(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記アプリケーションは前記第2の端末で実行されているウェブ・ブラウザのプラグインであり、前記ドキュメントは前記ウェブ・ブラウザに表示されたウェブページである、請求項1に記載の方法。
前記第2の端末は、前記エントリ情報のデジタル表現を表示して、前記第1のモバイル端末が前記デジタル表現をスキャンすることにより前記エントリ情報を取得できるようにするように構成された、請求項3に記載の方法。
前記第2の関連付け通知メッセージを受信した後に、前記アプリケーションを起動して、事前設定時間ウィンドウにおいて前記情報送信命令を前記第1のモバイル端末から受信し、前記第1のモバイル端末からの前記情報送信命令が前記事前設定時間ウィンドウにおいて受信された場合に、前記アプリケーションをトリガして前記ドキュメント識別子を処理し、前記第1のモバイル端末からの前記情報送信命令が前記事前設定時間ウィンドウにおいて受信されなかった場合に、前記アプリケーションを停止する、請求項3に記載の方法。
前記サーバは、前記ウェブページのアドレス情報、前記ウェブページ内の画像のアドレス情報、および前記複数のサムネイル画像を前記第1のモバイル端末に送信するように構成された、請求項8に記載の方法。
前記ドキュメントに関連付けられたデータを前記第1のモバイル端末に送信した後、前記サーバは、送信開始通知メッセージ、送信一時停止通知メッセージ、および送信停止通知メッセージから構成されたグループから選択された送信通知メッセージを前記第2の端末の前記アプリケーションに送信し、前記アプリケーションにプロンプト・メッセージを前記第2の端末に表示させるように構成された、請求項1または9に記載の方法。
前記アプリケーションは前記第2の端末で実行されているウェブ・ブラウザのプラグインであり、前記ドキュメントは前記ウェブ・ブラウザに表示されたウェブページである、請求項11に記載の方法。
前記第2の端末は、前記エントリ情報のデジタル表現を表示して、前記第1のモバイル端末が前記デジタル表現をスキャンすることにより前記エントリ情報を取得できるようにするように構成された、請求項13に記載の方法。
前記サーバは、前記ウェブページのアドレス情報、前記ウェブページ内の画像のアドレス情報、および前記複数のサムネイル画像を前記第1のモバイル端末に送信するように構成された、請求項16に記載の方法。
前記リモート・サーバが前記ドキュメントに関連付けられたデータを前記第1のモバイル端末に送信した後、前記第2の端末の前記アプリケーションは、送信開始通知メッセージ、送信一時停止通知メッセージ、および送信停止通知メッセージから構成されたグループから選択された送信通知メッセージを受信し、およびプロンプト・メッセージを前記第2の端末に表示するように構成された、請求項11または17に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下で、本発明の諸実施形態の添付図面を参照して本発明の諸実施形態に従う技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、以下の説明における諸実施形態は本発明の諸実施形態の全部ではなく一部にすぎない。当業者が創造的作業なしに本発明の当該諸実施形態に基づいて得る他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
【0024】
本発明の諸実施形態では、プラグインとは、特定の仕様に準拠するアプリケーション・インタフェースで書かれたプログラムであり、プラグインをインストールした後、プラグインを用いて情報送信プロセスを実行してもよい。端末には、PC、タブレットコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、電子リーダ、ノートブックコンピュータ、車載端末のような装置が含まれてもよい。本発明の諸実施形態では、第1のモバイル端末が、任意の種類の端末であってもよく、好ましくは、組込み重力センサを介して、ユーザが第1のモバイル端末を振る動作を検出して重力検知イベントを生成できるモバイル端末、または、ユーザが入力した音声情報を検出して音声制御コマンドを形成できるモバイル端末、または、特定のアイコンキーもしくは特定の物理キーを含む特定のキーを具備し、ユーザによる当該特定のキーのクリック動作を検出して特定のキー押下イベントを生成できるモバイル端末であってもよい。第2の端末が、ブラウザがインストールされた任意の種類の端末であってもよい。当該ブラウザを、インターネットのウェブページを閲覧するように構成してもよく、プラグインをロードするように構成してもよい。特に断らない限り、以下の実施形態では、プラグインが配置されたブラウザとは、プラグインが第2の端末にロードされたブラウザのことをいう。
【0025】
本発明の諸実施形態では、プラグインのエントリ情報を第1のモバイル端末のアカウント情報に関連付けることによって、プラグインが第1のモバイル端末に関連付けられる。プラグインのエントリ情報はプラグインのアドレス情報と識別情報を含む。当該アドレス情報は、プラグインのURL(Uniform/Universal Resource Locator、ユニフォーム/ユニバーサル・リソース・ロケータ)アドレスまたはプラグインの記憶アドレスを含む。当該識別情報はプラグインを一意に識別するために使用され、当該識別情報がプラグインのID(Identity、アイデンティティ識別番号)またはシーケンス番号であってもよい。当該アカウント情報が、第1のモバイル端末のアプリケーションのユーザのアカウント情報、例えば、第1のモバイル端末内のインスタント通信アプリケーションにログインするためのユーザのアカウント情報であることが好ましい。ユーザのアカウント・プライバシを保護するために、1つのプラグインが同時に第1のモバイル端末の1つのアカウント情報にのみ関連付けられ、ユーザが、第1のモバイル端末の設定インタフェースにおいて、プラグインと第1のモバイル端末のアカウント情報の間の関連付けを除去するか、または、プラグインに関連付けされたアカウント情報を修正できることが好ましい。プラグインが送信した情報を受信した後、第1のモバイル端末が、当該情報を第1のモバイル端末のアプリケーションの組込みブラウザに表示するか、または、当該情報を他の端末ユーザともしくは第1のモバイル端末の他のアプリケーションにおいて共有してもよいことに留意されたい。
【0026】
以下で、
図1乃至
図6を参照して、本発明の1実施形態で提供する情報送信方法を説明する。
図1は本発明の1実施形態に従う情報送信方法の流れ図である。当該方法が、第2の端末のブラウザにロードされたプラグインにより実行される情報送信プロセスであってもよい。当該方法がステップS101乃至ステップS103を含んでもよい。
【0027】
S101で、プラグインが、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末が送信した情報送信命令を受信する。
【0028】
