特許第5889936号(P5889936)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許5889936中間復帰スライドウォークインを備えた車両シート装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5889936
(24)【登録日】2016年2月26日
(45)【発行日】2016年3月22日
(54)【発明の名称】中間復帰スライドウォークインを備えた車両シート装置
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/08 20060101AFI20160308BHJP
【FI】
   B60N2/08
【請求項の数】7
【外国語出願】
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2014-41792(P2014-41792)
(22)【出願日】2014年3月4日
(65)【公開番号】特開2015-719(P2015-719A)
(43)【公開日】2015年1月5日
【審査請求日】2014年4月1日
(31)【優先権主張番号】13/916,222
(32)【優先日】2013年6月12日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】512221393
【氏名又は名称】アイシン テクニカル センター オブ アメリカ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100109830
【弁理士】
【氏名又は名称】福原 淑弘
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100140176
【弁理士】
【氏名又は名称】砂川 克
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100124394
【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 立志
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(74)【代理人】
【識別番号】100111073
【弁理士】
【氏名又は名称】堀内 美保子
(72)【発明者】
【氏名】水野 量介
(72)【発明者】
【氏名】マイケル・ミクソン
【審査官】 角田 貴章
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−190760(JP,A)
【文献】 特開2004−122798(JP,A)
【文献】 特開2008−087691(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/00−2/72
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両用のシートのスライド復帰機構であって、前記シートは、背もたれと、シートベースとを有し、前記スライド復帰機構は、
前記背もたれを倒すリクライナと、
前記シートのスライド機構の移動をロック及びロック解除するスライド解除レバーと、
前記リクライナと前記スライド解除レバーとの間に延びたリクライナリンクと、
前記シートのレールにあるスライドストッパと、
ストッパリンクとを具備し、
前記ストッパリンクは、
前記リクライナリンクと接触する上側部分と、
前記ストッパリンクがそれを中心に回転する枢動点と、
前記スライドストッパと接触するように構成された下側部分と、
前記枢動点と前記下側部分との間に延びた面とを有し、
前記リクライナの回転は、前記背もたれを下向きに移動させ、前記スライド解除レバーに前記スライド機構をロック解除させ、前記ストッパリンクの前記下側部分を前記シートが所定位置の後ろ方向に進行するのを防ぐための位置に下げるように、前記ストッパリンクを前記枢動点を中心として回転させ、
前方向では、前記ストッパリンクの前記面が前記スライドストッパと接触し、前記ストッパリンクを前記枢動点を中心に回転させ、前記ストッパリンクを前記スライドストッパ上をスライドさせ、
後ろ方向では、前記ストッパリンクの前記下側部分が前記所定位置で前記スライドストッパと接触するスライド復帰機構。
【請求項2】
前記リクライナの回転は、前記スライド解除レバーがロック解除するように前記リクライナリンクを移動させる請求項1のスライド復帰機構。
【請求項3】
前記リクライナの回転は、前記ストッパリンクを前記シートが後ろ方向に進行するのを防ぐための位置に移動させるために、前記ストッパリンクと接触するように前記リクライナリンクを移動させる請求項2のスライド復帰機構。
【請求項4】
前記ストッパリンクが前記シートの後方への移動の間に前記スライドストッパと接触したとき、前記シートが後ろ方向に進行するのを止めて、前記背もたれが上向きにされ、これにより、前記スライド解除レバーが前記シートの前記スライド機構の移動をロックする請求項1のスライド復帰機構。
【請求項5】
前記背もたれの上向きの移動により、前記リクライナが第2の方向に回転され、前記スライド解除レバーに対する力をなくすように前記リクライナリンクを移動させ、付勢力が前記スライド解除レバーを移動させ、前記シートの前記スライド機構の移動をロックする請求項4のスライド復帰機構。
