(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
触媒及び/又は添加物を貯蔵しそして流動触媒分解ユニット内に装填するシステムであって、少なくも1種の触媒及び/又は添加物を第1の位置で貯蔵する貯蔵ビン、及び第1の位置から離れた第2の位置に置かれた装填ユニットであって貯蔵ビン及び流動触媒分解ユニットと選択的に連通する前記装填ユニットを備え、装填ユニットは装填ユニットを負圧にするための真空発生装置を備えて装填ユニット内に得られた真空が少なくも1種の触媒及び/又は添加物を貯蔵ビンから引き出すようにすることができ、更に装填ユニットは装填ユニット中に引き入れられた少なくも1種の触媒及び/又は添加物の重量を測定することができ、少なくも1種の触媒及び/又は添加物が装填ユニットから流動触媒分解ユニットに移送されるように加圧することができ、装填ユニットが2以上の貯蔵ビンとの連通が可能であり、
ここで、装填ユニットは更に、装填ユニット及び装填ユニット内の触媒及び/もしくは添加物の1種の重量を測定するために複数のロードセル、及び、装填ユニットを収容するキャビネット、ここで装填ユニットは複数の脚の上に取り付けられ、脚の各々は共通の板材に固定され、板材はロードセル上に取り付けられ、そしてロードセルはキャビネットのベース上に取り付けられる、
を含む、前記システム。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
前記概要及び好ましい実施例の以下の詳細な説明は、付属図面と関連して読まれるとき、より良く理解される。本発明を図解する目的で、図面は現在の好ましい実施例を示す。しかし、本発明は、図面に明らかにされた特定の設備には限定されない。
【0019】
FCCユニット内に触媒及び/又は添加物を注入するためのシステム10の好ましい実施例が
図1−6に示される。装填システム(loading system)10は、触媒及び/又は添加物を貯蔵し装填するための全体システム11の一部を形成する。システム11は、装填システム10、及び1個以上の貯蔵ビン37を備える。
【0020】
装填システム10は、集塵装置16及び隣接したトランスファーポット18を有する装填ユニット14を備える。装填システム10は、以下詳細に説明されるように、触媒及び/又は添加物を貯蔵ビン37から吸引し更に集塵装置16内に入れる真空を作る。触媒及び/又は添加物は、集塵装置16の底に落ち更にトランスファーポット18内に入る。次いで、トランスファーポット18が加圧され、そして触媒及び/又は添加物はトランスファーポット18内の圧力に応答してFCCユニットの再生装置内に注入される。
【0021】
装填ユニット14は、これをキャビネット19内に収容することができる(
図2−4参照)。(キャビネット19は、図においては、明瞭にするために側部パネルを外した状態で示される。)装填ユニット14は、トランスファーポット18に固定された複数個の脚20により支持されることが好ましい。
【0022】
キャビネット19はオプションであり、特定の形状及び寸法の注入システムを受け入れるように構成することができる。好ましくは、キャビネットの側方パネルは取り外し可能であり(及び/又は容易に開けることのできるドアとして設計され)かつ、操作員又は修理工がシステムにどこからも接近できるように閉鎖体の実質的に全長及び全幅にわたる。或いは、閉鎖可能な入口をシステムのベースに堅固に固定された壁面内に置き、この入口をシステムの比較的小さい構成要素への接近に使用することができる。
【0023】
キャビネットは、環境内の損傷を与える要素、例えば工場の塵埃、雨、直射日光からシステムを保護し、同時に触媒がシステムにより吸引され次いで注入されるときの触媒の運動により生ずる塵埃を減らす。キャビネットは、触媒をシステム内に輸送し更にシステムを通過させるホースの破損又は損傷から漏れ出す触媒粒子を保持し、同時に内部装置から逃げ出す放出物を保持することもできる。
【0024】
キャビネットは、操作員又は修理工のための避難所を提供するために十分に大きいように設計することもできる。更に、キャビネットはシステムを「ユニット化」し、これによりシステムの輸送及び設置を容易にする。事実、キャビネットは、保護閉鎖体として作用することに加えて輸送用コンテナーとして作用するように設計することができる。
【0025】
集塵装置16は側壁17を備える。側壁17は、集塵装置16内の真空の存在に耐えるために適切な強度及び厚さのものとすべきである。
【0026】
集塵装置16の断面及び全体形状は、これを変えることができる。図に示された集塵装置16は、実質的に円筒状の上方部分16a、及び上方部分16aに隣接した実質的に円錐状の下方部分16bを持つ。下方部分16bの中央に開口23が形成される(
図1参照)。下方部分16bを横切ってスクリーン24が置かれる。別の実施例においては、上方部分16a及び下方部分16bの断面は正方形又は長方形であり、そして全体形状を正方形又は長方形の柱状とすることができる。(「上方」、「下方」のような方向を示す用語は、ここでは、
