(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
多数の数字キーボタンには、1から一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数までの数字がそれぞれ割り当てられる、請求項1に記載の携帯端末における文字入力方法。
前記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能は、バックスペース(back‐space)機能、削除(delete)機能、カーソル移動機能、スペース(space)機能のうち少なくとも一つをさらに含む、請求項1に記載の携帯端末における文字入力方法。
多数の数字キーボタンには、1から一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数までの数字がそれぞれ割り当てられる、請求項8に記載の携帯端末における文字入力装置。
前記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能は、バックスペース(back‐space)機能、削除(delete)機能、カーソル移動機能、スペース(space)機能のうち少なくとも一つをさらに含む、請求項8に記載の携帯端末における文字入力装置。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下では、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。なお、本発明を説明するにあたり、関連する公知の機能又は構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不要にする可能性があると判断される場合はその詳細な説明を省略する。
【0015】
以下では、本発明による携帯端末における文字入力装置及び文字入力方法について説明する。
【0016】
本明細書では、携帯端末について、タッチスクリーンを備える携帯端末を例に挙げて説明するが、これに限定されず、多数のキーボタン(即ち、機械式キーボタン又は仮想のキーボタン)を備えて文字入力が可能な全ての装置にも適用可能である。例えば、本発明の一実施形態による携帯端末の例としては、IMT‐2000(International Mobile Telecommunication 2000)端末、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)端末、GSM/GPRS(Global System For Mobile Communication/General Packet Radio Service)端末、UMTS(Universal Mobile Telecommunication Service)端末、スマートフォン(Smart Phone)、携帯マルチメディアプレーヤー(Portable Multimedia Player‐PMP)、個人情報端末(Personal Digital Assistant‐PDA)、MP3プレーヤー等が挙げられる。
【0017】
本明細書において、文字キーボタンとは、多数の文字が割り当てられたキーボタンのことであり、数字キーボタンとは、一つの数字が割り当てられたキーボタンのことである。ここで、上記数字キーボタンは、一般の数字入力のためのキーボタンではなく、上記文字キーボタンに割り当てられた文字のうち一つの文字を選択するためのキーボタンであり、数字自体で表示するか又は該当する数字を示す記号又は絵文字(例えば、さいころ)等で表示することができる。上記文字キーボタンには、一般の文字のみならず、数字、絵文字、数学記号、その他の多様な記号等が割り当てられることができる。
【0018】
図1は、本発明の一実施形態による携帯端末における文字入力装置の構成を示すブロック図である。
【0019】
図示のように、端末は、制御部100と、キー入力部102と、表示部106と、タッチパネル部108と、保存部110と、を含む。ここで、上記表示部106は、タッチパネル部108と結合してタッチスクリーン104を構成することができる。
【0020】
図1を参照すると、上記制御部100は、携帯端末の全般的な動作を制御し、本発明により文字を入力するための機能を制御及び処理する。
【0021】
特に、本発明の一実施形態により、上記制御部100は、文字入力モードで多数の文字が割り当てられた多数の文字キーボタンと一つの数字が割り当てられた多数の数字キーボタンを表示するタッチスクリーン104から発生するタッチ信号により文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチが感知されると、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択し、上記選択された文字を入力するための機能を制御及び処理する。
【0022】
或いは、本発明の一実施形態により、上記制御部100は、キー入力部102で文字入力モードで文字キーボタンと数字キーボタンへの同時入力が感知されると、上記入力された文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記入力された数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択し、上記選択された文字を画面に表示するための機能を制御及び処理する。この場合、上記キー入力部102は、多数の文字が割り当てられた多数の文字キーボタンと、一つの数字が割り当てられた多数の数字キーボタンと、を含んで構成される。
【0023】
上記キー入力部102は、多数の数字キーボタンと文字キーボタン及び機能キーボタンを備え、ユーザーが押すキーボタンに対応するデータを上記制御部100に提供する。なお、本発明の一実施形態によりタッチパネル部108のみで全ての操作が可能な携帯端末の場合は、上記キー入力部102を省略しても良い。
【0024】
上記表示部106は、液晶表示装置(LCD、Liquid Crystal Display)で形成されれば良く、携帯端末の動作中に発生する状態情報と制限された数字及び文字をディスプレーする。本発明の一実施形態により、上記表示部106は、文字入力モードで多数の文字が割り当てられた多数の文字キーボタンと一つの数字が割り当てられた多数の数字キーボタンを表示する。
