特許第5890395号(P5890395)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ パンテック カンパニー リミテッドの特許一覧

特許5890395MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法
<>
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000078
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000079
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000080
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000081
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000082
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000083
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000084
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000085
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000086
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000087
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000088
  • 特許5890395-MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法 図000089
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5890395
(24)【登録日】2016年2月26日
(45)【発行日】2016年3月22日
(54)【発明の名称】MIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法
(51)【国際特許分類】
   H04J 99/00 20090101AFI20160308BHJP
【FI】
   H04J15/00
【請求項の数】18
【全頁数】70
(21)【出願番号】特願2013-508995(P2013-508995)
(86)(22)【出願日】2011年5月3日
(65)【公表番号】特表2013-530599(P2013-530599A)
(43)【公表日】2013年7月25日
(86)【国際出願番号】KR2011003320
(87)【国際公開番号】WO2011139081
(87)【国際公開日】20111110
【審査請求日】2014年5月2日
(31)【優先権主張番号】10-2010-0041403
(32)【優先日】2010年5月3日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】505463102
【氏名又は名称】パンテック カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】ユン,ソンジュン
(72)【発明者】
【氏名】パク,キョンミン
【審査官】 速水 雄太
(56)【参考文献】
【文献】 Mitsubishi Electric,Uplink DM-RS design[online], 3GPP TSG-RAN WG1#59b R1-100788,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_59b/Docs/R1-100788.zip>,2010年 1月21日
【文献】 Qualcomm Incorporated,DM-RS in support of UL spatial multiplexing[online], 3GPP TSG-RAN WG1#60b R1-102340,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_60b/Docs/R1-102340.zip>,2010年 4月 6日
【文献】 Pantech,Considerations on Uplink DM-RS design for LTE-Advanced[online], 3GPP TSG-RAN WG1#60b R1-102407,インターネット<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_60b/Docs/R1-102407.zip>,2010年 4月 6日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04J 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末(UE)の多重接続状態を判断して直交性と関連した情報及び直交性割当方式を指示することができるサイクリックシフトパラメータを決定し、
前記決まったサイクリックシフトパラメータを前記ユーザ端末に送信することを含み、
前記直交性と関連した情報は、レイヤ間の直交性保証及びユーザ端末間を区分するための用途のうち、少なくとも1つの用途に使われる直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)を含み、かつ前記サイクリックシフトパラメータにより指示され、
前記直交性割当方式は、前記サイクリックシフトパラメータによって同一方式あるいは非同一方式に決まり、
前記ユーザ端末がSU−MIMO(Single User Multiple Input Multiple Output)状況であれば、前記非同一方式に適用される前記CSパラメータを決定し、前記ユーザ端末がMU−MIMO(Multi User Multiple Input Multiple Output)状況であれば、前記
同一方式に適用される前記CSパラメータを決定することを特徴とする、サイクリックシフト(CS)パラメータを送信する方法。
【請求項2】
MU−MIMO状況の第1ユーザ端末、第2ユーザ端末に対してサイクリックシフトパラメータを決定し、
前記第1ユーザ端末と前記第2ユーザ端末に対してサイクリックパラメータを決定することには
前記第1ユーザ端末が受信する第1サイクリックシフトパラメータを決定し、
前記第2ユーザ端末が受信する第2サイクリックシフトパラメータを決定することが含まれ、
前記第1サイクリックシフトパラメータで算出される前記直交性と関連した第1情報は、前記第2サイクリックシフトパラメータで算出される前記直交性と関連した第2情報と互いに異なることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1ユーザ端末に割り当てられた帯域と前記第2ユーザ端末に割り当てられた帯域とは同一でないことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記同一方式は、前記ユーザ端末の全てのレイヤに全て同一な直交性カバーコードを割り当てる方式であり、前記非同一方式は、第1レイヤと第2レイヤに対しては第1直交性カバーコードを、第3レイヤ第4レイヤに対しては第2直交性カバーコードを割り当てるか、あるいは第1レイヤ第2レイヤに対しては第2直交性カバーコードを、第3レイヤ第4レイヤに対しては第1直交性カバーコードを割り当てる方式であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
N(Nは、整数)個のレイヤに対して参照信号を生成し、これを転送する端末にサイクリックシフトパラメータを転送する方法であって、
各々のレイヤに対する参照信号生成に用いられる直交性カバーコード(orthogonal cover code:OCC)を指示するサイクリックシフトパラメータを決定し、
前記決定されたサイクリックシフトパラメータを前記端末に送信することを含み、
前記サイクリックシフトパラメータは、共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、第1の直交性カバーコードを第2レイヤは第1レイヤと同一に割り当てて、前記第1の直交性カバーコードと異なる第2の直交性カバーコードを第3レイヤは第4レイヤと同一に割り当てる場合、前記第1集合のいずれか1つの元が前記サイクリックシフトパラメータとして決まり、
前記直交性カバーコードを全てのレイヤに対して同一に割り当てる場合には、前記第2集合のいずれか1つの元が前記サイクリックシフトパラメータとして決まることを特徴とする、方法。
【請求項6】
前記サイクリックシフトパラメータは、第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、4、2、8、10、9であることを指示する000、001、010、011、100、101、110、111の3ビットで表現されるパラメータであって、
前記第1集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、9であることを指示する000、001、010、111であり、前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2、8、10であることを指示する011、100、101、110であることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータのうち、
前記直交性カバーコードに[+1、+1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられる場合には、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2であることを指示する011、100のうちの1つが前記サイクリックシフトパラメータとして決まり、
前記直交性カバーコードに[+1、−1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられる場合には、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々8、10であることを指示する101、110のうちの1つが前記サイクリックシフトパラメータとして決まる、
請求項6に記載の方法
【請求項8】
N個(Nは、整数)のレイヤに対して参照信号を生成し、これを転送するユーザ端末の方法であって、
eNodeBから受信したサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報から第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ値を算出し、前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、残りのレイヤの各々に対するサイクリックシフトパラメータ値を算出し、
前記サイクリックシフトパラメータで前記第1レイヤに対する直交性カバーコード(Orthogonal Cover Code)を算出し、前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、残りのレイヤの各々に対する直交性カバーコードを算出し、
前記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ値及び直交性カバーコードを用いて前記第1レイヤに対する参照信号を生成し、
前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、前記他のレイヤの各々に対する前記サイクリックシフトパラメータ値及び前記他のレイヤの各々に対する前記直交性カバーコードを用いて前記他のレイヤの各々に対する参照信号を生成し、
前記生成された参照信号を前記eNodeBに転送することを含み、
前記サイクリックシフトパラメータは共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、
前記サイクリックシフトパラメータが第1集合の元の場合には、第2レイヤの直交性カバーコードは第1レイヤの直交性カバーコードと同一であるが、第3レイヤ及び第4レイヤの直交性カバーコードは第1レイヤの直交性カバーコードと同一でなく、
前記サイクリックシフトパラメータが第2集合の元の場合には、全てのNレイヤに対して直交性カバーコードが同一であることを特徴とする、方法。
【請求項9】
前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、4、2、8、10、9であることを指示する000、001、010、011、100、101、110、111の3ビットで表現されるパラメータであって、
前記第1集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、9であることを指示する000、001、010、111であり、前記第2集合のいずれか1つの元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2、8、10であることを指示する011、100、101、110であることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータに対し、
前記サイクリックシフトパラメータが前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2であることを指示する011、100のうちの1つの場合には、前記直交性カバーコードとして[+1、+1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられ、前記サイクリックシフトパラメータが前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々8、10であることを指示する101、110のうちの1つの場合には、前記直交性カバーコードとして[+1、−1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられることを特徴とする、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
N個(Nは、整数)のレイヤに対して参照信号を生成し、これを転送する端末にサイクリックシフトパラメータを転送するeNodeB装置であって、
