【課題を解決するための手段】
【0043】
本発明の実施例はハイブリッド自動再送要求確認応答情報送信方法を提供しており、
キャリアアグリゲーション時分割複信(TDD)システム中において、アグリゲーションされたサービスセはプライマリーサービスセルおよび第2サービスセルを含み、アグリゲーションのサービスセルの上り下り設定が異なるかつ物理上りコントロールチャネルフォーマット1b(PUCCH format 1b)とチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いてハイブリッド自動再送要求確認(HARQ−ACK)をフィードバックするように設定する時、第2サービスセルが従う物理下り共有チャネル(PDSCH)とHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に基づいて、上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットを確定し、
前記上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、HARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答情報を送信する時使用する物理上りコントロールチャネル(PUCCH)リソースを確定し、
確定された前記PUCCHリソース上に確定された前記HARQ−ACK応答情報送信方式を用いて前記HARQ−ACK応答情報を送信することを含む
好ましくは、
前記第2サービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定下での下りサブフレーム集合のサブセットである時、前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係はプライマリーサービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、
さもないと、前記第2サービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合のサブセットではない時、前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係は前記プライマリーサービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、または前記第2サービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、または参照上り下り設定Xが対応したPDSCHとHARQタイミング関係に従い、そのうち、前記参照上り下り設定Xは、該上り下り設定での上りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定での上りサブフレーム集合のサブセットでもあり、第2サービスセルの上り下り設定での上りサブフレーム集合のサブセットでもあるという条件を満たす上り下り設定のうち、下りサブフレーム集合が最小である上り下り設定であるという方式で、前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係を確定する。
【0044】
好ましくは、前記上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、アグリゲーションされたサービスセルのHARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答 情報を送信する時使用するPUCCHリソースを確定することは、
前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセットが空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセットが空集合である時、
PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうちHARQ−ACK応答情報の送信に必要なPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、またはHARQ−ACK応答情報の送信に必要なPUCCHリソースは高層設定の方式のみにより確定されること、
または、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおけるプライマリーサービスセルのHARQ−ACK応答情報は、不連続送信(DTX)状態に設定され、前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されること、
または、TDDシステムが単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいて確定され、前記第2サービスセル上りサブフレームが対応した下りサブフレームは対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されること、
または、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいてHARQ−ACK応答情報の送信方式を確定することは、PUCCH format 1aの方式、またはPUCCH format 1bの方式、またはTDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式、またはTDDシステムが単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式のうちの1つを用いることを含む。
【0045】
好ましくは、前記Ksの大きさに基づいてHARQ−ACK応答情報の送信方式を確定することは、具体的には、
Ksに含まれる要素が1つまたは2つである時、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、Ksに含まれる要素が2つを超える時、TDDシステムが複数のサービスセルまたは単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、
または、Ksに含まれる要素が1つである時、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、Ksに含まれる要素が1つを超える時、TDDシステムが複数のサービスセルまたは単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することである。
【0046】
好ましくは、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームが第2サービスセルの1つの下りサブフレームのPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、PUCCH format 1aの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、第2サービスセルが最大限に2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、PUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、
Ksに含まれる要素が2つである時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記2つの下りサブフレームが対応した2ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信し、
Ksに含まれる要素が2つを超える時、すなわち前記上りサブフレームがフィードバックする必要がある第2サービスセル下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報は2つを超える時、前記複数の下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、さらに時間領域バインディング操作を行い、2ビットHARQ−ACK応答情報を取得した後、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信する。
【0047】
好ましくは、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=2のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した1つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により取得され、第2サービスセルが2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=3のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が2つである時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記2つの下りサブフレームが対応した2ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=4のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が2つを超える時、すなわち前記上りサブフレームがフィードバックする必要がある第2サービスセル下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報は2つを超える時、前記複数の下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、さらに時間領域バインディング操作を行い、2ビットHARQ−ACK応答情報を取得した後、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信し、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時M=3またはM=4(MはKsの大きさである)のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定される。
【0048】
