(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5876909
(24)【登録日】2016年1月29日
(45)【発行日】2016年3月2日
(54)【発明の名称】防波堤構造物
(51)【国際特許分類】
E02B 3/06 20060101AFI20160218BHJP
E02B 3/14 20060101ALI20160218BHJP
【FI】
E02B3/06
E02B3/14
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-172955(P2014-172955)
(22)【出願日】2014年8月27日
(65)【公開番号】特開2015-55154(P2015-55154A)
(43)【公開日】2015年3月23日
【審査請求日】2014年8月27日
(31)【優先権主張番号】10-2013-0108806
(32)【優先日】2013年9月11日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】514180720
【氏名又は名称】ソク−ムン,キム
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】ソク−ムン,キム
【審査官】
越柴 洋哉
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2013/051813(WO,A2)
【文献】
特表2014−528529(JP,A)
【文献】
特開2004−143879(JP,A)
【文献】
特開平08−060635(JP,A)
【文献】
韓国登録特許第10−1073750(KR,B1)
【文献】
特開昭52−039939(JP,A)
【文献】
特開2007−009404(JP,A)
【文献】
特開平01−295906(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E02B 3/04− 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
海底に設置されて、上面に複数の溝が形成される支持板と、
設定された面積の板でなされて、上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔を具備して、それぞれの溝及び貫通孔がお互いに垂直上下に位置されるように複数の層で設置される複数の中間板と、
複数の前記中間板のうちで最上端の中間板の上面に垂直上方に形成される遮断壁と、
複数の前記中間板のうちで最下端の中間板と前記支持板との間、及び複数の前記中間板のうちでお互いに上下に位置する中間板らの間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置される複数の柱と、及び
設定された面積の板でなされて、複数の前記中間板のうちで最上端の中間板の上面に複数の前記柱を垂直で形成した後複数の前記柱及び前記遮断壁を覆って積層される覆板と、
を含んで、
それぞれの前記中間板は、上面及び下面にお互いに反対方向に同一な位置に溝が形成されて、
それぞれの前記中間板及び前記支持板は、横及び縦方向に溝と貫通孔が設定された間隔でお互いに交番して形成されることを特徴とする防波堤構造物。
【請求項2】
それぞれの前記中間板及び前記支持板は設定された直径で溝が形成されて、
それぞれの前記柱はそれぞれの前記中間板または前記支持板に形成された溝以下の直径を有する円筒状でなされることを特徴とする請求項1に記載の防波堤構造物。
【請求項3】
それぞれの前記中間板及び前記覆板は内海に向ける側面が複数の半円形桶状で形成されることを特徴とする請求項1に記載の防波堤構造物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防波堤構造物に関するものであり、より詳細には、建築工程を単純化して、建築工程で波や波浪によって破損されることを防止し、波や波浪を安定的に減少させることができる防波堤構造物に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、港湾や海岸には防波堤がほとんど必須に設置されて、このような防波堤はさまざまな形態と多様な施工法で設置されている。
【0003】
草創期の防波堤は、ある程度高い波を阻むことができる高さで設置され、防波堤が設置される区間は内海と外海が遮断されるようになった。しかし、このように海水を閉じこめて置く形態で防波堤を建設するようになることで、海水の流出入が円滑になされなくて内海側の海水が汚染して、各種汚物が積もって、ひどい場合には悪臭が発生するようになる。これにより内海側干潟や海底の生態系は完全に破壊されたと言っても過言ではない。
【0004】
さらに、前述した防波堤は、防波堤にぶつかった海水に大きい反撥力が生じながら後にぞくぞく差しこむ海水が合わせられてさらに大きいエネルギーで防波堤を殴るようになって、その結果、波高がますます高くなってひどくなれば防波堤を越して内海に入って行くようになる問題点がある。
【0005】
このような問題点を改善するために海水が流通することができるようにする多様な構造の防波堤が提案された。これらのうちで一つが大韓民国特許第770238号の“防波堤構築用単位ブロック”らを利用した防波堤である。