当該ステップでは、当該情報送信命令が、重力検知イベントに従って第1のモバイル端末により発行された命令であってもよい。例えば、第1のモバイル端末が、ユーザが当該端末を振ることで生成された重力検知イベントを検出し、生成された情報送信命令をプラグインに送信して、情報送信を実行するようにプラグインに指示する。この場合、第1のモバイル端末が、組込み重力センサ、例えば、速度センサ、加速度センサ、またはジャイロスコープセンサを有し、当該センサの信号検出結果に従って重力検知イベントを生成することが好ましい。あるいは、当該情報送信命令が、音声制御コマンドに従って第1のモバイル端末により発行された情報送信命令であってもよい。例えば、第1のモバイル端末は、ユーザが入力した音声情報を検出し、当該音声情報が事前設定された音声制御コマンドである場合には、第1のモバイル端末は当該情報送信命令を生成し、当該情報送信命令をプラグインに送信して、情報送信を実行するようにプラグインに指示する。この場合、第1のモバイル端末が、情報送信を指示するために使用される音声制御コマンドを事前に格納し、ユーザの音声情報を検出したとき、音声情報が当該事前設定された音声制御コマンドにマッチする(即ち、当該事前設定された音声制御コマンドと同じであるかまたはそれに類似する)かどうかを判定することが好ましい。あるいは、当該情報送信命令が、特定のキー押下イベントに従って第1のモバイル端末により発行された命令であってもよい。例えば、第1のモバイル端末のユーザが第1のモバイル端末で特定のキーをクリックし、特定のキー押下イベントが生成され、第1のモバイル端末が当該情報送信命令を生成し、当該情報送信命令をプラグインに送信して、情報送信を実行するようにプラグインに指示する。この場合、第1のモバイル端末は特定のキーで事前に設定されることが好ましい。当該キーが、特定のアイコンキーまたは特定の物理キーを含んでもよい。
【0029】
S102で、プラグインが、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を取得する。当該リンク情報は、現在のウェブページのウェブサイト情報と現在のウェブページ内の画像のリンク・アドレス情報を含む。当該ステップでは、関連付けされた第1のモバイル端末が送信した情報送信命令を受信した後、プラグインが、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報と現在のウェブページ内の当該画像のリンク・アドレス情報とを捕捉してもよい。
【0030】
S103で、サーバが、当該リンク情報に従って現在のウェブページのウェブページ情報を第1のモバイル端末に送信するように、プラグインが当該リンク情報をサーバに送信する。
【0031】
サーバが、現在のウェブページ内の画像のリンク・アドレス情報に従って、画像取得要求をCDN(Content Delivery Network、コンテンツ配信ネットワーク)システムに送信して、現在のウェブページ内の事前設定値より大きい最小辺長を有する画像情報の取得を要求するか、または、現在のウェブページにおける事前設定フォーマットでの画像情報の取得を要求してもよい。CDNシステムは、当該リンク・アドレス情報に対応する画像を捕捉し、当該画像をサムネイルへと処理する。サーバは、CDNシステムが返したサムネイルを受信する。サーバは、現在のウェブページの当該サムネイルとウェブサイト情報を第1のモバイル端末に送信する。
【0032】
図2は本発明の1実施形態に従う別の情報送信方法の流れ図である。当該方法が、第2の端末のブラウザのプラグインに関連付けされた第1のモバイル端末により実行される情報送信プロセスであってもよい。当該方法がステップS201乃至ステップS202を含んでもよい。
【0033】
S201で、第1のモバイル端末は、情報送信命令を第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインに送信して、プラグインが、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報をサーバに送信するようにする。当該ステップで以下の実装方式を使用してもよい。
【0034】
第1の実装方式では、第1のモバイル端末が重力センサを備えるのが好ましい。当該重力センサが、第1のモバイル端末における重力検知イベントを検出するための速度センサ、加速度センサ、またはジャイロスコープセンサであってもよい。当該ステップを実施する前に、第1のモバイル端末は、重力検知イベントをリアルタイムで検出し、検出された重力検知イベントに従って、当該情報送信命令を第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインに送信し、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザにおける現在のウェブページのリンク情報を取得するようにプラグインに指示する。例えば、第1のモバイル端末のユーザが、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブページ情報を第1のモバイル端末のインスタント通信アプリケーションにおいて適用しようとする場合には、ユーザは当該インスタント通信アプリケーションのインタフェース内の第1のモバイル端末を振動させて重力検知イベントを生成して、当該ステップを実施するように第1のモバイル端末をトリガしてもよい。
【0035】
第2の実装方式では、第1のモバイル端末が、情報送信を指示するために使用される音声制御コマンドを事前に格納する。当該ステップを実施する前に、第1のモバイル端末は、ユーザが入力した音声情報をリアルタイムで検出し、検出された音声情報を事前設定された音声制御コマンドと比較し、これら2つがマッチした(即ち、同じかまたは類似)場合、当該情報送信命令を第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインに送信して、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を取得するようにプラグインに指示する。例えば、第1のモバイル端末のユーザは、音声情報「情報送信」を第1のモバイル端末に入力し、当該音声情報が事前設定された音声制御コマンド「情報送信」にマッチすると第1のモバイル端末が判定した場合には、第1のモバイル端末をトリガして当該ステップを実施する。
【0036】
第3の実装方式では、第1のモバイル端末を特定のキーで設定することが好ましい。当該キーが、特定のアイコンキーまたは特定の物理キーを含んでもよい。第1のモバイル端末が特定のキー押下イベントをリアルタイムで検出し、検出された特定のキー押下イベントに従って、当該情報送信命令を第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインに送信し、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を取得するようにプラグインに指示する。例えば、第1のモバイル端末のユーザが特定のアイコンキーを第1のモバイル端末でクリックし特定のキー押下イベントが生成された場合には、第1のモバイル端末をトリガして当該ステップを実施する。
【0037】
S202で、第1のモバイル端末が、サーバにより送信された現在のウェブページのウェブページ情報を当該リンク情報に従って受信する。当該ステップでは、第1のモバイル端末により受信されたウェブページ情報はプラグインが配置されたブラウザの現在のウェブページのウェブサイト情報とサムネイルを含む。
【0038】
図3は本発明の1実施形態に従うさらに別の情報送信方法の流れ図である。当該方法が、サーバにより実行される情報送信プロセスであってもよい。当該方法がステップS301乃至ステップS303を含んでもよい。
【0039】
