特許第5878878号(P5878878)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5878878
(24)【登録日】2016年2月5日
(45)【発行日】2016年3月8日
(54)【発明の名称】無菌投入システム
(51)【国際特許分類】
   A23L 2/42 20060101AFI20160223BHJP
   A23L 3/00 20060101ALI20160223BHJP
   A23L 3/01 20060101ALI20160223BHJP
   A23L 3/015 20060101ALI20160223BHJP
   A23L 3/26 20060101ALI20160223BHJP
   A23L 3/28 20060101ALI20160223BHJP
【FI】
   A23L2/00 N
   A23L3/00 101A
   A23L3/01
   A23L3/015
   A23L3/26
   A23L3/28
【請求項の数】15
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2012-557058(P2012-557058)
(86)(22)【出願日】2011年2月14日
(65)【公表番号】特表2013-527750(P2013-527750A)
(43)【公表日】2013年7月4日
(86)【国際出願番号】US2011024691
(87)【国際公開番号】WO2011112315
(87)【国際公開日】20110915
【審査請求日】2014年2月13日
(31)【優先権主張番号】12/719,028
(32)【優先日】2010年3月8日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】391026058
【氏名又は名称】ザ コカ・コーラ カンパニー
【氏名又は名称原語表記】The Coca‐Cola Company
(74)【代理人】
【識別番号】100116838
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 潤三
(72)【発明者】
【氏名】ゴールドマン,ジェームズ,イー.
(72)【発明者】
【氏名】シューベルト,ウベルトゥス,ウルリッヒ
(72)【発明者】
【氏名】シンプソン,ピーター
(72)【発明者】
【氏名】シルバド,マルセロ
【審査官】 竹内 祐樹
(56)【参考文献】
【文献】 特表2009−544544(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/046386(WO,A1)
【文献】 特開2004−357538(JP,A)
【文献】 特開2005−021051(JP,A)
【文献】 特開平10−304823(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/112414(WO,A1)
【文献】 特開2007−029080(JP,A)
【文献】 特開2008−154549(JP,A)
【文献】 特開2007−020441(JP,A)
【文献】 特開2003−111579(JP,A)
【文献】 特開2000−139342(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B67C 3/00−7/00
B65B 55/00−55/24
A23L 2/00−2/84
A23L 3/00−3/54
A23F 3/00−5/50
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
希釈率が少なくとも10対1である微量成分135をその内部に含み、該微量成分の分注に適合した微量成分源140、
微量成分源140の下流に位置する装置であって、微量成分を滅菌するために構成された滅菌装置420、
該滅菌装置の下流に位置するノズルであって、微量成分の希釈をノズル内またはその下流で行うために構成されたノズル170または250
ノズル170または250と連通した大量成分源210、および
1回量の微量成分135と大量成分を容器に連続的且つ個別に投入するようにシステムを制御するための制御装置240
を包含する、微量成分135を分注するための無菌投入システム。
【請求項2】
ノズル170または250と連通した複数の微量成分源140を更に包含する、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項3】
ノズル170または250と連通した複数の大量成分源210を更に包含する、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項4】
滅菌装置420の下流に配置されたポンプ150を更に包含する、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項5】
滅菌装置420の上流に配置されたポンプ150を更に包含する、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項6】
ノズル170または250の下流に配置された滅菌済み容器10を更に包含する、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項7】
