【実施例】
【0099】
実施例および中間体化合物
実験方法
試薬はすべて市販グレードであり、特に断りのない限り、さらなる精製は行わず、入手した状態で使用した。すべての場合において、試薬グレードの溶媒を用いた。高分解能質量スペクトル(HRMS)は、Agilent 1100 HPLCシステムと接続したAgilent MSD‐TOFで取得した。分析の間、キャリブレーションは、2つの質量で確認し、必要に応じて、自動補正された。スペクトルは、ポジティブエレクトロスプレーモードで取得した。取得した質量範囲は、m/z 100〜1100であった。質量ピークのプロファイル検出を用いた。特に断りのない限り、分析用HPLCは、30℃における流速を1分あたり1.5mLとし、勾配を7分間にわたる水(+0.1%TFA)中の5〜100%アセトニトリル(+0.085%TFA)とし、Phenomenex Synergi、RP‐Hydro、150×4.6mm、4μmのカラムを用いたAgilent 1100システムで行った(200〜300nm)。フラッシュクロマトグラフィは、RediSepもしくはGraceResolvシリカカラムを備えたCombiFlash Companionシステム、またはStrata SI‐1シリカギガチューブを備えたFlash Master Personalシステム、または重力下でのガラスカラム(ICNシリカ、18〜32μm、60Å)のいずれかで行った。逆相HPLCは、Phenomenex Synergi Hydro RP 150×10mm、ACE‐5AQ、100×21.20mm、またはYMC ODS‐A 100/150×20mmカラムを備えたGilsonシステム(Gilson 321平衡ポンプを有するGilson 322ポンプ、およびGilson 215オートサンプラー)で実施した。逆相カラムクロマトグラフィは、Merck LiChroprep(登録商標)RP‐18(40〜63um)シリカカラムを備えたGilsonシステム(Gilson 321ポンプおよびGilson FC204フラクションコレクター)で実施した。マイクロ波照射は、BiotageまたはCEMマイクロ波を用いた実施した。水素化は、Thales H‐cubeまたはH‐cube midiを用いて実施した。化合物の命名は、ACD 6.0を用いて自動的に行った。化合物はすべて、真空オーブン中にて一晩乾燥した。収率は、端数を丸めて最も近い%値とした。収率が含まれていない場合は、中間体を粗物質のまま用いた。反応は、TLC、LCMS、またはHPLCでモニタリングした。特に断りのない限り、反応は室温で行った。
【0100】
中間体1
2‐(ジベンジルアミノ)シクロペンタン‐1‐オール
【0101】
【化7】
[この文献は図面を表示できません]
2‐アミノシクロペンタノール塩酸塩(500mg、3.63mmol)およびベンズアルデヒド(810mg、7.63mmol)をDCM(20mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(2.31g、10.9mmol)を添加し、この反応混合物を24時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(brine)(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)した。この反応混合物を、イソシアネート樹脂と共に18時間攪拌し、ろ過し、真空濃縮して、粗表題化合物(436mg、43%)を無色オイルとして得た。LCMS(ES
+):282.1[MH]
+
【0102】
中間体2
N,N‐ジベンジル‐2‐フルオロシクロペンタン‐1‐アミン
【0103】
【化8】
[この文献は図面を表示できません]
中間体1(400mg、1.42mmol)をDCM(20mL)中に溶解し、DAST(344mg、2.13mmol)を添加した。この反応混合物を4時間攪拌し、DCM(30mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(40mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(330mg、82%)を薄淡褐色ガムとして得た。LCMS(ES
+):284.1[MH]
+
【0104】
中間体3
2‐フルオロシクロペンタン‐1‐アミン
【0105】
【化9】
[この文献は図面を表示できません]
中間体2(330mg、116mmol)をMeOH(15mL)中に溶解し、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用いて、10% Pd/C上にて水素化した。得られたMeOH溶液を、精製を行わずに用いた。LCMS(ES
+):104.0[MH]
+
【0106】
中間体4
1‐フルオロプロパン‐2‐アミン
【0107】
【化10】
[この文献は図面を表示できません]
フルオロアセトン(500mg、6.57mmol)、ベンジルアミン(704mg、6.57mmol)、およびNaBH(OAc)
3(4.18g、19.7mmol)を、DCM(20mL)中に溶解し、18時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(80mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(75mL)、鹹水(75mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をMeOH(10mL)中に溶解し、10% Pd/C(100mg)を添加し、この反応混合物を、H
2雰囲気下にて、4日間攪拌した。この反応混合物を、セライトを通してろ過し、得られたMeOH溶液を、精製を行わずに用いた。LCMS(ES
+):77.8[MH]
+
【0108】
中間体5
4,4,4‐トリフルオロブタン‐2‐アミン
【0109】
【化11】
[この文献は図面を表示できません]
中間体5は、フルオロアセトンの代わりに4,4,4‐トリフルオロ‐2‐ブタノンを用いて、中間体4と同様に作製した。LCMS(ES
+):128.1[MH]
+
【0110】
中間体6
1,1‐ジフルオロプロパン‐2‐アミン
【0111】
【化12】
[この文献は図面を表示できません]
中間体6は、フルオロアセトンの代わりに、1,1‐ジフルオロアセトンを用いて、中間体4と同様に作製した。LCMS(ES
+):96.0[MH]
+
【0112】
中間体7
1‐(2‐フルオロ‐1‐フルオロメチル‐エチル)‐ピペリジン‐4‐オン
【0113】
【化13】
[この文献は図面を表示できません]
1,4‐ペンタジエン‐3‐オール(200mg、2.38mmol)およびIBX(999mg、3.57mmol)を、DCE(15mL)中に溶解し、70℃にて3時間加熱した。この反応混合物をろ過し、MeOH(10mL)で希釈し、2‐フルオロ‐1‐フルオロメチル‐エチルアミン(226mg、2.38mmol)を添加した。この反応混合物を、70℃にて3時間攪拌した。イソシアネート樹脂を添加し、この反応混合物を、室温にて6時間攪拌し、ろ過し、真空濃縮して、粗表題化合物(160mg、38%)をオレンジ色ガムとして得た。LCMS(ES
+):178.1[MH]
+
【0114】
中間体8〜20
中間体8〜20を、中間体7と同様にして作製した。以下の表1を参照されたい。
【0115】
【表1】
[この文献は図面を表示できません]
【0116】
中間体21
1‐(2‐メトキシエチル)ピペリジン‐4‐オン
【0117】
【化14】
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4‐ピペリドン塩酸塩一水和物(1.00g、6.50mmol)、2‐ブロモエチルメチルエーテル(1.00g、7.20mmol)、およびK
2CO
3(1.80g、13.0mmol)を、MeCN(20mL)中に溶解し、この反応混合物を、75℃にて6時間攪拌した。この反応混合物をろ過し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM(30mL)中に溶解し、イソシアネート樹脂と共に2時間攪拌し、乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮して、粗表題化合物(180mg、18%)を無色ガムとして得た。
【0118】
中間体22〜25
中間体22〜25を、中間体21と同様にして作製した。以下の表2を参照されたい。
【0119】
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0120】
中間体26
1‐ブロモペンタン‐2‐オン
【0121】
【化15】
[この文献は図面を表示できません]
2‐ペンタノン(10.6mL、100mmol)をMeOH(60mL)中に溶解し、−5℃へ冷却した。臭素(5.13mL、100mmol)を添加し、この反応混合物を、温度を10℃未満に維持しながら4時間攪拌した。水(30mL)を添加し、この反応混合物を室温にて一晩攪拌した。この反応混合物を、水(100mL)へ注ぎ入れ、DCMで抽出した(2×200mL)。1つにまとめた有機画分を、飽和NaHCO
3水溶液(200mL)、水(200mL)で洗浄し、乾燥(CaCl
2)し、真空濃縮した。残渣を、クーゲルロール蒸留で精製して、表題化合物を淡黄色オイルとして得た(8.22g、50%)。
【0122】
中間体27〜32
中間体27〜32を、中間体26と同様にして作製した。以下の表3を参照されたい。
【0123】
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0124】
中間体33
3‐ヨードへキサン‐2‐オン
【0125】
【化16】
[この文献は図面を表示できません]
2‐ヘキサノン(4.94mL、39.9mmol)およびヨウ素(20.2g、79.9mmol)をDME(100mL)中に溶解し、24時間攪拌した。この反応混合物をEtOAc(200mL)で希釈し、1M チオ硫酸カリウム水溶液(200mL)、1M Na
2CO
3水溶液(200mL)、および水(100mL)で洗浄した。有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、クーゲルロール蒸留(120℃、1ミリバール)で精製して、表題化合物を暗褐色オイルとして得た(2.46g、27%)。
【0126】
中間体34
tert‐ブチルN‐{1‐[メトキシ(メチル)カルバモイル]プロピル}カルバメート
【0127】
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
2‐tert‐ブトキシカルボニルアミノ‐酪酸(500mg、2.46mmol)、HBTU(1.03g、2.71mmol)、およびDIPEA(1.22mL、7.38mmol)を、DMF(10mL)中に溶解し、30分間攪拌した。N,O‐ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(360mg、3.69mmol)を添加し、この反応混合物を1時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(380mg、63%)をクリーム色オイルとして得た。LCMS(ES
+):269.2[MNa]
+
【0128】
中間体35
4‐アミノヘキサン‐3‐オン 2,2,2‐トリフルオロ酢酸
【0129】
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
中間体34(4.97g、20.2mmol)をTHF(100mL)中に溶解し、臭化エチルマグネシウム(20.0mL、2‐メチルテトラヒドロフラン中3.2M、64.0mmol)を添加した。この反応混合物を4時間攪拌し、飽和NH
4Cl水溶液(20mL)で反応停止し、EtOAcで抽出した(2×200mL)。1つにまとめた有機画分を、1M HCl水溶液(200mL)、1M Na
2CO
3水溶液(200mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をDCM(100mL)中に溶解し、TFA(25mL)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌し、真空濃縮して、粗表題化合物(4.98g)を赤色ガムとして得た。LCMS(ES
+):116.2[MH]
+
【0130】
中間体36
tert‐ブチル6‐クロロピリジン‐2‐カルボキシレート
【0131】
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロピリジン‐2‐カルボン酸(5.00g、31.7mmol)をDCM(150mL)中に溶解し、塩化オキサリル(5.45mL、63.5mmol)およびDMF(1mL)を添加した。この反応混合物を、3時間攪拌し、真空濃縮し、DCMと共に共沸させた。残渣をTHF(150mL)中に溶解し、カリウムtert‐ブトキシド(3.39mg、47.6mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、水(250mL)で反応停止し、DCMで抽出した(3×150mL)。1つにまとめた有機画分を、飽和NaHCO
3水溶液(150mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(3.11g、46%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):236.1[MNa]
+
【0132】
中間体37
メチル6‐クロロピリジン‐2‐カルボキシレート
【0133】
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロピリジン‐2‐カルボン酸(15.0g、0.11mol)をDCM(300mL)中に溶解し、DMF(1.5mL)および塩化オキサリル(27.4g、0.22mol)を、10分間かけて滴下した。この反応混合物を1時間攪拌し、MeOH(50mL)を5分間かけて滴下し、この反応混合物を1.5時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCMと共に共沸させて(2×150mL)、粗表題化合物(16.5g、100%)を緑色固体として得た。LCMS(ES
+):154.5[MH]
+
【0134】
中間体38
6‐クロロ‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0135】
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロピリジン‐2‐カルボン酸(5.00g、31.7mmol)をDCM(100mL)中に溶解し、DMF(0.5mL)および塩化オキサリル(6.54mL、76.2mmol)を滴下した。この反応混合物を、2時間攪拌し、真空濃縮し、DCMと共に共沸させた。残渣をDCM(100mL)中に溶解し、DIPEA(22.6mL、127mmol)およびアミノメチルシクロプロパン(5.51mL、63.5mmol)を滴下し、この反応混合物を4時間攪拌した。この反応混合物を、飽和NaHCO
3水溶液(250mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(6.50g、97%)を薄褐色ガムとして得た。LCMS(ES
+):211.2[MH]
+
【0136】
中間体39〜44
中間体39〜44を、中間体38と同様にして作製した。以下の表4を参照されたい。
【0137】
【表4】
[この文献は図面を表示できません]
【0138】
中間体45
6‐クロロピリジン‐2‐カルボキサミド
【0139】
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロピリジン‐2‐カルボン酸(1.20g、7.62mmol)および塩化アンモニウム(0.81g、15.2mmol)をDMF(20mL)中に溶解し、DIPEA(5.31mL、30.5mmol)、HONB(2.05g、11.4mmol)、およびHBTU(4.33g、11.4mmol)を添加した。この反応混合物を、1時間攪拌し、溶媒を真空除去した。残渣を、DCM(50mL)と1M HCl水溶液(50mL)とに分配し、水性画分をDCMで抽出した(2×25mL)。1つにまとめた有機画分を、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)、鹹水(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をMeOH/水から再結晶して、表題化合物(1.12g、94%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):157.4[MH]
+
【0140】
中間体46
6‐クロロ‐N‐(4‐オキソへキサン‐3‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0141】
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
中間体46を、塩化アンモニウムの代わりに、中間体35を用いて、中間体45と同様に作製して、粗表題化合物(33%)をオレンジ色オイルとして得た。LCMS(ES
+):255.1[MH]
+
【0142】
中間体47
N‐ブチル‐6‐クロロピリジン‐2‐カルボキサミド
【0143】
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロ‐ピリジン‐2‐カルボン酸(500mg、3.17mmol)、EDC.HCl(1.34g、6.98mmol)、およびHOBN(1.42g、7.93mmol)をDCM(30mL)中に溶解し、NEM(914mg、7.93mmol)およびn‐ブチルアミン(376μL、3.81mmol)を添加した。この反応混合物を、16時間攪拌し、飽和NaHCO
3水溶液(2×20mL)、1M HCl水溶液(2×20mL)、鹹水(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(321mg、48%)を無色液体として得た。LCMS(ES
+):213.5[MH]
+
【0144】
中間体48
6‐クロロ‐N‐エチルピリジン‐2‐カルボキサミド
【0145】
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
中間体48を、n‐ブチルアミンの代わりに、エチルアミンを用いて、中間体47と同様に作製して、粗表題化合物(45%)を無色液体として得た。LCMS(ES
+):185.5[MH]
+
【0146】
中間体49
6‐クロロ‐N‐[3‐(1H‐イミダゾール‐1‐イル)プロピル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0147】
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロ‐ピリジン‐2‐カルボン酸(1.00g、6.35mmol)をDCM(20mL)中に溶解し、HOBt(1.03g、7.62mmol)、EDC.HCl(1.46g、7.62mmol)、および1‐(3‐アミノプロピル)イミダゾール(0.95g、7.62mmol)を添加した。この反応混合物を、18時間攪拌し、DCM(130mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(100mL)、鹹水(30mL)、水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を水で研和して、粗表題化合物(1.05g、63%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS(ES
+):266[MH]
+
【0148】
中間体50
2‐(6‐クロロピリジン‐2‐イル)‐1‐メチル‐1H‐インドール
【0149】
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
2‐クロロ‐6‐ヨードピリジン(400mg、1.67mmol)、N‐メチルインドール‐2‐ボロン酸(292mg、1.67mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(154mg、0.13mmol)、およびNa
2CO
3(442mg、4.18mmol)を、水(10mL)およびジオキサン(10mL)中に溶解し、マイクロ波(110℃、高吸収(absorption high))を用いて1時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(50mL)と水(30mL)とに分配した。水性画分をDCM(30mL)で抽出し、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(406mg)を褐色ガムとして得た。LCMS(ES
+):243.2[MH]
+
【0150】
中間体51〜60
中間体51〜60を、中間体50と同様にして作製した。以下の表5を参照されたい。
【0151】
【表5】
[この文献は図面を表示できません]
【0152】
中間体61
6‐クロロピリジン‐2‐カルボキシイミドアミド
【0153】
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
2‐クロロ‐6‐シアノピリジン(11.2g、80.8mmol)をEtOH(200mL)中に溶解し、HClガスをその溶液に5分間通し、この反応混合物を、18時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、MeOH中の7M アンモニア溶液(100mL)中に溶解し、3日間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をEtOAcで研和して(3×50mL)、粗表題化合物を淡ピンク色固体として得た(12.3g、98%)。LCMS(ES
+):156.2[MH]
+
【0154】
中間体62
2‐クロロ‐6‐(5‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン
【0155】
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
中間体61(500mg、3.21mmol)、ブロモアセトン(296μL、3.53mmol)、およびK
2CO
3(444mg、3.21mmol)を、EtOH(10mL)中に溶解し、還流下にて2時間加熱した。さらにブロモアセトン(148μL、1.77mmol)を添加し、この反応混合物を、還流下にて4時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を1M Na
2CO
3水溶液(50mL)中に溶解し、EtOAcで抽出した(3×50mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(420mg、68%)をオレンジ色ガムとして得た。LCMS(ES
+):194.1[MH]
+
【0156】
中間体63〜74
中間体63〜74を、適切なアルファ‐ブロモケトン中間体を用いて、中間体62と同様にして作製した。以下の表6を参照されたい。
【0157】
【表6】
[この文献は図面を表示できません]
【0158】
中間体75
2‐クロロ‐6‐(4,5‐ジエチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン
【0159】
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
中間体46(1.81g、7.11mmol)および酢酸アンモニウム(274mg、3.55mmol)を、メタノール中の7M アンモニア(15mL)中に溶解し、マイクロ波を用いて100℃にて30分間、および120℃にて30分間加熱した。さらに酢酸アンモニウム(1.00g、13.00mmol)を添加し、この反応混合物を、マイクロ波を用いて120℃にて2時間加熱し、水(100mL)中へ注ぎ入れ、DCMで抽出した(3×100mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(1.54g、92%)を黄色オイルとして得た。LCMS(ES
+):236.1[MH]
+
【0160】
中間体76
2‐クロロ‐6‐(4‐エチル‐1‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン
【0161】
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
中間体63(203mg、0.98mmol)およびNaH(47.0mg、ミネラルオイル中60%の分散液、1.17mmol)を、THF(10mL)中に溶解し、ヨードメタン(67.0μL、1.08mmol)を添加し、この反応混合物を、2時間攪拌し、水(25mL)中へ注ぎ入れ、EtOAcで抽出した(3×25mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮して、粗表題化合物を淡黄色オイルとして得た(212mg、98%)。LCMS(ES
+):222.2[MH]
+
【0162】
中間体77
2‐クロロ‐6‐{1H‐イミダゾ[4,5‐c]ピリジン‐2‐イル}ピリジン
【0163】
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロピリジン‐2‐カルボン酸(2.00g、12.7mmol)、3,4‐ジアミノピリジン(1.52g、14.0mmol)、およびDIPEA(2.43mL、14.0mmol)を、DMF(20mL)中に溶解し、HBTU(5.29g、14.0mmol)を添加した。この反応混合物を、48時間攪拌し、真空濃縮した。残渣を、EtOAc(100mL)中に溶解し、1M Na
2CO
3水溶液(2×100mL)、水(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製し、AcOH中に溶解し、120℃にて50分間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を、1M Na
2CO
3水溶液(50mL)中に懸濁し、EtOAcで抽出した(5×50mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよびMeOHからの再結晶で精製して、表題化合物(534mg、37%)を白色固体として得た。
【0164】
中間体78
tert‐ブチル6‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボキシレート
【0165】
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
中間体36(3.00g、14.0mmol)を、DMA(60mL)中に溶解し、ホモピペラジン(7.03g、70.2mmol)を添加した。この反応混合物を、マイクロ波(180℃、高吸収)を用いて35分間加熱し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM(150mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(100mL)、鹹水(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、溶媒を真空除去して、粗表題化合物(3.37g、87%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):278.1[MH]
+
【0166】
中間体79〜118
中間体79〜118を、6‐クロロ‐2‐置換ピリジンをホモピペラジンと反応させることにより、中間体78と同様にして作製した。以下の表7を参照されたい。
【0167】
【表7-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表7-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表7-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表7-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0168】
中間体119
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐[4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0169】