【0006】
図1は、従来技術による防波堤構築用単位ブロックを利用して施工された防波堤の概略的な正面図を示す。
【0007】
図1を参照すれば、単位ブロックは上板10と下板20が複数の柱30によって連結されて一体をなして、上板10と下板20の上面と底面には結合のための噛合い顎15と噛合い溝25が形成されている。
【0008】
防波堤は、噛合い顎55が突き出されるように形成されたフレーム50上に複数の単位ブロックの噛合い溝25がフレーム50の噛合い顎15とお互いに噛合うように1次積層して、1次積層された複数の単位ブロック上に1次積層された複数の単位ブロックのそれぞれの噛合い顎15と噛合い溝25が噛合いながら1次積層された複数の単位ブロックとはお互いに行き違うように複数の単位ブロックを2次積層して、このような方法で複数の単位ブロックを垂直に積層して形成される。これで防波堤は、それぞれの単位ブロックらの柱らの間の空間を通じて潮流の疎通が円滑になされるようになる。
【0009】
ところが、前述したところのような防波堤構造物は、防波堤を構築する過程で噛合い顎が破損されるか、またはひどい波によって単位ブロックが押されながら噛合い顎が破損される場合が発生することがある。このように噛合い顎が破損される場合、波や波浪によって単位ブロックが押される現象はさらに増大するようになって、防波堤構造物がその役割をまともにすることができなくなる問題点がある。
【0010】
また、このように単位ブロックの噛合い顎が破損される場合、建築が完了した防波堤構造物で該当単位ブロックを補修することはよほど難しい作業であるだけでなく、その補修費用も相当であるという問題点がある。
【0011】
また、前述したような防波堤構造物は、単位ブロックを積層する過程で噛合い顎をいちいち合わせながら構築しなければならないために防波堤構造物の構築に相当な時間と努力が必要となる問題点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0012】
【特許文献1】大韓民国登録特許第10-0770238号(2006年11月06日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
本発明は、前述した問題点を解決するために創案されたものであり、建築工程を単純化して、建築工程で波や波浪によって破損されることを防止し、波や波浪を安定的に減少させることができる防波堤構造物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
前述した目的を達成するための本発明の一実施例による防波堤構造物は、海底に設置されて、上面に複数の溝が形成される支持板と、上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔を具備し、それぞれの溝及び貫通孔がお互いに垂直上下に位置されるように複数の層で設置される複数の中間板と、及び複数の中間板のうちで最下端の中間板と支持板との間、及び複数の中間板のうちでお互いに上下に位置する中間板らの間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置される複数の柱と、を含むことを特徴とする。
【0015】
前述した防波堤構造物は、複数の中間板のうちで最上端の中間板から少なくとも一つの上面に垂直上方に形成される遮断壁と、をさらに含むことができる。
【0016】
前述した防波堤構造物は、複数の中間板のうちで最上端の中間板の上面に複数の柱を垂直で形成した後、複数の柱及び遮断壁を覆って積層される覆板と、をさらに含むこともできる。
【0017】
それぞれの中間板は、上面及び下面にお互いに反対方向に同一な位置に溝が形成される。
【0018】
それぞれの中間板及び支持板は、横及び縦方向に溝と貫通孔が設定された間隔にお互いに交番して形成される。
【0019】
また、それぞれの中間板及び支持板は、設定された直径で溝が形成されて、それぞれの柱はそれぞれの中間板または支持板に形成された溝以下の直径を有する円筒状でなされる。
【0020】
また、それぞれの中間板及び覆板は内海に向ける側面が複数の半円形桶状に形成される。
【0021】
前述した目的を達成するための本発明の他の実施例による防波堤構造物は、海底に設置されて、上面に複数の溝が形成される支持板と、上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔を具備して、複数個が横に羅列される単位板と、上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔を具備して、複数の単位板上に設置される上端板と、支持板と単位板との間、及び単位板と上端板との間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置される複数の単位柱と、及び単位板の貫通孔を貫通して支持板と上端板との間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置される複数の張柱と、を含むことを特徴とする。
【0022】
複数の単位板は、円板の形状で形成されることができる。
【0023】
複数の単位板は、多角形板状で形成されることもできる。
【0024】