滅菌ゾーン410を更に包含し、ノズル170または250は滅菌ゾーン内に位置することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項8】
滅菌装置420がメッシュ430を包含することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項9】
メッシュ430の網目440が0.45μm以下であることを特徴とする、請求項8に記載の無菌投入システム。
【請求項10】
滅菌装置420が低温殺菌器460を包含することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項11】
低温殺菌器460がマイクロ波低温殺菌器を包含することを特徴とする、請求項10に記載の無菌投入システム。
【請求項12】
滅菌装置420が電子線滅菌システム480を包含することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項13】
滅菌装置420が紫外線システム500を包含することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項14】
滅菌装置420が高圧システム520を包含することを特徴とする、請求項1に記載の無菌投入システム。
【請求項15】
少なくとも1種の、希釈率が少なくとも10対1である微量成分135を提供し、
微量成分の1種を滅菌装置420内を通過させ、
滅菌した微量成分と、大量成分とをノズル170または250に流し、そして
1回量の微量成分135と大量成分を容器に連続的且つ個別に投入する
ことを包含し、
該ノズル内またはその下流で、滅菌した微量成分の希釈を行うことを特徴とする、無菌充填方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、概して、高速飲料容器充填システムに関し、特に、濃縮物、水、甘味料などの成分および/または他の成分の流れを、無菌的に組み合わせる充填システムに関する。
【背景技術】
【0002】
飲料用ボトルおよび缶は、一般的にバッチ処理によって飲料を充填する。飲料成分(通常は濃縮物、甘味料、および水)は、ブレンディング領域で混合され、続いて所望により炭酸飽和させる。そして、完成した飲料は、充填機のボウルにポンプ移送される。次に容器を充填ラインに沿って前進させながら、容器に、充填機の弁を介して完成した飲料を充填する。次に、容器に蓋をし、ラベルを付け、梱包してから、消費者に輸送する。飲料の性質および地域的な習慣に応じて、一部の飲料は低温充填されるか、高温充填法によって充填されるか、あるいはその純度を確保するために無菌法などを用いて充填する。
【0003】
飲料製品の種類が増加するにつれて、ボトリング業者は中断時間の増加に直面することがある。その理由は、充填ラインを1つの製品から次の製品に変更する必要があるためである。この作業は、次の製品のバッチを再充填する前に、タンク、パイプ、充填機のボウル、および他の設備器具を水で濯ぎ、消毒しなければならないので、時間のかかる作業となり得る。それ故、一定の製品の少量生産については、生産工程の間に中断時間が必要とされるために、ボトリング業者に好まれないことがある。更に消毒作業には、大量の水および/または消毒用薬品の使用を伴うことがある。
【0004】
製品を変更する際に長期の中断時間が生じるばかりでなく、製品に様々な種類の成分を添加する場合も、その結果として中断時間が生じる。例えば、一定量のカルシウムをオレンジジュース飲料に添加することが望ましいことがある。しかし、カルシウムを含むオレンジジュースの充填作業が終了すると、カルシウムまたは他の添加物の痕跡を全て除去するために、上記と同種の濯ぎと消毒のための作業を実行しなければならない。そのため、一般的でない添加物を含む飲料のために充填操作をカスタマイズすることは、必要な中断時間故に好まれない。
【0005】
従って、様々な異なるタイプの製品、更には異なる添加物を使用する製品にも迅速に適合させることができる、改善された高速充填システムが望まれている。このようなシステムは、中断時間または費用がかかる切り替え作業と消毒作業を伴うことなく、上記製品を生産できることが好ましい。前記システムはまた、大量生産品のみならずカスタマイズされた製品も高速かつ効率的な方法で生産できなければならない。更に、フレーバーまたは飲料の混合物の同時生産も望まれている。
【発明の概要】
【0006】
本発明は、微量成分を分注するための無菌投入システムを提供する。無菌投入システムは、微量成分の分注に適合させた微量成分源、微量成分源の下流に位置し、微量成分を滅菌するために構成された滅菌装置、および滅菌装置の下流に位置し、その内部または下流で微量成分の還元を行うために構成されたノズルを含むものである。
【0007】
無菌投入システムは、ノズルと連通した複数の微量成分源、ノズルと連通した少なくとも1種の大量成分源、および滅菌装置の下流または上流に配置されたポンプを更に含んでもよい。また、無菌投入システムは、滅菌ゾーンを更に含み、そこにノズルを配置してもよい。
【0008】
滅菌装置は、メッシュを含んでもよい。メッシュの網目は約0.45μm以下でもよい。滅菌装置としては、低温殺菌器、マイクロ波低温殺菌器、電子線滅菌システム、紫外線システムおよび高圧システムが挙げられる。
【0009】