【化34】
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中間体81(1.50g、5.50mmol)および4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert ブチルエステル(1.09g、5.50mmol)を、DCM(30mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(5.79g、27.3mmol)を添加した。この反応混合物を、4日間攪拌し、DCM(150mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(2×75mL)、鹹水(75mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)した。この反応混合物を、イソシアネート樹脂と共に2時間攪拌し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM(40mL)中に溶解し、TFA(4mL)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、脱塩し(DCM中のK
2CO
3)、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(600mg、31%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):357.8[MH]
+
【0170】
中間体120〜124
中間体120〜124を、6‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐2‐置換ピリジンを4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert ブチルエステルと反応させ、Boc保護基を除去することにより、中間体119と同様にして作製した。以下の表8を参照されたい。
【0171】
【表8】
[この文献は図面を表示できません]
【0172】
中間体125
6‐[4‐(3‐フルオロピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0173】
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
中間体125は、中間体81の代わりに中間体83、および4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert ブチルエステルの代わりにtert‐ブチル3‐フルオロ‐4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体119と同様に作製し、表題の化合物(9%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):399.4[MH]
+
【0174】
中間体126
1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐(3‐フルオロピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0175】
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
中間体126は、中間体81の代わりに中間体106、および4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert ブチルエステルの代わりにtert‐ブチル3‐フルオロ‐4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体119と同様に作製し、表題の化合物(1%)を淡黄色固体として得た。
【0176】
中間体127
6‐[4‐(2‐メチルピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0177】
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
中間体127は、中間体81の代わりに中間体87、および4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert ブチルエステルの代わりにtert‐ブチル2‐メチル‐4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体119と同様に作製し、表題の化合物(49%)を無色ガムとして得た。
【0178】
中間体128
6‐{4‐[(3R,4R)‐3‐ヒドロキシピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0179】
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
中間体87(2.00g、7.29mmol)を、EtOH(30mL)中に溶解し、tert‐ブチル7‐オキサ‐3‐アザビシクロ[4.1.0]ヘプタン‐3‐カルボキシレート(4.36g、21.9mmol)およびEt
3N(2.03mL、14.6mmol)を添加した。この反応混合物を、還流下にて20時間加熱し、DCM(200mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(100mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製した。残渣をDCM(2mL)中に溶解し、TFA(0.5mL)を添加し、この反応混合物を5時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(50mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物を得た。
【0180】
中間体129
tert‐ブチル6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキシレート
【0181】
【化39】
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中間体78(3.37g、12.2mmol)を、DCM(125mL)中に溶解し、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(3.61mL、24.3mmol)およびNaBH(OAc)
3(12.9g、60.8mmol)を添加した。この反応混合物を、18時間攪拌し、DCM(250mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(150mL)で反応停止した。水性画分をDCMで抽出し(2×100mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(3.29g、67%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):403.5[MH]
+
【0182】
中間体130〜133
中間体130〜133を、6‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐2‐置換ピリジンの還元アルキル化により、中間体129と同様にして作製した。以下の表9を参照されたい。
【0183】
【表9】
[この文献は図面を表示できません]
【0184】
中間体134
6‐[4‐(4‐tert‐ブチルシクロヘキシル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]ピリジン‐2‐カルボン酸
【0185】
【化40】
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中間体78(1.00g、3.61mmol)および4‐tert‐ブチルシクロヘキサノン(560mg、3.61mmol)を、DCM(50mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(3.06g、14.4mmol)を添加した。この反応混合物を、3日間攪拌し、DCM(150mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(100mL)、鹹水(75mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、DCM(75mL)およびTFA(6mL)中に溶解し、8日間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(536mg、41%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):360.5[MH]
+
【0186】
中間体135
6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボン酸
【0187】
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
中間体129(3.29g、8.17mmol)をDCM(80mL)中に溶解し、TFA(40mL)を添加し、この反応混合物を、18時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、1M Na
2CO
3水溶液で中和した。水溶液をDCMで洗浄し、真空濃縮し、逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(2.19g、77%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):347.5[MH]
+
【0188】
中間体136
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボン酸
【0189】
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
中間体136は、中間体129の代わりに中間体130を用いて、中間体135と同様に作製し、表題の化合物(77%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):347.5[MH]
+
【0190】
中間体137
N‐ヒドロキシ‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキシイミドアミド
【0191】
【化43】
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中間体131(830mg、2.53mmol)をEtOH(20mL)中に溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩(880mg、12.7mmol)およびNaHCO
3(1.06g、12.7mmol)を添加した。この反応混合物を、還流下、80℃にて2時間加熱した。この反応混合物を濃縮し、析出物をろ過によって除去した。母液を真空濃縮して、粗表題化合物(910mg、99%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):361.1[MH]
+
【0192】
中間体138
1‐[6‐(5‐メチル‐1,2,4‐オキサジアゾール‐3‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0193】
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
中間体138は、中間体131の代わりに中間体132を用いて、中間体137と同様に作製し、粗表題化合物(65%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):375.3[MH]
+
【0194】
中間体139
1‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐4‐[6‐(2H‐1,2,3,4‐テトラゾール‐5‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0195】
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
中間体131(982mg、3.00mmol)、NaN
3(215mg、3.30mmol)、およびNH
4Cl(250mg、4.50mmol)を、DMF(5mL)中に溶解し、120℃にて4時間加熱した。さらにNH
4Cl(125mg、2.25mmol)を添加し、この反応混合物を120℃にて5.5時間加熱した。溶媒を真空除去し、NaN
3(100mg、1.53mmol)を添加し、この反応混合物を、120℃にて7時間加熱した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題の化合物(168mg、15%)を暗赤色固体として得た。
【0196】
中間体140
tert‐ブチルN‐{[メトキシ(メチル)カルバモイル]メチル}カルバメート
【0197】
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
2‐{[(tert‐ブトキシ)カルボニル]アミノ}酢酸(5.00g、28.5mmol)を、DCM(50mL)中に溶解し、CDI(5.09g、31.4mmol)を添加し、この反応混合物を、1時間攪拌した。N,O‐ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(3.06g、31.4mmol)を添加し、この反応混合物を16時間攪拌した。EtOAc(150mL)を添加し、この反応混合物を、1M HCl水溶液(50mL)、飽和NaHCO
3水溶液(2×50mL)で洗浄し、乾燥(Na
2SO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(5.13g、82%)を白色固体として得た。
【0198】
中間体141
tert‐ブチルN‐(2‐オキソへキシル)カルバメート
【0199】
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
中間体140(1.09g、5.00mmol)を、THF(10mL)中に−10℃にて溶解し、塩化n‐ブチルマグネシウム(7.50mL、THF中2.0M、15.0mmol)を添加し、この反応混合物を、一晩かけて室温まで加温した。飽和NH
4Cl水溶液(60mL)を添加し、この反応混合物を、EtOAcで抽出し(3×20mL)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(1.00g、93%)を無色オイルとして得た。
【0200】
中間体142
1‐アミノヘキサン‐2‐オン塩酸塩
【0201】
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
中間体141(995mg、4.62mmol)を、HCl(10mL、ジオキサン中4.0M)中に溶解し、この反応混合物を、4時間攪拌した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(653mg、94%)をオフホワイト色固体として得た。
【0202】
中間体143
N‐(2‐オキソへキシル)‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0203】
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
中間体142(252mg、1.66mmol)、中間体135(1.33g、1.66mmol)、およびHBTU(760mg、1.99mmol)を、DCM(7.5mL)およびDMF(2.5mL)中に溶解し、DIPEA(1.72g、13.3mmol)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。DCM(10mL)を添加し、この反応混合物を、水で洗浄し(3×5mL)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(457mg、62%)をオフホワイト色固体として得た。
【0204】
中間体144
メチル6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキシレート
【0205】
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
中間体129(105mg、0.26mmol)を、HCl(2mL、ジオキサン中4.0M)およびDCM(2mL)中に溶解し、この反応混合物を一晩攪拌した。MeOH(4mL)を添加し、この反応混合物を、110℃にて7.5時間加熱し、溶媒を真空除去した。残渣を、EtOAcと飽和NaHCO
3水溶液とに分配し、有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(59.0mg、63%)をオレンジ色オイルとして得た。
【0206】
中間体145
6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボヒドラジド
【0207】
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
中間体144(300mg、0.83mmol)およびヒドラジン水和物(280mg、5.60mmol)を、MeOH(5mL)中に溶解し、一晩攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、MeOH中に溶解し、溶媒を真空除去して、粗表題化合物(265mg、89%)を淡黄色ガラスとして得た。
【0208】
中間体146
N’‐[(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)カルボニル]シクロプロパンカルボヒドラジド
【0209】
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
中間体145(60.0mg、0.16mmol)およびEt
3N(81.0mg、0.80mmol)を、DCM中に溶解し、0℃へ冷却し、シクロプロパンカルボニルクロリド(16.7mg、0.16mmol)のDCM溶液を添加した。この反応混合物を、一晩かけて室温まで加温した。DCMを添加し、この反応混合物を、飽和Na
2CO
3水溶液で2回洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(58.0mg、85%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS(ES
+):429[MH]
+
【0210】
中間体147
1‐(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オン
【0211】
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
中間体131(320mg、0.98mmol)をTHF(10mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。塩化エチルマグネシウム(1.50mL、THF中2.0M、3.00mmol)を滴下し、この反応混合物を、還流下にて4時間加熱した。この反応混合物を、飽和NH
4Cl水溶液(20mL)および飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)で反応停止し、EtOAcで抽出した(20mL×2)。1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(300mg、85%)をオレンジ色ガムとして得た。
【0212】
中間体148
(2E)‐3‐(ジメチルアミノ)‐2‐メチル‐1‐(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)プロプ‐2‐エン‐1‐オン
【0213】
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
中間体147(300mg、0.84mmol)を、DMF/DMA(3mL)中に溶解し、還流下にて一晩加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(45.0mg、20%)をオレンジ色ガムとして得た。LCMS(ES
+):414.4[MH]
+
【0214】
中間体149
tert‐ブチル5‐メチル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐カルボキシレート
【0215】
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
5‐メチル‐[1,4]ジアゼパン(600mg、5.25mmol)をDMF(7.5mL)中に溶解し、0℃まで冷却した。DCM(1mL)中のジ‐tert‐ブチル‐ジカーボネート(1.03g、4.70mmol)およびトリエチルアミン(3.60mL、26.0mmol)の溶液を、3時間かけて滴下した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(20mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄した。水性画分をDCMで抽出し(3×50mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製し、DCM(20mL)中に溶解し、2M NaOH水溶液(10mL)で洗浄した。水性画分をDCMで抽出し(3×50mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、表題化合物(194mg、17%)を黄色オイルとして得た。LCMS(ES
+):215.3[MH]
+
【0216】
中間体150
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐(7‐メチル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0217】
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
中間体38(60.5mg、0.29mmol)、中間体149(123mg、0.57mmol)、およびDIPEA(200μL、1.15mmol)を、NMP(750μL)中に溶解し、マイクロ波(185℃、高吸収)を用いて80分間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(10mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(1mL)で洗浄した。水性画分をDCMで抽出し(3×20mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、粗表題化合物(50.0mg)を褐色オイルとして得た。LCMS(ES
+):289.4[MH]
+
【0218】
中間体151
1‐ベンジル‐5,5‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン
【0219】
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
1‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパン‐5‐オン(2.00g、9.79mmol)をTHF(40mL)中に溶解し、LiAlD
4(9.80mL、THF中の2.0M、19.6mmol)を5分間かけて滴下し、この反応混合物を24時間攪拌した。この反応混合物を、飽和NaHCO
3水溶液で反応停止し、ろ過し、真空濃縮して、粗表題化合物(1.80g、96%)を淡黄色ガムとして得た。
【0220】
中間体152
6‐(4‐ベンジル‐7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0221】
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
中間体39(800mg、3.42mmol)および中間体151(988mg、5.14mmol)を、NMP(2mL)中に溶解し、この反応混合物を、マイクロ波(200℃、高吸収)を用いて3時間加熱した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(320mg、24%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):390.4[MH]
+
【0222】
中間体153〜156
中間体153〜156を、6‐クロロ‐2‐置換ピリジンを置換ホモピペラジンと反応させることにより、中間体152と同様にして作製した。以下の表10を参照されたい。
【0223】
【表10】
[この文献は図面を表示できません]
【0224】
中間体157
6‐(7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0225】
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
中間体152(315mg、0.81mmol)を、MeOH(60mL)中に溶解し、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用い、10%Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(186mg、77%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):300.5[MH]
+
【0226】
中間体158
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐(7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0227】
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
中間体158は、中間体152の代わりに中間体153を用いて、中間体157と同様に作製し、表題化合物(48%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):277.4[MH]
+
【0228】
中間体159
7,7‐ジヒドロゲニオ‐1‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0229】
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
中間体151(150mg、0.78mmol)、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(110mg、0.78mmol)、およびNaBH(OAc)
3(496mg、2.34mmol)を、DCM(15mL)中に溶解し、4日間攪拌した。この反応混合物を、DCM(25mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(40mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、イソシアネート樹脂と共に3時間攪拌した。この反応混合物をろ過し、溶媒を真空除去した。残渣をMeOH(25mL)中に溶解し、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用い、10%Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(135mg、76%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):228.5[MH]
+
【0230】
中間体160
1‐ベンジル‐3‐メチル‐1,4‐ジアゼパン‐5‐オン
【0231】
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
1‐ベンジル‐3‐メチル‐ピペリジン‐4‐オン(5.00g、24.6mmol)を、CHCl
3(50mL)中に溶解し、この反応混合物を0℃に冷却し、濃H
2SO
4(12mL)を滴下した。NaN
