを含む。
【0046】
前記データ伝送ケーブルは前記端末と接続する一端はシリアルポートである。前記データ伝送ケーブルは、前記シリアルポートと前記USBインターフェースとを接続する第一回路を更に含む。
前記USBインターフェースは、該USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子及び該USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子を含み、前記シリアルポートは、前記第一回路を介して前記第一データ伝送端子と接続するデータ送信端子Tx並びにデータ受信端子Rx、及び前記第一回路を介して前記第二データ伝送端子と接続する制御端子Rstを含む。
【0047】
前記第一回路は、正極が前記第一データ伝送端子と接続し、負極が前記データ送信端子Txと接続するダイオードと、制限抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が前記第一データ伝送端子と接続する第一プルアップ抵抗と、一端がハイレベルの電圧と接続し、他端が制限抵抗を介して前記第二データ伝送端子と接続する第二プルアップ抵抗とを含む。
【0048】
記選択ユニットは、前記端末の波形を検出する検出モジュールと、前記検出モジュールが検出された前記情報の波形に応じて、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する判断モジュールを含む。データ伝送プロトコルのタイプはシリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルを含む。
【0049】
前記USBインターフェースはUSBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子とUSBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子とを含む。
前記データ伝送ケーブルにおいて、前記端末と接続する一方は、前記第一データ伝送端子と接続する送信端子Txと、前記第二データ伝送端子と接続する受信端子Rxと、を含むシリアルポートである。
【0050】
前記シリアル通信プロトコルはシリアル半二重通信プロトコルとシリアル全二重通信プロトコルを含み、前記USBインターフェースはUSBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一信号伝送端子とUSBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二信号伝送端子を含む場合、以下の通りとなる。
前記判断モジュールは更に前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子のどちらが制御情報RSTを受信したかに応じて前記シリアル通信プロトコルのタイプを判断する。
前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子の一端が制御情報RSTを受信し、他端がデータ情報を受信した場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル半二重通信プロトコルであると判断する。
前記USBインターフェースにおける二つの信号伝送端子の一端がデータ情報を受信し、他端が制御情報RSTを受信しない場合、前記シリアル通信プロトコルをシリアル全二重通信プロトコルであると判断する。
【0051】
前記データ伝送プロトコルがオーディオ伝送プロトコルである場合、前記データ伝送ケーブルは前記端末と接続する一方はオーディオインターフェースであり、以下の通りとなる。
前記データ伝送ケーブルは、チャンネル出力端子とマイク端子を含む前記オーディオインターフェースと、前記USBインターフェースにおけるD+とD−の一方である第一データ伝送端子と、前記USBインターフェースにおけるD+とD−の他方である第二データ伝送端子と、を含む前記USBインターフェースと、を接続する第回路を更に含む。
前記チャンネル出力端子は前記端末が送信したオーディオ信号を受信し、前記第回路を介して前記オーディオ信号を増幅し前記第一データ伝送端子に送信する。
前記第二データ伝送端子は前記電子署名キーが送信したオーディオ信号を受信し、前記第回路を介して前記オーディオ信号を減衰し前記マイク端子に送信する。
【0052】
前記モデムユニットは異なるデータ伝送プロトコル(シリアル半二重プロトコル、シリアル全二重プロトコル、オーディオプロトコル又はUSBプロトコルを含む)に適用される少なくとも二つのモデムモジュールを含む。
【0053】
前記本発明に係る技術案のように、本発明が提供するUSBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは、データ伝送ケーブル及び電子署名キーを使用し、異なるプロトコル間における情報を、USBインターフェースを通して電子署名キーに伝送する。
また、電子署名キーがUSBインターフェースにおけるD+とD−の信号を検出し、利用される通信プロトコルのタイプを決定し、該通信プロトコルを使用して受信した情報を復調し、復調されたデータを獲得する。
複雑な変換を必要とせずに、異なるプロトコル間における、USBインターフェースを利用したデータ伝送が実現できる。
本発明のシステムを利用することにより、ハードウェアのコストや複雑さ等を低下させ、構造も簡単になり、実施が容易となる。
【0054】