図1に示された構成要素の方向に関して使用される。これらの用語は、例示の目的のためのみに使用され、特許請求の範囲を限定するものではない。)
集塵装置16はカバー25も備える。カバー25は側壁17の上方の縁と組み合う。カバー25と側壁17との間にガスケットが置かれ、これの間を実質的に気密に封鎖する。側壁17及びカバー25が集塵装置16の内部容積26定める(
図1参照)。
【0027】
集塵装置16は適切なフィルター32も備える(
図1参照)。フィルター32は、例えばマクチフロ(Mactiflo)モデルE376094フィルターとすることができる。
【0028】
フィルター32は、集塵装置16の上方部分16a内に取り付けられる。上方部分16aの内部(及びフィルター32)への接近を提供するために、側壁がハッチ33を持つことが好ましい(
図1及び4参照)。ハッチ33は、好ましくは、ブラケット34を使用して集塵装置16の側壁17に固定され、このブラケットは、最小の時間及び労力の消費によるハッチ33の取り外しを可能とし、これにより最小の時間及び労力でのフィルター32の交換を容易にする。装填システム10の別の実施例は1個以上のフィルター32を設けることができる。
【0029】
システム10は、適切な真空発生装置30も備える(
図1及び2参照)。例えば、真空発生装置は、エンパイヤ・2インチ・ヴァキュトラン(Empire two−inch
Vacutran)S150真空発生装置とすることができる。
【0030】
真空発生装置30はキャビネット19内に取り付けられる(
図2参照)。真空発生装置30は、装填ユニット14とは別に取り付けられることが好ましい。真空発生装置30は、ホース35によりフィルター32と連通する。
【0031】
真空発生装置30は、適切な圧縮空気源(図示せず)と連通する。(圧縮空気源は、典型的に精油所において利用し得る工場空気とすることができる。)真空発生装置30内への圧縮空気の流れは、アクチュエーター36aを有する適切な弁36により管理することができる(
図1参照)。
【0032】
真空発生装置30は、真空室設計技術の熟練者に普通に知られた方法で運転することができる。特に、弁36を開くことにより、圧縮空気は真空発生装置30を通って流れることができる。真空発生装置30は、真空発生装置30を通過する圧縮空気の流れにより、集塵装置16の内部容積26から空気を引き出し、これにより内部容積26内の真空を作る。(真空発生装置30は、フィルター32を通して空気を引き出し、これにより、集塵装置16は、触媒及び/又は添加物の流れにより作られた塵埃を集塵装置16内へ集める。)装填システム10内の種々の空気の流れの方向が、
図1に矢印39により示される。
【0033】
装填システム10は、内部容積26内の真空度に応答して貯蔵ビンから触媒及び/又は添加物を引き出す。特に、集塵装置16は、貯蔵ビン37と連通する(
図1参照)。貯蔵ビン37は、FCCユニット内に注入すべき触媒及び/又は添加物を収納する。貯蔵ビン37は、例えば、装填システム10が設置された精油所に触媒及び/又は添加物を輸送するために使用される輸送用コンテナーとすることができる。
【0034】
各貯蔵ビン37は、対応するホース(又はパイプ)により集塵装置16に結合される。アクチュエーター42aを有する適切な弁42が、各ホース38と集塵装置16との間に置かれる。各弁42は、組み合わせられた貯蔵ビン37を選択的に集塵装置16から隔離する。弁42は、集塵装置16の上方部分16aに取り付けられ、そして集塵装置16の上方部分16aに形成された対応する開口により内部容積26と連通する。(ホース38及び弁42は触媒及び/又は添加物の貯蔵及び装填のためのシステム11の部分を形成する。)
ホース38は、
図8に示されるように、別の実施例の共通マニホールド74により上方部分16aに結合することができる。
【0035】
ホース38は、ホース38を集塵装置16(又はマニホールド74)及び貯蔵ビン37から容易に外し得る取付具を備えることが好ましい。
【0036】
弁42のうちの一つを開くことにより、内部容積26内の真空度に応答して、組み合わせられた貯蔵ビン37から組み合わせられたホース38により触媒及び/又は添加物を引き出すことができる。触媒及び/又は添加物は、貯蔵ホッパー内に触媒及び/又は添加物を装填する必要なしに、貯蔵ビン37から装填システム10に直接引き入れられる。
【0037】
装填システム10は、例示の目的だけで、3組の弁42及びホース38が装備されたとして示される。別の実施例は3組の弁42及びホース38より多い又は少ない組数を装備して、3個より多い又は少ない個数の貯蔵ビン37から触媒及び/又は添加物を引き出すことができる。
【0038】
1個又はそれ以上(2個、3個、4個、など)の貯蔵ビン37を装填システム10から離れた位置に置くことができる。例えば、貯蔵ビン37を装填システム10から3.66m(12フィート)までに置くことができる。(装填システム10と貯蔵ビン37との間の最大距離は用途に依存し、真空発生装置30の容量、ホース38の直径などのような要