3(3.20g、49.2mmol)を、10分間かけて少しずつ添加し、この反応混合物を、室温にて18時間、および50℃にて2時間攪拌した。氷水(120mL)を添加し、この反応混合物を、NaOHで中和し、DCMで抽出し(2×50mL)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(4.86g、91%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS(ES
+):219.3[MH]
+
【0232】
中間体161
1‐ベンジル‐3‐メチル‐1,4‐ジアゼパン
【0233】
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
中間体160(4.86g、22.3mmol)を、Et
2O(100mL)中に溶解し、LiAlH
4(11.7mL、Et
2O中4.0M、46.8mmol)を、10分間かけて滴下した。この反応混合物を、4時間攪拌し、水で反応停止し、ろ過し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(4.15g、91%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):205.3[MH]
+
【0234】
中間体162
1‐ベンジル‐5,5‐ジヒドロゲニオ‐3‐メチル‐1,4‐ジアゼパン
【0235】
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
中間体162は、LiAlH
4の代わりに、LiAlD
4を用いて、中間体161と同様に作製し、粗表題化合物(84%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):207.3[MH]
+
【0236】
中間体163〜172
中間体163〜172を、置換ベンジルホモピペラジンの適切なケトンによる還元アルキル化、およびそれに続く脱ベンジル化により、中間体159と同様にして作製した。以下の表11を参照されたい。
【0237】
【表11-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表11-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0238】
中間体173
6‐ブロモ‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0239】
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
2‐ブロモピリジン‐6‐カルボン酸(5.00g、24.8mmol)を、DCM(100mL)およびDMF(1mL)中に溶解し、塩化オキサリル(7.54g、59.4mmol)を、5分間かけて滴下した。この反応混合物を2時間攪拌し、溶媒を真空除去した。この反応混合物を、DCMと共に2回共沸し、DCM(100mL)中に溶解した。DIPEA(12.8g、99.0mmol)および4‐アミノピリジン(4.66g、49.5mmol)を滴下し、この反応混合物を2時間攪拌し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をMeOHから再結晶して、表題化合物(5.00g、73%)をオフホワイト色固体として得た。LCMS(ES
+):278.2[MH]
+
【0240】
中間体174
6‐ブロモ‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0241】
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
中間体174は、4‐アミノピリジンの代わりにアミノメチルシクロプロパンを用いて、中間体173と同様に作製し、表題化合物(77%)を薄黄色固体として得た。LCMS(ES
+):255.2[MH]
+
【0242】
中間体175
6‐[5,5‐ジヒドロゲニオ‐4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0243】
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
中間体163(734mg、2.57mmol)、中間体173(650mg、2.34mmol)、炭酸セシウム(1.14g、3.51mmol)、酢酸パラジウム(37.0mg、0.16mmol)、およびBINAP(146mg、0.23mmol)を、ジオキサン(10mL)中に懸濁した。この反応混合物を、15分間脱気し、95℃にて18時間加熱した。この反応混合物を、真空濃縮し、DCM中に溶解し、ろ過し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製した。残渣を、DCM(8mL)中に溶解し、TFA(4mL)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(40mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)とに分配した。水性画分をDCMで抽出し(2×40mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、表題化合物(602mg、67%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):383.6[MH]
+
【0244】
中間体176
6‐[4‐(3‐フルオロピペリジン‐4‐イル)‐7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0245】
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
中間体157(75.0mg、0.25mmol)およびtert‐ブチル3‐フルオロ‐4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレート(54.4mg、0.25mmol)を、DCM(10mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(266mg、1.25mmol)を添加した。この反応混合物を20日間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、逆相HPLCで精製し、MeOH(10mL)およびTFA(1mL)中に溶解した。この反応混合物を18時間攪拌し、溶媒を真空除去して、表題化合物を得た。
【0246】
中間体177
1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐(3‐フルオロピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0247】
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
中間体177は、中間体157の代わりに中間体113を用いて、中間体176と同様に作製し、粗表題化合物(100%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):399.2[MH]
+
【0248】
中間体178
tert‐ブチル4‐(4‐ベンジル‐7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐3‐フルオロピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0249】
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
中間体151(400mg、2.08mmol)、3‐フルオロ‐4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(452mg、2.08mmol)、およびNaBH(OAc)
3(1.32g、6.24mmol)を、DCM(25mL)中に溶解し、4日間攪拌した。この反応混合物を、DCM(25mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(40mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、イソシアネート樹脂と共に3時間攪拌した。この反応混合物を、ろ過し、真空濃縮して、粗表題化合物(480mg、59%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):394.5[MH]
+
【0250】
中間体179
tert‐ブチル4‐(4‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐3‐フルオロピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0251】
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
中間体179は、中間体151の代わりに1‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパンを用いて、中間体178と同様に作製し、粗表題化合物(42%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):392.5[MH]
+
【0252】
中間体180
1‐ベンジル‐4‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐5,5‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン
【0253】
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
中間体178(480mg、1.22mmol)を、MeOH(20mL)およびTFA(2mL)中に溶解し、18時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(20mL)中に溶解し、アセトン(142mg、2.44mmol)およびNaBH(OAc)
3(1.29g、6.10mmol)を添加した。この反応混合物を、18時間攪拌し、DCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、イソシアネート樹脂と共に18時間攪拌した。この反応混合物を、ろ過し、真空濃縮して、粗表題化合物(300mg、73%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):336.5[MH]
+
【0254】
中間体181
1‐ベンジル‐4‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0255】
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
中間体181は、中間体178の代わりに中間体179を用いて、中間体180と同様に作製し、表題化合物(71%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):334.5[MH]
+
【0256】
中間体182
1‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン
【0257】
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
中間体180を、MeOH(30mL)中に溶解し、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用いて、10% Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(155mg、71%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):246.4[MH]
+
【0258】
中間体183
1‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0259】
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
中間体183は、中間体180の代わりに中間体181を用いて、中間体182と同様に作製し、粗表題化合物(73%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):244.4[MH]
+
【0260】
中間体184
N‐メトキシ‐N‐メチル‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0261】
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
中間体135(500mg、1.44mmol)、N,O‐ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(422mg、4.33mmol)、DIPEA(1.76mL、10.1mmol)、およびHBTU(547mg、1.44mmol)を、DMF(8mL)中に溶解し、20時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(380mg、68%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):390.5[MH]
+
【0262】
中間体185
6‐[5,5‐ジヒドロゲニオ‐3‐メチル‐4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0263】
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
中間体185は、中間体163の代わりに中間体171を用いて、中間体175と同様に作製し、表題化合物(21%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):397.2[MH]
+
【0264】
中間体186
tert‐ブチル4‐{3‐ベンジル‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン‐6‐イル}‐3‐フルオロピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0265】
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
中間体186は、中間体151の代わりに3‐ベンジル‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナンを用いて、中間体178と同様に作製し、表題化合物(93%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):418.4[MH]
+
【0266】
中間体187
3‐ベンジル‐6‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン
【0267】
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
中間体187は、中間体178の代わりに中間体186を用いて、中間体180と同様に作製し、表題化合物(90%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):360.4[MH]
+
【0268】
中間体188
6‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン
【0269】
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
中間体188は、中間体180の代わりに中間体187を用いて、中間体182と同様に作製し、表題化合物(44%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):270.4[MH]
+
【0270】
中間体189
tert‐ブチル4‐{3‐ベンジル‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン‐6‐イル}ピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0271】
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
中間体189は、3‐フルオロ‐4‐オキソ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステルの代わりにtert‐ブチル4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体186と同様に作製し、粗表題化合物を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):400.3[MH]
+
【0272】
中間体190
tert‐ブチル4‐{3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン‐6‐イル}ピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0273】
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
中間体189(1.29g、3.24mmol)を、MeOH(100mL)中に溶解し、H‐cube(80バール、60℃、1mL/分)を用いて、10% Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去し、残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(596mg、60%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):310.3[MH]
+
【0274】
中間体191
6‐[6‐(ピペリジン‐4‐イル)‐3,6‐ジアザビシクロ[3.2.2]ノナン‐3‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0275】
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
中間体191は、中間体163の代わりに中間体190を用いて、中間体175と同様に作製し、粗表題化合物(42%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):407.2[MH]
+
【0276】
中間体192
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{3,10‐ジアザビシクロ[4.3.1]デカン‐3‐イル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0277】
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
10‐ベンジル‐3,10‐ジアザビシクロ[4.3.1]デカン(785mg、3.41mmol)、中間体174(790mg、3.10mmol)、炭酸セシウム(1.00g、3.04mmol)、酢酸パラジウム(45.0mg、0.20mmol)、およびBINAP(192mg、0.31mmol)を、ジオキサン(25mL)中に懸濁し、脱気し、95℃にて18時間加熱した。溶媒を、真空除去し、残渣をDCMで希釈し、ろ過し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製し、EtOH(20mL)中に溶解し、水素バルーンを用いて、10% Pd(OH)
2/C上、50℃にて60時間水素化した。この反応混合物を、セライトを通してろ過し、EtOHで洗浄し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(89.0mg、49%)を得た。
【0278】
中間体193
6‐{3,10‐ジアザビシクロ[4.3.1]デカン‐3‐イル}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0279】
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
中間体193は、中間体174の代わりに中間体39を用いて、中間体192と同様に作製し、粗表題化合物(28%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):338.5[MH]
+
【0280】
中間体194
6‐クロロ‐N‐(シクロプロピルメチル)‐3‐メチルピリジン‐2‐カルボキサミド
【0281】
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロ‐3‐メチルピリジン‐2‐カルボン酸(595mg、3.47mmol)、アミノメチルシクロプロパン(356μL、4.16mmol)、EDC.HCl(1.46g、7.63mmol)、HOBN(1.54g、8.67mmol)、およびNEM(1.10mL、8.67mmol)を、DCM(30mL)中に溶解し、16時間攪拌した、この反応混合物を、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)、1M HCl水溶液(30mL)、鹹水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(215mg、28%)を黄色固体として得た。LCMS(ES
+):225.5[MH]
+
【0282】
中間体195
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐3‐メチルピリジン‐2‐カルボキサミド
【0283】
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
中間体195は、中間体38の代わりに中間体194を用いて、中間体81と同様に作製し、粗表題化合物を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):289.2[MH]
+
【0284】
中間体196
1‐(1,3‐チアゾール‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0285】
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
2‐ブロモチアゾール(1.00g、6.10mmol)およびホモピペラジン(2.44g、24.4mmol)を、DMA(1mL)中に溶解し、マイクロ波(180℃、高吸収)を用いて30分間加熱した。この反応混合物を、DCM(50mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)、鹹水(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(1.05g、94%)を黄色固体として得た。LCMS(ES
+):184.2[MH]
+
【0286】
中間体197
6‐[(1‐ベンジルピペリジン‐4‐イル)オキシ]ピリジン‐2‐カルボン酸
【0287】
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
tert‐ブチル6‐クロロピリジン‐2‐カルボキシレート(1.00g、4.68mmol)およびN‐ベンジルピペリジン‐4‐オール(1.88g、9.83mmol)を、ジオキサン(10mL)中に溶解した。NaH(393mg、ミネラルオイル中60%の分散液、9.83mmol)を添加し、この反応混合物を、マイクロ波(80℃、高吸収)を用いて1時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をMeOH(100mL)中に溶解し、ろ過し、真空濃縮した。残渣を逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(860mg、59%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):313.1[MH]
+
【0288】
中間体198
6‐[(1‐ベンジルピペリジン‐4‐イル)オキシ]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0289】
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
中間体197(430mg、1.38mmol)をDCM(20mL)中に溶解し、塩化オキサリル(419mg、3.30mmol)を添加した。この反応混合物を、2時間攪拌し、溶媒を真空除去し、残渣をDCM(20mL)中に溶解した。DIPEA(711mg、5.51mmol)および4‐アミノピリジン(259mg、2.75mmol)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(75mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(360mg、67%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):389.2[MH]
+
【0290】
中間体199
6‐(ピペリジン‐4‐イルオキシ)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0291】
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
中間体198(360mg、0.93mmol)をMeOH(30mL)中に溶解し、この反応混合物を、H‐Cube(80バール、60℃、1.0mL/分)を用いて、10% Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(231mg、84%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):299.2[MH]
+
【0292】
中間体200
6‐{[1‐(アゼパン‐4‐イル)ピペリジン‐4‐イル]オキシ}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0293】
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
中間体199(77.0mg、0.26mmol)を、DCM(6mL)中に溶解し、N‐Boc‐ヘキサヒドロ‐1H‐アゼピン‐4‐オン(110mg、0.52mmol)およびNaBH(OAc)
3(273mg、1.30mmol)を添加した。この反応混合物を、4日間攪拌し、DCM(10mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をDCM(6mL)中に溶解し、TFA(3mL)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。この反応混合物を、真空濃縮し、DCM(10mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(102mg、100%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):396.2[MH]
+
【0294】
中間体201
tert‐ブチル3‐({6‐[(ピリジン‐4‐イル)カルバモイル]ピリジン‐2‐イル}アミノ)ピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0295】
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
中間体39(250mg、1.07mmol)、3‐アミノ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(515μL、2.67mmol)、およびDIPEA(746μL、4.28mmol)を、NMP(2mL)中に溶解し、マイクロ波(185℃、高吸収)を用いて200分間加熱した。この反応混合物を、DCM(20mL)中に溶解し、飽和NH
4Cl水溶液で洗浄し(10mL×5)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムにより部分精製して、粗表題化合物を褐色オイルとして得た。LCMS(ES