更に本発明は、無菌充填方法を提供する。無菌充填方法は、少なくとも1種の微量成分を提供し、微量成分の1種を滅菌装置内を通過させ、滅菌した微量成分をノズルに流し、そしてノズル内またはその下流で滅菌した微量成分の還元を行うことを包含する。
【0010】
微量成分の1種を滅菌装置内を通過させる工程としては、微量成分のメッシュ通過、微量成分の低温殺菌器内通過、微量成分の電子線滅菌システム内通過、微量成分の紫外線システム内通過、および微量成分の高圧システム内通過が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本明細書において説明する、高速充填ラインの概略図である。
図2】高速充填ライン内で使用するための、別の態様の充填ノズルの側面図である。
図2A図2に示したノズルの別の態様で使用するための、回転ノズルの断面図である。
図3】高速充填ライン内で使用するための、別の態様のコンベアの側面図である。
図4】本明細書において説明する、無菌投入システムの概略図である。
図5】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
図6】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
図7】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
図8】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
図9】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
図10】別の態様の無菌投入システムの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
一般的に多くの飲料製品は、2つの基本的成分、即ち、水と「シロップ」を含む。更に「シロップ」の成分は、甘味料とフレーバー用濃縮物に分けることができる。例えば、炭酸清涼飲料では、水が製品の80%を超え、甘味料(天然または合成)は約15%であり、残りはフレーバー用濃縮物である。フレーバー用および/または着色用の濃縮物は、その還元率が約150対1以上のこともある。このような濃度では、典型的な12オンスの飲料などには約2.5グラムの濃縮フレーバーが含まれることになる。
【0013】
それ故、飲料の構成成分は、大量成分、微量成分、および水に分けることができる。大量成分は、還元率、即ち、希釈率が約1対1超〜約10対1未満の範囲内のもの、および/または還元率に関係なく、希釈剤と組み合わせた際に飲料体積の少なくとも約90%を構成するものである。大量成分の粘度は、典型的には約100センチポアズ以上である。大量成分としては、液糖、HFCS(高果糖コーンシロップ)、果汁濃縮物、および同種の液体が挙げられる。同様に、大量成分の原料製品としては、甘味料、酸および他の一般的な成分が挙げられる。大量成分には、冷蔵保存の必要なものと、冷蔵保存の必要ないものがある。大量成分は、低温滅菌が必要な場合もある。
【0014】
微量成分は、還元率が少なくとも約10対1のもの、および/または還元率に関係なく、希釈剤と組み合わせた際に飲料体積の約10%以下しか構成しないものである。具体的には、多くの微量成分の還元率が、約50対1〜約300対1の範囲内またはそれ以上である。微量成分の粘度は、典型的には約1から約215センチポアズ程度の範囲内である。微量成分の例としては、天然および合成のフレーバー、フレーバー添加物、天然および合成の着色料、合成甘味料(強力甘味料またはその他の甘味料)、クエン酸やクエン酸カリウムなどの酸味を制御する添加物、ビタミン、ミネラル、ハーブ抽出物などの機能性添加物、栄養補助食品、およびアセトアミノフェンやその類の一般用医薬品(またはその他の医薬品)が挙げられる。同様に、甘味料なしの濃縮物の酸性成分および非酸性成分も分離し、個別に保存することができる。微量成分の形態としては、液体、粉末(固体)や気体の形状、および/またはそれらの組み合わせが挙げられる。微量成分には、冷蔵保存の必要なものと、冷蔵保存の必要ないものがある。典型的には飲料以外の用途に使用する物質、例えば、塗料、染料、顔料、油、化粧品、医薬品、芳香剤なども微量成分として使用することができる。様々な種類のアルコール、油やその他の有機溶剤も、特に非食品用途において、微量成分または大量成分として使用することができる。
【0015】
これらの微量成分と大量成分を組み合わせる種々の方法が、本出願人所有の“Beverage Dispensing System”という名称の米国特許出願第11/276,550号、“Juice Dispensing System”という名称の米国特許出願第11/276,549号、および“Methods and Apparatuses For Making Compositions Comprising An Acid and An Acid Degradable Component and/or Compositions Comprising A Plurality of Selectable Components”という名称の米国特許出願第11/276,553号に開示されている。同様に、高速充填機の一例が、本出願人所有の“Multiple Stream Filling System”という名称の米国特許出願第11/686,387に開示されている。
