(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0014】
(実施の形態1)
図1ないし
図8は、この発明の実施の形態を示している。ここで、遊技場は、
図1に示すように、主として、複数の遊技機100と、遊技機100間に配設された台間機110と、遊技機100に接続された呼出ランプ120と、複数の台間機110および複数の呼出ランプ120と接続された台管理コンピュータ200と、複数の台管理コンピュータ200とネットワークNWを介して接続された複数の島管理コンピュータ300と、複数の島管理コンピュータ300とネットワークNWを介して接続された管理コンピュータ400を備えている。ここで、ネットワークNWは、典型的には、LAN(Local Area Network)であるが、通信の形態は有線/無線を問わず、各装置間で相互に通信可能な回線であればよい。
【0015】
ここでは、装置全体を1台の管理コンピュータ400で制御する場合を例として説明するが、装置全体を2台以上の管理コンピュータ400によって制御してもよい。このように構成することにより、装置全体の制御負担を分散することができるので、装置全体の処理能力が高まり、遊技機100や台間機110からの稼働信号を迅速に収集して適切な処理を行うことが可能となる。また、島管理コンピュータ300、台管理コンピュータ200、台間機110、呼出ランプ120、および、遊技機100の台数も、例示した台数に限定されないことはもちろんである。
【0016】
遊技機100は、稼働信号を、呼出ランプ120、台管理コンピュータ200、島管理コンピュータ300を介して管理コンピュータ400へ伝送する。ここで、稼働信号とは、例えば、遊技機100の大当り状態や小当たり状態、確変状態を含む稼働状態を表す信号や、貸機(図示略)に会員カードが挿入された旨の信号、遊技機100のハンドルやレバーが操作された際の信号などを含む遊技機100が稼働中であることがわかる信号のことである。また、台間機110は、稼働信号を、台管理コンピュータ200、島管理コンピュータ300を介して管理コンピュータ400へ伝送する。なお、遊技機100や台間機110から送信される稼働信号を、管理コンピュータ400へ伝送できる構成であれば、この構成には限定されない。
【0017】
ここで、遊技機100から送信される稼働信号について詳述する。遊技機100の背面には、遊技盤面(図示略)に打ち出された遊技球の数(打玉数)を計数可能な打玉計数機(図示略)を備えたアウトボックス(図示略)が配設されている。遊技機100は、アウトボックスの打玉計数機からの情報に基づいて、遊技球が遊技盤面に向けて打ち出されたことを示す稼働信号(打玉信号)を、呼出ランプ120へ向けて外部出力端子から出力する。なお、遊技盤面に打ち出された遊技球は、打玉のほか、アウト玉と呼ばれることがあり、打玉数は、アウト玉数と呼ばれることがある。
【0018】
具体的には例えば、打玉信号として、遊技球が1個打ち出されるたびに(消費されるたびに)1つのパルスを出力する。この打玉信号は、呼出ランプ120においてパケットの形式に変換された後、呼出ランプ120、台管理コンピュータ200、および島管理コンピュータ300を経由して、管理コンピュータ400に送信される。したがって、管理コンピュータ400は、打玉信号の情報を含むパケットを受信することで、遊技機100において遊技球が遊技盤面に向けて打ち出されたことを把握することができ、また、打玉信号の情報を含むパケットの数をカウントすることで、打ち出された遊技球の量(打玉数)の情報を取得することもできるようになっている。
【0019】
なお、ここで、説明した遊技機100の稼働信号は一例であり、稼働信号は遊技機の種類や機種によって異なる。従って、例えば、時短状態であることを示す稼働信号(時短信号)や、アウトボックス等が満杯になって出玉計数機での計数ができない場合に遊技機が有する出玉情報に基づいて理論上の出玉数(理論出玉数)を出力するための稼働信号(入賞セーフ信号)や、遊技機100に補充された遊技媒体の数を示す稼働信号(補給信号)などを稼働信号に含めてもよい。