+):398.2[MH]
+
【0296】
中間体202
tert‐ブチルN‐(1‐{6‐[(シクロプロピルメチル)カルバモイル]ピリジン‐2‐イル}ピペリジン‐4‐イル)カルバメート
【0297】
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
中間体202は、中間体39の代わりに中間体38を、3‐アミノ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステルの代わりに4‐N‐(tert‐ブトキシカルボニル)アミノピペリジンを用いて、中間体201と同様に作製し、表題化合物(584mg、99%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):375.7[MH]
+
【0298】
中間体203
6‐(4‐アミノピペリジン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0299】
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
中間体202(584mg、1.56mmol)を、MeOH(2mL)中に溶解し、HCl(4mL、Et
2O中2M)を添加した。この反応混合物を、16時間攪拌し、溶媒を真空除去して、粗表題化合物(484mg)を薄ピンク色ガムとして得た。
【0300】
中間体204
(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐アミン
【0301】
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
中間体66(2.00g、9.10mmol)、(R)‐ピロリジン‐3‐イル‐カルバミン酸tert‐ブチルエステル(5.08g、27.3mmol)、およびDIPEA(6.34mL、36.4mmol)を、DMA(40mL)中に溶解し、この反応混合物を、マイクロ波(180℃、高吸収)を用いて2時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(100mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製し、DCM(8mL)中に溶解し、TFA(4mL)を添加した。この反応混合物を4時間攪拌し、溶媒を真空除去し、残渣を、MP‐TsOH SPEカートリッジを用い、MeOH中の7N アンモニアで溶出することで脱塩した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(2.45g)を褐色液体として得た。LCMS(ES
+):270.2[MH]
+
【0302】
中間体205
tert‐ブチル4‐{[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]カルバモイル}ピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0303】
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
中間体204(400mg、1.49mmol)および1‐(tert‐ブトキシカルボニル)ピペリジン‐4‐カルボン酸(341mg、1.49mmol)を、DCM(5mL)中に溶解し、DIPEA(0.65mL、3.71mmol)、EDC(346mg、2.23mmol)、およびHONB(399mg、2.23mmol)を添加した。この反応混合物を、18時間攪拌し、DCM(50mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)とに分配した。水性画分をDCMで抽出し(2×20mL)、1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(241mg、34%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):481.1[MH]
+
【0304】
中間体206
N‐[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐カルボキサミド
【0305】
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
中間体205(241mg、0.50mmol)をDCM(6mL)中に溶解し、TFA(3mL)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、MP‐TsOH SPEカートリッジを用い、MeOH中の7N アンモニアで溶出することで脱塩した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(10mL)中に溶解した。アセトン(0.33mL、4.51mmol)およびNaBH(OAc)
3(1.06g、5.01mmol)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌し、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)で反応停止した。DCM(50mL)を添加し、水性画分をDCMで抽出した(2×30mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(75.0mg、35%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):423.2[MH]
+
【0306】
中間体207
(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐アミン
【0307】
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
中間体207は、中間体66の代わりに中間体72を用いて、中間体204と同様に作製し、粗表題化合物を褐色液体として得た。LCMS(ES
+):284.3[MH]
+
【0308】
中間体208
(3R)‐N‐[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0309】
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
(R)‐ピロリジン‐1,3‐ジカルボン酸1‐tert‐ブチルエステル(912mg、4.23mmol)、DIPEA(5.16mL、29.6mmol)、HBTU(1.61g、4.23mmol)、および中間体207(1.20g、4.23mmol)を、DMF(10mL)中に溶解し、20時間攪拌した。この反応混合物を、真空濃縮し、DCM(100mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)で洗浄した。水性画分をDCMで抽出し(2×100mL)、1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製し、DCM(6mL)中に溶解した。TFA(3mL)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。この反応混合物を真空濃縮し、SCXカートリッジを用い、MeOH中の7N アンモニアで溶出することで脱塩した。この反応混合物を真空濃縮して、粗表題化合物(806mg)を褐色固体として得た。LCMS(ES
+):381.2[MH]
+
【0310】
中間体209
(3S)‐N‐[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0311】
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
中間体209は、(R)‐ピロリジン‐1,3‐ジカルボン酸1‐tert‐ブチルエステルの代わりに(S)‐ピロリジン‐1,3‐ジカルボン酸1‐tert‐ブチルエステルを用いて、中間体208と同様に作製し、粗表題化合物を褐色液体として得た。LCMS(ES
+):381.2[MH]
+
【0312】
中間体210
(3R)‐1‐シクロペンチル‐N‐[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0313】
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
中間体208(269mg、0.71mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、シクロペンタノン(188μL、2.12mmol)およびNaBH(OAc)
3(749mg、3.53mmol)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌した。この反応混合物を、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)で反応停止し、DCM(30mL)で希釈した。水性画分をDCMで抽出し(2×20mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(52.0mg、16%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):449.1[MH]
+
【0314】
中間体211
(3S)‐1‐シクロペンチル‐N‐[(3R)‐1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐イル]ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0315】
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
中間体211は、中間体208の代わりに中間体209を用いて、中間体210と同様に作製し、表題化合物(68.0mg、24%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):449.1[MH]
+
【0316】
中間体212
6‐[(3R)‐3‐アミノピロリジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0317】
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
中間体212は、中間体66の代わりに中間体39を用いて、中間体204と同様に作製し、粗表題化合物を白色固体として得た。LCMS(ES
+):284.2[MH]
+
【0318】
中間体213
N‐(ピリジン‐4‐イル)‐6‐[(3R)‐3‐{[(3R)‐ピロリジン‐3‐イルメチル]アミノ}ピロリジン‐1‐イル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0319】
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
中間体212(500mg、1.76mmol)をDCM(15mL)中に溶解した。ベンジル(3R)‐3‐ホルミルピロリジン‐1‐カルボキシレート(412mg、1.76mmol)およびNaBH(OAc)
3(411mg、1.94mmol)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。この反応混合物を、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止し、有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製し、MeOH(21mL)中に溶解した。この溶液を、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用いて、10% Pd/C上にて水素化した。溶媒を真空除去して、粗表題化合物(300mg、80%)を得た。LCMS(ES
+):367.3[MH]
+
【0320】
中間体214
N‐(ピリジン‐4‐イル)‐6‐[(3R)‐3‐{[(3S)‐ピロリジン‐3‐イルメチル]アミノ}ピロリジン‐1‐イル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0321】
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
中間体214は、ベンジル(3R)‐3‐ホルミルピロリジン‐1‐カルボキシレートの代わりにベンジル(3S)‐3‐ホルミルピロリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体213と同様に作製し、粗表題化合物を黄色ガム(93%)として得た。LCMS(ES
+):367.3[MH]
+
【0322】
中間体215
6‐[(3R)‐3‐[(ピペリジン‐4‐イルメチル)アミノ]ピロリジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0323】
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
中間体212(500mg、1.76mmol)を、DCM(20mL)中に溶解し、4‐ホルミルピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(376mg、1.76mmol)およびNaBH(OAc)
3(748mg、3.52mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、DCM(100mL)で希釈し、水(50mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製し、DCM(40mL)中に溶解し、TFA(10mL)を添加した。この反応混合物を、6時間攪拌し、MP‐TsOH SPEカートリッジを用い、MeOH中の7N アンモニアで溶出することで脱塩して、粗表題化合物を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):381.2[MH]
+
【0324】
中間体216
N‐(2‐アミノエチル)‐6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐アミン
【0325】
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
中間体66(770mg、3.51mmol)、エチレンジアミン(1.17mL、17.5mmol)、およびDIPEA(2.44mL、14.0mmol)を、NMP(13mL)中に溶解し、この反応混合物を、マイクロ波(200〜220℃、高吸収)を用いて80分間加熱した。さらにエチレンジアミン(1.17mL、17.5mmol)を添加し、この反応混合物を、マイクロ波(220℃、高吸収)を用いて50分間加熱した。この反応混合物を、DCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで部分精製して、粗表題化合物(1.20g)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):244.2[MH]
+
【0326】
中間体217〜223
中間体217〜223を、6‐クロロ‐2‐置換ピリジンによるアミンのSNAr反応により、中間体216と同様にして作製した。以下の表12を参照されたい。
【0327】
【表12】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
中間体224
tert‐ブチル3‐[(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)カルバモイル]ピロリジン‐1‐カルボキシレート
【0329】
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
ピロリジン‐1,3‐ジカルボン酸1‐tert‐ブチルエステル(221mg、1.03mmol)、DIPEA(1.25mL、7.19mmol)、HBTU(390mg、1.03mmol)、および中間体216(250mg、1.03mmol)を、DMF(10mL)中に溶解し、20時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄した。水性画分をDCMで抽出し(2×20mL)、1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(335mg、74%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):441.1[MH]
+
【0330】
中間体225
1‐シクロペンチル‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0331】
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
中間体224(335mg、0.76mmol)を、DCM(4mL)中に溶解し、TFA(1mL)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(20mL)と1M NaOH水溶液(20mL)とに分配した。水性画分を、NaOHを用いてpH14まで塩基性化し、DCMで抽出した(3×50mL)。1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣の半分を、DCM(5mL)中に溶解し、シクロペンタノン(60.0μL、0.57mmol)およびNaBH(OAc)
3(161mg、0.76mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(150mg)を黄色オイルとして得た。LCMS(ES
+):409.2[MH]
+
【0332】
中間体226
(3R)‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0333】
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
中間体226は、中間体207の代わりに中間体218を用いて、中間体208と同様に作製し、粗表題化合物を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):355.2[MH]
+
【0334】
中間体227
(3R)‐1‐シクロペンチル‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピロリジン‐3‐カルボキサミド
【0335】
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
中間体227は、中間体208の代わりに中間体226を用いて、中間体210と同様に作製し、粗表題化合物(91%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):423.2[MH]
+
【0336】
中間体228
tert‐ブチル3‐[(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)アミノ]ピペリジン‐1‐カルボキシレート
【0337】
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
中間体216(300mg、1.23mmol)を、DCM(5mL)中に溶解し、tert‐ブチル3‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレート(270mg、1.36mmol)およびNaBH(OAc)
3(523mg、2.47mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(226mg、43%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):427.1[MH]
+
【0338】
中間体229〜233
中間体229〜233を、中間体216、218、および219の還元アルキル化により、中間体228と同様にして作製した。以下の表13を参照されたい。
【0339】
【表13】
[この文献は図面を表示できません]
【0340】
中間体234
tert‐ブチルN‐{2‐[(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)カルバモイル]エチル}カルバメート
【0341】
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
中間体234は、ピロリジン‐1,3‐ジカルボン酸1‐tert‐ブチルエステルの代わりに3‐tert‐ブトキシカルボニルアミノプロピオン酸を用いて、中間体224と同様に作製し、粗表題化合物(61%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):415.1[MH]
+
【0342】
中間体235
3‐(シクロペンチルアミノ)‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)プロパンアミド
【0343】
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
中間体235は、中間体224の代わりに中間体234を用いて、中間体225と同様に作製し、粗表題化合物(77%)を淡黄色オイルとして得た。LCMS(ES
+):383.2[MH]
+
【0344】
中間体236
1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン‐4‐オン
【0345】
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
N‐Boc‐ヘキサヒドロ‐1H‐アゼピン‐4‐オン(3.00g、14.1mmol)を、DCM(50mL)中に溶解し、TFA(15mL)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(500mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(500mL)とに分配した。水性画分を、DCMで抽出し(2×250mL)、1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、DCM(50mL)中に溶解し、アセトン(10mL)およびNaBH(OAc)
3(2.18g、141mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、DCM(200mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(150mL)で反応停止した。有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(2.18g)を褐色液体として得た。LCMS(ES
+):156.2[MH]
+
【0346】
中間体237
tert‐ブチル4‐(4‐{6‐[(ピリジン‐4‐イル)カルバモイル]ピリジン‐2‐イル}ピペラジン‐1‐イル)アゼパン‐1‐カルボキシレート
【0347】
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
中間体222(1.88g、6.64mmol)を、DCM(125mL)中に溶解し、tert‐ブチル4‐オキソアゼパン‐1‐カルボキシレート(2.12g、9.95mmol)およびNaBH(OAc)
3(7.03g、33.2mmol)を添加した。この反応混合物を20時間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(75mL)、鹹水(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、DCM(100mL)中に溶解し、イソシアネート樹脂(4g)と共に1.5時間振とうし、ろ過し、真空濃縮した。残渣を、逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(2.17g、68%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):481.5[MH]
+
【0348】
中間体238
テトラキス(2,2,2‐トリフルオロ酢酸);6‐[4‐(アゼパン‐4‐イル)ピペラジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0349】
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
中間体237(1.88g、6.64mmol)を、DCM(100mL)中に溶解し、TFA(15mL)を添加し、この反応混合物を20時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(3.94g、71%)を暗赤色固体として得た。LCMS(ES
+):381.5[MH]
+
【0350】
中間体239
tert‐ブチル2‐({4‐[6‐(ブチルカルバモイル)ピリジン‐2‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}メチル)モルホリン‐4‐カルボキシレート
【0351】
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
中間体82(130mg、0.47mmol)を、DCM(6mL)中に溶解し、2‐ホルミル‐モルホリン‐4‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(111mg、0.52mmol)およびNaBH(OAc)
3(498mg、2.40mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌した。さらに、2‐ホルミル‐モルホリン‐4‐カルボン酸tert‐ブチルエステル(50.6mg、0.24mmol)およびNaBH(OAc)
3(50.9mg、0.24mmol)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。この反応混合物を、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止し、有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで部分精製して、表題化合物を黄色オイルとして得た(156mg、70%)。LCMS(ES
+):476.4[MH]
+
【0352】
中間体240
tert‐ブチル4‐{4‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピペラジン‐1‐イル}アゼパン‐1‐カルボキシレート
【0353】
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
中間体240は、中間体222の代わりに中間体223を用いて、中間体237と同様に作製し、粗表題化合物(56%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):481.3[MH]
+
【0354】
中間体241
tert‐ブチル3‐[2‐(4‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐2‐オキソエチル]モルホリン‐4‐カルボキシレート
【0355】
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
4‐N‐Boc‐モルホリン‐3‐酢酸(500mg、2.04mmol)およびベンジルホモピペラジン(388mg、2.04mmol)を、DMF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。DIPEA(553mg、4.28mmol)およびHBTU(773mg、2.04mmol)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(100mL)と水(50mL)とに分配した。有機画分を、1M Na
2CO
3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(730mg、86%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):418.