【0016】
本明細書で説明する充填機および方法は、複数の容器10を高速で充填することを意図している。容器10は、従来の飲料ボトルの概念に従って示したものである。しかし、容器10は、缶、カートン、パウチ、カップ、バケット、ドラム、または任意の他のタイプの液体保持装置の形態とすることもできる。本明細書で説明する装置および方法の性質は、容器10の性質によって制限されるものではない。本発明では、任意のサイズまたは形状の容器10を使用することができる。同様に、容器10は、任意の種類の従来の材料で作製することができる。容器10は、飲料および他の種類の消耗品のみならず、如何なる種類の非消耗品と共に使用することができる。各容器10は、任意のサイズの少なくとも1つの開口部20および底部30を有するものである。
【0017】
各容器は、容器自体に配置された、バーコード、スノーフレーク(Snowflake)コード、カラーコード、RFIDタグ、または他の種類の識別マークなどの識別子40を有してもよい。識別子40は、充填前、充填中または充填後に容器10に配置することができる。識別子40を充填前に使用する場合には、以下で更に詳細に説明するように、充填される成分の性質に関する情報を充填ライン100に伝達するために使用することができる。本発明においては、いかなる種類の識別子や他のマークを使用することができる。
【0018】
次に図面に参照するが、幾つかの図面に渡って、同様の要素は同様の番号で示している。図1は、本明細書で説明する充填ライン100を示す。充填ライン100は、容器10を搬送するためのコンベア110を含んでもよい。コンベア110は、従来の単レーン式または複数レーン式のコンベアでよい。コンベア110は、連続的動作と断続的動作の両方が可能なものでもよい。コンベア110の速度に決まりはない。コンベア110は、毎秒約0.42から約4.2フィート(毎秒約0.125から約1.25メートル)で駆動することができる。コンベアモーター120によってコンベア110を駆動することができる。コンベアモーター120は、標準的なAC駆動装置でよい。他のタイプのモーターとしては、可変周波数ドライブ、サーボモーター、または同種の装置が挙げられる。適切なコンベア110の例としては、Geboの名称で販売されている、フランス国、オクトヴィル=シュル=メールのSidel社製の装置や、GripVeyorの名称で販売されている、サウスカロライナ州、グリーンビルのHartness International社製の装置などが挙げられる。コンベア110は、上記の代わりにスターホイールの形態、一連のスターホイールからなる形態、または他の回転型経路の形態をとることもできる。コンベア110は、任意の数の個々のレーンに分割することができる。その後、レーンは、再び組み合わせても、組み合わせずにそのまま伸長させてもよい。
【0019】
充填ライン100は、コンベア110に沿って配置された複数の充填ステーションを有してもよい。具体的には、複数の微量成分投入装置130を使用することができる。各微量成分投入装置130は、上述した方法で、少なくとも1回量の微量成分135を容器10に供給する。容器10の速度および容器10の開口部20のサイズに応じて、複数回量の成分を容器10に添加することもできる。
【0020】
各微量成分投入装置130は、少なくとも1種の微量成分供給源140を含む。各微量成分供給源140は、特定の微量成分135をその内部に含んだいかなる容器でもかまわない。微量成分供給源140は、温度制御されたものでも、温度制御されていないものでもよい。微量成分供給源140は、再充填可能または交換可能なものでもよい。
【0021】
各微量成分投入装置130は、更に微量成分供給源140と流体連通するポンプ150を含んでもよい。本例示においては、ポンプ150は容積式ポンプまたは同種のポンプ装置である。具体的には、ポンプ150は弁付きのポンプまたは弁なしのポンプである。ポンプの例としては、ニューヨーク州、シオセットのFluid Metering,Inc.が販売するCeramPumpなどの弁なしポンプや、バーモント州、ノーススプリングフィールドのIVEK社が販売する衛生用スプリットケースポンプが挙げられる。弁なしポンプは、チャンバー内のピストンの同期的回転および往復運動によって動作し、ピストンの回転毎に特定量がポンプ移送される。揚程の位置を変化させることにより、所望に応じて流量を調節することができる。本発明においては、他の種類のポンプ移送装置、例えば、圧電ポンプ、圧力/時間装置(pressure/time device)、回転式ローブポンプ(rotary lobe pump)、および他の同種の装置なども使用することができる。
【0022】
モーター160によってポンプ150を駆動することができる。本例示においては、モーター160はサーボモーターまたは他の同種の駆動装置である。サーボモーター160は、プログラム可能なものでもよい。サーボモーター160の例としては、ウィスコンシン州、ミルウォーキーのRockwell Automation社が販売している、Allen Bradley系のサーボモーターが挙げられる。サーボモーター160は可変速であり、約5000rpmまで加速可能なものでもよい。本発明においては、他の種類のモーター160、例えば、ステッピングモーター、可変周波数ドライブモーター、ACモーター、および他の同種の装置も使用することができる。