各々のレイヤに対する参照信号生成に用いられる直交性カバーコード(orthogonal cover code:OCC)を指示する前記サイクリックシフトパラメータを決定するサイクリッ
クシフトパラメータ決定部と、
前記決まったサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報をユーザ端末に送信するための信号を生成する信号生成部と、
前記信号を前記ユーザ端末に送信し、前記ユーザ端末から前記参照信号を受信する送受信部と、を含み、
前記サイクリックシフトパラメータ決定部により決まる前記サイクリックシフトパラメータは、共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、第1の直交性カバーコードを第2レイヤでは第1レイヤと同一に割り当て、前記第1の直交性カバーコードと異なる第2の直交性カバーコードを第3レイヤと第4レイヤとでは第1レイヤと同一でないように割り当てる場合には、前記第1集合のいずれか1つの元が前記サイクリックシフトパラメータとして決まり、前記直交性カバーコードを全てのレイヤに対して同一に割り当てる場合には、前記第2集合の元が前記サイクリックシフトパラメータとして決まることを特徴とする、eNodeB装置。
【請求項12】
前記サイクリックシフトパラメータは、第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、4、2、8、10、9であることを指示する000、001、010、011、100、101、110、111の3ビットで表現されるパラメータであって、
前記第1集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、9であることを指示する000、001、010、111であり、前記第2集合のいずれか1つの元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2、8、10であることを指示する011、100、101、110であることを特徴とする、請求項11に記載のeNodeB装置。
【請求項13】
前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータのうち、
前記直交性カバーコードに[+1、+1]が全てのレイヤに対して同一に割り当てられる場合には、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2であることを指示する011、100のうちの1つが前記サイクリックシフトパラメータとして決まり、
前記直交性カバーコードに[+1、−1]が全てのレイヤに対して同一に割り当てられる場合には、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々8、10であることを指示する101、110のうちの1つが前記サイクリックシフトパラメータとして決まる、請求項12に記載のeNodeB装置。
【請求項14】
N(Nは、整数)個のレイヤに対して参照信号を生成し、これを転送する端末装置であって、
eNodeBからサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信したサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報から第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ値を算出し、前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、残りのレイヤの各々に対するサイクリックシフトパラメータ値を算出するサイクリックシフトパラメータ算出部と、
前記サイクリックシフトパラメータで前記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出し、前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、残りのレイヤの各々に対する直交性と関連した情報を算出する直交性関連情報算出部と、
前記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ値及び前記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を用いて前記第1レイヤに対する参照信号を生成し、前記第1レイヤ以外に追加で他のレイヤを使用する場合、前記残りのレイヤの各々に対する前記サイクリックシフトパラメータ値及び前記残りのレイヤの各々に対する直交性と関連した情報を用いて前記残りのレイヤの各々に対する参照信号を生成する参照信号生成部と、
前記生成された参照信号を前記eNodeBに転送する送信部と、を含み、
前記サイクリックシフトパラメータは共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、
前記サイクリックシフトパラメータが第1集合の元の場合には、前記直交性と関連した情報が第2レイヤでは第1レイヤと同一であるが、第3レイヤと第4レイヤでは第1レイヤと同一でなく、前記サイクリックシフトパラメータが第2集合の元の場合には、前記直交性と関連した情報が全てのレイヤに対して同一であることを特徴とする、端末装置。
【請求項15】
直交性と関連した情報がサイクリックシフトパラメータにより指示された直交性カバーコードを含むことを特徴とする請求項14に記載の端末装置。
【請求項16】
前記サイクリックシフトパラメータは、第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、4、2、8、10、9であることを指示する000、001、010、011、100、101、110、111の3ビットで表現されるパラメータであって、
前記第1集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々0、6、3、9であることを指示する000、001、010、111であり、前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータは、前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2、8、10であることを指示する011、100、101、110であることを特徴とする、請求項14に記載の端末装置。
【請求項17】
前記第2集合の元となる前記サイクリックシフトパラメータに対し、
前記サイクリックシフトパラメータが前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々4、2であることを指示する011、100のうちの1つの場合には、前記直交性と関連した情報は直交性カバーコードとして[+1、+1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられ、前記サイクリックシフトパラメータが前記第1レイヤのサイクリックシフトパラメータ値が各々8、10であることを指示する101、110のうちの1つの場合には、前記直交性と関連した情報は直交性カバーコードとして[+1、−1]が全てのNレイヤに対して同一に割り当てられることを特徴とする、請求項16に記載の端末装置。
【請求項18】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は無線通信システムに関するものであって、特にMIMO環境におけるサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法を提供する。
【背景技術】
【0002】
通信システムが発展するにつれて、事業体及び個人等の消費者は非常に多様な無線端末機を使用するようになった。
【0003】
現在の3GPP系列のLTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE Advanced)等の移動通信システムでは音声中心のサービスを越え、映像、無線データなどの多様なデータを送受信できる高速大容量の通信システムであって、有線通信ネットワークに準する大容量データが転送できる技術開発が要求されているだけでなく、情報損失の減少を最小化し、システム転送効率を高めることによって、システム性能を向上させることができる適切な誤り検出方式が必須な要素となった。
【0004】
また、現在の多数の通信システムではアップリンクまたはダウンリンクを通じて通信環境などに対する情報を相対装置に提供するために、さまざまな基準信号(または、参照信号:Reference Signal)が使われている。
【0005】
例えば、移動通信方法のうちの1つであるLTEシステムでは、アップリンク(Uplink:UL)転送時、データチャンネルの復調のためのチャンネル情報を把握するために、端末(User Equipment:以下、'UE'または'端末'という)は、基準信号(Reference Signal)でアップリンク復調基準信号(Uplink Demodulation Reference Signal:UL DM−RS)を毎スロット毎に転送するようになる。また、端末のチャンネル状態を表すチャンネル推定基準信号としてサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal)を基地局装置で転送し、ダウンリンク(Downlink)転送時、チャンネル情報を把握するために基準信号(Reference Signal)であるCRS(Cell-specific Reference Signal)を毎サブフレーム(subframe)毎に転送する等がそれである。
【0006】
このような基準信号(または、参照信号:Reference Signal)は基準信号の送信装置、即ちアップリンク基準信号の場合にはUE、ダウンリンク基準信号の場合には基地局装置が周期的に生成して基準信号受信装置に転送することが一般的である。
【0007】
また、現在までのこのような基準信号は、アップリンクの場合、一定のサイクリックシフト(Cyclic Shift)を用いて複素的に位相を変化させて多数のシーケンスを生成する方式により生成される。
【0008】
しかしながら、最近、通信システムの柔軟性などの理由により基準信号またはシーケンスをより拡張して使用しようとする要求が台頭している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の例示的実施形態は多重入力多重出力(MIMO)環境における直交性をサポートするためのサイクリックシフトパラメータを送受信する装置及び方法を提供する。本発明の付加の特徴は後続する詳細な説明で説明され、部分的にその説明から明らかになるものであるが、本発明の実施により習得できる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の例示的な一実施形態は、1つ以上のユーザ端末(UE)の多重接続状態を判断して直交性割当ルール及び直交性と関連した情報を内在的に指示するサイクリックシフト(CS)パラメータを決定し、及び上記決定されたCSパラメータを1つ以上のUEに送信することを含み、上記直交性と関連した情報がCSパラメータにより指示される直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)を含み、上記直交性割当ルールが上記CSパラメータが属する、少なくとも1つの元を有する集合に従って同一方式あるいは非同一方式に決まり、上記直交性割当ルールとして非同一方式が適用されれば、上記UEがSU−MIMO(Single User Multiple Input Multiple Output)状態にある場合、上記少なくとも1つの元を上記UEのCSパラメータとして決定し、上記直交性割当ルールとして同一方式が適用されれば、上記UEがMU−MIMO(Multi User Multiple Input Multiple Output)状態にある場合、上記少なくとも1つの元を上記UEのCSパラメータとして決定することを特徴とする方法を開示する。
【0011】
本発明の例示的な一実施形態は、N個のレイヤ(Nは、整数)に対して参照信号を生成し、これを転送するユーザ端末(UE)にサイクリックシフト(CS)パラメータを転送する方法であって、各々のレイヤに対する参照信号生成に用いられる直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)を内在的に指示するCSパラメータを決定するステップ、及び上記決まったCSパラメータを上記UEに送信するステップを含み、上記CSパラメータが第1集合と第2集合との間の共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、第1のOCCを第1レイヤと第2レイヤに同一に割り当てて、上記第1のOCCとは相異する他のOCCを第3レイヤと第4レイヤに同一に割り当てる場合には、上記第1集合のいずれか1つの元が上記CSパラメータとして決まり、1つのOCCを上記N個の全てのNレイヤに対して同一に割り当てる場合には、上記第2集合のいずれか1つの元が上記CSパラメータとして決まることを特徴とする方法を開示する。
【0012】
本発明の例示的な一実施形態は、ユーザ端末(UE)がN個のレイヤ(Nは整数)に対して参照信号を生成し、これを転送する方法であって、eNodeBから受信したサイクリックシフト(CS)パラメータが含まれた制御情報で第1レイヤに対するCSパラメータ値を算出し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対するCSパラメータ値を算出するステップ、上記CSパラメータで上記第1レイヤに対する直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)を算出し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対するOCCを算出するステップ、上記第1レイヤに対するCSパラメータ値及びOCCを用いて上記第1レイヤに対する参照信号を生成し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対するCSパラメータ値及びOCCを用いて上記他のレイヤの各々に対する参照信号を生成するステップ、及び上記生成された参照信号を上記eNodeBに転送するステップを含み、上記CSパラメータが第1集合と第2集合との間の共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、上記CSパラメータが第1集合の元の場合には第2レイヤのOCCが第1レイヤのOCCと同一であるが、第3レイヤ及び第4レイヤのOCCが第1レイヤのOCCと同一でなく、上記CSパラメータが第2集合の元の場合には、上記N個の全てのレイヤに対してOCCが同一に割り当てられることを特徴とする方法を開示する。
