【課題を解決するための手段】
【0016】
その目的は、特許請求項の主題によって達成される。
【0017】
驚くべきことに、以下に記す一般式(I)の置換化合物が、疼痛の治療に適していることが見出された。驚くべきことに、以下に記す一般式(I)の置換化合物は、KCNQ2/3K
+チャネルに対する優れた親和性も有し、したがって、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の予防および/または治療に適していることも見出された。置換化合物はそれにより、KCNQ2/3K
+チャネルの調節因子、すなわちアゴニストまたはアンタゴニストとして作用する。
【0018】
したがって、本発明は、一般式(I)の置換化合物
【0019】
【化1】
[式中、
R
1は、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されているC
1〜10−脂肪族残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、アリールまたはヘテロアリールを表し、
R
2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;C(=O)H;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH
2;SCF
3;S(=O)
2−OH;NO
2;OCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、N(C
1〜4脂肪族残基)−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基またはN(C
1〜4脂肪族残基)−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではなく、
R
7は、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されているC
1〜10−脂肪族残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を表し、
R
7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すならば、結合が3〜10員のヘテロ脂環式残基の炭素原子を介して行われ、
R
8は、H、または非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されているC
1〜10−脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基を表し、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基を形成し、
ここで、「脂肪族基」および「脂肪族残基」は、各々の場合において、分枝鎖状または非分枝鎖状、飽和または不飽和であってよく、
ここで、「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」は、各々の場合において、飽和または不飽和であってよく、
ここで、「脂肪族基」および「脂肪族残基」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基または基について、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、CHO、COOH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関し、
ここで、「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基について、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、CHO、COOH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関し、
ここで、「アリール」および「ヘテロアリール」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基について、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、
【0020】
【化2】
、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、C(=O)H、C(=O)OH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、アリール、ヘテロアリール、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関する]
であって、
下記の化合物:
・5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミド、および
・5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミド;
を除く、
遊離化合物、ラセミ化合物、鏡像異性体、ジアステレオマー、鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の混合比での混合物または個々の鏡像異性体もしくはジアステレオマーの混合物の形態、または生理学的に許容可能な酸または塩基の塩の形態、または溶媒和物、特に水和物の形態である化合物
に関する。
【0021】
用語「C
1〜10−脂肪族残基」、「C
1〜8−脂肪族残基」、「C
1〜6−脂肪族残基」および「C
1〜4−脂肪族残基」および「C
1〜2−脂肪族残基」は、本発明の意味で、1〜10個、または1〜8個、または1〜6個、または1〜4個、または1〜2個の炭素原子をそれぞれ含有する、分枝鎖状であっても非分枝鎖状であってもよく、また非置換であっても一置換もしくは多置換されていてもよい、非環式飽和または不飽和脂肪族炭化水素残基、すなわち、それぞれC
1〜10アルカニル、C
2〜10アルケニルおよびC
2〜10アルキニル、ならびにC
1〜8アルカニル、C
2〜8アルケニルおよびC
2〜8アルキニル、ならびにC
1〜6アルカニル、C
2〜6アルケニルおよびC
2〜6アルキニル、ならびにC
1〜4アルカニル、C
2〜4アルケニルおよびC
2〜4アルキニル、ならびにC
1〜2アルカニル、C
2−アルケニルおよびC
2アルキニルを含む。この場合、アルケニルは少なくとも一つのC−C二重結合(C=C−結合)を含み、アルキニルは少なくとも一つのC−C三重結合(C≡C−結合)を含む。好ましくは、脂肪族残基は、アルカニル(アルキル)およびアルケニル残基からなる群から選択され、より好ましくは、アルカニル残基である。好ましいC
1〜10アルカニル残基は、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニルおよびn−デシルからなる群から選択される。好ましいC
1〜8アルカニル残基は、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチルおよびn−オクチルからなる群から選択される。好ましいC
1〜6アルカニル残基は、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチルおよびn−ヘキシルからなる群から選択される。好ましいC
1〜4アルカニル残基は、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルおよびtert.−ブチルからなる群から選択される。好ましいC
2〜10アルケニル残基は、エテニル(ビニル)、プロペニル(−CH
2CH=CH
2、−CH=CH−CH
3、−C(=CH
2)−CH
3)、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニルおよびデセニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜8アルケニル残基は、エテニル(ビニル)、プロペニル(−CH
2CH=CH
2、−CH=CH−CH
3、−C(=CH
2)−CH
3)、ブテニル、ペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニルおよびオクテニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜6アルケニル残基は、エテニル(ビニル)、プロペニル(−CH
2CH=CH
2、−CH=CH−CH
3、−C(=CH
2)−CH
3)、ブテニル、ペンテニルおよびヘキセニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜4アルケニル残基は、エテニル(ビニル)、プロペニル(−CH
2CH=CH
2、−CH=CH−CH
3、−C(=CH
2)−CH
3)およびブテニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜10アルキニル残基は、エチニル、プロピニル(−CH
2−C≡CH、−C≡C−CH
3)、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニル、オクチニル、ノニニルおよびデシニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜8アルキニル残基は、エチニル、プロピニル(−CH
2−C≡CH、−C≡C−CH
3)、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル、ヘプチニルおよびオクチニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜6アルキニル残基は、エチニル、プロピニル(−CH
2−C≡CH、−C≡C−CH
3)、ブチニル、ペンチニルおよびヘキシニルからなる群から選択される。好ましいC
2〜4アルキニル残基は、エチニル、プロピニル(−CH
2−C≡CH、−C≡C−CH
3)およびブチニルからなる群から選択される。
【0022】
用語「C
3〜6−脂環式残基」および「C
3〜10−脂環式残基」は、本発明においては、3、4、5または6個の炭素原子および3、4、5、6、7、8、9または10個の炭素原子をそれぞれ含有する環式脂肪族炭化水素を意味し、ここで、各々の場合における炭化水素は、飽和であっても不飽和であってもよく(しかし芳香族ではない)、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。脂環式残基は、脂環式残基の任意の望ましくかつ考えられる環員を介してそれぞれの上位の一般構造と結合していてよい。脂環式残基は、さらなる飽和、(部分)不飽和、(ヘテロ)環式、芳香族またはヘテロ芳香族環系と、すなわち、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールまたはヘテロアリール残基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)と縮合されていてもよい。C
3〜10脂環式残基は、さらに、例えばアダマンチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルまたはビシクロ[2.2.2]オクチルの場合等、単架橋または多重架橋されていてよい。好ましいC
3〜10脂環式残基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シクロデシル、アダマンチル、
【0023】
【化3】
、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロヘプテニルおよびシクロオクテニルからなる群から選択される。好ましいC
3〜6脂環式残基は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニルおよびシクロヘキセニルからなる群から選択される。
【0024】
用語「3〜6員のヘテロ脂環式残基」および「3〜10員のヘテロ脂環式残基」は、本発明においては、3〜6個、すなわち3、4、5または6個の環員および3〜10個、すなわち3、4、5、6、7、8、9または10個の環員をそれぞれ有するヘテロ脂環式飽和または不飽和(しかし芳香族ではない)残基を意味し、ここで、各々の場合において、少なくとも一つ、適切ならば二つまたは三つもの炭素原子が、O、S、S(=O)
2、N、NHおよびN(C
1〜8アルキル)からなる群からそれぞれ互いに独立に選択されるヘテロ原子またはヘテロ原子基、好ましくはN(CH
3)によって置き換えられており、ここで、前記環員は、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。ヘテロ脂環式残基は、前記ヘテロ脂環式残基の任意の望ましくかつ考えられる環員を介して上位の一般構造と結合していてよい。ヘテロ脂環式残基は、さらなる飽和、(部分)不飽和(ヘテロ)脂環式または芳香族またはヘテロ芳香族環系と、すなわち、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールまたはヘテロアリール残基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)と縮合されていてもよい。好ましいヘテロ脂環式残基は、アゼチジニル、アジリジニル、アゼパニル、アゾカニル、ジアゼパニル、ジチオラニル、ジヒドロキノリニル、ジヒドロピロリル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジオキセパニル、ジヒドロインデニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロフラニル、ジヒドロイソキノリニル、ジヒドロインドリニル、ジヒドロイソインドリル、イミダゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オキシラニル、オキセタニル、ピロリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、ピペリジニル、ピラゾリジニル、ピラニル、テトラヒドロピロリル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロインドリニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピリジニル、テトラヒドロチオフェニル、テトラヒドロピリドインドリル、テトラヒドロナフチル、テトラヒドロカルボリニル、テトラヒドロイソオキサゾロ−ピリジニル、チアゾリジニルおよびチオモルホリニルからなる群から選択される。
【0025】
用語「アリール」は、本発明においては、フェニルおよびナフチルを含む、6〜14個の環員を有する芳香族炭化水素を意味する。各アリール残基は、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、ここで、アリール置換基は同じであっても異なっていてもよく、前記アリールの任意の望ましくかつ考えられる位置にあってよい。アリールは、前記アリール残基の任意の望ましくかつ考えられる環員を介して上位の一般構造と結合していてよい。アリール残基は、さらなる飽和、(部分)不飽和、(ヘテロ)脂環式、芳香族またはヘテロ芳香族環系と、すなわち、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールまたはヘテロアリール残基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)と縮合されていてもよい。縮合アリール残基の例は、ベンゾジオキソラニルおよびベンゾジオキサニルである。好ましくは、アリールは、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、フルオレニルおよびアントラセニルからなる群から選択され、その各々は、それぞれ非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。特に好ましいアリールは、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されているフェニルである。
【0026】