複数の張柱は、内海側面と外海側面に一列で配列されるが、内海側面が外海側面より狭い間隔で配列されることが望ましい。
【0025】
また、複数の単位板、上端板、複数の単位柱及び張柱でなされる構造が単位層を形成して、単位層が複数の層で積層されることもできる。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、防波堤構造物を全体的に建築することができるようになって建築工程を単純化して、建築工程で波や波浪によって破損されることを防止することができる。
【0027】
また、本発明によれば、外海側から内海側に越えて来る波圧や波浪を効率的に減らすことだけではなく、内海側と外海側との間の海水の流入を自由にさせて海水が汚染することを防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】従来技術による防波堤構築用単位ブロックを利用して施工された防波堤構造物を示した図面である。
【
図2】本発明の一実施例による防波堤構造物を示した図面である。
【
図3】
図2に示した中間板の例を示した図面である。
【
図4】
図3に示した中間板のA-A'断面を示した図面である。
【
図6】本発明の他の実施例による防波堤構造物を示した図面である。
【
図7】本発明のまた他の実施例による防波堤構造物を示した図面である。
【
図8】
図7に示した防波堤構造物を説明するために示した図面である。
【
図9】
図7に示した単位板の例を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下、添付された図面を参照して本発明の実施例による防波堤構造物を詳細に説明する。
【0030】
図2は、本発明の一実施例による防波堤構造物を示した図面である。
【0031】
図2を参照すれば、本発明の一実施例による防波堤構造物100は、支持板110、複数の柱120、複数の中間板130、遮断壁140及び覆板150を含む。
【0032】
支持板110は海底に設置されて、上面に複数の溝が形成される。この時、支持板110は基礎地盤102上に積層されることができる。ここで、基礎地盤102は海底底面の基礎工事でなされて、地形が不安定な海底の底面を平たくして、支持板110が安定的に固定されるように装着されることができるように上面に溝が形成されることができる。ここで、基礎地盤102は捨石で形成されることもでき、その他の多様な形態で具現されることもできる。また、基礎地盤102の上端に支持板110を積層した後、積層された支持板110を固定すると共に基礎地盤102を覆う被覆石104を形成することもできる。
【0033】
基礎地盤102は海底面に所定深さの溝を掘った後設置されるか、または基礎地盤102の底面に所定長さの下方固定心を設置して該当固定心を海底に挿入して基礎地盤102を海底に固定させた後基礎地盤102の上面を平たくすることができる。また、基礎地盤102はその上面に支持板110を固定するための固定溝または固定顎を具備することもできる。または、支持板110は基礎地盤102及び被覆石104と一体で形成されることもできる。しかし、支持板110の設置方法は記載した方法に限定されるものではなくて、多様に変形された方法で設置されることもできる。また、支持板110はコンクリートで作われることができるが、これに限定されるものではなくて、多様な材質が活用されることもできる。
【0034】
複数の柱120は複数の中間板130のうちで最下端の中間板130と支持板110との間、それぞれの中間板130らの間、最上端の中間板130と覆板150の間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置されることができる。
【0035】
複数の中間板130は、上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔を具備し、それぞれの溝及び貫通孔がお互いに垂直上下に位置するように複数の層で設置される。すなわち、それぞれの中間板130は
図3及び
図4に示したように、それぞれのA-A'断面を切った時に上面及び下面に複数の溝132が形成されて、また上面から下面に貫通する貫通孔134を具備する。この時、それぞれの中間板130は上面及び下面にお互いに反対方向に同一な位置に溝132を具備して、それぞれの溝132と貫通孔134は横及び縦方向に、設定された間隔でお互いに交番して設置されることが望ましい。しかし、それぞれの中間板130の上面及び下面に具備される溝132はお互いに異なる位置に設置されることもできる。同じく、支持板110はそれぞれの中間板130に形成された溝132らの間隔と同一な間隔で溝が形成されることが望ましい。このような中間板130の溝132及び貫通孔134を垂直方向で一致させて、それぞれの溝132に複数の柱120を挟んで積層することで、複数の層を形成することができる。この時、複数の柱120は
図5に示したように設定された高さの円筒形状でなされることができるし、支持板110の溝、それぞれの中間板130の溝132に挟まれることができる。このために、支持板110の溝、及びそれぞれの中間板130の溝132は設定された直径の円形でなされて、それぞれの柱120の直径は支持板110の溝及びそれぞれの中間板130の溝132の直径以下に具現されることが望ましい。
【0036】
