特許第5890802号(P5890802)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許5890802-送風機アセンブリ 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】5890802
(24)【登録日】2016年2月26日
(45)【発行日】2016年3月22日
(54)【発明の名称】送風機アセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F04D 29/44 20060101AFI20160308BHJP
【FI】
   F04D29/44 P
   F04D29/44 N
【請求項の数】18
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2013-137128(P2013-137128)
(22)【出願日】2013年6月28日
(65)【公開番号】特開2014-9695(P2014-9695A)
(43)【公開日】2014年1月20日
【審査請求日】2013年7月1日
(31)【優先権主張番号】61/666,377
(32)【優先日】2012年6月29日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】13/827,955
(32)【優先日】2013年3月14日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】513214000
【氏名又は名称】ハラ ビステオン クライメイト コントロール コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100092093
【弁理士】
【氏名又は名称】辻居 幸一
(74)【代理人】
【識別番号】100082005
【弁理士】
【氏名又は名称】熊倉 禎男
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103609
【弁理士】
【氏名又は名称】井野 砂里
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(72)【発明者】
【氏名】ジャヤンティ アイヤル
【審査官】 佐藤 秀之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−240726(JP,A)
【文献】 特公昭32−001889(JP,B1)
【文献】 実開昭53−143101(JP,U)
【文献】 実開昭53−002003(JP,U)
【文献】 実公昭29−008378(JP,Y1)
【文献】 特開2003−254297(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 29/44
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体入口と、離間した流体出口と、を備えたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、入口リングと、複数の離間した羽根と、を備えた遠心流式の送風機ホイールと、
前記ハウジングの前記流体入口内に配置され、前縁と、後縁と、前記前縁と前記後縁との間を延びる外縁と、を備えた少なくとも1つの翼を含む予旋回器と、を有し、
前記予旋回器の翼の後縁と外縁との接点(P)と、前記送風機ホイールの羽根の後縁における入口リング側の端部との間の第1の軸方向の距離(D1)のうちの少なくとも1つが10mm未満であり、前記接点(P)と前記送風機ホイールの羽根の後縁側の入口リングの軸方向端面(62)との間の第2の軸方向の距離(D2)は、5.5mmを超えることを特徴とする送風機アセンブリ。
【請求項2】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼の前記前縁は、実質的に線形であり、前記後縁から離間している請求項1記載の送風機アセンブリ。
【請求項3】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼の外縁は、湾曲している請求項1記載の送風機アセンブリ。
【請求項4】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼は、前記送風機ホイールの回転方向に向かって湾曲した第1の表面及び前記送風機ホイールの回転方向に向かって湾曲した第2の表面のうちの少なくとも1つを備えている請求項1記載の送風機アセンブリ。
【請求項5】
前記予旋回器は、ハブと、外輪と、を備えている請求項1記載の送風機アセンブリ。
【請求項6】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼の前記後縁は、前記前縁に対してある角度で前記ハブから外向きに延びている請求項5記載の送風機アセンブリ。
【請求項7】
前記予旋回器は、前記ハブと前記外輪との間に配置される内輪を備えている請求項5記載の送風機アセンブリ。
【請求項8】