用語「ヘテロアリール」は、本発明においては、少なくとも1個、適切ならば2、3、4または5個ものヘテロ原子を含有する5または6員の環式芳香族残基を表し、ここで、前記ヘテロ原子は、群S、NおよびOからそれぞれ互いに独立に選択され、ヘテロアリール残基は、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、ヘテロアリール上での置換の場合、置換基は同じであっても異なっていてもよく、前記ヘテロアリールの任意の望ましくかつ考えられる位置にあってよい。上位の一般構造との結合は、ヘテロアリール残基の任意の望ましくかつ考えられる環員を介して行われ得る。ヘテロアリールは、最大14個の環員を有する二環または多環系の一部であってもよく、ここで、環系は、さらなる飽和、(部分)不飽和、(ヘテロ)脂環式または芳香族またはヘテロ芳香族環と、すなわち、脂環式、ヘテロ脂環式、アリールまたはヘテロアリール残基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)と形成され得る。ヘテロアリール残基は、ベンゾフラニル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾオキサジアゾリル、キナゾリニル、キノキサリニル、カルバゾリル、キノリニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチエニル、フリル(フラニル)、イミダゾリル、イミダゾチアゾリル、インダゾリル、インドリジニル、インドリル、イソキノリニル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、インドリル、ナフチリジニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フタラジニル、ピラゾリル、ピリジル(2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル)、ピロリル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、プリニル、フェナジニル、チエニル(チオフェニル)、トリアゾリル、テトラゾリル、チアゾリル、チアジアゾリルおよびトリアジニルからなる群から選択されることが好ましい。フリル、ピリジル、オキサゾリル、チアゾリルおよびチエニルが特に好ましい。
【0027】
用語「C
1〜4−脂肪族基を介してまたはC
1〜8−脂肪族基を介して架橋されているアリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式残基または脂環式残基」は、本発明においては、語句「アリール、ヘテロアリール、ヘテロ脂環式残基および脂環式残基」が上記で定義した意味を意味し、それぞれC
1〜4−脂肪族基を介してまたはC
1〜8−脂肪族基を介してそれぞれの上位の一般構造と結合していることを意味する。C
1〜4脂肪族基およびC
1〜8−脂肪族基は、すべての場合において、分枝鎖状であっても非分枝鎖状であってもよく、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。C
1〜4脂肪族基は、すべての場合において、さらに飽和または不飽和であってよい、すなわち、C
1〜4アルキレン基、C
2〜4アルケニレン基またはC
2〜4アルキニレン基であってよい。同じことがC
1〜8−脂肪族基にも当てはまる、すなわち、C
1〜8−脂肪族基は、すべての場合において、さらに飽和または不飽和であってよい、すなわち、C
1〜8アルキレン基、C
2〜8アルケニレン基またはC
2〜8アルキニレン基であってよい。好ましくは、C
1〜4−脂肪族基はC
1〜4アルキレン基またはC
2〜4アルケニレン基であり、より好ましくはC
1〜4アルキレン基である。好ましくは、C
1〜8−脂肪族基はC
1〜8アルキレン基またはC
2〜8アルケニレン基であり、より好ましくはC
1〜8アルキレン基である。好ましいC
1〜4アルキレン基は、−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−、−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−、−CH(CH
2CH
3)−、−CH
2−(CH
2)
2−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH(CH
3)−CH
2−、−CH(CH
3)−CH(CH
3)−、−CH(CH
2CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)
2−CH
2−、−CH(CH
2CH
2CH
3)−および−C(CH
3)(CH
2CH
3)−からなる群から選択される。好ましいC
2〜4アルケニレン基は、−CH=CH−、−CH=CH−CH
2−、−C(CH
3)=CH
2−、−CH=CH−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH=CH−CH
2−、−CH=CH−CH=CH−、−C(CH
3)=CH−CH
2−、−CH=C(CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)=C(CH
3)−および−C(CH
2CH
3)=CH−からなる群から選択される。好ましいC
2〜4アルキニレン基は、−C≡C−、−C≡C−CH
2−、−C≡C−CH
2−CH
2−、−C≡C−CH(CH
3)−、−CH
2−C≡C−CH
2−および−C≡C−C≡C−からなる群から選択される。好ましいC
1〜8アルキレン基は、−CH
2−、−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−、−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−、−CH(CH
2CH
3)−、−CH
2−(CH
2)
2−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH(CH
3)−CH
2−、−CH(CH
3)−CH(CH
3)−、−CH(CH
2CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)
2−CH
2−、−CH(CH
2CH
2CH
3)−、−C(CH
3)(CH
2CH
3)−、−CH
2−(CH
2)
3−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH(CH
3)−CH
2−CH
2−、−CH(CH
3)−CH
2−CH(CH
3)−、−CH(CH
3)−CH(CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)
2−CH
2−CH
2−、−CH
2−C(CH
3)
2−CH
2−、−CH(CH
2CH
3)−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH(CH
2CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)
2−CH(CH
3)−、−CH(CH
2CH
3)−CH(CH
3)−、−C(CH
3)(CH
2CH
3)−CH
2−、−CH(CH
2CH
2CH
3)−CH
2−、−C(CH
2CH
2CH
3)−CH
2−、−CH(CH
2CH
2CH
2CH
3)−、−C(CH
3)(CH
2CH
2CH
3)−、−C(CH
2CH
3)
2−および−CH
2−(CH
2)
4−CH
2−からなる群から選択される。好ましいC
2〜8アルケニレン基は、−CH=CH−、−CH=CH−CH
2−、−C(CH
3)=CH
2−、−CH=CH−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH=CH−CH
2−、−CH=CH−CH=CH−、−C(CH
3)=CH−CH
2−、−CH=C(CH
3)−CH
2−、−C(CH
3)=C(CH
3)−、−C(CH
2CH
3)=CH−、−CH=CH−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH
2−CH=CH
2−CH
2−CH
2−、−CH=CH=CH−CH
2−CH
2−および−CH=CH
2−CH−CH=CH
2−からなる群から選択される。好ましいC
2〜8アルキニレン基は、−C≡C−、−C≡C−CH
2−、−C≡C−CH
2−CH
2−、−C≡C−CH(CH
3)−、−CH
2−C≡C−CH
2−、−C≡C−C≡C−、−C≡C−C(CH
3)
2−、−C≡C−CH
2−CH
2−CH
2−、−CH
2−C≡C−CH
2−CH
2−、−C≡C−C≡C−CH
2−および−C≡C−CH
2−C≡Cからなる群から選択される。
【0028】
「脂肪族残基」および「脂肪族基」に関して、用語「一置換または多置換されている」は、本発明の意味で、対応する残基または基について、それぞれ互いに独立に、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、CHO、COOH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、一つまたは複数の水素原子の単一置換または多重置換、例えば、二置換、三置換および四置換を指す。多置換されている残基および基についての用語「多置換されている」は、異なる原子または同じ原子のいずれか上でのこれらの残基および基の多置換、例えば、CF
3もしくはCH
2CF
3の場合のように同じ炭素原子上で、またはCH(OH)−CH=CH−CHCl
2の場合のように種々の点で三置換されていることを含む。置換基は、その部分に適切ならば、同様に一置換または多置換されていてよい。多重置換は、同じ置換基を使用して、または異なる置換基を使用して行うことができる。
【0029】
「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」に関して、用語「一置換または多置換されている」は、本発明の意味で、対応する残基について、それぞれ互いに独立に、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、CHO、COOH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、一つまたは複数の水素原子の単一置換または多重置換、例えば、二置換、三置換および四置換を指す。多置換されている残基および基についての用語「多置換されている」は、異なる原子または同じ原子のいずれか上でのこれらの残基および基の多置換、例えば、1,1−ジフルオロシクロヘキシルの場合のように同じ炭素原子上で、または1−クロロ−3−フルオロシクロヘキシルの場合のように種々の点で二置換されていることを含む。置換基は、その部分に適切ならば、同様に一置換または多置換されていてよい。多重置換は、同じ置換基を使用して、または異なる置換基を使用して行うことができる。
【0030】
「脂肪族残基」および「脂肪族基」の好ましい置換基は、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CONH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される。
【0031】
「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」の好ましい置換基は、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、=O、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CONH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される。
【0032】
「アリール」および「ヘテロアリール」に関して、用語「一置換または多置換されている」は、本発明の意味で、それぞれ互いに独立に、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、
【0033】
【化4】
、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−O−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、C(=O)H、C(=O)OH、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、アリール、ヘテロアリール、C(=O)−NH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、一つのまたは適切ならば異なる原子上での、一つまたは複数の水素原子の単一置換または多重置換、例えば、二置換、三置換および四置換を指し、ここで、置換基は、その部分に適切ならば、同様に一置換または多置換されていてよい。多重置換は、同じ置換基を用いて、または異なる置換基を使用して行われる。
【0034】
「アリール」および「ヘテロアリール」の好ましい置換基は、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、
【0035】
【化5】
、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)
2−C
1〜4脂肪族残基、OH、OCF
3、O−C
1〜4−脂肪族残基、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2OH、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−NH−C
1〜4−脂肪族残基、CN、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、CONH
2、C(=O)−NH(C
1〜4脂肪族残基)、C(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2、アリール、好ましくはフェニル、またはベンジル[各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、CN、CF
3、CH
3、C
2H
5、iso−プロピル、tert.−ブチル、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、O−CH
3、OCF
3、O−CH
2−OH、O−CH
2−O−CH
3、SH、S−CH
3、SCF
3、NO
2、NH
2、N(CH
3)
2、N(CH
3)(C
2H
5)ならびにN(C
2H
5)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている]、ヘテロアリール、好ましくはピリジル、チエニル、フリル、チアゾリルまたはオキサゾリル[各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、CN、CF
3、CH
3、C
2H
5、iso−プロピル、tert.−ブチル、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、O−CH
3、OCF
3、O−CH
2−OH、O−CH
2−O−CH
3、SH、S−CH
3、SCF
3、NO
2、NH
2、N(CH
3)
2、N(CH
3)(C
2H
5)ならびにN(C
2H
5)
2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている]からなる群から選択される。
【0036】
本発明による化合物は、置換基、例えば、R
1、R
2およびR
3(第一世代置換基)によって定義され、適切ならばそれらの一部が置換されている(第二世代置換基)。定義に応じて、これらの置換基の置換基はそれらの一部が再置換されていてよい(第三世代置換基)。例えば、R
1=C
1〜10脂肪族残基(第一世代置換基)であれば、C
1〜4脂肪族残基はその一部が例えばNH−C
1〜4脂肪族残基(第二世代置換基)で置換されていてよい。これにより、官能基R
1=(C
1〜10脂肪族残基−NH−C
1〜4脂肪族残基)が生成される。次いで、NH−C
1〜4脂肪族残基はその一部が例えばCl(第三世代置換基)で再置換され得る。概して、これにより、NH−C
1〜4脂肪族残基のC
1〜4脂肪族残基がClによって置換されている官能基R
1=C
1〜10脂肪族残基−NH−C
1〜4脂肪族残基が生成される。
【0037】