因により変えることができる。このパラメーターに対する特定の値は例示のためにだけ特定された。)
集塵装置16は、3個の案内管40を備えることが好ましい。各案内管40は組み合わせられたホース38と連通している。
【0039】
触媒及び/又は添加物は案内管40により内部容積26内に引き入れられる。案内管40は、触媒及び/又は添加物を、スクリーン24の近くで内部容積26内に排出する。
【0040】
別の仕様のマにホルド74は、
図9に示されたマニホールド100のような内部マニホールドを備える。かかる実施例においては、1個又はそれ以上のホース38の各々は、上方部分16aの、好ましくはガスケット又は同等品によりシールされた入口を通って伸びることができる。1個又はそれ以上の案内管102は、案内管102が上方部分16a内に伸びるように、溶接、フランジ、ブラケット、固定具などのような適切な手段により上方部分16の側壁に固定することができる。
【0041】
次いで、各ホース38が、上方部分16aの内側に置かれた共通マニホールド100により結合される。マニホールド100は、マニホールド100(及び集塵装置16)を、組み合わせられたホース38及び貯蔵ビン37と選択的に連通状態にするために、弁42のような弁を備える。(
図1に示された複数の案内管とは異なり)1個の排出案内管104をマニホールド100から16bの底部の方向に降ろすことができる。排出案内管104の端部は、集塵装置16の下方部分16b内に形成された開口23の上方約152.4mm(6インチ)に置かれることが好ましい。(排出案内管104の端部と開口23との間の最適の距離は用途により変えることができる。この距離についての特定値は説明の目的のためにのみ与えられた。)ホース38、マニホールド100、及び1個の排出案内管104のこの構成は、1個の排出案内管104を上方部分16aの中央に位置決めできるようなホースの「クモ(spider)」状の配列を作る。マニホールド100及び組み合わせられた排出案内管104を中央に置くことにより、触媒及び/又は添加物を確実に集塵装置16の底に堆積させることができる。この構成は、触媒及び/又は添加物が上方部分16aの側面に当たることを減らし、これによりこれらの壁の上に触媒及び/又は添加物が集積するいかなる可能性も減らす。この構成は、また、触媒及び/又は添加物の粒子が側壁を叩く際に生ずる触媒及び/又は添加物の摩耗の可能性も減らす。
【0042】
触媒及び/又は添加物を集塵装置16内に排出するための別の配列が
図10に示される。この実施例においては、1個又はそれ以上の個別のホース38を、好ましくはガスケット又は同等品でシールされた上方部分16aの入口を通して延ばすことができる。1個又はそれ以上の案内管110は、各案内管110がそれぞれのホース38から触媒及び/又は添加物を受け取るように、溶接、フランジ、ブラケット、固定具などのような適切な手段により上方部分16aの側壁に固定することができる。弁42のような弁が各案内管110に取り付けられ、案内管110(及び集塵装置16)を、組み合わせられたホース38及び貯蔵ビン37と選択的に連通状態にすることができる。各弁42は、フランジのような適切な手段により上方部分16aの側壁に取り付けることができる。
【0043】
案内管110は、案内管110のそれぞれの端部が集塵装置16の中心線の近くに置かれるように、各が上方部分16aの側壁から内向きに伸びる。案内管110の端部は、溶接、固定具、ブラケットなどのような適切な手段により互いに固定される。このため、各案内管110は、集塵装置16の中心線の近くで触媒及び/又は添加物を排出する。案内管110は、水平方向に関してほぼ70度の角度で下向きに伸びることが好ましい。(案内管110の最適の角度は用途により変えることができる。特別な方向が例示の目的のためにのみ示された。)案内管100の端末は集塵装置16の下方部分16bに形成された開口の上方約152.4mm(6インチ)に置かれることが好ましい。(案内管110の
端末と開口23との間の最適距離は用途により変えることができる。特別な方向が例示の目的のためにのみ示された。)この構成は、上方部分16aの側部への触媒及び/又は添加物の衝突を緩和し、これによりこれらの壁の上における触媒及び/又は添加物の有り得る堆積を減らす。この構成は、触媒及び/又は添加物の粒子が側壁に当たる際に生じ得る触媒及び/又は添加物の減少の可能性も減らす。
【0044】
図1のシステム11の図面は実際は略図であり、システム11の種々のホース、管路などの相対位置は
図1に示されたものから変え得る点に注意すべきである。例えば、ホース38を受け入れるために集塵装置16の上方部分16aに形成された開口は、
図1に示された垂直方向の配列の代わりに、上方部分16aの周囲の周りに置くことができる。他の実施例では、複数のホースを上方部分16aの2カ所以上の側面に置くことができる。
【0045】