前記予旋回器は、複数の翼を備え、前記内輪は、前記予旋回器の複数の翼と相互接続する請求項7記載の送風機アセンブリ。
【請求項9】
前記予旋回器は、前記ハウジングに対して実質的に固定される請求項1記載の送風機アセンブリ。
【請求項10】
流体入口と、離間した流体出口と、を備えたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、入口リングと、複数の離間した羽根と、を備えた遠心流式の送風機ホイールと、
前記ハウジングの流体入口内に配置され、前縁と、後縁と、前記前縁と前記後縁との間に延びる外縁と、を備えた少なくとも1つの翼を含む予旋回器と、を有し、
前記予旋回器の翼の後縁と外縁との接点(P)と、前記送風機ホイールの羽根の後縁における入口リング側の端部との間の軸方向の距離(D1)は、4.0mm〜9.5mmの範囲内であることを特徴とする送風機アセンブリ。
【請求項11】
前記予旋回器は、ハブと、外輪と、を備えている請求項10記載の送風機アセンブリ。
【請求項12】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼の後縁は、前記前縁に対してある角度で前記ハブから外向きに延びている請求項11記載の送風機アセンブリ。
【請求項13】
前記予旋回器は、前記ハブと前記外輪との間に配置される内輪を備えている請求項11記載の送風機アセンブリ。
【請求項14】
前記予旋回器は、複数の翼を備え、前記内輪は、前記予旋回器の複数の翼と相互接続する請求項13記載の送風機アセンブリ。
【請求項15】
前記接点(P)と前記送風機ホイールの入口リングの軸方向端面(62)との間の軸方向の距離(D2)は、5.5mmを超える請求項10記載の送風機アセンブリ。
【請求項16】
流体入口と、離間した流体出口と、を備えたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、入口リングと、複数の離間した羽根と、を備えた遠心流式の送風機ホイールと、
前記ハウジングの流体入口内に配置され、前縁と、後縁と、前記前縁と前記後縁との間に延びる外縁と、を備えた少なくとも1つの翼を含む予旋回器と、を有し、
前記予旋回器の翼の後縁と外縁との接点(P)と前記送風機ホイールの羽根の後縁側の入口リングの軸方向端面(62)との間の軸方向の距離(D2)は、6.5mm〜10.0mmの範囲内であることを特徴とする送風機アセンブリ。
【請求項17】
前記予旋回器の少なくとも1つの翼の後縁は、前記前縁に対してある角度で前記予旋回器のハブから外向きに延びている請求項16記載の送風機アセンブリ。
【請求項18】
前記接点(P)と前記送風機ホイールの羽根の後縁の端部との間の軸方向の距離(D1)は、10mm未満である請求項16記載の送風機アセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送風機アセンブリに関し、より具体的には、送風機アセンブリに入る空気の方向を変化させるための予旋回器(pre-swirler)を備えた送風機アセンブリに関する。
【0002】
本出願は、2012年6月29日に出願された米国特許仮出願第61/666,377号の利益を主張するものであり、その全開示は、参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
遠心送風機アセンブリは、一般に、空調設備の構成要素を通る強制気流を差し向けるために、自動車、空気処理、及び空調業界で使用されている。典型的な送風機アセンブリでは、空気は、入口開口部を通ってハウジングに流入する。送風機アセンブリは、典型的には、ハウジング内で所定の方向に回転する電動送風機ホイールを備えている。送風機ホイールは、空気を回転軸に沿って軸方向に送風機ホイールの入口に流入させ、空気を半径方向外方に、ハウジング内に形成された空気ダクトに放出する1つ又は複数の湾曲した羽根を備えている。
【0004】
自動車用途における送風機アセンブリには、送風機アセンブリに入る空気の回転又は旋回を引き起こすための予旋回器が装着されている。予旋回器は、空気を好ましい角度で送風機アセンブリの送風機ホイールに入れる。空気が十分に回転しない場合、送風機アセンブリの抗力、騒音、振動の増加、及び効率損失が生じ得る。したがって、空気が予め回転し、所望の回転量で羽根車の羽根に入る場合、送風機アセンブリの効率を最大化することができる。
【0005】
送風機アセンブリの送風機ホイールと協働して、送風機アセンブリの騒音、振動、及びハーシュネス(NVH−noise, vibration, harshness)を最小化する一方で、その効率を最大化するように構成される予旋回器を備えた送風機アセンブリを製造することが望ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明によれば、送風機アセンブリの送風機ホイールと協働して、送風機アセンブリの騒音、振動、及びハーシュネス(NVH)を最小化する一方で、その効率を最大化するように構成される予旋回器を含む送風機アセンブリが意外にも発見された。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態において、送風機アセンブリは、流体入口及び離間した流体出口を含むハウジングと、ハウジング内に配置され且つ入口リング及び複数の離間した羽根を備えた送風機ホイールと、ハウジングの流体入口内に配置され且つ前縁、後縁、及び前縁と後縁との間に延びる外縁を備えた少なくとも1つの翼を含む予旋回器と、を有し、羽根露出距離のうちの少なくとも1つは、約10mm未満であり、送風機ホイール重複距離は、約5.5mmを超える。
