【実施例】
【0032】
本発明の好ましい一実施例の集魚灯光源取付機構1は、
図2〜
図4に示した竿側支持構造体2と、
図5から
図7に示した光源側支持構造体3とを有する。竿側支持構造体2及び光源側支持構造体3は、例えば、アルミニウム合金からなる。放熱性が高く、海水や潮風その他の環境に耐え得、且つ重量(軽さ)の観点からの要求を満たし得る限り他の材料でもよい。
【0033】
竿側支持構造体2は、
図4に示したように、竿側支持構造体本体4と補助取付具5とからなり、竿側支持構造体本体4は、
図2及び
図3の(a)〜(e)に示したように、竿取付部10と竿側係合構造部としての光源係合部20とを一体的に有する。ここで、竿取付部10及び光源係合部20の大まかな形状部分は例えば引抜加工によって一気に形成され、細部は後で加工成形される。但し、他の手段で製造されてもよい。
【0034】
竿取付部10は、部分円筒状の保持部11と、該部分円筒状保持部11の両端12A,12B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号12で表す)から外向きに連続的に延在した側方突出板状部13A,13B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号13で表す)とを有する。側方突出板状部13A,13Bには、ボルト挿通孔14A,14B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号14で表す)が形成されている。竿取付部10の部分円筒状保持部11の母線の延在方向Xは竿8(
図4等)の延在方向に一致する。
【0035】
竿側係合構造部としての光源係合部20は、横断面が台形状の細長い胴状体21からなる。胴状体21は、一端21a側において、台形Bの短辺側側面21bで部分円筒状保持部11の中央部15に一体的につながり、胴状体21のうち保持部11の中央部15と一体化された部位21eから端部21aとは反対側の端部21fまで保持部11の母線の延在方向Xと平行な方向に延在した延在部22を有する。胴状体21には、台形状の貫通孔23が形成され、胴状体21は横断面が台形状の筒状体24になっている。胴状体21ないし筒状体24の延在部22には、台形の斜辺ないし斜面21c,21dを横向きに直線状に貫通する係止ピン挿通孔25が形成されている。胴状体21ないし筒状体24には、端部21a側において、横断面サイズが小さくなるように、テーパ26が付けられている。
【0036】
図4の(a)〜(c)に示したように、補助取付具5は、竿側支持構造体2の竿取付部10と概ね同様に構成されている。より詳しくは、補助取付具5は、部分円筒状保持部31と、該部分円筒状保持部31の両端32A,32B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号32で表す)から外向きに連続的に延在した側方突出板状部33A,33B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号33で表す)とを有する。補助取付具5の部分円筒状保持部31は、竿取付部10の部分円筒状保持部11と概ね同じ形状を有する。側方突出板状部33A,33Bには、ボルト挿通孔34A,34B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号34で表す)が形成されている。補助取付具5の部分円筒状保持部31の母線の延在方向Xは竿8の延在方向に一致する。また、補助取付具5の側方突出板状部33A,33Bは、竿取付部10の側方突出板状部13A,13Bと同じ形状を有する。
【0037】
竿側支持構造体本体4及び補助取付具5からなる竿側支持構造体2の竿8への取付けないし装着は、次のようにして行う。なお、竿8は、曲げ等に対する機械的強度及び重量(軽さ)等を考慮して、繊維強化プラスチックからなり、繊維は典型的にはガラス繊維からる。但し炭素繊維の如き他の繊維であってもよい。また、場合によっては、繊維強化プラスチック以外の材料からなっていてもよい。竿8は、例えば、6m程度〜10m程度の長さである。但し、重量(好ましくは3〜5kg程度、但し、より重くても軽くてもよい)や曲げその他に対する機械的強度等が確保され得る限り、より長くてもより短くてもよい。
【0038】
竿側支持構造体本体4及び補助取付具5の部分円筒状保持部11及び31により竿8の先端近傍の所望部位8aを挟むように竿側支持構造体本体4及び補助取付具5を対向配置し、竿側支持構造体本体4及び補助取付具5の側方突出板状部13,33のボルト孔14,34にボルトを挿通し、ボルトの突出端にナットを螺合して、ボルト・ナットを締め付けることにより行われる。
【0039】
装着状態において、竿8の外周面8bと竿側支持構造体本体4の胴状体21のうち台形の
短辺ないし
頂辺形成面21gとは僅かな間隙を介して対面しており、竿8の外表面8b自体が竿側支持構造体本体4の胴状体21を実際上支え得る。
【0040】
