【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、改良された一体型舗装システムは、舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナと、舗装機械とを有する。ポータブル舗装合材コンテナは、舗装機械に積載される。舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナから舗装合材を排出する。舗装機械は、舗装面に舗装合材を散布して締め固める。
【0009】
本発明の別の実施形態では、舗装を形成する方法は、舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に積載するステップと、ポータブル舗装合材コンテナから舗装合材を舗装機械の合材排出セクションへと排出するステップと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するステップと、舗装機械を用いて、舗装合材を舗装面に散布して締め固めるステップとを含む。
【0010】
本発明のまた別の実施形態では、舗装合材を搬送する装置は、少なくとも1つのドアを備えた底部を有する密閉ポータブル舗装合材コンテナを含む。
【0011】
本発明のさらに別の実施形態では、舗装合材を搬送する装置は、再使用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナを含む。
【0012】
本発明のさらにまた別の実施形態では、舗装合材を搬送する装置は、少なくとも1つのドアを備えた底部を有する、収縮可能ポータブル舗装合材コンテナを含む。
【0013】
本発明のさらに別の実施形態では、舗装面に舗装合材を散布して、締め固めるための機械は、合材排出セクションと、舗装面に合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めるためのスクリードと、ハイウェイ速度で自己搬送するための路面用車輪を含む第1駆動装置と、舗装作業中の現場内搬送のための無限軌道を有する第2駆動装置とを含む。
【0014】
本発明のさらにまた別の実施形態では、舗装面に舗装合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めて、舗装を形成するためのスクリードとを有する舗装機械を用いて、舗装を形成する方法は、1つ以上のセンサーを用いて、スクリードによる舗装の締固めの際に、舗装の密度を監視すると共に、密度に対応する出力信号を提供するステップと、出力信号を用いて、舗装の形成時にスクリードが舗装に及ぼす力を調節することにより、所望の舗装密度を達成するステップとを含む。
【0015】
本発明の一態様において、一体型舗装システムは、
舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナと、
舗装機械とを含み、
ポータブル舗装合材コンテナは、舗装機械に積載され、
舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナから舗装合材を排出し、
舗装機械は、舗装合材を舗装面に散布して締め固める。
【0016】
好ましくは、舗装機械は、コンテナから舗装合材を排出するために、ポータブル舗装合材コンテナの少なくとも1つのドアを開放する。
【0017】
好ましくは、舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナが舗装機械に積載されると、ポータブル舗装合材コンテナを受けると共に、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷する1つ以上のコンベヤーセクションと、ポータブルコンテナから舗装合材を排出する合材排出セクションとをさらに含む。
【0018】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナが舗装機械に積載されると、コンテナを受けるコンテナ積載コンベヤーセクションと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するコンテナ除荷コンベヤーセクションとを含む。
【0019】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナが舗装機械に積載されると、コンテナを受けるコンテナ積載コンベヤーセクションと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するコンテナ除荷コンベヤーセクションとを含み、コンテナ積載コンベヤーセクションとコンテナ除荷コンベヤーセクションの間に合材排出セクションが配置される。
【0020】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナが舗装機械に積載されると、コンテナを受けるコンテナ積載コンベヤーセクションと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するコンテナ除荷コンベヤーセクションとを含み、コンテナ積載コンベヤーセクションとコンテナ除荷コンベヤーセクションの間に、合材排出セクションが配置されており、コンテナ積載コンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナを合材排出セクションに運搬し、合材排出セクションは、ポータブル舗装合材コンテナをコンテナ除荷セクションに運搬する。
【0021】
好ましくは、舗装機械は、ハイウェイ速度で自己搬送するための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中に現場内搬送するための無限軌道を備える第2駆動装置とを含む。
【0022】
好ましくは、舗装機械は、舗装面に合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めるためのスクリードと、ハイウェイ速度での自己搬送のための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中の現場内搬送のための無限軌道を備える第2駆動装置とを含み、無限軌道、スクリード、及びオーガーを下げることによって、無限軌道を地面と接触させると共に、スクリード及びオーガーを舗装作業に適した高さに配置する。
【0023】
好ましくは、舗装機械は、舗装面に合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めるためのスクリードと、ハイウェイ速度での自己搬送のための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中の現場内搬送のための無限軌道を備える第2駆動装置とを含み、無限軌道、スクリード、及びオーガーを同時に下げることによって、無限軌道を地面と接触させると共に、スクリード及びオーガーを舗装作業に適した高さに配置する。
【0024】
好ましくは、舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載する。
【0025】
好ましくは、舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷する。
【0026】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載する。