しかしながら、好ましい実施形態において、第三世代置換基は再置換されない場合があり、すなわち、次の第四世代置換基はない。
【0038】
別の好ましい実施形態において、第二世代置換基は再置換されない場合があり、すなわち、次の第三世代置換基すらない。換言すれば、この実施形態において、例えば一般式(I)の場合、R
1〜R
8の官能基は適切ならば各々置換されていてよいが、次いでそれぞれの置換基はそれらの一部が再置換されない場合がある。
【0039】
いくつかの場合において、本発明による化合物は、それぞれ非置換であるか、または一置換もしくは多置換されているアリールまたはヘテロアリール残基であるかまたはそれを担持する、または、環員(複数可)としてそれらを結合する炭素原子(複数可)もしくはヘテロ原子(複数可)と一緒になって、各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されている環、例えばアリールまたはヘテロアリールを形成する置換基によって定義される。これらのアリールまたはヘテロアリール残基およびこのようにして形成された(ヘテロ)芳香族環系はいずれも、適切ならば、脂環式、好ましくはC
3〜6脂環式残基、またはヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基と、またはアリールもしくはヘテロアリールと、例えば、シクロペンチル等のC
3〜6脂環式残基またはモルホリニル等の3〜6員のヘテロ脂環式残基、またはフェニル等のアリールまたはピリジル等のヘテロアリールと縮合されていてもよく、ここで、このようにして縮合された脂環式またはヘテロ脂環式残基、アリールまたはヘテロアリール残基は、それらの一部がそれぞれ、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。
【0040】
いくつかの場合において、本発明による化合物は、各々の場合において、それぞれ、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されている脂環式残基またはヘテロ脂環式残基であるかまたはそれを担持する、または、環員(複数可)としてそれらを結合する炭素原子(複数可)もしくはヘテロ原子(複数可)と一緒になって、環、例えば、脂環式またはヘテロ脂環式環系を形成する置換基によって定義される。これらの脂環式またはヘテロ脂環式環系およびこの方式で形成された(ヘテロ)脂環式環系はいずれも、適切ならば、アリールもしくはヘテロアリールと、または脂環式残基、好ましくはC
3〜6脂環式残基、またはヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基と、例えば、フェニル等のアリール、またはピリジル等のヘテロアリール、またはシクロヘキシル等の脂環式残基またはモルホリニル等のヘテロ脂環式残基と縮合されていてもよく、ここで、このようにして縮合されたアリールもしくはヘテロアリール残基、または脂環式もしくはヘテロ脂環式残基は、それらの一部がそれぞれ、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい。
【0041】
本発明の範囲内では、式において使用される記号
【0042】
【化6】
は、対応する残基とそれぞれの上位の一般構造との連結を示す。
【0043】
残基が分子内に複数生じる場合、この残基は種々の置換基についてそれぞれ異なる意味を有し得、例えば、R
2およびR
3がいずれも3〜6員のヘテロ脂環式残基を示す場合、3〜6員のヘテロ脂環式残基は、例えばR
2についてモルホリニルを表し得、R
3についてピペラジニルを表し得る。
【0044】
用語「生理学的に許容可能な酸の塩」は、本発明の意味で、それぞれの活性成分と、特にヒトおよび/または他の哺乳動物において使用される場合に生理学的に許容可能な、無機または有機酸との塩を指す。塩酸塩が特に好ましい。生理学的に許容可能な酸の例は、塩酸、臭化水素酸、硫酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、炭酸、ギ酸、酢酸、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、マンデル酸、フマル酸、マレイン酸、乳酸、クエン酸、グルタミン酸、サッカリン酸(saccharic acid)、モノメチルセバシン酸、5−オキソプロリン、ヘキサン−1−スルホン酸、ニコチン酸、2、3または4−アミノ安息香酸、2,4,6−トリメチル安息香酸、α−リポ酸、アセチルグリシン、馬尿酸、リン酸、アスパラギン酸である。クエン酸および塩酸が特に好ましい。
【0045】
用語「生理学的に許容可能な塩基の塩」は、本発明の意味で、本発明によるそれぞれの化合物(例えば、適切な官能基の脱プロトン化時にアニオンとして)と、特にヒトおよび/または他の哺乳動物において使用される場合に生理学的に許容可能な、少なくとも一つのカチオンまたは塩基との、好ましくは少なくとも一つの無機カチオンとの塩を指す。特に好ましいのは、アルカリおよびアルカリ土類金属の塩、特に、(一)もしくは(二)ナトリウム、(一)もしくは(二)カリウム、マグネシウムまたはカルシウム塩だけでなく、アンモニウム塩[NH
xR
4−x]
+[ここで、x=0、1、2、3または4であり、かつRは分枝鎖状または非分枝鎖状C
1〜4脂肪族残基を表す]もである。
【0046】
一般式(I)による化合物の好ましい実施形態は、一般式(Ia)、(Ib)、(Ic)または(Id):
【0047】
【化7】
を有する。
【0048】
本発明の別の好ましい実施形態は、一般式(I)による化合物
[式中、
R
1は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜8脂肪族残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示し、ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、C
3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、
【0049】
【化8】
、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、O−CH
2−OH、O−CH
2−O−CH
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示し、
ここでアリールまたはヘテロアリール残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CNおよびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R
2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基(ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、好ましくは、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を表し、ここで、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、非置換C
1〜4−脂肪族残基および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてよく、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;OCF
3;SCF
3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH
2;S(=O)
2−OH;NO
2;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基およびNH−S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合により非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではなく、
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜8−脂肪族残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R
7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すならば、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結しており、
そして、
R
8は、H、あるいは、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されているC
1〜10−脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基を表すか
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基を形成し
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)]
である。
【0050】
一般式(I)による化合物の好ましい実施形態において、残基
R
1は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜8−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、C
3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、
【0051】
【化9】
、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、O−CH
2−OH、O−CH
2−O−CH
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、アリールまたはヘテロアリール残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CNおよびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよい。
【0052】
一般式(I)による化合物のさらに好ましい実施形態において、残基
R
1は、部分構造(T1)
【0053】
【化10】
[式中、
mは、0、1、2、3または4を示し、好ましくは、0、1または2を示し、
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4脂肪族残基またはC(=O)−OHを表すか、または一緒に=Oを意味し、
好ましくは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基を表し、
より好ましくは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基を表し、
さらに一層好ましくは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基を表し、かつ
R
8cは、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜4脂肪族残基を示すか、
または、好ましくはmが0ではない場合、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、好ましくはmが0である場合、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、C
3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、
【0054】
【化11】
、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、aC
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示す]
を表す。
【0055】
好ましくは、
R
1は、部分構造(T1)
[式中、
mは、0、1または2を示し、
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基を表し、
好ましくは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜2脂肪族残基またはC
1〜2脂肪族残基を表し、かつ
R
8cは、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜4脂肪族残基を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、好ましくはmが0である場合、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、C
3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルまたはオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、好ましくは、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で、好ましくはF、Cl、CH
3、O−CH
3、CF
3およびOCF
3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは二置換されていてもよく、
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、aC
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示す]
を表す。
【0056】
より好ましくは、
R
1は、部分構造(T1)
[式中、
mは、0、1または2を示し、
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基を表し、
好ましくは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜2脂肪族残基またはC
1〜2脂肪族残基を表し、かつ
R
8cは、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜4脂肪族残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示すか、
または、好ましくはmが0である場合、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5、C
3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、フェニル、チエニルもしくはピリジルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、ベンジル、フェニル、チエニルおよびピリジルは、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、好ましくは、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で、好ましくはF、Cl、CH
3、O−CH
3、CF
3およびOCF
3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは二置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
を示す]
を表す。
【0057】
一般式(I)による化合物のさらに好ましい実施形態において、残基
R
1は、部分構造(T1)
[式中、
mは、0、1または2であり、かつ
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基、好ましくはH、F、CH
3またはOCH
3を表し、
R
8cは、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、非置換O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3および非置換C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜4脂肪族残基を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、非置換O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3および非置換C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示す]、