本発明の実施形態に係る技術案を明確に説明するために、これから実施形態の説明のための図面を簡単に説明する。以下説明する図面は本発明のいくつかの実施形態に過ぎず、本分野の技術者は、創作的な労力を必要とせず、これらの図面に基づき他の図面を獲得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
図1】本発明におけるUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態1を表したブロック図である。
図2】本発明における電子署名キーの実施形態1を表したブロック図である。
図3】本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態1を表したブロック図である。
図4】本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態2を表したブロック図である。
図5】本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態3を表したブロック図である。
図6】本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態4を表したブロック図である。
図7】本発明におけるUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態2を表したブロック図である。
図8】本発明における電子署名キーの実施形態4を表したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0056】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を明確にかつ詳細に説明する。説明された実施形態は本発明におけるほんの一部であり、全部の実施形態ではない。本発明の実施形態によれば、本分野の技術者は創造的な労力を必要とせず獲得された全ての他の実施形態はいずれも本発明の保護範囲に入る。
【0057】
本発明の説明には、用語の「中心」、「縦方向」、「横方向」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などで示した方位、位置関係は、図面に基づいて示された方位あるいは位置関係であり、それは単に本発明の説明を簡単化にするためのものであり、説明された装置又は部品は必ずしも特定の方位を有し特定の方位で構造・操作されることを明示的にも暗示的にも使用されるものではないことを理解すべきである。また、「第1」及び「第2」という用語は単に説明のためのみに用いられ、相対的な重要性若しくは数量若しくは位置に明示的にも暗示的にも関連づけられ使用されるものではない。
【0058】
本発明において、別途、明確に限定した場合を除く、「取付」、「繋がり」、「接続」などの用語を広義に理解すべきである。例えば、固定な接続でもよいし、取外し可能な接続でもよいし、一体でもよい。また、机械的な接続でもよいし、電気接続でもよい。また、直接の繋がりでもよいし、ものを介する間接の繋がりでもよいし、二つの部品の内部の連通を表してもよい。本分野の技術者は、具体的な状況によって本発明における上記用語の意味を理解できる。
【0059】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態をより詳細に説明する。
図1は本発明におけるUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態1を表したブロック図である。図1を参照しながら本発明によるUSBインターフェースの利用によるデータ伝送システムを更に説明する。
【0060】
本発明に係るUSBインターフェースの利用によるデータ伝送システムは端末22、データ伝送ケーブル21及び電子署名キー20を含む。データ伝送ケーブル21の一端が電子署名キー20に接続するUSBインターフェース211であり、他端が端末22と接続する。データ伝送ケーブル21を介し、端末22から送信したデータを直接電子署名キー20に伝送し、電子署名キー20から送信したデータを端末22に直接伝送する。データ伝送ケーブル21を介してデータを伝送するとき、伝送されたデータに対して、異なるプロトコル間の変換をせず、内部のそれぞれのインターフェースと接続するデータ伝送ケーブルを介して直接伝送を行う。データ伝送ケーブル21が端末22と接続する一端は該端末22のインターフェースのタイプと適合するインターフェースを利用する。
【0061】
電子署名キー20はUSBインターフェース201、USBインターフェース201と接続するゲート回路202、USBインターフェース201とゲート回路202とを接続するセキュリティチップ203を含む。そのうち、電子署名キー20のUSBインターフェース201はデータ伝送ケーブル21のUSBインターフェース211と適合する。例えば、電子署名キー20のUSBインターフェース201のD−はデータ伝送ケーブル21のUSBインターフェース211のD−と接続し、電子署名キー20のUSBインターフェース201のD+はデータ伝送ケーブル21のUSBインターフェース211のD+と接続する。
【0062】
セキュリティチップ203は制御信号を出力する制御端子及び復調されようとする信号を受信するモデム端子を含み、USBインターフェース201から受信したデータを検出し、検出された情報に応じて利用されるプロトコルのタイプを判断し、データ伝送プロトコルのタイプによって、ゲート回路202をオンにし、データ伝送プロトコルのタイプとマッチングする復調方法を利用して受信した情報を復調し、復調されたデータを獲得する。
【0063】