【0020】
また、遊技機100は、遊技機100の稼働状態を示す稼働信号を外部に向けて送信する機能を備えたものであればよく、パチンコ機以外にも、例えば、パチスロ機(スロットマシン)や、パチンコ用の遊技球を遊技媒体として使用するパチスロ機(いわゆるパチロット機)や、遊技機100内に封入された遊技球を循環使用する封入式遊技機によっても実現可能である。なお、封入式遊技機の場合には、パチンコ機から出力される上述の各種信号の一部または全てと同一または類似の信号が出力されるようになっている。
【0021】
例えば、遊技機100としてスロットマシンを採用した場合、BB遊技やRB遊技が開始されたことを示す稼働信号、AT中であることを示す稼働信号、リールが回転中であることを示す稼働信号、スタートレバーが操作されたことを示す稼働信号、停止ボタン(ストップボタン)が操作されたことを示す稼働信号、遊技メダルが投入されたことを示す稼働信号、遊技メダルがベットされたことを示す稼働信号、遊技メダルの払い出しを行ったことを示す稼働信号、内部抽選を行ったことを示す稼働信号、入賞役が決定したことを示す稼働信号、などを出力してもよい。
【0022】
台間機110は、遊技球の貸し出しを行う機能を有する玉貸機であり、各遊技機100に隣接して1台ずつ配設されている。台間機110は、紙幣挿入口や、コイン挿入口、モニタなどを有している。
【0023】
呼出ランプ120は、各遊技機100の上部に配設されており、所定の入賞イベント(例えば、大当り遊技)に応じて所定の表示(例えば、点滅表示)を行う表示器であり、遊技機100から送信された稼働信号を、台管理コンピュータ200へ伝送する機能も有している。
【0024】
なお、ここででは、呼出ランプ120に、遊技機100から受信した稼働信号を台管理コンピュータ200へ伝達する機能を持たせているが、当該機能を呼出ランプ120以外の装置に持たせてもよいし、遊技機100から台管理コンピュータ200へ直接、稼働信号を送信し、台管理コンピュータ200において稼働信号をパケットに変換する処理を行うように構成してもよい。
【0025】
また、遊技機100に加えて、呼出ランプ120が稼働信号を送信可能に構成してもよく、例えば、呼出ランプ120の近傍に呼出ボタンを配設し、当該呼出ボタンが押下操作された場合に、呼出ランプ120が呼出ボタンの押下操作の有無を示す稼働信号(呼出信号)を送信するように構成してもよい。また、この例では、遊技機100に1対1に対応させて呼出ランプ120を設ける例を示したが、呼出ランプ120と遊技機100の数の対応関係は、これに限定されない。
【0026】
台管理コンピュータ200は、配下の台間機110や呼出ランプ120から稼働信号を含むデータを受信し、各種処理を行う装置である。
【0027】
島管理コンピュータ300は、配下の台管理コンピュータ200から稼働信号を含むデータを受信し、各種処理を行う装置である。
【0028】
管理コンピュータ400は、遊技場内の装置全体を管理するものであり、配下の島管理コンピュータ300から稼働信号を含むデータを受信し、各種処理を行う装置である。
【0029】
遊技場喫煙管理システム1は、主として、
図2に示すような台間機組込装置10と、
図3に示すような管理コンピュータ組込装置20とを有している。台間機組込装置10は、台間機110に組み込まれた装置であり、管理コンピュータ組込装置20は、管理コンピュータ400に組み込まれた装置である。ここで、遊技場には、
図4に示すように、複数の遊技機100がそれぞれ配設された遊技機島11〜18、21〜28、31〜38、41〜44が配設されている。そして、これらの遊技機100や遊技機島11〜18、21〜28、31〜38、41〜44は、
図1に示すように、遊技機100を管理する台管理コンピュータ200と、遊技機島11〜18、21〜28、31〜38、41〜44を管理する島管理コンピュータ300とによって管理、制御されている。
【0030】
「台間機組込装置10」の構成