4[MH]
+
【0356】
中間体242
1‐(4‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐2‐[4‐(プロパン‐2‐イル)モルホリン‐3‐イル]エタン‐1‐オン
【0357】
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
中間体241(730mg、1.75mmol)を、DCM(20mL)中に溶解し、TFA(2mL)を添加した。この反応混合物を16時間攪拌し、真空濃縮した。残渣をDCM(20mL)中に溶解し、アセトン(1mL)を添加した。この反応混合物を30分間攪拌し、NaBH(OAc)
3(1.11g、5.25mmol)を添加し、この反応混合物を6日間攪拌した。この反応混合物を、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、表題化合物(0.62g、99%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):360.5[MH]
+
【0358】
中間体243
1‐{2‐[4‐(プロパン‐2‐イル)モルホリン‐3‐イル]エチル}‐1,4‐ジアゼパン
【0359】
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
中間体242(0.62g、1.73mmol)をTHF(20mL)中に溶解し、LiAlH
4(0.71mL、2.4M THF、1.70mmol)を添加し、この反応混合物を16時間攪拌した。この反応混合物を、鹹水(10mL)で反応停止し、DCM(50mL)と水(20mL)とに分配した。水性画分を、DCMで抽出し(2×20mL)、1つにまとめた有機画分を、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用い、10%Pd/C上にて水素化して、表題化合物(0.42g、95%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):256.5[MH]
+
【0360】
中間体244
3‐(1,2,3,4‐テトラヒドロイソキノリン‐2‐イル)プロピルメタンスルホネート
【0361】
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
3‐ブロモ‐1‐プロパノール(100mg、0.72mmol)、K
2CO
3(249mg、1.80mmol)、および1,2,3,4‐テトラヒドロイソキノリン(95.8mg、0.72mmol)を、MeCN(2mL)中に溶解し、この反応混合物を、60℃にて18時間加熱した。この反応混合物を、ろ過し、真空濃縮した。残渣を、DCM(10mL)中に溶解し、塩化メタンスルホニル(82.4mg、0.72mmol)およびEt
3N(87.4mg、0.86mmol)を添加した。この反応混合物を、1時間攪拌し、DCM(20mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(72.2mg)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):270.3[MH]
+
【0362】
中間体245
3‐(3,3‐ジフルオロピロリジン‐1‐イル)プロピルメタンスルホネート
【0363】
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
中間体245は、1,2,3,4‐テトラヒドロイソキノリンの代わりに3,3‐ジフルオロピロリジン塩酸塩を用いて、中間体244と同様に作製し、表題化合物(150mg、86%)を無色ガムとして得た。LCMS(ES
+):244.2[MH]
+
【0364】
中間体246
6‐[4‐(3‐クロロ‐2‐ヒドロキシプロピル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0365】
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
中間体87(500mg、1.61mmol)およびNaHCO
3(141mg、1.69mmol)を、EtOH(20mL)中に懸濁し、エピクロロヒドリン(156mg、1.69mmol)を添加し、この反応混合物を、2日間攪拌した。さらにエピクロロヒドリン(78.0mg、0.85mmol)を添加し、この反応混合物を、3日間攪拌した。この反応混合物を、真空濃縮し、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(206mg、32%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):404[MH]
+
【0366】
中間体247
tert‐ブチル3‐[(4‐ベンジル‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)カルボニル]‐4‐メチルピペラジン‐1‐カルボキシレート
【0367】
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
(S)‐4‐Boc‐2‐ピペラジンカルボン酸(530mg、2.17mmol)を、MeOH(25mL)中に溶解し、ホルムアルデヒド(1.76mL、37重量%水溶液、21.7mmol)を添加した。この反応混合物を30分間攪拌し、NaBH(OAc)
3(0.92g、4.34mmol)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相カラムクロマトグラフィで精製した。この残渣およびベンジルホモピペラジン(0.41g、2.17mmol)を、DMF(20mL)中に溶解し、0℃に冷却した。DIPEA(0.59g、4.56mmol)およびHBTU(0.82g、2.17mmol)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(100mL)と水(50mL)とに分配した。有機画分を、1M Na
2CO
3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、逆相カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(0.64g、71%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):417.4[MH]
+
【0368】
中間体248
1‐ベンジル‐4‐{[1‐メチル‐4‐(プロパン‐2‐イル)ピペラジン‐2‐イル]カルボニル}‐1,4‐ジアゼパン
【0369】
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
中間体247(0.64g、1.54mmol)を、DCM(20mL)中に溶解し、TFA(2mL)を添加し、この反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(20mL)中に溶解し、アセトン(1mL)を添加した。この反応混合物を30分間攪拌し、NaBH(OAc)
3(0.98g、4.63mmol)を添加した。この反応混合物を1.5時間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、表題化合物(0.46g、82%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):359.5[MH]
+
【0370】
中間体249
1‐{[1‐メチル‐4‐(プロパン‐2‐イル)ピペラジン‐2‐イル]メチル}‐1,4‐ジアゼパン
【0371】
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
中間体248(0.46g、1.27mmol)をTHF(20mL)中に溶解し、LiAlH
4(0.54mL、THF中2.4M、1.27mmol)を添加した。この反応混合物を16時間攪拌し、鹹水(10mL)で反応停止し、DCM(50mL)と水(20mL)とに分配した。水性画分を、DCMで抽出し(2×20mL)、1つにまとめた有機画分を、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、H‐Cube(80バール、60℃、1mL/分)を用い、10%Pd/C上にて水素化して、表題化合物(0.29g、89%)を黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):255.5[MH]
+
【0372】
中間体250
tert‐ブチル(2S)‐2‐(ヒドロキシメチル)モルホリン‐4‐カルボキシレート
【0373】
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
(S)‐N‐Boc‐2‐モルホリンカルボン酸(2.00g、8.65mmol)を、THF(30mL)中に溶解し、ボラン(25.9mL、THF中1.0M、25.9mmol)を滴下した。この反応混合物を、還流下にて2.5時間加熱し、水(10mL)で反応停止した。この反応混合物を真空濃縮し、残渣をDCM(30mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(2×20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(1.74g、92%)を淡黄色オイルとして得た。LCMS(ES
+):240.3[MNa]
+
【0374】
中間体251
tert‐ブチル(2S)‐2‐(ヒドロキシメチル)モルホリン‐4‐カルボキシレート
【0375】
【化131】
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中間体250(500mg、2.30mmol)およびIBX(1.29g、4.60mmol)を、DCE(20mL)中に溶解し、70℃にて18時間加熱した。この反応混合物を、ろ過し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(684mg)を淡黄色オイルとして得た。
【0376】
中間体252
tert‐ブチル(2R)‐2‐[(4‐{6‐[(ピリジン‐4‐イル)カルバモイル]ピリジン‐2‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)メチル]モルホリン‐4‐カルボキシレート
【0377】
【化132】
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中間体83(150mg、0.50mmol)を、DCM(6mL)中に溶解し、中間体251(119mg、0.55mmol)およびNaBH(OAc)
3(535mg、2.52mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌した。さらに、中間体251(52.7mg、0.25mmol)およびNaBH(OAc)
3(51.9mg、0.25mmol)を添加し、この反応混合物を2時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物を黄色オイルとして得た(211mg、収率84%)。
【0378】
中間体253
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[3‐(1,3‐ジオキソ‐2,3‐ジヒドロ‐1H‐イソインドール‐2‐イル)プロピル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0379】
【化133】
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中間体81(150mg、0.55mmol)、N‐(3‐ブロモプロピル)‐フタルイミド(147mg、0.55mmol)、およびK
2CO
3(113mg、0.82mmol)を、MeCN(2mL)中に溶解し、この反応混合物を、60℃にて12時間攪拌した。この反応混合物を、ろ過し、DCMで洗浄し、イソシアネート樹脂と共に2時間攪拌し、ろ過し、真空濃縮して、表題化合物(240mg、95%)を淡黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):462.8[MH]
+
【0380】
中間体254
1‐(ピリジン‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0381】
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
2‐クロロピリジン(3.00g、26.4mmol)、DIPEA(9.20mL、52.8mmol)、およびホモピペラジン(7.90g、79.3mmol)を、DMA(10mL)中に溶解し、マイクロ波(180〜200℃、高吸収)を用いて40分間加熱した。この反応混合物を、DCM(150mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(100mL)、鹹水(100mL)で洗浄し、乾燥し(MgSO
4)、真空濃縮して、表題化合物(3.41g、72%)を褐色液体として得た。LCMS(ES
+):178.6[MH]
+
【0382】
中間体255〜257
中間体255〜257を、ホモピペラジンによる2‐クロロピリジンのSNAr反応により、中間体254と同様にして作製した。以下の表14を参照されたい。
【0383】
【表14】
[この文献は図面を表示できません]
【0384】
中間体258
1‐(ピペリジン‐4‐イル)‐4‐(ピリジン‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0385】
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
中間体254(400mg、2.26mmol)を、DCM(5mL)中に溶解し、Boc‐ピペリドン(540mg、2.71mmol)およびNaBH(OAc)
3(2.39g、11.3mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、DCM(20mL)で希釈し、水(15mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をDCM(2mL)中に溶解し、TFA(1mL)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(10mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、粗表題化合物(361mg、61%)を黄色固体として得た。LCMS(ES
+):261.7[MH]
+
【0386】
中間体259〜261
中間体259〜261を、中間体255〜257の還元アルキル化および脱保護により、中間体258と同様にして作製した。以下の表15を参照されたい。
【0387】
【表15】
[この文献は図面を表示できません]
【0388】
中間体262
tert‐ブチル4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐カルボキシレート
【0389】
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
中間体25(10.0g、44.7mmol)およびBoc‐ホモピペラジン(9.85g、49.2mmol)を、DCM(250mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(47.4g、224mmol)を少しずつ添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、水(200mL)で反応停止した。有機画分を、1M Na
2CO
3水溶液(200mL)、鹹水(100mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(11.0g、60%)を無色液体として得た。LCMS(ES
+):408.7[MH]
+
【0390】
中間体263
1‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン
【0391】
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
中間体262(11.0g、27.0mmol)を、DCM(100mL)中に溶解し、TFA(10.0mL、135mmol)を添加し、この反応混合物を16時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(200mL)と水(200mL)とに分配した。水性画分を、NaOHを用いてpH14まで塩基性化し、DCMで抽出し(3×100mL)、1つにまとめた有機画分を、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮して、表題化合物(7.42g、89%)を淡黄色液体として得た。LCMS(ES
+):308.7[MH]
+
【0392】
中間体264
2‐ブロモ‐N‐(シクロプロピルメチル)‐1,3‐チアゾール‐4‐カルボキサミド
【0393】
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
2‐ブロモチアゾール‐4‐カルボン酸(500mg、2.40mmol)、アミノメチルシクロプロパン(247μL、2.88mmol)、EDC.HCl(1.01g、5.29mmol)、HOBN(1.08g、6.01mmol)、およびNEM(765μL、6.01mmol)を、DCM(30mL)中に溶解し、この反応混合物を、16時間攪拌した。有機画分を、飽和NaHCO
3水溶液(30mL)、1M HCl水溶液(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(404mg、64%)を白色固体として得た。LCMS(ES
+):261.4[MH]
+
【0394】
中間体265
2‐クロロ‐N‐[3‐(1H‐イミダゾール‐1‐イル)プロピル]‐6‐メチルピリミジン‐4‐カルボキサミド
【0395】
【化139】
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中間体265は、2‐ブロモチアゾール‐4‐カルボン酸の代わりに2‐クロロ‐4‐メチルピリミジン‐5‐カルボン酸を、およびアミノメチルシクロプロパンの代わりに1‐(3‐アミノプロピル)イミダゾールを用いて、中間体264と同様に作製し、粗表題化合物を得た。LCMS(ES
+):280.5[MH]
+
【0396】
中間体266
6‐クロロ‐N‐(シクロプロピルメチル)‐4‐メチルピリジン‐2‐カルボキサミド
【0397】
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
6‐クロロ‐4‐メチルピリジン‐2‐カルボン酸(422mg、2.46mmol)を、DCM(10mL)中に溶解し、塩化オキサリル(422μL、4.92mmol)およびDMF(100μL)を添加した。この反応混合物を3時間攪拌し、溶媒を真空除去し、残渣を、DCMと共に共沸した。残渣をDCM(10mL)中に溶解し、DIPEA(1.63mL、9.84mmol)およびアミノメチルシクロプロパン(427μL、4.92mmol)を添加し、この反応混合物を1時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(40mL)で希釈し、飽和NaHCO
3水溶液(50mL)、1M HCl水溶液(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(494mg、69%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):225.5[MH]
+
【0398】
中間体267
2‐クロロ‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐4‐カルボキサミド
【0399】
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
中間体267は、2‐ブロモチアゾール‐4‐カルボン酸の代わりに2‐クロロイソニコチン酸を用いて、中間体264と同様に作製し、表題化合物を淡黄色固体として得た。LCMS(ES
+):211.5[MH]
+
【0400】
中間体268
N‐(シクロプロピルメチル)‐2‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐4‐カルボキサミド
【0401】
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
中間体268は、中間体38の代わりに中間体267を用いて、中間体81と同様に作製し、粗表題化合物を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):275.7[MH]
+
【0402】
中間体269
N‐(シクロプロピルメチル)‐2‐[4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]ピリジン‐4‐カルボキサミド
【0403】
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
中間体269は、中間体81の代わりに中間体268を用いて、中間体119と同様に作製し、表題化合物(37%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):358.7[MH]
+
【0404】
中間体270
6‐クロロ‐N‐(シクロプロピルメチル)‐5‐メトキシピリジン‐2‐カルボキサミド
【0405】
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
中間体270は、2‐ブロモチアゾール‐4‐カルボン酸の代わりに6‐クロロ‐5‐メトキシピリジン‐2‐カルボン酸を用いて、中間体264と同様に作製し、表題化合物(75%)を無色液体として得た。LCMS(ES
+):241.5[MH]
+
【0406】
中間体271
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐(1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐5‐メトキシピリジン‐2‐カルボキサミド
【0407】
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
中間体271は、中間体38の代わりに中間体270を用いて、中間体81と同様に作製し、粗表題化合物を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):305.7[MH]
+
【0408】
中間体272
N‐(シクロプロピルメチル)‐5‐メトキシ‐6‐[4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0409】
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
中間体272は、中間体81の代わりに中間体271を用いて、中間体119と同様に作製し、表題化合物(24%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):388.7[MH]
+
【0410】
中間体273
6‐[4‐(ピペリジン‐4‐イル)‐7,7‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0411】
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
中間体273は、tert‐ブチル3‐フルオロ‐4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートの代わりにtert‐ブチル4‐オキソピペリジン‐1‐カルボキシレートを用いて、中間体176と同様に作製し、粗表題化合物(100%)を黄色液体として得た。LCMS(ES
+):383.5[MH]
+
【0412】
中間体274
tert‐ブチルN‐(1‐{6‐[(ピリジン‐4‐イル)カルバモイル]ピリジン‐2‐イル}ピペリジン‐4‐イル)カルバメート
【0413】
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
中間体274は、3‐アミノ‐ピペリジン‐1‐カルボン酸tert‐ブチルエステルの代わりに4‐N‐(tert‐ブトキシカルボニル)アミノピペリジンを用いて、中間体201と同様に作製し、粗表題化合物を白色固体として得た。LCMS(ES
+):398.4[MH]
+
【0414】
実施例1
一般手順A
N‐(オキサン‐4‐イルメチル)‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0415】
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
中間体135(75.0mg、0.22mmol)、EDC.HCl(91.3mg、0.48mmol)、HONB(97.0mg、0.54mmol)、およびNEM(275μL、2.16mmol)を、DCM(1mL)中に溶解した。4‐アミノメチルテトラヒドピラン(125mg、1.08mmol)を添加し、この反応混合物を、18時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(20mL)で希釈し、有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(31.4mg、33%)を無色ガムとして得た。C
25H
41N
5O
2に対するHRMS(ESI
+):計算値 443.326026、測定値 443.326896. HPLC:Rf 3.70分、純度100%。
【0416】
実施例2
一般手順B
N‐(オキサン‐4‐イル)‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0417】
【化150】
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中間体135(650mg、1.88mmol)、4‐アミノメチルテトラヒドピラン(210mg、2.07mmol)、DIPEA(970mg、7.52mmol)、およびHBTU(710mg、1.88mmol)を、DMF(10mL)中に溶解し、この反応混合物を、20時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(100mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、溶媒を真空除去した。残渣を、逆相HPLCで精製し、脱塩(DCM中のK
2CO
3)して、表題化合物(300mg、38%)を無色ガムとして得た。C24H39N5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 429.310376、測定値 429.311726. HPLC:Rf 3.61分、純度100%。
【0418】
実施例3
N‐[3‐(1H‐イミダゾール‐1‐イル)プロピル]‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0419】
【化151】
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中間体135.3TFA(217mg、0.32mmol)をDCM(3mL)中に溶解し、塩化オキサリル(232μL、2.70mmol)およびDMF(100μL)を添加し、この反応混合物を5時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(3mL)中に溶解した。DIPEA(446μL、2.70mmol)および1‐(3‐アミノプロピル)イミダゾール(129μL、1.08mmol)を添加し、この反応混合物を2.5日間攪拌した。DCM(30mL)を添加し、この反応混合物を、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、逆相HPLCおよびカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(7.16mg、6%)を黄色ガムとして得た。C25H39N7Oに対するHRMS(ESI+):計算値 453.321609、測定値 453.320079. HPLC:Rf 3.92分、純度100%
【0420】
実施例4〜58
実施例4〜58を、中間体135および136を適切なアミンと反応させることにより、実施例1〜2と同様にして作製した。以下の表16を参照されたい。
【0421】
【表16-1】
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【表16-2】
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【表16-3】
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【表16-4】
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【表16-5】
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【表16-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表16-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表16-8】
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【表16-9】
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【表16-10】