【0025】
上記タッチパネル部108は、少なくとも一つのタッチセンサーで形成されれば良く、ユーザーのタッチ入力を受ける。上記タッチセンサーは、ユーザーのタッチを感知してタッチ信号を発生し、上記発生したタッチ信号を制御部100に伝達する。上記タッチセンサーは、静電容量方式(capacitive overlay)、圧力式抵抗膜方式(resistive overlay)、赤外線感知方式(infrared beam)等のタッチ感知センサーで構成されても良く、圧力センサー(pressure sensor)で構成されても良い。本発明の一実施形態によりキー入力部102のみで全ての操作が可能な携帯端末の場合は、上記タッチパネル部108を省略しても良い。
【0026】
上記保存部110は、携帯端末の全般的な動作のためのプログラム及び各種のデータを保存する。本発明の一実施形態により、上記保存部110は、多数の文字キーボタンに割り当てられた多数の文字とそれらの一連の順番、多数の数字キーボタンに割り当てられた数字を保存し、ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を保存する。
【0027】
図2は、本発明の一実施形態による携帯端末における文字入力方法を示すフローチャートである。
【0028】
図2を参照すると、端末は、段階201でユーザーのキーボタン操作により文字入力モードへ進入する。
【0029】
その後、上記端末は、段階203へ進み、上記文字入力モードで画面に多数の文字が割り当てられた多数の文字キーボタンと一つの数字が割り当てられた多数の数字キーボタンを表示する。一つの文字キーボタンに割り当てられた多数の文字は一連の順番を有し、上記多数の数字キーボタンには1から「一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数」までの数字がそれぞれ割り当てられる。例えば、
図3のように、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、文字A、B、C、D、Eがアルファベット順に一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。同じ方法で、他の文字の場合も、5個の文字がアルファベット順に一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。
【0030】
その後、上記端末は、段階205でそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチが感知されるか否かを検査する。ここで、上記端末は、文字キーボタンへのタッチダウンが感知された状態で数字キーボタンへのタッチダウンを感知したか、又は数字キーボタンへのタッチダウンが感知された状態で文字キーボタンへのタッチダウンを感知した後、上記タッチダウンが感知された文字キーボタンと数字キーボタンへのタッチアップを感知することにより、上記同時タッチを感知することができる。
【0031】
上記段階205でそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチが感知されると、上記端末は、段階207で上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択された文字と判断し、段階209に進む。即ち、ユーザーがそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンをタッチして入力しようとする文字を選択すると、上記端末は、選択された文字が何かを判断する。例えば、
図3のように、文字A、B、C、D、Eが割り当てられている文字キーボタンと数字2が割り当てられている数字キーボタンへの同時タッチが感知されると、上記端末は、文字A、B、C、D、Eのうち2番目の文字Bを選択することができる。他の実施例として、既定の時間内にそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの順次的なタッチが感知されると、上記端末は、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択することができる。
【0032】
その後、上記端末は、上記段階209で上記選択された文字を画面に入力した後、上記段階205へ戻り、それ以降の段階を繰り返し行う。
【0033】
これに対し、上記段階205でそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチが感知されないと、上記端末は、段階211で一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチが感知されるか否かを検査する。ここで、上記端末は、既定の時間内に文字キーボタン又は数字キーボタンへの連続的な二回のタッチを感知することにより、上記ダブルタッチを感知することができる。
【0034】
上記段階211で一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、上記端末は、213段階で上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行った後、上記段階205へ戻り、それ以降の段階を繰り返し行う。ここで、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能は、カーソル位置の前の文字を消すためのバックスペース(back‐space)機能、カーソル位置の後の文字を消すための削除(delete)機能、カーソルを上に移動させるための機能、カーソルを下に移動させるための機能、カーソルを左に移動させるための機能、カーソルを右に移動させるための機能、空白を入力するためのスペース(space)機能、言語(例えば、英語、ハングル、日本語、中国語等)モードを変更するための機能、その他のモード(例えば、数字、絵文字、数学記号、その他の多様な記号等)に変更するための機能のうち少なくとも一つを含むことができる。例えば、
図3のように、文字A、B、C、D、Eが割り当てられている文字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、上記端末はバックスペース機能を行い、数字2が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、上記端末はカーソルを下に移動させるための機能を行うことができる。