触媒又は添加物は、案内管40(又は排出案内管104又は案内管110)から排出された後、重力のため集塵装置16の底に向かって、即ち、下方部分16bに向かって落ちる。触媒及び/又は添加物は、これが落ちるときスクリーン24を通過する(
図1参照)。スクリーン24の目の粗さは、比較的大きい塊り又は比較的大きい触媒及び/又は添加物(又は異物)の通過は妨げるが触媒及び/又は添加物の比較的小さい顆粒はスクリーンを自由に通過して流れることができるように選定される。下方部分16bの実質的に円錐状の形が、触媒及び/又は添加物を下方部分16bの開口23に向ける。
【0046】
装填システム10は、開口23を選択的に覆って封鎖する弁43を備える。弁43は、例えば座44とプラグ45とを備えたプラグ弁とすることができる。座44は、下方部分16bに固定され、開口23の周囲を囲む。プラグ45は、上方位置と下方位置との間を動くことができる(
図1においては、プラグ45はその下方位置において示される)。
【0047】
弁43は圧縮空気により動かされる。圧縮空気は、トランスファーポット18を通って伸びている管路46により弁43に向けられる。管路46内への圧縮空気の流れは、管路46と連通している弁48による選択的な強制で開始され中断される。弁48aはアクチュエーター48aを備える。
【0048】
圧縮空気は、管路46から出た後、プラグ45に衝突する。より詳細には、圧縮空気は、プラグ45の内側に向けられ、そしてプラグ45を、座44に押し付けた閉鎖位置に強制する。プラグ45と座44との間の接触が開口23を実質的に封鎖する。
【0049】
弁48を閉めることにより圧縮空気が中断されるとプラグ45はその閉鎖位置から開口位置に落ちる。プラグ45と座44との間に作られた間隙のため、触媒及び/又は添加物は開口23を通過して下方部分16bの底部に達し、そしてトランスファーポット18内に達することができる。(
図1参照)。
【0050】
装填システム10は、管路46と連通している容積室及び水分トラップ49を備えることが好ましい(
図1及び2参照)。容積室及び水分トラップ49は弁43に向けられた圧縮空気から水分を除去する。
【0051】
トランスファーポット18は側壁51を備える。側壁51は、トランスファーポット18の圧力に耐える適切な強度と厚さのものとすべきである。
【0052】
トランスファーポット18の断面及び全体形状は変えることができる。図に示されたトランスファーポット18は、実質的に円筒状の上方部分18a、及び上方部分18aに隣接し実質的に円錐状の下方部分18bを持つ。トランスファーポット18の上方部分18aと下方部分18b、及び集塵装置16の下方部分16bが、トランスファーポット18
内の内部容積50を定める(
図1参照)。(下方部分16b及び弁43が、集塵装置16の内部容積26とトランスファーポット18の内部容積50との間の境界を形成する。)
トランスファーポット18の下方部分18bの中心に開口53が形成される。トランスファーポット18は管路54によりFCCの再生装置と結合される。管路54は開口53と連通している。以下説明されるように、触媒及び/又は添加物は開口53を通って管路54に入り続いて再生装置に流れる。
【0053】
アクチュエーター55aを有する弁55が管路54に設けられる。弁55により、トランスファーポット18を選択的に再生装置から隔離することができる。例えば、クレムテックス・インク(Clemtex,Inc.)のモデル2452 6ft
3(0.170m
3)サンドブラスト用ポット、又はモデル1648 2ft
3(0.0.0566m
3)サンドブラスト用ポットを集塵装置16に適合させることにより適切なトランスファーポット18を得ることができる。(サンドブラスト用ポットは、集塵装置16の下方部分16bを溶接のような適切な手段によりサンドブラスト用ポットの上方周辺部に固定することにより集塵装置と組み合わせることができる。)
装填ユニット14は複数個のロードセル(load cell)56により支持される(
図1及び4参照)。ロードセル56は、以下説明されるように、未装填状態及び装填状態の、即ち内部に触媒及び/又は添加物が無いとき及び有るときの双方における装填ユニット14の重量の測定値を提供する。ロードセル56は、キャビネット19のベース19aとトランスファーポット18の脚20に固定された板材57との間に取り付けることが好ましい。
【0054】
各ロードセルは対応した振れ止め具61により実質的に水平方向の運動を拘束することができる(振れ止め具61は、図を分かり易くするために
図5に示されるだけである。)各振れ止め具51はキャビネット19のベース19aに旋回可能に結合される。
【0055】
装填システム10は、複数のジャッキ組立体62を備えることができる(ジャッキ組立体62は、図を分かり易くするために
図5に示されるだけである)。各ジャッキ組立体62は、キャビネット19のベース19aに固定結合されたネジ軸62aを備える。2個のナット62bが各軸62aにネジ結合される。ナット62bは板材57の上方及び下方に置かれる。下方ナット62bは、下方ナット62bが板材57(及び板材57上に置かれた装填システム10の部分)を支持するように上に動かすことができる。上方ナット62bは、板材57を定位置に固定するように下げることができ、即ち、板材57を、上方ナットと下方ナット62bとの間に挟むことができる。