ゲート回路202はセキュリティチップ203における制御端子(図1には表示されていない)が送信した制御情報を受信し、制御情報によってUSBインターフェース201及びセキュリティチップ203においてデータ伝送プロトコルに適用されるモデム端子(図1には表示されていない)をオンにする。
【0064】
また、本発明によるセキュリティチップ203は、データ伝送プロトコルのタイプを決定した後、該データ伝送プロトコルのタイプに適用される復調方法を利用する。
また、送信されようとするデータを復調し送信されようとする情報を獲得し、オンにされたゲート回路202及びデータ伝送ケーブル21を介して送信されようとする情報を直接端末22に伝送する。
送信されようとするデータは、セキュリティチップ203によって獲得されたデータに署名した後獲得したデータと情報であってもよい。
また、電子署名キー20の内部において生成されたアイデンティティ情報又は識別情報を有する要求であってもよい。
前記送信されようとするデータは、少なくとも復調されたデータに署名した後に獲得した署名データを含み、更に他の重要情報を含んでもよく、他の例についてはここでは列挙しない。
【0065】
図2は本発明における電子署名キーの実施形態1を表したブロック図である。以下は図2を参照しながら説明する。
本実施形態では、電子署名キー20はUSBインターフェースを利用して、USBインターフェースが受信した四つの通信プロトコル(シリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコル)における伝送されたデータを復調することができる。
【0066】
電子署名キー20はUSBインターフェース201、ゲート回路202及びセキュリティチップ(図2には表示されていない)を含む。そのうち、セキュリティチップは少なくとも検出モジュール2031と判断モジュール2032を含み、USBインターフェース201は図2に示したD+とD−の二つの信号伝送端子を含み、D+とD−における一方を第一信号伝送端子と呼び、他方を第二信号伝送端子と呼んでもよい。
【0067】
検出モジュール2031はUSBインターフェース201が受信した情報を検出し、前記情報の波形を獲得し、その情報の波形を判断モジュール2032に出力する。検出モジュール2031はUSBインターフェース201における二つの信号伝送端子によって出力された情報を検出する。
【0068】
判断モジュール2032は、検出モジュール2031が検出された情報の波形に基づき、利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断し、データ伝送プロトコルのタイプによって、制御端子(図2には表示されていない)を介して制御情報をゲート回路202に出力する。
本実施形態においては、データ伝送プロトコルはシリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルである。
具体的には、判断モジュール2032が検出した波形が三角関数で表される波形(例えば正弦波又は余弦波)であるとき、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがオーディオ伝送プロトコルであると判断し、制御端子を介して制御信号(例えばCTRL4)をゲート回路202に出力する。
判断モジュール2032が検出した波形が矩形波であるときは、矩形波のボーレートを検出する。
ボーレートが9600bps〜19200bpsであると、利用されたデータ伝送プロトコルがシリアル通信プロトコルであると判断し、制御端子を介して制御信号(例えばCTRL1又はCTRL2)をゲート回路202に出力する。
ボーレートが100kbps以上又は9600bps〜19200bps以外であると、利用されたデータ伝送プロトコルがUSB伝送プロトコルであると判断し、制御端子を介して制御信号(例えばCTRL3)をゲート回路202に出力する。
【0069】
判断モジュール2032は利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがシリアル通信プロトコルであると判断した後、USBインターフェース201における二つの信号伝送端子のどちらかが制御情報RSTを受信したかに応じてシリアル通信プロトコルのタイプを判断する。
例えば、判断モジュール2032はUSBインターフェース201における二つの信号伝送端子の一方が制御情報RSTを受信し、他方がデータ情報を受信したと判断したとき、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがシリアル半二重通信プロトコルであると確定する。
その後、USBインターフェース201とセキュリティチップ203に適用されたシリアル半二重通信プロトコルのモデム端子(図2には表示されていない)をオンにするように、制御端子を介して制御情報(例えばCTRL1)をゲート回路202に出力する。
判断モジュール2032はUSBインターフェース201における二つの信号伝送端子の一方がデータ情報を受信し、他方が制御情報RSTを受信しないと判断したとき、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがシリアル全二重通信プロトコルであると確定し、制御端子を介して制御情報(例えばCTRL2)をゲート回路に出力する。
【0070】
第一モデムモジュール2033は、シリアル半二重通信プロトコルに適用し、ゲート回路202のゲートを通して伝送されたデータ情報を復調し、復調されたデータを獲得し、そのデータを署名モジュール2037に出力して署名をすることができる。
また、署名モジュール2037によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得し、その情報をゲート回路202、USBインターフェース201、データ伝送ケーブル21を介して、直接端末22に伝送することもできる。