【請求項6】
前記ストッパリンクの前記下側部分は、前記シートが前記所定位置の後ろ方向に進行するのを防ぐために、前記スライドストッパと接触する請求項1のスライド復帰機構。
【請求項7】
前記スライド解除レバーは、前記レールにほぼ垂直な軸で回転することによって前記スライド機構をロック解除する請求項1のスライド復帰機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の例示的態様は、車両シートのリクライナ機能に関し、特に、リクライナ復帰ウォークイン機構に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両シートには、背もたれがそのベース部分において枢動することを可能にするリクライニング機構が設けられることができる。あるタイプのリクライニング機構は、シートの後ろの乗客の乗車及び降車を可能にするために、背もたれが前方位置に枢動することを可能にする。このリクライニング機構は、ニュートラル位置と、直立位置と、最後部位置と、最前部位置とを含むいくつかの規定された位置をとり、最前部位置で後ろの乗客の乗車/降車が行われる。
【0003】
ユーザが車両に乗降したいとき、「ウォークイン」手法が行われる。本質的には、背もたれは、リクライニング機構(リクライナ)システムによって前方にもたらされ、そして、シートが、シートスライド機構によって前方に移動される。いったんシートがその最前部位置に到達すると、ユーザは、車両の後部シートを容易に乗降することができる。上に説明されるようなウォークイン手法の一例は、2012年11月2日に出願された米国特許出願第13/667,495号であり、その内容が参照としてここに組み込まれる。
【0004】
降車/乗車がユーザによって完了されたとき、ウォークイン手法が逆になされる。シートは、スライド機構によって後方に移動されて、前後方向においてニュートラル位置で停止される。そして、背もたれは、直立位置に戻るように回転され、適所でロックされる。
【0005】
ウォークインストッパ機構は、スライド機構によって移動されたとき、シートの後方への動きを停止させる機構である。ウォークインストッパ機構は、シートが後方に移動するのを防ぎ、背もたれが直立位置に戻るのを容易にする。しかしながら、ウォークインストッパ機構は、代表的には、複雑であり、車両のシートレールの外側にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】米国特許出願第13/667,495号
【発明の概要】
【0007】
車両用のシートのスライド復帰機構であって、前記シートは、背もたれと、シートベースとを有し、スライド復帰機構は、前記背もたれを倒すリクライナと、前記シートのスライド機構の移動をロック及びロック解除するスライド解除レバーと、ストッパリンクとを具備する。前記リクライナの回転は、前記背もたれを下向きに移動させ、前記スライド解除レバーに前記スライド機構をロック解除させ、前記ストッパリンクを前記シートが所定位置の後ろ方向に進行するのを防ぐための位置に移動させる。
【0008】
本発明のより完全な理解及びそれの付随する多くの効果が、容易に得られることができ、また、添付図面に関連して考慮される以下の詳細な説明を参照することによってよりよく理解される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、車両シートを示す図である。
図2図2は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の斜視図である。
図3図3は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の側面図である。
図4図4は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の側面図である。
図5図5は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の斜視図である。
図6図6は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の側面図である。
図7図7は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の側面図である。
図8図8は、本開示の例示的態様によるウォークイン装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図面を参照して、同様の参照符号は、いくつかの図面にわたる同一又は対応する要素を示している。さらに、ここで使用されるような、「1つの」等は、特記しない限り、「1又は複数の」の意味である。
【0011】
図1ないし図8は、車両シート用の中間復帰スライドウォークイン機構のさまざまな態様を示す図である。ここでは、車両は、自動車により例示される陸上車を参照する。しかしながら、本開示はまた、限定的ではないが、スポーツ多目的車、小型トラック、商用車等の同様のタイプの車両にも適用可能である。
【0012】