【0013】
本発明の例示的な一実施形態は、N個のレイヤ(Nは、整数)に対して参照信号を生成し、これを転送するユーザ端末(UE)にサイクリックシフト(CS)パラメータを転送するeNodeB装置であって、各々のレイヤに対する参照信号生成に用いられる直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)を内在的に指示するCSパラメータを決定するCSパラメータ決定部、上記決まったCSパラメータが含まれた制御情報を上記UEに送信するための信号を生成する信号生成部、及び上記信号を上記UEに送信し、上記UEから参照信号を受信する送受信部を含み、かつ上記CSパラメータ決定部により決まる上記CSパラメータが第1集合と第2集合との間の共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、第1のOCCを最初のレイヤと2番目のレイヤに同一に割り当てて、上記第1のOCCとは相異する他のOCCを3番目のレイヤと4番目のレイヤに同一に割り当てる場合には、上記第1集合のいずれか1つの元が上記CSパラメータとして決まり、1つのOCCを上記N個の全てのレイヤに対して同一に割り当てる場合には、上記第2集合のいずれか1つの元が上記CSパラメータとして決まる装置を開示する。
【0014】
本発明の例示的な一実施形態は、N個のレイヤ(Nは、整数)に対して参照信号を生成し、これを転送するユーザ端末(UE)装置であって、eNodeBからサイクリックシフト(CS)パラメータが含まれた制御情報を受信する受信部、上記CSパラメータが含まれた制御情報で第1レイヤに対するCSパラメータ値を算出し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対するCSパラメータ値を算出するCSパラメータ算出部、上記CSパラメータで上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対する直交性と関連した情報を算出する直交性関連情報算出部、上記第1レイヤに対するCSパラメータ値及び上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を用いて上記第1レイヤに対する参照信号を生成し、上記第1レイヤの以外に追加で他のレイヤを使用する場合、該他のレイヤの各々に対するCSパラメータ値及び上記他のレイヤの各々に対する直交性と関連した情報を用いて上記他のレイヤの各々に対する参照信号を生成する参照信号生成部、及び上記生成された参照信号を上記eNodeBに転送する送信部を含み、かつ上記CSパラメータが第1集合と第2集合との間の共通集合が空集合である第1集合または第2集合の元となり、上記CSパラメータが第1集合の元の場合には、第2レイヤの直交性カバーコード(OCC:orthogonal cover code)が第1レイヤのOCCと同一であるが、第3レイヤと第4レイヤのOCCが第1レイヤのOCCと同一でなく、上記CSパラメータが第2集合の元の場合には、1つのOCCが上記N個の全てのレイヤに対して同一に割り当てられることを特徴とする装置を開示する。
【0015】
【0016】
【図面の簡単な説明】
【0017】
本発明のより一層の理解を提供しようと含まれ、本明細書に含まれてその一部を構成し、本発明の実施形態を図示している添付図面は詳細な説明と共に本発明の原理を説明する役割をする。
図1】本発明の実施形態が適用される無線通信システムを示す図である。
図2】本発明の実施形態に適用できる転送データのサブフレーム及びタイムスロット構造を示す図である。
図3】LTE環境でUEがDM−RSシーケンスを生成するステップを示す図である。
図4】本明細書の一実施形態による直交性割当ルールに対する図である。
図5】本明細書の一実施形態により基地局でOCC割当ルールをUEが類推できるように制御情報を設定して送信するステップを示す図である。
図6】本明細書の一実施形態により基地局が送信した制御情報からUEがOCC及び直交性割当ルールを類推して設定するステップを示す図である。
図7】本明細書の一実施形態によりUEで基地局が送信した制御情報からUEが直交性割当ルールを選択してOCCを算出するステップを示す図である。
図8】本明細書の一実施形態によりMU−MIMOにおけるUEで基地局が送信した制御情報からUEが直交性割当ルールを選択してOCCを算出するステップを示す図である。
図9】基地局でCS値を割り当てるステップで、UEが直交性割当ルールを類推できるように内在的な方式により提供するステップを示す図である。
図10】本明細書の他の実施形態によりMU−MIMOにおけるUEで基地局が送信した制御情報からUEが直交性割当ルールを選択してOCCを算出するステップを示す図である。
図11】本明細書の一実施形態による直交性を指示するサイクリックシフトパラメータを送信する装置の構成に対する図である。
図12】本明細書の一実施形態による直交性を指示するサイクリックシフトパラメータを受信して直交性を満たす基準信号を送信する装置の構成に対する図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一部の実施形態を添付した図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の開示は、様々な形態で実施することができ、以下の例示的な実施形態に限定して解釈されるべきではない。むしろ、以下の例示的な実施形態は、以下の開示が完全なものとなり、当業者に以下の開示の内容を充分に伝えるために提供される。以下に説明されるシステム、装置又は/及び方法の様々な変形、修正、均等物が当業者に示唆される。各図面の構成要素に参照符号を付加するに当たって、同一な構成要素に対してはたとえ他の図面上に表示されても、できる限り同一な符号を有するようにしていることに留意しなければならず、いくつかの要素の大きさ及び大きさの比は、分かり易さや便宜のために誇張される場合がある。
【0019】
以下の開示は、MIMO環境における直交性と関連がある情報を内在的に示すサイクリックシフトパラメータを送受信する技術に関する。
【0020】
また、以下の開示は、サイクリックシフトパラメータを送受信し、直交性に関する情報を別に送信せずに、参照信号を生成する技術に関する。
【0021】
図1は、本発明の実施形態が適用される無線通信システムを示す図である。
【0022】
無線通信システムは、音声、パケットデータなどの多様な通信サービスを提供するために広く配置される。
【0023】
図1を参照すると、無線通信システムは端末10(User Equipment:UE)及び基地局20(Base Station:BS)を含む。端末10と基地局20は以下に説明する実施形態のような拡張されたチャンネル推定用基準信号生成技術を適用する。
【0024】
本明細書での端末10は、無線通信でのユーザ端末を意味する包括的な概念であって、WCDMA及びLTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE−Advanced)、HSPAなどでのUE(User Equipment)は勿論、GSM(登録商標)でのMS(Mobile Station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、無線機器(wireless device)などを全て含む概念として解釈されるべきである。
【0025】
端末10と基地局20は本明細書で記述される技術または技術的思想を具現することに使われる2つの送受信主体で、包括的な意味として使われて、特定に指称される用語または単語により限定されない。また、以下では'端末'、'ユーザ端末'、及び'UE'を同一な意味として使用することにし、同様に'基地局'と'eNodeB(evolved Node−B)'を同一な意味として使用することにする。
【0026】
無線通信システムに適用される多重接続技法は無線通信システムに適用可能な、CDMA(Code Division Multiple Access)、TDMA(Time Division Multiple Access)、FDMA(Frequency Division Multiple Access)、OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、OFDM−FDMA、OFDM−TDMA、OFDM−CDMAを含む。
【0027】
アップリンク転送及びダウンリンク転送は、互いに異なる時間を使用して転送されるTDD(Time Division Duplex)方式を使用することができ、または互いに異なる周波数を使用して転送されるFDD(Frequency Division Duplex)方式を使用できる。
【0028】
本発明の一実施形態は、GSM(登録商標)、WCDMA、HSPAからLTE及びLTE−advancedなどの非同期無線通信の資源割当に適用できる。また、CDMA、CDMA−2000及びUMBなどの同期式無線通信の資源割当に適用できる。本発明は、特定の無線通信分野に限定または制限されて解釈されてはならず、本発明の技術的思想が適用できる全ての技術分野を含むものと解釈されるべきである。
【0029】
本発明の実施形態が適用される無線通信システムは、アップリンク及び/またはダウンリンクHARQをサポートすることができ、リンク適応(link adaptation)のためにCQI(channel quality indicator)を使用することができる。また、ダウンリンクとアップリンク転送のための多重接続方式は互いに異なることがあり、例えば、ダウンリンクはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)を使用し、アップリンクはSC−FDMA(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access)を使用することができることと同一である。
【0030】
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(radio interface protocol)の階層は通信システムで広く知られた開放型システム間の相互接続(Open System Interconnection:OSI)モデルの下位3個の階層に基づいて第1階層(L1)、第2階層(L2)、第3階層(L3)に区分され、第1階層に属する物理階層は物理チャンネル(physical channel)を用いた情報転送サービス(information transfer service)を提供する。
【0031】
図2は、本発明の実施形態に適用できる転送データのサブフレーム及びタイムスロット構造を示す図である。
【0032】
図2を参照すると、1つのラジオフレーム(Radio frame)または無線フレームは10個のサブフレーム210で構成され、1つのサブフレームは2つのスロット(slot)202、203を含むことができる。データ転送の基本単位はサブフレーム単位となり、サブフレーム単位でダウンリンクまたはアップリンクのスケジューリングがなされる。1つのスロットは時間領域で複数のOFDMシンボルと周波数領域で少なくとも1つの副搬送波(subcarrier)を含むことができ、1つのスロットは7個または6個のOFDMシンボルを含むことができる。
【0033】
例えば、サブフレームは2つのタイムスロットからなると、各タイムスロットは時間領域で7個または6個のシンボルと周波数領域で12個のサブキャリアまたは副搬送波を含むことができ、このように時間軸に1つのスロットと周波数軸に12つのサブキャリアとして定義される時間−周波数領域をリソースブロックまたは資源ブロック(Resource Block:RB)と呼ぶことができるが、これに限定されるものではない。
【0034】
3GPP LTEシステムにおいて、フレームの送信時間は1ms持続時間のTTI(送信時間間隔)に分けられる。"TTI"及び"サブフレーム(sub-frame)"という用語は同一な意味として使われることができ、フレームは10ms長さで、10個のTTIを含む。
【0035】
符号202は本発明の実施形態に従うタイム−スロットの一般的な構造を表したものである。前述したように、TTIは基本送信単位(basic transmission unit)であって、1つのTTIは1つのサブフレーム210の内に同一長さの2つのタイム−スロット202、203を含み、各タイム−スロットは0.5msの持続時間を有する。タイム−スロットはシンボルに対する7個または6個のロングブロック(long block:LB)211を含む。LBはサイクリックプリフィクス(cyclic prefixes:CP)212に分離される。総合すれば、1つのTTIまたはサブフレームは14個または12のLBシンボルを含むことができるが、本明細書はこのようなフレーム、サブフレーム、またはタイム−スロット構造に制限されるものではない。
【0036】
現在の無線通信方式のうちの1つであるLTE通信システムでは、アップリンクの場合、復調基準信号(Demodulation Reference Signal:DMRS、DM−RS)及びサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal:SRS)などが定義されており、ダウンリンクの場合には、セル固有の基準信号(Cell-specific Reference Signal:CRS)、MBSFN基準信号(Multicast/Broadcast over Single Frequency Network Reference Signal:MBSFN−RS)及び端末固有基準信号(UE-specific Reference Signal)などが定義されている。
【0037】
【0038】
図3は、LTE環境でUEがDM−RSシーケンスを生成するステップを示す図である。
【0039】
【数1】
【0040】
【0041】
一方、サイクリックシフト(CS)に対する値であるαを求めるステップは、<数式2>の通りである。
【0042】
【数2】
【0043】
【0044】
【0045】
【表1】
【0046】
【0047】
【0048】
【表2】
【0049】
【0050】
【0051】