遮断壁140は複数の中間板130のうちで最上端の中間板130から少なくとも一つの上面に垂直上方に形成される。すなわち、遮断壁140は上端に設置される少なくとも一つの中間板130の上面に垂直上方で設置されることができる。この時、遮断壁140は中間板130の製造過程で最上端に位置される中間板130と一体で形成されることができる。これで、防波堤構造物の上端部で波や波浪が内海側に越えてくることを最大限防止することができるようになる。
【0037】
覆板150は複数の中間板130のうちで最上端の中間板の上面に複数の柱120を垂直で形成した後、複数の柱120及び遮断壁140を覆って積層される。ここで、覆板150はコンクリートで作われることができるが、これに限定されたものではなくて、多様な材質を活用することができる。例えば、覆板150は所定厚さの透明アクリル板で形成されることができるし、これを通じて防波堤内部の海水の流通過程を目で確認できるように具現されることもできる。このような覆板150は防波堤構造物の内部から海水が上って来ることを防止すると共に人道及び車道で使用されることができる。
【0038】
本発明の実施例によれば、防波堤構造物は貫通孔を通じて海水が各層の上下で流通するようにして、複数の柱らの間に内海側と外海側を移動できるようにする。
【0039】
図6は、本発明の他の実施例による防波堤構造物を示す。
【0040】
図6を参照すれば、本発明の他の実施例による防波堤構造物200は、支持板210、複数の柱220、複数の中間板230、遮断壁240及び覆板250を含む。ここで、支持板210、複数の柱220及び遮断壁240の構成及び機能は
図2に示した支持板110、複数の柱120及び遮断壁140の構成及び機能と同一または類似であるので、その詳細な説明を略する。しかし、中間板230及び覆板250は
図2に示した中間板130及び覆板150と異なり、その内海に向ける側面が複数の半円形の桶状で形成されることができる。また、
図2に示した中間板130及び覆板150の内海側面に接して支持板210から円筒状の柱が立てられる形態で具現されることもできる。これを通じて、防波堤構造物の内海側に船舶が容易に接岸することができるようになる。
【0041】
図7は、本発明のまた他の実施例による防波堤構造物を示した図面である。
【0042】
図7を参照すれば、本発明の実施例による防波堤構造物300は支持板310、複数の張柱320、複数の単位柱322、複数の単位板330、上端板340及び覆板350を含む。
【0043】
支持板310は海底に設置されて、上面に複数の溝が形成される。ここで、支持板310は
図2の防波堤構造物100に示した支持板110とその構成及び機能が同一または類似であるので、ここではその詳細な説明を略する。
【0044】
単位板330は上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔が具備される。この時、単位板330は
図8に示したように、複数の貫通孔のうちで少なくとも一つの貫通孔を通じて張柱320が貫通されることができる。また、単位板330は上面及び下面に形成された溝の位置にそれぞれ単位柱322が挟まれることができる。このような単位板330は複数個が平面で横に羅列されることができる。
図8には単位板330が円形の板状でなされたものとして示したが、単位板330の形状は円板型に限定されるものではなくて、
図9の(a)及び(b)に示したように円板型や多角形板などの多様な形状で具現されることができる。
【0045】
上端板340は上面及び下面に複数の溝が形成されて、上面から下面に貫通する複数の貫通孔が具備される。この時、上端板340は複数の単位板330上に設置されて、下面に形成された溝に張柱320または単位柱322を挟むことで一つの単位層を形成することができる。本発明の実施例による防波堤構造物300は、このような構造の単位層らが複数の層で積層される構造でなされることもできる。
【0046】
複数の張柱320は単位板330の少なくとも一つの貫通孔326を貫通して、支持板310と上端板340との間にそれぞれ対向する溝に合わせて垂直で設置される。また、複数の張柱320は単位板330の少なくとも一つの貫通孔326を貫通して第1上端板340と第2上端板340との間にそれぞれ対向する溝に合わせて垂直で設置されることもできる。また、複数の張柱320は内海側面と外海側面に一列に配列されることもできる。この場合、内海側面に配列される張柱320らは外海側に配列される張柱320らより狭い間隔で配列されることが望ましい。
【0047】
複数の単位柱322は、支持板310と単位板330との間、及び単位板330と上端板340の間にそれぞれの対向する溝に合わせて垂直で設置されることができる。
【0048】
これで、本発明の実施例による防波堤構造物は、柱の長さが短い柱と長い柱を組み合わせて防波堤構造物を構築することができるし、防波堤構造物が構築される位置の波浪の平均的な強さ、波圧などを考慮して柱の長さを多様な層に変形することもできる。これを通じて、外海側から内海側に越えて来る波圧や波浪を効率的に減らすことだけではなく、内海側と外海側との間の海水の流入が自由にさせて海水が汚染することを防止することができるようになる。
【符号の説明】
【0049】
100 防波堤構造物
102 基礎地盤
110 支持板
120 柱
130 中間板
140 遮断壁
150 覆板