図1は、本開示による車両シート1を概略的に示す図である。車両シート1は、シートベース3と、背もたれ2と、ヘッドレスト4と、ショルダレバー5とを有する。シートベース3は、車両の高さ方向に関して車両シート1の下側部分に設けられる。シートベース3は、(図示されない)下側支持体によって車両に取り付けられる。シートベース3は、乗員が座るように構成されている。
【0013】
背もたれ2は、背もたれ2の下側部分でシートベース3に取り付けられている。背もたれ2は、シートベース3に対して回転可能であり、これにより、背もたれ2は、前後方向に枢動する。背もたれ2は、一般に、車両の前後方向に移動する。背もたれ2は、乗員が自身の背中をもたせかけるように構成されている。
【0014】
ヘッドレスト4は、背もたれ2の上側部分に取り付けられている。ヘッドレスト4は、事故の場合に乗員を負傷から保護する。
【0015】
背もたれ2はまた、その上側部分にショルダレバー5を有する。ショルダレバー5は、閉止状態と解除状態との間で動作可能である。ショルダレバー5は、ユーザが車両に乗降するためにウォークインプロセスを始めるウォークイン解除レバーの一例である。ショルダレバー5が動作されたとき、リクライナロックが解除される。リクライナ14の解除により、背もたれ2が回転される。従って、背もたれ2は、ばねによって与えられる付勢力によってシートベース3に向かって前方に枢動するように形成されている。
【0016】
図2は、中間ウォークイン復帰機構の態様を示す図である。この機構は、内側レール21に対応する内側サイドと、外側レール20に対応する外側サイドとを有する。
【0017】
内側サイドに関して、図2図3並びに図4は、リクライナリンク11に取り付けられた回転リンク10を示している。リクライナ14が解除されて、回転リンク10が背もたれ3によって所定の距離回転されたとき、回転リンク10がリクライナリンク11を引っ張る。この移動は、図5に示され、リクライナリンク11によって図において右側に移動する。
【0018】
リクライナリンク11は、その一端部で回転リンク10に取り付けられている。リクライナリンク11の反対側の端部では、リクライナリンク11がスライド解除レバー12に取り付けられている。図3に破線で示されるように、回転リンク10によるリクライナリンク11の移動は、枢動点を中心としてスライド解除レバー12を下向きに回転させる。
【0019】
図3並びに図5に示されるスライド解除レバー12は、スライド解除レバー12から内向きに延びたロックピン18を有する。ロックピン18は、シート1の内側サイドの一部であるスライド機構ロック23と係合する。スライド解除レバー12の下向きの回転により、リクライナリンク11が回転リンク10によって引っ張られることによって、ロックピン18がスライド機構ロック23を解放する。いったんロックピン18がスライド機構ロック23を解放すると、内側サイドのスライド機構がロック解除される。
【0020】
図5に示されるスライド解除レバー17は、外側レール20と関連付けられた外側サイドにある。スライド解除レバー17は、スライド解除レバー17から内向きに延びたロックピン19を有する。ロックピン19は、図5並びに図8に示されるようなスライド機構ロック24と係合する。スライド解除レバー17の下向きの回転により、ロックピン19がスライド機構ロック24を解放する。いったんロックピン18がスライド機構ロック24を解放すると、外側サイドのスライド機構がロック解除される。
【0021】
図5は、スライド解除レバー12、17が中央回転チューブ22によって接続されていることを示す図である。リクライナリンク11によりスライド解除レバー12に与えられるいかなる移動も、中央回転チューブ22を介してスライド解除レバー17を移動させる。内側サイドのスライド機構及び外側サイドのスライド機構の両方がロック解除されたとき、シート1は、前後方向に自在にスライドする。いったんスライド機構がロック状態から解除されると、ユーザは、乗降するために、シートを前後方向において前方に移動させることができる。
【0022】
図4図6並びに図7に示されるように、ストッパリンク13は、シート1の内側サイドに設けられている。ストッパリンク13は、特にウォークインプロセスの復帰の間に、中間位置でトラックの移動を停止させる。ストッパリンク13は、上側部分28と、下側部分26とを有する。上側部分28は、リクライナリンク11の一端部と接触するように構成されている。ストッパリンク13は、リクライナリンク11に向かってストッパリンク13を回転させる付勢力によって、リクライナリンク11に接触して保持される。一方、下側部分26は、内側サイドのシート1に設けられたスライドストッパ27と接触する。
【0023】
ストッパリンク13はまた、上側部分28と下側部分26との間にある中間部分29を有する。中間部分29は、内側サイドのシート1に設けられたストッパ30と接触するように構成されている。ストッパリンク13の動作が、図6並びに図7を考慮して説明される。
【0024】
上に説明されるように、リクライナリンク11の移動により、スライド解除レバー12、17がそれぞれの内側サイドのスライド機構及び外側サイドのスライド機構を解除する。ウォークイン手法の間、いったんスライド機構が解除されると、シート1が前方に進行可能である。
【0025】