台間機組込装置10は、台間機110に組み込まれた装置であり、
図2に示すように、主として、通信部12と、
喫煙エリア表示手段としてのモニタ13と、記憶部14と、喫煙検出手段としての喫煙検出センサ16と、位置取得手段としての位置取得部17、および、これらの制御を行う制御部11とを備えている。ここで、制御部11と、通信部12と、モニタ13と、記憶部14は、既存の台間機110が有している機能である。通信部12は、通信装置から構成されており、ネットワークNWを介して管理コンピュータ400に組み込まれた管理コンピュータ組込装置20との間でのデータ通信を行う機能を有している。
【0031】
モニタ13は、管理コンピュータ組込装置20から送信されたデータであるメッセージや検索結果などを表示したり、表示されたメッセージを確認した旨の入力や、喫煙エリアの使用希望時間帯を含む予約条件を入力したりするものであり、例えば、タッチパネル式表示装置などで構成されている。このモニタ13からの入力によって、喫煙エリア予約処理を開始するようになっている。また、遊技者が休憩などのために遊技機100を離れる際には、モニタ13を介して「休憩中(喫煙エリア使用)」である旨を入力するようになっている。
【0032】
記憶部14は、台間機組込装置10における処理に必要なデータや、プログラム、タスクなどを記憶している。
【0033】
喫煙検出センサ16は、遊技者の遊技機100における喫煙を検出するものであり、例えば、タバコの熱や煙などを検出するセンサで構成されている。喫煙検出センサ16は、当該遊技機100の遊技者が喫煙した場合には、タバコの熱や煙を検出して喫煙していることを検出するようになっている。
【0034】
位置取得部17は、遊技機100の遊技場内における位置を取得するものであり、例えば、遊技機100を識別するID、例えば、台番号によって、遊技場情報データベース(図示略)から当該遊技機100の位置、すなわち、遊技場においてどの島に位置しているのかを取得するようになっている。
【0035】
「管理コンピュータ組込装置20」の構成
管理コンピュータ組込装置20は、管理コンピュータ400に組み込まれた装置であり、
図3に示すように、主として、通信部22と、記憶部23と、喫煙エリア情報記憶手段24と、喫煙エリア検索手段としての喫煙エリア検索タスク25と、使用状況取得タスク26、および、これらの制御を行う制御部21とを備えている。ここで、制御部21と、通信部22と、記憶部23は、既存の管理コンピュータ400が有している機能である。通信部22は、通信装置から構成されており、ネットワークNWを介して台間機110に組み込まれた台間機組込装置10との間でのデータ通信を行う機能を有している。
【0036】
記憶部23は、管理コンピュータ組込装置20における処理に必要なデータや、プログラム、タスクなどを記憶している。
【0037】
喫煙エリア情報記憶手段24は、遊技場内の喫煙エリアの位置や収容人数、予約者や予約時間などの予約情報を含む喫煙エリア情報を記憶する喫煙エリア情報データベース24aを格納するものであり、
図4に示すような、遊技場内の喫煙エリアの位置関係を記憶している。すなわち、喫煙エリア情報データベース24aには、具体的には例えば、遊技場1Fには、遊技機島11〜18、21〜28が配設されており、外側に喫煙エリア11〜19が配設されており、遊技場2Fには、遊技機島31〜38、41〜44が配設されており、外側に喫煙エリア21〜29が配設されていることが記憶されている。そして、例えば、島11から最も近い喫煙エリアは喫煙エリア11であり、島28から最も近い喫煙エリアは喫煙エリア19であることがわかるようになっている。また、喫煙エリア情報データベース24aには、遊技機島11〜18、21〜28、31〜38、41〜44における遊技機100の配設位置が記憶されている。これにより、各遊技機100と、各喫煙エリアの位置関係を把握することが出来るようになっている。ここで、喫煙エリアとは、喫煙室、喫煙可能な休憩所、喫煙可能な食堂などを含むものとする。
【0038】