【0027】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するベルト又はチェーンドライブを含む。
【0028】
好ましくは、1つ以上のコンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するベルト又はチェーンドライブを含む。
【0029】
好ましくは、コンテナ積載コンベヤーセクションは、地面から上方に向かうように傾斜しており、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するために、ポータブル舗装合材コンテナの下に配置することが可能である。
【0030】
好ましくは、コンテナ除荷コンベヤーセクションは、舗装機械から地面へと下方に向かうように傾斜しており、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷する。
【0031】
好ましくは、1つ以上のドアが、ポータブル舗装合材コンテナの底部に設けられ、1つ以上のドアは、合材を排出するために開放される。
【0032】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナは、収縮した形状及び伸長した形状を備える。
【0033】
好ましくは、一体型舗装システムは、舗装面上に一定間隔で配置された複数のポータブル舗装合材コンテナをさらに含み、該間隔は、複数のポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される。
【0034】
好ましくは、一体型舗装システムは、電波方式認識チップを備えた複数のポータブル舗装合材コンテナをさらに含み、複数のポータブル舗装合材コンテナは、複数のポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される間隔を置いて、舗装面に配置される。
【0035】
好ましくは、gps追跡装置を備えた複数のポータブル舗装合材コンテナをさらに含み、複数のポータブル舗装合材コンテナは、複数のポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される間隔を置いて、舗装面に配置される。
【0036】
好ましくは、一体型舗装システムは、別のポータブル舗装合材コンテナをさらに含み、舗装機械は、ポータブル舗装合材コンテナと別のポータブル舗装合材コンテナとを同時に積載している。
【0037】
好ましくは、一体型舗装システムは、別のポータブル舗装合材コンテナをさらに含み、ポータブル舗装合材コンテナが、コンテナ積載コンベヤーセクションに積載され、別のポータブル舗装合材コンテナは、合材排出セクションに積載される。
【0038】
本発明の別の態様では、舗装を形成する方法は、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップであって、コンテナ積載コンベヤーセクションは、ポータブル舗装合材コンテナが舗装機械に積載されると、コンテナを受けるステップと、
舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションに排出するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップと、
舗装機械を用いて、舗装面に舗装合材を散布した後、締め固めるステップとを含む。
【0039】
好ましくは、舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから排出するステップは、舗装機械を用いて、ポータブル舗装合材コンテナの少なくとも1つのドアを開放することにより、コンテナから舗装合材を放出するステップを含む。
【0040】
好ましくは、合材排出セクションは、コンテナ積載コンベヤーセクションとコンテナ除荷コンベヤーセクションの間に配置される。
【0041】
好ましくは、合材排出セクションは、コンテナ積載コンベヤーセクションとコンテナ除荷コンベヤーセクションの間に配置され、コンベヤーを含み、方法は、コンテナ積載コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを合材排出セクションに運搬するステップ、及び合材排出セクションのコンベヤーを用いて、ポータブル舗装合材コンテナをコンテナ除荷コンベヤーセクションに運搬するステップをさらに含む。
【0042】
好ましくは、上記方法は、ハイウェイ速度で舗装機械が自己搬送するための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中に舗装機械が現場内搬送するための無限軌道を備える第2駆動装置とを使用するステップをさらに含む。
【0043】
好ましくは、舗装機械は、舗装面に合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めるためのスクリードと、ハイウェイ速度での自己搬送のための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中の現場内搬送のための無限軌道を備える第2駆動装置とを含み、上記方法は、ハイウェイ速度での自己搬送の後、無限軌道、スクリード、及びオーガーを下げることによって、無限軌道を地面と接触させると共に、スクリード及びオーガーを舗装作業に適した高さに配置するステップをさらに含む。
【0044】
好ましくは、舗装機械は、舗装面に合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の合材を締め固めるためのスクリードと、ハイウェイ速度での自己搬送のための路面用車輪を備える第1駆動装置と、舗装作業中の現場内搬送のための無限軌道を備える第2駆動装置とを含み、上記方法は、ハイウェイ速度での自己搬送の後、無限軌道、スクリード、及びオーガーを同時に下げることによって、無限軌道を地面と接触させると共に、スクリード及びオーガーを舗装作業に適した高さに配置するステップをさらに含む。
【0045】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップは、舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップを含む。
【0046】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップが、舗装機械の除荷コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップを含む。
【0047】
好ましくは、除荷コンベヤーセクションはベルト又はチェーンドライブを含み、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップが、除荷コンベヤーセクションのベルト又はチェーンドライブを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップを含む。
【0048】
好ましくは、コンテナ積載コンベヤーセクションはベルト又はチェーンドライブを含み、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップが、コンテナ積載コンベヤーセクションのベルト又はチェーンドライブを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップを含む。