【0023】
各微量成分投入装置130は、ノズル170を含んでもよい。ノズル170はポンプ150の下流に配置されている。ノズル170は、1回量の微量成分135を容器10に分注するために、コンベア110の周囲に配置することができる。ノズル170の形状は、少なくとも1つの細長い管であり、その断面形状に制限はなく、コンベア110上の容器10に隣接する吐出口を有するものでよい。他の種類のノズル170、例えば、オリフィス板、開口管、弁付きチップ、および同種の装置も使用することができる。逆止め弁175をポンプ150とノズル170の間に配置することができる。逆止め弁175は、過剰量の微量成分135について、ノズル170の通過および/または微量成分源140への逆流を防止する。複数の微量成分135は、連続的にまたは同時に投入することができる。複数回分の成分を各容器10に提供してもよい。
【0024】
各微量成分投入装置130は、微量成分供給源140とポンプ150の間に配置された流量センサー180を更に含んでもよい。流量センサー180は、コリオリメーター、導電率計、ローブメーター(lobe meter)、タービンメーターまたは電磁流量計のような、従来の質量流量メーターまたは同種の計量装置でかまわない。流量計180は、微量成分供給源140から適正量の微量成分135がポンプ150へ移送されることを確実にするために、フィードバックを提供する。流量センサー180は、ポンプ130の流量が範囲外になった場合にその動作を補正できるように、ポンプ130内のドリフトも検出する。
【0025】
充填ライン100は、コンベア110に沿って各微量成分投入装置130に隣接して配置された複数の投入センサー190を更に含んでもよい。投入センサー190は、重量検査天秤、ロードセル、または他の同種の装置でもよい。投入センサー190は、各微量成分135について、適正な量が実際に微量成分投入装置130を介して各容器10に確実に分注されるようにする。本発明においては、同種の感知装置を使用することもできる。微量成分135がノズル170から適切な時期に投入されたことを確認するために、充填ライン100は、投入センサー190の代わりに、または投入センサー190に追加して、フォトアイ、高速カメラ、ビジョンシステム、またはレーザ検査システムを含んでもよい。更に、投入物の着色も監視してもよい。
【0026】
充填ライン100は、少なくとも1種の大量成分ステーション200を更に含んでもよい。大量成分ステーション200は、微量成分投入装置130の上流または下流に配置するか、あるいはコンベア110に沿って配置することができる。大量成分ステーション200は、ウィスコンシン州、フランクリン、Krones Inc.製のSensometicや、ウィスコンシン州、ウォーキショー、KHS社製のInnofill NVなどの、従来の非接触式または接触式の充填機でよい。本発明においては、他の種類の充填機を使用することもできる。大量成分ステーション200は、甘味料(天然または合成)などの大量成分215を含む大量成分源210、および水225や他の希釈剤を含む水源220を有していてもよい。大量成分ステーション200は、大量成分215を水225と混合し、混合物を容器10に分注する。大量成分215、水225および/または大量成分ステーション200は、高温充填作業などを実施するために、加熱してもよい。
【0027】
本発明においては、1つまたは複数の大量成分ステーション200を使用することができる。例えば、1つの大量成分ステーション200を天然甘味料と共に使用し、もう1つの大量成分ステーション200を合成甘味料と共に使用することができる。同様に、1つの大量成分ステーション200を炭酸飲料用に使用し、もう1つの大量成分ステーション200を無炭酸または微炭酸の飲料用に使用することができる。本発明においては、他の構成を採用することもできる。
【0028】
充填ライン100は、コンベア110の周囲に配置された複数の位置決めセンサー230を更に含んでもよい。位置決めセンサー230は、従来の光電デバイス、高速カメラ、機械的接触装置、または同種のセンサー装置でもよい。位置決めセンサー230は、各容器10の識別子40の読み取り、および/またはコンベア110に沿って前進する各容器10の位置の追跡を行うことができる。
【0029】
充填ライン100は、制御装置240を含んでもよい。制御装置240は、従来のマイクロプロセッサなどでよい。制御装置240は、上述したように、充填ライン100の各構成要素を制御し、操作する。制御装置240は、プログラム可能なものでもよい。
【0030】
充填ライン100は、コンベア110の周囲に配置された複数の他のステーションを更に含んでもよい。これらの他のステーションとしては、ボトル導入ステーション、ボトル濯ぎステーション、蓋付けステーション、攪拌ステーション、および製品排出ステーションが挙げられる。本発明においては、所望に応じて他のステーションおよび機能を使用することができる。
【0031】