喫煙エリア情報データベース24aは、
図5に示すように、喫煙エリアごとに、つまり、喫煙エリアを識別する喫煙エリアID241ごとに、喫煙エリア名称242、位置243、収容人数244、使用状況245、予約状況としての使用予約246、およびその他247が記憶されている。すなわち、位置243には、
図4に示すような、各喫煙エリアの遊技場内における位置が記憶され、後述するように、各喫煙エリアと、遊技機島、遊技機との位置関係が把握できるようになっている。また、収容人数244には、当該喫煙エリアの収容人数が記憶されている。
【0039】
使用状況245には、後述する使用状況取得タスク26によって取得された当該喫煙エリアの現在の使用状況が、例えば、「満員」、「混雑」、「余裕あり」のように記憶されている。ここで、「満員」とは、当該喫煙エリアに収容人数244以上の人数が存在している場合であり、「混雑」とは、当該喫煙エリアに収容人数244の8割以上の人数が存在している場合であり、「余裕あり」とは、当該喫煙エリアに収容人数244の8割以下の人数が存在している場合のことである。この使用状況245は、使用状況取得タスク26が当該喫煙エリアの現在の使用状況が取得すると、更新されるようになっている。これにより、使用状況245は、常に最新の状態となっている。
【0040】
使用予約246には、予約情報を記憶したメモリアドレスが記憶されている。予約情報には、予約日2461、開始時刻2462、終了時刻2463、予約者ID2464、その他2465が記憶されている。予約日2461には、予約の日付が記憶され、開始時刻2462には、予約の開始時刻が記憶され、開始時刻2462には、予約の終了時刻が記憶されている。また、予約者ID2464には、予約者である遊技者を識別するIDとして、例えば、会員IDや遊技機100の台番号、名前などが記憶されている。ここで、予約情報は、遊技者が喫煙エリアの予約・変更・取消をするたびに追加・更新・削除される。
【0041】
使用予約246として、例えば、
図6に示すような各喫煙エリアの使用予約が記憶されている場合について説明する。このとき、喫煙エリア11は、収容人数が4名に対して、12:00〜12:10については4名分の予約が記憶され、13:10以降には予約が記憶されていないことがわかる。
【0042】
また、使用予約246は、開始時刻2462を所定時間、例えば、5分間経過しても、当該予約者が遊技台100から離席せず、喫煙エリアを使用していないと判定された場合には、当該使用予約246をキャンセルするようにしてもよい。このとき、当該喫煙エリアの当該時間帯のキャンセル待ちをしている他の遊技者がいる場合には、当該他の遊技者に、キャンセルが発生して当該喫煙エリアが使用可能となった旨を通知するようにしてもよい。
【0043】
また、その他247には、例えば、喫煙エリアの設置年月日や改修年月日などが記憶されている。この喫煙エリア情報データベース24aは、定数データベースであり、喫煙エリアの増設、改修時などにデータが追加・更新・削除される。
【0044】
喫煙エリア検索タスク25は、台間機組込装置10のモニタ13で入力された予約条件に適合し、かつ当該予約条件を入力した遊技者の遊技機100から近く、当該希望時間帯に予約可能な喫煙エリアを、喫煙エリア情報データベース24aに記憶された喫煙エリア情報に基づいて検索する機能を有するプログラム、タスクである。この喫煙エリア検索タスク25によって検索された喫煙エリアは、制御部21を介して、モニタ13に表示されるようになっており、遊技者は、モニタ13を介して喫煙エリアを選択して予約するようになっている。
【0045】
使用状況取得タスク26は、台間機組込装置10から、遊技者によってモニタ13を介して「休憩中(喫煙エリア使用)」情報が入力された旨を受信したり、各喫煙エリアに配設された人感センサ(図示略)から喫煙者を検出した旨を受信したりした場合に、喫煙エリア情報データベース24aの喫煙エリア情報に基づいて、使用状況を判定するように制御部21によって制御されている。
【0046】
「遊技場喫煙管理システム1の作用」