<数式1>により生成されたDM−RSシーケンスは、各スロットの該当シンボルにマッピングされるが、これはリソース資源マッパー(REマッパー:resource element mapper)を通じてマッピングされる(S370)。上記シンボルはPUSCHと連係されたDM−RSの場合にはノーマル(normal)CP(Cyclic Prefix)を使用する場合、毎スロット(slot)の7番目のシンボルのうちの4番目のシンボルに、そして拡張(extended)CP使用時には毎スロットのシンボルのうちの3番目のシンボルに該当する。PUCCHと連係されたDM−RSの場合、上記該当シンボルは毎スロットで最大3個のシンボルになることができ、該当シンボルの個数及び位置は<表3>のようにCPの種類とPUCCHのフォーマットによって相異する。
【0052】
【表3】
【0053】
上記マッピングが完了すれば、SC FDMA生成器(generator)を通じて上記DM−RSシーケンスがマッピングされたリソースエレメント(Resource Element:RE)からSC−FDMAシンボルを生成してDM−RS信号を基地局に転送する(S380)。
【0054】
一方、LTE−Aシステムは、アップリンクの場合、最大4個のアンテナをサポートするようになり、これによって最大4個のレイヤ(layer)に対して互いに区別されるDM−RSシーケンスマッピングが必要である。このために、ベースシーケンスにCS値を互いに異にして直交性(orthogonality)を維持することができる。
【0055】
また、SU−MIMO(Single-User Multiple Input Multiple Output)及びMU−MIMO(Multiple-User Multiple Input Multiple Output)でレイヤ間の直交性をより保証するために、あるいはMU−MIMOで複数個の端末の区分のためにスロット単位でOCC(Orthogonal Cover Code)を追加する方法が提案されてきた。
【0056】
OCCは、<表4>のように構成される。
【0057】
【表4】
【0058】
従来のLTEのように1つのレイヤのみ使用する場合には、上位段からスケジューリング(scheduling)されて決まったCS値をUEに3ビットの値でシグナリング(signling)してきた。しかし、LTE−Aのようなシステムでは多くのレイヤと端末とが互いに直交性を有することができるように、CS値及びOCCを提供しなければならない。例えば、最大4個のレイヤを使用する場合、最大4個のレイヤに対し、CS、OCCを適用して直交性を保証することが必要である。
【0059】
したがって、eNodeBはOCCを表す1ビットのnOCCに対する情報をUEに伝達して、この値を用いてDM−RSシーケンスをマッピングするに当たって、UEまたはレイヤの間の直交性を保証できるようにする。一方、このようなnOCCをUEに伝達する方式に、nOCC値を基地局からUEに直接1ビットシグナリングを通じて転送することを考慮することができる。しかしながら、1ビットを追加でシグナリングする場合、LTEとは異なり、多数の要素搬送波(component carrier)を使用するLTE−Aの場合、毎サブフレーム毎に各々の要素搬送波(Component Carrier)に対して1ビットを追加して送信することによって、追加的なオーバーヘッド(overhead)問題が発生する。一方、従来のLTEでDCIフォーマット0を用いて3ビットをシグナリングすることとは異なり、追加1ビットを含んだ4ビットが必要であるので、LTEと異なるDCIフォーマットを構成することが必要であることもある。したがって、別途の1ビットシグナリング無しでOCCをUEが利用するようにすることが必要である。
【0060】
LTEにおいてはSU−MIMO及びMU−MIMO環境を同時に考慮する必要がなかった。しかしながら、LTE−AシステムではSU−MIMOでの各レイヤ(layer)の区分、MU−MIMOで複数個の端末の区分において同時に最適化されたCS値及びOCC割当を満たすことが必要である。特に、前述した追加的なシグナリング(signaling)無しでユーザ端末が上記循環遅延とOCCを割り当てて参照信号を生成することが必要である。
【0061】
以下、本開示ではアップリンク(Uplink:UL)復調参照信号(Demodulation Reference Signal:DM−RS)の各レイヤ(layer)でのCS値及びOCCを割り当てる方法とその装置の実現に対して提示する。また、端末の接続状態がSU−MIMOかMU−MIMOかによってCS値及びOCC割当を異に構成できるようにして、SU−MIMOでは各レイヤ(layer)の区分によりOCCが使用できるようにし、MU−MIMOでは複数のUE区分のためにOCCが使用できるようにする方法及びその装置を提供する。特に、本明細書では上位段で決まった最初のレイヤ(layer)のCS値をeNodeBを通じて端末に下げてくれれば、その値から他のレイヤ(layer)のCS値及び各レイヤ(layer)のOCCを別途の追加的なシグナリング(signaling)無しでUEが認知することができるようにする。
【0062】
図4は、本明細書の一実施形態による直交性割当ルールに対する図である。
【0063】
直交性割当ルール(Allocation Rule)は直交性と関連した情報をレイヤ別に割り当てるに当たって適用するルールを意味する。直交性と関連した情報は直交性を指示するために必要な情報を意味し、先の<表4>で説明したように、OCCの構成またはOCCの構成を指示するnOCCが直交性と関連した情報の一実施形態になることができる。
【0064】
図4では直交性と関連した情報をレイヤ別にどんな方式により設定するかと関連したルールである。図4では、nOCC、即ちOCCインデックスを一実施形態として説明するが、この場合、OCCインデックスが有することができる値は2つ(0または1)である。
【0065】
直交性割当ルールは同一方式と非同一方式がある。同一方式は、特定レイヤに対する直交性関連情報を用いて残りのレイヤに同一な直交性関連情報を割り当てることを意味する。同一方式を適用する場合は、直交性をUE別に提供するための場合を含み、一実施形態としてMU−MIMOの場合が適用できる。410のようにN個のレイヤに対して第1レイヤのOCCインデックス(nOCC)をそのまま割り当てる場合である。
【0066】
非同一方式は特定レイヤに対する直交性関連情報を用いて残りのレイヤの一部は異なるように、そして一部は同一に直交性関連情報を割り当てることを意味する。非同一方式を適用する場合は、直交性をレイヤ別に提供するための場合を含み、一実施形態としてSU−MIMOの場合が適用できる。
【0067】
非同一方式の一実施形態に、交差方式と両分方式がある。交差方式は、420のように、第1,2,...,Nレイヤが順次にOCCインデックス(nOCC)を交差して有するようにする場合を意味する。一方、両分方式は430のように、第1,2,...,Nレイヤを2つに分けて、いずれか1つには第1レイヤと同一なOCCインデックス(nOCC)を有するようにし、他の1つには第1レイヤと異なるOCCインデックス(nOCC)を有するようにする場合を意味する。このように、直交性割当ルールを使用して端末(UE)の接続状態がSU−MIMOかMU−MIMOかによって循環遅延(Cyclic Shift:CS)値及びOCC(Orthogonal Cover Code)割当を異に構成することができる。
【0068】
上記直交性割当ルールを指示する情報を別途にシグナリングする場合、送受信されるデータの量が増加するようになる。したがって、上記直交性割当ルールを別途のシグナリング無しでUEが選択することができるように内在的(implicit)方式を具現することが必要である。以下、直交性関連情報を別途のシグナリング無しで提供する方法と直交性割当ルールを内在的に提供する方法について説明する。
【0069】
まず、基地局で別途のシグナリング無しで直交性関連情報をUEに提供するステップを説明すると、次の通りである。このステップでUEは直交性関連情報と直交性割当ルールを内在的に提供を受けることができる。
【0070】
図5は、本明細書の一実施形態により基地局でOCCをUEが類推できるように制御情報を設定して送信するステップを示す図である。
【0071】
図5はUEがOCCを類推できるように、即ち、UEが直交性と関連した情報を算出できるようにサイクリックシフトパラメータを決定してUEに送信するステップを示している。
【0072】
この処理においては、eNodeBが1つ以上のUEの多重接続状態を判断して直交性と関連した情報を算出できるサイクリックシフトパラメータを決定して、上記決まったサイクリックシフトパラメータを上記UEに送信する。この処理をより詳細に説明すると、次の通りである。
【0073】
eNodeBは、UEの個数及びUE別アンテナ(あるいは、レイヤ)数を確認する(S510)。これは、UEがSU−MIMOで構成されるか、MU−MIMOで構成されるかを確認するステップを含む。確認結果(S520)、上記UEの多重接続状態がSU−MIMOの場合、eNodeBはUEがSU−MIMOであるかを確認することができる状態であるかを判断する(S522)。状態の確認は、UEがSU−MIMOであるかを直接確認することができる場合と、SU−MIMO状況であることを類推できるネットワークの状態情報、例えば参照信号のシーケンスホッピングのような情報を確認することができる場合などを含む。
【0074】
【0075】
仮に、UEがSU−MIMOであることが確認できない場合、S535のステップを進行する。これはeNodeBがUEをしてSU−MIMOであることを知ることができるように、SU−MIMOの場合にサイクリックシフトを割り当てることができる第1サイクリックシフトパラメータグループで割り当てるサイクリックシフトパラメータを決定することができる(S535)。
【0076】
UEの多重接続状態がMU−MIMOの場合、S525のようにeNodeBはUEがMU−MIMOであるかを確認することができる状態であるかを判断する(S525)。状態の確認は、UEがMU−MIMOであるかを直接確認することができる場合と、MU−MIMO状況であることを類推できるネットワークの状態情報、例えば参照信号のシーケンスホッピングのような情報を確認することができる場合などを含む。
【0077】
UEがMU−MIMOであることを確認することができる場合、S540のステップを進行する。これはUEが直交性割当ルールをネットワークの状態を通じて確認することができる場合を含み、UEが現在の接続状態がSU−MIMOか、MU−MIMOかを直接あるいは他の情報を通じて類推して確認する場合に該当する。この場合、直交性割当ルールはUEが接続状態と関連した情報を確認して直交性関連情報を設定することができる。
【0078】
より詳しくは、UEに割り当てることができる全ての可能なサイクリックシフトパラメータは、第1集合及び第2集合に分けられて、上記第1集合及び上記第2集合の共通集合は空集合である。即ち、第1集合に属するサイクリックシフトパラメータは第2集合に属することができない。そして、第1集合は直交性と関連した第1の情報に、第2集合は直交性と関連した第2の情報に連結される場合、サイクリックシフトパラメータの値を設定することで、直交性に対する情報を共に提供する。ここで、上記2つ集合の共通集合は空集合の関係にあるので、特定のサイクリックシフトパラメータの値を確認すれば、どの集合に含まれるかを確認することができ、その結果、該当集合と関連した直交性を割り当てるための情報やはり確認することができる。
【0079】
本明細書の一実施形態による上記集合の数が2つであることは、直交性と関連した情報が2つである場合に適用することができ、その他の直交性と関連した情報がN個の場合、上記サイクリックシフトパラメータはN個の集合に分けて、各々の共通集合が空集合になるようにすることができる。また、本明細書の他の実施形態に、集合による区分でなく関数などを通じて区分することもできる。即ち、所定のサイクリックシフトパラメータは直交性と関連した第1情報にマッピングされ、他のサイクリックシフトパラメータは直交性と関連した第2情報にマッピングされるようにする関数を使用することができる。
【0080】
eNodeBは選択したサイクリックシフトを制御情報に挿入する(S550)。本明細書の一実施形態によれば、PDCCH(Physical Data Control Channel)のDCIフォーマット(Downlink Control Information)0に含めることができる。
【0081】
そして、eNodeBは上記制御情報をUEに送信する(S560)。制御情報を受信したUEはサイクリックシフトが含まれた集合で直交性関連情報を確認できるようになる。また、UEの接続状態がSU−MIMOか、またはMU−MIMOかを確認または類推して確認する場合、直交性割当ルールを選択することができ、選択した直交性割当ルールに従って、各レイヤ別にOCCを設定することができる。勿論、先に受信したサイクリックシフトで各レイヤ別にサイクリックシフトパラメータを設定することができる。
【0082】
より詳しくは、複数のUEに対し、第1サイクリックシフトパラメータグループと第2サイクリックシフトパラメータグループのうち、各UE別にサイクリックシフトパラメータを決定する。上記複数個のUEに対し、全てのUEが第1あるいは第2サイクリックシフトパラメータグループのうちの1つのグループのみで決まったサイクリックシフトパラメータの受信を受けることもできるが、互いに割り当てられた帯域幅である他の(non-equal bandwidth resource allocation)2つのUEは必ず互いに異なるサイクリックシフトパラメータグループで決まったサイクリックシフトパラメータを受信しなければならない。この際、上記第1サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第1情報は、上記第2サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第2情報と相異するように決定する。これは、サイクリックシフトパラメータが直交性と関連した情報を算出できるので、互いに異なる直交性と関連した情報、例えばOCCを算出できるように第1サイクリックシフトパラメータグループと第2サイクリックシフトパラメータグループを決定することができる。また、本明細書の一実施形態によって第1サイクリックシフトパラメータグループと第2サイクリックシフトパラメータグループによって直交性割当ルールを判断することができる。
【0083】
次に、UEがMU−MIMOであることが確認できない場合、S545のステップを進行する。これは、UEが直交性割当ルールをネットワークの状態を通じて確認できない場合を含み、UEの現在の接続状態がSU−MIMOか、MU−MIMOかを確認することができないので、直交性割当ルールはUEがサイクリックシフトパラメータを通じて確認することができる。勿論、直交性関連情報やはりサイクリックシフトパラメータに設定することができる。