S301で、サーバが、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページの、プラグインにより送信されたリンク情報を受信する。当該リンク情報は、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報と現在のウェブページ内の画像のリンクアドレス情報とを含む。
【0040】
S302で、サーバが現在のウェブページのウェブページ情報を当該リンク情報に従って取得する。2つの実現可能な実装方式が当該ステップに存在する。第1の実現可能な実装方式では、サーバが、当該リンク情報に従って画像取得要求をCDNシステムに送信して、現在のウェブページ内の事前設定値より大きい最小辺長を有する画像情報の取得を要求してもよい。
【0041】
十分な画像情報、例えば、ウェブページの主要部の画像情報、ウェブページ内の浮動ウィンドウの広告画像情報、またはウェブページの端に表示された広告画像情報が現在のウェブページに存在してもよい。一般に、ウェブページ内の広告画像情報の辺長は短い。したがって、当該ステップでは、現在のウェブページ内の広告画像情報をフィルタできるように、事前設定値より大きい最小辺長を有する画像情報の取得を現在のウェブページで要求してもよい。当該事前設定値を実際の条件に従って設定してもよいことに留意されたい。例えば、当該事前設定値を、100画素に設定してもよく、または、広告画像情報内の最大辺長の値に設定してもよく、または、広告画像情報内の最大辺長よりも大きい値に設定してもよい等である。
【0042】
CDNシステムは、画像取得要求に従って、現在のウェブページ内の事前設定値より大きい最小辺長を有する画像情報を選択し、当該画像情報をサムネイルに処理し、当該サムネイルをサーバに返す。
【0043】
第2の実現可能な実装方式では、サーバが、リンク情報に従って画像取得要求をCDNシステムに送信し、現在のウェブページ内において画像情報の取得を事前設定フォーマットで要求してもよい。
【0044】
現在のウェブページが、複数のフォーマットでの画像情報、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group、ジョイント・フォトグラフィック・エキスパート・グループ)フォーマットでの画像情報、BMP(Bitmap、標準画像ファイル・フォーマット)フォーマットでの画像情報、GIF(Graphics Interchange Format、グラフィック・インターチェンジ・フォーマット)フォーマットでの画像情報、TIF(Tagged Image File Format、タグ付画像ファイル・フォーマット)フォーマットでの画像情報等を含んでもよい。第1のモバイル端末のユーザが、実際の要求に従って、送信すべき画像情報のフォーマットを設定してもよい。当該ステップでは、サーバが、ユーザにより設定された当該フォーマットに従って現在のウェブページの画像情報を要求し、CDNシステムが返したサムネイルを受信してもよい。
【0045】
CDNシステムは、画像取得要求に従って、現在のウェブページ内の画像情報を事前設定フォーマットで選択し、当該画像情報をサムネイルに処理し、当該サムネイルをサーバに返す。
【0046】
上の2つの実現可能な実装方式では、サーバは、現在のウェブページの画像情報をCDNシステムから取得する。当該情報がCDNシステム内の複数のネットワーク・ノードに存在しうるので、情報取得のヒット率を保証することができる。さらに、CDNシステムが、ネットワークのトラフィックと接続状態に従って情報取得サービスを提供するためのサーバに最も近いノードをリアルタイムに選択できるので、各ノードの負荷条件と応答時間、情報送信の速度と安定性を高めることができる。
【0047】
S303で、サーバが、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた第1のモバイル端末に送信する。当該ステップでは、サーバが、CDNシステムが返したサムネイルと現在のウェブページのウェブサイト情報を纏めて第1のモバイル端末に送信する。
【0048】
情報送信の都合のため、ウェブページ情報を送信する前に、サーバが当該ウェブページ情報を処理してもよく、例えば、現在のウェブページのサムネイルとウェブサイト情報を圧縮しカプセル化して、情報送信の速度を高めてもよい。処理されたウェブページ情報を受信した後に、第1のモバイル端末はそれに応じてウェブページ情報を取り出して解凍することは分かる。
【0049】
図4は本発明の1実施形態に従うさらに別の情報送信方法の流れ図である。当該方法が、第2の端末のブラウザのプラグイン、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末、およびサーバの間の対話を通じて実行される情報送信プロセスであってもよい。当該方法がステップS401乃至ステップS405を含んでもよい。
【0050】
S401で、第1のモバイル端末が、情報送信命令を第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインに送信する。当該実施形態のステップS401については、
図2に示す実施形態のステップS201を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0051】
S402で、プラグインが、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を取得する。S403で、プラグインが当該リンク情報をサーバに送信する。当該実施形態のステップS402とS403については、
図1に示す実施形態のステップS102とS103を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0052】
S404で、サーバが、現在のウェブページのウェブページ情報を当該リンク情報に従って取得する。S405で、サーバが、現在のウェブページのウェブページ情報を第1のモバイル端末に送信する。当該実施形態のステップS404とS405については、
図3に示す実施形態のステップS302とS303を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0053】
図5は本発明の1実施形態に従うさらに別の情報送信方法の流れ図である。当該方法が、第2の端末のブラウザのプラグイン、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末、およびサーバの間の対話を通じて実行される情報送信プロセスであってもよい。当該方法がステップS501とステップS520を含んでもよい。
【0054】
S501で、第2の端末がプラグインをブラウザにインストールする。第2の端末が、プラグインのインストール情報をローカルにダウンロードし、ローカルなインストール情報を用いて当該ブラウザのプラグインをロードしてもよく、または、第2の端末がインターネットにアクセスしてプラグインのインストール情報をオンラインで取得し、当該ブラウザのプラグインをロードしてもよい。S502で、第2の端末が、プラグインのエントリ情報に従って2Dバーコードを生成する。S503で、第1のモバイル端末が、2Dバーコードをスキャンし解析して、プラグインのエントリ情報を取得する。
【0055】