好ましくは、TDDシステムが単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、PUCCH format 1aの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、第2サービスセルが最大限に2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、PUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、かつ前記HARQ−ACK応答情報を送信する時対応するPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が1つを超える時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つを超える下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記下りサブフレームが対応したM(MはKsの大きさである)ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、TDDシステムが単一にサービスする時M=2またはM=3またはM=4のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、前記第2サービスセル上りサブフレームが対応した下りサブフレームは対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定される。
【0049】
好ましくは、前記上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、サービスセルのHARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答情報を送信する時使用するPUCCHリソースを確定することは、具体的に、
前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)も空集合ではなく、かつKsとKpの共通部分が空集合である時、
TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いてHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されることを含む。
【0050】
好ましくは、前記上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、サービスセルのHARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答情報を送信する時使用するPUCCHリソースを確定することは、具体的に、
前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)も空集合ではなく、かつKsとKpの共通部分が空集合ではない時、
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1およびDAI=2の下りサブフレームを含まないと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソース
【0051】
【0052】
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1またはDAI=2の1つの下りサブフレームを含むと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、かつ、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリング
【0053】
【0054】
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1およびDAI=2の下りサブフレームを含むと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、かつ、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用い
【0055】
【0056】
合わせる方式により確定されることを含む。
【0057】
好ましくは、前記上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、サービスセルのHARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答情報を送信する時使用するPUCCHリソースを確定することは、具体的に、
前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)の1つのサブセットである時、またはKsがKpに等しい時、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いる時、PUCCHリソースとPDCCHのCCEインデックスの暗黙的マッピング関係に基づいて前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースを確定し、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いていない時、前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されること、または、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いるかどうかにもかかわらず、前記第2サービスセルが対応したものはいずれも高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されることを含む。
【0058】
本発明の実施例はハイブリッド自動再送要求確認応答情報送信装置をさらに提供しており、前記装置は、
上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットの間の関係に基づいて、HARQ−ACK応答情報の送信方式およびHARQ−ACK応答情報を送信する時使用するPUCCHリソースを確定するように設置される送信方式およびリソース確定モジュール、
確定された前記PUCCHリソース上に、確定された前記HARQ−ACK応答情報送信方式を用いて、PDSCHまたはSPS release PDCCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信するように設置される応答情報送信モジュールを含む。
【0059】
好ましくは、前記装置はタイミング関係確定モジュールをさらに含み、
前記タイミング関係確定モジュールは、
前記第2サービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定下での下りサブフレーム集合のサブセットである時、前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係はプライマリーサービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、
前記第2サービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定での下りサブフレーム集合のサブセットではない時、前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係は前記プライマリーサービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、または前記第2サービスセルが対応したPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に従い、または参照上り下り設定Xが対応したPDSCHとHARQタイミング関係に従い、そのうち、前記参照上り下り設定Xは、該上り下り設定での上りサブフレーム集合がプライマリーサービスセルの上り下り設定での上りサブフレーム集合のサブセットでもあり、第2サービスセルの上り下り設定での上りサブフレーム集合のサブセットでもあるという条件を満たす上り下り設定のうち、下りサブフレーム集合が最小である上り下り設定であるという方式で、第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係を確定するように設置される。
【0060】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記タイミング関係確定モジュールが確定した前記第2サービスセルのPDSCHとHARQ−ACK応答情報のタイミング関係に基づいて、上りサブフレームが対応したフィードバックウィンドウ内のアグリゲーションされたサービスセルの下りサブフレームセットを確定するように設置される。
【0061】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセットが空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセットが空集合である時、
PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうちHARQ−ACK応答情報の送信に必要なPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、またはHARQ−ACK応答情報の送信に必要なPUCCHリソースは高層設定の方式のみにより確定され、
または、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおけるプライマリーサービスセルのHARQ−ACK応答情報は、不連続送信(DTX)状態に設定され、前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
または、TDDシステムが単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいて確定され、前記第2サービスセル上りサブフレームが対応した下りサブフレームが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されるように設置される。
【0062】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)の大きさに基づいてHARQ−ACK応答情報の送信方式を確定するように設置され、
Ksに含まれる要素が1つまたは2つである時、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、Ksに含まれる要素が2つを超える時、TDDシステムが複数のサービスセルまたは単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、