次に、遊技場喫煙管理システム1の処理手順および作用について説明する。ここで、遊技場喫煙管理システム1は、遊技場の営業時間中は常時起動されているものとする。
【0047】
遊技者が遊技機100に着席すると、
図7に示すフローチャートに基づいた処理が行われるようになっており、管理コンピュータ組込装置20の制御部21によって、常時、台間機組込装置10が起動して、制御部11によって、喫煙検出センサ16による喫煙の検出の有無が監視される(ステップS11)。
【0048】
遊技者が喫煙すると、喫煙検出センサ16によってタバコの熱や煙によって喫煙が検出されて、台間機組込装置10のモニタ13に、
図8(a)に示すように「分煙にご協力をお願いします。」とのメッセージとともに、「喫煙エリアを今すぐ予約する」、「10分後の予約する」、「20分後の予約する」、「30分後の予約する」、「1時間後の予約する」、「他の時間を指定して予約する」、「喫煙エリアを指定して予約する」、「今は予約しない」と表示される(ステップS12)。そして、喫煙エリアの予約をするか否かについての遊技者の入力が待機される(ステップS13)。
【0049】
遊技者によって、モニタ13に表示された「今は予約しない」が選択された場合(「NO」の場合)は、処理が終了される。このとき、当該遊技者を、例えば、台間機100に配設したカメラ(図示略)によって撮影し、管理コンピュータ400のデータベース(図示略)などに記憶しておき、当該遊技者の次回来場時には、分煙への協力を促す旨のメッセージ、例えば、「次回はご協力をお願いします」とモニタ13に表示することで、分煙への意識が自然に定着していくようにしてもよい。また、モニタ13に表示された「今は予約しない」が選択された際に、同様のメッセージを表示するようにしてもよい。
【0050】
遊技者によって、モニタ13に表示された「喫煙エリアを今すぐ予約する」、「10分後の予約する」、「20分後の予約する」、「30分後の予約する」、「1時間後の予約する」が選択された場合(「YES」の場合)は、喫煙エリア検索タスク25が起動される(ステップS14)。そして、喫煙エリア検索タスク25によって、当該予約条件を入力した遊技者の遊技機100から近く、当該希望時間帯に予約可能な、満員ではない喫煙エリアが、喫煙エリア情報データベース24aに記憶された喫煙エリア情報に基づいて検索される。このとき、喫煙エリア検索タスク25は、台間機組込装置10を介して、遊技者が着席している遊技機100によって遊技者を特定したり、遊技者がモニタ13を介して入力した名前によって遊技者を特定したりすることができる。
【0051】
次に、検索された喫煙エリアがある場合は、
図8(b)に示すように、検索された喫煙エリアの中から遊技者の遊技機100から近い順に喫煙エリアが表示される(ステップS15)。
【0052】
具体的には例えば、現在時刻11:30に、
図4に示す島28に着席している遊技者によって、モニタ13に表示された「30分後の予約する」が選択されると(ステップS13)、当該予約条件を満たす喫煙エリアが喫煙エリア情報データベース24aに基づいて検索される(ステップS14)。すなわち、当該遊技者から近い喫煙エリアであって、当該時間帯に予約可能な(満員ではない)、喫煙エリア19、喫煙エリア17が取得される。このとき、
図6に示すように、喫煙エリア18は、当該時間帯は「満員」であり、予約可能ではないことがわかる。そして、モニタ13に、
図8(b)に示すように「予約可能な喫煙エリアは以下の通りです。予約する方を選択してください。」とのメッセージとともに、予約可能な喫煙エリアリストとして、「喫煙エリア19を予約する」、「喫煙エリア17を予約する」、「今は予約しない」との旨のメッセージが表示される(ステップS15)。このとき、喫煙エリアリストは、フロアマップとして図示するようにしてもよい。
【0053】
そして、喫煙エリア選択について遊技者からの入力が待機される(ステップS16)。
【0054】