第1のモバイル端末が、第1のモバイル端末内のスキャン・ソフトウェアを用いて当該2Dバーコードをスキャンし解析して、プラグインのエントリ情報を取得してもよい。第1のモバイル端末が、第1のモバイル端末のアプリケーション内のスキャン・プラグインを用いて当該2Dバーコードをスキャンし解析してもよい。例えば、第1のモバイル端末のインスタント通信アプリケーション内の2Dバーコードスキャン・プラグインを使用してもよい。
【0056】
S504で、第1のモバイル端末が、プラグインのエントリ情報と第1のモバイル端末のアカウント情報を関連付けるためにサーバに送信する。S505で、サーバが、プラグインのエントリ情報と第1のモバイル端末のアカウント情報に従って関連付け処理を実施する。S506で、サーバが、第1の関連付け通知メッセージを第1のモバイル端末に配信する。第1の関連付け通知メッセージは、第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインのエントリ情報を含む。S507で、サーバが第2の関連付け通知メッセージをプラグインに配信する。当該第2の関連付け通知メッセージは、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末のアカウント情報を含む。S508で、第2の端末がプラグインを起動する。
【0057】
プラグインを第1のモバイル端末に関連付けた後、ユーザが、第2の端末のブラウザにロードされたプラグインをクリックしてもよい。第2の端末は、ユーザのクリック動作に従ってプラグインを起動する。プラグインが情報送信プロセスを起動状態で実行する。
【0058】
S509で、プラグインが、第1のモバイル端末からの情報送信命令が事前設定時間ウィンドウ内で受信されたかどうかを検出し、受信された場合には、ステップS412を実施する。受信されなかった場合には、第2の端末がプラグインを停止する。
【0059】
当該事前設定時間を実際の要求に従って設定してもよい。例えば、当該事前設定時間を2時間、3時間等に設定してもよい。当該事前設定時間を設定することでユーザのプライバシを保護し、不要な情報送信によりウェブページの閲覧プライバシが暴露されることを防ぎ、ユーザの第1のモバイル端末のアプリケーションに関するプライバシを利用することができる。第2の端末がプラグインを停止した後、当該情報送信プロセスを再初期化する必要がある場合には、ユーザはプラグインを手動でクリックして、第2の端末をトリガしてプラグインを再起動する必要があることは分かる。
【0060】
S510で、第1のモバイル端末が、重力検知イベント、音声制御コマンドまたは特定のキー押下イベントを含む、第1のモバイル端末上のユーザ操作を検出する。S511で、第1のモバイル端末が、検出されたユーザ操作に従って当該情報送信命令を送信する。
【0061】
当該ステップでは、第1のモバイル端末が重力検知イベントを検出した場合、第1のモバイル端末が、検出された重力検知イベントに従って当該情報送信命令をプラグインに送信する。あるいは、第1のモバイル端末が音声制御コマンドを検出した場合には、第1のモバイル端末が、検出された音声制御コマンドに従って当該情報送信命令をプラグインに送信する。あるいは、第1のモバイル端末が特定のキー押下イベントを検出した場合には、第1のモバイル端末が、検出された特定のキー押下イベントに従って当該情報送信命令をプラグインに送信する。
【0062】
当該実施形態では、ステップS509、ステップS510、およびS511の順序は限定されない。即ち、ステップS510とS511を最初に実施し、その後にステップS509を実施するか、または、ステップS509、ステップS510、およびS511を同時に実施してもよい。
【0063】
S512で、プラグインが、サーバを介して第1のモバイル端末により送信された情報送信命令を受信する。S513で、第2の端末がプラグインを起動状態に保つ。S514で、プラグインが、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブページ情報とリンク情報を取得する。S515で、プラグインが当該ウェブページ情報とリンク情報をサーバに送信する。
【0064】
当該実施形態のステップS512乃至S515については、
図1に示す実施形態のステップS101乃至S103を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0065】
S516で、サーバが、現在のウェブページ内の画像のアドレス情報に従って画像取得要求をCDNシステムに送信する。S517で、サーバが、CDNシステムにより返された複数のサムネイル画像を受信する。S518で、サーバが、現在のウェブページの当該サムネイル画像とウェブサイト情報を第1のモバイル端末に送信する。
【0066】
当該実施形態のステップS516乃至S518については、
図3に示す実施形態のステップS302とS303を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0067】
S519で、プラグインが、サーバが返した送信通知メッセージを受信する。当該送信通知メッセージは、送信開始通知メッセージ、送信一時停止通知メッセージ、または送信停止通知メッセージを含む。S520で、プラグインが、当該送信通知メッセージに従って情報送信プロンプト・メッセージを出力する。
【0068】
当該ステップでは、プラグインが、浮動レイヤをブラウザ内にポップアップさせ、情報送信プロンプト・メッセージを当該浮動レイヤに出力してユーザに情報送信の現在の状態を表示してもよい。例えば、プロンプト・メッセージ「情報送信継続中」を出力するか、または、プロンプト・メッセージ「情報送信完了」を出力する等である。浮動レイヤによる送信により、ユーザに情報送信の状態を認識させることができ、ユーザは情報送信の進捗を知ることができる。当該浮動レイヤは送信された情報コンテンツを表示しないので、ユーザのプライバシが保護され、送信されている情報の暴露が回避される。キャンセル・キーをさらに浮動レイヤ内に提供し、キャンセル・キーをクリックすることでユーザが当該情報送信プロセスを停止でき、それによりマンマシン対話を改善することが好ましい。
【0069】
以下では、
図6を参照して、具体例を用いて当該情報送信方法を説明する。
図6A乃至
図6Jは本発明の1実施形態に従う情報送信方法の例示的な図である。
図6では、送信された情報は、PCのブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報および画像のリンク情報である。
図6は、携帯電話を「振る」ことで(即ち、携帯電話を振ることで発行される情報送信命令を介して)PCと携帯電話の間で画像が送信されるプロセスを示す。
【0070】
第1のモバイル端末が携帯電話であり、第2の端末がPCであると仮定する。ユーザは、PCのブラウザを使用してウェブページを閲覧し、同時に、携帯電話におけるインスタント通信アプリケーションを使用する。ユーザが、現在のウェブページの当該ウェブサイト情報と画像情報をPCと携帯電話の間で送信して、携帯電話のインスタント通信アプリケーションにおけるウェブページの画像情報を使用しようとすると仮定する。
図6に示す「Shaketodown」のプロセスは以下の通りである。
【0071】
図6A乃至
図6Cに示すように、PCがブラウザのプラグインをロードし、デジタル表現(例えば、2Dバーコード)をプラグインのエントリ情報に従って生成する。当該デジタル表現が2Dバーコードである必要はなく、それがプラグインに一意に関連付けられる限り、例えば、所定の空間範囲もしくは時間範囲またはその両方において、1Dバーコードまたは3Dバーコードの形態をとってもよいことは当業者には理解されることに留意されたい。
