特許第5879454号(P5879454)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5879454-仮設足場の幅木 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5879454
(24)【登録日】2016年2月5日
(45)【発行日】2016年3月8日
(54)【発明の名称】仮設足場の幅木
(51)【国際特許分類】
   E04G 5/00 20060101AFI20160223BHJP
【FI】
   E04G5/00 301A
   E04G5/00 301G
【請求項の数】1
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-196755(P2015-196755)
(22)【出願日】2015年10月2日
【審査請求日】2015年10月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】592178303
【氏名又は名称】東阪工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079038
【弁理士】
【氏名又は名称】渡邉 彰
(74)【代理人】
【識別番号】100106091
【弁理士】
【氏名又は名称】松村 直都
(74)【代理人】
【識別番号】100060874
【弁理士】
【氏名又は名称】岸本 瑛之助
(72)【発明者】
【氏名】行本 努
【審査官】 五十幡 直子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−026917(JP,A)
【文献】 特開2011−153422(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G 5/00
E04G 7/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
建地の内側に沿わされる上側垂直部、上側垂直部の下端から建地の反対側にのびる上側屈曲部、上側屈曲部の先端から下にのびる下側垂直部、下側垂直部の下端から建地の反対側にのびる外側水平部、外側水平部の内端から下にのびる下側屈曲部および下側屈曲部の先端から建地の反対側にのびる内側水平部とよりなるものであり、下側垂直部と建地との間隔は、外側水平部と腕木の先端に取り付けられた建地の所定箇所にあるソケットに上から嵌め込まれるくさびの頭の幅より大きくなされ、外側水平部と腕木との間隔は、腕木から上方に突出する床付き布枠両側先端に前後方向に突出状に設けられたつかみ金具の腕木上方部分より大きくなされ、上側垂直部および内側水平部のそれぞれ先端に巻縁が形成せられており、建地側の先端に巻縁を有する上側垂直部、上側屈曲部および下側垂直部と、床付き布枠側の外側水平部、下側屈曲部および先端に巻縁を有する内側水平部とが同一形状をなしている仮設足場の幅木。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、仮設足場に用いられる幅木に関する。
【背景技術】
【0002】
建地の内側に沿わされて足場外部への資材、工具等の落下を防止する垂直部およびその下端から内側にのびて先端に下向き屈曲部を有し、建地と足場板の隙間を覆う水平部を有する幅木は、下記特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3987055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記幅木は、その垂直部上端に仮設足場の建枠に連結されたクランプに係止された係止具の先端を挿入するための係止孔を有するものである。したがって、必ず垂直部は建地の内側に沿わせ、水平部は足場板の上方に沿わせる必要があった。
【0005】
本発明の目的は、上記のような位置決めの必要のない幅木を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明による仮設足場の幅木は、建地の内側に沿わされる上側垂直部、上側垂直部の下端から建地の反対側にのびる上側屈曲部、上側屈曲部の先端から下にのびる下側垂直部、下側垂直部の下端から建地の反対側にのびる外側水平部、外側水平部の内端から下にのびる下側屈曲部および下側屈曲部の先端から建地の反対側にのびる内側水平部とよりなるものであり、下側垂直部と建地との間隔は、外側水平部と腕木の先端に取り付けられた建地の所定箇所にあるソケットに上から嵌め込まれるくさびの頭の幅より大きくなされ、外側水平部と腕木との間隔は、腕木から上方に突出する床付き布枠両側先端に前後方向に突出状に設けられたつかみ金具の腕木上方部分より大きくなされ、上側垂直部および内側水平部のそれぞれ先端に巻縁が形成せられており、建地側の先端に巻縁を有する上側垂直部、上側屈曲部および下側垂直部と、床付き布枠側の外側水平部、下側屈曲部および先端に巻縁を有する内側水平部とが同一形状をなしているものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明による仮設足場の幅木は、建地の内側に沿わされる上側垂直部、上側垂直部の下端から建地の反対側にのびる上側屈曲部、上側屈曲部の先端から下にのびる下側垂直部、下側垂直部の下端から建地の反対側にのびる外側水平部、外側水平部の内端から下にのびる下側屈曲部および下側屈曲部の先端から建地の反対側にのびる内側水平部とよりなるものであり、下側垂直部と建地との間隔は、外側水平部と腕木の先端に取り付けられた建地の所定箇所にあるソケットに上から嵌め込まれるくさびの頭の幅より大きくなされ、外側水平部と腕木との間隔は、腕木から上方に突出する床付き布枠両側先端に前後方向に突出状に設けられたつかみ金具の腕木上方部分より大きくなされ、上側垂直部および内側水平部のそれぞれ先端に巻縁が形成せられており、建地側の先端に巻縁を有する上側垂直部、上側屈曲部および下側垂直部と、床付き布枠側の外側水平部、下側屈曲部および先端に巻縁を有する内側水平部とが同一形状をなしているものであるから、仮設足場の両側に幅木を配置するさい、2つの同じ幅木左右対称に所定位置に置くだけでよいし、仮設足場の一方に幅木を配置するさいにも幅木の建地側と床付き布枠側とが同一形状をなしているものであるから、幅木の各半分を幅木の建地側に配置してもよいしまた床付き布枠側に配置してもよく、配置の作業性を向上させる。また、幅木の横断面がどこをとっても同じであるから、幅木の長尺化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施形態を示す斜視図で、仮設足場に配置せられた状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に示す仮設足場の幅木は、建地(1)の内側に沿わされる上側垂直部(2)、上側垂直部(2)の下端から建地(1)の反対側にのびる上側屈曲部(3)、上側屈曲部(3)の先端から下にのびる下側垂直部(4)、下側垂直部(4)の下端から建地(1)の反対側にのびる外側水平部(5)、外側水平部(5)の内端から下にのびる下側屈曲部(6)および下側屈曲部(6)の先端から建地(1)の反対側にのびる内側水平部(7)とよりなるものであり、下側垂直部(6)と建地(1)との間隔は、外側水平部(5)と腕木(8)の先端に取り付けられた建地(1)の所定箇所にあるソケット(9)に上から嵌め込まれるくさび(10)の頭(11)の幅より大きくなされ、外側水平部(5)と腕木(8)との間隔は、腕木(8)から上方に突出する床付き布枠(12)の両側先端に前後方向に突出状に設けられたつかみ金具(13)の腕木(8)上方部分より大きくなされ、上側垂直部(2)および内側水平部(7)のそれぞれ先端に巻縁(14) (15)が形成せられており、建地(1)側の先端に巻縁(14)を有する上側垂直部(2)、上側屈曲部(3)および下側垂直部(4)と、床付き布枠(12)側の外側水平部(5)、下側屈曲部(6)および先端に巻縁(15)を有する内側水平部(7)とが同一形状をなしており、幅木全体が溶融亜鉛めっき鋼板で形成されている。
【符号の説明】
【0010】
(1) 建地
(2) 上側垂直部
(3) 上側屈曲部
(4) 下側垂直部
(5) 外側水平部
(6) 下側屈曲部
(7) 内側水平部
(8) 腕木
(9) ソケット
(10) くさび
(11) くさびの頭
(12) 床付き布枠
(13) つかみ金具
(14) 巻縁
(15) 巻縁





【要約】
【課題】位置決めの必要のない幅木を提供する。
【解決手段】仮設足場の幅木は、仮設足場の幅木は、建地(1)の内側に沿わされる上側垂直部(2)、上側垂直部(2)の下端から建地(1)の反対側にのびる上側屈曲部(3)、上側屈曲部(3)の先端から下にのびる下側垂直部(4)、下側垂直部(4)の下端から建地(1)の反対側にのびる外側水平部(5)、外側水平部(5)の内端から下にのびる下側屈曲部(6)および下側屈曲部(6)の先端から建地(1)の反対側にのびる内側水平部(7)とよりなる。上側垂直部(2)および内側水平部(7)のそれぞれ先端に巻縁(14) (15)が形成せられており、建地(1)側の先端に巻縁(14)を有する上側垂直部(2)、上側屈曲部(3)および下側垂直部(4)と、床付き布枠(12)側の外側水平部(5)、下側屈曲部(6)および先端に巻縁(15)を有する内側水平部(7)とが同一形状をなしている。
【選択図】 図1
図1