【0008】
別の実施形態では、送風機アセンブリは、流体入口及び離間した流体出口を含むハウジングと、ハウジング内に配置され、入口リング及び複数の離間した羽根を含む送風機ホイールと、前縁、後縁、及び前縁と後縁との間に延びる外縁を備えた少なくとも1つの翼を含むハウジングの流体入口内に配置される予旋回器と、を有し、羽根露出距離は、約4.0mm〜約9.5mmの範囲内である。
【0009】
さらに、別の実施形態では、送風機アセンブリは、流体入口及び離間した流体出口を含むハウジングと、ハウジング内に配置され、入口リング及び複数の離間した羽根を備えた送風機ホイールと、ハウジングの流体入口内に配置され、前縁、後縁、及び前縁と後縁との間に延びる外縁を備えた少なくとも1つの翼を含む予旋回器と、を有し、送風機ホイール重複距離は、約6.5mm〜約10.0mmの範囲内である。
【0010】
上述した本発明の他の目的及び利点は、添付図面に照らして考慮されるとき、以下の本発明の好ましい実施形態の詳細な説明を参照することにより、当業者に容易に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態による予旋回器を備えた送風機アセンブリの部分正面図である。
図2図1に示す送風機アセンブリの部分拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下の詳細な説明及び添付の図面は、本発明の様々な例示的な実施形態を説明及び図示する。この説明及び図面は、当業者が本発明を作製及び使用するのを可能にする役目を果たし、いかなる方法においても本発明の範囲を制限するものではない。
【0013】
図1は、本発明による送風機アセンブリ10を示す。送風機アセンブリ10は、車両の温度湿度調節システムにおいて採用されるように構成される(図示せず)。送風機アセンブリ10を他の用途及びシステムにおいて所望に使用してもよいことが理解される。示される送風機アセンブリ10は、ハウジング12、予旋回器14、及び送風機ホイール18を含む。送風機アセンブリ10が、例えば、送風機ホイール18の回転を引き起こすためのモータ等の動作に必要な他の構成要素を含んでもよいことが理解される。示されるハウジング12、予旋回器14、及び送風機ホイール18は、プラスチックから形成される。しかしながら、ハウジング12、予旋回器14、及び送風機ホイール18はそれぞれ、任意の好適な材料から所望に形成されてもよいことが理解される。
【0014】
ハウジング12は、流体入口20及び流体出口(図示せず)を有する流体ダクト21(図2参照)を含む。予旋回器14は、流体入口20内に配置される。予旋回器14を、図2に示されるように、ハウジング12と一体化して、又はそれとは別々に所望に形成してもよいことが理解される。流体入口20及び予旋回器14を、ハウジング12内の他の箇所に所望に位置決めしてもよいことも理解される。図1に示されるように、予旋回器14は、中央ハブ24から半径方向外方に延びる離間した翼22の環状配列を含む。示される実施形態において、予旋回器14は、5つの翼22を備えている。さらに多くの翼22又はより少ない翼22を所望に使用してもよいことが理解される。翼22は、ハブ24からハウジング12に取り付けられる外輪26まで延びる。予旋回器14がハウジング12と一体化して形成される場合、外輪26がハウジング12の一部として形成されることが理解される。予旋回器14がハウジング12に対して実質的に固定されることに留意する。図1及び図2に示される予旋回器14が略円形である一方で、予旋回器14は、所望に任意の形状を有してもよいことが理解される。
【0015】
予旋回器14の翼22は、それぞれ、翼22の全長に沿って延びる実質的に線形の前縁28を含む。翼22は、前縁28から離間し且つハブ24から前縁28に対してある角度で半径方向且つ軸方向の外方に延びる後縁30も備えている。後縁30がハブ24から他の方向に所望に延びていてもよいことが理解される。実質的に半径方向且つ軸方向に延びる外縁31は、外輪26と後縁30との間に延び、P点で後縁30に接合する。外縁は、例えば、線形等の他の形状を所望に有してもよいが、外縁31は、湾曲縁又は弓形縁である。例えば、前縁28及び後縁30が外輪26に到達する縁28、30の前の点(図示せず)で合流する等の他の構造を所望に使用してもよいことが理解される。翼22は、第1の表面29及び前縁28から後縁30まで延びる反対側の第2の表面(図示せず)を含む。第1の表面29は、送風機ホイール18の回転方向の点では前縁28から後縁30まで実質的に凹形の形状を有してもよく、第2の表面は、送風機ホイール18の回転方向の点では前縁28から後縁30まで実質的に凸形の形状を有してもよい。しかしながら、第1の表面29及び第2の表面が、例えば、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凹形の形状、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凸形の形状、実質的に平面形状、又は不規則な形状等の任意の形状を所望に有してもよいことが理解される。図示されるように、予旋回器14は、ハブ24と外輪26との間にハブ24から半径方向外方に離間した内輪32も含んでもよい。内輪32は、翼22のそれぞれと相互接続して翼22を支持し、予旋回器14の構造的完全性を最大化する。