【0071】
第二モデムモジュール2034は、シリアル全二重通信プロトコルに適用し、ゲート回路202のゲートを通して伝送されたデータ情報を復調し、復調されたデータを獲得し、そのデータを署名モジュール2037に出力して署名をすることができる。
また、署名モジュール2037によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得し、その情報をゲート回路202、USBインターフェース201、データ伝送ケーブル21を介して、直接端末22に伝送することもできる。
【0072】
第三モデムモジュール2035は、USB伝送プロトコルに適用し、ゲート回路202のゲートを通して伝送されたデータ情報を復調し、復調されたデータを獲得し、そのデータを署名モジュール2037に出力して署名をすることができる。
また、署名モジュール2037によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得し、その情報をゲート回路202、USBインターフェース201、データ伝送ケーブル21を介して、直接端末22に伝送することもできる。
【0073】
第四モデムモジュール2036は、オーディオ伝送プロトコルに適用し、ゲート回路202のゲートを通して伝送されたデータ情報を復調し、復調されたデータを獲得し、そのデータを署名モジュール2037に出力して署名をすることができる。
また、署名モジュール2037によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得し、その情報をゲート回路202、USBインターフェース201、データ伝送ケーブル21を介して、直接端末22に伝送することもできる。
【0074】
署名モジュール2037は受信した復調されたデータに署名し、署名データを獲得して相応したモデムモジュールに出力する。
【0075】
セキュリティチップは四つのそれぞれ四つの通信プロトコルに相応したモデムモジュールを有し、ゲート回路202も同じく四つのゲートサブ回路を有し、いずれのゲートサブ回路は一つのモデムモジュールと接続する。
また、いずれのゲートサブ回路は判断モジュール2032の制御端子から同じ制御情報を受信する。
図2に示したように、いずれのゲートサブ回路は二つのコントロールスイッチを有し、同じゲートサブ回路におけるコントロールスイッチが判断モジュール2032から同じ制御情報を受信する。
例えば、第一モデムモジュール2033の受信制御情報CTRL1と接続する二つのコントロールスイッチは同じゲートサブ回路である。
第二モデムモジュール2034の受信制御情報CTRL2と接続する二つのコントロールスイッチは同じゲートサブ回路である。
第三モデムモジュール2035の受信制御情報CTRL3と接続する二つのコントロールスイッチは同じゲートサブ回路である。
第四モデムモジュール2036の受信制御情報CTRL4と接続する二つのコントロールスイッチは同じゲートサブ回路である。
【0076】
本発明における電子署名キーの実施形態2は、USBインターフェースを利用して、シリアル半二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコルによるデータを処理する。
具体的には、図2に示した電子署名キーの実施形態1と違って、図2における第二モデムモジュール2034及びゲート回路202における第二モデムモジュール2034と接続するゲートサブ回路を含まない。
他の部分の構造は図2に示した実施形態1による電子署名キーと同様であるため、同じ部分の構造及び機能を贅言しない。
電子署名キーはシリアル全二重通信プロトコルに適用されず、シリアル半二重通信プロトコルだけに適用される。
このため、データ伝送プロトコルがシリアル通信プロトコルであると判断された場合、2つの信号伝送端子のどちらかが制御情報を受信したかによってシリアル通信プロトコルのタイプを判断するのではなく、データ伝送プロトコルを直接シリアル半二重通信プロトコルであると認定し、第モデムモジュール203と接続するゲートサブ回路をオンにすることが理解されるべきである。
【0077】
本発明における電子署名キーの実施形態3は、USBインターフェースを利用して、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコルによるデータを処理する。
具体的には、図2に示した電子署名キーの実施形態1と違って、図2における第一モデムモジュール2033及びゲート回路202における第一モデムモジュール2033と接続するゲートサブ回路を含まない。
他の部分の構造は図2に示した電子署名キーの実施形態1と同様であるため、同じ部分の構造及び機能を贅言しない。
電子署名キーはシリアル半二重通信プロトコルに適用されず、シリアル全二重通信プロトコルだけに適用される。
このため、データ伝送プロトコルがシリアル通信プロトコルであると判断された場合、2つの信号伝送端子のどちらかが制御情報を受信したかによってシリアル通信プロトコルのタイプを判断するのではなく、データ伝送プロトコルを直接シリアル全二重通信プロトコルであると認定し、第モデムモジュール203と接続するゲートサブ回路をオンにする。
【0078】
本発明の複数の電子署名キーの実施形態は、USBインターフェースを利用して、シリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコルの中の任意2つの伝送プロトコルのデータを処理する。
具体的には、いずれの電子署名キーの実施形態も図2に示した実施形態1による電子署名キーと異なる。