装着状態において、竿8の外周面8bと竿側支持構造体本体4の胴状体21のうち台形の斜辺形成面21c,21dとの間には、楔状の空間が形成されている。
【0041】
光源側支持構造体3は、該光源側支持構造体本体6と係止板7
(係止手段の一部をなす)とを有し、光源側支持構造体本体6は、光源側係合構造部としての竿係合部40と光源取付部50とを一体的に有する。ここで、竿係合部40及び光源取付部50の大まかな形状部分は例えば引抜加工によって一気に形成され、細部は後で加工成形される。但し、他の手段で製造されてもよい。
【0042】
光源側係合構造部としての竿係合部40は、底板部41と、該底板部41の両縁42A,42B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号42で表す)から立ち上がった両側の側壁部43A,43B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号43で表す)とを有する。底板部41及び両側の側壁部43,43は、全体としてX方向に延在する凹部44を形成している。より詳しくは、側縁部43A,43Bの内面45A,45B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号45で表す)及び底板部41の内面46によって規定される凹部44の横断面は台形状で、光源係合部20の胴状体21ないし筒状体24の台形状断面の外表面と概ね一致し(厳密には、筒状体24の外表面により形成される台形よりも僅かに大きく)、該凹部44に光源係合部20の胴状体21ないし筒状体24がX1,X2方向に摺動可能に丁度嵌合される。竿係合部40の一端40a(竿係合部40を構成する底板部41及び側壁部43,43の一端41a,43a)には、概ね長方形状の係止板7が固定されている。この例では、固定は、ボルト61によってなされている。
【0043】
側壁部43A,43Bの他端43bの近傍には、一直線にピン係合孔47A,47B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号47で表す)が形成されている。なお、側壁43A,43Bの外側面48A,48Bはこの例では、底板部41に対して直角に立ち上がっている。但し、開口側より底板側の方が大きい断面台形状の凹部44をなすべく内面45が底板部41に近接する程幅方向外側に位置するように内面45,45が傾斜していることに伴い側壁部43A,43Bのうち底板部41との接続部に応力が集中するのを避け得るように、外側面48A,48Bのうち底板部41との接続部には、底板部41に近接する程肉厚が大きくなるように、外側に拡がった傾斜面48aA,48aB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号48aで表す)が形成されている。
【0044】
光源取付部50は、一対の板状部51A,51B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号51で表す)からなる。板状部51A,51Bは、底板部41の両縁42A,42Bないし側壁部43A,43Bの外表面(外側面)48A,48BからX方向とは直交する方向Yに延在している。各板状部51は、一方の側縁51aが竿係合部40の一端40a(底板部41や側壁部43の一端41a,43a)と面一である。板状部51のX方向の長さ(幅)Wは、竿係合部40のX方向の長さよりも短く、底板部41及び側壁部43,43のうち端部43b側の部分41f及び43f,43fは、板状部51,51の他方の側縁51bよりもX2方向に突出している。この部分41f,43f,43fを以下では、突出部41f,43f,43fともいう。なお、前述のピン係合孔47,47が形成されているのは、竿係合部40の側壁部43,43のうち、この突出部43f,43fである。
【0045】
両側板状部51,51の外表面51aは底板部41の外表面41cと面一であって全体として光源側支持構造体本体6の平面状の外表面6aをなす。ここでは、被取付部の包絡面が平面であることを想定しているけれども、被取付部の包絡面が単純な平面とは異なる場合には、被取付部の包絡面に対して相補的な包絡面になるように、板状部51,51の外表面51a及び底板部41の外表面41cが形成されていればよい。板状部51の厚さは底板部41の厚さと実際上同程度である。板状部51,51には、ボルト挿通孔53,53が形成されている。板状部51の幅(X方向の長さ)は、竿取付部10の部分円筒状の保持部11や側方突出板状部13の幅(X方向長さ)と概ね同じであり、板状部51A,51Bの延在端54A,54B(総称するとき又は両者を区別しないときは符号54で表す)間の長さは、竿取付部10の部分円筒状の保持部11や側方突出板状部13の長さ(X方向に対して直角な方向の長さ)と概ね同じである。
【0046】
光源側支持構造体3が取り付けられるべき集魚灯光源本体ないし集魚灯具9は、
図8の(a)〜(d)に示したように、例えば9W程度のLED(
図8では図示せず(