【0084】
より詳しくは、UEに割り当てることができる全ての可能なサイクリックシフトパラメータは第1集合及び第2集合に分けられて、上記第1集合及び上記第2集合の共通集合は空集合である。即ち、第1集合に属するサイクリックシフトパラメータは第2集合に属することができない。そして、第1集合は直交性と関連した第1の情報に、第2集合は直交性と関連した第2の情報に連結される場合、サイクリックシフトパラメータの値を設定することで、直交性に対する情報を共に提供する。また、第2集合は共通集合が空集合である第2−1集合と第2−2集合に分けられる。S545では、MU−MIMOの場合、各々のUEに上記第2−1集合と第2−2集合でサイクリックシフトパラメータの値を設定するようにする。その結果、UEは自身が受信した制御情報から抽出したサイクリックシフトパラメータが第2−1集合または第2−2集合に含まれた場合、直交性関連情報を該当集合に関連した情報として抽出することができ、他のレイヤに対する直交性関連ルールやはり第2−1集合と第2−2集合を通じて類推することができる。例えば、第2−1、第2−2集合に含まれたサイクリックシフトパラメータを受信したUEはMU−MIMOに適合するようにレイヤ別に直交性割当ルールを同一方式にすることができる。
【0085】
本明細書の一実施形態によるMU−MIMOでの上記集合(第2−1集合と第2−2集合)の数が2のときは、直交性と関連した情報が2の場合に適用することができ、その他の直交性と関連した情報がNの場合、上記サイクリックシフトパラメータはN個の集合に分けて、各々の共通集合が空集合になるようにすることができる。また、本明細書の他の実施形態に、集合による区分でなく関数などを通じて区分することもできる。即ち、所定のサイクリックシフトパラメータは直交性と関連した第1情報にマッピングされ、他のサイクリックシフトパラメータは直交性と関連した第2情報にマッピングされるようにする関数を使用することができる。
【0086】
以下に説明するように、2またはそれ以上の集合を上記集合とすることができる。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでなく、直交性と関連した情報及び直交性割当ルールを別途に送信しなくても直交性と関連した情報を送信できるように構成されることを特徴とする。
【0087】
S540の場合、MU−MIMO環境で、UEグループ1とUEグループ2は割り当てられた帯域幅が互いに同一でない(non-equal bandwidth resource allocation)2つ以上のUEの一実施形態となる。言い換えると、MU−MIMO環境で割り当てられた帯域幅が同一でない2つの割当帯域幅に分けられるグループで、該当帯域幅グループに属する各々のUEのグループである第1のUEグループ及び第2のUEグループにおいて、第1のUEグループの内の1つ以上のUEが受信する第1サイクリックシフトパラメータグループの内の各々のサイクリックシフトパラメータと第2のUEグループの内の1つ以上のUEが受信する第2サイクリックシフトパラメータグループの内の各々のサイクリックシフトパラメータを決定し、かつ前述したように、上記第1サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第1情報は、上記第2サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第2情報と相異するように決定する。
【0088】
S545の場合、MU−MIMO環境でUEグループ2−1とUEグループ2−2は割り当てられた帯域幅が互いに同一でない(non-equal bandwidth resource allocation)2つ以上のUEの一実施形態となる。言い換えると、MU−MIMO環境で割り当てられた帯域幅が同一でない2つの割当帯域幅に分けられるグループで、該当帯域幅グループに属する各々のUEのグループである第2−1のUEグループ及び第2−2のUEグループにおいて、第2−1のUEグループの内の1つ以上のUEが受信する第2−1サイクリックシフトパラメータグループの内の各々のサイクリックシフトパラメータと第2−2のUEグループの内の1つ以上のUEが受信する第2−2サイクリックシフトパラメータグループの内の各々のサイクリックシフトパラメータを決定し、かつ前述したように、上記第2−1サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第1情報は、上記第2−2サイクリックシフトパラメータグループで算出される上記直交性と関連した第2情報と相異するように決定する。
【0089】
【0090】
【0091】
【0092】
【0093】
【表5】
【0094】
【0095】
<表5>の構成を適用する場合、上位段でスケジューリング(scheduling)されて決まった最初のレイヤ(layer)に循環遅延(Cyclic Shift:CS)値を、eNodeBを通じて端末(UE)に下げてくれれば、(シグナリング(signaling)してくれれば)、その値から他のレイヤ(layer)の循環遅延(Cyclic Shift:CS)値及び所定の直交性割当ルールに従って各レイヤ(layer)のOCCを割り当てることができる。
【0096】
まず、直交性割当ルールが非同一方式の場合を説明すると、次の通りである。
【0097】
【0098】
eNodeBは上記生成された制御情報を送信する。より詳しくは、この3ビットの値はDCIフォーマット0にCS(Cyclic shift)フィールドに乗せて送信できる。
【0099】
【0100】
【0101】
【0102】
【0103】
【0104】
<数式3>はCS割当ルールの一実施形態を表している。
【0105】
【数3】
【0106】
<数式3>において第1レイヤは最初のレイヤを意味する。第2、3、...のレイヤは全て2番目、3番目、...のレイヤを意味する。ランク(rank)はレイヤの数を意味する。
【0107】
<数式3>においてランク2(即ち、レイヤが2つの場合)の360度内で最大に離隔するように6の間隔(180度)で第1及び第2レイヤのCS値が設定されるようにする。ランク3の場合には360内で最大に離隔するように4の間隔(120度)、そしてランク4の場合、360度内で最大に離隔するように6、3、12の間隔になるようにCS値が設定される。
【0108】
したがって、第1レイヤのCS値が設定されれば、以後、他のレイヤは第1レイヤと比較してCS値に対してランク数に従って最大の距離を有するように割り当てられる。
【0109】
【0110】
【0111】
【数4】
【0112】
【0113】
即ち、<表6>に提示されたケース5の場合で見るように、MU−MIMO環境でUEの数は2以上であることもあるが、このような場合にもOCCを適用するためには必ず互いに異なる帯域幅を有し、割り当てられる(non-equal bandwidth resource allocation)UEは2つのグループにならなければならず、このグループの内のUEには同一なCS−OCCリンケージグループの内のCSパラメータ値を第1レイヤのCSパラメータ値にスケジューリングして転送するようになるが、割り当てられる帯域幅の異なるUEグループの間には必ず互いに異なるCS−OCCリンケージグループの内のCSパラメータ値を第1レイヤのCSパラメータ値でスケジューリングして転送しなければならない。
【0114】
【表6】
【0115】
割り当てられたレイヤに対し、CS、OCC計算が完了すれば、UEは以下の各レイヤに対してベースシーケンスと各レイヤ別に定まったCS(Cyclic Shift)値αに<数式1>を適用して各レイヤのDM−RSシーケンスを生成し、各レイヤ別に定まったOCCインデックスでのシーケンス値(+1または−1)を掛けて最終UL DM−RSシーケンスを生成するようになる。即ち、OCCが{+1、+1}の場合、最初のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの最初のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式1>の値をそのままに適用、2番目のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの2番目のスロット)のDM−RSシーケンスも<数式1>の値をそのままに適用する。OCCが{+1、−1}の場合には、最初のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの最初のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式1>の値をそのままに適用するが、2番目のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの2番目のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式1>の値に−1を掛けて適用する。
【0116】
前述したSU−MIMOでの各レイヤ(layer)の区分、MU−MIMOで複数のUE区分において同時に最適化されたCS(Cyclic Shift)及びOCC(Orthogonal Cover Code)割当を満たすようにするCS及びOCC割当ルールは、SU−MIMOではUE当たりランク数を4までサポートするが、MU−MIMOではUE当たりランク数を2までサポートする。仮に、MU−MIMOではUE当たりランク数を4までサポートするようになれば、SU−MIMOとMU−MIMOでのCS及びOCC割当ルールを異にしなければ、SU−MIMOでの各レイヤ(layer)の区分及びMU−MIMOで複数個の端末(UE)の区分において同時に最適化されたCS(Cyclic Shift)及びOCC(Orthogonal Cover Code)割当を行うことができない。即ち、SU−MIMOなどでレイヤ(layer)の区分のみのためには、各レイヤ(layer)のOCCインデックス値は互いに交差するようにすることが最高の直交性(orthogonality)を保証する。即ち、最初のレイヤ(layer)のOCCインデックス値が0であれば、2番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1、3番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は0、4番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1にすることがその例である。そして、MU−MIMOで2つのUEの間の区分のためには、各々のUEは各レイヤ(layer)で同一なOCCインデックスを有しなければならない。即ち、MU−MIMO環境でUE#1がOCCインデックスを0に有し、UE#2がOCCインデックスを1に有したとすれば、UE#1は全てのレイヤ(layer)に対してOCCインデックス値を0に有しなければならず、UE#2は全てのレイヤ(layer)に対してOCCインデックス値を1に有しなければならない。
【0117】
このようなSU−MIMOでの各レイヤ(layer)の区分、MU−MIMOで複数個のUEの区分において同時に最適化されたOCC(Orthogonal Cover Code)割当を満たすためには、またSU−MIMOだけでなくMU−MIMOでもUE当たりランク数を4までサポートするためには、SU−MIMOとMU−MIMOでのCS及びOCC割当ルールを異にしなければならない。このためには、SU−MIMO及びMU−MIMOのための追加的な1ビットシグナリングを付与したり、UEがSU−MIMOかMU−MIMOかを自ら知ることができるシステムが必要である。本明細書では、UEがSU−MIMOかMU−MIMOかを自ら知ることができない一般的なシステムにおいて、追加的なシグナリングがなくても内在的に(implicit)SU−MIMOとMU−MIMOでのCS及びOCC割当ルールを異にするようにすることについて説明した。図5のeNodeBは、UEがS525でMU−MIMOか否かを知ることができるかを確認するようになるが、仮に、UEが自ら知ることができるシステムの場合には、図5のステップS540を進行する。同様に、UEが自ら知ることはできないが、SU−MIMOかMU−MIMOかを知らせてくれるネットワークの場合、例えば、シーケンスまたはシーケンスグループホッピングなどを通じて判断できる場合にもステップS540を進行することができる。一方、UEが自ら知ることができず、SU−MIMOかMU−MIMOかを知らせるくれることがCS−OCCリンケージルールを通じて確認できる場合、このようなリンケージルールを用いて適用することができる。
【0118】
また、eNodeBは図5のS540(S530含み)のみのために設計されることができ、反対に、S545(S535含み)のみのために設計できる。即ち、各eNodeBは図5のS522及びS525の判断ステップ無しでUEが直接または間接的にSU−MIMOかMU−MIMOかを確認することができる時に行われるステップ(S530、S540)のみを考慮して構成されて動作することもでき、UEが直接または間接的にSU−MIMOかMU−MIMOかを確認することができない時に行われるステップ(S535、S545)のみを考慮して構成されて動作することもできる。言い換えると、図5は判断ステップを含んで2つのステップを含んで構成され、状況によって1つのステップを選択して動作されれば、判断ステップ無しで2つのステップが分離され、eNodeBは1つのステップのみのために構成されて動作される。
【0119】
図6は、本明細書の一実施形態により基地局が送信した制御情報からUEがOCC及び直交性割当ルールを類推して設定するステップを示す図である。
【0120】
この処理は1つ以上のレイヤを使用するUEがeNodeBから第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータを受信して、上記受信した第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータから第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出し、追加割当するレイヤがあれば、第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータで上記追加割当された該当レイヤに対するサイクリックシフトパラメータを算出し、直交性割当ルールを選択する。そして、上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報と上記直交性割当ルールを用いて上記追加割当された該当レイヤに対する直交性と関連した情報を算出し、上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ及び上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を用いて上記第1レイヤに対する参照信号を生成し、上記追加割当された該当レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ及び上記追加割当された該当レイヤに対する直交性と関連した情報を用いて上記追加割当された該当レイヤに対する参照信号を生成した後、生成された参照信号を基地局に送信するステップで構成される。