図6Dに示すように、携帯電話は2Dバーコードをスキャンし解析して、プラグインのエントリ情報を取得する。
図6Eを参照すると、ユーザが携帯電話内のキー「関連付け」をクリックしたとき、携帯電話は、インスタント通信アプリケーションにログインするためのプラグインのエントリ情報とユーザのアカウント情報を関連付けるために纏めてサーバに送信する。PCのプラグインと携帯電話はそれぞれサーバにより返された関連付け通知メッセージを受信して、互いの情報を取得する。
図6F乃至
図6Gに示すように、プラグインを携帯電話のアカウント情報に関連付けた後、プロンプトをPCと携帯電話のブラウザにおいてそれぞれ行う。当該PCは、ユーザによるプラグインのクリック動作に従ってプラグインを起動する。
図6Hに示すように、起動されたプラグインが「Shaketodown」を実行してもよい。
【0072】
携帯電話側では、携帯電話は、携帯電話を振ることで生成された重力検知イベントがインスタント通信アプリケーションのインタフェースに存在するかどうかをリアルタイムで検出し、存在する場合には、情報送信命令をプラグインに送信する。PC側では、プラグインは、携帯電話が送信した情報送信命令が事前設定時間内に受信されたかどうかを検出し、受信されなかった場合には、PCがプラグインを停止し、当該PCをトリガしてプラグインを起動するための、ユーザによるプラグインでの次のクリック動作を待機する。受信した場合には、PCがプラグインを起動状態に保ち、プラグインがブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報と画像のリンク・アドレス情報を捕捉し、当該ウェブサイト情報と当該画像のリンク・アドレス情報をサーバに送信する。サーバは、当該リンク・アドレス情報に従って画像取得要求をCDNシステムに送信する。CDNシステムは当該リンク・アドレス情報に対応する画像を捕捉し、当該画像をサムネイルへと処理し、当該サムネイルをサーバに返す。サーバは、CDNシステムが返したサムネイルと現在のウェブページのウェブサイト情報を纏めて携帯電話に返し、同時に送信通知メッセージをPCのブラウザのプラグインに返す。当該ブラウザのプラグインは、浮動レイヤを用いることで情報送信プロンプト・メッセージを出力する。
図6Iに示すように、当該ブラウザのプラグインは、当該浮動レイヤを用いることでユーザに情報送信の状態を表示する。当該浮動レイヤがさらにキャンセル・キーを備え、携帯電話のユーザが、当該浮動レイヤ内のキャンセル・キーをクリックすることで当該情報送信プロセスをキャンセルできることが好ましい。
図6Jに示すように、携帯電話は、情報送信プロンプト・メッセージを出力してユーザに情報送信の状態を表示してもよい。サーバから現在のウェブページのウェブサイト情報とサムネイルを受信した後、携帯電話は、インスタント通信アプリケーションで、受信したウェブページまたは画像情報を当該ウェブページに表示し、それを携帯電話内の、マイクロブログ・アプリケーション、ショート・メッセージ・アプリケーションまたはSNS(Social Networking Services、ソーシャル・ネットワーキング・サービス)アプリケーションのようなアプリケーションで共有してもよい。例えば、携帯電話は、ウェブページへのリンクと、サーバにより返されるサムネイル画像のリスト・ビューまたは2Dグリッド・ビューとを表示してもよい。当該ウェブページに対するリンクをユーザが選択したことに応答して、インスタント通信アプリケーションに埋め込まれたウェブ・ブラウザ・アプリケーションを起動してウェブページを描画してもよい。あるいは、インスタント通信アプリケーションが携帯電話のバックグラウンドに一時的に退避されている間に、ウェブページを描画するために別々のウェブ・ブラウザ・アプリケーションを起動してもよい。同様に、サムネイル画像のうち1つをユーザが選択することで、当該インスタント通信アプリケーションをトリガして、対応するフルサイズ画像の要求を、リモート・サーバまたは当該フルサイズ画像をホストするウェブサーバに対して開始する。幾つかの実装形態では、当該インスタント通信アプリケーションはダウンロード履歴、例えば、ユーザが本発明の幾つかの実施形態に従ってshaketodown機能を用いて携帯電話にダウンロードした最後の100個の画像またはウェブページまたはその両方を保持する。
【0073】
情報送信プロセスが完了した後、プラグインが起動状態に保たれている場合には、プラグインは次の情報送信プロセスに入ってもよく、ユーザは、プラグインをクリックしてPCをトリガしてプラグインを停止してもよい。あるいは、携帯電話のユーザがshaketodown機能から脱出するかまたはshaketodown機能を停止するとき、携帯電話はサーバを介して命令を第2の端末に送信する。当該命令に従って、ウェブ・ブラウザがそれに応じてプラグインを停止する。
【0074】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0075】
本発明の1実施形態ではコンピュータ記憶媒体を開示する。当該コンピュータ記憶媒体はプログラムを格納する。実行されたとき、当該プログラムは、
図1乃至
図6に示す諸実施形態で説明した情報送信方法のステップの一部または全部を含む。
【0076】
以下では、
図7および
図8を参照して、本発明の1実施形態で提供する情報送信装置を詳細に説明する。以下で説明する装置を
図1乃至
図6で示す方法に適用してもよいことは分かる。
【0077】
図7は本発明の1実施形態に従う情報送信装置の略構造図である。当該情報送信装置は、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備える。幾つかの実装形態では、当該情報送信装置は、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は、命令受信モジュール101、情報取得モジュール102、および情報送信モジュール103を格納する。
【0078】
命令受信モジュール101は、当該情報送信装置に関連付けされた第1のモバイル端末から情報送信命令を受信するように構成される。情報取得モジュール102は、当該情報送信命令に従って、当該情報送信装置が配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を取得するように構成される。当該リンク情報は現在のウェブページのウェブサイト情報と現在のウェブページ内の画像のリンク・アドレス情報を含む。情報送信モジュール103は、サーバが、当該リンク情報に従って現在のウェブページのウェブページ情報を第1のモバイル端末に送信するように、当該リンク情報をサーバに送信するように構成される。
【0079】
サーバが、現在のウェブページ内の画像のリンク・アドレス情報に従って、画像取得要求をCDNシステムに送信して、現在のウェブページ内の事前設定値より大きい最小辺長を有する画像情報の取得を要求するか、または、現在のウェブページにおける事前設定フォーマットでの画像情報の取得を要求してもよい。CDNシステムは、当該リンク・アドレス情報に対応する画像を捕捉し、当該画像をサムネイルへと処理する。サーバは、CDNシステムが返したサムネイルを受信する。サーバは、現在のウェブページの当該サムネイルとウェブサイト情報を第1のモバイル端末に送信する。
【0080】