該実施形態による電子署名キーは、図2に示したUSBインターフェース201、検出モジュール2031、判断モジュール2032、電子署名キー2037、相応のプロトコルに適用される2つのモデムモジュール及びゲートサブ回路を含む。
前記ゲートサブ回路は、ゲート回路202において相応のモデムモジュールと接続する。
なお、前記構造の接続関係は図2に示した相応の部分の構造の接続関係と同様であるため、同じ部分の構造及び機能を贅言しない。
【0079】
図3は本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態1を表したブロック図である。図3を参照しながら説明する。
データ伝送ケーブルの実施形態1におけるデータ伝送ケーブル21は端末22と接続する一方がシリアルポート213であり、端末22がシリアルポート213に出力したデータ情報及び制御情報はシリアル半二重プロトコルに適用され、即ちTx/Rxを介してデータ情報を受送信し、Rstを介して制御情報を受送信する。
【0080】
データ伝送ケーブルの実施形態1におけるデータ伝送ケーブル21は端末22と接続するシリアルポート213、電子署名キー20と接続するUSBインターフェース211及びシリアルポート213とUSBインターフェース211とを接続する第一回路212を含む。
そのうち、シリアルポート213はデータ送信端子Tx、データ受信端子Rx及び制御端子Rstを含む。
USBインターフェース211はD+とD−における一方である第一データ伝送端子及びD+とD−における他方である第二データ伝送端子を含む。
シリアルポート213におけるTxとRxは端末22におけるTx/Rxと接続し、シリアルポート213におけるRstは端末22におけるRstと接続する。
【0081】
第一回路212はデータ送信端子Tx及びデータ受信端子Rxを、第一データ伝送端子に接続し、制御端子Rstを第二データ伝送端子と接続する。
【0082】
図4は本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態2を表したブロック図である。図4を参照しながら説明する。
データ伝送ケーブルの実施形態2はデータ伝送ケーブルの実施形態1における第一回路212の具体的な構造を示している。即ち第一回路212はダイオードD、第一プルアップ抵抗R1、第二プルアップ抵抗R2及び制限抵抗R3を含む。シリアルポート213と端末22、及びUSBインターフェース211と電子署名キー20との接続関係はデータ伝送ケーブルの実施形態1と同様であるため、ここにおいては贅言しない。
【0083】
ダイオードDの正極は第一データ伝送端子と接続し、ダイオードDの負極はシリアルポート213のデータ送信端子Txと接続する。ダイオードDは第一データ伝送端子とデータ送信端子Txとは順方向においてデータのスムーズな伝送を確保し、逆方向におけるデータ伝送を阻止する。
第一プルアップ抵抗R1の一方がハイレベルの電圧Vccと接続し、他方が第一データ伝送端子と接続する。
第二プルアップ抵抗R2の一方がハイレベルの電圧Vccと接続し、他方が制限抵抗R3と接続する。
制限抵抗R3の一方がシリアルポート213の制御端子Rstと第二プルアップ抵抗R2の片端とを接続し、他方が第二データ伝送端子と接続する。
【0084】
図5は本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態3を表したブロック図である。図5を参照し説明する。
データ伝送ケーブルの実施形態3におけるデータ伝送ケーブル21が端末22と接続する一端は、シリアルポート214である。
また、端末22がシリアルポート214に出力したデータ情報及び制御情報は、シリアル全二重通信プロトコルに適用さる。つまり、TxとRxを介しデータ情報も伝送できるし、制御情報も伝送できる。
シリアルポート214は、送信端子Txと受信端子Rxを含む。
USBインターフェース211は第一データ伝送端子と第二データ伝送端子を含む。
第一データ伝送端子はUSBインターフェース211におけるD+とD−の一方であり、第二データ伝送端子はUSBインターフェース211におけるD+とD−の他方である。
シリアルポート214における送信端子Txは第一データ伝送端子と接続し、受信端子Rxは第二データ伝送端子と接続する。
【0085】
図6は本発明におけるデータ伝送ケーブルの実施形態4を表したブロック図である。図6を参照し説明する。
データ伝送ケーブルの実施形態4によるデータ伝送ケーブル21が端末22と接続する一方は、オーディオインターフェース216である。
また、端末22がシリアルポート216に出力したデータ情報と制御情報は、オーディオ伝送プロトコルに適用さる。
つまり、Audio端子が接続する一方では、端末(ブランチ伝送端末)が電子署名キーに送信する情報が伝送される。また、MIC端子が接続する一方では、電子署名キーが端末に送信する情報が伝達される。
【0086】
データ伝送ケーブルの実施形態4におけるデータ伝送ケーブル21は、オーディオインターフェース216と、USBインターフェース211と、オーディオインターフェース216とUSBインターフェース211とを接続する第二回路215と、を含む。
そのうち、オーディオインターフェース216はチャンネル出力端子(Audio端子)とマイク端子(MIC端子)を含む。
USBインターフェース211は第一データ伝送端子と第二データ伝送端子を含む。
第一データ伝送端子はUSBインターフェース211におけるD+とD−の一方である。
第二データ伝送端子はUSBインターフェース211におけるD+とD−の他方である。
【0087】
チャンネル出力端子は端末22が送信したオーディオ情報を受信して、第二回路215を利用してオーディオ情報を増幅して第一データ伝送端子に送信する。