【0121】
より詳しく説明すると、次の通りである。eNodeBから制御情報を受信する(S610)。制御情報の一実施形態はPDCCHに乗せて送信される情報になることができる。制御情報で第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータを算出する(S620)。上記PDCCHの場合、DCIフォーマット0に上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータが含まれることができる。そして、上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータで第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出する(S630)。上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報の例はOCCに対する指示情報になることができる。第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータから所定の関数または上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータが含まれたグループを通じて上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出することができる。即ち、第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータは特定サイクリックシフトパラメータグループに属し、上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報は上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータが属する上記特定サイクリックシフトパラメータグループと連係されたOCCなどの直交性と関連した情報であることを特徴とする。
【0122】
上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータと上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報は、第1レイヤに対する参照信号の生成に使われる。
【0123】
そして、レイヤに対し、直交性関連情報の割当または算出に必要とする直交性割当ルールを選択する(S635)。これは、先の図4で説明したように、第1レイヤに対する直交性関連情報を用いて他のレイヤにどんな方式により直交性関連情報を割り当てるかに対するルールである。前述した同一方式と非同一方式が含まれることができる。また、直交性割当ルールを選択するに当たって、UEが現在の接続状態を確認したり、またはシーケンスホッピング、シーケンスグループホッピングなどを通じて類推して確認するステップを追加することができる。また、これと異なる方式により第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータを通じてどの直交性割当ルールを適用することかを選択することができる。このような直交性割当ルールを選択する方式については後述する。
【0124】
追加で割り当てるレイヤが存在するかを判断する(S640)。追加で割り当てられるレイヤが存在する場合、第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータから上記追加で割り当てられた該当レイヤ対するサイクリックシフトパラメータを算出する(S650)。同様に、第1レイヤに対する直交性と関連した情報及び選択した直交性割当ルールを用いて上記追加で割り当てられた該当レイヤ対する直交性と関連した情報を算出する(S660)。
【0125】
そして、追加で割り当てるレイヤがこれ以上存在しなければ、割り当てられたレイヤの各々に対して参照信号を生成する(S670)。そして、生成された参照信号をeNodeBに送信する(S680)。参照信号の一実施形態はDM−RSになることができる。
【0126】
上記直交性と関連した情報は、直交性カバーコード(orthogonality cover code)を指示する情報になることができる。
【0127】
図7及び図8では、本明細書の一実施形態によるシーケンスホッピング情報を用いて直交性割当ルールを選択してレイヤ別にOCC値を割り当てて、またレイヤ別にCS値を割り当てて参照信号を生成して送信するステップを示す図である。
【0128】
図7及び図8に適用される直交性割当ルールの選択は、シーケンスやシーケンスグループホッピング(sequence or sequence group hopping:以下、ホッピング(hopping)という)方式によりCS及びOCC割当ルールを異にする処理のフローチャートである。
【0129】
図7及び8の直交性割り当て規則の選択は、シーケンスホッピング方式またはシーケンスグループホッピング方式に応じて異なるCS及びOCC割り当て規則を使用する。即ち、ホッピング方式によりDM−RSシーケンスがSU−MIMOとして作用することか、または均等リソース割当(equal sized Resource allocation)方式のMU−MIMOの場合と、非均等リソース割当(non-equal sized Resource allocation)方式のMU−MIMOの場合に分けて区分するものである。例えば、復調参照信号(DM−RS)シーケンスのためのホッピング方式がLTE Rel−8システムでの活性化(enabled)の場合、即ちスロット(slot)単位のホッピングの場合には後述する<数式5>でのCS及びOCC割当ルールの適用を受ける。これは、多重接続状態がSU−MIMOとして(または、equal sized Resource allocation方式のMU−MIMO含み)作用するケースに該当する。仮に、DM−RSシーケンスのためのホッピング方式がLTE Rel−8システムでの非活性化(disabled)であるか、あるいはサブフレーム単位のホッピングなど、既存のLTE Rel−8システムでのスロット(slot)単位のホッピングでない場合には、後述する<数式6>でのCS及びOCC割当ルールの適用を受ける。これは、多重接続状態がMU−MIMOとして(特に、non-equal sized Resource allocation方式のMU−MIMO)作用する場合に該当する。より詳細に説明すると、次の通りである。
【0130】
図7は、本明細書の一実施形態によりUEで基地局が送信した制御情報からUEが直交性割当ルールを選択してOCCを算出する処理のフローチャートである。
【0131】
【0132】
S710は、システムの構成または多重接続状態を反映して図7の多数のステップの以後に進行されることができ、図7の多様なステップと結合して進行することができる。
【0133】
【0134】
eNodeBは、上記生成された制御情報を送信する(S720)。より詳しくは、この3ビットの値はDCIフォーマット0にCS(Cyclic shift)フィールドに乗せて送信できる。
【0135】
【0136】
【0137】
【0138】
【0139】
CS割当が完了すれば、直交性割当ルールを選択することが必要である。したがって、UEはシーケンスホッピング方式が何の方式であるかを確認する(S736)。そして、確認した結果、シーケンスホッピング方式が活性化(enable)またはスロット単位ホッピングの場合、SU−MIMO、または均等リソース割当方式のMU−MIMOであることを類推することができる。この場合、UEのレイヤを区別するためにOCCを割り当てることができるので、直交性割当ルールを非同一方式、即ち交差または両分方式に選択して残りのレイヤに対してOCC値を計算することができる(S737)。これは<数式5>で見ることができる。
【0140】
シーケンスホッピングが非活性化(disable)またはサブフレーム単位ホッピングの場合、MU−MIMO、より詳しくは、非均等リソース割当方式のMU−MIMOであることを類推することができる。この場合、UEを互いに区別するためにOCCを割り当てることができるので、直交性割当ルールをレイヤに対して同一方式に選択して残りのレイヤに対して第1レイヤのOCCと同一なOCC値を計算することができる(S739)。これは<数式6>で見ることができる。
【0141】
<数式5>は、スロット単位の周波数ホッピング(または、シーケンスホッピングが活性化された場合)のCS割当と直交性割当ルールによるレイヤ別CS/OCC値を表している。<数式5>での直交性割当ルールは非同一方式であり、また交差方式を提示している。
【0142】
【数5】
【0143】
<数式6>は、サブフレーム単位周波数ホッピング(または、シーケンスホッピングが非活性化された場合)のCS割当と直交性割当ルールによるレイヤ別CS/OCC値を表している。<数式6>ではユーザ端末が2つ存在し(UE A、UE B)、これらユーザ端末に各々割り当てられる最初のレイヤのCSパラメータ値は互いに相異する値を有する。その結果、2つユーザ端末は互いに異なるOCC値を有し、このOCCはUEの内の全てのレイヤに同一に適用される。その結果、UE Aの全てのレイヤに含まれたOCC値は全て同一であり、UE Bの全てのレイヤに含まれたOCC値やはり全て同一であるが、UE AのOCC値とUE BのOCC値とは互いに相異するので、UE AとUE Bの参照信号の直交性をより明確に保証することができる。
【0144】
【数6】
【0145】
割り当てられたレイヤに対し、CS、OCC計算が完了すれば、以下の各レイヤに対してベースシーケンスと各レイヤ別に定まったCS(Cyclic Shift)値αに前述した数式を適用して各レイヤのDM−RSシーケンスを生成し、各レイヤ別に定まったOCCインデックスでのシーケンス値(+1または−1)を掛けて最終UL DM−RSシーケンスを生成する(S745)。例えば、<数式5>が適用される場合、OCCが{+1、+1}の場合、最初のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの最初のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式5>の値をそのままに適用、2番目のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの2番目のスロット)のDM−RSシーケンスも<数式5>の値をそのままに適用する。OCCが{+1、−1}の場合には、最初のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの最初のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式5>の値をそのままに適用するが、2番目のシンボル(あるいは、スロット当たりシンボルが1つの場合、1つのサブフレームの2番目のスロット)のDM−RSシーケンスは<数式5>の値に−1を掛けて適用する。
【0146】
そして、生成されたDM−RSシーケンスは、各スロットの該当シンボルにマッピングされるが、これはリソース資源マッパー(resource element mapper)を通じてマッピングされる(S750)。上記シンボルは、PUSCHと連係されたDM−RSのマッピングされるシンボルは、前述したように、ノーマル(normal)CP(Cyclic Prefix)を使用する場合、毎スロット(slot)の7番目のシンボルのうちの4番目のシンボルに、そして拡張(extended)CP使用時には毎スロットのシンボルのうちの3番目のシンボルに該当する。PUCCHと連係されたDM−RSの場合、上記該当シンボルは毎スロットで最大3個のシンボルになることができ、該当シンボルの個数及び位置は前述した<表3>のようにCPの種類とPUCCHのフォーマットによって相異する。上記マッピングが完了すれば、SC FDMA生成器(generator)を通じて上記DM−RSシーケンスがマッピンされたリソースエレメント(Resource Element、RE)からSC−FDMAシンボルを生成し(S755)、DM−RS信号を基地局に転送する(S760)。
【0147】
DM−RSシーケンスのためのホッピング方式がLTE Rel−8システムでの活性化(enabled)の場合、即ちスロット(slot)単位のホッピングの場合には、各レイヤでのOCCは各々のレイヤを最大限区分するためには互いに異なるOCCインデックス値の割当を受けるようになる。即ち、<数式5>に表すように、各レイヤでのOCCインデックス値は、互いに交差して割当を受けるようになる。即ち、最初のレイヤ(layer)のOCCインデックス値が0であれば、2番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1、3番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は0、4番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1にすることがその例である。この際、上位段がスケジューリングしてシグナリングするようになる最初のレイヤのためのCS値は、上記<表2>の8種類のCS値のうちの1つとなり、これは上位段によって3ビット値でシグナリングされる。上記<数式5>は直交性割当ルールが非同期方式のうちの交差方式であり、以下の<数式7>のように非同期方式であり、両分方式にも変形できる。この際、OCC値は最初の2つのレイヤに対しては同一であり、残りの2つのレイヤに対しては互いに異なる値を有し、両分される。
【0148】
【数7】
【0149】
【0150】
【0151】
【数8】
【0152】
図8は、本明細書の一実施形態によりMU−MIMO環境のUEが基地局が送信した制御情報から直交性割当ルールを選択してOCCを算出する処理のフローチャートである。
【0153】