あるいは
[式中、
mは0であり、
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基、好ましくはH、F、CH
3またはOCH
3を表し、かつ
R
8cは、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3、C(=O)−O−C
2H
5およびフェニルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、フェニルは、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、好ましくは、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で、好ましくはF、Cl、CH
3、O−CH
3、CF
3およびOCF
3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは二置換されていてもよい)
を示す]
を表す。
【0058】
特に好ましいのは、下記の一般式(Ie):
【0059】
【化12】
を有する一般式(I)による化合物である。
【0060】
一般式(I)による化合物の好ましい実施形態において、残基
R
2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基[ここで、C
1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表す。
【0061】
好ましくは、
R
2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を表し、
ここで、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、非置換C
1〜4−脂肪族残基および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよい。
【0062】
より好ましくは、
R
2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;NO
2;OCF
3;SCF
3;C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、非置換C
1〜4−脂肪族残基および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、モルホリニルまたはピペリジニル、好ましくはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルを表し、
ここで、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ピロリジニル、ピペラジニル、4−メチルピペラジニル、モルホリニルまたはピペリジニルは、各々の場合において、場合によりC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、OH、非置換C
1〜4−脂肪族残基および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよい。
【0063】
さらに一層好ましくは、
R
2は、H、F、Cl、Br、I、CN、CF
3、NO
2、OCF
3、SCF
3、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、O−メチル、O−エチル、O−(CH
2)
2−O−CH
3、O−(CH
2)
2−OH、S−メチル、S−エチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを指す。
【0064】
なお一層好ましくは、
R
2は、H;F、Cl、Br、CF
3、CN、SCF
3、OCF
3、CH
3、C
2H
5、n−プロピル、iso−プロピル、t−ブチル、シクロプロピル、O−CH
3およびO−C
2H
5からなる群から選択される。
【0065】
特に、
R
2は、H;F、Cl、Br、CF
3、CH
3、C
2H
5、iso−プロピル、シクロプロピル、およびO−CH
3からなる群から選択される。
【0066】
一般式(I)による化合物の好ましい実施形態において、残基
R
2はHではない。
【0067】
一般式(I)による化合物の別の好ましい実施形態において、残基
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;OCF
3;SCF
3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH
2;S(=O)
2−OH;NO
2;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C
1〜4脂肪族残基)
2、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、NH−C(=O)−C
1〜4脂肪族残基およびNH−S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合により非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基
を表し、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0068】
好ましくは、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;OCF
3;SCF
3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH
2;S(=O)
2−OH;NO
2;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、S(=O)
2−C
1〜4−脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合により非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基
を表し、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0069】
より好ましくは、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF
3;OCF
3;SCF
3;C(=O)H;NO
2;C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4脂肪族残基、O−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C
1〜4−脂肪族残基およびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、各々の場合において、場合により非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C
3〜6−脂環式残基
を表し、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0070】
本発明のさらに好ましい実施形態において、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;NO
2;CF
3;CN;OCF
3;SCF
3;(C=O)−C
1〜4脂肪族残基、C
1〜4脂肪族残基、O−C
1〜4脂肪族残基、S−C
1〜4脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、ClおよびO−CH
3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
からなる群から選択され、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0071】
好ましくは、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、NO
2、CF
3、CN、OCF
3、SCF
3、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、sec.−ブチル、tert.−ブチル、シクロプロピル、C(=O)−メチル、C(=O)−エチル、(C=O)−イソプロピル、(C=O)−t−ブチル、O−メチル、O−エチル、O−イソプロピル、O−t−ブチル、O−(CH
2)
2−O−CH
3、S−メチル、S−エチルからなる群から選択され、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0072】
特には、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、NO
2、CF
3、CN、(C=O)−メチル、(C=O)−エチル、(C=O)−イソプロピル、(C=O)−t−ブチル、メチル、エチル、イソプロピル、t−ブチル、O−メチル、O−エチル、O−イソプロピル、O−t−ブチル、OCF
3、S−メチル、S−エチルおよびSCF
3からなる群から選択され、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0073】
より特には、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、CF
3、CN、OCF
3およびNO
2からなる群から選択され、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではない。
【0074】
最も好ましくは、
R
3、R
4およびR
6は、それぞれ互いに独立に、HまたはFを表し、かつ
R
5は、F、CF
3、OCF
3、CNまたはNO
2を示す。
【0075】
一般式(I)による化合物の好ましい実施形態において、残基
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜8−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R
7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すならば、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結しており、
そして、
R
8は、H、あるいは非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−OH、C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、NH(C
1〜4脂肪族残基)、N(C
1〜4脂肪族残基)
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0076】
一般式(I)による化合物のさらに好ましい実施形態において、残基
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、NH
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜8−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、かつ
C
3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R
7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すならば、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結しており、
そして、
R
8は、H、あるいは非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基、C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
C
3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0077】
好ましくは、
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜8−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SCF
3、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R
7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すならば、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結しており、
そして、
R
8は、H、あるいは非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜10−脂肪族残基、好ましくはC
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基、好ましくは3〜6員のヘテロ脂環式残基、より好ましくはモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニル、アゼチジニルおよびピペラジニルからなる群から選択されるヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0078】
より好ましくは、
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜8−脂肪族残基、好ましくはC
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、C
1〜8脂肪族基、好ましくはC
1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されており、
そして、
R
8は、H、あるいは非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜6−脂肪族残基、好ましくはC
1〜4−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜6員のヘテロ脂環式残基、好ましくはモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニル、アゼチジニルおよびピペラジニルからなる群から選択されるヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0079】
さらにより好ましくは、
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜8−脂肪族残基、好ましくはC
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF
3、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換C
1〜8脂肪族基、好ましくは非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されており、
そして、
R
8は、Hまたは非置換C
1〜4−脂肪族残基、好ましくはメチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルおよびtert.−ブチルからなる群から選択される、より好ましくはメチルおよびエチルからなる群から選択される非置換C
1〜4−脂肪族残基を表すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO
2、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3、CNおよびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、3〜6員のヘテロ脂環式残基、好ましくはモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニルおよびアゼチジニルからなる群から選択されるヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF
3および非置換O−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0080】
さらにより好ましくは、
R
7は、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、OCF
3、SH、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜6−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は非置換である]
を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、SCF
3、S−C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C
1〜4−脂肪族残基、CF
3およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはOHもしくは非置換O−C
1〜4−脂肪族残基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を示し、
ここで、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において非置換C
1〜4脂肪族基を介して架橋されており、
R
8は、Hまたは非置換C
1〜4−脂肪族残基、好ましくはH、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルおよびtert.−ブチルを表すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4−脂肪族残基およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、モルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニルまたはアゼチジニルを形成する
(ここで、各々の場合におけるC
1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはOHもしくは非置換O−C
1〜4−脂肪族残基で一置換もしくは多置換されていてもよい)。
【0081】
最も好ましくは
R
7は、非置換であるかまたはF、Cl、OHおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、好ましくは非置換であるかまたはF、ClおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、より好ましくは非置換であるかまたはFおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜6−脂肪族残基を示し、
R
8は、H、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルおよびtert.−ブチル、好ましくはメチルまたはエチルを表すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、各々の場合に非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4−脂肪族残基およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、好ましくは非置換であるかまたはF、ClおよびO−C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基、好ましくはO−メチルで一置換もしくは多置換されている、モルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニルまたはアゼチジニルを形成する。
【0082】
R
1が、部分構造(T1)
【0083】
【化13】
[式中、
mは、0、1または2であり、かつ
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基、好ましくはH、F、CH
3またはOCH
3を表し、
R
8cは、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、非置換O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3および非置換C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜4脂肪族残基を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、非置換O−C
1〜4脂肪族残基、CF
3および非置換C
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示す]
あるいは
mは0であり、
R
8aおよびR
8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C
1〜4脂肪族残基またはC
1〜4脂肪族残基、好ましくはH、F、CH
3またはOCH
3を表し、かつ
R
8cは、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3、C(=O)−O−C
2H
5およびフェニルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール
(ここで、フェニルは、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよく、好ましくは、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4脂肪族残基、OCF
3、CF
3、CN、C
1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH
3、C(=O)−C
2H
5、C(=O)−O−CH
3およびC(=O)−O−C
2H
5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で、好ましくはF、Cl、CH
3、O−CH
3、CF
3およびOCF
3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは二置換されていてもよい)]
を示し、
R
2は、H、F、Cl、CF
3、CH
3、C
2H
5、イソプロピル、シクロプロピルおよびO−CH
3からなる群から選択され、
R
3、R
4、R
5およびR
6は、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、CF
3、CN、OCF
3およびNO
2からなる群から選択され、
但し、R
3、R
4、R
5およびR
6の少なくとも一つはHではなく、
R
7は、非置換であるかまたはF、Cl、OHおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、好ましくは非置換であるかまたはF、ClおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、より好ましくは非置換であるかまたはFおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C
1〜6−脂肪族残基を示し、
R
8は、H、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルおよびtert.−ブチル、好ましくはメチルまたはエチルを表すか、
あるいは、
R
7およびR
8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、各々の場合に非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C
1〜4−脂肪族残基およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、好ましくは非置換であるかまたはF、ClおよびO−C
1〜4−脂肪族残基およびC
1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基、好ましくはO−メチルで一置換もしくは多置換されている、モルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニルまたはアゼチジニルを形成する。
【0084】
とりわけ特に好ましいのは、以下:
1 2−エチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
2 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−ピロリジン−1−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
3 2−ジメチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
4 2−ジメチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
5 2−ジエチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
6 N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−ピロリジン−1−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
7 2−ジエチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
8 2−エチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
9 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−メチルアミノ−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;および
10 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−モルホリン−4−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
を含む群から選択される、一般式(I)による化合物であって、それぞれ、遊離化合物;ラセミ化合物;鏡像異性体、ジアステレオマー、鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の混合比での混合物または個々の鏡像異性体もしくはジアステレオマーの混合物の形態;または生理学的に許容可能な酸もしくは塩基の塩の形態;または溶媒和物、特に水和物の形態である化合物である。
【0085】
前述の一般式(I)の本発明による置換化合物および対応する立体異性体、ならびにまたそれぞれの対応する塩および溶媒和物は、毒物学的に安全であり、したがって、医薬組成物中の薬学的活性成分として適している。
【0086】
したがって、本発明はさらに、少なくとも一つの一般式(I)による化合物を、各々の場合において、適切ならば場合により、その純粋な立体異性体、特に鏡像異性体もしくはジアステレオマー、そのラセミ化合物の一つの形態で、または立体異性体、特に鏡像異性体および/もしくはジアステレオマーの任意の望ましい混合比での混合物の形態で、またはそれぞれ生理学的に許容可能な塩の形態で、もしくはそれぞれ対応する溶媒和物の形態で、ならびにまた適切ならば場合により少なくとも一つの薬学的に許容可能な助剤および/または場合により少なくとも一つのさらなる活性成分を含有する、医薬組成物に関する。
【0087】
さらに、5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミドおよび5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミド、またそれぞれの対応する塩および溶媒和物は、毒物学的に安全であり、したがって、医薬組成物中の薬学的活性成分として適している。
【0088】
したがって、本発明はさらに、5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミドおよび5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミドを、それぞれの場合において適切ならば、生理学的に許容可能な塩の形態で、またはそれぞれ対応する溶媒和物の形態で、ならびにまた適切ならば1種またはそれ以上の薬学的に許容可能な助剤を含有する、医薬組成物に関する。
【0089】
これらの本発明による医薬組成物は、特にKCNQ2/3K
+チャネルの調節に、好ましくはKCNQ2/3K
+チャネル阻害および/またはKCNQ2/3K
+チャネル刺激に適しており、すなわち、アゴニストまたはアンタゴニスト作用を発揮する。
【0090】
同様に、本発明による医薬組成物は、好ましくは、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の予防および/または治療に適している。
【0091】
本発明による医薬組成物は、成人ならびに幼児および乳児を含む小児への投与に適している。
【0092】
本発明による医薬組成物は、液体、半固体または固体医薬品形態として、例えば、注射液、点滴剤、ジュース、シロップ剤、スプレー剤、懸濁剤、錠剤、パッチ剤、カプセル剤、硬膏剤、坐剤、軟膏剤、クリーム剤、ローション剤、ゲル剤、乳剤、エアゾール剤の形態で、またはマルチ粒子形態の形態で、例えばペレット剤もしくは顆粒剤の形態で調製することができ、適切ならば、錠剤にプレス加工し、カプセル中にデカントし、または液体に懸濁してよく、そのまま投与してもよい。
【0093】
適切ならば、その純粋な立体異性体、特に鏡像異性体もしくはジアステレオマー、そのラセミ化合物の一つ形態での、または立体異性体の、特に鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の望ましい混合比での混合物の形態での、または適切ならば、対応する塩の形態もしくはそれぞれ対応する溶媒和物の形態での、少なくとも一つの一般式(I)の置換化合物に加えて、本発明による医薬組成物は、慣例的に、例えば賦形剤、増量剤、溶媒、希釈剤、界面活性物質、染料、保存剤、ブラスチング剤(blasting agent)、スリップ剤、滑沢剤、香料および結合剤からなる群から選択され得る、生理学的に許容可能な医薬品助剤をさらに含有し得る。
【0094】
使用される生理学的に許容可能な助剤およびその量の選択は、医薬組成物が、経口的に、皮下に、非経口的に、静脈内に、腹腔内に、皮内に、筋肉内に、鼻腔内に、頬側に、直腸内に、または例えば皮膚、粘膜および目の感染部へ局所的に、のいずれで適用されるかによって決まる。錠剤、糖剤、カプセル剤、顆粒剤、ペレット剤、点滴剤、ジュースおよびシロップ剤の形態の製剤は、好ましくは経口適用に適しており、液剤、懸濁剤、容易に再構成可能な乾燥製剤およびスプレー剤は、好ましくは非経口、局所および吸入適用に適している。貯蔵中の、溶解形態の、または硬膏剤中の、本発明による医薬組成物中に使用される本発明による置換化合物、および適切ならば添加される皮膚浸透を促進するさらなる作用物質は、適切な経皮適用製剤である。経口的にまたは経皮的に適用可能な製剤形態は、本発明によるそれぞれの置換化合物を遅延方式で放出することもできる。
【0095】
本発明による医薬組成物は、例えば、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」、A.R. Gennaro(編)、第17版、Mack Publishing Company、Easton、Pa、1985、特に第8部、第76から93章において記述されているもの等の、当技術分野において公知である従来の手段、デバイス、方法およびプロセスを活用して調製できる。対応する記述は、参照することにより本明細書に導入され、本開示の一部を形成する。上記で示した一般式(I)の本発明によるそれぞれの置換化合物の、患者に投与される量は変動し得、例えば、患者の体重または年齢、ならびに適用の種類、適応症および障害の重症度にも依存する。慣例的に、患者の体重1kg当たり、0.001〜100mg/kg、好ましくは0.05〜75mg/kg、特に好ましくは0.05〜50mgの、少なくとも一つの本発明による化合物が適用される。