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【表16-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表16-12】
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【表16-13】
[この文献は図面を表示できません]
【0422】
実施例59
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[1‐(1,3‐ジフルオロプロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0423】
【化152】
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中間体81(100mg、0.36mmol)および中間体7(64.6mg、0.36mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(386mg、1.82mmol)を添加した。この反応混合物を4日間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(2.80mg、2%)を無色ガムとして得た。C23H35F2N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 435.280967、測定値 435.280897. HPLC:Rf 3.86分、純度100%
【0424】
実施例60〜124
実施例60〜124を、中間体81〜88、90〜115、および117を適切なピペリジン‐4‐オン誘導体と反応させることにより、実施例59と同様にして作製した。以下の表17を参照されたい。
【0425】
【表17-1】
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【表17-2】
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【表17-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-5】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-6】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-7】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-8】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-9】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-10】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-11】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-12】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-13】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-14】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-15】
[この文献は図面を表示できません]
【表17-16】
[この文献は図面を表示できません]
【0426】
実施例125
N‐(シクロプロピルメチル)‐3‐メチル‐6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0427】
【化153】
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実施例125は、中間体81の代わりに中間体195を用いて、実施例63と同様に作製し、表題化合物(12%)を黄色ガムとして得た。C24H39N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 413.315461、測定値 413.315661. HPLC:Rf 4.01分、純度98.7%
【0428】
実施例126
1‐[1‐(2,3‐ジヒドロ‐1H‐インデン‐1‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐4‐(1,3‐チアゾール‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0429】
【化154】
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中間体196(150mg、0.82mmol)およびラセミ体の中間体19(176mg、0.82mmol)をDCM(15mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(867mg、4.09mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、DCM(25mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(64.1mg、21%)を白色固体として得た。C22H30N4Sに対するHRMS(ESI+):計算値 382.219118、測定値 382.220358. HPLC:Rf 3.45分、純度98.9%
【0430】
実施例127
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[1‐(1‐メトキシプロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0431】
【化155】
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中間体119(90.0mg、0.25mmol)およびメトキシアセトン(22.2mg、0.25mmol)をDCM(7mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(267mg、1.25mmol)を添加した。この反応混合物を3日間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)、鹹水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製し、脱塩して(DCM中K
2CO
3)、表題化合物(13.4mg、12%)を薄黄色ガムとして得た。C24H39N5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 429.310376、測定値 429.311516. HPLC:Rf 3.94分、純度99.1%
【0432】
実施例128〜139
実施例128〜139を、中間体119〜123を適切なアルデヒドまたはケトンと反応させることにより、実施例127と同様にして作製した。以下の表18を参照されたい。
【0433】
【表18-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表18-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表18-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0434】
実施例140
1‐メチル‐2‐(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)‐1H‐1,3‐ベンゾジアゾール
【0435】
【化156】
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中間体135(200mg、0.58mmol)、EDC.HCl(167mg、0.87mmol)、HONB(156mg、0.87mmol)、N‐メチル‐1,2‐フェニレンジアミン(177mg、1.45mmol)、およびDIPEA(144mL、0.87mmol)を、DCM(4mL)中に溶解し、密封チューブ中、45℃にて一晩攪拌した。この反応混合物をDCM(20mL)で希釈し、飽和NaHCO3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィで精製し、酢酸(2mL)中に溶解し、マイクロ波(150℃、高吸収)を用いて30分間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(25mL)中に溶解し、飽和NaHCO3水溶液(25mL)、鹹水(25mL)で洗浄し、真空濃縮した。生成物を逆相HPLCで精製して、表題化合物(44.3mg、18%)を無色ガムとして得た。C26H36N6に対するHRMS(ESI+):計算値 433.30742、測定値 433.30667. HPLC:Rf 3.66分、純度100%
【0436】
実施例141〜152
実施例141〜152を、中間体135を適切なアニリンと反応させることにより、実施例140と同様にして作製した。以下の表19を参照されたい。
【0437】
【表19-1】
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【表19-2】
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【表19-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0438】
実施例153
1‐[6‐(5‐メチル‐1,2,4‐オキサジアゾール‐3‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0439】
【化157】
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中間体137(125mg、0.35mmol)およびDIPEA(108mg、0.83mmol)を、DCM(10mL)中に溶解し、塩化アセチル(28.6mg、0.36mmol)を添加し、この反応混合物を16時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(75mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)とに分配し、有機画分を分離し、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をMeCN(2mL)およびキシレン(5mL)中に懸濁し、150℃にて3時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(10.0mg、11%)を黄色ガムとして得た。C21H32N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 384.26376、測定値 384.26221. HPLC:Rf 3.64分、純度98.5%
【0440】
実施例154
1‐{1‐[(2R)‐ブタン‐2‐イル]ピペリジン‐4‐イル}‐4‐[6‐(5‐プロピル‐1,2,4‐オキサジアゾール‐3‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0441】
【化158】
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実施例154は、中間体137の代わりに中間体138を、および塩化アセチルの代わりに塩化ブタノイルを用いて、実施例153と同様に作製し、表題化合物(8%)を黄色ガムとして得た。C24H38N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 427.31799、測定値 427.31772. HPLC:Rf 4.60分、純度100%
【0442】
実施例155〜167
実施例155〜167を、中間体137を適切な塩化アシルと反応させることにより、実施例153と同様にして作製した。以下の表20を参照されたい。
【0443】
【表20-1】
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【表20-2】
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【表20-3】
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【表20-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0444】
実施例168
1‐[6‐(2‐メチル‐2H‐1,2,3,4‐テトラゾール‐5‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0445】
【化159】
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中間体139(317mg、0.86mmol)をDMF(6mL)中に溶解し、NaH(69.0mg、ミネラルオイル中60%分散液、1.71mmol)を添加し、この反応混合物を30分間攪拌した。この反応混合物を0℃に冷却し、DMF(1mL)中のMeI(182mg、1.28mmol)溶液を添加した。この反応混合物を、一晩室温まで加温し、鹹水(25mL)を添加した。この反応混合物を、EtOAcで抽出し(3×15mL)、1つにまとめた有機画分を、鹹水(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をヘプタンで洗浄し、逆相HPLCで精製して、表題化合物(14.0mg、4%)を黄色固体として得た。C20H32N8に対するHRMS(ESI+):計算値 384.274993、測定値 384.276623. HPLC:Rf 6.20分、純度97.7%
【0446】
実施例169
1‐[6‐(3‐シクロプロピル‐1,2,4‐オキサジアゾール‐5‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0447】
【化160】
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中間体135(130mg、0.36mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、塩化オキサリル(92.0mg、0.72mmol)およびDMF(100μL)を添加した。この反応混合物を3時間攪拌し、溶媒を真空除去した。残渣およびDIPEA(111mg、0.86mmol)を、DCM(75mL)中に溶解し、0℃に冷却した。N’‐ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミド(37.0mg、0.37mmol)を添加し、この反応混合物を、0℃にて1時間、および室温にて1時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(75mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)とに分配し、有機画分を、鹹水(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をキシレン(10mL)中に懸濁し、1時間150℃に加熱した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(5.20mg、4%)を黄色ガムとして得た。C23H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 410.27941、測定値 410.28058. HPLC:Rf 4.18分、純度98.6%
【0448】
実施例170
1‐[6‐(3‐フェニル‐1,2,4‐オキサジアゾール‐5‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン
【0449】
【化161】
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実施例170は、N’‐ヒドロキシシクロプロパンカルボキシイミドアミドの代わりにN’‐ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドアミドを用いて、実施例169と同様に作製し、表題化合物(6%)を黄色ガムとして得た。C26H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 446.27941、測定値 446.28042. HPLC:Rf 4.73分、純度98.2%
【0450】
実施例171
1‐[6‐(5‐ブチル‐1,3‐オキサゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0451】
【化162】
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中間体143(222mg、0.50mmol)をMeCN(1.5mL)中に溶解し、MeCN(5mL)中のPPh
3(393mg、1.50mmol)およびヘキサクロロエタン(355mg、1.50mmol)の溶液へ添加した。この反応混合物を10分間攪拌し、Et
3N(300mg、3.00mmol)を添加し、この反応混合物を、一晩50℃にて加熱した。MeCN(1mL)中のPPh
3(131mg、0.50mmol)およびヘキサクロロエタン(119mg、0.50mmol)のさらなる溶液を添加し、この反応混合物を、一晩50℃にて加熱した。鹹水および飽和NaHCO
3水溶液を添加し、この反応混合物をEtOAcで抽出し(3×10mLおよび2×30mL)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(20.0mg、9%)をオレンジ色ガムとして得た。C25H39N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 425.315461、測定値 425.316761. HPLC:Rf 4.74分、純度98.8%
【0452】
実施例172
1‐[6‐(5‐シクロプロピル‐1,3,4‐オキサジアゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン
【0453】
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
中間体146(249mg、0.58mmol)およびPOCl
3(7mL)を、100℃にて3時間加熱した。溶媒を真空除去し、飽和Na
2CO
3水溶液(13mL)を添加し、この反応混合物をEtOAcで抽出し(×3)、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(15.0mg、6%)を薄黄色ガムとして得た。C23H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 410.27941、測定値 410.28076. HPLC:Rf 3.76分、純度98.1%
【0454】
実施例173
1‐[6‐(4‐メチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン三塩酸塩
【0455】
【化164】
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中間体148(45.0mg、0.11mmol)、ヒドラジン水和物(4mL)、およびMeOH(数滴)を、還流下にて4時間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製した。残渣を、DCM(10mL)およびHCl(5mL、Et
2O中2.0M)中に溶解し、溶媒を真空除去して、表題化合物(3.60mg、9%)を薄黄色ガムとして得た。C22H34N6に対するHRMS(ESI+):計算値 382.284495、測定値 382.285835. HPLC:Rf 3.30分、純度100%
【0456】
実施例174〜184
実施例174〜184を、還元アルキル化により、実施例63と同様にして作製した。以下の表21を参照されたい。
【0457】
【表21-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表21-3】
[この文献は図面を表示できません]
【0458】
実施例185
6‐{4‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0459】
【化165】
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中間体43(224mg、0.90mmol)をジオキサン(3mL)中に溶解し、NaOtBu(111mg、1.15mmol)、Pd
2(dba)
3(30.1mg、0.03mmol)、キサントホス(53.7mg、0.07mmol)、および中間体183(200mg、0.82mmol)を添加した。この反応混合物を、100℃にて3日間加熱した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM中に溶解し、ろ過し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(5.61mg、1%)を薄黄色固体として得た。C25H35FN6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 454.285638、測定値 454.287278. HPLC:Rf 3.07分、純度99.7%
【0460】
実施例186
6‐{5,5‐ジヒドロゲニオ‐4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0461】
【化166】
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中間体173(150mg、0.54mmol)、中間体159(123mg、0.54mmol)、BINAP(33.6mg、0.05mmol)、酢酸パラジウム(8.50mg、0.04mmol)、およびCs
2CO
3(264mg、0.81mmol)を、ジオキサン(2mL)中に溶解し、100℃にて4日間加熱した。この反応混合物を、ろ過し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(14.1mg、6%)を薄黄色ガムとして得た。C24H32[2H]2N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 424.29506、測定値 424.29411. HPLC:Rf 3.43分、純度98.5%
【0462】
実施例187〜202
実施例187〜202を、中間体173および174を用いたブッフバルト‐ハートウィッグ反応により、実施例186と同様にして作製した。以下の表22を参照されたい。
【0463】
【表22-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表22-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表22-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表22-4】
[この文献は図面を表示できません]
【表22-5】
[この文献は図面を表示できません]
【0464】
実施例203
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロ‐4‐フルオロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐5,5‐ジヒドロゲニオ‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0465】
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
中間体175(200mg、0.52mmol)をDCM(30mL)中に溶解し、2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒド(166mg、1.05mmol)およびNaBH(OAc)
3(554mg、2.61mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、DCM(30mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(69.7mg、25%)を淡黄色固体として得た。C28H30[2H]2ClFN6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 524.246666、測定値 524.245956. HPLC:Rf 3.93分、純度99.3%
【0466】
実施例204〜209
実施例204〜209を、中間体175、185、191、および273を適切なアルデヒドと反応させることにより、実施例203と同様にして作製した。以下の表23を参照されたい。
【0467】
【表23-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表23-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0468】
実施例210
6‐{4‐[3‐フルオロ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0469】
【化168】
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実施例210は、中間体175の代わりに中間体125を、および2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒドの代わりにアセトンを用いて、実施例203と同様に作製し、表題化合物(22%)を無色ガムとして得た。C24H33FN6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 440.269988、測定値 440.271298. HPLC:Rf 3.40分、純度100%
【0470】
実施例211〜214
実施例211〜214を、中間体126、176、および177を適切なケトンと反応させることにより、実施例210と同様にして作製した。以下の表24を参照されたい。
【0471】
【表24】
[この文献は図面を表示できません]
【0472】
実施例215
6‐{4‐[2‐メチル‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0473】
【化169】
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実施例215は、中間体175の代わりに中間体127を、および2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒドの代わりにアセトンを用いて、実施例203と同様に作製し、表題化合物(1%)を白色固体として得た。C26H38N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 450.31071、測定値 450.31244. HPLC:Rf 3.24分、純度100%
【0474】
実施例216
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[(3R)‐3‐ヒドロキシ‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0475】
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
実施例216は、中間体175の代わりに中間体128を、および2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒドの代わりにアセトンを用いて、実施例203と同様に作製し、表題化合物(14%)を白色固体として得た。C23H37N5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 415.294726、測定値 415.295486. HPLC:Rf 3.58分、純度100%
【0476】
実施例217
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{10‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐3,10‐ジアザビシクロ[4.3.1]デカン‐3‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0477】
【化171】
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実施例217は、中間体81の代わりに中間体192を用いて、実施例63と同様に作製し、表題化合物(11%)を無色ガムとして得た。C26H41N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 439.331111、測定値 439.333241. HPLC:Rf 4.18分、純度98.9%
【0478】
実施例218
6‐(10‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐3,10‐ジアザビシクロ[4.3.1]デカン‐3‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0479】
【化172】