使用時には、容器10は充填ライン100内に配置され、コンベア110に従来の方法で積載される。容器10は積載の前または後に消毒することができる。次に、容器10は、コンベア110を介して搬送され、少なくとも1種の微量成分投入装置130を通過する。所望の最終製品に応じて、微量成分投入装置130は、微量成分135、例えば、甘味料なしの濃縮物、着色料、強化剤(ビタミン、ミネラル、ハーブなどのヘルス・ウェルネス成分)、および他の種類の微量成分135を添加することができる。充填ライン100は、任意の数の微量成分投入装置130を有することができる。例えば、1つの微量成分投入装置130は、コカコーラ(登録商標)ブランドの炭酸清涼飲料用の甘味料なしの濃縮物の供給源を有することができる。別の微量成分投入装置130は、スプライト(登録商標)ブランドの炭酸清涼飲料用の甘味料なしの濃縮物の供給源を有することができる。同様に、1つの微量成分投入装置130は、ライム味のパワーエイド(登録商標)ブランドのスポーツ飲料に緑の着色料を添加することができ、別の微量成分投入装置130は、ベリー味の飲料に紫の着色料を添加することができる。同様に、本発明では、種々の添加物も添加することができる。本発明において添加することが可能な微量成分135の種類および組み合わせの性質に、実質的な制限はない。コンベア110は、複数の容器10に同時に投入できるように、任意の数のレーンに分割することができる。その後、レーンは再び結合することができる。
【0032】
充填ライン100のセンサー230は、最終製品の性質を決定するために、容器10上の識別子40を読み取ることができる。制御装置240は、コンベア110の速度に関する情報を得ているため、コンベア110上の容器10の位置を常に認識している。制御装置240は、容器10がノズル170の下を通過する際に、1回量の微量成分135を容器10に送達するように微量成分投入装置130を始動させる。具体的には、制御装置240はサーボモーター160を起動し、次にサーボモーター160がポンプ150を起動して、適切な投入量の微量成分135をノズル170および容器10に分注する。ポンプ150およびモーター160は、微量成分135の連続的な個別投入を高速で行うことができるため、コンベア10は、各微量成分投入装置130の周囲での休止が必要となることもなく、連続的に運転することができる。流量センサー180は、適正な投入量の微量成分135のポンプ150への送達を確実なものとする。同様に、ノズル170の下流に配置した投入センサー190は、適正な投入量が実際に容器10に送達されるのを確実なものとする。
【0033】
次に、容器10は、大量成分215および水225や他の種類の希釈剤を添加するために、大量成分ステーション200へと渡される。別の方法としては、大量成分ステーション200は、微量成分投入装置130の上流に配置してもよい。同様に、複数の微量成分投入装置130を、大量成分ステーション200の上流に配置してもよいし、複数の微量成分投入装置130を下流に配置してもよい。容器10には同時に分注することもできる。次に、容器10に蓋をし、所望に応じて他の処理を実行することができる。このようにして、充填ライン100は、毎分約600本から約800本のボトルを充填することができる。
【0034】
制御装置240は、様々な種類の微量成分135を補正することができる。例えば、各微量成分135は、それぞれに特有の粘度、揮発性、および他の流動特性を有している。それ故、制御装置240は、ポンプ150およびモーター160を補正することによって、圧力、ポンプ速度、トリガー時間(即ち、ノズル170から容器10までの距離)、および加速度を、各微量成分135に特有の特性に対応させることができる。微量成分投入1回当たりの投入量には決まりはない。典型的な投入量は、12オンスの容器10に対して、微量成分135が約1/4グラムから約2.5グラムである。本発明では、容器のサイズは、上記と異なるものであってもよく、その場合の投入量は、上記した投入量を容器のサイズに比例して変化させたものとすることができる。
【0035】
従って、充填ライン100は、既知の充填システムが必要とする通常の中断時間なしに、何種類もの異なる製品を生産することができる。その結果、様々な所望の製品を入れたマルチパックを生成することができる。充填ライン100は、顕著な中断時間なしに、現在市場に出ているような多様な飲料を生産することができる。
【0036】
図2および図2Aに、上述した微量成分投入装置130のノズル170の別の態様を示す。この態様は、回転ノズル250を示している。回転ノズル250は、中心ドラム260および複数のピンホイール式ノズル270を含んでもよい。図2Aに示すように、中心ドラム260は中心ハブ275を有する。ピンホイール式ノズル270が中心ドラム260の周囲を回転すると、各ノズル270が中心ハブ275と連通し、例えばここに示した具体例のように、その連通する角度は約48°となる。中心ハブ275のサイズおよび連通角度は、所望の滞留時間に応じて変更することができる。本発明においては、任意のサイズのノズル250を使用することができる。
【0037】
モーター280が回転ノズル250を駆動する。モーター280は、従来のACモーターまたは同種の駆動装置でよい。モーター280は、制御装置240と連通することができる。ピンホイール式ノズル270のそれぞれが、容器10の開口部20の上で十分な時間滞留するように、モーター280は回転ノズル250を駆動する。具体的には、各ピンホイール式ノズル270は、約4時の位置で容器10の1つと接し、約8時の位置までこの接触を維持することができる。ピンホイール式ノズル270の回転とコンベア110のタイミングを合わせることにより、各ピンホイール式ノズル270の滞留時間は、静止ノズル170の滞留時間の12倍程度となる。例えば、毎分50回転の速度および48°の中心ハブ275の場合、各ピンホイール式ノズル270の、容器10上での滞留時間を約0.016秒とすることができるが、これに対して静止ノズル170では、滞留時間は約0.05秒である。このような滞留時間の増加は、分注の精度を向上させる。コンベア110に沿ったレーンの数に応じて、複数の回転ノズル250を一度に使用することができる。