【0088】
第二データ伝送端子は電子署名キー20が送信したオーディオ情報を受信し、第二回路215を利用してオーディオ情報を減衰しマイク端子に送信する。
【0089】
第二回路215は昇圧回路2151と対称減衰回路2152を含む。
昇圧回路2151の入力端子はチャンネル出力端子と接続し、グランド端子はオーディオインターフェース216のグランド端子(GND)と接続し、出力端子はUSBインターフェース211の第一データ伝送端子と接続する。
昇圧回路2151は既存の昇圧変圧器、増幅器又は増幅回路を利用することができ、ここにおいてはその内部構造を贅言しない。
【0090】
対称減衰回路2152の入力端子は、USBインターフェース211の第二データ伝送端子と接続し、出力端子はオーディオインターフェース216のグランド端子(GND)とマイク端子とそれぞれに接続する。
また、第二データ伝送端子を通して受信した情報を二つに分けて同時にそれぞれの信号を対称減衰し、二つの出力端子を介して減衰された信号を出力する。
対称減衰回路2152は二つの静電容量と一つの抵抗を有する回路を利用することができる。
該回路における二つの静電容量の一方の片端がGNDに接続し、他方の端が抵抗の片端と他方の静電容量の片端に接続し、他方の静電容量の他方の端はMICと接続する。
対称減衰回路2152は既存のほかの回路構造を使用することができるため、その構造を説明しない。
【0091】
本発明によるデータ伝送ケーブルの両端は共にUSBインターフェースであってもよいし、該両端のUSBインターフェースは同じタイプでも違うタイプでもよい。例えば標準USBインターフェース、MINIUSBインターフェース、MICROUSBインターフェース等である。両端が共にUSBインターフェースであるデータ伝送ケーブルの構造を説明しない。
【0092】
図7は本発明におけるUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態2を表したブロック図である。図7を参照しながら本発明のデータ伝送システムを説明する。
USBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態2は端末32、データ伝送ケーブル31及び電子署名キー30を含む。
【0093】
データ伝送ケーブル31は一方が電子署名キー30と接続し、他方が端末32と接続する。データ伝送ケーブル31に含まれるUSBインターフェース311は、端末32から送信した情報を直接電子署名キー30に伝送する。
データ伝送ケーブル31が情報を伝送するとき、伝送された情報に対して、異なるプロトコル間の変換をせず、内部において相応したインターフェースと接続するデータ伝送ケーブルを介して直接伝送を行う。
データ伝送ケーブル31において、端末32と接続する一方は、該端末32のインターフェースのタイプに相応したインターフェースを利用する。
【0094】
電子署名キー30は、USBインターフェース301、USBインターフェース301と接続する選択ユニット302、選択ユニット302と接続するモデムユニット303、を含む。
【0095】
選択ユニット302は、USBインターフェース301が受信した情報を検出する。
また、検出された情報に応じて利用されるデータ伝送プロトコルのタイプを判断する。
【0096】
モデムユニット303は、データ伝送プロトコルに適用されるモデムを利用して情報を復調し、復調されたデータを獲得する。
【0097】
電子署名キー30に含まれるモデムユニット303は、データ伝送プロトコルのタイプに適した復調方法を利用して送信されようとするデータを復調し、送信されようとする情報を獲得する。
また、データ伝送ケーブル31を介して、送信されようとする情報を直接端末32に伝送する。
送信されようとするデータは電子署名キー30がアップロードする必要のある要求や、他のアイデンティティ情報であってもよいし、電子署名キー30が復調されたデータに応じて生成した書名データであってもよい。
【0098】
電子署名キー30は、署名ユニット304を、更に含むことが望ましい。
署名ユニット304は、獲得された復調後のデータに署名し、送信されようとするデータを獲得する。
【0099】
図8は本発明における電子署名キーの実施形態4を表したブロック図である。図8を参照しながら本発明の電子署名キーを説明する。
電子署名キーの実施形態4は、電子署名キー30が含まれる選択ユニット302と、モデムユニット303と、の具体的な構造を提供している。
他の部分の構造と接続関係は、電子署名キーの実施形態1に関る電子署名キー20と同様であるため、選択ユニット302とモデムユニット303の構造だけについて説明し、構造が同様な部分については説明しない。
【0100】
選択ユニット302は、検出モジュール3021と、判断モジュール3022と、を含む。
検出モジュール3021は情報の波形を検出する。伝送されるのが矩形波か三角関数で表される波形かなどを確定するように、電子署名キーの実施形態1に関る電子署名キー20の波形検出方法を利用することができる。
【0101】
判断モジュール3022は検出モジュール3021において検出された情報の波形に応じて、利用されているデータ伝送プロトコルのタイプを判断する。
本実施形態においては、データ伝送プロトコルは、シリアル通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル又はUSB伝送プロトコルである。
具体的には、判断モジュール3022は、例えば正弦波又は余弦波(三角関数で表される波形)に基づいて、利用されているデータ伝送プロトコルのタイプがオーディオ伝送プロトコルであると判断する。