【0056】
ジャッキ組立体62は、ロードセル57を、装填システム10の重量から実質的に隔離することができる。この特徴は、例えば、装填システム10の輸送中にロードセル57が衝撃負荷により破損されることを防止するために使用される。
【0057】
装填ユニット14への外部連結は、ロードセルの読取値に風袋重量を導入しないように構成されることが好ましい。例えば、管路54は可撓性部分46aを備え、これが再生装置に連結された管路54の部分とトランスファーポット18との結合を実質的に無くし、これによりロードセルの読取値に導入される風袋重量を最小にさせる(
図1参照)。管路46は、同様に可撓性部分46aを有し、これが工場の空気設備に連結された管路46の部分とトランスファーポット18との結合を実質的に無くす。更に、ホース35、38は実質的に可撓性であることが好ましく、このため導入された風袋重量を無視することができる。
【0058】
集塵装置16の内部容積26とトランスファーポット18の内部容積50とは、管路58により選択的に連通される。アクチュエーター59aを有する弁59が管路58内に置
かれ、管路58により形成される経路を選択的に開閉する。管路58は、以下説明されるように、内部容積26、50内の圧力を平衡させるために使用される。
【0059】
装填システム10は、制御器60を備えることが好ましい(
図3及び6参照)。弁36、42、48、55、59のそれぞれのアクチュエーター36a、42a、48a、55a、59aは、制御器60に電気的に結合される。この特徴により、弁36、42、48、55、59の作動を制御器60により制御することができる。
【0060】
制御器60はプログラム可能なループ制御器(PLC)であるが、別の実施例においては制御器60として、ミニコンピューター、マイクロコンピューターなどのような適宜形式の計算装置を使用することができる。この変更例の装填システム10を制御するために、装填システムを運転する精油所のその他の設備及びプロセスを制御するサーバー又はメインフレームコンピューターを使用することもできる。例えば、「分散形制御システム」又はDCSとして知られるコンピューターベースのシステムは、多数のユニットの運転を制御するためにFCCユニットのオペレーターにより使用される集中システムの一例である。制御器60は、DCSが制御器を経て装填システムを制御するように、制御器60とDCSと結合し及び/又はこれらの間に確立し得る通信線と結合することができる。
【0061】
制御器60は、制御器60に指令又は運転データを入力するために制御パネル64を備えることができる(
図3及び6参照)。制御器60及び制御パネル64はキャビネット19に取り付けることができる。別の実施例においては、制御パネル64自体、又は制御パネル64と制御器60との両者は、装填システム10のその他の部分から離れた便利な位置に取り付けることができる。例えば、制御パネル64を精油所の中央制御室内に取り付け、装填システム10の運転を遠隔制御することができる。
【0062】
制御器60は所定量の触媒及び/又は添加物を再生装置内に注入するように構成することができる。所定量は、使用者により、制御パネル64を介して制御器60に入力することができる。
【0063】
更に、制御器60は、触媒及び/又は添加物の周期的な注入を容易にするように構成することができる。例えば、24時間周期にわたる不連続な所定の注入回数を使用して、制御器60を、この周期にわたる、即ち、1日当たりの添加物の注入を容易にするようにプログラム化することができる。かかる周期を通しての装填システム10の運転が以下説明され、かつ
図7の流れ図の形式で示される。
【0064】
(制御器60は、非周期的な触媒及び/又は添加物の注入を容易にするように構成することもできる。言い換えれば、制御器60を、変動する量の触媒及び/又は添加物の注入を容易にするようにプログラムすることができる。)
24時間周期にわたり注入される触媒及び/又は添加物の総量は、制御パネル64を使って使用者が制御器60に入力することができる。1日に行うべき不連続な注入回数も、制御パネル64により入力することができる。(別の実施例においては、制御器60は、別の入力により運転されるようにプログラムすることができる。例えば、注入間の所定の時間間隔を使用して、周期ごとに所定の添加物を注入するように制御器60をプログラムすることができる。)
制御器60は、上述の入力に基づいて各周期ごとに注入された触媒及び/又は添加物の量を自動的に計算するようにプログラムすることができる。制御器60は、各注入開始間の時間間隔を計算するようにもプログラムすることができる。この間隔は、24時間を1日あたり注入の所要回数で割ることにより算出される。更に、制御器60は、触媒及び/又は添加物を取り出す特定の貯蔵ビン37を示す入力を受け入れるように構成することができる。