【0038】
図3は、充填ライン300の更なる態様を示す。充填ライン300はコンベア310を有し、コンベア310はそこに沿って配置された少なくとも1種のU字型または半円型の窪み320を有する。コンベア310は、複数の把持具330も含む。把持具330は、各容器10が窪み320の1つに接近した際に、それを把持することができる。把持具330は、首部グリップ、底部グリップ、または同種の装置でもよい。把持具330は、ばね装填、カム、または同種の装置で操作することもできる。
【0039】
コンベア310に沿った窪み320と把持具330とを組み合わせることにより、各容器10をノズル170の周囲で旋回させる。ノズル170は、窪み320のほぼ中心に配置することができる。このように旋回させることにより、容器10の開口部20が、コンベア310の速度で移動し続けている容器10の底部30の速度と比較して加速される。コンベア310が上方向に湾曲するにつれて、底部30はコンベア310の速度で移動し続けるが、その一方で、開口部20は顕著に減速する。これは、開口部20の軌道である円弧の長さは、底部30の軌道である円弧の長さよりも顕著に短いためである。容器10がほぼ垂直になる円弧の底点で、ノズル170を始動させることができる。よって、窪み320の使用は、開口20の線速度を減速させながらも、ノズル170については、ほぼ固定された状態を維持することができる。具体的には、線速度の低下は、1分当たりのパッケージ数に仕上径を掛けた値の、1分当たりのパッケージ数に大径を掛けた値に対する比に基づいて計算した。
【0040】
微量成分135は、濃縮された状態では、必ずしも微生物学的に無菌状態とする必要はない。何故なら、微生物などは、高濃度環境下、特に微量成分135の酸性度が高い環境下、または微生物などの増殖を阻害するような高濃度の成分を含有しているような環境下においては、通常、繁殖できないからである。しかし、そのような高濃度微量成分を還元する段においては、微生物が繁殖可能となる。高温充填操作を行う際には、大量成分215や他の成分を容器10に流し込む前に低温殺菌してもよい。微量成分135における微生物分は、混合物が冷却されるまでの余熱によって殺すことができる。
【0041】
他の充填方法として、無菌充填が挙げられる。無菌充填においては、容器10に添加する前に、全ての成分を殺菌する。無菌充填は、ノズル10において加熱することなく行うことができる。その結果、熱膨張および熱収縮がないため、容器10自身を、高温充填に使用されるものと比較して壁薄もしくは軽量とすることができる。世界中には、高温充填法が好まれる地域もあれば、無菌充填法の方が好まれる地域もある。
【0042】
図4は、本発明の1つの態様による無菌投入システム400を示す。前述した通り、無菌投入システム400は、種々の微量成分135を含む複数の微量成分源140を含むことができる。各微量成分源140は、それぞれ分注ポンプ150と連通していてもよい。微量成分源140とポンプ150はそれぞれ1個ずつしか図示していないが、これらの個数に制限はない。ノズル170は、分注ポンプ150の下流に配置することができる。また、ノズル170は、1つ以上の大量成分源200とも連通していてよい。
【0043】
ノズル170と容器10は、滅菌ゾーン410に配置することができる。滅菌ゾーン410は、汚染物の進入を防止するために逆圧空調システム(reverse air pressure system)を有していてもよい。本発明においては、他の滅菌方法を用いることもできる。容器10は、一般的に、滅菌ゾーン410に入る前に滅菌される。
【0044】
無菌投入システム400は、滅菌装置420を含んでいてもよい。この例における滅菌装置420としては、フィルターまたはメッシュ430の形のものを用いることができる。メッシュ430は、網目440の大きさで分類することができる。網目440のサイズは、約0.45μm以下とすることができる。そのような網目サイズであると、エッセンシャルオイルやフレーバーを損なうことなく、微生物などの通過を防止することができることが分かっている。しかし、網目サイズは上記とは異なるものであってもよい。メッシュ430は、金やその他の金属、セラミックなどの材料で形成したものを使用することができる。本発明において無菌ろ過に好適に使用できるメッシュ430の例としては、マサチューセッツ州、ビレリカのMillipore CorporationからDURAPOREブランドで提供されているフィルターを挙げることができる。他のフィルターまたはメッシュ430も、単独または組み合わせて使用することができる。微量成分135は、その後、大量成分215および/または希釈液と共にノズル170または容器10内で還元することができる。
【0045】