また、該当時間帯にすべての喫煙エリアが「満員」である場合は、「当該時間帯は満員です。時間帯を変更してください。」との旨のメッセージがモニタ13に表示されて、遊技者に通知される。このとき、キャンセル待ちが出来るようになっていてもよい。
【0055】
遊技者によって、モニタ13を介して、いずれかの喫煙エリアが選択された場合(「YES」の場合)は、ステップS17に進んで、喫煙エリア情報データベース24aに使用予約246が追加される。すなわち、遊技者によってモニタ13が確認されて、予約したい喫煙エリアが選択されると、ネットワークNWを介して喫煙エリア情報データベース24aに当該喫煙エリアの使用予約246が追加される。このようにして、予約条件に該当する喫煙エリアを予約することができる。
【0056】
遊技者によって、喫煙エリアが選択されない場合(「NO」の場合)は、処理が終了される。このとき、当該遊技者を、例えば、台間機100に配設したカメラ(図示略)によって撮影し、管理コンピュータ400のデータベース(図示略)などに記憶しておき、当該遊技者の次回来場時には、分煙への協力を促す旨のメッセージ、例えば、「次回はご協力をお願いします」とモニタ13に表示することで、分煙への意識が自然に定着していくようにしてもよい。また、モニタ13に表示された「今は予約しない」が選択された際に、同様のメッセージを表示するようにしてもよい。
【0057】
以上のように、この遊技場喫煙管理システム1によれば、台間機組込装置10の喫煙検出センサ16によって喫煙を検出した場合に、喫煙エリア情報データベース24aに基づいて、所定の時間帯に予約可能な喫煙エリアを検索して、モニタ13に表示するので、喫煙者に対して、適切な喫煙エリアを提示することができる。これにより、喫煙者は特別な操作をしなくても、容易に予約可能な喫煙エリアを把握することができる。よって、喫煙者にかける手間や時間を軽減することができる。このように、喫煙エリアの予約に要する手間と時間が軽減されるので、無理なく喫煙者に喫煙エリアを利用してもらうことができる。ゆえに、遊技場において分煙を推し進めることができるとともに、快適な遊技環境を提供することができる。
【0058】
また、分煙することにより、喫煙者と、非喫煙者とが相互に快適に共存することができるので、遊技機稼働率が向上する。
【0059】
さらに、喫煙者を喫煙エリアへスムーズに誘導することができるため、遊技機100における喫煙を防止することができるので、遊技機100への吸殻回収装置の設置が不要となり、清掃に要する手間や時間を削減することが可能となる。
【0060】
さらにまた、喫煙者の遊技機100から近い順に予約可能な喫煙エリアを提示することができるので、喫煙者にとって便利な喫煙エリアを提示することができる。したがって、喫煙エリアの予約に要する手間と時間が軽減され、無理なく喫煙者に喫煙エリアを利用してもらうことができる。
【0061】
(実施の形態2)
図9、
図10は、この発明の実施の形態2を示している。この実施の形態が実施の形態1と異なるところは、
図9に示すように、管理コンピュータ組込装置30は、稼働状態取得手段としての稼働状態取得タスク37と、予約変更手段としての予約変更タスク38とを備えている構成のみであり、その他の部分は実施の形態1に準じるので、準じる部分に実施の形態1と同一または対応する符号を付すことにより、準じる部分の説明を省略する。
【0062】
稼働状態取得タスク37は、ネットワークNWを介して、台管理コンピュータ200から遊技機100の大当り状態や小当たり状態、確変状態を含む稼働状態を取得する機能を有している。具体的には、遊技機100から送信された稼働信号であって、呼出ランプ120、台管理コンピュータ200、島管理コンピュータ300を介して管理コンピュータ400が受信した中から、当該遊技機100の稼働信号を取得する機能を有している。
【0063】
