特許第5882387号(P5882387)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5882387
(24)【登録日】2016年2月12日
(45)【発行日】2016年3月9日
(54)【発明の名称】燃焼器を運転する方法および燃焼器
(51)【国際特許分類】
   F02C 9/50 20060101AFI20160225BHJP
   F02C 7/00 20060101ALI20160225BHJP
   F02C 9/00 20060101ALI20160225BHJP
   F02C 9/20 20060101ALI20160225BHJP
   F23R 3/30 20060101ALI20160225BHJP
   F02C 7/22 20060101ALI20160225BHJP
【FI】
   F02C9/50
   F02C7/00 A
   F02C9/00 A
   F02C9/20
   F23R3/30
   F02C7/22 C
【請求項の数】8
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2014-81091(P2014-81091)
(22)【出願日】2014年4月10日
(65)【公開番号】特開2014-206166(P2014-206166A)
(43)【公開日】2014年10月30日
【審査請求日】2014年4月10日
(31)【優先権主張番号】13163212.7
(32)【優先日】2013年4月10日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】503416353
【氏名又は名称】アルストム テクノロジー リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ALSTOM Technology Ltd
(74)【代理人】
【識別番号】100114890
【弁理士】
【氏名又は名称】アインゼル・フェリックス=ラインハルト
(74)【代理人】
【識別番号】100099483
【弁理士】
【氏名又は名称】久野 琢也
(72)【発明者】
【氏名】マダヴァン ナラシムハン ポイヤパクカム
(72)【発明者】
【氏名】カワー サイド
(72)【発明者】
【氏名】クラウス クナップ
(72)【発明者】
【氏名】トアステン ヴィント
【審査官】 橋本 敏行
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2006/0059914(US,A1)
【文献】 特開平08−074604(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02C 9/00,20−22,50−54,
7/00,22
F23R 3/30−32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボディを有する燃焼器(5)であって、該ボディ(10)内に燃料(F)を供給するための燃料供給導管(14)と、該ボディ(10)内にキャリヤ空気(A)を供給するためのキャリヤ空気供給導管(15)とを有する前記ボディを備えている燃焼器において、ボディ(10)内に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料(F)の特性に応じて調整するための調整システム(17)を有しており、
前記燃料供給導管(14)と前記キャリヤ空気供給導管(15)とが、燃料(F)とキャリヤ空気(A)の両方を噴射するための少なくとも1つの共通のノズル(19)に接続され、
調整システム(17)が、該少なくとも1つの共通のノズル(19)を通して噴射された燃料(F)とキャリヤ空気(A)との運動量をほぼ一定に保つように配置されていることを特徴とする、燃焼器。
【請求項2】
燃焼器(5)が、ボディ(10)内に突出したランス(24)を有しており、該ランス(24)が、少なくとも1つの共通のノズル(19)を有していて、燃料供給導管(14)とキャリヤ空気供給導管(15)とを収容しており、該燃料供給導管(14)と該キャリヤ空気供給導管(15)とが、前記共通のノズル(19)に接続されている、請求項記載の燃焼器。
【請求項3】
前記燃料(F)の特性が、質量流量および/または組成および/またはウォッベ指数である、請求項1記載の燃焼器。
【請求項4】
前記調整システム(17)が、前記燃料(F)の特徴的な特性を測定するためのセンサ(25)と、キャリヤ空気供給導管(15)に接続された絞り弁(27)と、前記センサ(25)および該絞り弁(27)に接続されていて、前記センサ(25)により測定された特徴的な特性に基づき前記絞り弁(27)を駆動するための制御ユニット(28)とを有している、請求項記載の燃焼器。
【請求項5】
燃焼器(5)が、圧縮機(2)と、第1の燃焼器(3)と、第1のタービン(4)とを有するガスタービン(1)の一部である、請求項1記載の燃焼器。
【請求項6】