図8では、第1のUEグループと第2のUEグループで、第1のUEグループの内の1つのUEであるUE1 801と第2のUEグループの内の1つのUEであるUE2 802に対して基地局であるeNodeB 809が3ビットのCSパラメータを設定して制御情報に送信するステップを示す。ここで、各々のUEグループは1つ以上の端末を含むことができる。図8を参照する説明では、各々のUEグループが1つの端末に該当する場合を仮定することにする。この際、OCC値を別にシグナリングせず、UE801、802がCSパラメータを通じて算出できるようにする。また、シーケンスホッピングを通じてUEは直交性割当ルールを確認することができる。図8では、MU−MIMOの場合を中心として説明するので、シーケンスホッピングが非活性化またはサブフレーム別にホッピングする場合に限定し、その結果、直交性割当ルールやはり同一方式に限定されて進行される。
【0154】
【0155】
S810、S815は、システムの構成または多重接続状態を反映して図8の多数のステップの以後に進行されることができ、図8の多様なステップと結合して進行することができる。
【0156】
【0157】
【0158】
【0159】
【0160】
また、ステップS818、S819の送信は、順次に、または時間的な間隔を置いてなされることができ、S816やはりUE#1、UE#2に対して時間的な差を置いて制御情報を生成して送信することができる。また、以下のUE#1、2でなされるステップやはり各々独立的になされるものであるので、UE#1の各々のステップとUE#2の各々のステップは互いに時間的に特定の順序に限定されず、同時に進行されることに限定されない。以下、このような独立的なステップにもUE1、2で進行されるステップその自体は同一であるので、共に説明しようとするが、このような説明が図8の各ステップがUE1、2で同時にあるいは何の連関性を有して進行されることを意味するものではない。
【0161】
【0162】
【0163】
【0164】
【0165】
【0166】
【0167】
【0168】
【0169】
【0170】
【0171】
S830、S835で、UE#1 801はOCCインデックスに0を有し、[+1、+1]をOCC値として算出した。そして、UE#2 802はOCCインデックスに1を有し、[+1、−1]をOCC値として算出した。その結果、UE#1 801のレイヤの各々に対するOCCインデックス値は、i)ランクが2の場合、第1、2レイヤに対して各々{0,0}となり、iii)ランク3の場合、第1、2、3レイヤに対して各々{0,0,0}となり、iv)ランク4の場合、第1、2、3、4レイヤに対して各々{0,0,0,0}となる。
【0172】
UE#2 802のレイヤの各々に対するOCCインデックス値は、i)ランクが2の場合、第1、2レイヤに対して各々{1,1}となり、iii)ランク3の場合、第1、2、3レイヤに対して各々{1,1,1}となり、iv)ランク4の場合、第1、2、3、4レイヤに対して各々{1,1,1,1}となる。
【0173】
割り当てられたレイヤに対し、CS、OCC計算が完了すれば、UE#1 801とUE#2 802は以下の各レイヤに対してベースシーケンスと各レイヤ別に定まったCS(Cyclic Shift)値αに<数式1>を適用して各レイヤのDM−RSシーケンスを生成し、各レイヤ別に定まったOCCインデックスでのシーケンス値(+1または−1)を掛けて最終のUL DM−RSシーケンスを生成する(S860、S865)。そして、生成されたDM−RSシーケンスは各スロットの該当シンボルにマッピングされるが、これはリソース資源マッパー(resource element mapper)を通じてマッピングされる(S870、S875)。上記シンボルはPUSCHと連係されたDM−RSのマッピングされるシンボルは、前述したように、ノーマル(normal)CP(Cyclic Prefix)を使用する場合、毎スロット(slot)の7番目のシンボルのうちの4番目のシンボルに、そして拡張(extended)CP使用時には毎スロットのシンボルのうちの3番目のシンボルに該当する。PUCCHと連係されたDM−RSの場合、上記該当シンボルは毎スロットで最大3個のシンボルになることができ、該当シンボルの個数及び位置は前述した<表3>のようにCPの種類とPUCCHのフォーマットによって相異する。上記マッピングが完了すれば、SC FDMA生成器(generator)を通じて上記DM−RSシーケンスがマッピングされたリソースエレメント(Resource Element:RE)からSC−FDMAシンボルを生成し(S880、S885)DM−RS信号を基地局に転送する(S890、S895)。
【0174】
図7及び図8は、UEがシーケンスホッピング方式を判断して直交性割当ルールを選択するステップを示している。
【0175】
図7及び図8は、UEがシーケンスホッピング方式を判断して直交性割当ルールを選択するステップを示している一方、図9及び図10に従って基地局でCS値を割り当てるステップでUEが直交性割当ルールを類推できるように内在的な方式により提供することができる。
【0176】
より詳しく説明すると、<表5>に提示された方式をより細分化して、CS−OCCリンケージグループをSU−MIMO及びMU−MIMOによって分けられる方式である。即ち、CS−OCCリンケージグループをSU−MIMO用及びMU−MIMO用に2つに大別され、MU−MIMO用をまた2つのUEのための2つのグループに分ける方式である。その分ける方式の一例は、以下の<表9>の通りである。<表9>ではCSパラメータによってリンケージグループがA/B(B−1、B−2)に分けられて、これに対するOCCインデックスをUEが類推することができ、また直交性割当ルールやはり類推することができる。
【0177】
【表7】
【0178】
上記の方法は第1レイヤのためのCSパラメータ値に従って異なるCS及びOCC割当ルールが使用される。即ち、第1レイヤのためのCSパラメータ値がSU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(A)に属するか、あるいはMU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(B−1、B−2)に属するかによってCS及びOCC割当ルールが変わる。例えば、最初のレイヤのためのCSパラメータ値がSU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(上記<表7>のグループA)に属する場合、以下の<数式9>でのCS及びOCC割当ルールの適用を受ける。仮に、最初のレイヤのためのCSパラメータ値がMU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(上記<表9>に提示されたグループB−1またはB−2)に属する場合には、以下の<数式10>でのCS及びOCC割当ルールの適用を受ける
【0179】
<数式9>はリンケージグループAの場合に適用される場合を表す。
【0180】
【数9】
【0181】
第1レイヤのためのCSパラメータ値がSU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(上記<表7>に提示されたグループA)に属する場合、上記<数式9>でのCS及びOCC割当ルールの適用を受けるようになるが、この際、CS及びOCC割当ルールは<数式9>に表すように、各レイヤでのOCCインデックス値は互いに交差して割当を受けるようになる。
【0182】
言い換えると、第1レイヤ(layer)のOCCインデックス値が0であれば、2番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1、3番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は0、4番目のレイヤ(layer)のOCCインデックス値は1にすることがその例である。この際、上位段がスケジューリングしてシグナリングするようになる最初のレイヤのためのCS値は、上記<表9>に表すように、CS−OCCリンケージグループのうち、SU−MIMOのためのグループに属する4種類のCS値のうちの1つとなる。
【0183】
<数式10>は、リンケージグループB(B−1、B−2)の場合に適用される場合を表す。
【0184】
【数10】
【0185】
第1レイヤのためのCSパラメータ値がMU−MIMOのためのCS−OCCリンケージグループ(上記<表7>に提示されたグループB)に属する場合には、<数式10>に表すように、UE別には互いに異なるOCC値の割当を受けるようになるが、各レイヤ別には同一なOCCインデックスの割当を受けるようになる。即ち、MU−MIMO環境でUE1がOCCインデックスを0に有し、UE2がOCCインデックスを1に有したとすれば、UE#1は全てのレイヤ(layer)に対してOCCインデックス値を0に有しなければならず、UE#2は全てのレイヤ(layer)に対してOCCインデックス値を1に有しなければならない。
【0186】
【0187】
上記<数式9>は、次の<数式11>のような方式でも変形できる。この際、OCCインデックス値は最初の2つのレイヤに対しては同一であり、残りの2つのレイヤに対しては互いに異なる値を有し、両分される。即ち、<数式9>は直交性割当ルールの非同一方式のうちの交差方式であり、<数式11>は直交性割当ルールの非同一方式のうちの両分方式を表す。上記<数式10>は、<数式11>と連係して<数式12>のような方式でも構成できる。
【0188】
【数11】
【0189】
【数12】
【0190】
<数式11>及び<数式12>で、サイクリックシフト(CS)割当ルールは、ランク(rank)、即ちレイヤの個数が4までの場合を考慮して表で表現する場合、前述した<表6>と同一である。
【0191】
CSパラメータがどのリンケージグループに含まれるかを中心として判断する処理は、前述した図7及び図8とほとんど類似している。
【0192】
図9は、eNodeBでCS値を割り当てるステップでUEが直交性割当ルールを類推できるように内在的な方式により提供する処理のフローチャートである。
【0193】
図9で、ステップS915、S936のみ図7のステップと相異し、その他のステップ(S710、S720、S725、S730、S735、S737、S739、S745、S750、S755、S760)は図7のステップと同一であるところ、図7の説明に代えようとする。
【0194】
【0195】
そして、OCC値でCSパラメータがどのグループに含まれるかを確認する。<表9>に提示されたリンケージグループのうち、グループA(第1リンケージグループ)に含まれたCS値の場合、OCC値はレイヤを区分できるように設定された直交性割当ルールである非同一方式の交差または両分方式の直交性割当ルールを適用して残りのレイヤに対して設定する(S737)。
【0196】
一方、CS値が<表9>に提示されたリンケージグループBに属する場合、OCC値はレイヤでないUEを区分できるように設定された直交性割当ルールである同一方式の直交性割当ルールを適用されて、残りのレイヤに対して同一なOCC値が設定されるようにする(S739)。以後、各レイヤに対してCS値とOCCを適用して参照信号シーケンスを生成して基地局に送信するステップは、図7のステップS745、S750、S755、S760と同一であるので、これに対する説明に代えようとする。
【0197】
図10は、本明細書の一実施形態によりMU−MIMOにおいて、UEでeNodeBが送信した制御情報からUEが直交性割当ルールを選択してOCCを算出する処理のフローチャートである。
【0198】
図10で、ステップS1015、S1050、S1055のみ図8のステップと相異し、その他のステップは図8のステップと同一であるところ、図8の説明に代えようとする。
【0199】
第1のUEグループと第2のUEグループで、第1のUEグループの内のUE#1 801と第2のUEグループの内のUE#2 802に対して基地局であるeNodeB 809が3ビットのCSパラメータを設定して制御情報に送信するステップを示す。ここで、各々のUEグループは1つ以上の端末を含むこともできるが、一般的に2つのユーザ端末を考慮する場合、各々のUEグループは1つの端末に該当する。この際、OCC値を別途にシグナリングしなくてUE801、802がCSパラメータを通じて算出できるようにする。また、シーケンスホッピングを通じてUEは直交性割当ルールを確認することができる。図10では、MU−MIMOの場合を中心として説明するので、リンケージグループB−1/B−2に限定されて選択し、その結果、直交性割当ルールやはり同一方式に限定されて進行される。
【0200】
【0201】
以後、ステップS818からS845が進行された後、UE1、2は受信したCS値でOCC値を<表9>のようなリンケージグループで類推する。また、OCC値を算出したリンケージグループがA/B−1/B−2であるかを確認して、B−1、B−2の場合、直交性割当ルールを同一方式にして、残りのレイヤに対してOCC値を同一に設定する(S1050、S1055)。その結果、UE#1 801及びUE#2 802は互いに異なるOCC値を有するようになってOCCを通じて互いに区別できる。
【0202】
以後、各レイヤに対してCS値とOCCを適用して参照信号シーケンスを生成して基地局に送信するステップは、図8のステップS860〜S895と同一であるので、これに対する説明に代えようとする。
【0203】
<表8>は、図7乃至図10で、UEがSU−MIMOまたはMU−MIMOであるかを認知できない状態で別途のシグナリングなくても直交性割当ルールをSU−MIMO及びMU−MIMOの環境に合うように選択する例に従って構成されたレイヤ別CS値とOCC値の構成を示す図である。
【0204】
【表8】
【0205】
MU−MIMOの場合、UE Aはレイヤ別に同一なOCCである[+1、+1]を有し、UE−BはUE−Aと異なる値をレイヤ別に同一なOCCに[+1、−1]を有する。
【0206】
図11は、本明細書の一実施形態による直交性を指示するサイクリックシフトパラメータを送信する装置の構成に対する図である。
【0207】
図11の構成はeNodeBとすることができる。
【0208】
図11に示す装置またはeNodeBは、ユーザ端末構成状態判断部1110、直交性割当ルール決定部1120、サイクリックシフトパラメータ決定部1130、信号生成部1150、及び送受信部1160を含む。さらに、装置は、サイクリックシフト−直交性マッピング部1140をさらに含むことができる。
【0209】
ユーザ端末構成状態判断部1110は、1つ以上のユーザ端末、即ちUEの多重接続状態を判断する。UEがSU−MIMOとして動作するようになるか、またはMU−MIMOとして動作するようになるかなどを判断する。
【0210】