図9の符号78参照))を多数個(例えば60個程度)実装した基板70を備えると共に、該LED実装基板70の背面71側にX方向に平行に延びた多数の放熱フィン72を備える。これにより、X方向の空気の流れによる放熱を可能にしている。また、放熱フィン72には高さの低い低フィン部73があり、該低フィン部73はY方向に一列に並んでおり、Y方向の空気の流れをある程度許容することにより、Y方向の空気の流れに伴う放熱も行われ得る。光源本体9のうち放熱フィン72を含むフレーム部分77は、例えば、アルミニウム合金からなる。放熱性が高く、海水や潮風その他の環境に耐え得、且つ重量(軽さ)の観点からの要求を満たし得る限り他の材料でもよい。なお、集魚灯光源本体9は、竿8への着脱のための人が容易に持ち上げ得るように軽いことが好ましく、例えば、20kg程度以下であることが好ましく、より好ましくは10kg程度以下(例えば、5〜10kg程度)になるように、サイズやフレーム等の材質が選択されることが望ましい。前面側の枠79(例えば大きな格子状の枠)は持ち上げその他のために用いられる。
【0047】
背面71には、更に、フィン72よりも多少高く突出した二組の基台部ないしランド部74uA,74uB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号74uで表す)及び74dA,74dB(総称するとき又は両者を区別しないときは符号74dで表す)が形成され、ランド部74u,74dにはボルト取付穴75u,75dが形成されている。両側のランド部74u,74uの穴75u,75uの位置は、光源側支持構造体3の本体6の光源取付部50,50のボルト挿通孔53,53の位置と一致している。
【0048】
従って、
図7の(a)〜(d)に示したように、ランド部74u,74uの表面76u,76uに光源取付部50,50の底面51c,51cが当接するように光源側支持構造体3を光源本体9の背面71上に載置し、ボルト63をボルト挿通孔53及びボルト取付穴75u,75uに装着することにより、光源側支持構造体3が光源本体9に取付けられる。ここで、光源側支持構造体3は、係止板7が光源本体9の上端に位置し、突出部41f,43fが光源本体9の下部に位置する向きに、光源本体9に対して取付けられる。なお、同様にして、光源本体9の背面71のランド部74d,74dの表面76d,76d上にも、光源側支持構造体3の光源取付部50,50を載置し、想像線で示したようにボルト63をボルト挿通孔53及びボルト取付穴75d,75dに装着することにより、光源側支持構造体3が光源本体9の下側のランド部74d、74dのところに取付けられる。なお、ランド部74u,74dや表面76d,76uを総称するとき又は区別しないときには符号74や76で示す。
【0049】
次に、以上の如く構成された竿側支持構造体2及び光源側支持構造体3からなる集魚灯光源取付機構1を介した集魚灯光源本体9の竿8への装着及び装着解除(取外し)について説明する。
【0050】
まず、
図4の(a)〜(c)に関連して既に説明した通り、竿側支持構造体2の本体4及び補助取付具5の部分円筒状保持部11,31で竿8の所望部位を挟み太いボルト65をボルト挿通孔14,34に通しナット67で締め付けることにより、竿側支持構造体2を竿8の先端側の所望部位に取り付ける。本件では、各種のボルト・ナット等による締付箇所の図示の簡明化のために、ワッシャ等は図示していないけれども所望に応じて設けられている。竿側支持構造体2の数及び配置は、装着しようとする集魚灯光源本体9の大きさ等により異なり得る。ここで
図7等に示した例では、一つの集魚灯光源本体9が二つの竿側支持構造体2を介して竿8に装着される。また、一つの竿8に装着する集魚灯光源本体9の数や種類は、竿8の長さや太さや使用箇所その他で異なり得る。
【0051】
また、
図7の(a)〜(d)に関連して既に説明した通り、光源側支持構造体3を集魚灯光源本体9のランド部74,74に取付ける。
図7に示した例では、一対のランド部74,74に一つの光源側支持構造体3を取付け、一つの集魚灯光源本体9には、二対のランド部74,74を介して二つの光源側支持構造体3が取付けられる。。
【0052】
竿8に取付けられた竿側支持構造体2に対する集魚灯光源本体9に取付けられた光源側支持構造体3の装着は、
図1の(a)〜(c)に示したように行われる。
【0053】
まず、
図1の(b)に示したように、集魚灯光源本体9に取付けられた光源側支持構造体3の竿係合部40の凹部44のうち下側に位置する突出部41f,43fのところにある凹部領域44f(各種部位については
図5等参照)を竿8に取付けられた竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24に先端21a側からX2方向に嵌装する。先端21a側には先端21aの端に近付く程小径になるようにテーパ部26が形成されているので、該テーパ部26により嵌装が案内されるから、嵌装は容易に行われ得る。
【0054】
なお、