図8は本発明の1実施形態に従う別の情報送信装置の略構造図である。当該情報送信装置が、第2の端末のブラウザにロードされたプラグインであってもよい。当該装置は、命令受信モジュール101、情報取得モジュール102、情報送信モジュール103、メッセージ受信モジュール104、検出モジュール105、およびプロンプト・モジュール106を備えてもよい。命令受信モジュール101、情報取得モジュール102および情報送信モジュール103に関しては、
図7に示す実施形態における関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0081】
メッセージ受信モジュール104は、サーバにより配信された第2の関連付け通知メッセージを受信するように構成される。当該第2の関連付け通知メッセージは、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末のアカウント情報を含む。
【0082】
検出モジュール105は、関連付けされた第1のモバイル端末が送信した情報送信命令が事前設定時間ウィンドウ内で受信されたかどうかを検出し、第1のモバイル端末からの当該情報送信命令が当該事前設定時間ウィンドウにおいて受信された場合に、起動状態を保ち、当該情報送信装置が配置されたブラウザ内のウェブページのウェブページ情報を取得するように情報取得モジュール102に指示し、第1のモバイル端末からの当該情報送信命令が当該事前設定時間ウィンドウにおいて受信されなかった場合には、第2の端末の停止動作に従って停止状態に入るように構成される。
【0083】
プロンプト・モジュール106は、情報送信プロンプト・メッセージを送信通知メッセージに従って出力するように構成される。
【0084】
当該送信通知メッセージは、送信開始通知メッセージ、送信一時停止通知メッセージ、または送信停止通知メッセージを含む。プロンプト・モジュール106が、浮動レイヤをブラウザ内にポップアップさせ、情報送信プロンプト・メッセージを当該浮動レイヤに出力し、情報送信の現在の状態をユーザに表示してもよい。例えば、プロンプト・メッセージ「情報送信継続中」を出力するか、または、プロンプト・メッセージ「情報送信完了」を出力する等である。浮動レイヤによる送信により、ユーザに情報送信の状態を認識させることができ、ユーザは情報送信の進捗を知ることができる。当該浮動レイヤは送信された情報コンテンツを表示しないので、ユーザのプライバシが保護され、送信されている情報の暴露が回避される。キャンセル・キーをさらに浮動レイヤ内に提供し、キャンセル・キーをクリックすることでユーザが当該情報送信プロセスを停止でき、それによりマンマシン対話を改善することが好ましい。
【0085】
本発明の当該実施形態の情報送信装置の機能モジュールの機能を特に、上述の方法の実施形態における方法に従って実装してもよいことに留意されたい。具体的な実装プロセスについては、上述の方法の実施形態の関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0086】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0087】
以下では、
図9乃至
図10を参照して本発明の1実施形態で提供する第2の端末を詳細に説明する。以下で説明する第2の端末を
図1乃至
図6で示す方法に適用してもよいことは分かる。
【0088】
図9は本発明の1実施形態に従う端末の略構造図である。当該端末が、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備えてもよい。幾つかの実装形態では、当該端末は、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は管理モジュール201と情報送信装置202を格納する。情報送信装置202が、
図7と
図8の何れかに示す情報送信装置であってもよい。情報送信装置202の構造については、
図7と
図8に示す諸実施形態の関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0089】
管理モジュール201は、情報送信装置202をブラウザにロードし、情報送信装置202を管理するように構成される。管理モジュール201が情報送信装置202を管理することには、ロード、エントリ管理、および起動管理が含まれる。特に、
図10を参照する。
図10は、
図9に示す管理モジュールの1実施形態の略構造図である。管理モジュール201は、ローディング・ユニット2101、エントリ管理ユニット2102、および起動管理ユニット2103を備えてもよい。
【0090】
ローディング・ユニット2101は、当該情報送信装置をブラウザにロードするように構成される。エントリ管理ユニット2102は、当該情報送信装置のエントリ情報に従って2Dバーコードを生成するように構成される。
【0091】
起動管理ユニット2103は、当該情報送信装置と第1のモバイル端末を互いに関連付けた後、当該情報送信装置を起動するか、または、第1のモバイル端末からの当該情報送信命令が事前設定時間ウィンドウにおいて当該情報送信装置により受信されなかったとき、当該情報送信装置を停止するように構成される。
【0092】
本発明の当該実施形態の第2の端末の機能モジュールの機能を特に、上述の方法の実施形態における方法に従って実装してもよいことに留意されたい。具体的な実装プロセスについては、上述の方法の実施形態の関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0093】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0094】
以下では、
図11乃至
図13を参照して、本発明の1実施形態で提供する第1のモバイル端末を詳細に説明する。以下で説明する装置を
図1乃至
図6で示す方法に適用してもよいことは分かる。
【0095】
図11は本発明の1実施形態に従う別の端末の略構造図である。当該端末が、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備えてもよい。幾つかの実装形態では、当該端末は、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は、命令モジュール301と情報送信モジュール302を格納する。
【0096】
命令モジュール301は、情報送信命令を端末に関連付けされたプラグインに送信して、プラグインが、当該情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報をサーバに送信するように構成される。
【0097】
命令モジュール301が送信する情報送信命令の形式が3つの実現可能な実装方式を含んでもよい。この実装方式については、
図2に示すステップS201における関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0098】
情報送信モジュール302は、当該リンク情報に従って、サーバにより送信された現在のウェブページのウェブページ情報を受信するように構成される。送信モジュール302により受信されたウェブページ情報は、プラグインが配置されたブラウザの現在のウェブページのウェブサイト情報と画像のサムネイルを含む。
【0099】