【0096】
本発明による医薬組成物は、好ましくは、疼痛、特に急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される一つまたは複数の疾患および/または障害の治療および/または予防に適している。
【0097】
本発明による医薬組成物は、特に好ましくは、疼痛の、より特に好ましくは急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、内臓痛、炎症性疼痛および筋肉疼痛の治療、最も詳細には神経因性疼痛の治療に適している。
【0098】
本発明による医薬組成物は、好ましくは、てんかんの治療および/または予防にも適している。
【0099】
したがって、本発明はさらに、KCNQ2/3K
+チャネルの調節において使用するための、好ましくはKCNQ2/3K
+チャネル阻害および/または刺激において使用するための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および適切ならば、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0100】
したがって、本発明はさらに、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の予防および/または治療において使用するための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および適切ならば、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0101】
従って本発明はさらに、KCNQ2/3K
+チャネルの調節において使用するための、好ましくはKCNQ2/3K
+チャネル阻害および/または刺激において使用するための、5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミドおよび5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミドの少なくとも一方、および適切ならば場合により、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0102】
したがって、本発明はさらに、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の予防および/または治療において使用するための、5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミドおよび5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミドの少なくとも一方、および適切ならば、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0103】
疼痛、特に急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される障害および/または疾患の予防および/または治療において使用するための、少なくとも1種の一般式(I)で表される化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤も好ましい。
【0104】
疼痛、特に急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、最も特定すれば神経因性疼痛からなる群から選択される障害および/または疾患の予防および/または治療において使用するための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤が特に好ましい。
【0105】
てんかんの予防および/または治療において使用するための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤も特に好ましい。
【0106】
したがって、本発明はさらに、KCNQ2/3K
+チャネルの調節のための、好ましくはKCNQ2/3K
+チャネル阻害および/または刺激のための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および適切ならば、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0107】
したがって、本発明はさらに、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の予防および/または治療のための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および適切ならば、一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤にも関する。
【0108】
疼痛、とりわけ急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される障害および/または疾患の予防および/または治療のための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤が好ましい。
【0109】
疼痛、特に急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、最も特定すれば神経因性疼痛からなる群から選択される障害および/または疾患の予防および/または治療のための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤が特に好ましい。
【0110】
てんかんの予防および/または治療のための、少なくとも一つの一般式(I)による化合物、および場合により一つまたは複数の薬学的に許容可能な助剤も特に好ましい。
【0111】
本発明の別の態様は、哺乳動物における、少なくとも部分的にKCNQ2/3K
+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の、好ましくは、疼痛、好ましくは急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される障害および/または疾患の治療および/または予防の方法であって、有効量の少なくとも一つの一般式(I)の化合物を、前記哺乳動物に投与するステップを含む方法である。
【0112】
疼痛に対する有効性は、例えば、ベネットもしくはチャン・モデル(Bennett, G.J.およびXie, Y.K.、A peripheral mononeuropathy in rat that produces disorders of pain sensation like those seen in man、Pain 1988、33(1)、87〜107;Kim, S.H.およびChung, J.M.、An experimental model for peripheral neuropathy produced by segmental spinal nerve ligation in the rat、Pain 1992、50(3)、355〜363)において、テイル・フリック実験(例えば、D’AmourおよびSmith (J. Pharm. Exp. Ther. 72、74 79 (1941))による)によって、またはホルマリン試験(例えば、D. Dubuissonら、Pain 1977、4、161〜174による)によって示すことができる。てんかんに対する有効性は、例えば、DBA/2マウス・モデル(De Sarroら、Naunyn−Schmiedeberg’s Arch. Pharmacol. 2001、363、330〜336)において実証することができる。
【0113】
本発明による化合物は、好ましくは、10000nM以下または8000nM以下、より好ましくは7000nM以下または6000nM以下、またさらに好ましくは5000nM以下または3000nM以下、さらに一層好ましくは2000nM以下または1000nM以下、またさらに一層好ましくは800nM以下または700nM以下、なお一層好ましくは600nM以下または500nM以下、またなお一層好ましくは400nM以下または300nM以下、最も好ましくは200nM以下または150nM以下、とりわけ120nM以下または100nM以下のEC
50値を有する。EC
50値を決定するための方法は、当業者に公知である。EC
50値は、好ましくは蛍光測定法によって、特に好ましくは、「薬理学的実験」の箇所で後述する通りに決定される。
【0114】
本発明はさらに、本発明による置換化合物を製造するための方法を提供する。
【0115】
後述する反応およびスキームにおいて使用される化学物質および反応成分は、市販されているか、または各々の場合において、当業者に公知である従来の方法によって調製できる。
【0116】
記述されている反応はそれぞれ、例えば圧力または成分が添加される順序に関して、当業者が精通している従来の条件下で行われ得る。適切ならば、当業者は、簡単な予備試験を行うことにより、それぞれの条件下で最適な手順を決定することができる。以上に記述した反応を使用して得られる中間体および最終生成物を、所望かつ/または必要ならば、当業者に公知である従来の方法を使用して、それぞれ精製および/または単離してよい。適切な精製プロセスは、例えば、抽出プロセス、およびカラム・クロマトグラフィーまたは分取クロマトグラフィー等のクロマトグラフィー・プロセスである。後述するプロセス・ステップ、ならびに中間体または最終生成物のそれぞれの精製および/または単離はいずれも、部分的にまたは完全に、不活性ガス雰囲気下、好ましくは窒素雰囲気下で行うことができる。
【0117】
前述の一般式(I)の本発明による置換化合物が、その調製後に、それらの立体異性体の混合物の形態で、好ましくは、それらの種々の鏡像異性体および/またはジアステレオマーのラセミ化合物または他の混合物の形態で得られる場合、当業者に公知である従来のプロセスを使用して、分離し、適切ならば単離することができる。例は、クロマトグラフ分離プロセス、特に標準圧下または昇圧下での液体クロマトグラフィー・プロセス、好ましくはMPLCおよびHPLCプロセス、ならびにまた分別結晶プロセスを含む。これらのプロセスにより、個々の鏡像異性体、例えば、キラル固定相HPLCを利用して、またはキラル酸、例えば(+)−酒石酸、(−)−酒石酸もしくは(+)−10−カンファースルホン酸との結晶化を利用して形成されたジアステレオマー塩を、互いに分離することが可能になる。
【0118】
一般的な反応スキームI(前駆体P1およびP2の合成):
【0119】
【化14】
残基R
2、R
3、R
4、R
5、R
6について非常に広範な置換モデルを有する一般式P1およびP2の化合物の、複数の合成およびそれらへの合成経路が、最新の専門文献において公知である。残基R
2、R
3、R
4、R
5、R
6について同様の置換モデルを有し、以下で概説する通りの、その合成があまり詳細には記述されていない、一般式P1およびP2のこれまで未知の中間体は、これらの公知の方法に従い当業者によって、または公知の方法の組合せによって生成できる。
【0120】
一般的な反応スキームII:
【0121】
【化15】
段階01および段階07において、一般式ZN01およびZN06のキノリン−3−カルボン酸エステルはそれぞれ、当業者に公知の方法に従い、例えば、塩基、例えば水酸化リチウムを用いることによって、それぞれ一般式ZN02およびZN07のキノリン−3−カルボン酸に転換できる。
【0122】
段階02において、一般式ZN02のキノリン−2−オン−3−カルボン酸を、当業者に公知の方法に従い、例えば、オキシ塩化リンを用いる変換によって、一般式ZN03の2−クロロ−キノリン−3−カルボン酸クロリドに転換できる。
【0123】
段階03において、一般式ZN03の2−クロロ−キノリン−3−カルボン酸クロリドを、当業者に公知の方法に従い、例えば、場合により塩基、例えばN−エチル−ジイソプロピルアミンの添加による、ジオキサン中における変換により、一般式R
1−(CH
2)−NH
2のアミンを用いて一般式ZN04の2−クロロ−キノリン−3−カルボキサミドに転換できる。
【0124】
段階04において、一般式ZN04の2−クロロ−キノリン−3−カルボキサミドを、当業者に公知の方法に従い、例えば、マイクロ波照射を用いるアセトニトリル中での加熱(芳香族求核置換)により、または遷移金属触媒を用いたクロスカップリング反応、例えばBuchwald Hartwigカップリングにより、一般式HNR
7R
8のアミンを用いて一般式(I)の2−アミノ−キノリン−3−カルボキサミドに転換できる。
【0125】
段階05において、一般式ZN01のキノリン−2−オン−3−カルボン酸エステルを、当業者に公知の方法に従い、例えば、オキシ塩化リンを用いる変換によって、一般式ZN05の2−アミノ−キノリン−3−カルボン酸エステルに転換できる。
【0126】
段階06において、一般式ZN05の2−クロロ−キノリン−3−カルボン酸エステルを、当業者に公知の方法に従い、例えば、マイクロ波照射を用いるアセトニトリル中での加熱(芳香族求核置換)により、または遷移金属触媒を用いたクロスカップリング反応、例えばBuchwald Hartwigカップリングにより、一般式HNR
7R
8のアミンを用いて一般式ZN06の2−アミノ−キノリン−3−カルボキサミドに転換できる。
【0127】
段階08において、ZP07の2−アミノ−キノリン−3−カルボン酸を、一般式R
1−(CH
2)−NH
2のアミンにより、当業者に公知の方法に従い、例えば適切なカップリング試薬、例えばHATUを使用して、一般式(I)の2−アミノ−キノリン−3−カルボキサミドに転換できる。
【0128】
段階09において、一般式ZN08の4−ヒドロキシ−キノリン−2−オン−3−カルボン酸エステルを、当業者に公知の方法に従い、例えば、オキシ塩化リンを用いる変換によって、一般式ZN09の2,4−ジクロロ−キノリン−3−カルボン酸エステルに転換できる。
【0129】
段階10において、一般式ZN09の2,4−ジクロロ−キノリン−3−カルボン酸エステルを、当業者に公知の方法に従い、例えば、マイクロ波照射を用いるアセトニトリル中での加熱(芳香族求核置換)により、または遷移金属触媒を用いたクロスカップリング反応、例えばBuchwald Hartwigカップリングにより、一般式HNR
7R
8のアミンを用いて一般式ZN10の2−アミノ−キノリン−3−カルボキサミドを得るために転換できる。
【0130】
段階11および段階12において、一般式ZN09およびZN10の4−クロロ−キノリン−3−カルボン酸エステルをそれぞれ、当業者に公知の方法に従い、例えば一般式HNR
2’R
2’’(R
2’およびR
2’’は、窒素原子と一緒に、各一般式の残基R
2が生成するように選択される)のアミンを用いる変換により、例えば、マイクロ波照射を用いるアセトニトリル中での加熱(芳香族求核置換)により、または遷移金属触媒を用いたクロスカップリング(Buchwald Hartwigカップリング)により、あるいは、一般式HOR
2’’’(R
2’’’は、酸素と一緒に、各一般式の残基R
2が生成するように選択される)のアルコールを用いた変換により(場合により塩基、例えば水酸化ナトリウムまたは水素化ナトリウムの添加により)、または一般式X−R
2(Xは好適なカップリング基、例えばトリ−n−ブチル−スタンニルまたはトリメチルシリル(TMS))の不飽和脂肪族化合物を用いる変換により、例えば遷移金属触媒を用いるクロスカップリング、例えば鈴木カップリングまたはStilleカップリングにおいて、一般式ZN05またはZN06の4−置換キノリン−3−カルボン酸エステルに転換できる。
【0131】
このようにして得られた一般式(I)の化合物を、当業者に公知である簡単な誘導体化反応、例えば、エステル化、エステル形成、アミド形成、エーテル化、エーテル開裂、置換またはクロスカップリング反応によってさらに転換して、置換基R
1、R
2、R
3、R
4、R
5、R
6、R
7およびR
8の一つまたは複数を導入および/または交換することができる。
【0132】
なお、本願は特許請求の範囲に記載の発明に関するものであるが、他の態様として以下も包含し得る:
1.一般式(I)
【化16】
[式中、