図4は、ウォークイン手法の間の、回転リンク10の回転に基づいた右側(破線)へのリクライナリンク11の移動を示す図である。ストッパリンク13は、ストッパリンク13に対する付勢力によりリクライナリンク11と接触して保持され、軸25を中心としたストッパリンク13の時計回り回転をもたらす。リクライナリンク11がスライド解除レバー12を解除するために移動されると、リクライナリンク11がストッパリンク13の上側部分28に力を加え始める。リクライナリンク11の継続的な移動により、ストッパリンク13が軸25を中心として回転される。それ故、ストッパリンク13が下向きに回転し、これにより、下側部分26がスライドストッパ27と接触するように動作可能である。
【0026】
シート1のスライド機構が解除され、シートがユーザの降車/乗車を可能にするために前方にスライドし始めたとき、ストッパリンク13は、シートが前方向に進行しているときのみ、ストッパリンク13がスライドストッパ27(図6に示される)の上をスライドすることができるように構成されている。図6に示されるように、ストッパリンク13は、傾斜面を有し、ストッパリンク13がスライドストッパ27の上をスライドすることを可能にする。いったんストッパリンク13がスライドストッパ27をクリアすると、ストッパリンク13が完全に下の位置に戻る。
【0027】
ユーザが車両に乗車又は降車した後、ウォークイン手法が行われる。シートは、スライド機構に対して前方位置で、かつ、リクライニング機構に対して後方のリクライニング位置で始まる。次に、ユーザが、シートを中間又はニュートラル位置に戻すために車両シート1を後方に移動させる。
【0028】
シート1が中間位置に到達したとき、ストッパリンク13の下側部分26がスライドストッパ27と接触し、これにより、スライド機構がその後方への進行(図7に示される)を停止させる。図4は、シート1にはストッパリンク13の中間部分29と接触するストッパ30が設けられていることを示す図である。ストッパ30は、背もたれ2のばね(図示されない)の付勢力によりストッパリンク13のさらなる回転を防ぐ。
【0029】
後方にスライドする動きがストッパリンク13によって停止されたとき、背もたれ2は、直立位置に戻るように回転する。背もたれ2の動きは、回転リンク10を回転させ、図4に描かれる反対方向にリクライナリンク11を移動させる。リクライナリンク11のこの移動は、スライド解除レバー12に対する下向きの力を解除する。それ故、スライド解除レバー12、17は、付勢ばね(図示されない)により上向きに移動され、それぞれのロック機構においてそれぞれのロックピン18、19を適所でロックする。従って、シートの内側サイド及び外側サイドのスライド機構が、ストッパリンク13によって決定された位置でロックされる。
【0030】
それ故、上に詳細に説明される機構は、低コストかつ大きくない中間復帰スライドウォークインの特徴を提供することができる。比較的少ない数の要素が、この機能を達成するために利用される。また、多くの要素は、トラック間にあり、外部から見えず、要素がそれほど見えないことは車両の購入者にとって好ましい。
【0031】
明らかに、本発明の数多くの変更及び変形が、上の教示に照らして可能である。それ故、本発明は、添付の特許請求の範囲の範囲内で、ここに明確に説明されるもの以外でも実施されることができる。
本出願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を以下に付記する。
[1]車両用のシートのスライド復帰機構であって、前記シートは、背もたれと、シートベースとを有し、スライド復帰機構は、前記背もたれを倒すリクライナと、前記シートのスライド機構の移動をロック及びロック解除するスライド解除レバーと、ストッパリンクとを具備し、前記リクライナの回転は、前記背もたれを下向きに移動させ、前記スライド解除レバーに前記スライド機構をロック解除させ、前記ストッパリンクを前記シートが所定位置の後ろ方向に進行するのを防ぐための位置に移動させるスライド復帰機構。
[2]前記リクライナと前記スライド解除レバーとの間に延びたリクライナリンクをさらに具備し、前記リクライナの回転は、前記スライド解除レバーがロック解除するように前記リクライナリンクを移動させる[1]のスライド復帰機構。
[3]前記リクライナの回転は、前記ストッパリンクを前記シートが後ろ方向に進行するのを防ぐための位置に移動させるために、前記ストッパリンクと接触するように前記リクライナリンクを移動させる[2]のスライド復帰機構。
[4]スライドストッパをさらに具備し、前記ストッパリンクが前記シートの後方への移動の間に前記スライドストッパと接触したとき、前記シートが後ろ方向に進行するのを止めて、前記背もたれが上向きにされ、これにより、前記スライド解除レバーが前記シートの前記スライド機構の移動をロックする[3]のスライド復帰機構。
[5]前記背もたれの上向きの移動により、前記リクライナが第2の方向に回転され、前記スライド解除レバーに対する力をなくすように前記リクライナリンクを移動させ、付勢力が前記スライド解除レバーを移動させ、前記シートの前記スライド機構の移動をロックする[4]のスライド復帰機構。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8