図5は、本発明の他の態様による無菌投入システム450を示す。この態様においては、滅菌装置420として、低温殺菌器460を用いることができる。低温殺菌器460は、瞬間的な加熱と冷却により、微量成分135の流れにおけるあらゆる種類の微生物などを殺すことができる。本発明に好適に使用できる低温殺菌器460の例としては、ノースカロライナ州、ローリーのMicrothermics, Inc.が「S-2S」瞬間殺菌器という名称で提供しているものが挙げられる。他の例としては、同じくMicrothermics社が「Focused」マイクロ波モジュールという名称で提供しているマイクロ波殺菌器を挙げることができる。上に挙げた以外の殺菌器も本発明で使用できる。
【0046】
図6は、本発明の更に他の態様による無菌投入システム470を示す。この態様においては、滅菌装置420として、電子線滅菌システム、即ちEBシステム480を用いることができる。EB照射は、微量成分135の流れにおけるあらゆる種類の微生物などを殺すために用いるイオン化エネルギーの1種である。EBシステム480の使用は、複数の流体の流れを一度に殺菌することができるという利点がある。更に、EBシステム480を使用すると、殺菌用の化学薬品などの使用が不要になる。本発明で好適に使用できるEBシステム480の例としては、マサチューセッツ州、ウィルミントンのAdvanced Electron Beams(AEB)が、「e250」という名称で提供しているものを挙げることができる。上に挙げた以外のEBシステムも同様に本発明で使用することができる。
【0047】
図7は、本発明の更に他の態様による無菌投入システム490を示す。この態様においては、滅菌装置420として、紫外線源、即ちUV源500を用いることができる。他の滅菌装置と同様に、UV源500も、紫外線を用いて微量成分135の流れにおけるあらゆる種類の微生物などを殺す。紫外線源500を使用することにより、殺菌用の化学薬品などの使用も不要になる。本発明において好適に使用できるUV源500としては、フランス国、マノスクのClaranor社がパルス光滅菌システム(pulsed light sterilization system)として提供しているものを挙げることができる。上に挙げた以外のUV源も同様に本発明において使用することができる。
【0048】
図8は、本発明の更に他の態様による無菌投入システム510を示す。この態様においては、滅菌装置420として、高圧システム520を用いることができる。高圧システム520は、高圧および/または高圧と高温を用いて微量成分135の流れにおけるあらゆる種類の微生物などを殺すことができる。高圧システム520は、一連のポンプを使用して、約60気圧(1cm2あたり約62kg)程度の範囲の高圧を作り出すことができる。本発明において好適に使用できる高圧システム520の例としては、ワシントン州、ケントのAvure Technologies, Inc.が「HPP」フードシステムという名称で提供しているものを挙げることができる。上に挙げた以外の高圧システムも同様に本発明において使用することができる。
【0049】
図9は、本発明の更に他の態様による無菌投入システム530を示す。この態様においては、滅菌装置420を投入ポンプ150の上流に配置することができる。投入ポンプ150を配置するのは、滅菌ゾーン410の中であっても外であってもかまわない。滅菌装置420としては、メッシュ430、低温殺菌器460、EBシステム480、UV源500、高圧源520、これらの組み合わせ、および/またはその他の滅菌装置を使用することができる。各装置類の配置や順序は、所望に応じて決定することができる。
【0050】
ノズル170における滅菌に加えて、微量成分135を、微量成分源140自体に充填する際にも滅菌してよい。図10は、そのような滅菌を行う態様の無菌投入システム540の概略図を示す。この態様においては、微量成分源140として、無菌微量成分源550を用いることができる。無菌微量成分源550は、次いで充填ライン100に輸送される。無菌微量成分源550は、無菌継ぎ手560を介して無菌投入システム540に接続することができる。この例においては、投入ポンプ150及びノズル170は滅菌ゾーン410中に配置することができる。従って、ノズル170近傍における滅菌装置420の使用は必ずしも必要ではない。
【0051】
微量成分135の種類によっては、特定の滅菌装置420を使用することが適切である場合もある。例えば、エタノールベースの微量成分135には、どのようなタイプの滅菌装置420を使用することもできるが、特にメッシュ430を使用することが適切である。一方、エマルジョンベースの微量成分135はより粘度が高くなる傾向があり、従ってメッシュ430の使用は適切でないかもしれない。この場合、他のタイプの滅菌装置420の方がより適切であろう。
【0052】
無菌投入システムおよび滅菌装置420の幾つかの例について上述したが、本発明の無菌投入システムは、滅菌装置420を如何なる組み合わせ、順序で使用してよい。滅菌はライン上で行ってもよく、またノズル170の上流に貯槽を設けて実施してもよい。貯槽の使用により、ノズル170を定圧に保つことができる場合がある。1回の生産運転終了毎に滅菌が必要な従来の充填システムと異なり、本発明を利用した充填システム100においては、複数の微量成分135の使用により、複数のフレーバーを充填しながらの運転を約96時間以上連続して行うことができる。
図1
図2
図2A
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10