図1の(a)に示したように、この嵌装においては、竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24の台形状横断面部分に、光源側支持構造体3の竿係合部40の凹部44の台形状横断面部分が丁度嵌る。すなわち、筒状体24の底面24aが凹部44の底面44aに摺接し、筒状体24の斜面24b,24cが凹部44の斜面44b,44cに摺接するので、竿側支持構造体2に対する光源側支持構造体3のX2方向の変位が該嵌合により案内され、且つ光源側支持構造体3の凹部44を備えた竿係合部40が竿側支持構造体2の光源係合部20の筒状体24から外れるのが実際上禁止される。
【0055】
竿側支持構造体2の光源係合部20に対する光源側支持構造体3の竿係合部40のX2方向の嵌装は、
図1の(c)に示したように、係止板7が竿側支持構造体2の光源係合部20の端面21aに当接する所定位置(完全嵌合位置)P1に達すると、完了する。この完全嵌装位置P1に達すると、
図1の(c)に示したように、光源側支持構造体3の竿係合部40のピン係合部47が、竿側支持構造体2の光源係合部208の係止ピン挿通孔25と一直線状に整列される。従って、該孔47,25,47に係止ピン82を挿通し、該ピン82をナット84等で抜け止めすることにより、竿側支持構造体2の光源係合部20に対する光源側支持構造体3の竿係合部40への嵌着が完了する。このような嵌着処理を、全ての集魚灯光源本体9に対して行う。
【0056】
ここで、集魚灯光源装置91は、集魚灯光源本体9と二つの集魚灯光源取付機構1とからなる。一つの集魚灯光源装置91を構成する集魚灯光源取付機構1の数は、集魚灯光源本体9の大きさや重さ等により異なり得る。また、集魚灯光源設備90は、竿8と該竿8に取付けられる一つ又は複数の集魚灯光源装置91からなる。一本の竿8に取付けられる集魚灯光源装置91の数は、竿8の長さや太さや材質や、集魚灯光源装置91を構成する集魚灯光源本体9の大きさや重さ等により異なり得る。
【0057】
一方、竿8から集魚灯光源本体9を取外す場合、竿8を漁船の側部に沿って斜めに倒すか、概ね又は完全に横に倒した状態において、係止ピンと該係止ピン抜け止めナットとの螺合を解除して係止ピン82を係止ピン挿通孔84ないし係合孔47,25,47から抜けばよい。これにより、光源側支持構造体3の竿係合部40が竿側支持構造体2の光源係合部20からX1方向に外され得る。従って、取り外しが容易且つ迅速に行われ得る。
【0058】
なお、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との結合を機械的に支えるのは、台形状凹部44を備えた竿係合部40と台形状横断面の筒状体24を備えた光源係合部20との嵌合構造、係止板7による係止構造、及び係止ピン挿通孔25,47への係止ピン82に挿通構造である。すなわち、竿側支持構造体2の本体4と補助取付部5とを結合するボルト65及びナット67の螺着力、並びに光源側支持構造体3の本体6と係止板7とを結合するボルト61の螺着力は、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との結合を機械的支持に直接的に関与することから、強固に締め付けられる。一方、係止ピン82と該係止ピン抜け止めナット84との螺合は、光源側支持構造体3の竿係合部40と竿側支持構造体2の光源係合部20との嵌装による結合を確実にするための安全付与構造であって、係止ピン82が挿通孔25,47に挿通されている限り、機械的支持に直接的には関与していないので、比較的緩くてもよく、その螺合解除も極めて簡単に且つ迅速に行われ得る。
【0059】
多数のLED78を基板に実装した集魚灯光源本体9を集魚灯光源取付機構1により竿8に取付けてなる集魚灯光源設備90は、
図9に示したように、漁船92に多数個設けられる。
【0060】
なお、仮に、光源側支持構造体3の竿係合部40を竿側支持構造体2の光源係合部20に結合した状態のまま光源側支持構造体3を集魚灯光源本体9に取付けているボルト63を緩めたり締めたりする必要が生じた場合であっても、この集魚灯光源設備90では、
図1の(a)からわかるように、ボルト63はY方向にみて、竿側支持構造体2よりも外側に突出したところに位置し、ボルト63の延在方向に直接該ボルト63のところ(従ってランド部74の孔75のところ)にアクセス可能であるから、ボルト63の更なる締付けや緩めも必要に応じて容易に行われ得る。但し、この集魚灯光源設備90では、ボルト63は竿側支持構造体2のY方向の延在範囲内にあってもよい。
【0061】
以上においては、筒状部24が竿側支持構造体2の光源係合部20に設けられ、凹部44が光源側支持構造体3の竿係合部40に設けられた例について説明したけれども、その代わりに、筒状部24が光源側支持構造体3の竿係合部40に設けられ、凹部44が竿側支持構造体2の光源係合部20に設けられてもよい。
【0062】
また、係止板7は上端面にある代わりに他のところに、例えば、竿側支持構造体2の光源係合部20等の下端面に、あってもよい。