R1は、非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されているC1〜10−脂肪族残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、アリールまたはヘテロアリールを表し、
R2は、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;C(=O)H;NO2;OCF3;SCF3;C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2(ここで、C1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−O−C1〜4−脂肪族残基(ここで、C1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合によりC1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
R3、R4、R5およびR6は、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH2;SCF3;S(=O)2−OH;NO2;OCF3;C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2(ここで、C1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−O−C1〜4−脂肪族残基(ここで、C1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、NH−C(=O)−C1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、N(C1〜4脂肪族残基)−C(=O)−C1〜4脂肪族残基またはN(C1〜4脂肪族残基)−S(=O)2−C1〜4脂肪族残基(ここで、C1〜4脂肪族残基は、各々の場合において、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい);各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合によりC1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
ただし、R3、R4、R5およびR6の少なくとも一つはHではないことを条件とし、
R7は、非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されているC1〜10−脂肪族残基;各々の場合において、非置換であるか、または一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、または一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を表し、
ただし、R7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示す場合には、結合は3〜10員のヘテロ脂環式残基の1つの炭素原子を介して行われていることを条件とし、
R8は、H、あるいは非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されているC1〜10−脂肪族基を表し、
あるいは、
R7およびR8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたは一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基を形成し、
「脂肪族基」および「脂肪族残基」は、各々の場合において、分枝鎖状または非分枝鎖状、飽和または不飽和であってよく、
「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」は、各々の場合において、飽和または不飽和であってよく、
「脂肪族基」および「脂肪族残基」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基または基について、F、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、NH−C(=O)−C1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)2−C1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF3、O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2OH、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−O−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−NH−C1〜4−脂肪族残基、CN、CF3、CHO、COOH、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、C3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH2、C(=O)−NH(C1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関し、
「脂環式残基」および「ヘテロ脂環式残基」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基について、F、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、NH−C(=O)−C1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)2−C1〜4脂肪族残基、=O、OH、OCF3、O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2OH、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−O−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−NH−C1〜4−脂肪族残基、CN、CF3、CHO、COOH、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、C3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、C(=O)−NH2、C(=O)−NH(C1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関し、
「アリール」および「ヘテロアリール」についての「一置換もしくは多置換されている」は、対応する残基について、F、Cl、Br、I、NO2、NH2、
【化17】
、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、NH−C(=O)−C1〜4脂肪族残基、NH−S(=O)2−C1〜4脂肪族残基、OH、OCF3、O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2OH、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−O−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−NH−C1〜4−脂肪族残基、CN、CF3、C(=O)H、C(=O)OH、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、C3〜6−脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、アリール、ヘテロアリール、C(=O)−NH2、C(=O)−NH(C1〜4脂肪族残基)およびC(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2からなる群から選択される少なくとも一つの置換基による、それぞれ互いに独立した一つまたは複数の水素原子の置換に関する]
で表される置換された化合物であって、
ただし、下記の化合物:
・5,7−ジメチル−N−フェネチル−2−(ピロリジン−1−イル)キノリン−3−カルボキサミド、および
・5,7−ジメチル−2−(ピロリジン−1−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キノリン−3−カルボキサミド;
を除く、
遊離化合物、ラセミ化合物、鏡像異性体、ジアステレオマー、鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の混合比での混合物または個々の鏡像異性体もしくはジアステレオマーの混合物の形態、または生理学的に許容可能な酸または塩基の塩の形態にある化合物。
2.R1が、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜10−脂肪族残基を示すか[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示し[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
そして、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5、C3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、
【化18】
、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリールを示し
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、O−CH2−OH、O−CH2−O−CH3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基が、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
そして、アリールまたはヘテロアリール残基は、各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CNおよびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
R2が、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;NO2;OCF3;SCF3;C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4脂肪族残基、O−C1〜4脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C1〜4−脂肪族残基およびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、非置換C1〜4−脂肪族残基および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよい]
を表し、
R3、R4、R5およびR6が、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;OCF3;SCF3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH2;S(=O)2−OH;NO2;C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−NH−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−N(C1〜4脂肪族残基)2、O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、NH−C(=O)C1〜4脂肪族残基およびNH−S(=O)2C1〜4脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C1〜4−脂肪族残基およびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合により非置換C1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
ただし、R3、R4、R5およびR6の少なくとも一つはHではないことを条件とし、
R7が、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜10−脂肪族残基を示すか
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示し
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
そして、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
ただし、R7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示す場合には、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結していることを条件とし、
R8は、H、あるいは非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されているC1〜10−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]を示すか、
あるいは、
R7およびR8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4脂肪族残基、C(=O)−OH、C3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
C3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4脂肪族残基、C(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
ことを特徴とする、上記1に記載の化合物。
3.R2が、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;NO2;OCF3;SCF3;C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4脂肪族残基、O−C1〜4脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、=O、OH、C1〜4−脂肪族残基およびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよび非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]
を表し、そして、
C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC1〜4脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、非置換C1〜4−脂肪族残基および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよい
ことを特徴とする、上記1または2に記載の化合物。
4.R2がHではないことを特徴とする、上記1〜3のいずれか1つに記載の化合物。
5.R3、R4、R5およびR6が、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;CN;CF3;OCF3;SCF3;C(=O)H;C(=O)−OH;C(=O)−NH2;S(=O)2−OH;NO2;C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4脂肪族残基、O−C1〜4−脂肪族残基、O−C(=O)−C1〜4−脂肪族残基、S−C1〜4−脂肪族残基、S(=O)2−C1〜4−脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、=O、OHおよびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい];各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、=O、OH、C1〜4−脂肪族残基およびO−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されており、そして各々の場合において、場合により非置換C1〜4脂肪族基を介して架橋されている、C3〜6−脂環式残基または3〜6員のヘテロ脂環式残基を表し、