図12は本発明の1実施形態に従うさらに別の端末の略構造図である。当該端末が、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備えてもよい。幾つかの実装形態では、当該端末は、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は、命令モジュール301、情報送信モジュール302、検出モジュール303、および関連付けモジュール304を格納する。命令モジュール301と情報送信モジュール302の構造に関しては、
図11に示す実施形態における関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0100】
検出モジュール303は、重力検知イベントを検出し、検出された重力検知イベントに従って、当該情報送信命令をプラグインに送信するように当該命令モジュールに指示するか、または、音声制御コマンドを検出し、出された音声制御コマンドに従って、当該情報送信命令をプラグインに送信するか、または、特定のキー押下イベントを検出し、検出された特定のキー押下イベントに従って、当該情報送信命令をプラグインに送信するように構成される。
【0101】
関連付けモジュール304は、プラグインのエントリ情報を取得し、サーバと対話して当該端末とプラグインを関連付けるように構成される。
【0102】
図13を参照する。
図13は、
図12に示す関連付けモジュールの1実施形態の略構造図である。関連付けモジュール304は、エントリ取得ユニット3401、送信ユニット3402、およびメッセージ受信ユニット3403を備えてもよい。
【0103】
エントリ取得ユニット3401は、プラグインに対応する2Dバーコードをスキャンすることによってプラグインのエントリ情報を取得するように構成される。送信ユニット3402は、プラグインのエントリ情報および当該端末のアカウント情報を関連付けるためにサーバに送信するように構成される。メッセージ受信ユニット3403は、サーバにより配信された第1の関連付け通知メッセージを受信するように構成される。当該第1の関連付け通知メッセージは、第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインのエントリ情報を含む。
【0104】
本発明の当該実施形態の第2の端末の機能モジュールの機能を特に、上述の方法の実施形態における方法に従って実装してもよいことに留意されたい。具体的な実装プロセスについては、上述の方法の実施形態の関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0105】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0106】
以下では、
図14乃至
図16を参照して、本発明の1実施形態で提供するサーバを詳細に説明する。以下で説明する装置を
図1乃至
図6で示す方法に適用してもよいことは分かる。
【0107】
図14は本発明の1実施形態に従うサーバの略構造図である。当該サーバが、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備えてもよい。幾つかの実装形態では、当該サーバは場合によっては、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は、リンク受信モジュール401、情報取得モジュール402、および情報送信モジュール403を格納する。
【0108】
当該リンク受信モジュールはプラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページの、プラグインにより送信されたリンク情報を受信するように構成される。当該リンク情報は、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報と現在のウェブページ内の画像のリンクアドレス情報とを含む。
【0109】
情報取得モジュール402は、現在のウェブページのウェブページ情報を当該リンク情報に従って取得するように構成される。情報取得モジュール402の取得プロセスに2つの実現可能な実装方式が存在しうる。当該2つの実現可能な実装方式に関しては、
図3に示すステップS302における関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0110】
情報送信モジュール403は、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた第1のモバイル端末に送信するように構成される。情報送信モジュール403は、CDNシステムが返したサムネイルと、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのウェブサイト情報とを纏めて第1のモバイル端末に送信する。
【0111】
図15は、本発明の1実施形態に従う別のサーバの略構造図である。当該サーバが、メモリに格納されたモジュール、プログラムおよび/または命令を実行することで所定の動作を実施するための1つまたは複数のプロセッサと、1つまたは複数のネットワークまたは他の通信インタフェースと、これらのコンポーネントを相互接続するための1つまたは複数の通信バスとを備えてもよい。幾つかの実装形態では、サーバは場合によっては、表示装置と1つまたは複数の入力装置(例えば、キーボードまたはマウス)を備えたユーザ・インタフェースを備える。幾つかの実装形態では、当該メモリは、DRAM、SRAM、または他のランダム・アクセス固体メモリ装置のような高速ランダム・アクセスメモリを含む。幾つかの実装形態では、メモリは、1つまたは複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュ・メモリ装置、または他の不揮発性固体記憶装置のような不揮発性メモリを含む。メモリ、あるいはメモリ内部の1つまたは複数の記憶装置(例えば、1つまたは複数の不揮発性記憶装置)は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を備える。幾つかの実装形態では、メモリまたはメモリのコンピュータ可読記憶媒体は、リンク受信モジュール401、情報取得モジュール402、情報送信モジュール403、関連付けモジュール404、および送信通知モジュール405を格納する。命令受信モジュール401、情報取得モジュール402および情報送信モジュール403の構造に関しては、
図14に示す実施形態における関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0112】
関連付けモジュール404は、第1のモバイル端末により送信されたプラグインのエントリ情報と第1のモバイル端末のアカウント情報に従って、プラグインと第1のモバイル端末を関連付けるように構成される。
【0113】
図16を参照する。
図16は、
図15に示した関連付けモジュールの1実施形態の略構造図である。関連付けモジュール404が、受信ユニット4401、関連付け処理ユニット4402、および通知ユニット4403を備えてもよい。
【0114】
受信ユニット4401は、第1のモバイル端末により送信されたプラグインのエントリ情報および第1のモバイル端末のアカウント情報を受信するように構成される。関連付け処理ユニット4402はプラグインのエントリ情報と第1のモバイル端末のアカウント情報を関連付けるように構成される。
【0115】