予約変更タスク38は、喫煙エリア情報データベース34aに基づいて、遊技者の所定時間内の使用予約346がある場合、すなわち、遊技者の使用予約346の開始時刻3462が所定時間内のものがある場合に、稼働状態取得タスク37によって当該遊技機100が、所定の状態、例えば、大当り状態や小当たり状態、確変状態であると判定されると、遊技者の所定時間内の予約情報を所定時間後に変更する機能を有するプログラム、タスクである。ここで、所定の状態とは、遊技者が中断しにくい状態のことであり、例えば、大当り状態や小当たり状態、確変状態を含む状態のことであり、予め記憶部33に記憶している。
【0064】
喫煙エリアの予約後は、
図10に示すフローチャートに基づいた処理が行われるようになっており、管理コンピュータ組込装置30の制御部31によって、常時、所定時間内、例えば、喫煙エリア情報データベース34aの開始時刻3462が5分以内となっている使用予約346の有無が監視される(ステップS21)。ここでは、開始時刻3462が5分以内となって使用予約346としたが、時間に幅をもたせるようにしてもよい。所定時間内の予約がある場合(「YES」の場合)は、ステップS22に進んで、モニタ13に「喫煙エリアの予約時間になりました」とのメッセージが表示される(ステップS22)。
【0065】
そして、稼働状態取得タスク37が起動されて(ステップS23)、台管理コンピュータ200から遊技機100の大当り状態や小当たり状態、確変状態等を含む稼働状態が取得される。
【0066】
ステップS24において、ステップS23で取得した稼働状態が、大当り状態や小当たり状態、確変状態等である場合、すなわち、遊技者が中断しにくい状態である場合(「YES」の場合)は、ステップS25に進んで、予約変更タスク38が起動される。なお、ここで挙げた稼働状態は一例であり、その他の稼働状態でも該当するものがあれば、予約変更タスク38が起動されるのはいうまでもない。
【0067】
ステップS25において、具体的には、喫煙エリア検索タスク35によって、予約時間を所定時間後、例えば、30分後として、かつ当該予約条件を入力した遊技者の遊技機100から近く、所定時間後に予約可能な喫煙エリアが、喫煙エリア情報データベース34aに記憶された喫煙エリア情報に基づいて検索される。
【0068】
そして、モニタ13に、変更した予約時間帯と、検索された喫煙エリアの中から遊技者の遊技機100から最も近い喫煙エリアが表示されて遊技者に予約の変更が通知される(ステップS26)。
【0069】
そして、喫煙エリア情報データベース34aの使用予約346が変更される(ステップS27)。このようにして、予約変更タスク38によって、喫煙エリア情報データベース34aの当該使用予約346が所定時間後に変更される。
【0070】
ステップS24において、ステップS23で取得した稼働状態が、大当り状態や小当たり状態、確変状態以外の場合(「NO」の場合)は、処理が終了される。
【0071】
以上のように、この遊技場喫煙管理システム1によれば、稼働状態取得タスク37によって当該遊技機100が、所定の状態であると判定されると、自動的に、遊技者の所定時間内の予約情報を所定時間後に変更するので、無理なく喫煙者に喫煙エリアを利用してもらうことができる。また、自動的に、遊技者の所定時間内の予約情報を所定時間後に変更するので、遊技者の妨げとならない。
【0072】
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の発明の実施では、喫煙検出センサ16によって喫煙が検出された際に、モニタ13に分煙を促すメッセージを表示するように説明したが、所定時間ごとに、モニタ13に分煙を促すメッセージを表示するようにしてもよいことはもちろんである。また、その際は、稼働状態取得タスク27によって稼働状態を監視し、大当り状態や小当たり状態、確変状態以外の場合などに、モニタ13に分煙を促すメッセージを表示するようにしてもよい。
【0073】
また、台間機組込装置10は、台間機110に組み込まれた装置であるものとして説明したが、呼出ランプ120に組み込んでもよい。
【0074】
遊技場喫煙管理システム1を構成する各装置(ハードウェア)の一部または全てを、当該装置(ハードウェア)と同等の機能を実現するソフトウェアに置き換えてもよい。