【0035】
これに対し、上記段階211で一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチが感知されないと、上記端末は、上記段階205へ戻り、それ以降の段階を繰り返し行う。
【0036】
一方、
図2には発明の一実施形態によりタッチスクリーン上に表示される仮想のキーボタンを用いて文字を入力する方法が示されているが、発明の一実施形態により携帯端末に備えられる機械式キーボタンを用いて文字を入力しても良い。この場合、端末のキーパッドは、多数の文字が割り当てられた多数の文字キーボタンと、一つの数字が割り当てられた多数の数字キーボタンと、を含んで構成される。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた多数の文字は、一連の順番を有する。上記多数の数字キーボタンには、1から「一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数」までの数字がそれぞれ割り当てられる。
【0037】
上記端末は、文字入力モードでそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時入力が感知されると、上記入力された文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記入力された数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択し、上記選択された文字を画面に表示する。ここで、上記端末は、文字キーボタンへの入力が感知された状態で数字キーボタンへの入力を感知するか、又は数字キーボタンへの入力が感知された状態で文字キーボタンへの入力を感知することにより、上記同時入力を感知することができる。他の実施例として、既定の時間内にそれぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの順次的な入力が感知されると、上記端末は、上記入力された文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記入力された数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択することができる。
【0038】
また、上記端末は、文字入力モードで一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブル入力が感知されると、上記ダブル入力された文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行う。ここで、上記端末は、既定の時間内に文字キーボタン又は数字キーボタンへの連続的な二回の入力を感知することにより、上記ダブル入力を感知することができる。
【0039】
図3は、本発明の一実施形態による携帯端末における英文字入力方法を示す例示図である。
【0040】
図3を参照すると、まず、
図3(a)は、本発明の一実施形態による3×4英文字キーパッドを示している。上記3×4英文字キーパッドは、多数の文字キーボタン(
図3aのキーボタン「A」、「F」、「K」、「P」、「U」、「Z」)及び多数の数字キーボタン
と、大文字/小文字の変更のためのキーボタン(
図3(a)のキーボタン「Aa」)を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、文字A、B、C、D、Eがアルファベット順に一つの文字キーボタン(
図3(a)のキーボタン「A」)に割り当てられることができる。同じ方法で、他の文字の場合も、5個の文字がアルファベット順に一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。ここで、各文字キーボタンに割り当てられた多数の文字は、
図3(b)のように一連の順番を有する。
【0041】
図3(c)は、各文字キーボタンに割り当てられた文字のうち一つの文字を選択して入力するための文字キーボタンと数字キーボタンの組み合わせを示している。例えば、文字入力モードで、文字A、B、C、D、Eが割り当てられている文字キーボタンと数字2が割り当てられている数字キーボタンへの同時タッチが感知されると、端末は、文字A、B、C、D、Eのうち2番目の文字Bを選択して入力することができる。或いは、文字A、B、C、D、Eが割り当てられている文字キーボタンへのタッチが感知された状態で、数字1、2、3、4、5がそれぞれ割り当てられている数字キーボタンへのタッチが順次感知されると、端末は、文字A、B、C、D、Eを順次選択して入力することができる。このような英文字キーパッド及び文字入力方式を適用すると、端末は、計11個の文字キーボタンと数字キーボタンで30個の文字を入力することができる。
【0042】
上記多数の文字キーボタン及び数字キーボタンにはそれぞれ一つの機能が割り当てられ、これは、該当するキーボタンのダブルタッチにより行われることができる。ここで、文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能は、カーソル位置の前の文字を消すためのバックスペース(back‐space)機能、カーソル位置の後の文字を消すための削除(delete)機能、カーソルを上に移動させるための機能、カーソルを下に移動させるための機能、カーソルを左に移動させるための機能、カーソルを右に移動させるための機能、空白を入力するためのスペース(space)機能、言語(例えば、英語、ハングル、日本語、中国語等)モードを変更するための機能、その他のモード(例えば、数字、絵文字、数学記号、その他の多様な記号等)に変更するための機能のうち少なくとも一つを含むことができる。例えば、文字A、B、C、D、Eが割り当てられている文字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、端末はバックスペース機能を行い、数字2が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、端末はカーソルを下に移動させるための機能を行うことができる。