通知ユニット4403は、第1の関連付け通知メッセージを第1のモバイル端末に配信し、第2の関連付け通知メッセージを第2の端末に配信するように構成される。当該第1の関連付け通知メッセージは第1のモバイル端末に関連付けされたプラグインのエントリ情報を含み、当該第2の関連付け通知メッセージは、プラグインに関連付けされた第1のモバイル端末のアカウント情報を含む。
【0116】
送信通知モジュール405は、送信通知メッセージをプラグインに返すように構成される。当該送信通知メッセージは、送信開始通知メッセージ、送信一時停止通知メッセージ、または送信停止通知メッセージを含む。プラグインは、送信通知モジュール405により返された送信通知メッセージに従って情報送信プロンプト・メッセージを出力してもよい。
【0117】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0118】
以下では、
図17を参照して、本発明の1実施形態で提供する情報送信システムを詳細に説明する。以下で説明するシステムを
図1乃至
図6で示す方法に適用してもよいことは分かる。
【0119】
図17は本発明の1実施形態に従う情報送信システムの略構造図である。当該システムは、第1のモバイル端末、第2の端末、およびサーバを含んでもよい。第1のモバイル端末が、
図11乃至
図13の実施形態の何れかに示す端末であってもよく、第2の端末が、
図9および
図10の実施形態の何れかに示す端末であってもよく、サーバが、
図14乃至
図16の実施形態の何れかに示すサーバであってもよい。さらに、
図17に示すように、第2の端末のブラウザに、
図7および
図8の実施形態の何れかに示す情報送信装置をロードする。当該装置がプラグインであってもよい。当該システムにおける装置の構造や機能の実装については、上述の諸実施形態の関連説明を参照されたい。詳細についてはここでは繰返し説明しない。
【0120】
本発明の当該実施形態では、プラグインが、プラグインに関連付けされた端末からの情報送信命令に従って、プラグインが配置されたブラウザ内の現在のウェブページのリンク情報を捕捉し、当該リンク情報をサーバに送信して、現在のウェブページのウェブページ情報をプラグインに関連付けされた端末に返すようにサーバをトリガし、それにより、互いに関連付けされたブラウザのプラグインと端末の間の情報送信が実現され、情報送信の簡便さが向上する。
【0121】
当該諸実施形態の方法のプロセスの全部または一部を、関連するハードウェアに指示するコンピュータ・プログラムにより実現してもよいことは当業者には理解される。当該プログラムをコンピュータ可読記憶媒体に格納してもよい。当該プログラムを実行したとき、上述の様々な実施形態の方法のプロセスが実施される。当該記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、読取専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)等であってもよい。
【0122】
以上の説明は本発明の例示的な実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定しようとするものではない。したがって、本発明の特許請求の範囲に従って行った均等な変更は依然として本発明が包含する範囲に入る。
【0123】
以上で特定の実施形態を説明したが、これは本発明をこれらの特定の実施形態に限定しようとするものではないことは理解される。反対に、本発明は、添付の諸請求項の趣旨と範囲内にある代替、修正、および均等物を含む。本明細書で提供した主題の徹底的な理解を与えるために多数の具体的な詳細を説明した。しかし、当該主題をこれらの具体的な詳細なしに実施できることは当業者には明らかである。他の事例では、公知な方法、手続き、構成要素、および回路は、諸実施形態の諸態様を不必要に不明瞭化させないために詳細には説明しなかった。
【0124】
第1の、第2の等の用語を本明細書で使用して様々な要素を説明したが、これらの要素はこれらの用語により限定されるべきではない。これらの用語は或る要素を別の要素から区別するために使用したにすぎない。例えば、本発明の範囲から逸脱することなく、第1の順位付け基準を第2の順位付け基準と称してもよく、同様に、第2の順位付け基準を第1の順位付け基準と称してもよい。第1の順位付け基準と第2の順位付け基準は両方とも順位付け基準であるが、それらは同一の順位付け基準ではない。
【0125】
本明細書の説明で使用した用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本発明を限定しようとするものではない。本発明の詳細な説明と添付の特許請求の範囲で使用する場合、「1」、「1つの」、および「当該」といった単数形は、特に断らない限り、複数形も同様に含むことを意図している。本明細書で使用する用語「および/または」は、1つまたは複数の関連する列挙項目の任意および全ての可能な組合せを指し、それを包含するものであることも理解される。さらに、用語「含む」、「備える」、および/または「備えた」という用語は本明細書で使用するときは、説明した機能、動作、要素、および/または構成要素の存在を示すが、1つまたは複数の他の機能、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除するものではないことは理解される。
【0126】
本明細書で使用する際、「である場合」という用語は、状況に応じて、表明された前提条件が真であるという「であるとき」または「である際」または「判定したことに応答して」または「判定に従って」または「検出したことに応答して」を意味するように解釈されうる。同様に、「表明された前提条件が真であることが判定された場合」または「表明された前提条件が真である場合」または「表明された前提条件が真であるとき」という句は、状況に応じて、表明された前提条件が真であるという「判定の際」または「判定に応じて」または「判定に従って」または「検出の際」または「検出に応答して」を意味するように解釈されうる。
【0127】
様々な図面の一部では幾つかの論理的段階を特定の順序で示したが、順序に依存しない段階を再順序付けし他の段階を組み合せるかまたは分解してもよい。幾つかの再順序付けまたは他のグループ化を特に説明したが、他のものは当業者に自明であるので、代替物の包括的なリストは提示しない。さらに、上記段階をハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはそれらの任意の組合せで実装してもよいことは理解される。
【0128】
以上の記載は、説明の目的で、具体的な実装形態を参照しつつ行ったものである。しかし、以上の例示的な議論は包括的であることを意図したものではなく、本発明を開示した形態そのものに限定しようとするものでもない。以上の教示事項に鑑みて多数の修正と変形が可能である。上記諸実装形態は、本発明の原理とその実用的な適用を最良に説明し、それにより当業者が本発明と様々な実装形態を考えられる特定の利用に適するように様々な修正を加えて最良に利用できるようにするために、選択され説明したものである。諸実装形態には、添付の諸請求項の趣旨と範囲内にある代替、修正、および均等物が含まれる。本明細書で提供した主題を徹底的に理解するために多数の具体的な詳細を説明した。しかし、当該主題をこれらの具体的な詳細なしに実施できることは当業者には明らかである。他の事例では、公知な方法、手続き、構成要素、および回路は、諸実装形態の諸態様を不必要に不明瞭化させないために詳細には説明していない。