【0049】
好ましくは、合材排出セクションが、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションに運搬するベルト又はチェーンドライブを含む。
【0050】
好ましくは、コンテナ積載コンベヤーセクションは、地面から上方に向かうように傾斜しており、舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションにポータブル舗装合材コンテナを積載するステップは、コンテナ積載コンベヤーセクションをポータブル舗装合材コンテナの下に配置するステップ、並びにコンテナ積載コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップを含む。
【0051】
好ましくは、コンテナ除荷コンベヤーセクションは、舗装機械から地面へと下方に向かうように傾斜しており、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップは、コンテナ除荷コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップを含む。
【0052】
好ましくは、1つ以上のドアが、ポータブル舗装合材コンテナの底部に設けられ、舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから排出するステップは、舗装機械を用いて、1つ以上のドアを開放することにより、舗装合材をコンテナから放出するステップを含む。
【0053】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナは、収縮した形状及び伸長した形状を備え、上記方法は、舗装機械を用いて、ポータブル舗装合材コンテナを収縮するステップをさらに含む。
【0054】
好ましくは、上記方法は、舗装面上に一定間隔で複数のポータブル舗装合材コンテナを配置するステップを含み、該間隔は、ポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される。
【0055】
好ましくは、複数のポータブル舗装合材コンテナを設け、複数のポータブル舗装合材コンテナは電波方式認識チップを含み、上記方法は、電波方式認識チップを用いて、複数のポータブル舗装合材コンテナを舗装面上に一定間隔で配置するステップを含み、該間隔は、複数のポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される。
【0056】
好ましくは、複数のポータブル舗装合材コンテナを設け、複数のポータブル舗装合材コンテナはgps追跡装置を含み、上記方法は、gps追跡装置を用いて、複数のポータブル舗装合材コンテナを舗装面上に一定間隔で配置するステップを含み、該間隔は、複数のポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される。
【0057】
好ましくは、上記方法は、舗装システムに、ポータブル舗装合材コンテナと、別のポータブル舗装合材コンテナとを同時に積載するステップをさらに含む。
【0058】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップは、別のポータブル舗装合材コンテナが合材排出セクションに位置している間に、ポータブル舗装合材コンテナをコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップを含む。
【0059】
好ましくは、舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションに排出するステップは、舗装機械を用いて、舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから排出するステップを含む。
【0060】
好ましくは、舗装面上に一定間隔で複数のポータブル舗装合材コンテナを配置するステップにおいて、該間隔は、ポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定されるものであり、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップは、舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップを含み、また、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップは、舗装機械の除荷コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップを含む。
【0061】
好ましくは、舗装面上に一定間隔で複数のポータブル舗装合材コンテナを配置するステップにおいて、該間隔は、ポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定されるものであり、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションに積載するステップは、舗装機械のコンテナ積載コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップを含み、また、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械の除荷コンベヤーセクションから除荷するステップは、舗装機械の除荷コンベヤーセクションを用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップを含む。
【0062】
好ましくは、複数の凸部又は凹部を備えたコンテナ積載コンベヤーセクションと、複数のポータブル舗装合材コンテナを設け、複数のポータブル舗装合材コンテナは、複数のポータブル舗装合材コンテナの底部に設けられた複数の凸部又は凹部を含み、上記方法は、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載する目的で、コンテナ積載コンベヤーセクションの凸部又は凹部が、複数のポータブル舗装合材コンテナの底部の複数の凹部又は凸部と嵌合するステップをさらに含む。
【0063】
好ましくは、複数の凸部又は凹部を備えたコンテナ積載コンベヤーセクションと、複数のポータブル舗装合材コンテナを設け、複数のポータブル舗装合材コンテナは、複数のポータブル舗装合材コンテナの底部に設けられた複数の凸部又は凹部を含み、上記方法は、ポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定される一定間隔で、複数のポータブル舗装合材コンテナを舗装面上に配置するステップと、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載する目的で、コンテナ積載コンベヤーセクションの凸部又は凹部が、複数のポータブル舗装合材コンテナの底部の複数の凹部又は凸部と嵌合するステップをさらに含む。
【0064】
本発明の別の態様によれば、舗装合材を運搬する装置は、
伸縮自在に接続され、これにより、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナに、伸長した形状と収縮した形状とを付与しうる2つのエンドキャップ及び1つの中央セクションと、