直交性割当ルール決定部1120は、上記判断されたユーザ端末の多重接続状態に従って直交性割当ルールを決定する。前述したように、ユーザ端末が直交性割当ルールを上記参照信号シーケンスに対するホッピング方式に従って選択されるようにするかを判断して、ホッピング方式をUEが判断して選択するようになる直交性割当ルールを決定することができる。また、<表9>に提示された実施形態のように、UEがサイクリックシフトパラメータの値を用いて類推できる直交性割当ルールを決定することができる。
【0211】
サイクリックシフトパラメータ決定部1130は、上記判断されたユーザ端末の多重接続状態に従って直交性と関連した情報及び上記決まった直交性割当ルールを算出できるサイクリックシフトパラメータを決定する。
【0212】
信号生成部1150は、上記決まったサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報を上記ユーザ端末に送信するための信号を生成し、送受信部1160は上記信号をユーザ端末に送信するようになる。
【0213】
サイクリックシフトパラメータ決定部1130は、上記判断されたUEの多重接続状態に従って直交性と関連した情報と直交性割当ルールを算出できるサイクリックシフトパラメータを決定することができる。
【0214】
先の図7及び図8の実施形態を適用する場合、UEは直交性割当ルールをシーケンスホッピング方式を通じて確認することができる。上記ユーザ端末構成状態判断部1110は、UEの多重接続状態がSU−MIMOとなった場合、上記UEに割当できる全ての可能なサイクリックシフトパラメータのうちから選択することができる。これは、先の図7で説明した例を含む。一方、上記ユーザ端末構成状態判断部1110でUEの多重接続状態がMU−MIMOであり、第1のUE、第2のUEを含むことと判断した場合、図8のようにサイクリックシフトパラメータを割り当てるに当たって、相異するグループまたは集合などに含まれたサイクリックシフトパラメータを選択して、互いに異なる直交性関連指示子を算出できるようにする。
【0215】
上記第1のUEが受信する第1サイクリックシフトパラメータ及び上記第2のUEが受信する第2サイクリックシフトパラメータを決定し、上記第1サイクリックシフトパラメータで算出される上記直交性と関連した第1情報は、上記第2サイクリックシフトパラメータで算出される上記直交性と関連した第2情報と相異するようにすることができる。
【0216】
先の図9及び図10の実施形態を適用する場合、UEは<表9>のようなリンケージグループを用いて直交性割当ルールと直交性関連情報を確認することができる。上記ユーザ端末構成状態判断部1110は、UEの多重接続状態がSU−MIMOとなった場合、<表9>に提示されたグループAのようにSU−MIMO環境でUEに割当できるサイクリックシフトパラメータのうちから選択することができる。これは、先の図9で説明した例を含む。一方、上記ユーザ端末構成状態判断部1110でUEの多重接続状態がMU−MIMOであり、第1のUE、第2のUEを含むことと判断した場合、図10のようにサイクリックシフトパラメータを割り当てるに当たって、<表9>に提示されたグループBのB−1、B−2のように相異するグループまたは集合などに含まれたサイクリックシフトパラメータを選択してUEが互いに異なる直交性関連指示子を算出するだけでなく、直交性割当ルールやはりグループAとは異に選択できるようにする。
【0217】
【0218】
一方、サイクリックシフトパラメータ決定部1130は、上記第1のUEに割り当てられた帯域と上記第2のUEに割り当てられた帯域とは同一でない場合に、互いに異なるOCCインデックスを有するようにサイクリックシフトパラメータを決定することができる。
【0219】
そして、信号生成部1150は、上記決まったサイクリックシフトパラメータが含まれた制御情報を上記UEに送信するための信号を生成する。この際、制御情報の一実施形態に、PDCCHに含まれるDCIフォーマット0になることができる。そして、生成された信号は送受信部1160を通じてUEに送信する。
【0220】
【0221】
また、上記サイクリックシフトパラメータは、PDCCHのような物理階層(L1)のシグナリングや、無線接続制御階層(MAC:L2)のシグナリングや、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、またはメッセージのようなL3シグナリングを通じて転送できるが、それに限定されるものではなく、OCCインデックスやはり0、1の他にも3種類以上の値に設定できる。
【0222】
以上のような本発明の実施形態を利用すれば、アップリンクのDM−RSなどのような基準信号を転送するに当たって、LTE−Aで増加するアンテナ及び新たなMU(Multi-User)MIMO、CoMP等の環境で、各UE(端末)または各基地局(セル)を考慮して、直交的に区分してマルチフレキシングしなければならない直交資源の数を増加させるために、別途に直交性に対する情報を送信せず、DM−RSのCS値(α)を設定するパラメータの値をそのままに送信して直交性を満たすことができるので、既存のLTEとの互換性(backward compatibility)を維持しながらも互換性のために既存のLTEでの基本サイクリックシフトパラメータを使用することができるという効果がある。特に、UEがSU−MIMOかMU−MIMOかによってOCCの役割が異なるので、各々のネットワーク接続環境に合うようにOCCを割り当てることができるので、参照信号シーケンスの間の直交性(orthogonality)を保証し、干渉を減らすことができる効果がある。
【0223】
図12は、本明細書の一実施形態による直交性を指示するサイクリックシフトパラメータを受信して直交性を満たす参照信号を送信する装置の構成に対する図である。
【0224】
図12の装置はUEとすることができる。
【0225】
図12に示す装置またはUEは、受信部1210、サイクリックシフトパラメータ抽出部1220、直交性関連情報算出部1230、直交性割当ルール選択部1240、レイヤ別情報算出部1250、参照信号生成部1260、及び送信部1270を含む。
【0226】
受信部1210は、基地局から制御情報を受信する。制御情報を含む無線信号を受信することを含む。上記制御情報は、PDCCHに乗せて送信できる。
【0227】
【0228】
上記直交性関連情報算出部1230は、上記受信した第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータで第1レイヤに対する直交性と関連した情報を算出する。これは、受信した上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータを所定の関数またはマッピング関係などにより算出できる。上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報は、その例として直交性カバーコード(orthogonality cover code)を指示する情報であるOCCインデックスとなることができる。
【0229】
例えば、CS−OCCカバレッジグループのように、上記受信した第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータが特定サイクリックシフトパラメータグループに属する場合、この特定サイクリックシフトパラメータグループと連係されたOCCインデックスから直交性と関連した情報を算出することができる。したがって、1つのOCCと多数のサイクリックパラメータを含む1つのサイクリックシフトパラメータグループがマッピングされる場合、該当グループに含まれた全てのサイクリックシフトパラメータから1つのOCCを算出することができる。これは、先の<表5>または<表9>に提示されたCS−OCCリンケージグループで説明した事項である。
【0230】
直交性割当ルール選択部1240は、上記残りのレイヤの直交性と関連した情報を算出することに適用する直交性割当ルールを選択する。より詳しくは、図7及び図8のように、現在シーケンスホッピング方式を判断して、ホッピング方式がスロット単位でホッピングする方式の場合、上記直交性割当ルール選択部1240は、上記第1レイヤの直交性に関連した情報から上記残りのレイヤに対して交差または両分方式を適用して直交性に関連した情報を算出するように指示する直交性割当ルールを選択する。また、上記ホッピング方式がスロット単位でホッピングする方式でない場合、上記直交性割当ルール選択部1240は、上記第1レイヤの直交性に関連した情報から上記残りのレイヤに対して同一方式を適用して直交性に関連した情報を算出するように指示する直交性割当ルールを選択することができる。
【0231】
一方、図9及び図10のように、<表7>を参照してサイクリックシフトパラメータがどのグループに属するかを確認して、関連する直交性割当ルールを選択することができる。
【0232】
レイヤ別情報算出部1250は、上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータで第Kレイヤに対するサイクリックシフトパラメータを算出し、上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報に上記選択された直交性割当ルールを適用して直交性と関連した第Kレイヤに対する直交性と関連した情報を算出するようになる。ここで、Kは各UE別に割り当てられた総レイヤの数をNとすれば、総N個のレイヤでK番目のレイヤを意味し、Nは1以上の自然数である。
【0233】
即ち、該当ユーザ端末が使用するレイヤの個数によって干渉を最も減らすことができるように、第2、3、...などのレイヤに対してサイクリックシフトパラメータを算出することができる。また、直交性と関連した情報やはり第1レイヤを基準にレイヤ別に算出することができる。
【0234】
参照信号の生成に必要とする情報を算出した以後、参照信号生成部1260は参照信号を生成する。参照信号の一実施形態はDM−RSとなる。より詳しくは、参照信号生成部1260は、上記第1レイヤに対するサイクリックシフトパラメータ及び上記第1レイヤに対する直交性と関連した情報を用いて上記第1レイヤに対する参照信号を生成し、上記Kレイヤに対するサイクリックシフトパラメータ及び上記Kレイヤに対する直交性と関連した情報を用いて上記第Kレイヤに対する参照信号を生成する。ここで、Kは各UE別に割り当てられた総レイヤの数をNとすれば、総N個のレイヤでK番目のレイヤを意味し、Nは1以上の自然数である。
【0235】
参照信号の生成の一実施形態は、各々のレイヤに対してサイクリックシフト(CS)と前述したベースシーケンス、そしてOCC等を通じて<数式1>、<数式2>のように算出することができる。
【0236】
【0237】
したがって、参照信号生成部1260は独立的な構成で具現されることもできるが、場合によって既存のUEの構成要素であるスクランブラー(Scrambler)、モジュレーションマッパー(Modulation Mapper)、変換プリコーダー(Transform Precoder)、リソースエレメントマッパー(Resource element mapper)、及びSC−FDMA信号生成器(Single-Carrier FDMA Signal Generator)と共に具現できる。
【0238】
上記生成された参照信号は、送信部1270を通じてeNodeBに送信される。
【0239】
図12の構成を通じてUEがSU−MIMOの場合、レイヤ間の最大干渉を減らすようにサイクリックシフトパラメータとOCC値を通じてUL DM−RSを生成して送信することができる。また、UEがMU−MIMOの場合にもレイヤ間、そしてUE間の最大干渉を減らすようにサイクリックシフトパラメータとOCC値を通じてUL DM−RSを生成することができる。サイクリックシフトパラメータがUEに互いに直交性を維持するOCCに対する情報及び直交性割当ルールを提供するので、SU−MIMOの環境下にはUEのレイヤ間にOCCを異にして直交性を保証し、MU−MIMOの環境下ではUE別にOCCを異にして直交性を保証することができる。また、UEにLTEシステムと別途のシグナリングを進行するものでないので、互換性も満たす。
【0240】
前述した参照信号生成部1260は、SC−FDMA信号生成器の内部に、またはそれと連動して具現されることもできる。
【0241】
また、図示してはいないが、図7乃至図10の実施形態を適用するための装置は、図12の構成要素の以外に、アンテナ個数(あるいは、必要な転送レイヤの個数)を把握するアンテナ(あるいは、レイヤ)個数確認部をさらに具備することができ、この場合、参照信号生成部1260はアンテナ(あるいは、レイヤ)別DM−RSシーケンスを生成することもできる。
【0242】
本開示では、アップリンク(Uplink:UL)復調参照信号(Demodulation Reference Signal:DM−RS)の各レイヤ(layer)での循環遅延(Cyclic Shift:CS)値及びOCC(Orthogonal Cover Code)割当方法及びその装置において、上位段でスケジューリング(scheduling)されて決まった最初のレイヤ(layer)に循環遅延(Cyclic Shift:CS)値を、eNodeBを通じて端末(UE)に 下げてくれれば(シグナリング(signaling)してくれれば)、その値から他のレイヤ(layer)の循環遅延(Cyclic Shift:CS)値及び各レイヤ(layer)のOCCを割り当てる方法及び装置を提供する。特に、端末の接続状態がSU−MIMOか、またはMU−MIMOかによってCS値及びOCC値の割当を異にし、またレイヤ別にOCCを割り当てる直交性割当ルールを異に適用できるようにして、SU−MIMOではOCCが各々のレイヤを区分する役割をし、MU−MIMOではOCCが各々のUEを区分する役割をすることができるようにする。また、直交性割当ルールやはり別途の情報を形成する追加的なシグナリング(signaling)無しで、LTE−Aシステムなどでの多数個のレイヤに対するUL DM−RS転送を可能にしようとする。
【0243】
当業者には、本発明の要旨または技術的範囲から外れることなく、本発明に様々な変形や変更を行うことができることは明白である。したがって、添付の請求項およびその均等物の範囲内であれば、本発明のこれらの変形や変更を含むことが意図される。
【0244】
関連する出願について
この出願は、2010年3月3日に出願された韓国特許出願第10−2010−0041403号についての優先権を主張しており、米国特許法119条の利益をうけ、この出願の内容全てが参照により取り込まれる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12