その後、USBインターフェース301が受信した情報を、オーディオプロトコルを適用するモデムモジュールに伝送する。
判断モジュール3022は、矩形波のボーレートを検出する。
ボーレートが9600bps〜19200bpsであると、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがシリアル通信プロトコルであると判断する。
その後、USBインターフェース301が受信した情報を、シリアル通信プロトコルを適用するモデムモジュールに伝送する。
判断モジュール3022が検出された矩形波のボーレートが100kbps以上又は9600bps〜19200bps以外であると、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがUSB伝送プロトコルであると判断する。
その後、USBインターフェース301が受信した情報をUSB伝送プロトコルに適用されるモデムモジュールに伝送する。
【0102】
判断モジュール3022は、利用されたデータ伝送プロトコルがシリアル通信プロトコルであると判断した後、USBインターフェース301における二つの信号伝送端子のどちらかが制御情報RSTを受信したかによってシリアル通信プロトコルのタイプを判断する。
例えば、判断モジュール3022は、USBインターフェース301における二つの信号伝送端子の一方が制御情報RSTを受信し、他方がデータ情報を受信したと判断したとき、利用されたデータ伝送プロトコルのタイプがシリアル半二重通信プロトコルであると確定する。
その後、USBインターフェース301が受信した情報をシリアル半二重通信プロトコルを適用するモデムモジュールに伝送する。
判断モジュール3022はUSBインターフェース301における二つの信号伝送端子の一方がデータ情報を受信し、他方が制御情報RSTを受信しないと判断したとき、利用されたデータ伝送プロトコルがシリアル全二重通信プロトコルであると確定する。
その後USBインターフェース301が受信した情報を、シリアル全二重通信プロトコルを適用するモデムモジュールに伝送する。
電子署名キーの実施形態1と違って、電子署名キーの実施形態4に関る判断モジュール3022はハードウェアスイッチ又は回路を利用せず、ソフトコントロールを利用してモデムモジュールをオンにする。
【0103】
電子署名キーの実施形態4に関るモデムユニット303は、シリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコルのいずれか一つのプロトコルを適用する第一モデムモジュール3031を含む。
また、シリアル半二重通信プロトコル、シリアル全二重通信プロトコル、オーディオ伝送プロトコル及びUSB伝送プロトコルのいずれか一つのプロトコルに適用される第二モデムモジュール3032を含む。
第一モデムモジュール3031と第二モデムモジュール3032は異なるプロトコルを適用する。
【0104】
第一モデムモジュール3031は、適用したデータ伝送プロトコルを利用して受信した情報を復調し、復調したデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得して判断モジュール3022に送信する。
【0105】
第二モデムモジュール3032は、適用したデータ伝送プロトコルを利用して受信した情報を復調し、復調したデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力された署名データを復調し、送信されようとする情報を獲得して判断モジュール3022に送信する。
【0106】
図8に示す電子署名キーの実施形態4における電子署名キー30は、二つのモデムモジュールを含み、二つのデータ伝送プロトコルによる情報を受送信・処理する。
【0107】
電子署名キーの実施形態5における電子署名キー30は、三つのモデムモジュールを含む。
第一モデムモジュール3031と第二モデムモジュール3032の他に、第三モデムモジュールを更に含む。
第一モデムモジュール3031はUSB伝送プロトコルを適用し、第二モデムモジュール3032はオーディオ伝送プロトコルを適用し、第三モデムモジュールはシリアル半二重通信プロトコルを適用する。
第三モデムモジュールは適用したシリアル半二重通信プロトコルを利用して、受信された情報を復調し、復調されたデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力される署名データを変調して、送信されようとする情報を獲得し、判断モジュール3022に送信する。
【0108】
電子署名キーの実施形態6における関る電子署名キー30は、三つのモデムモジュールを含む。
第一モデムモジュール3031と第二モデムモジュール3032の他に、第四モデムモジュールを更に含む。
第一モデムモジュール3031はUSB伝送プロトコルを適用し、第二モデムモジュール3032はオーディオ伝送プロトコルを適用し、第四モデムモジュールはシリアル全二重通信プロトコルを適用する。
第四モデムモジュールは適用したシリアル全二重通信プロトコルを利用して、受信された情報を復調し、復調されたデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力された署名データを変調して、送信されようとする情報を獲得し、判断モジュール3022に送信する。
【0109】
電子署名キーの実施形態7における電子署名キー30は四つのモデムモジュールを含む。
第一モデムモジュール3031と第二モデムモジュール3032の他に、第五モデムモジュールと第六モデムモジュールを更に含む。