エンドキャップの少なくとも1つに設けられた少なくとも1つのドアとを有する、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナを含む。
【0065】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナは、6つの壁を有し、ほぼ箱型の形状を呈する。
【0066】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナは、熱損失を低減するために断熱されている。
【0067】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナの底部は、面取り縁を含む。
【0068】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナの底部は、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナを支持する複数の凸部を有する。
【0069】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナの底部は、底部の向かい合う縁に沿って線状に延在すると共に、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナを支持する複数の凸部を含む。
【0070】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナの底部は、複数の凹部を有する。
【0071】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナの底部は、底部の向かい合う縁に沿って線状に延在する複数の凹部を有する。
【0072】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナは電波方式認識チップを含む。
【0073】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナはgps追跡装置を含む。
【0074】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナは、少なくとも1つのドアを備える底部を含む。
【0075】
好ましくは、再利用可能な収縮可能ポータブル舗装合材コンテナは、エンドキャップの少なくとも1つの設けられている少なくとも1つのドアを含む。
【0076】
好ましくは、ポータブル舗装合材コンテナはその内部に、舗装材料を少なくとも1つのドアに向ける傾斜した舗装合材分岐手段を有する。
【0077】
本発明の別の態様によれば、舗装面に舗装合材を散布して締め固める装置は、
合材排出セクションと、
舗装面に舗装合材を散布するためのオーガーと、
舗装面上の舗装合材を締め固めるためのスクリードと、
ハイウェイ速度で自己搬送するための路面用車輪を含む第1駆動装置と、
舗装作業中に、現場内搬送するための無限軌道を含む第2駆動装置とを含む。
【0078】
好ましくは、無限軌道、スクリード、及びオーガーは、第1位置及び第2位置を有しており、第1位置は、第2位置に対して高い位置にあり、無限軌道、スクリード、及びオーガーを第2位置に下げることによって、無限軌道を地面と接触させると共に、スクリード及びオーガーを舗装作業に適した高さに配置する。
【0079】
好ましくは、舗装機械は、ハイウェイ速度での自己搬送中は舗装機械の前部に向かい、また舗装作業中の現場内搬送の場合には舗装機械の後部に向けて配置されるオペレーターの制御インターフェースをさらに含む。
【0080】
本発明の別の態様によれば、舗装面に舗装合材を散布するためのオーガーと、舗装面上の舗装合材を締め固めて、舗装を形成するためのスクリードとを含む舗装機械を用いて、舗装を形成する方法は、
1つ以上のセンサーを用いて、舗装がスクリードにより締固められている際に舗装の密度を監視すると同時に、密度に対応する出力信号を提供するステップと、
出力信号を用いて、舗装が形成される際に舗装にスクリードが及ぼす力を調節することによって、所望の舗装密度を達成するステップとを含む。
【0081】
好ましくは、舗装機械は、出力信号を受信し、スクリードによって及ぼされる力を自動的に調節する1つ以上の電子装置をさらに含む。
【0082】
好ましくは、舗装機械は、密度読取り値を示すディスプレイをさらに含む。
【0083】
本発明の別の態様によれば、舗装を形成する方法は、
舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、
舗装機械を用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に自己積載するステップと、
舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションへと排出するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するステップと、
舗装機械を用いて、舗装面に舗装合材を散布した後、締め固めるステップとを含む。
【0084】
本発明の別の態様によれば、舗装を形成する方法は、
舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に積載するステップと、
舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションへと排出するステップと、
舗装機械を用いて、ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から自己除荷するステップと、
舗装機械を用いて、舗装面に舗装合材を散布した後、締め固めるステップとを含む。
【0085】
本発明の別の態様によれば、舗装を形成する方法は、
舗装を形成するための舗装合材を含む複数のポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、
舗装面に一定間隔でポータブル舗装合材コンテナを配置ステップであって、該間隔は、ポータブル舗装合材コンテナの舗装合材によって形成される舗装の量に応じて寸法決定されるステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械に積載するステップと、
舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションへと排出するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するステップと、
舗装機械を用いて、舗装面に舗装合材を散布した後、締め固めるステップとを含む。
【0086】
本発明の別の態様によれば、舗装を形成する方法は、
舗装を形成するための舗装合材を含むポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、
舗装を形成するための舗装合材を含む別のポータブル舗装合材コンテナを供給するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナと、別のポータブル舗装合材コンテナとを舗装機械に同時に積載するステップと、
舗装合材をポータブル舗装合材コンテナから舗装機械の合材排出セクションへと排出するステップと、
ポータブル舗装合材コンテナを舗装機械から除荷するステップと、
舗装機械を用いて、舗装面に舗装合材を散布した後、締め固めるステップとを含む。