前記ガスタービン(1)が、前記タービン(4)の下流側に、該タービン(4)からの排ガスが供給される第2の燃焼器(5)と、第2のタービン(6)とを有しており、前記燃焼器(5)が、第1の燃焼器(3)および/または第2の燃焼器(5)である、請求項記載の燃焼器。
【請求項7】
燃焼器(5)を運転する方法であって、該燃焼器(5)が、ボディ(10)を有しており、該ボディ(10)が、該ボディ(10)内に燃料(F)を供給するための燃料供給導管(14)と、該ボディ(10)内にキャリヤ空気(A)を供給するためのキャリヤ空気供給導管(15)とを備えている、燃焼器を運転する方法において、前記ボディ(10)内に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料(F)の特性に応じて調整するものであり、
前記燃料供給導管(14)と前記キャリヤ空気供給導管(15)とが、少なくとも1つの共通のノズル(19)に接続されており、前記方法において、燃料(F)とキャリヤ空気(A)の両方を前記少なくとも1つの共通のノズル(19)を介して噴射し、
該少なくとも1つの共通のノズル(19)を通して噴射された前記燃料(F)と前記キャリヤ空気(A)との運動量をほぼ一定に維持することを特徴とする、燃焼器を運転する方法。
【請求項8】
前記燃料(F)の特性が、質量流量および/または組成および/またはウォッベ指数である、請求項記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼器、特にガスタービンの燃焼器であって、該燃焼器が、ボディを有しており、該ボディが、該ボディ内に燃料を供給するための燃料供給導管と、ボディ内にキャリヤ空気を供給するためのキャリヤ空気供給導管とを備えている燃焼器に関する。
【0002】
さらに、本発明は、燃焼器、特にガスタービンの燃焼器を運転する方法であって、燃焼器が、ボディを有しており、該ボディが、該ボディ内に燃料を供給するための燃料供給導管と、ボディ内にキャリヤ空気を供給するためのキャリヤ空気供給導管とを備えている、燃焼器を運転する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
ガスタービンは、圧縮機と、燃焼器と、この燃焼器内で発生させられた高温ガスを膨張させるためのタービンとを有している。
【0004】
さらに、ガスタービンは、タービンの下流側に設けられた第2の燃焼器と、この第2の燃焼器の下流側に設けられた第2のタービンとを有していてよい。
【0005】
燃焼器および(提供されている場合に)第2の燃焼器には、圧縮機からの空気と、燃料とが供給される。この燃料は、高温ガスを発生させるために燃焼させられる。
【0006】
燃料が天然ガスである場合には、その組成および特性が時間と共に著しく変化してしまう。たとえば、窒素(燃焼プロセスに関与しないので不活性の成分)の量が時間と共に著しく変化してしまう。
【0007】
燃焼器において提供される総エネルギ(たとえば燃焼器内に噴射された燃料の低位発熱量)がガスタービンの負荷を規定し、ガスタービン負荷が一定に保たれているかまたはほぼ一定に保たれている場合には、燃料の特性が変化しても、燃焼器内に噴射される燃料質量流量が著しく変化してしまう。
【0008】
燃料が燃焼器内に噴射される場合、燃料組成の変化により生じる燃料質量流量における著しく変化は、燃焼器内での燃料噴流の貫徹力における変化ひいては不十分な混合、大量のエミッション、たとえばNOエミッションおよび低減された効率を招いてしまう。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の課題は、燃料の組成が変化した場合でも、燃料噴流の正確な貫徹力が可能となる方法およびガスタービンを提供することである。
【0010】
本発明の別の課題は、燃料の組成が時間と共に変化した場合でも、正確な混合、削減されたエミッションおよび効率のよい運転が可能となる方法およびガスタービンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この課題を解決するために、本発明に係る燃焼器では、該燃焼器が、ボディ内に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料の特性に応じて調整するための調整システムを有している。
【0012】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、燃料供給導管とキャリヤ空気供給導管とが、燃料とキャリヤ空気とを共に噴射するための少なくとも1つの共通のノズルに接続されている。
【0013】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、調整システムが、少なくとも1つの共通のノズルを通して噴射された燃料とキャリヤ空気との運動量をほぼ一定に保つように配置されている。