また、数字4が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、端末は、言語モードを変更するための機能を行うことができる。もし、キーパッドの現在の言語モードが英語の場合、数字4が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチにより言語モードをハングルに変更することができ、この状態で既定の時間内に数字4が割り当てられている数字キーボタンへの更なる連続的なタッチが感知されると、言語モードを日本語、中国語等に再度変更することができる。また、数字5が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、端末はその他のモードを変更するための機能を行うことができる。もし、キーパッドの現在のモードが数字の場合、数字5が割り当てられている数字キーボタンへのダブルタッチによりモードを絵文字に変更することができ、この状態で既定の時間内に数字5が割り当てられている数字キーボタンへの更なる連続的なタッチが感知されると、モードを数学記号、その他の多様な記号等に再度変更することができる。
【0043】
上記3×4英文字キーパッドは、大文字/小文字の変更のためのキーボタンにより、
図4(a)のように、大文字から小文字へとモードが変更されることができる。ここで、
図4(b)は各文字キーボタンに割り当てられた多数の小文字を一連の順番で示しており、
図4(c)は各文字キーボタンに割り当てられた小文字のうち一つの小文字を選択して入力するための文字キーボタンと数字キーボタンの組み合わせを示している。小文字の場合も同様に、例えば、文字a、b、c、d、eが割り当てられている文字キーボタンと数字2が割り当てられている数字キーボタンへの同時タッチが感知されると、端末は文字a、b、c、d、eのうち2番目の文字bを選択して入力することができ、文字a、b、c、d、eが割り当てられている文字キーボタンへのダブルタッチが感知されると、端末はバックスペース機能を行うことができる。
【0044】
図5は、本発明の一実施形態による携帯端末におけるハングル入力方法を示す例示図である。
【0045】
図5を参照すると、
図5(a)は、本発明の一実施形態による3×4ハングルキーパッドを示している。上記3×4ハングルキーパッドは、多数の文字キーボタン
及び多数の数字キーボタン
と、画数追加のためのキーボタン
を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、
が一連の順番で一つの文字キーボタン
に割り当てられることができる。同じ方法で、他の文字の場合も、5個の文字が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。
【0046】
上記ハングルキーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0047】
図6は、本発明の一実施形態による携帯端末における日本文字入力方法を示す例示図である。
【0048】
図6を参照すると、
図6(a)は、本発明の一実施形態による5×4日本文字キーパッドを示している。上記5×4日本文字キーパッドは、多数の文字キーボタン(
図6aのキーボタン「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「ら」、「や」、「ん」)及び多数の数字キーボタン
と、平仮名/片仮名の変更のためのキーボタン(
図6(a)のキーボタン「あア」)と、拗音(小文字)への変更のためのキーボタン(
図6(a)のキーボタン「あ−>ぁ」)と、濁音への変更のためのキーボタン(
図6(a)のキーボタン「゛」)と、促音への変更のためのキーボタン(
図6(a)のキーボタン「°」)と、漢字への変更のためのキーボタン(
図6(a)のキーボタン「漢」)を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、文字あ、い、う、え、おが平仮名順に一つの文字キーボタン(
図6(a)のキーボタン「あ」)に割り当てられることができる。同じ方法で、他の文字の場合も、5個の文字が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。上記5×4日本文字キーパッドは、平仮名/片仮名の変更のためのキーボタンにより、
図7(a)のように、平仮名から片仮名へとモードが変更されることができる。
【0049】
上記日本文字キーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0050】
図8は、本発明の一実施形態による携帯端末における中国文字入力方法を示す例示図である。
【0051】
図8を参照すると、文字入力モードでユーザーが入力しようとする中国文字を英語読みで入力すると、端末は、該当する英語読みでの入力にマッチングする中国文字を検索し画面に表示し、そのうち一つの中国文字の選択を受けて中国文字に変換することができる。例えば、端末は、yiが入力されると、これにマッチングする多数の中国文字を検索して画面に表示することができる。この際、上記検索された多数の中国文字は、本発明の一実施形態により、
図8(a)のように3×4中国文字キーパッドにより表示されることができる。
【0052】
上記3×4中国文字キーパッドは、多数の文字キーボタン及び多数の数字キーボタン
と、その他の多数の文字キーボタンの表示のためのキーボタン(
図8(a)のキーボタン「Next」)を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、上記検索された多数の中国文字のうち5個の文字が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。同じ方法で、検索された他の多数の中国文字の場合も、5個の文字が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。この際、効率的な選択のために、漢字の配列は、総画数順又は部首別となっている。上記検索された中国文字の個数が多い場合は、上記3×4中国文字キーパッド内に検索された中国文字を全て表示することができないため、キーボタン「Next」により
図8(b)のように新たな3×4中国文字キーパッドを表示することにより、