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実施例218は、中間体192の代わりに中間体193を、および1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オンの代わりに中間体25を用いて、実施例217と同様に作製し、表題化合物(23%)を黄色固体として得た。C31H37ClN6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 544.271738、測定値 544.271478. HPLC:Rf 4.08分、純度99.4%
【0480】
実施例219
1‐(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)ブタン‐1‐オン
【0481】
【化173】
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中間体184(100mg、0.26mmol)をTHF(3mL)中に溶解し、臭化プロピルマグネシウム(1.28mL、Et
2O中2M、2.57mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、真空濃縮した。残渣をDCM(20mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(15mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(20.2mg、21%)を黄色ガムとして得た。C22H36N4Oに対するHRMS(ESI+):計算値 372.288912、測定値 372.290132. HPLC:Rf 4.18分、純度99.2%
【0482】
実施例220
2‐フェニル‐1‐(6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐イル)エタン‐1‐オン
【0483】
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
中間体184(342mg、0.88mmol)をTHF(8mL)中に溶解し、塩化ベンジルマグネシウム(8.78mL、Et
2O中1M、8.78mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM(20mL)中に溶解し、飽和Na
2CO
3水溶液(15mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を、カラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(2.83mg、1%)を黄色ガムとして得た。C26H36N4Oに対するHRMS(ESI+):計算値 420.288912、測定値 420.290762. HPLC:Rf 4.50分、純度99.6%
【0484】
実施例221
6‐({1‐[1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン‐4‐イル]ピペリジン‐4‐イル}オキシ)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0485】
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
中間体200(102mg、0.26mmol)をDCM(3mL)中に溶解し、アセトン(19.0μL、0.26mmol)およびNaBH(OAc)
3(273mg、1.29mmol)を添加した。この反応混合物を、2日間攪拌し、DCM(30mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)で反応停止した。水性画分をDCMで抽出し(2×15mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(0.86mg、1%)を無色ガムとして得た。C25H35N5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 437.279075、測定値 437.279315. HPLC:Rf 3.45分、純度95.6%
【0486】
実施例222
6‐({1‐[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]ピペリジン‐3‐イル}アミノ)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0487】
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
中間体201(54.0mg、0.14mmol)をDCM(4mL)中に溶解し、TFA(1mL)を添加した。この反応混合物を2時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(20mL)と1M NaOH水溶液(20mL)とに分配した。水性画分を、NaOHで塩基性化してpH14とし、DCMで抽出した(3×50mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をDCM(5mL)中に溶解し、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(40.0μL、0.27mmol)およびNaBH(OAc)
3(57.0mg、0.30mmol)を添加した。この反応混合物を4日間攪拌した。さらに、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(40.0μL、0.27mmol)およびNaBH(OAc)
3(57.0mg、0.30mmol)を添加した。この反応混合物を1日間攪拌した。この反応混合物をDCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(2.33mg、4%)を白色ガムとして得た。LCMS(ES
+):423.2[MH]
+. HPLC:Rf 3.49分、純度99.2%
【0488】
実施例223
(3R)‐1‐[6‐(4‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐N‐{[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]メチル}ピロリジン‐3‐アミン
【0489】
【化177】
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中間体206(75.0mg、0.18mmol)をTHF(5mL)中に溶解し、この反応混合物を0℃に冷却し、LiAlH
4(0.71mL、THF中2.4M、1.77mmol)を添加した。この反応混合物を、還流下にて5時間加熱し、0℃に冷却した。この反応混合物をEt
2O(20mL)で希釈し、水(0.40mL)および1M NaOH水溶液(0.20mL)で反応停止した。MgSO
4を添加し、この反応物を15分間攪拌し、ろ過し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(8.39mg、12%)をベージュ色固体として得た。C24H36N6に対するHRMS(ESI+):計算値 409.30742、測定値 409.30701. HPLC:Rf 3.61分、純度99.4%
【0490】
実施例224
(3R)‐N‐{[(3S)‐1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル]メチル}‐1‐[6‐(4‐シクロプロピル‐5‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐アミン
【0491】
【化178】
[この文献は図面を表示できません]
実施例224は、中間体206の代わりに中間体210を用いて、実施例223と同様に作製し、表題化合物(22.1mg、44%)を白色固体として得た。C26H38N6に対するHRMS(ESI+):計算値 435.32307、測定値 435.32275. HPLC:Rf 3.58分、純度98.4%
【0492】
実施例225
(3R)‐N‐{[(3R)‐1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル]メチル}‐1‐[6‐(4‐シクロプロピル‐5‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピロリジン‐3‐アミン
【0493】
【化179】
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実施例225は、中間体206の代わりに中間体211を用いて、実施例223と同様に作製し、表題化合物(30.3mg、46%)を白色固体として得た。C26H38N6に対するHRMS(ESI+):計算値 435.32307、測定値 435.32291. HPLC:Rf 3.57分、純度98.4%
【0494】
実施例226
6‐[(3R)‐3‐({[(3S)‐1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル]メチル}アミノ)ピロリジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0495】
【化180】
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中間体213(300mg、0.82mmol)をDCM(10.0mL)中に溶解し、シクロペンタノン(72.3mg、0.86mmol)およびNaBH(OAc)
3(347mg、1.64mmol)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。この反応混合物を、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物を白色固体として得た(98.9mg、28%)。C25H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 435.28669、測定値 435.28659. HPLC:Rf 3.26分、純度100%
【0496】
実施例227
6‐[(3R)‐3‐({[(3R)‐1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル]メチル}アミノ)ピロリジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0497】
【化181】
[この文献は図面を表示できません]
実施例227は、中間体213の代わりに中間体214を用いて、実施例226と同様に作製し、表題化合物(6%)を薄黄色固体として得た。C25H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 435.28669、測定値 435.28711. HPLC:Rf 3.27分、純度100%
【0498】
実施例228
6‐[(3R)‐3‐{[(1‐シクロペンチルピペリジン‐4‐イル)メチル]アミノ}ピロリジン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0499】
【化182】
[この文献は図面を表示できません]
中間体215をDCM(10mL)中に溶解し、シクロペンタノン(170mg、2.02mmol)およびNaBH(OAc)
3(779mg、3.68mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、DCM(25mL)で希釈し、水(10mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(510mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(10.9mg、1%)を白色固体として得た。C26H36N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 449.30234、測定値 449.30127. HPLC:Rf 3.25分、純度99.8%
【0500】
実施例229
[(1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル)メチル](2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)アミン
【0501】
【化183】
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中間体225(150mg、0.37mmol)をTHF(5mL)中に0℃にて溶解し、LiAlH
4(1.00mL、THF中2.4M、2.40mmol)を滴下した。この反応混合物を、67℃にて18時間加熱した。この反応混合物を−5℃に冷却し、水(98μL)、15% NaOH水溶液(98μL)、および水(300μL)で反応停止した。残渣をEtOAcで抽出し(7×10mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCおよびカラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(4.07mg、3%)を薄黄色ガムとして得た。LCMS(ES
+):395.2[MH]
+. HPLC:Rf 3.70分、純度99.6%
【0502】
実施例230
1‐シクロペンチル‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピペリジン‐3‐アミン
【0503】
【化184】
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中間体228(226mg、0.53mmol)をDCM(4mL)中に溶解し、TFA(1mL)を添加し、この反応混合物を3時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、MP‐TsOH SPEカートリッジを用い、MeOH中の7N アンモニアで溶出することで脱塩した。残渣の半分をDCM(5mL)中に溶解し、シクロペンタノン(19.8μL、0.22mmol)およびNaBH(OAc)
3(85.7mg、0.40mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、粗表題化合物(13.2mg、17%)を白色固体として得た。C23H34N6に対するHRMS(ESI+):計算値 395.29177、測定値 395.29117. HPLC:Rf 3.63分、純度98.2%
【0504】
実施例231
N‐{2‐[(1‐シクロペンチルピペリジン‐3‐イル)アミノ]エチル}‐6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル−1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐アミン
【0505】
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
実施例231は、中間体228の代わりに中間体229を用いて、実施例230と同様に作製し、表題化合物(22%)を白色固体として得た。C24H36N6に対するHRMS(ESI+):計算値 409.30742、測定値 409.30695. HPLC:Rf 3.81分、純度96.7%
【0506】
実施例232
1‐シクロペンチル−N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル−1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピペリジン‐4‐アミン
【0507】
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
実施例232は、中間体229の代わりに中間体230を用いて、実施例231と同様に作製し、表題化合物(11%)を白色固体として得た。C24H36N6に対するHRMS(ESI+):計算値 409.30742、測定値 409.30737. HPLC:Rf 3.78分、純度98.4%
【0508】
実施例233
N‐{2‐[(1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル)アミノ]エチル}‐6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐アミン
【0509】
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
実施例233は、中間体228の代わりに中間体231を用いて、実施例230と同様に作製し、表題化合物(11%)をオフホワイト色固体として得た。C22H32N6に対するHRMS(ESI+):計算値 381.27612、測定値 381.27554. HPLC:Rf 3.74分、純度98.5%
【0510】
実施例234
6‐[(2‐{[1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン‐4‐イル]アミノ}エチル)アミノ]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0511】
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
実施例234は、中間体228の代わりに中間体232を、およびシクロペンタノンの代わりにアセトンを用いて、実施例230と同様に作製し、表題化合物(18%)を無色ガムとして得た。C22H32N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 396.26376、測定値 396.26423. HPLC:Rf 3.35分、純度95.1%
【0512】
実施例235
1‐[(2R)‐ブタン‐2‐イル]‐N‐(2‐{[6‐(4‐エチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)ピペリジン‐4‐アミン
【0513】
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
中間体217(168mg、0.73mmol)をDCM(3mL)中に溶解し、(R)‐1‐sec‐ブチル‐ピペリジン‐4‐オン(169mg、1.09mmol)およびNaBH(OAc)
3(308mg、1.45mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、DCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(66.7mg、25%)を白色固体として得た。C21H34N6に対するHRMS(ESI+):計算値 371.29177、測定値 371.29163. HPLC:Rf 3.52分、純度99.5%
【0514】
実施例236
N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)‐1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐アミン
【0515】
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
実施例236は、中間体217の代わりに中間体218を、および(R)‐1‐sec‐ブチル‐ピペリジン‐4‐オンの代わりに1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オンを用いて、実施例235と同様に作製し、表題化合物(9%)を白色固体として得た。C22H34N6に対するHRMS(ESI+):計算値 383.29177、測定値 383.29147. HPLC:Rf 3.60分、純度97.2%
【0516】
実施例237
N‐(2‐{[3‐(シクロペンチルアミノ)プロピル]アミノ}エチル)‐6‐(5‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐アミン
【0517】
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
実施例237は、中間体225の代わりに中間体235を用いて、実施例229と同様に作製し、表題化合物(17%)を淡黄色ガムとして得た。C21H32N6に対するHRMS(ESI+):計算値 369.27612、測定値 369.27597. HPLC:Rf 3.62分、純度99.3%
【0518】
実施例238
6‐[メチル(2‐{メチル[1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン‐4‐イル]アミノ}エチル)アミノ]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0519】
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
中間体220(163mg、0.64mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、中間体236(299mg、1.93mmol)およびNaBH(OAc)
3(880mg、3.21mmol)を添加した。この反応混合物を3日間攪拌し、DCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)で反応停止した。水性画分を、DCMで抽出し(2×15mL)、1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(2.49mg、1%)を無色ガムとして得た。C24H36N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 424.29506、測定値 424.29622. HPLC:Rf 3.43分、純度100%
【0520】
実施例239
6‐[(3‐{[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]アミノ}プロピル)アミノ]‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0521】
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
実施例239は、中間体220の代わりに中間体221を、および中間体236の代わりに1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オンを用いて、実施例238と同様に作製し、表題化合物(1%)を黄色固体として得た。C22H32N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 396.26376、測定値 396.26402. HPLC:Rf 3.38分、純度98.3%
【0522】
実施例240
6‐(4‐{1‐[(2‐メチルフェニル)メチル]アゼパン‐4‐イル}ピペラジン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0523】
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
中間体238(250mg、0.30mmol)をMeCN(20mL)中に溶解し、K
2CO
3(220mg、1.58mmol)および臭化2‐メチルベンジル(50.0mg、0.29mmol)を添加した。この反応混合物を、50℃にて3時間加熱し、溶媒を真空除去した。残渣を、DCM(100mL)と水(50mL)とに分配し、有機画分を、鹹水(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、溶媒を真空除去した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(0.050g、38%)を薄黄色ガムとして得た。C29H36N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 484.29506、測定値 484.29613. HPLC:Rf 3.86分、純度98.9%
【0524】
実施例241
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロ‐4‐フルオロフェニル)メチル]アゼパン‐4‐イル}ピペラジン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0525】
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
中間体238(50.0mg、0.53mmol)をDCM(20mL)中に溶解し、2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒド(170mg、1.05mmol)およびNaBH(OAc)
3(0.56g、2.63mmol)を添加した。この反応混合物を、96時間攪拌し、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(75mL)、鹹水(50mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(0.060g、23%)を黄色ガムとして得た。C28H32ClFN6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 522.231016、測定値 522.233146. HPLC:Rf 3.91分、純度100%
【0526】
実施例242
6‐{4‐[1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン‐4‐イル]ピペラジン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0527】
【化196】
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中間体237(71.0mg、0.15mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、TFA(1mL)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(10mL)中に溶解し、アセトン(17.2mg、0.30mmol)およびNaBH(OAc)
3(157mg、0.74mmol)を添加した。この反応混合物を7時間攪拌し、DCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(12.4mg、20%)を薄黄色ガムとして得た。C24H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 422.27941、測定値 422.28141. HPLC:Rf 3.35分、純度97.4%
【0528】
実施例243
4‐{4‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピペラジン‐1‐イル}‐1‐(プロパン‐2‐イル)アゼパン
【0529】
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
実施例243は、中間体237の代わりに中間体240を用いて、実施例242と同様に作製し、表題化合物(49%)を白色固体として得た。C25H38N6に対するHRMS(ESI+):計算値 423.32307、測定値 423.32147. HPLC:Rf 3.67分、純度99.6%
【0530】
実施例244
6‐(4‐{[(2R)‐4‐(プロパン‐2‐イル)モルホリン‐2‐イル]メチル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0531】
【化198】
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実施例244は、中間体237の代わりに中間体252を用いて、実施例242と同様に作製し、表題化合物(15%)を白色固体として得た。C24H34N6O2に対するHRMS(ESI+):計算値 438.274324、測定値 438.275684. HPLC:Rf 3.51分、純度99.1%
【0532】
実施例245
1‐シクロペンチル‐4‐{4‐[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]ピペラジン‐1‐イル}アゼパン
【0533】
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
実施例245は、アセトンの代わりにシクロペンタノンを用いて、実施例243と同様に作製し、表題化合物(28%)を白色固体として得た。C27H40N6に対するHRMS(ESI+):計算値 449.33872、測定値 449.33856. HPLC:Rf 3.80分、純度99.4%
【0534】
実施例246
1‐シクロペンチル‐N‐(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)アゼパン‐4‐アミン
【0535】
【化200】
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実施例246は、中間体240の代わりに中間体233を用いて、実施例245と同様に作製し、表題化合物(12%)を白色固体として得た。C25H38N6に対するHRMS(ESI+):計算値 423.32307、測定値 423.32214. HPLC:Rf 3.78分、純度98.1%
【0536】
実施例247
{[(3S)‐1‐シクロペンチルピロリジン‐3‐イル]メチル}(2‐{[6‐(5‐シクロプロピル‐4‐メチル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]アミノ}エチル)アミン
【0537】
【化201】
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実施例247は、中間体206の代わりに中間体227を用いて、実施例223と同様に作製し、表題化合物(8.77mg、8%)を白色固体として得た。C24H36N6に対するHRMS(ESI+):計算値 409.30742、測定値 409.30582. HPLC:Rf 3.50分、純度98.2%