第一モデムモジュール3031はUSB伝送プロトコルに適用され、第二モデムモジュール3032はオーディオ伝送プロトコルに適用され、第五モデムモジュールはシリアル半二重通信プロトコルに適用され、第六モデムモジュールはシリアル全二重通信プロトコルに適用される。
第五モデムモジュールは適用されたシリアル半二重通信プロトコルを利用して、受信された情報を復調し、復調されたデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力された署名データを変調して、送信されようとする情報を獲得し、判断モジュール3022に送信する。
第六モデムモジュールは適用されたシリアル全二重通信プロトコルを利用して、受信された情報を復調し、復調されたデータを署名ユニット304に出力する。
また、署名ユニット304によって出力された署名データを変調して、送信されようとする情報を獲得し、判断モジュール3022に送信する。
【0110】
本発明におけるUSBインターフェースを利用したデータ伝送システムの実施形態2含まれるデータ伝送ケーブル31は、図3図6に示したデータ伝送ケーブル21を利用されることができる。
具体的な構造と機能は上述の実施形態を参照することとし、ここにおいては説明しない。
【0111】
データ伝送ケーブル及び電子署名キーにおいて、USBインターフェースを利用し、異なるプロトコル間の情報をUSBインターフェースのD+とD−を介して、電子署名キーに伝送する。
このことで、本発明における、上述の好ましい実施形態において、電子署名キーの汎用性と柔軟性を高めた。
また、本発明のシステムは、データ伝送を行うとき、異なるプロトコル間の複雑な変換をしない。
これは、異なるプロトコルのデータ伝送における共通点及びUSBインターフェースのD+とD−を利用するためである。
つまり、異なるインターフェースの相応した端子をデータ伝送ケーブル内部の回路を介して直接USBインターフェースのD+とD−に伝送することができる。
このため、異なるプロトコルによる情報がUSBインターフェースの利用によるデータ伝送ができ、ハードウェアのコストと複雑さを低下させ、構造も簡単になり、実現しやすい。
例えば、本発明による電子署名キーは、シリアルポートを有するPOS機と相互作用をすることもできる。
また、スマートフォンのオーディオインターフェースを通して相互作用をすることもでき、電子署名キーの汎用性を高める。
【0112】
フローチャートにおいて、または他の方式で説明された論理またはステップは、一つ又は複数の論理機能又はステップを実現するための実行可能な命令の符号のモジュール、断片又は部分である。
また、本発明の好ましい実施形態は他の形態も含み、例示された又は議論された順序(関与された機能とほぼ同じ方式又は逆の順序を含む)によらず実行できることは当業者であれば理解すべきである。
【0113】
本発明の各部分は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせで実現することができる。
上記実施形態において、複数のステップ又は方法は、メモリに格納され且つ適切な命令実行システムにより実行されるソフトウェアまたはファームウェアで実現することができる。
例えば、ハードウェアで実現する場合、他の実施形態と同様に、当該技術分野で公知の以下の技術におけるいずれか1つ又はそれらの組み合わせで実現することができる。
データ信号に論理機能を実現するための論理ゲート回路を有するディスクリート論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する専用集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などである。
【0114】
上述の実施形態を実現する方法が係る全部又は部分のステップは、プログラムによって関連するハードウェアに命令を実行して完成できる。
また、前記プログラムはコンピュータの読み取り可能な記憶媒体に記憶され、プログラムを実行するとき、実施形態のステップの一つ又はその組合せを含むことが本技術分野の一般の技術者は理解すべきである。
【0115】
また、本発明の実施形態に係る各機能ユニットは一つの処理モジュールに統合されてもよいし、各ユニットの物理的存在であってもよいし、ソフトウェアによるモジュールを利用してもよい。
前記統合されたモジュールはハードウェアを利用してもできるし、ソフトウェアを利用してもできる。
前記統合されたモジュールはソフトウェアを利用して独立するプロダクトとして販売又は利用されるとき、コンピュータの読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
前記記憶媒体はROM、ディスク又はCD等である。
【0116】
本明細書の説明において、用語の「一つの実施形態」、「一部の実施形態」、「例示」、「具体的な例示」、又は「一部の例示」等の言葉とは、当該実施形態又は例示と合わせて説明された具体的な特徴、構成、材料又は特性が本発明の少なくとも一つの実施形態又は例示に含まれることを意味する。
本明細書において、上記の用語の概略表現は必ずしも同じ実施形態又は例示を指さず、且つ、任意の一つ又は幾つの実施形態や例示において、説明された具体的な特徴、構成、材料又は特性を適当な方法で組み合わせることもできる。
【0117】
上本発明の実施形態を示して説明したが、当業者にとって理解できるのは、本発明の原理と要旨から逸脱しない範囲で、これらの実施形態に対し様々な変更、修正、置換および変形をすることができる。
本発明の技術範囲は、特許請求の範囲及びその均等構成の範囲を基準にする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8