【0065】
制御器60は、触媒及び/又は添加物が引き出される特定の貯蔵ビン37と組み合わせられた弁42のアクチュエーター42aに制御入力を送る(
図7参照)。この制御入力がアクチュエーター42を作動させて弁42を開かせ、これにより貯蔵ビン37と集塵装置16とを連通状態にする。(弁36、42、48、55、59はそれぞれ閉鎖位置にあり、弁43のプラグ45は周期開始のその開口(下方)位置にある。)
制御器60は弁36のアクチュエーター36aにも入力を送り、これにより圧縮空気は真空発生装置30を通って流れることができる。真空発生装置30は、上述のように、これを通過する圧縮空気の流れに応答して集塵装置16の内部容積26内の真空を作る。
【0066】
内部容積26内の真空が、触媒及び/又は添加物を貯蔵ビン37から引き出しそして集塵装置16の上方部分16a内に送る。(装填システム10を通る触媒及び/又は添加物の移動方向は
図1において矢印65により示される。)次いで、前述のように、触媒及び/又は添加物は重力により下方部分16bに向かって落ち、そして下方部分16bの開口23を経てトランスファーポット18に入る。
【0067】
制御器60は、装填ユニット14の重量、及びこれに加えられる触媒及び/又は添加物の重量の監視を継続する。(装填ユニット14とこの中の触媒及び/又は添加物との組み合わせられた重量を、ここでは、以下「活重量(live weight)」と呼ぶ。)詳細には、ロードセル56は制御器60と電気的に結合される。制御器60は各ロードセル56からの入力を受け、これら入力を加算して装填システム10の活重量を決定する。
【0068】
制御器60は、装填システム10に加えられた触媒及び/又は添加物の量を計算する。制御器60は、周期の開始時、即ち、弁36、42が開かれる直前における装填システム10の活重量から、与えられた瞬間における装填システムの重量を差し引くことによりこの計算を実行する(装填ユニット14は、周期開始時には、触媒及び/又は添加物が実質的に空であるとする)。
【0069】
制御器60は、装填システム10に加えられた触媒及び/又は添加物の量が各周期中に再生装置内に注入すべき量(この量は、以下「目標値」と呼ばれる)に近づくと集塵装置16への触媒及び/又は添加物の流れを停止させる。詳細には、制御器60は、触媒及び/又は添加物の重量がその目標値に接近すると、弁42を開くアクチュエーター42aに制御入力を送る。この制御入力は弁42を閉鎖させ、これにより集塵装置16への触媒及び/又は添加物の流れを中断させる。(制御器60は、弁42への「閉鎖」命令を出した時点と弁42が完全に閉鎖される時点との間の遅れを補償するために、触媒及び/又は添加物の重量が所定の量による目標値より低いうちに、弁42の閉鎖を開始するようにプログラムすることができる。)
制御器60は、装填システム10内の触媒及び/又は添加物の重量がその目標値に達したとき弁36のアクチュエーター36aに制御入力を送る。制御入力は、アクチュエーター36aに弁36を閉鎖させ、これにより真空発生装置30を通る圧縮空気の流れを中断させる。
【0070】
制御器60は、続いて、弁48を開かせるために弁48のアクチュエーター48aに制御入力を送る。弁48の開口により、圧縮空気が管路46を経てトランスファーポットの内部容積に入ることができる。圧縮空気は、管路46を出ると弁43のプラグ45と衝突し、これにより、プラグ45を、前述のように集塵装置16の下方部分16bに押し付けられたその閉鎖(上方)位置に強制する。プラグ45と下方部分16bとの間の接触が開口23を覆いこれを封鎖する。
【0071】
開口23がプラグ45により封鎖された後、圧縮空気がトランスファーポット18の内
部容積50を加圧する。(上述のように、圧縮空気は、トランスファーポット18に達するより前に容積室及び水分トラップ49により乾燥され、これによりトランスファーポット18内の触媒及び/又は添加物の汚染の可能性を最小にする。)
制御器60は、内部容積50内の空気圧を測定する第1の圧力変換器68からの入力を受け取る(
図6参照)。制御器60は、触媒及び/又は添加物が注入された場所に隣接する再生装置内の空気圧を測定する第2の圧力変換器70からの入力も受け取る。
【0072】
内部容積50及び再生装置14の内部の空気圧間の圧力差が所定のレベルに達したとき、即ち、内部容積50内の圧力が再生装置内の圧力を所定量だけ越えたとき、制御器60が弁48のアクチュエーター48aに制御入力を送る。
【0073】
制御器60は、続いて、弁55を開かせるように弁55のアクチュエーター55aに制御入力を送る。内部容積50と再生装置との間の圧力差が、トランスファーポット18内の触媒及び/又は添加物を管路54を経て再生装置内に流す。
【0074】
制御器60は、弁55を開くための制御入力の出現に続いてある所定の時間間隔の経過後、弁55を閉鎖するために制御入力をアクチュエーター55aに送る。(所定の時間間隔はトランスファーポット18内の触媒及び/又は添加物の実質的に全部が再生装置内に注入されるに十分な時間を許すように選定しなければならない。)或いは、制御器60は、内部容積50と再生装置との間の圧力差がほぼゼロに達したとき、弁55を閉じるようにアクチュエーター55aに制御入力を送る。