【0014】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、燃焼器が、ボディ内に突出したランスを有しており、該ランスが、少なくとも1つの共通のノズルを有していて、燃料供給導管とキャリヤ空気供給導管とを収容しており、該燃料供給導管と該キャリヤ空気供給導管とが、共通のノズルに接続されている。
【0015】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、燃料の特性が、質量流量および/または組成および/またはウォッベ指数である。
【0016】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、調整システムが、燃料の特徴的な特性を測定するためのセンサと、キャリヤ空気供給導管に接続された絞り弁と、センサおよび絞り弁に接続されていて、センサにより測定された特徴的な特性に基づき絞り弁を駆動するための制御ユニットとを有している。
【0017】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、燃焼器が、圧縮機と、第1の燃焼器と、第1のタービンとを有するガスタービンの一部である。
【0018】
本発明に係る燃焼器の好ましい態様では、ガスタービンが、タービンの下流側に、該タービンからの排ガスが供給される第2の燃焼器と、第2のタービンとを有しており、燃焼器が、第1の燃焼器および/または第2の燃焼器である。
【0019】
さらに、前述した課題を解決するために、本発明に係る方法では、ボディ内に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料の特性に応じて調整する。
【0020】
本発明に係る方法の好ましい態様では、燃料供給導管とキャリヤ空気供給導管とが、少なくとも1つの共通のノズルに接続されており、前記方法において、燃料とキャリヤ空気とを共に少なくとも1つの共通のノズルを介して噴射する。
【0021】
本発明に係る方法の好ましい態様では、少なくとも1つの共通のノズルを通して噴射された空気とキャリヤ空気との運動量をほぼ一定に維持する。
【0022】
本発明に係る方法の好ましい態様では、燃料の特性が、質量流量および/または組成および/またはウォッベ指数である。
【発明の効果】
【0023】
本発明に係る方法およびガスタービンは、燃料の組成が変化した場合でも、燃料噴流の正確な貫徹力を得ることができるという利点を有している。
【0024】
さらに、本発明に係る方法およびガスタービンは、燃料の組成が時間と共に変化した場合でも、正確な混合、削減されたエミッションおよび効率のよい運転が可能となるという利点を有している。
【0025】
更なる利点は、従属請求項に記載の方法およびガスタービンによって得られる。
【0026】
更なる特徴および利点は、限定されない例として添付の図面に示した方法およびガスタービンの、好ましいものの、非限定的な実施の形態の説明からさらに明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】ガスタービンの第1の実施の形態を示す図である。
図2】ガスタービンの第2の実施の形態を示す図である。
図3】燃焼器の第1の実施の形態を示す図である。
図4】燃焼器の第2の実施の形態を示す図である。
図5図4のV−V線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下に、本発明を実施するための形態を図面につき詳しく説明する。
【0029】
まず、ガスタービンの2つの実施の形態を以下に説明する。
【0030】
図1には、圧縮機2と、燃焼器3と、タービン4とを有するガスタービン1が示してある。
【0031】
圧縮機2が空気を圧縮し、この圧縮された空気が燃焼器3内に供給され、この燃焼器3内で空気が燃料、たとえば天然ガスと混合される。この混合物が燃焼させられて、高温ガスを発生させ、この高温ガスがタービン4内で膨張させられる。
【0032】
図2には、ガスタービン1がタービン4の下流側に第2の燃焼器5と第2のタービン6とを有する実施の形態が示してある。
【0033】
第2の燃焼器5内では、燃料、たとえば天然ガスが、タービン4内で部分的に膨張させられた排ガス内に噴射されて、高温ガスを発生させ、この高温ガスがタービン6内で膨張させられる。
【0034】
両燃焼器3,5は、同一のまたは類似の特徴を有していてもよいし、互いに異なる特徴を有していてもよい。以下では、燃焼器5について具体的に言及する。両燃焼器3,5が同一のまたは類似の特徴もしくは互いに異なる特徴を有しているという事実に関係なく、同じ考えが燃焼器3に当てはまる。
【0035】
燃焼器5は、たとえば長方形、正方形または台形の導管11を規定するボディ10を有している。さらに、燃焼器5は、燃料、たとえば天然ガスをボディ10内に供給するための燃料供給導管14と、キャリヤ空気をボディ10内に供給するためのキャリヤ空気供給導管15とを有している。
【0036】
キャリヤ空気とは、貫徹力を高めるために、燃料噴流を制限して、この燃料噴流に運動量を加える空気質量流量である。また、キャリヤ空気は、燃料を過度に急速な高温ガス連行から防護し、自己着火を遅らせる。