ただし、R3、R4、R5およびR6の少なくとも一つはHではないことを条件とする
ことを特徴とする、上記1〜4のいずれか一つに記載の化合物。
6.R3、R4、R5およびR6が、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;Br;I;NO2;CF3;CN;OCF3;SCF3;(C=O)−C1〜4脂肪族残基、C1〜4脂肪族残基、O−C1〜4脂肪族残基、S−C1〜4脂肪族残基[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、ClおよびO−CH3からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]からなる群から選択され、
ただし、R3、R4、R5およびR6の少なくとも一つはHではないことを条件とする
ことを特徴とする、上記1〜5のいずれか一つに記載の化合物。
7.R1が、部分構造(T1)
【化19】
[式中、
mは、0、1、2、3または4を示し、
R8aおよびR8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4脂肪族残基またはC(=O)−OHを表すか、または一緒に=Oを意味し、
R8cは、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜4脂肪族残基を示すか、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すか
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5、C3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、
【化20】
、ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリールを示す
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
ベンジル、フェニル、チエニル、ピリジル、フリル、チアゾリルおよびオキサゾリルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−OH、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、NH2、NH(C1〜4脂肪族残基)、N(C1〜4脂肪族残基)2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)]
を表すことを特徴とする、上記1〜6のいずれか一つに記載の化合物。
8.R1が、部分構造(T1)
【化21】
[式中、
mは、0、1または2を示し、
R8aおよびR8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、Cl、Br、I、O−C1〜4脂肪族残基またはC1〜4脂肪族残基を表し、
R8cは、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、O−C1〜4脂肪族残基、CF3およびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜4脂肪族残基を示すか
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、O−C1〜4脂肪族残基、CF3およびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示すか
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)、
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5、C3〜6脂環式残基、3〜6員のヘテロ脂環式残基、ベンジル、フェニル、チエニルもしくはピリジルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリールを示す
(ここで、ベンジル、フェニル、チエニルおよびピリジルは、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、CF3、C1〜4−脂肪族残基およびC(=O)−OHからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)]
を表すことを特徴とする、上記1〜7のいずれか一つに記載の化合物。
9.R7が、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜10−脂肪族残基を示すか
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
または、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示し
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして
C3〜6脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
そして、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、場合によりC1〜8脂肪族基(同様に、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を介して架橋されていてもよく、
ただし、R7が3〜10員のヘテロ脂環式残基を示す場合には、3〜10員のヘテロ脂環式残基は炭素原子を介して連結していることを条件とし、
そして
R8は、H、あるいは非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜10−脂肪族残基
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]を示すか、
あるいは、
R7およびR8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CN、C1〜4脂肪族残基、C3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜10員のヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよく、そして、
C3〜6−脂環式残基および3〜6員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換であるか、またはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
ことを特徴とする、上記1〜8のいずれか一つに記載の化合物。
10.R7が、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、CF3およびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜8−脂肪族残基を示すか
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、=O、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、SCF3、S−C1〜4脂肪族残基、C(=O)−O−C1〜4−脂肪族残基、CF3およびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示し
[ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、OCF3、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい]、
そして、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基は、各々の場合において、非置換C1〜8脂肪族基を介して架橋されており、そして
R8は、Hまたは非置換C1〜4−脂肪族残基を示すか、
あるいは、
R7およびR8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、NO2、OH、=O、O−C1〜4−脂肪族残基、OCF3、SH、SCF3、S−C1〜4−脂肪族残基、CF3、CNおよびC1〜4脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている3〜6員のヘテロ脂環式残基を形成する
(ここで、各々の場合におけるC1〜4−脂肪族残基は、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、CF3および非置換O−C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)
ことを特徴とする、上記1〜9のいずれか一つに記載の化合物。
11.R1が、部分構造(T1)
【化22】
[式中、
mは、0、1または2であり、そして
R8aおよびR8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C1〜4脂肪族残基またはC1〜4脂肪族残基を表し、
R8cは、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、非置換O−C1〜4脂肪族残基、CF3および非置換C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C1〜4脂肪族残基を示すか
または、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、非置換O−C1〜4脂肪族残基、CF3および非置換C1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、C3〜10−脂環式残基または3〜10員のヘテロ脂環式残基を示し、
あるいは
式中、
mは0であり、
R8aおよびR8bは、それぞれ互いに独立に、H、F、O−C1〜4脂肪族残基またはC1〜4脂肪族残基を表し、そして
R8cは、各々の場合において、非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3、C(=O)−O−C2H5およびフェニルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されている、アリールまたはヘテロアリール(ここで、フェニルは、非置換であっても、またはF、Cl、Br、I、OH、O−C1〜4脂肪族残基、OCF3、CF3、CN、C1〜4−脂肪族残基、C(=O)−CH3、C(=O)−C2H5、C(=O)−O−CH3およびC(=O)−O−C2H5からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されていてもよい)を示す]
を表し、
R2が、H;F;Cl;Br;CF3;CH3;C2H5;イソプロピル;シクロプロピルおよびO−CH3からなる群から選択され、
R3、R4、R5およびR6が、それぞれ互いに独立に、H;F;Cl;CF3;CN;OCF3およびNO2からなる群から選択され、
ただし、R3、R4、R5およびR6の少なくとも一つはHではないことを条件とし、
R7が、非置換であるかまたはF、Cl、OHおよびO−メチルからなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されているC1〜6−脂肪族残基を示し、
R8が、H、メチル、エチル、n−プロピル、2−プロピル、n−ブチル、イソブチル、sec.−ブチルまたはtert.−ブチルを示し、
あるいは、
R7およびR8が、それらを連結する窒素原子と一緒に、各々の場合において非置換であるかまたはF、Cl、Br、I、OH、O−C1〜4−脂肪族残基およびC1〜4−脂肪族残基からなる群から選択される少なくとも一つの置換基で一置換もしくは多置換されているモルホリニル、ピペリジニル、ピロリジニルまたはアゼチジニルを形成する
ことを特徴とする、上記1〜10のいずれか一つに記載の化合物。
12.化合物が以下:
1 2−エチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
2 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−ピロリジン−1−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
3 2−ジメチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
4 2−ジメチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
5 2−ジエチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
6 N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−ピロリジン−1−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
7 2−ジエチルアミノ−N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
8 2−エチルアミノ−N−[(4−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
9 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−メチルアミノ−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド; および
10 N−[(3−フルオロフェニル)−メチル]−4−メチル−2−モルホリン−4−イル−7−(トリフルオロメチル)−キノリン−3−カルボン酸アミド;
を含む群から選択され、それぞれ遊離化合物;ラセミ化合物;鏡像異性体、ジアステレオマー、前記鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の混合比での混合物または個々の鏡像異性体もしくはジアステレオマーの混合物の形態にあるか;または生理学的に許容可能な酸もしくは塩基の塩の形態にあることを特徴とする、上記1〜11のいずれか一つに記載の化合物。
13.遊離化合物;ラセミ化合物;鏡像異性体、ジアステレオマー、前記鏡像異性体もしくはジアステレオマーの任意の混合比での混合物または個々の鏡像異性体もしくはジアステレオマーの混合物の形態にあるか;または生理学的に許容可能な酸もしくは塩基の塩の形態にある、上記1〜12のいずれか一つに記載の少なくとも1種の化合物、
および場合により、少なくとも1種の薬学的に許容可能な助剤、および/または場合により、少なくとも1種のさらなる活性成分、
を含む、医薬組成物。
14.少なくとも部分的にKCNQ2/3K+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の治療および/または予防において使用するための、好ましくは、疼痛、好ましくは急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される障害および/または疾患の治療および/または予防において使用するための、上記1〜12のいずれか一つに記載の化合物。
15.哺乳動物における、少なくとも部分的にKCNQ2/3K+チャネルによって媒介される障害および/または疾患の、好ましくは、疼痛、好ましくは急性疼痛、慢性疼痛、神経因性疼痛、筋肉疼痛、内臓痛および炎症性疼痛からなる群から選択される疼痛、てんかん、尿失禁、不安、依存、躁病、双極性障害、片頭痛、認知疾患ならびにジストニアに関連する運動障害からなる群から選択される障害および/または疾患の治療および/または予防の方法であって、有効量の上記1〜12のいずれか一つに記載の少なくとも1種の化合物を前記哺乳動物に投与するステップを含む方法。
以後、いくつかの例を活用して本発明について記述する。この記述は、例として意図されているに過ぎず、本発明の概念を限定するものではない。