【0075】
制御器60は、続いて、弁59を開くために弁59のアクチュエーター59aに制御入力を送る。弁59が開かれると、内部容積26、50内の空気圧は実質的に平衡することができる。詳細には、弁59が開かれると、管路58により(再生装置14内の圧力にほぼ等しい)内部容積50内の比較的高い圧力が低下する。
【0076】
制御器60は、内部容積26、50間の圧力差がほぼゼロになったとき、弁59のアクチュエーター59aに制御入力を送る(内部容積26内の空気圧は、その中に置かれた第3の圧力変換器72により測定することができる。)この制御入力が弁59を閉鎖させる。
【0077】
制御器60は、(上述の)各注入サイクルの開始間の計算された時間間隔が経過した後、上述のプロセスを繰り返すようにプログラムすることができる。
【0078】
更に、制御器60は、上述のサイクルが完了した後、触媒及び/又は添加物を別の貯蔵ビン37から注入するようにプログラムすることができる。言い換えれば、別の貯蔵ビン37の一つと組み合わせられた弁42が開かれて、触媒及び/又は添加物が特定の貯蔵ビン37から集塵装置16内に引き入れられることを除いて、別の注入サイクルを上述のものと同様な方法で行うことができる。
【0079】
触媒及び/又は添加物をその貯蔵ビン37から直接吸引することが、装填システム10の運転に大きな柔軟性を与える。例えば、装填システム10は、ホース38のようなホースが接近し得る精油所の実質的に適宜の位置から触媒及び/又は添加物を引き出すことができる。そこで、貯蔵ビン37を、精油所内の最適の位置に置くことができる。更に、装填システム10への触媒及び/又は添加物の輸送手段としての真空の使用は、触媒及び/又は添加物をその輸送用コンテナーから直接引き出すことを許す。このため、触媒及び/又は添加物をその輸送コンテナーからの輸送に伴う時間及び労力の消費は、装填システム10の使用により無くすことができる。
【0080】
更に、触媒及び/又は添加物を集塵装置16内に直接真空輸送することにより、触媒及び/又は添加物を(通常の装填装置を典型的に必要とする)比較的大きい貯蔵ホッパー内に移送する必要性を回避することができる。このため、触媒及び/又は添加物を貯蔵ホッパーに輸送することに伴う時間及び労力を、装填システム10の使用により無くすことができる。
【0081】
貯蔵ホッパーの必要性を無くすことにより、装填システム10を受け入れるために必要な空間の大きさを最小にすることもできる。例えば、装填システム10の設置面積はほぼ1.22m×1.22m(4フィート×4フィート)であり、かつ装填システムの最大高さはほぼ1.52m(5フィート)である。容量の匹敵する通常の(貯蔵ホッパー付きの)装填装置は設置面積が約1.52m×2.44m(5フィート×8フィート)、高さはほぼ3.66m(12フィート)である。(装填システム10の大きさは用途により変えることができ、上記の特定の寸法は例示の目的のためにのみ与えられた。)更に、装填システム10は、多くの通常の装填装置と比べで、特定の設備のための特注のベースのような特別な取付用設備を使用することなく設置することができる。
【0082】
装填システム10は、貯蔵ホッパーが無いため、比較的容易に配置し直すことができる。詳細には、貯蔵ホッパーが無いことは装填システム10に移動可能性を提供し、通常の装填装置と比較して最小の時間及び労力の消費で精油所内の異なった位置間(又は異なった精油所間)の装填システム10の移動を容易にする。装填システム10の使用者のための移動可能性及び使用の容易さは、装填システム10が可搬式貯蔵ビンと関連して使用されるとき更に強化される。この可搬式貯蔵ビンは、例えば「トート(tote)」として知られ、通常約900kg(約2000ポンド)の触媒及び/又は添加物を収納するように作られる。
【0083】
貯蔵ホッパーが無いため、装填システム10は、通常の装填装置と比べ設置に要する時間を最小にすることもできる。最短時間で装填システム10を設置できる能力は、例えばある特別な規制標準を順守するために速やかに装填システムを使用することが要求される場合、特に有益である。
【0084】
装填システム10は、機械的に再構成をすることなくかつ貯蔵ホッパーを空にしてまた再装填する必要なしに種々の種類の触媒及び/又は添加物を注入するために使用することができる。詳細には、装填システム10は、適切な方法で弁42を操作することにより、一つの貯蔵ビン37から1種類の触媒及び/又は添加物を注入し更にその直後に別の貯蔵ビン37から別の触媒及び/又は添加物を注入することができる。装填システム10は1個の貯蔵ビンに貯蔵された製品を装填するために使用できことも勿論である。いずれの場合も、装填システム10の使用により、種々の種類の触媒及び/又は添加物を注入するための複数の装填装置の必要性が無くなる。各々がある特定種類の触媒及び/又は添加物に専用の複数の装填装置を購入し、設置し、そして維持する必要を無くすことにより、時間、労力、精油所の空間、及び費用のかなりの節約が達成できると信じられる。
