特許第5886987号(P5886987)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】5886987
(24)【登録日】2016年2月19日
(45)【発行日】2016年3月16日
(54)【発明の名称】スリッパ
(51)【国際特許分類】
   A43B 3/10 20060101AFI20160303BHJP
【FI】
   A43B3/10 E
【請求項の数】2
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-3981(P2015-3981)
(22)【出願日】2015年1月13日
【審査請求日】2015年1月21日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成26年11月5日〜11月9日に開催された第54回「暮らしの発明展」(一般社団法人 全国発明婦人協会)に出展
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】503364423
【氏名又は名称】垣内 芳子
(74)【代理人】
【識別番号】100155837
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 亜子
(74)【代理人】
【識別番号】100200481
【弁理士】
【氏名又は名称】松村 修治
(74)【代理人】
【識別番号】100128233
【弁理士】
【氏名又は名称】村上 玲子
(72)【発明者】
【氏名】垣内 芳子
【審査官】 武井 健浩
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−143938(JP,A)
【文献】 特開2005−205162(JP,A)
【文献】 登録実用新案第3123955(JP,U)
【文献】 特開2007−136064(JP,A)
【文献】 特開2002−223806(JP,A)
【文献】 実開昭58−062901(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3158239(JP,U)
【文献】 登録実用新案第3024294(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A43B 3/10 − 3/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
スリッパの先端(4)側が反り上がって足裏載置面(6)が凹状に湾曲形成されるように、帯状部材(3)スリッパの甲(5)の中を通し引き気味に足裏載置面(6)先端踵部(1)との間に張架され、足裏載置面(6)上の帯状部材(3)はその先端側が足裏載置面(6)から浮き上がるように前上がりに傾斜して設けられていることを特徴とするスリッパ。
【請求項2】
前記帯状部材(3)は、スリッパ裏の床接地面(2)を通るようにスリッパ先端(4)スリッパ踵部(1)との間に一巻きされ、帯状部材(3)の一巻きされた下側はスリッパ裏の床接地面(2)と張り合わされていることを特徴とする請求項1に記載のスリッパ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はスリッパの先端を湾曲に形成し反らしたスリッパに関するものである。
【背景技術】
【0002】
既存のスリッパの先は接地面と床とが平行になっており床に敷かれたマット類や電気コード等に引っかかって転倒し、家庭内での事故第1位として問題視されている。又足の甲を覆うスリッパの甲は画一的で足の甲が低くなった高齢者には脱げる事が多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2005−323638
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既存のスリッパの先は、接地面と床材とが平行になっており敷物や電気コード等に躓き転倒し怪我の原因となる、中には反り返ったスリッパもあるがそれは新しい間だけで、使っている間には、やはり反り返りは、なくなってしまう。これを常に先が反り返った状態を保つことを目的とし又、足の甲が低くなった高齢者がスリッパを履いた時、脱げ落ちない様にしたい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記目的を達成するため、スリッパ床材の先端を既存の物より反り代として、所定長スリッパ床材の先を長くして7、その先端はカーブを有せず床と平行に成形し4、所定幅の無伸かつ無滑で、表面に微細の凹凸を有し、薄く堅固な帯状部材3を踵部1の裏面を始点とし、スリッパ裏、床接地面2と張り合わせ、成形した先端4迄接着し、足裏載置面6が凹状に湾曲に形成されるように、帯状部材3をスリッパの甲5の中を通し引き気味に足裏載置面6先端より踵1に張架し、傾斜を形成した帯状部材の端10、と踵部1裏面の始点9の端を接ぎ合せる。
【0006】
前記の手段により、成形されたスリッパの先端4は、常に反り上がり躓きを防止することが出来る。
歩行時着地した時、帯状部材3は表面を踏み押さえられて、成形されたスリッパ先端4を反らし、足を上げた時帯状部材3は、傾斜を形成し、その表面は足裏に付着し、スリッパ甲の頂点8と足の甲との隙間が狭ばまり、スリッパは脱落し難い。
【発明の効果】
【0007】
スリッパ先端の反り上がりにより躓きを防止し転倒による怪我の減少につながる。
帯状部材の足裏への付着により、スリッパは脱落し難く階段の上がり降りもし易い。
脱いだり履いたりが既存のスリッパと同様、簡単に出来る。
ビニール製のスリッパの場合冷えを少しは緩和できる。
べたべたと摺り足で歩かず静かに歩ける。
帯状部材を踵部よりスリッパ先端から踵部へと一巻きするのみで安価に出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】既存のスリッパ先端より所定長スリッパの床材を長くして、床面と平行に成形した先端4にスリッパ踵部1より、裏接地面2に帯状部材3を4に向かって、貼り付けた斜視図。
図2】帯状部材3が裏接地面2より、床面と平行に成形したスリッパの先端4に、出た斜視図。
図3】帯状部材3がスリッパ先端4から甲5の中を通し、踵1に張架された斜視図。
図4】帯状部材3をスリッパ先端4から甲5の中を通して踵1まで張架し、帯状部材3を引き気味にしてその両端9、10を仮止めし、スリッパの先端4が反り上がり裏接地面2が、見える斜視図。
図5】スリッパの先端4が反り上がり、帯状部材3がスリッパの先端4より、踵1に傾斜を形成したスリッパを、床の上に置いた斜視図。
図6】帯状部材3の両端9,10、を接ぎ合せ完成した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実地形態を図1から図6に基づいて説明する。
図1で示す様に足先がスリッパの反り上がりに、当たらない様、既存のスリッパより反り代として、所定長スリッパ先端の床材を長くし7、その先端を床面と平行に成形する。帯状部材3を踵1より接ぎ代9出し、踵1より成形された先端4に向かって、スリッパの裏、接地面に貼り付け、図3で示す帯状部材3を、成形されたスリッパの先端4から甲5の中を通し、図、4、5で示すように、足裏載置面6の先端が凹状に湾曲になるよう、先端4から後端踵部1との間に帯状部材3引き気味に張架して、帯状部材3の両端を強固に接ぎ合せる。
【0010】
1 スリッパ踵部。
2 スリッパ裏、床接地面。
3 帯状部材。
4 床面と平行に成形されたスリッパの先端。
5 スリッパの甲。
6 足裏載置面。
7 既存のスリッパより所定長、長くした先端。
8 スリッパ甲の頂点。
9 帯状部材の端。
10 帯状部材の端。
11 傾斜を形成した帯状部。
12 床面。
【要約】
【課題】既存のスリッパの先端は床面に平行になっており、敷物や電気コードなどに躓き屋内事故による、怪我の大きな原因の一つになっている。そこで躓きを減らすため、帯状部材をスリッパ先端からから甲の中を通し踵に渡し、常にスリッパの先端が反り上がった状態になる事と、帯状部材の傾斜により、足の甲とスリッパの甲との間が狭まり、脱落し難くする事を目的とする。
【解決手段】足裏の載置面が凹状に湾曲形成されているスリッパであって前記載置面の先端と後端との間に、帯状部材が張架されており、帯状部材の上面は微細な凹凸が設けられている。
【選択図】図6
図1
図2
図3
図4
図5
図6