【0037】
さらに、燃焼器5は、ボディ10内に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料の特性に応じて調整するための調整システム17を有している。
【0038】
燃料供給導管14とキャリヤ空気供給導管15とは、少なくとも1つの共通のノズル19に接続されている。言い換えると、燃料供給導管14と空気供給導管15との両方を通った流量が、ノズル19を通してボディ10内に噴射される。通常、燃料供給導管14は、ノズル19の中心の部分に面した開口20を有しており、空気供給導管15は、開口20を取り囲んでノズル19の縁を介して延びる通路21を有している。
【0039】
有利には、調整システム17は、好ましくはガスタービン1の負荷がほぼ一定である場合、共通のノズル19を通して噴射された燃料とキャリヤ空気との運動量をほぼ一定に保つように配置されている。
【0040】
好ましい実施の形態では、ランス24が設けられている。このランス24はボディ10内に突出していて、共通のノズル19を有している。1つ以上のこのような共通のノズル19が設けられていてもよい。ランス24は、燃料供給導管14とキャリヤ空気供給導管15とを収容しており、この燃料供給導管14とキャリヤ空気供給導管15とは、共通のノズル19に接続されている。
【0041】
調整システム17は、燃料の特徴的な特性を測定するためのセンサ25と、キャリヤ空気供給導管15に接続された絞り弁27と、センサ25および絞り弁27に接続されていて、センサ25により測定された特徴的な特性に基づき絞り弁27を駆動するための制御ユニット28とを有していてよい。
【0042】
択一的に、調整システム17は、燃料流量が変化した場合に、空気流量を自動的に調整する形状および/または寸法を有する開口20および/または通路21を備えていてもよい。
【0043】
たとえば、開口20とノズル19とは、ほぼ合致した軸線29を有していてよく、この軸線29に対して垂直な開口20の領域は、同じ軸線29に対して垂直なノズル19の領域よりも小さく形成されていてよい。
【0044】
別の実施の形態では、燃料の特性が、燃料の質量流量および/または組成および/またはウォッベ指数であってよい。
【0045】
ガスタービン1の運転は、明細書および図面から明らかであり、実質的に以下の通りである。
【0046】
図3の実施の形態に関して、燃料、たとえば天然ガスが燃料供給導管14を通過する。その際、センサ25が燃料の所要の特性を検出し、この特性を制御ユニット28に伝送する。この制御ユニット28が、センサ25により受信された信号に基づき絞り弁27を駆動する。したがって、この絞り弁27が、燃料流量に基づきキャリヤ空気流量を調整する。調整には、設定された機能に応じて噴射されるかまたは設定された機能を一定に保つために噴射される空気および燃料の運動量の調整が含まれていてもよい。空気および燃料のこの運動量は、
・v+M・v
である。ここで、Mは、キャリヤ空気の質量流量であり、vは、噴射時のキャリヤ空気速度であり、Mは、燃料の質量流量であり、vは、噴射時の燃料速度である。
【0047】
図4および図5の実施の形態に関して、燃料Fが燃料供給導管14を通過し、キャリヤ空気Aが空気供給導管15を通過する。開口20、通路21およびノズル19の特徴のおかげで、キャリヤ空気流量の自動的な調整が行われる。実際、燃料の特性の変化は、燃料の質量流量の変化を結果的に招く。なぜならば、負荷がほぼ一定の場合、(低位発熱量の意味での)エネルギがほぼ一定に保たれなければならないからである。択一的には、燃料の質量流量が、所望の負荷に応じて調整されてもよい。符号Mは、キャリヤ空気Aと燃料Fとにより形成された混合物を表している。この混合物Mはノズル19で形成される。
【0048】
燃料質量流量の変化は、通路21を通る空気流量に影響を与え、これによって、自動的な調整が達成される。
【0049】
本発明は、燃焼器5を運転する方法にも関する。
【0050】
本発明に係る方法は、燃焼器5のボディ10に供給されるキャリヤ空気質量流量を燃料の特性に応じて調整することを含んでいる。
【0051】
有利には、燃料およびキャリヤ空気が共に共通のノズル19を介して噴射される。
【0052】
さらに、この共通のノズル19を通して噴射された燃料およびキャリヤ空気の運動量は、ガスタービン1の負荷がほぼ一定である場合、ほぼ一定に保たれる。
【0053】
実際、使用される材料と寸法とは、要求および技術水準に応じて任意に選択することができる。
【符号の説明】
【0054】
1 ガスタービン
2 圧縮機
3 燃焼器
4 タービン
5 燃焼器
6 タービン
10 ボディ
11 導管
14 燃料供給導管
15 キャリヤ空気供給導管
17 調整システム
19 ノズル
20 開口
21 通路
24 ランス
25 センサ
27 絞り弁
28 制御ユニット
29 軸線
A キャリヤ空気
F 燃料
M 混合物
図1
図2
図3
図4
図5