図8(a)の3×4中国文字キーパッドにより表示することができなかった他の中国文字を表示することができる。他の実施例として、一度により多くの中国文字を表示するために、
図9のように、4×5中国文字キーパッドを用いることができる。
【0053】
上記中国文字キーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0054】
図10は、本発明の一実施形態による携帯端末における数字入力方法を示す例示図である。
【0055】
図10を参照すると、
図10(a)は、本発明の一実施形態による3×4数字キーパッドを示している。上記3×4数字キーパッドは、多数の文字キーボタン(
図10(a)のキーボタン「1」、「6」、「$」、「.」、「℃」、「a.m.」)及び多数の数字キーボタン
と、その他の多数の文字キーボタンの表示のためのキーボタン(
図10(a)のキーボタン「Next」)を含む。
【0056】
ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「5」の場合、1から5までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、数字1、2、3、4、5が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。同じ方法で、数字6、7、8、9、0が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができ、数字に関連する多様な単位の場合も、5個の文字が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。また、キーボタン「Next」により
図10(b)のように新たな3×4数字キーパッドを表示することにより、
図10(a)の3×4数字キーパッドにより表示することができなかった他の文字を表示することができる。
【0057】
上記数字キーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0058】
図11は、本発明の一実施形態による携帯端末における数学記号入力方法を示す例示図である。
【0059】
図11を参照すると、
図11(a)は、本発明の一実施形態による5×5数学記号キーパッドを示している。上記5×5数学記号キーパッドは、多数の文字キーボタン(
図11aのキーボタン「+」、「=」、「∠」、「∈」、「≦」、「{」、「∫」、「Σ」、「∀」、「∂」、「∴」…「√」)と、多数の数字キーボタン
を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた文字の個数が「10」の場合、1から10までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、「+」、「―」、「×」、「÷」、「±」…「*」を含め10個の数学記号が一連の順番で一つの文字キーボタン(
図11(a)のキーボタン「+」)に割り当てられることができる。同じ方法で、他の数学記号の場合も、10個の数学記号が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。
【0060】
上記数学記号キーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。ここで、
図11(b)及び
図11(c)のように、上記タッチされた文字キーボタンを除いた他の文字キーボタンの代わりに、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を表示することにより、ユーザーをして、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を確認し、そのうち一つの文字を一つの数字キーボタンへのタッチにより選択するようにすることができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0061】
図12は、本発明の一実施形態による携帯端末におけるその他の多様な記号入力方法を示す例示図である。
【0062】
図12を参照すると、
図12(a)は、本発明の一実施形態による5×5記号キーパッドを示している。上記5×5記号キーパッドは、多数の文字キーボタンと、多数の数字キーボタン
を含む。ここで、一つの文字キーボタンに割り当てられた記号の個数が「10」の場合、1から10までの数字がそれぞれ一つの数字キーボタンに割り当てられ、10個の多様な記号が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。同じ方法で、他の記号の場合も、10個の記号が一連の順番で一つの文字キーボタンに割り当てられることができる。
【0063】
上記記号キーパッドを用いた文字入力方式には、
図3及び
図4の英文字キーパッドを用いた文字入力方式を同様に適用することができる。即ち、端末は、それぞれ一つの文字キーボタンと数字キーボタンへの同時タッチを感知し、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を対象に、上記タッチされた数字キーボタンに割り当てられた数字に対応する順番の文字を選択して入力することができる。ここで、
図12(b)のように、上記タッチされた文字キーボタン(
図12(a)の指状の記号キーボタン)を除いた他の文字キーボタンの代わりに、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字(多様な指状の記号)を表示することにより、ユーザーをして、上記タッチされた文字キーボタンに割り当てられた多数の文字を確認し、そのうち一つの文字を一つの数字キーボタンへのタッチにより選択するようにすることができる。また、端末は、一つの文字キーボタン又は数字キーボタンへのダブルタッチを感知し、上記ダブルタッチされた文字キーボタン又は数字キーボタンに割り当てられた機能を行うことができる。
【0064】
なお、上記の本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲を外れない範囲内で多様な変形が可能である。したがって、 本発明の範囲は、上述した実施例に限らず、後述する特許請求の範囲及びこれと均等なものによって決められる。