【0016】
図2を新たに参照すると、送風機ホイール18は、入口リング42とハブ44との間に延びる離間した羽根40の環状配列を含む。図示されるハブ44がその先端に形成されるノーズ部分46を有する略ドーム形であるが、ハブ44は形状及び寸法を所望に有してもよいことが理解される。ある実施形態において、羽根40は、送風機ホイール18の回転軸に対して等間隔でハブ44の外周上に配置されるが、他の間隔を使用してもよい。所望であれば、図示されるよりもさらに多くの羽根40又はより少ない羽根40を採用してもよい。羽根40はそれぞれ、ハブ44から入口リング42まで延びる実質的に線形の前縁48及び実質的に線形の後縁50を含む。羽根40はそれぞれ、第1の表面52及び反対側の第2の表面54をさらに含む(図1参照)。ある実施形態において、第1の表面52は、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凹形の形状を有してもよく、第2の表面54は、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凸形の形状を有してもよい。しかしながら、第1の表面52及び第2の表面54が、例えば、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凹形の形状、送風機ホイール18の回転方向の点では実質的に凸形の形状、実質的に平面形状、又は不規則な形状等の任意の形状を所望に有してもよいことが理解される。
【0017】
図2に示されるように、予旋回器14は、羽根露出距離とも称される翼22のP点と羽根40の後縁50の端部60との間の距離D1が約10mm未満であるように、送風機ホイール18と協働するように構成される。非限定的な例において、羽根露出距離は、約4.0mm〜約9.5mmの範囲内である。予旋回器14の翼22のP点と本発明の送風機ホイール18の羽根40の後縁50の端部60との間の距離D1が先行技術のアセンブリ未満であるため、送風機ホイール18に流入させられる空気量は増加し、それによって、送風機アセンブリ10の機械効率及び空気流量が最大化される。加えて、送風機アセンブリ10の騒音、振動、及びハーシュネス(NVH)が最小化される。
【0018】
予旋回器14は、送風機ホイール重複距離とも称される入口リング42の周囲平面62と翼22のP点との間の距離D2が、約5.5mmを超えるように、送風機ホイール18と協働するようにも構成される。非限定的な例として、送風機ホイール重複距離は、約6.5mm〜約10.0mmの範囲内である。入口リング42の周囲平面62と翼22のP点との間の距離D2が先行技術のアセンブリを超えるため、流体ダクト21から送風機ホイール18に再循環される空気量は減少し、それによって、送風機アセンブリ10の機械効率及び空気流量はさらに最大化される。加えて、送風機アセンブリ10のNVHはさらに最小化される。
【0019】
上述の送風機ホイール18と協働するように構成される予旋回器14を有する送風機アセンブリ10は、先行技術の送風機アセンブリよりも有意な利点を提供する。例えば、いずれの予旋回器も有しない先行技術の送風機アセンブリに対する、本発明によって構成される予旋回器14を有する送風機アセンブリ10の機械効率の改善率は、約4.6%である。この改善率は、約2.8%のいずれの予旋回器も有しない先行技術の送風機アセンブリに対して、先行技術の予旋回器を有する先行技術の送風機アセンブリの改善率を超える。
【0020】
使用中、送風機ホイール18は、モータによって駆動され、回転中心軸を中心に回転させられる。送風機ホイール18の回転は、空気をハウジング12の流体入口20に貫流させる。翼22の第1の表面29は、空気の方向を第1の表面29に実質的に平行な方向に変化させる。翼22の第2の表面も空気の方向を変化させ得ることが理解される。したがって、空気は、流体入口20に入る空気とは異なる方向に流体入口20から流出する。したがって、送風機ホイール18は、空気を流体出口を有する流体ダクト21に流入及び還流させて、送風機アセンブリ10から所望の領域(図示せず)に出す。
【0021】
上述した記述から、当業者であれば、本発明の本質的な特徴を容易に解明することができ、その精神及び範囲から逸脱することなく、本明細書に様々な変更及び修正を行って、それを様々な用途及び条件に適合させることができる。
図1
図2