【0538】
実施例248
6‐(4‐{[(2‐クロロフェニル)メチル]アミノ}ピペリジン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0539】
【化202】
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中間体203(427mg、1.38mmol)および2‐クロロベンズアルデヒド(193mg、1.38mmol)をDCM(10mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(1.46g、6.88mmol)を添加した。この反応混合物を16時間攪拌し、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で反応停止した。この反応混合物をDCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(3×15mL)、鹹水(15mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(22.9mg、4%)を薄黄色ガムとして得た。C22H27ClN4Oに対するHRMS(ESI+):計算値 399.19462、測定値 399.19543. HPLC:Rf 5.16分、純度100%
【0540】
実施例249
6‐(4‐{[1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐イル]アミノ}ピペリジン‐1‐イル)‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0541】
【化203】
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中間体274(254mg、0.64mmol)をDCM(8mL)中に溶解し、TFA(2mL)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を、DCM(20mL)と1M NaOH水溶液(10mL)とに分配した。水性画分を、NaOHで塩基性化してpH14とし、DCMで抽出した(3×50mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM(6mL)中に溶解し、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(78.0μL、0.53mmol)およびNaBH(OAc)
3(111mg、0.50mmol)を添加した。この反応混合物を3日間攪拌した。さらに、1‐(プロパン‐2‐イル)ピペリジン‐4‐オン(78.0μL、0.53mmol)およびNaBH(OAc)
3(111mg、0.50mmol)を添加し、この反応混合物を一晩攪拌した。この反応混合物をDCM(10mL)で希釈し、水(5mL)で反応停止し、有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(5mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(22.0mg、11%)を白色固体として得た。C24H34N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 422.27941、測定値 422.28129. HPLC:Rf 3.53分、純度100%
【0542】
実施例250
N‐ブチル‐6‐(4‐{[4‐(プロパン‐2‐イル)モルホリン‐2‐イル]メチル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0543】
【化204】
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実施例250は、中間体237の代わりに中間体239を用いて、実施例242と同様に作製し、表題化合物(19%)を無色ガムとして得た。C23H39N5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 417.310376、測定値 417.312286. HPLC:Rf 3.99分、純度100%
【0544】
実施例251
6‐{4‐[(2‐クロロ‐4‐フルオロフェニル)メチル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐4‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0545】
【化205】
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中間体83(256mg、0.86mmol)をDCM(15mL)中に溶解し、2‐クロロ‐4‐フルオロベンズアルデヒド(149mg、0.94mmol)およびNaBH(OAc)
3(907mg、4.28mmol)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌した。この反応混合物をDCM(30mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(35mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(116mg、31%)を薄黄色ガムとして得た。C23H23ClFN5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 439.157516、測定値 439.157156. HPLC:Rf 4.40分、純度100%
【0546】
実施例252
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[3‐(1,2,3,4‐テトラヒドロイソキノリン‐2‐イル)プロピル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0547】
【化206】
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中間体81(100mg、0.36mmol)、K
2CO
3(75.6mg、0.55mmol)、および中間体244(98.2mg、0.36mmol)をMeCN(2mL)中に溶解し、70℃にて18時間加熱した。この反応混合物を、ろ過し、DCM(20mL)で洗浄し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(28.4mg、17%)を黄色ガムとして得た。C27H37N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 447.299811、測定値 447.298621. HPLC:Rf 4.18分、純度97.5%
【0548】
実施例253
N‐(シクロプロピルメチル)‐6‐{4‐[3‐(3,3‐ジフルオロピロリジン‐1‐イル)プロピル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0549】
【化207】
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実施例253は、中間体244の代わりに中間体245を用いて、実施例252と同様に作製し、表題化合物(15.3mg、10%)を無色ガムとして得た。C22H33F2N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 421.265317、測定値 421.265627. HPLC:Rf 3.85分、純度98.8%
【0550】
実施例254
6‐{4‐[2‐ヒドロキシ‐3‐(プロパン‐2‐イルアミノ)プロピル]‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル}‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0551】
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
中間体246(206mg、0.51mmol)をIPA(10mL)中に溶解し、イソプロピルアミン(151mg、2.55mmol)を添加し、この反応混合物を、還流下にて3時間加熱した。この反応混合物を真空濃縮し、カラムクロマトグラフィで精製して、表題化合物(192mg、88%)を白色固体として得た。C23H34N6O2に対するHRMS(ESI+):計算値 426.274324、測定値 426.276264. HPLC:Rf 2.98分、純度98.3%
【0552】
実施例255
1‐[6‐(4‐シクロプロピル‐1H‐イミダゾール‐2‐イル)ピリジン‐2‐イル]‐4‐[4‐(ピロリジン‐1‐イル)シクロヘキシル]‐1,4‐ジアゼパン
【0553】
【化209】
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中間体106(520mg、1.37mmol)および4‐(ピロリジン‐1‐イル)シクロヘキサン‐1‐オン(687mg、4.11mmol)を、DCM(10mL)中に溶解し、NaBH(OAc)
3(1.02g、4.80mmol)を添加した。この反応混合物を一晩攪拌し、1M Na
2CO
3水溶液(25mL)へ注ぎ入れ、DCMで抽出した(3×25mL)。1つにまとめた有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(31.0mg、5%)を白色固体として得た。C26H38N6に対するHRMS(ESI+):計算値 435.32307、測定値 435.32434. HPLC:Rf 3.68分、純度99.7%
【0554】
実施例256
6‐[4‐(4‐tert‐ブチルシクロヘキシル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(ピリジン‐3‐イルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0555】
【化210】
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中間体134(100mg、0.28mmol)、3‐(アミノメチル)‐ピリジン(45.1mg、0.42mmol)、HBTU(106mg、0.28mmol)、およびDIPEA(108mg、0.83mmol)を、DMF(2mL)中に溶解し、4時間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(2.87mg、2%)を無色ガムとして得た。C27H39N5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 449.315461、測定値 449.316351. HPLC:Rf 4.77分、純度99.2%
【0556】
実施例257
N‐(ピリジン‐4‐イル)‐6‐(4‐{4‐[2‐(トリフルオロメチル)ピロリジン‐1‐イル]シクロヘキシル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0557】
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
中間体83(100mg、0.34mmol)、4‐(2‐トリフルオロメチル‐ピロリジン‐1‐イル)‐シクロヘキサノン(98.9mg、0.42mmol)、およびNaBH(OAc)
3(356mg、1.68mmol)を、7日間攪拌した。この反応混合物をDCM(15mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(25mL)、鹹水(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(5.67mg、3%)を薄黄色ガムとして得た。C27H35F3N6Oに対するHRMS(ESI+):計算値 516.282444、測定値 516.281974. HPLC:Rf 4.11分、純度99.2%
【0558】
実施例258
6‐[4‐(3‐{[(2‐クロロフェニル)メチル]アミノ}プロピル)‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル]‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐2‐カルボキサミド
【0559】
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
中間体253(200mg、0.43mmol)およびヒドラジン一水和物(27.8mg、0.87mmol)をEtOH(20mL)中に溶解し、この反応混合物を6時間攪拌した。溶媒を真空除去し、2‐クロロベンズアルデヒド(122mg、0.87mmol)、DCM(10mL)、およびNaBH(OAc)
3(459mg、2.17mmol)を添加した。この反応混合物を18時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(50mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(40mL)、鹹水(30mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(13.2mg、7%)を無色ガムとして得た。C25H34ClN5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 455.245188、測定値 455.245878. HPLC:Rf 4.36分、純度99.1%
【0560】
実施例259
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐カルボニトリル
【0561】
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
中間体136(50.0mg、0.12mmol)をTHF(1mL)中に溶解し、この反応混合物を−5℃に冷却し、トリフルオロ無水酢酸(19.8μL、0.14mmol)およびEt
3N(39.0μL、0.28mmol)を添加した。この反応混合物を5時間攪拌し、真空濃縮し、DCM(20mL)で希釈し、飽和Na
2CO
3水溶液(10mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(12.4mg、26%)を黄色固体として得た。C23H28ClN5に対するHRMS(ESI+):計算値 409.203324、測定値 409.203394. HPLC:Rf 4.32分、純度98.1%
【0562】
実施例260
[6‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)ピリジン‐2‐イル]メタノール
【0563】
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
中間体133(190mg、0.43mmol)をMeOH(5mL)中に溶解し、この反応混合物を0℃に冷却した。NaBH
4(64.9mg、1.72mmol)を添加し、この反応混合物を、60℃にて2日間攪拌した。さらにNaBH
4(64.9mg、1.72mmol)を添加し、この反応混合物を、60℃にて3日間攪拌した。溶媒を真空除去し、残渣をDCM(25mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)とに分配した。有機画分を乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣を逆相HPLCで精製して、表題化合物(31.4mg、18%)をオフホワイト色固体として得た。C23H31ClN4Oに対するHRMS(ESI+):計算値 414.218639、測定値 414.218919. HPLC:Rf 3.37分、純度100%
【0564】
実施例261
1‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐4‐(ピリジン‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0565】
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
中間体258(361mg、1.39mmol)をDCM(15mL)中に溶解し、2‐クロロベンズアルデヒド(343μL、3.05mmol)およびNaBH(OAc)
3(1.18g、5.55mmol)を添加し、この反応混合物を18時間攪拌した。この反応混合物を、DCM(30mL)で希釈し、水(15mL)で反応停止した。有機画分を、飽和Na
2CO
3水溶液(15mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(49.4mg、9%)を無色ガムとして得た。C22H29ClN4に対するHRMS(ESI+):計算値 384.208075、測定値 384.208755. HPLC:Rf 3.34分、純度99.2%
【0566】
実施例262〜264
実施例262〜264を、中間体258の代わりに中間体259〜261を用いて、実施例261と同様にして作製した。以下の表25を参照されたい。
【0567】
【表25】
[この文献は図面を表示できません]
【0568】
実施例265
2‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)‐1,3‐チアゾール‐4‐カルボキサミド
【0569】
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
中間体264(100mg、0.38mmol)および中間体263(589mg、1.91mmol)をDMA(2mL)中に溶解し、この反応混合物を、マイクロ波(180℃、高吸収)を用いて20分間加熱した。この反応混合物を、DCM(40mL)と飽和Na
2CO
3水溶液(20mL)とに分配した。有機画分を鹹水(20mL)で洗浄し、乾燥(MgSO
4)し、真空濃縮した。残渣をDCM中に溶解し、イソシアネート樹脂と共に3時間攪拌し、ろ過した。溶媒を真空除去し、残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(20.4mg、11%)をオフホワイト色固体として得た。C25H34ClN5OSに対するHRMS(ESI+):計算値 487.217259、測定値 487.217919. HPLC:Rf 4.14分、純度99.5%
【0570】
実施例266
2‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐[3‐(1H‐イミダゾール‐1‐イル)プロピル]‐6‐メチルピリミジン‐4‐カルボキサミド
【0571】
【化217】
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実施例266は、中間体264の代わりに中間体265を用いて、実施例265と同様に作製し、表題化合物(2%)を黄色ガムとして得た。C29H39ClN8Oに対するHRMS(ESI+):計算値 550.293536、測定値 550.293396. HPLC:Rf 3.70分、純度100%
【0572】
実施例267
1‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐4‐(1,3‐チアゾール‐2‐イル)‐1,4‐ジアゼパン
【0573】
【化218】
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2‐ブロモチアゾール(234mg、1.43mmol)をジオキサン(2mL)中に溶解し、ナトリウムtert‐ブトキシド(175mg、1.82mmol)、Pd
2(dba)
3(47.6mg、0.05mmol)、キサントホス(84.9mg、0.10mmol)、および中間体263(400mg、1.30mmol)を添加した。この反応混合物を、106℃にて3日間加熱し、溶媒を真空除去した。残渣をDCM中に溶解し、ろ過し、真空濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィおよび逆相HPLCで精製して、表題化合物(39.7mg、8%)を黄色ガムとして得た。C20H27ClN4Sに対するHRMS(ESI+):計算値 390.164495、測定値 390.164375. HPLC:Rf 3.38分、純度99.3%
【0574】
実施例268
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)‐4‐メチルピリジン‐2‐カルボキサミド
【0575】
【化219】
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実施例268は、2‐ブロモチアゾールの代わりに中間体266を用いて、実施例267と同様に作製し、表題化合物(4%)を黄色ガムとして得た。C28H38ClN5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 495.276489、測定値 495.277109. HPLC:Rf 4.51分、純度100%
【0576】
実施例269
2‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)ピリジン‐4‐カルボキサミド
【0577】
【化220】
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実施例269は、中間体119の代わりに中間体269を用いて、実施例132と同様に作製し、表題化合物(12%)をオフホワイト色固体として得た。C27H36ClN5Oに対するHRMS(ESI+):計算値 481.260839、測定値 481.262979. HPLC:Rf 3.84分、純度98.8%
【0578】
実施例270
6‐(4‐{1‐[(2‐クロロフェニル)メチル]ピペリジン‐4‐イル}‐1,4‐ジアゼパン‐1‐イル)‐N‐(シクロプロピルメチル)‐5‐メトキシピリジン‐2‐カルボキサミド
【0579】
【化221】
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実施例270は、中間体119の代わりに中間体272を用いて、実施例132と同様に作製し、表題化合物(6%)を無色ガムとして得た。C28H38ClN5O2に対するHRMS(ESI+):計算値 511.271403、測定値 511.273083. HPLC:Rf 4.37分、純度100%
【0580】
生物学的試験
CXCR4機能性カルシウムアッセイ
試験化合物の機能活性の試験を、カルシウム流蛍光イメージングプレートリーダーFLIPRアッセイ(calcium flux Fluorescent Imaging Plate Reader FLIPR assay)を用いて用量依存の形式で化合物がCXCR4活性をアンタゴナイズする能力を測定することにより、通常通りに行った。
【0581】
ヒトCXCR4をトランスフェクトしたHEK293細胞を、4.5g/L グルコース、L‐グルタミン、ピルベート、50μg/mL ジェネテシン、および250μg/mL ハイグロマイシンBを含有するダルベッコ変法イーグル培地で培養し、5%CO
2の加湿制御雰囲気下にて37℃で維持した。2〜3日とごに継代培養を行った。
【0582】
コンフルーエントにて、Ca
2+およびMg
2+不含PBS/0.02%(重量/体積)EDTAを用いて細胞を脱着し、1000rpmにて3分間遠心分離し、2.5×10
5細胞/mLにて再懸濁した。細胞を、384ウェルのポリ‐d‐リジンコーティングした黒色/透明底プレート(ベクトンディキンソン(Becton Dickinson))へ、7500細胞/ウェルにて播種した。このプレートを、5%CO
2下、37℃にて一晩インキュベートした。実験日に、細胞をインキュベーションバッファー(2.5mM プロベネシド、0.1重量/体積% BSA、および10mM HEPES含有HBSS、pH7.4、37℃)で洗浄した。洗浄後、細胞を、0.48μg/mL プルロニック酸(pluronic acid)含有Fluo‐4AM色素(モレキュラープローブ(Molecular probes))により、2μMにて、5%CO
2下37℃で60分間ロードした。インキュベーションバッファーにより十分に洗浄した後、使用前に、細胞を37℃にて10分間予備インキュベートした。
【0583】
アゴニスト/アンタゴニスト併用プロトコルを用いて、細胞内カルシウム濃度の変化を測定した。化合物(アンタゴニスト)は、蛍光イメージングプレートリーダー(FLIPR)(モレキュラーデバイス((Molecular Devices),サニーベール,カリフォルニア州,米国)を用いて細胞プレートへ添加した。基底蛍光を、化合物の添加(10μL)前に1秒ごとに10秒間記録し、蛍光を、1秒ごとに1分間記録し、続いて、6秒ごとにさらに1分間記録した。次に、FLIPRを用いてSDF1α(EC
50濃度)を添加し、蛍光を上述のようにして記録した。曲線のフィッティングおよびパラメータの算出は、GraphPad Prism 4.0(グラフパッドソフトウェア社,サンディエゴ,カリフォルニア州)を用いて行った。
【0584】
本発明の例示化合物はすべて、CXCR4の非常に強力な阻害薬であることが見出された(以下の表26参照)。
【0585】
【表26-1】
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【表26-2】
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【0586】
HIV生体外(in vitro)アッセイにおける効果
実施例30は、2つの生体外(in vitro)アッセイにおいて強力な活性を示し、このことから、HIVの治療における試験化合物の潜在的な実用性が示される。
【0587】
実施例30を、HIV‐1 IIIB(CXCR4向性)ウィルスの細胞への接着を阻止する化合物を検出するものである、HIV接着アッセイにて試験した。
【0588】
CXCR4向性HIV‐1接着アッセイは、CD4およびCCR5を高レベルで発現し、HIV‐1 Tatトランス活性化によってβ‐ガラクトシダーゼ遺伝子の発現を引き起こすHIV‐1 LTRプロモーターの1つのコピーを含有するように遺伝子操作された、天然にてCXCR4を発現するMAGI‐CCR5細胞を用いる。細胞を、実施例30およびCXCR4向性ウィルスHIV‐1
IIIBと共に3時間インキュベートし、その後、洗浄して薬物および未結合ウィルスを除去する。新しい培地を添加し、プレートを48時間インキュベートし、その後、β‐ガラクトシダーゼレポーター発現の阻害として抗ウィルス効果を測定し、MTS染色によって細胞傷害性のモニタリングを行う。
【0589】
図1は、CXCR4向性HIV‐1接着アッセイにおける実施例30の効果を示す。より具体的には、
図1は、実施例30が、40nMのIC50にて、CXCR4向性HIV‐1の接着を阻害することを示している。
【0590】
実施例30はまた、HIV‐1 IIIB(CXCR4向性)の複製をウィルス生活環(viral life cycle)における標的を介して阻止する化合物を検出するものである、HIV抗ウィルスアッセイによっても試験した。この抗ウィルスアッセイは、CD4およびCCR5を高レベルで発現し、HIV‐1 Tatトランス活性化によってβ‐ガラクトシダーゼ遺伝子の発現を引き起こすHIV‐1 LTRプロモーターの1つのコピーを含有するように遺伝子操作された、天然にてCXCR4を発現するMAGI‐CCR5細胞を用いる。細胞を、実施例30およびCXCR4向性ウィルスHIV‐1 IIIBと共に48時間インキュベートし、その後、β‐ガラクトシダーゼレポーター発現の阻害として抗ウィルス効果を測定し、MTS染色によって細胞傷害性のモニタリングを行う。
【0591】
図2は、HIV抗ウィルスアッセイにおける実施例30の効果を示す。より具体的には、
図2は、実施例30が、30nMのIC50にて、HIV‐1抗ウィルス活性を阻害したことを示している。
【0592】
生体内(in vivo)効果
コロニー形成細胞コロニー(CFC)の数の評価によって測定される、C57BL/6マウス内における白血球、ならびに造血前駆細胞の骨髄から末梢血液への生体内(in vivo)動員を誘発する、実施例30単独による能力、およびG‐CSFとの組み合わせによる能力を調べる実験を行った。各試験グループからの末梢血液サンプルは、注射の1時間後に採取した。白血球数(WBC)を、各マウス個体から採取した末梢血液から測定した。多分化能(CFU‐GEMM)系列のクローン原性前駆細胞の評価を行った。末梢血液細胞を、MethoCult(登録商標)3434へ添加し、3つの反復実験培養として播種した(0.5〜3×10
5細胞/皿)。培養物を、加湿インキュベーター中、37℃、5%CO
2にて、8日間インキュベートした。適切に播種された培養皿から、CFU‐GEMMコロニー数を、倒立型顕微鏡を用いた顕微鏡観察によって計数した。
【0593】
図3は、ビヒクルコントロールグループと比較した場合、実施例30による処理の1時間後において循環白血球(WBC)が大きく増加していることを示している。G‐CSFによる処理も、ビヒクルグループと比較して、循環WBCが増加する結果となった。G‐CSFと組み合わせた実施例30の場合の1時間後のWBCは、G‐CSF単独で処理されたマウスと比較して大きく増加していた。
【0594】
図4は、実施例30および/またはG‐CSFによる処理後の造血前駆細胞の評価を示す。特に、
図4は、G‐CSF単独による処理と比較して、G‐CSFと組み合わせた実施例30による処理の1時間後、多分化能混合造血前駆細胞(multipotential mixed hematopoietic progenitors)(CFU‐GEMM/ml)の著しい増加を示している。
図3および4に示される結果は、幹細胞アフェレーシス全般において、特には幹細胞アフェレーシスの治療用途において、実施例30および本発明の化合物が有用であることを支持するものである。