または、Ksに含まれる要素が1つである時、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、Ksに含まれる要素が1つを超える時、TDDシステムが複数のサービスセルまたは単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信する。
【0063】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、PUCCH format 1aまたはPUCCH format 1bの方式を用いて第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームが第2サービスセルの1つの下りサブフレームのPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、PUCCH format 1aの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、第2サービスセルが最大限に2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、PUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、
Ksに含まれる要素が2つである時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記2つの下りサブフレームが対応した2ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信し、
Ksに含まれる要素が2つを超える時、すなわち前記上りサブフレームがフィードバックする必要がある第2サービスセル下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報は2つを超える時、前記複数の下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、さらに時間領域バインディング操作を行い、2ビットHARQ−ACK応答情報を取得した後、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信するように設置される。
【0064】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=2のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した1つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により取得され、第2サービスセルが2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=3のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が2つである時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記2つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記2つの下りサブフレームが対応した2ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時A=4のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が2つを超える時、すなわち前記上りサブフレームがフィードバックする必要がある第2サービスセル下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報は2つを超える時、前記複数の下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、さらに時間領域バインディング操作を行い、2ビットHARQ−ACK応答情報を取得した後、PUCCH format 1bを用いて前記2ビットHARQ−ACK応答情報を送信し、TDDシステムキャリアがアグリゲーションする時M=3またはM=4(MはKsの大きさである)のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、プライマリーサービスセルが対応したHARQ−ACK応答情報はDTXに設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されるように設置される。
【0065】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、TDDシステムが単一のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信することを確定すると、
Ksが1つのみの要素を含む時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つの下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、第2サービスセルが1つの伝送ブロックの伝送モードのみを含むように設定されると、PUCCH format 1aの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、第2サービスセルが最大限に2つの伝送ブロックの伝送モードをバックアップするように設定されると、PUCCH format 1bの方式を用いて前記第2サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、かつ前記HARQ−ACK応答情報を送信する時対応するPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
Ksに含まれる要素が1つを超える時、すなわち前記上りサブフレームは第2サービスセルの1つを超える下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報をフィードバックする必要がある時、前記下りサブフレームのHARQ−ACK応答情報を空間バインディングした後、前記下りサブフレームが対応したM(MはKsの大きさである)ビットHARQ−ACK応答情報を取得し、TDDシステムが単一にサービスする時M=2またはM=3またはM=4のチャネルを用いてマッピングテーブルを選択し、前記第2サービスセル上りサブフレームが対応した下りサブフレームは対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されるように設置される。
【0066】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)も空集合ではなく、かつKsとKpの共通部分が空集合である時、
TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いてHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されるように設置される。
【0067】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が空集合ではなく、前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)も空集合ではなく、かつKsとKpの共通部分が空集合ではない時、
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1およびDAI=2の下りサブフレームを含まないと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、第2サービスセルが対応した2つのPUCCHリソース
【0068】
【0069】
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1またはDAI=2の1つの下りサブフレームを含むと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、かつ、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリング
【0070】
【0071】
KsとKpの共通部分が対応した下りサブフレーム中において、第2サービスセルのフィードバックウィンドウ内の下りDAI=1およびDAI=2の下りサブフレームを含むと、TDDシステムが複数のサービスセルを設定する時のPUCCH format 1bとチャネルセレクションを組み合わせる方式を用いて、サービスセルPDSCHが対応したHARQ−ACK応答情報を送信し、そのうち、PUCCH format 1bに基づくチャネルセレクション時使用するマッピングテーブルはKsとKpの集合大きさのうちの大きい方に基づいて確定され、前記マッピングテーブルにおいて対応する下りサブフレームがないHARQ−ACK応答情報はDTX状態に設定され、かつ、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用い
【0072】
【0073】
合わせる方式により確定されることに用いられる。
【0074】
好ましくは、前記送信方式およびリソース確定モジュールは、前記上りサブフレームが対応した第2サービスセルの下りサブフレームセット(Ks)が前記上りサブフレームが対応したプライマリーサービスセルの下りサブフレームセット(Kp)の1つのサブセットである、またはKsがKpに等しい時、
前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いる時、PUCCHリソースとPDCCHのCCEインデックスの暗黙的マッピング関係に基づいて前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースを確定し、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いていない時、前記第2サービスセルが対応したPUCCHリソースは高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定され、
または、前記第2サービスセルがクロスキャリアススケジューリングを用いるかどうかにもかかわらず、前記第2サービスセルが対応したものはいずれも高層設定と動的指示シグナリングを組み合わせる方式により確定されるように設置される。