【0085】
複数のローダーを無くして本発明を使用することにより、FCCユニットの触媒及び/又は添加物の添加用管路に、特にFCCユニットの再生装置への触媒及び/又は添加物の添加用管路に接続されるローダーからの複数の管路も無くなる。触媒及び/又は添加物の添加用管路に至る複数の管路を有することは、複数の管路が集中する点における詰まりを招き又はここを閉塞させる可能性がある。しかし、本発明の典型的な実施例は、ただ1本の供給管路が装填システムから出てFCCユニットの触媒及び/又は添加物添加用管路に連結されるように設計され、従って前述の閉塞を導く経路構造を提供しない。
【0086】
貯蔵ホッパーを使用しないことにより、触媒及び/又は添加物が暴露される水分の量を
減らすこともできる。詳細には、装填システム10の使用により、触媒及び/又は添加物は、これが再生装置14内に注入される直前まで貯蔵ビン37内に留まることができる。貯蔵ビン37内の環境は貯蔵ホッパー内よりもより綿密に管理できると信じられる。詳細には、触媒及び/又は添加物は、ホッパーに輸送されここに貯蔵されているとき、典型的に工場空気に暴露される。工場空気は、触媒及び/又は添加物に悪影響を与える可能性のある水分、油脂由来の生成物、又はその他の汚染物質の源であることが多い。従って、装填システム10におけるように工場空気に対する触媒及び/又は添加物の暴露を最小にすることにより、触媒及び/又は添加物の汚染の可能性を減らすことができる。かかる汚染の低減化は、触媒及び/又は添加物が一緒に固まること又は凝集することを減らす。かかる凝集は触媒及び/又は添加物を流れ難くし、かつホース又は供給管路の詰まりを招く可能性がある。本発明は、触媒及び/又は添加物がシステムを通して輸送されているときの確実な流動性を支援する。
【0087】
本発明は汚染及び有害な水分吸収を減らすため、水分の取り込みの少ない状態で材料を処理し、取り扱いそして給送することが望ましい吸湿性の材料を装填及び/又は輸送するために使うことができる。「吸湿性」は大気中の水分を吸収する性質を有することを意味する。吸湿性材料は、限定するものではないが、プロセス食品、医薬品、及び工業用薬品、並びに触媒及び/又は添加物、例えばFCC触媒及び/又は添加物を含む。本発明は、調合された材料又は使用時に火花又は炎を誘導する引火性(pyrophoric properties)を有する材料を配送するにも適している。
【0088】
かかる使用を理解するために、吸湿性又は引火性の材料の貯蔵、処理、取扱い及び/又は給送するために本発明を使用するとき、触媒及び/又は添加物の輸送に関する以上の説明を参照し、そしてこれらの教示を適用することができる。例えば、吸湿性材料及び引火性材料を給送車両、反応装置、混合装置、或いは関連製品の個人消費者への配送用に設計された貯蔵コンテナーに輸送及び/又は給送するために本発明を使用できることが考えられる。
【0089】
加圧された容積の装填システム10は、同程度の能力(capacity)の通常のローダーより小さいと信じられる。従って、装填システム10を運転するには通常のローダーより少量の圧縮空気しか必要でない。この特徴のため、通常ローダーと比べて装填システム10の運転費用を減らすことができる。例えば、工場において複数の通常のローダーが使用される場合、特に複数の通常のローダーが同時に運転されるとき、圧縮空気の消費量はかなり大きい。事実、複数の通常形式のローダーを同時に使用したときは大きい圧力低下がある。かかる圧力低下は触媒及び/又は添加物の不完全な給送、並びに工場空気を使用する他の工場設備の運転性能への悪影響をもたらす可能性がある。
【0090】
装填ユニット14は、触媒及び/又は添加物を移送するために、本来、真空を使用するので、これに触媒及び/又は添加物が移送されるとき圧縮空気源から実質的に切り離される。従って、ロードセル56の読取値に対する圧縮空気により生ずる力による偏向の可能性は最小であると信じられる。(ある形式の通常のローダーは、上述のように、触媒及び/又は添加物を貯蔵ホッパーから輸送ユニットに圧力下で移送する。移送させるために使用される圧縮空気が、トランスファーポットの重量の読取値に悪影響を与える可能性がある。)
以上の説明は例示の目的で提供され、本発明を限定するものとして解釈すべきではない。本発明は、好ましい実施例又は好ましい方法を参照して説明されたが、ここで使用された用語は説明及び図解のための用語であって限定のための用語では無いことを理解すべきである。更に、本発明は特別な構造、方法、及び実施例を参照し説明されたが、本発明は、特許請求の範囲内のすべての構造、方法及び用途に拡張でき、ここに明らかにされた特定のものに限定することを意図するものではない。本明細書を読む機会を有する関連技術
の熟練者は、特許請求の範囲により定められた本発明の限界を離れることなく、ここに説明された本発明に多くの変更をすることができ、変化を行うことができる。